2005年03月03日

87% 第8回

『哀しすぎる現実・・・・私は負けない』

欠勤が多いことを理由に、突然会社側からクビを宣告された
晶子(夏川結衣)。
上司である剣崎(渡辺いっけい)に抗議するが、
「会社というのはそういうところなんです。」と剣崎。
「剣崎さんも同じ考えなんですか?」晶子がそう聞くと
「仕方がないことなんです。」と晶子の目を見ずにそう言う。
「納得できない。今仕事をなくしたら、本当に困るんです。」
そういう晶子に、「では、ご結婚でもされたらいかがですか?
 どなたかいらっしゃらないんですか?そういう方?」と剣崎。
「そういう人がいるんだったら、私だって苦労しません。
 もう若くもない、子持ちの女を、子供ともども養ってくれる
 人がいるんだったら、是非是非私の前に捨てれ来て下さい、所長!」
そんな晶子に、事務的に退職に関する書類を手渡す剣崎。
ケンケン、良い人だと思ったのに冷たい!
結婚発言は酷すぎるな〜、と思ったら・・・。
翌朝。
訪ねてきた弓子(杉田かおる)はリストラ反対という署名運動を、と
晶子に話を持ちかけるが、晶子は就職活動の準備をしていた。
「諦めるのはまだ早い!」という弓子に、
「少しでも早く次の仕事を見つけないと、本当に生活していかれなく
 なっちゃう。
 私ももうすぐ35。結構年齢制限とかって厳しいんだよね。」
事務関係を片っ端から受けてみる、と決意を語る晶子。
求人広告を見ていると、35才って一つの区切りなんですよね。
私自身、仕事を探している時もそれは感じました。
まして晶子はシングルマザー。そして治療を続けていく身体です。
その厳しさといったら、大変なものでしょう・・・。


転職の理由。前の会社を辞めた理由。自首退職なのか。
どの会社の面接でも聞かれる同じ質問に、
「今まで精一杯営業をやってきたので、今度は腰をすえて事務をやって
 みようと思って。」と答える晶子。

抗がん剤の副作用で、晶子の髪の毛が抜け始める。
晶子は髪を切り、かつらを買い求める。
女性には辛い選択ですね・・・。
一人寂しそうに家路への道を歩く晶子。
それでも玄関を開けると、「ただいま!」と元気に息子に声をかける。
「髪型変えた?」無邪気に聞く息子に
「気分転換に短くした。就職の面接とか、短い髪の方がやる気が
 あるように見えるかなーと思って。」と明るく答える晶子。

晶子の就職活動は難航していた。
「どうして転職を決意したんですか?」面接で尋ねられ
「またそれか・・・」とつい本音をつぶやいてしまう晶子。
気を取り直し「営業より事務のほうが向いているから」と面接を続ける。
ワークサポートにも登録するが、なかなか決まらない。

第三回抗がん剤投与。
「今日を含めてあと2回で終了。そのあとは聖和医大で放射線治療に
 入っていただきます。」そう説明する黒木医師(本木雅弘)。

食欲のない晶子を気遣う蒼太(川口翔平)
「ダイエットでもしようかなと思って。」と晶子はごまかす。

くじけそうになる自分の心に、「ネバー・ギブ・アップ!晶子。」と
エールを送りながら次の面接会場へ向かう晶子。

江梨子(相原七瀬)を呼び出した薫(酒井若菜)は黒木の妻のオペのことを
尋ねる。「そんなたいくつな話をするために私は呼び出されたワケ?」
二人の背後に偶然座っていた内山(田中要次)は、携帯に残されたメッセージで
自分の記事がボツになったことを知り、こう呟く。
「次はもっとスキャンダラスなネタを探しますよ。」
薫は江梨子に続ける。
「看護師の中には、医療ミスの隠蔽だと噂している人もいる。」
この薫の言葉が、その男の興味を引いた。
「江梨子さん、何があったか全部知っているんですよね?」
「知ってるよ。でも言わない。」江梨子はコーヒー代を置き 
「あなたは看護師なんでしょう?
 他人の過去を詮索するよりも、今目の前に居る沢山の患者さんの
 ことを考える方が大切なんじゃないかしら。」と言い、店を出ていく。
江梨子のあとを、あの男が追っていった。

