2014年03月17日

明日、ママがいない 最終話

『私の名前を呼んで…最後までありがとう』

ポスト(芦田愛菜)は瞳(安達祐実)のために、彼女の亡くなった娘・愛として
朝倉(吉沢悠)の家に通い続けていた。

朝倉家
「ねぇ愛、これ見て。赤ちゃんの頃の愛。」
「…これ私?」
「そう。こんなに小さかったんだよ。
 ママもまだ若くて、周りからはね、子供が子供を産んだなんて言われちゃって。」
「フフフ。」
「フフフ。ママ童顔だもんね。」
「うん。それからね〜。あっ!これは、入園式の。」
「そう…。」
「…」
「ママ…?…ママ?ママ?」
「えっ?…どうしたの?愛。」
「ママ…。」
「愛。」

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2014年03月10日

明日、ママがいない 第8話

『少女が旅立つ時。子供たちの流す涙の訳』

ポスト(芦田愛菜)は朝倉(吉沢悠)の家に通い、ポストを亡くなった自分の娘・愛と呼ぶ
瞳(安達祐実)と共に日々過ごしていた。
瞳を「ママ」と呼ぶポスト。彼女の中で一つの幸せが流れ始める。

川島家でのお泊りの日。布団3組並べて眠る川島夫妻とドンキ(鈴木梨央)。
「私を生んだ時、痛くなかった?…痛かった?」
返事に戸惑う美鈴(大塚寧々)に川島(松重豊)は静かに頷く。
「フフっ。安産だったわよ〜。あなたはあの頃から、ママ思い。」
「でもね、大きな声で泣いてた。病院中に響き渡るぐらい大きな声で。」と川島。
「フフフ…。ハイハイしたり、立ったり、笑ったり。
 そのたんびに大喜びして、たくさん写真撮ってた。」
「初めてパパって呼ばれた時は泣いたな〜。」
「フフフ…泣いてた泣いてた。あなた幼稚園の入園式でも泣いてたじゃない。」
「えっ!?バレてたのか?」
「うん!フフフ…。」
「そして、9歳になりました。」
「まだ甘えん坊で、時々こうやって一緒に寝たがる。」
「私…2人の邪魔?」
「フフフ… 何言ってんだ。邪魔なもんか。」
「そうよ。そんなことあるわけないじゃない。」

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2014年03月03日

明日、ママがいない 第7話

『私のママでいい?』

ポスト(芦田愛菜)たちの担任教師が産休に入ることになり、新しい担任・
朝倉(吉沢悠)がやってきた。
「何か素敵じゃない?今度の先生。大人の魅力っていうか。」とピア美。
「ピア美は蓮くんじゃなかったの?」とボンビ。
「別腹でしょ。好きな人は1人じゃなきゃいけないの?そんなに息苦しい世の中なの?」
「でも先生指輪してるよ?結婚してるんじゃない?」とドンキ。
「あんた目ざといわね。」

公園のトイレ
「早くしろ!置いてくぞ!」とポスト。
おならの音。
「まだうんち出る〜。」とニッパチ。
「完全遅刻だよ…。」
オナラの音が続く。
ポストが上から覗いてみると…ニッパチ、オナラの音の真似をしていただけだった。
「まだうんち出る〜。」
「おい!お前幼稚園に行きたくないだけだろ。」
プ〜ッ。おならを真似た音。

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