2010年08月30日

GOLD 8

『母親失格−サヨナラ子供たち』

早乙女悠里(天海祐希)は、秘書の新倉リカ(長澤まさみ)をともなって
絵画展会場を訪れる。
「ごっこよ。
 子どもの頃のお人形さんごっこのようなものなの。
 私と朋の関係は。」
「はい・・。」
「それを覗き見るなんて犯罪よ。
 お陰で恥ずかしくて、もう朋君ごっこ出来ないじゃない。」
「まだリカちゃんごっこがあるじゃないですか!」
「え?そう?」
「はい!」
「悪いけど一人でやって。」
「そんなぁ。」
「そんなぁ。」

そこへ、画家・笠原真理恵(倍賞美津子)がやって来た。
「お花、どうもありがとう。」
「いいえ。
 紹介するわ。パリで活躍していらっしゃる、画家の笠原先生。」
「素敵な絵ですよね!私、さっきから感動しっぱなしで。」とリカ。
「200万でお譲りするわ。」
「200!?」
「そんなに気に入ってくださったのなら。 
 買い手も付き添うだけど、あなたを優先的に。」
「すいません、今、持ち合わせがなくって。」

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ホタルノヒカリ2 第八夜

『干物女の両家顔合せ』

高野部長(藤木直人)が帰宅すると、台所のテーブルの上に大きなダンボール箱。
差出人は『雨宮影郎、瀬美』。
「田舎のご両親からか。」
箱に軽くお辞儀をする高野。
畳の上には箱の中に入っていたらしきものが散らばっている。
「名産品のお菓子、酒のつまみも送っていただいたのか。
 ・・・あ?日本酒!?」

縁側ではホタル(綾瀬はるか)がゴロンと横になっている。
「ビール党の女が、日本酒を飲むとどうなる?」

酒を飲み、眠ってしまっていたホタルが目を覚ます。
「つまりー、人が人を好きになるということは・・
 どういうことか。
 人固有の精神が働き・・・」

「哲学的思考に入ってる!キョワイ!!」

「あー、そいでー、人を好きになってー、恋愛して、
 そいで結婚して。
 結婚ねー。
 結婚しなくても、人は生きていけるのに。
 なんだかー、こうやって考えてみると・・」

「まさか、面倒臭くなったか?」

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2010年08月23日

GOLD 7

『号泣! 最愛のわが子を失う母親−衝撃の三男の秘密』

ベストジュエリー賞を受賞した早乙女悠里(天海祐希)は、
秘書の新倉リカ(長澤まさみ)と長男の洸(松坂桃李)を
ともなって受賞式に出席する。

「早乙女悠里です。
 このような賞を頂きますと、私もまだまだ、母として
 だけではなく、女として生きられると、何か勇気と希望を
 与えられて、とても嬉しく思っております。
 1億円のダイヤですって。似合ってるかしら?」
会場からの拍手。
「ありがとうございます。」

その席で洸は、世界的な宝石商・神代洋治(名高達男)に出会い、
彼の娘である沙織(佐藤めぐみ)と麻衣子(南沢奈央)を紹介される。
それは悠里が、見合いのような意味でセッティングしたものらしい。
華やかな沙織と、どこか地味な印象の麻衣子。
悠里は微笑みながら麻衣子を見つめるが、どうやら洸は、
姉の沙織のことを気に入ったようだった。

そのようすを見ていた神代は、若いから仕方ないのかも
しれないが残念だ、と言い出す。
洸には女を見る目がない――神代はそうつぶやいた。

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2010年08月22日

ホタルノヒカリ2 第七夜

『干物女 秘密のドキドキ』

「恋愛から遠ざかっていた私からは、
 信じられないような成長っぷり。

 そしてもう一つ。
 若い男に、コクられました。
 若い男に言い寄られるなんて、何年ぶり!?

 ダメ!ダメダメ!ダメよ!!
 
 でも、私の様な女にとって、
 滅多に無い、出来事。
 恋愛の神様、ほんの一瞬・・いい気になっても・・
 いいです、か?

 若い男と、あまり若くない男。
 二人の男に愛されてる、
 あ・た・し!」


「おはよう。」
洗面所の鏡を見つめながら笑うホタル(綾瀬はるか)に
高野(藤木直人)が声を掛ける。

「あまり若くないほうの男!」

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2010年08月14日

GOLD 6

『DNA鑑定の結果は? 娘を狙う男の真実-愛を亡くした運転手の悲劇』

宇津木洋介(綾野剛)が待つ場所に向かいながら、
早乙女悠里(天海祐希)は、亡兄・修一(水上剣星)の言葉を
思い起こす。

「家族は励みになるっていうけど、俺はちょっと違うかな。
 頑張れるだろうけど、戦うことは出来ないだろ?
 だから、子ども出来たらバトンを渡すってことじゃないかな。
 もう俺はいいから、その子が戦えるように。」


「僕は約束を守りましたよ。
 晶ちゃんを家に帰した。」と宇津木。

悠里は宇津木を見つめながら、兄の言葉を思い起こす。

「子ども?どっちが欲しいかって?
 俺は早乙女の長男だから。
 ま、そういうの抜きにしても、
 やっぱりキャッチボールしたいじゃん。
 息子とはさ。」


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2010年08月13日

ホタルノヒカリ2 第六夜

『結婚白紙!?ほっとく大作戦』

「結婚はやめよう」と部長(藤木直人)に言われてしまった
ホタル(綾瀬はるか)。
「あの夏の日のことを、覚えてるか? 
 君が恋をしたあの夏。
 久しぶりの恋だと言った。
 あ、相手の名前覚えているか?」
「・・・マコト君です。」とホタル。
「上の名は?」
「・・・えっと・・」
「そんな風に、付き合っていた人の名前もすぐに思い出せない
 ような、干物女の君が恋をしたあの夏。
 俺は、それを、側で見ていた。
 恋愛から遠ざかっていた君が、些細な事で、泣いたり笑ったり、
 忙しかった。
 いつも一生懸命だった。」
「でも、上手くいきませんでした。」
「でも、一生懸命な君が、可愛かったよ。」
「・・・」
「頑張っている君を、愛しいと思った。」
「ぶちょお・・」
「今は違う。
 無理をさせてるんじゃないかと。」
「え?」
「結婚に向けて頑張っている君を見ると、
 無理をさせていると思ってしまう。」
「どうして、そんな。」
「結婚しようと言い出したのは、君じゃない。
 俺が言い出したことだ。
 恋愛と違って、結婚なら君を落ち着かせてあげられるんじゃ
 ないかと。
 君のいない3年間、君を思って俺が考えたことだ。
 でも、それが結局、君を振り回すようなことになってる。」
「そんなこと、ないですよ。」
「君は、俺に言われるまで、結婚なんて考えたこともなかったろ?」
「・・・」
「俺が言わなきゃ、君は結婚に向かうことはなかった。」
「・・・」
「もう、結婚という言葉に縛られるのはよそう。
 ありのままの君でいい。」
「・・・」
「結婚はやめよう。君の為に。」
「・・・でも、」
「やめたからと言って、同居を解消するわけじゃないから。」
「一緒に、いてもいいの?」
「いいよ。」
「変わらず、一緒にいてもいいんですね?」
「ああ。」
「・・・」

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2010年08月10日

GOLD 5

『真夏のプールサイド〜母は長男を抱いた 愛する兄の死の真相』

早乙女悠里(天海祐希)は、クレーマーだった丹羽聖子
(エド・はるみ)とすっかり親しくなっていた。

社長室、電話で聖子と話す悠里。
「お仕事は?何してるの?」
「・・クリーニング業です。」
「クリーニング屋さん?」
「ええ・・いくつか、チェーンで経営していて。」
「そう。じゃあ私と一緒。仕事もあるから大変ね。」
「忙しさにかまけて、息子に目配りが足りなかったのかも。」
「今更育て方がどうだったなんて悩んでも仕方ないわよ。
 これから、とにかくその、息子さんの部屋?」
「開かずの間。」
「そう。その、開かずの間から、表に出さないといけないわね。」
「でも、私の言うことなんか聞かないの。」
「旦那さんは?」
「離婚して。」

悠里のことを心配していた蓮見丈治(反町隆史)は、秘書の
新倉リカ(長澤まさみ)に、電話の相手について調べるよう依頼する。
悠里も、次男の廉(矢野聖人)や長女の晶(武井咲)のことで
悩んでいて、引きこもりの息子のことで悩んでいるらしい
電話の相手と痛みを共有したいと思っているのではないか、と
丈治は考えたのだ。

「それって私にスパイになれってことですか!?」
「大袈裟だよ。
 相手の電話は履歴でわかるだろうし、名前は何気に
 悠里から聞きだせるだろ?」
「何気・・ですか・・。」
「君は不安じゃないのか?
 クレーマーだったんだよ。本来無視するべきなのに、
 悠里のやつどうかしてると思わないか?」
「それは・・・」