晶子は次の面接で、「同じ質問」に「同じ答え」を答えていた。
面接が終わろうとしたとき、
「すみません、嘘をつきました。転職の理由です。
 自首退職じゃありません。リストラです。
 病欠が多いから、というのが理由です。
 乳がんになったんです。
 幸い早期だったので、手術をして、悪いところは全部取って
 もらいました。だから元気なんです。元気は元気なんです。
 でも、再発のリスクを減らすために、抗がん剤治療には通わなければ
 いけませんし、それが終わったら今度は放射線治療するよう
 担当のお医者さんには言われています。
 でも私、さっきも言ったように、小学生の息子がいるんです。
 働かないことには生活していかれないんです。
 だから、誰にも負けないくらい、必死で働きます。
 誓います。本当に一生懸命働きます。」
晶子は初めて面接官に本当の自分を見せました。
面接官も真剣に聞いてくれていたようです。


ある日、晶子は、陽平とサッカーをやるという蒼太に付き合って
河川敷に行った。
その時、先日面接に行った会社から不採用の電話がかかる。
「手違いがあって・・・小谷さんの面接の時にはもう既に採用者が
 決まっていた。病気が理由ではない・・・」
真正面からぶつかっていっても駄目だった。
晶子は剣崎の、「ご結婚でもしたらいかがですか?」という言葉を
黒木を見つめながら思い出していた。
晶子が準備したお弁当を仲良く食べる3人。
夕べの晩ご飯と一緒、と蒼太は言っていましたが
立派なお弁当!この3人、本物の親子のようです!

陽平の話によると、友恵(大谷直子)は、相変わらず蒼太を自分の孫だと、
そして、晶子を家政婦だと思い込んでいるらしい。
その時友恵が「こんなところにいたの?」とやってきた。
「サッカーフェスティバルのチケットが急に手に入った、
 みんなで行きましょう!」と友恵。
待たせていたタクシーに、正十郎(細川俊之)、陽平、蒼太、友恵が
乗り込み、晶子の目の前でバタンと閉まるドア。
友恵は晶子に家の鍵を渡し、留守番を頼む。
そんな・・・晶子が可愛そうすぎ!
蒼太は友恵を「おばさん」と呼んでいましたね。


晶子は黒木の家に行き、頼まれたネコのマーゴのエサをやる。
部屋中に飾られた、百合と黒木の写真を、思わず手に取る晶子。
「きれいな人・・・。」晶子は百合の写真を見てそう呟く。
その時、玄関のドアが開いた。
「あなたを本当に家政婦さん扱いするわけにはいかない」と
黒木は晶子を心配して戻ってきたのだ。

晶子はお弁当を広げ、二人で食べ始める。
「ここで、毎日、朝と晩と家族3人で、食事をしているんですけどね。
 でもバラバラなんですよ。
 3人とも違うところを見ている。3人とも違うことを考えている。
 正直、味なんてしないです。
 でも今日は楽しいです。
 この部屋で、料理が美味しいと思ったのは久しぶりです。」
晶子は、そんな陽平に、
「お引越しはなさらないんですか?
 だって、義理のお父さんとお母さんなんですよね?
 ここは、奥さんのご実家で、黒木先生のご実家ではないわけですよね?」
「不思議ですよね、普通・・・。」黒木はそう答えただけだった。
そういえば、黒木の実家って出てきませんね。
黒木の旧姓も出てきていないように思います。


