2011年01月31日

冬のサクラ 第3話

『夫の復讐…暴かれた嘘』

萌奈美(今井美樹)がバスターミナルから自宅に戻ると、航一(高嶋政伸)が
玄関に突っ立って待っていた。
「どこ行ってたんだ。」
「・・・明日の朝の玉子買い忘れちゃって、コンビニに行ったんだけど、
 売切れてたの。」
萌奈美は咄嗟に嘘をつきごまかすと、祐がくれた携帯の番号を書いたメモを
ゴミ箱に捨てるのだった。

「私は、心にかすかな痛みを感じながら
 これで良かったのだと、自分に言い聞かせました。」


その日の夜中、航一は萌奈美の財布の中、バッグの中、引出しの中を
チェックする。愛人・理恵に萌奈美は山形で何かあったのでは、と
言われたことが気になっていたのだ。
デジカメには、山形で撮影した写真のほかに、ガラス細工の鳥の写真と
啓翁桜の写真。
「日付が・・・昨日?
 なんだ?これは・・・。」

「それでも、あの写真だけを消せなかったのは、
 すべてを消してしまうのが、あまりに悲しく思えたから。」


続きを読む
タグ:冬のサクラ
17:54 | CM(0) | TB(0) | 冬のサクラ | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月30日

美しい隣人 第3話

『ついに暴かれる過去…隣の女の正体』

深夜、沙希(仲間由紀恵)は真っ暗な部屋の窓から絵里子(檀れい)に向かって
手招きをする。
戸惑いながら、沙希の家のインターホンを押そうとする絵里子。
すると、玄関の戸が勢いよく開く。
「何か、びびってたでしょ?」沙希が屈託のない笑顔を見せる。
「ああ・・・逆光だから、顔が良くわからなくて、
 本当に沙希さんかなって。」
「ここにいるのは私に決まってるじゃない。」
「ああ・・・そうよね。」

リビング
「やっと片付いたの。」
「素敵!」
「そりゃまあ、プロですから。」
笑いあう二人。
「あ!」
絵里子はパソコンの画面に『ERIKOのホタル日誌』が表示されていることに気づく。
「私ファンなの。この街に引っ越そうと思って調べてるとき、
 このブログ知ったの。」
「じゃあ、私に会う前から?」
「ううん。だって、顔とかははっきり出てないでしょ?
 すぐには分からなかった。
 でもね、気を付けた方がいいよ。
 あんまり詳しく自分のこと書いちゃうと・・・」
「うん。気を付けてる。
 大丈夫。私なんて有名人でもないし。」
「わかんないわよ。
 座って。」
「うん。」

続きを読む
タグ:美しい隣人
18:48 | CM(2) | TB(2) | 美しい隣人 | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月27日

大切なことはすべて君が教えてくれた 第2話

『女の闘い』

上村夏実(戸田恵梨香)と柏木修二(三浦春馬)は、共通の友人でもある
ウエディングプランナーの東堂さやか(篠田麻里子)と相談しながら
結婚式の準備を進めていた。
「招待状どうする?
 こっちで出すことも出来るけど。」とさやか。
「駄目。二人で郵便局に持ってく。
 二人で並んで、せーの、で出すの。」と夏実。
「へー。意外。
 そういうのこだわらないタイプかと思ってた。」とさやか。
「二人の未来が決まる瞬間でしょ?
 腹くくったか確認できんのよ。」
「・・・あ、試されてんの?」と修二。
「このガツガツいく感じかなー。」とさやか。
「何よ。」と夏実。
「私に足りなかったものは。」
「まあ、それもあるかもね。
 修二は首にリードつけておかないと動かない子だから。
 あっ。」玉ねぎを落とす夏実。
「俺は子犬かっと。
 玉ねぎがかわいそうだよ。」
「ごめん。」
「はい。」
「ありがと。
 あ、修二。あのボール取って。」

続きを読む

2011年01月24日

冬のサクラ 第2話

『夫の裏切りと死の宣告』

祐(草g剛)は萌奈美(今井美樹)を診察した担当医から、萌奈美の病状を知らされる。
最悪の場合、命にかかわる状態だった。

「あなたがそれを知った頃、
 私は、元いた場所へと戻っていました。」


娘を送り出したあと、無言で食事を取る航一(高嶋政伸)に気を遣いながら
話しかける萌奈美。
「・・・嘘ついて山形へ行ったことは、反省しています。」
「・・・」
「ちょっと息抜きのつもりだったの。
 本当にごめんなさい。」
航一が乱暴にテーブルを叩く。
「・・・卵、ちょっと焼き過ぎたね。」
「・・・」
萌奈美に微笑み、席を立つ航一。
目玉焼きはフォークで潰されていた。

