2004年10月01日

あなたの隣に誰かいる 第10話

『大逆転!!』






「人が死ぬのは、心臓が止まる時じゃない。

 脳が止まる時でもない。

 人が死ぬのは、忘れられた時だ。

 愛した人のことを忘れずにいれば

 その人はいつまでも生き続ける。

 記憶の中でいつでも会えるのだ。

 だから死ぬことは・・・

 少しだけさよならすることだ。」薬で眠らせた志摩子と欧太郎にガソリンをかけ、

今、まさに火を放とうとした時・・・。

数馬の腕に手錠をかけ、家具に固定したのは・・・

愛子だった!

「死なない男も、これは困るんでしょ!

 あんたは一生牢屋に入るんだから!」愛子、高笑い。

もがく数馬は、愛子をとらえ首を絞める。

愛子が呼んだ警察が近づく。

数馬は窓ガラスを割り、その破片で自分を傷つけ

被害者の振りをする。



地下の棺から警察に助けられる梓。



止められた救急車。

そこから降りてくる、血だらけの鉈を持った数馬。



警察に解放してもらえない松本家の人々。

梓は、鈴の書いた絵を思い出し、鈴はここにいる、

鈴に呼ばれている!と欧太郎に訴える。

欧太郎は信じないが、志摩子は梓の言葉を信じ

警察の目を自分にひきつけ二人を逃がす。

松本家には人だかり。車田は駆けつけた里美に

「あなたの隣にも、誰かいるかもしれませんよ。」と言う。



鳥居のある場所を探す欧太郎と梓。

その様子を見つめる黒い影。

二人が離れ離れになった時、欧太郎は足を怪我、気を失う。

欧太郎を探す梓は、偶然黒い鳥居を発見。

その中に隠された鈴を見つける。

逃げ出そうとした時、数馬の姿を見つけ、二人は隠れる。

鈴の「お父さん!」と呼ぶ声が欧太郎に届いた。

だが、鈴の心の叫びを数馬も聞き逃さなかった。

数馬が一歩一歩近づいてくる。

その時欧太郎が数馬にタックル。

欧太郎の「梓、逃げろ!」という声に鈴は「お父さん!」と

欧太郎に駆け寄る。

動揺する数馬に欧太郎はタックル。

二人は崖から転げ落ち、数馬の胸を杭が突き刺さる。

車に戻る3人。そこを不死身の数馬が襲う。

その時、草間たちの通報で駆けつけた警官達の銃声。

数馬は射殺された。

草間は「俺の話を信じてくれてありがとう」と

星野刑事は、「私はあなたを信じただけです。」と言う。



全ての事件は澤村という殺人鬼の仕業。

過去の事件との関連性は何も取り合われず

里美は不満げだ。

彼女はノンフィクションに書いて発表すると草間に話す。

里美には見えなかった彼女の父の姿を見る草間。

柏木氏は、ツチハンミョウの標本を草間に示した。

草間がその箱を調べると、『蟲切丸』と書かれた切羽が

納められ、箱底には、「悪しき血を清める」と書かれていた。



欧太郎たちは、霧が丘を去ることにした。

引越し当日、車の中から家を振り返る梓は、

微笑を浮かべる母と兄の姿をみた。

鈴は、「バイバーイ!」と手を振った。



一年後。

松本家に集う、志摩子。車田家。三好家。

それを見つめる黒い人影。



ショッピングを楽しむ3人。そのあとを追う黒い影。

それは・・・草間だった。

草間は3人を見守っていたのだ。



草間の表情が険しくなる。数馬の姿を捕らえたのだ!

静かに近寄る草間。数馬は蟲切丸に気付くが

「僕を殺せば、人殺しになりますよ。

 誰もあなたの話を信じない。

 かつてあなたが、死刑判決を下したあの男のように。」

草間は、

「もしまだお前に人の心が残っているのなら、聞け。」

 人の死とはなんだ。

 死とは生きる為の糧だ。

 人は死ぬからこそ精一杯に生きようとする。

 川は流れてるからこそ美しくある。

 流れの止まった川の水はただ腐るだけだ。

 死ぬ事の無いお前は生きてなどいない。」

そんな草間に、数馬は

「年上に向かってお説教ですか?

 そんなことは、もう何百年も前から考え続けてきた。

 あなたにはわからない。

 ただ、あなたがこの世界からいなくなったあとも

 僕は行き続ける、ということだ。」という。

草間は、刀を抜き、刃を握り自分の血をつける。

それを見て慌てる数馬を、彼の周りに集まった

サキ・柏木ら10数人の霊たちが押さえつける。

「むし・・・けら」 草間、一突き。

倒れる数馬。耳から逃げ出す蟲を踏み潰す草間。

騒ぎに気付いた欧太郎は、草間は悪くない!と

警察に叫ぶが、草間は「何も言うな」と目で合図する。



取調室でも真実を語ろうとしない草間。

それを笑顔で見守る亡き妻。草間の目に涙が光る。



松本家の隣に新しい隣人が引っ越してきた。

稲葉と名乗る男。そしてその妻は・・・

琴音と瓜二つ!!

ぽか〜んと見つめる欧太郎に梓は、

「口、開いてるよ!」



あなたの隣にいる人は・・・!?



<<完>>




おもしろかった!!

泣いたり、大笑いしたり、こわかったり、驚いたり・・・

本当に面白かった!!

最終話。時計とTVを見比べながら

どうなるの、どうなるの??とドキドキ。(笑)



オープニング。蟲男のナレーションと共に描かれた

梓と駿介のシーン。美しかった!

二人は本当に愛し合っていたのですね。



冒頭のナレーション。

それが、蟲男の全てでした。



何百年もの間生き続けた蟲男が悟ったこと。

それは、死の本当の意味。

忘れられる、ということ。



永遠の命を得てしまった蟲男は、

愛する雪姫を永遠に死なせないため

愛する女性との子供を誘拐し、成長した頃迎えにきたのか。

それとも、もう何百年と同じことを繰り返すことで

本来の目的を見失ってしまったのか・・・。




第1話で、愛子に見とれる欧太郎に梓、「口、開いてるよ。」

そして最終話でも同じセリフ。(笑)

梓に、網川会長の口癖がうつってしまっていたり、

引っ越した松本家の新しい隣人は稲葉家だったり。

楽しかった!



私にとって今クール最高のドラマでした。

登場人物一人一人が個性的。

それぞれの気持ちが細やかに描かれ、感情移入しながら

楽しみました。
松本夫婦はもちろんですが、志摩子や樹里の心理が切なくて、

とくに樹里にも幸せになってほしかった。

役者さん達の演技の素晴らしさに、毎回のめり込んで

見ていました。



欲を言えば、「蟲姫物語」をオリジナルキャストで

見てみたいな〜。(笑)






ランキングに参加中!応援クリックよろしくお願いいたします。
人気blogランキング    TV Drama Ranking


この記事へのコメント
感想乙です。蟲男の恐ろしくも悲しいすべて・・・・・最後のやっぱり蟲女?
Posted by 蟹 at 2015年10月31日 21:43
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。