晶子が家に帰ると、玄関の前に剣崎が立っていた。
「あれから一ヶ月がたちましたが、新しい職場は決まりましたか?」
所長にはもう関係のないことだと思いますけど、と晶子が言うと
「あれからいろいろ、私も考えました。すごく悩みました。
 あの時、実は私、かなり自分の本心を言っていました。
 結婚でもしたらいかがですか?
 そしたらあなた、あなたと結婚してもいいという男がいたら
 是非連れてきてくれと、言いました。
 だから、連れてきました。」
周りを見渡す晶子。でも誰もいない。
「結婚しませんか?私と。
 突然で驚かれているとは思いますが・・・
 実は私、前からあなたのことが好きでした。だが、何ていうか・・・
 今までこういうお話しをする機会がなくて。
 自分はもう若くもありませんし、今後の出世の見込みもありません。
 カッコもよくありませんし。何も自慢出来るものはありませんが、
 でも、小谷さんと、小谷さんのお子さんを養うだけの甲斐性は
 あるつもりです。
 返事は急ぎませんので、一度考えてみてください。」
そう言い、帰っていく剣崎。呆然と立ち尽くす晶子。

聖和医大。
薫の様子を見つめる杉山医師(古田新太)。
薫の動きを見張っているようにも思えます。
そこに、宇月院長(橋爪功)がやってきた。娘の様子を見にきたのだ。
「最近、妙な電話ない?取材の申し込みの電話だが、やたらと
 昔のことを聞いてくる。」と心配する宇月。
「うちは大丈夫です。あの時のことを知るスタッフももうほとんど
 いませんし、僕は絶対に話しませんから。」と杉山は答える。
あの時のことに、宇月院長も関わっている、っていうことでしょうか?
一人居酒屋で飲む江梨子に、新聞記者の男が近づく。
「死ぬよ。私に関わると、人が死ぬの。」と江梨子。

黒木は妻の葬儀の日のことを思い出していた。
「仕方がなかったんだ。癌の発見が遅れた。それだけの話だ。
 マチムラ君には、私から話をしておいた。だから洋平くんも・・・」
「何なんですか?こんな日にそんな話・・・。
 家族一人、助けることが出来なくて、何が医者ですか!
 何が薬の開発ですか・・・。」
夫・正十郎の言葉を遮り泣き叫ぶ、友恵。
マチムラ君って、今までに出てきていましたっけ?
薬の開発に関わっている人でしょうか?


蒼太の給食費、サッカーチームのユニフォーム代、
今後の生活に不安を隠せない晶子。
携帯でプロポーズの件を聞いた弓子が、真奈美と一緒にやってきた。
相手が剣崎と知り、
「でも、なくはないかも。
 一応、一定の収入はあるわけだし、意外と堅実だし。
 恋人向きじゃないけど、ダンナとしてはまぁまぁのタイプかも。」と弓子。
その時、電話が鳴る。三沢医師(柏原収史)からだ。
桜井ひとみ(岩佐真悠子)が亡くなったことを告げる三沢。
『最後の演技を見てくれた人たちに見送ってほしい。』
それがひとみの遺言だった。
「お通夜、どうなされますか?ご都合、つきますか?」と聞く三沢に
「はい、伺います。」やっと、そう答える晶子。
そして、弓子たちに一人にして欲しいと頼む。

三沢は、涙を隠し、病院にいた宇月院長と薫にも伝える。
三沢の背中を見つめ、
「彼、初めてだもんね・・・。」と宇月。
受け持ちの患者を亡くすのが初めて、ということでしょうか。

一人になった晶子は、
「まずは部屋の片付け。掃除機をかけて、拭き掃除。洗濯物をたたんで・・・」
悲しみと不安でいっぱいになった晶子は、無心になりたくて
たまった家事をこなしていきます。

洗濯物を取り込むときに、ひとみに頼まれついでに買った自分の
ブラジャーを目にし、ひとみとの思い出を辿り・・・。
悲しみが止まらなくなった晶子は、思わず黒木に電話をしてしまう。
蒼太くんは責任を持ってお送りします、という黒木に
「蒼太からも連絡がありました。でもよかったです、蒼太が家にいなくて。
 私今、きっとひどい顔をしているから・・・。」
部屋の掃除と片づけをしていた、と話しまくる晶子。
黒木に自分が泣いていることを悟られないように・・・。
そんな晶子の気持ちを察した黒木。
「行きましょうか?僕、行きましょうか、そちらに。」

黒木が晶子の家に行こうと自宅を出ると、あの新聞記者が
「あの4年前のことなんですが・・・」と声をかけてきた。
「大変申し訳ないんですが、今急いでいますので。」
黒木は晶子の元へ急ぐ

晶子は慌てて洗濯物を片付ける。
インターホンが鳴った。
タクシーを飛ばしやってきた黒木を部屋に入れる晶子・・・。


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なんとケンケンが晶子にプロポーズしました!
晶子もこれにはびっくり。
黒木先生の存在がなければ、私もケンケンを応援したくなるところです。

今回、過去のことについて明らかになることはありませんでした。
黒木も、妻亡きあと、なぜ妻の実家にいるのか語りませんでした。
でも、宇月院長が過去に絡んでいるようです。
やはり、百合さんの死に「新薬の研究」が関係しているんでしょうか。

なんとなくですが、記事に情報を提供したのは江梨子ではないような
気がします。江梨子、「絶対言わない。」と薫に言っていましたしね。
黒木先生の悪い噂を流しているのも、医療ミスをリークしたのも、
誰か、病院を恨んでいる人がいるのかも・・・。
被害者は百合だけでないのかもしれません。
マチムラという人と関係あるのかな。

次回。大学病院で治療を受ける晶子。
ひとみの葬儀に参列し涙を流す晶子。
聖和医大医療ミス?の記事。
話をする江梨子と黒木。
新聞の記事に驚く晶子。
涙する弓子。
絶対に病気に勝つ!と晶子。
友恵に事実を突きつける宇月院長、正十郎。泣き崩れる友恵。
嘘をつくことも医者の仕事の一つ、という黒木の言葉。

医療事故について、明らかになるようですね。
そして、友恵も百合の死を受け入れることに・・・。


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この記事へのコメント
ちーずさんこんにちは。
ケンケンには、驚きましたよね(笑)
もうちょっと前に気になってる様子くらい
見せてもいいようなものの、びっくりしました。
でも、晶子は、きっと黒木先生ですよねぇ・・。
4年前の事実は、一体どんな秘密があるんでしょうか?
私は、手術の医療ミス?と思ってたんですが
新薬の開発にも関係してそうですね・・。
Posted by まりこ@「どらまにあ」 at 2005年03月03日 17:20
まりこさん、こんにちは。
4年前の事実・・・。
マチムラ君って今まで出てきましたっけ?
私が見落としているのかしら。
黒木先生の旧姓ってことはないですよね。
(黒木先生の身内も医療関係者とか)
マチムラという人が何か鍵を握っているようですね。
開発された麻酔薬が、百合の死の原因かなぁと
想像しています。
Posted by ちーず at 2005年03月03日 17:42
はじめまして。

TBありがとうございます。こちらからもTBさせていただきました。
丁寧なブログですねびっくりしました。
Posted by 帆船模型マニア at 2005年03月03日 23:21
帆船模型マニアさま。
おはようございます。TB返しとコメントを
ありがとうございます!
よかったらまた遊びにいらして下さいね。
Posted by ちーず at 2005年03月04日 08:17
ちーずさん、こんにちは!
ホント、ケンケンにはびっくりでしたね(◎◎;)
でもきっとダメなんでしょうね(笑)

来週もまた大きく物語が動きそうですね。
楽しみです♪
Posted by ひらた at 2005年03月04日 08:55
ひらたさん、こんにちは。
ケンケンってば、今までそんな素振りを
全然見せなかったのに!(笑)
あ、でも、晶子の失敗を庇ってくれたのは
ケンケンでしたね。
あれは彼の晶子への想いだったんですね〜。

来週こそ、過去の事実が明かになるのか!?
楽しみですね〜!
Posted by ちーず at 2005年03月04日 09:51
TBありがとうございます〜
このドラマは毎週楽しみに見てます
意外な展開があったりしておもしろかったり、感動する場面があったりでいいドラマですね^^
Posted by yoshihiro at 2005年03月12日 18:04
yoshihiroさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
いよいよ今週、最終回ですね。
みんなの笑顔で締めくくられるといいな〜と
思っています。
Posted by ちーず at 2005年03月14日 12:09
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