「桜の思い出を、胸の奥にしまい込んで。」


一人きりになると、萌奈美は籠の中のカナリアを見つめ・・・。

続きを読む
16:14 | CM(0) | TB(1) | 冬のサクラ | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月23日

美しい隣人 第2話

『幸福を壊す女』

ある夜、絵里子(檀れい)は子供が溺れる夢をみ、飛び起きる。
絵里子の瞳には涙があふれていた。
慌てて二階の駿(青山和也)の部屋に行くと、駿の手を握り締め、
駿の頬にそっとキスをする。

その頃、慎二(渡部篤郎)が通う大阪のバーに再び沙希(仲間由紀恵)が現れた。
沙希は慎二に笑顔で会釈をすると、マスターに声をかける。
「いいお店なんで、また来ちゃいました。」
沙希を意識する慎二。

「じゃあ、ずっと一人暮らしですか?」と慎二。
「好きなんです。一人が。」
「あの・・・寂しくなることありませんか?つまらない質問ですけど。」
「ありますよ。
 ありますけど、一人が好きなんです。
 仕事を頑張って、ちゃんと自分の面倒を自分で見て、
 自分の時間を好きなように使って、
 そういうのが好きなんです。」
「結婚は、しないんですか?」
「多分、しないでしょうね。
 恋をしないとは言わないけど、結婚はしない。」
「かっこよすぎじゃないですか?それ。」
「かっこいいですか?」
「ええ。ねえ。
 みんな多少は、そんなこと思っていても、
 つい、しちゃうもんね。」
慎二はマスターに同意を求める。

続きを読む
タグ:美しい隣人
20:35 | CM(0) | TB(2) | 美しい隣人 | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月20日

大切なことはすべて君が教えてくれた 第1話

『始まりの朝』
 
上村夏実(戸田恵梨香)は、私立明稜学園高等学校の英語教師。
中学までアメリカで暮らした経験を持つ夏実は、教師になることが夢だった。
1年生のクラス担任で、バスケットボール部の顧問を務めている夏実は、
明るく前向きで、サバサバとした性格ゆえ、生徒たちからも慕われていた。
 
柏木修二(三浦春馬)は、夏実の同僚で2年生のクラス担任を務める生物教師。
修二は、真面目で思慮深く、物事を真剣に考えるタイプで、常に自分の言葉で
生徒たちと接するその姿勢は、生徒はもちろん、保護者たちからも絶大な支持を得ていた。
 
高校・大学の同級生だった夏実と修二は、3ヵ月後に結婚式を挙げる予定だった。
結婚式は、ふたりの大学時代の同級生で、いまも夏実とルームシェアしている
人気ウエディング・プランナーの東堂さやか(篠田麻里子)が手がけることになっている。
夏実も修二も、同僚や生徒たちから結婚を祝福され、幸せを実感していた。

新学期が始まる朝8時、目を覚ました修二は目覚まし時計をチェックし飛び起きる。
上半身裸なことに少し驚く修二。
「ヤバイヤバイ。昨日いつ寝たんだ?
 シャワーだシャワーシャワー!・・・時間がない。ダメだ。」
急いで着替えた修二は、女性ものの服が脱ぎ捨ててあることに気づく。
ベッドを見ると、誰かが寝ている。
それは・・・見知らぬ若い女性だった。

続きを読む

2011年01月17日

冬のサクラ 第1話

『命をかけた最後の愛 運命の出会いは残酷な死へと…』

雪の降り積もる山形にある一軒家。
部屋につるした風鈴が鳴ると、ガラス職人をしている稲葉祐(草g剛)は、
介護が必要な母の部屋へ。
冷たくなった自分の手を息で温めたあと、母の手を優しく握りしめる。