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2010年08月08日

ホタルノヒカリ2 第五夜

『干物女の主婦力』

「ドキューン!キキキーッ!伏せろ!ズバーン!
 あらぁ、ゴルゴちゃん、人殺しちゃダメよー。
 あらー、又殺しちゃったー。」
縁側で横になり、『ゴルゴ13』を声を出しながら読む
ホタル(綾瀬はるか)。

そんなホタルに呆れる高野部長(藤木直人)。
瀬乃(向井理)から突然ホタルへの想いを打ち明けられたことを
思い浮かべ、
「あんな女に惚れる男がいるなんて…
 !!
 いるよここにも!!」

と複雑な気分。

「アホ宮。
 映画を見て洒落たレストランで食事をし、夜景の見える
 バーに行きたいという件について日程を調整した結果を伝える。」
「は?」
「いや行きたいと言ったろ?」
「あー、そういえば・・」
「残念ながら当面は忙しくて連れていきそうもない。
 しかし、必ず連れていくから、見たい映画を調べて、
 第三希望まで考えておくように。」
「めんどうがくさいなー。」
「めんどうが臭いのは君の顔だ!」
「はぁっ!?」
「はぁっ!?」
「あ、そうだ!」

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2010年08月03日

GOLD 4

『焼かれた人形−子を亡くした全ての母へ 二人の母親の絆』

テレビ番組『深夜の討論BATTLE』。
いじめ、学級崩壊について熱く語り合う参加者たち。
それを静かに聞いていた早乙女悠里(天海祐希)は意見を求められると、
「こうした討論は今まで何度も繰り返されてきたなって。
 ということは、結局誰も解決方法を見つけることが
 出来ないんだと。永遠になくならない。
 人間の他者を傷つける習性に対してと。」
と答える。
「そう言わずに、何かありませんか?」
「まず・・・小、中の私立学校を全て撤廃することでしょうか。
 経済的環境や、生い立ちの違う子どもを、同じ学校に通わせるんです。」
「あなたね、そんなこと無理ですよ。
 親はね、なるべく評判の良い安心感のあるところに通わせたい
 わけですから。」
「無理ですよ。
 でも、学力、親の経済力が同じような子供を、同じところに
 行かせるから起こる問題のような気がするんです。」
「というのは?」
「リーダーが見つかりづらいんです。
 昔は、勉強は出来なくてもガキ大将のような子がいました。
 もちろんいじめはあったでしょうが、それは、親分が子分に
 ならせるための通過儀礼のようなものです。
 関係が決まれば、親分は子分を守る立場になりました。
 そうして、秩序は作られたんです。」
「つまり、義務教育は、全公立校にするべきだと?」
「もっと、子ども達を思春期まで雑多に生活させることによって
 カリスマ性のある、子どもを生み出すことが必要じゃないですか?
 愛すべきボスザルですよ!」
「それが、ビーチャイ?」
「はい。究極の、ビューティフルチャイルドです。」

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2010年08月01日

ホタルノヒカリ2 第四夜

『干物女のラブラブメール』

高野部長(藤木直人)とホタル(綾瀬はるか)が家でくつろいでいる
ところに、瀬乃(向井理)と美香(臼田あさ美)が訪ねてきた。
大慌ての2人はとりあえず瀬乃たちを家にあげる。
「雨宮とは、ひょんなことから不本意な同居を余儀なくされたが、
 まあ、紆余曲折あって、現在は互いの同意のもと、
 結婚を視野に入れた同居と相成ってる。
 対外的には、まだ正式発表の段階には至ってないため、
 公にすることは控えているので、そのあたりを考慮して
 もらえると幸いだ。
 以上。」
「・・・以上。」とホタル。
「・・・なーんか会社で会議しているみたいなんですけど。
 つまり、部長とそういう関係って解釈でいいのかな。」と瀬乃。
「そういう、関係?」
「いや男と女。」
「あ、まだ、そういう関係じゃありません。」
「じゃ、どういう関係?」
「今説明したとおり、」と高野。
「雨宮に聞いているんです。
 部長のこと好きなんだ。つか本当に好きなの?」
「・・・え?本当・・って?
 好きに、本当とか、嘘とか、あるの?」
「だから、本気で好きなのかってこと。なんかピンとこないんだよなー。」
「もう、瀬乃さん、行きましょう。
 なんか、突然すみませんでした。
 ほら瀬乃さん、行きましょう。」と美香。
「うん・・。」

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