「あなたは優しい人でした。
 一日一日を、大切に生きている人でした。」


今まで一度も恋をしたことがなかった祐は、雪の降り積もる山形に、
一人旅に出た女・石川萌奈美(今井美樹)とすれ違い、その美しさに目を奪われた。

「あの日、私があの町に向かったのは、
 真冬に咲く、桜があるという話に、心惹かれたから。
 でも今思えば、私はただ、広い空が見たかったのかもしれません。
 自由に空を飛べない、籠の中の鳥のように。」


その直後、萌奈美はバイクに乗った男にバッグをひったくられそうになる。
必死に抵抗する萌奈美を男は突き飛ばし、バイクで逃走。
萌奈美は頭を壁にい強打し倒れてしまう。

続きを読む
15:57 | CM(0) | TB(2) | 冬のサクラ | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月15日

デカワンコ FILE 1

『ライバルは警察犬』

都心のビルとビルの狭間に、転落死体が発見された。
警視庁捜査一課13係が現場に急行。
頼もしい刑事たちに混じって、
一人フリフリ衣装を身にまとった女の子が!?
彼女こそ、13係のお荷物・花森一子刑事(多部未華子)だった。
現場で誰にも相手にされない一子、
しかし彼女には特殊な能力があった。それは犬並みの嗅覚だった!!

被害者は社会派ネタ専門のフリージャーナリスト・難波浩二。
警察犬・ミハイル号によって、被害者が落とされたビルを特定。
さっそく13係がビルの屋上に上がってみる。
そこで一子は思いもよらない匂いを嗅ぐ。
「なんで?あの人の匂いが…!?」
一子は匂いの主を確かめるため、
捜査会議を抜け出しある人物の元を訪ねる。
その人物とは、警視庁のトップ・松田警視総監(伊東四朗)だった。
「まさか、総監が…!?」
真っ直ぐな正義感で権力にも恐れを抱かない一子。
そして事件は意外な方向へと向かっていく。」

公式HPより

続きを読む
23:52 | CM(1) | TB(4) | デカワンコ | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月14日

美しい隣人 第1話

『苦しむ女、苦しめる女』 

7月、東京郊外の矢野家の庭
おもちゃの飛行機で遊ぶ駿(青山和也)。
「プール!ママ、プールして!」
「今日はダメ。じいじとばあばとお祭りに行くんでしょ?」
家の中、掃除機を掛けながら母・絵里子(檀れい)が答える。
「プーーールーーー!!」
「だーめ。聞き分けのない子はパパに言うよ。」

二階ベランダ
洗濯物を干しながら、絵里子は息子に声をかける。
「駿ー。じいじの所に行く時ねー、
 ・・・駿?」

庭に戻った絵里子は、駿が立てかけたビニールプールに隠れていると思い、
声をかける。
「あらー。駿君がいなくなっちゃった。
 どこかなー。」
プールをどかしてみると、そこに駿はいない。
「駿?・・・駿・・・どこ!?」
庭には駿が遊んでいた飛行機が置いてあり・・・。

「絵里子さん!?」近所の主婦・関 加奈 (鈴木砂羽)が声をかける。
「駿が・・・」
「駿君いないの!?」
「・・・」

続きを読む
23:50 | CM(0) | TB(1) | 美しい隣人 | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月10日

任侠ヘルパー スペシャル

夏のある日。
若い女性相手に楽しそうに電話で話す袴田静枝、78歳。
相手の女性・ミクは、ペンを右手でくるくる回し、静枝の登録情報を見ながら、
話に付き合う。
登録情報には電話があった日、時間、料金、対応者、話の内容などが記録されており、
静枝はこの『安心ふれあいコール』というサービスを週に3、4回利用。
ほとんどミクが担当していた。
「あ、静枝さん、ごめんね。時間になっちゃった。」
「もう時間?・・そう。いつもあっという間ね。
 ねえミクちゃん。明日も電話してもいい?」
「もちろんですよ。
 ・・あ、そういえば静枝さん、今月分のお支払いがまだでしたね。」
「はいはい、・・今から郵便局に行ってくるから。
 おいくら?」
「今月は、合計で19万2千円になります。」
「・・そう・・ねえ。随分お話させてもらったのね。」
「入金が確認できれば、また明日もお話できますからね。
 ご利用ありがとうございました。ミクが承りました。」

電話が切れると、静枝はゆっくりと椅子から立ち上がろうとする。
「通帳・・・通帳・・・」
静枝はそのまま倒れてしまい・・・。

続きを読む
18:17 | CM(2) | TB(2) | 任侠ヘルパー | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする