2005年03月10日

87% 第9回

『涙の告白と別れ・・・・新たなる一歩』

ひとみの葬儀に参列する直前。
晶子(夏川結衣)は、黒木(本木雅弘)に人が死ぬ恐怖を静かに訴える。
そして、自分のことばかり考え、自己嫌悪に陥る晶子に、
「それが普通だ。これからも何でも話してください。」と黒木。
晶子は落ち着きを取り戻し、葬儀に参列。

「ひとみちゃん・・・。ひとみちゃんも苦しかった?悔しかった?
 何度も一人で泣いたりした?
 こういう時、私、何て言えばいいかな。
 同じ病気の私は、あなたに、なんて言ってあげたらいいのかな。
 ごめんね。私、あなたに何もして上げられなくて。」
遺影に手を合わせ涙を流す晶子。寅蔵(橋爪功)は落ち込む三沢(柏原収史)、薫らに、
「今日だから飲みなさい。」とビールを注ぐ。
ひとみ(岩佐まゆみ)の両親が挨拶に来た。
遺品を整理していたら見つけたという、ノートに綴られたひとみの気持ち。
黒木は晶子に、みんなに読むように言う。

「黒木先生、三沢先生、宇月医院のみなさん、そして小谷さん。
 私、不幸じゃなかったよ。
 全然、不幸じゃなかったよ。
 もちろん、この年で、この病気になって。
 自分のこと、幸せとか言えないけど、
 でも、でも、病気になったから気付いたこともあるし、
 病気になったから、出会えた人もいるし。
 だから、私は別に、不幸なんかじゃない。」
ひとみのノートに晶子の涙がこぼれる。

聖和医大で、晶子の放射線治療が始まる。
晶子は医師から治療の説明を受け、CTの検査を受ける。

剣崎(渡辺いっけい)をレストランに呼び出した晶子。
「この前のお話なんですが・・・
 お気持ちは嬉しいんですが、私、所長とは結婚できません。
 実は、最近はっきりと気付いたことがあって。
 私、好きな人がいるんです。
 一緒に、戦ってきてくれた人です。そして、多分、これからも。」
戦うという言葉を尋ねる剣崎に、本当は胃潰瘍でなく乳がんだったことを
告白する晶子。
剣崎は、ショックを受け、そしてクビにしたこと、プロポーズしたことを謝り
席を立つ。
そしてもう一度晶子の元に戻り、なぜ病気のことを自分に話したのか、
プロポーズを断るためなら、好きな人がいますだけで充分だったのでは、と
晶子に聞く。晶子は
「同じ病気の友達が、癌だってことを隠さずに、町中を堂々と胸を張って
 いたのを見たことがあります。すごくかっこよかった。
 私も、彼女と同じ病気です。だから、彼女に対して、恥ずかしくないよう
 自分も堂々と生きていきたいと思っています。」
なかなか実践出来ない、と笑う晶子に、がんばって、と声をかけ剣崎は
帰っていく。
黒木とひとみのデートのシーンが、彼女に勇気を与えてくれたんですね。

治療のためのX線写真を撮ったあと、晶子の放射線治療が始まった。
医者に、検査の為に付けた印は1ヶ月使うので、風呂などで消えないよう
注意される。「ご主人やボーイフレンドに見られて驚かれても治療のために
必要だ、と説明してください。」医師のそんな言葉を、目を閉じて聞く晶子。
検査が終わり、明日から5週間、同じ時間に来るよう告げる医師に
晶子は何かを聞きかけたが、やはり止める。
腰に手を当てていましたが、何か違和感を感じたんでしょうか?
相手が黒木先生だったら、きっと晶子は迷うことなく質問出来たのに。
きっと『ご主人やボーイフレンド』発言で、信頼関係が築けなかったのかも。


江梨子(相川七瀬)が墓参りをしていると、そこに杉山(古田新太)が
やってきて、新聞記事のコピーを見せる。
『聖和医大医療ミス?
 元麻酔科医衝撃発言』
病院に送られてきたという。
「これが、4年も苦しんだ挙句の、お前の結論か?お前も医者だな。」
江梨子は医者じゃない、と反発するが、
「人の命に一度でも関わったら、それは医者だ。
 外に出てしまった事実は、もう変えようが無い。
 俺は俺で、医者として、目の前の現実と戦っていくだけだ。」
そう告げる杉山。

晶子は病院の会計で、
「治療費をまとめて払いたい。
 毎日同じ治療で通うわけだから、同じ金額のはず。
 だったらまとめて払えばお互い都合がいいはず。
 毎回30分以上も待って貴重な時間を潰したくない。」と訴えるが
「決まりは決まり」と拒否される。
後ろに出来た行列に、渋々諦める晶子。
貴重な時間・・・
晶子は最悪の場合を考え、1分でも時間を無駄に使いたくないんですよね。


黒木が昼食に出かけようとすると、薫に声をかけられ、一緒に行くことに。
レストランに入ってから、黒木が晶子と待ち合わせしていることを知る薫。
一つだけ質問をしたら帰るという。
「4年前の奥さんの手術の時、何があったんですか?」
単刀直入に質問する薫に、「前に答えたとおり、何もない」と答える黒木。
自分なりにいろいろ調べていた薫。
黒木に「一人前の看護師になれるよ」と言われ
「本当は好きなんです。黒木先生のことが。
 だから、何でも知りたいんです。」と告白する。
そこへ遅れてやってきた晶子は、偶然薫の告白を聞いてしまい、レストラン
を後にする。そして黒木に「急用が出来た」とキャンセルの電話をする。
薫に返事を聞かれ、
「4年前には何もなかった。
 薫ちゃんのことは、女性として意識したことはない。」
「わかっていた。」そう笑う薫は、もう一つ質問をする。
「黒木先生の心の中には、今も奥さん一人しかいないんですか?」
返事にとまどう黒木・・・。
薫のこの質問の仕方、今度は遠まわしですね。
本当は、晶子のことを聞きたかったはず。


友恵(大谷直子)は百合の誕生日を目前に、蒼太と一緒に計画をしようと
嬉しそう。そんな妻を心配そうに見つめる夫・正十郎(細川俊之)

晶子は弓子(杉田かおる)と真奈美(杏さゆり)をファミレスに呼び出す。
「告白されているの、聞いちゃった。薫さんから。」
ヤケ食いの理由を知った二人は、こっちからも告白すればいいと言う。
「無理。いい大人だから、告白なんか出来ない。
 じゃ、弓子さんが男だったら、どっちを選ぶ?
 34のくたびれた女と、若くて可愛い病院の跡取り娘。
 弓子さんが男だったら、仕事もすぐに決まらないような女、選ぶ?
 弓子さんが男だったら、別の男の子供を連れた女なんて、選ぶ?
 弓子さんが男だったら、片方の胸が小さい女、選ぶ?
 ・・・前向きにがんばるぞって決めたのに。
 うじうじしたりしないで、前向きに生きるぞって決めたのに。
 泣いてない、私、泣いてないよ。
 食べて、体力つけて、私は絶対に病気に勝つ。
 再発したらどうしようなんて考えない。
 考えないっていったら考えない!
 病院の会計で、時間を無駄に使われてもくさらない。
 仕事がすぐに決まらなくても諦めない。
 私は、絶対に絶対に病気に勝って、
 蒼太が、中学生になって、高校生になって、大人になって、結婚して、
 そして、孫・・・」涙で言葉が続かない晶子。
「ごめん、こんなところでぶちまけちゃって。
 恥ずかしいよね。カッコ悪いよね。」
号泣しながら二人に思いをぶつける晶子。
「悪くない。カッコ悪くない。
 人って、辛い時、我慢しないで泣くべきもんなんだよ。
 恥ずかしかったら、私も一緒に泣くよ。」
一緒に泣き出す弓子、そして真奈美・・・。
このシーン、2度目に見たときも泣きました。

自宅に戻った梓は夕食の支度をし、蒼太と食卓を囲む。
友達が塾に通いだした、と蒼太。晶子は学歴も必要だと言う。
「塾は嫌だ。サッカーする時間が減るから、大人になんかなりたくない。」
蒼太はそう言うが、一日も早く大人になってほしい、と晶子。
食事が済んだら腰をさすってほしいと頼む晶子。
やはり腰の痛みを抱えているんですね。心配です。


江梨子は黒木に、4年前の百合の医療事故の記事が出ると告げる。
「そうか。」としか言わない黒木に江梨子は続ける。
「もう一度手術したら、何か変わると思った?
 だから小谷さんのオペをした。だけど変わらない。何も変わらない。
 やっぱり夜は眠れない。百合さんの顔がちらちらして眠れない。
 寝ても今度は夢に百合さんが出てくる。手術中に死んだ百合さんの顔が。」
「医者になんかならなければよかった。こんな思いをするくらいなら。」
泣き出す江梨子に黒木は
「嘘をつくことも、医者の仕事の一つだ。」
と言い、送っていく。
江梨子は百合の手術のことでこんなにも苦しんでいたんですね。

黒木が家に帰ると、寅蔵が正十郎と話していた。
「あら陽平さん。今お茶をもう一つ持ってくるわ。」そう言う友恵に
「足りていますよ。
 ご主人、私、あなた、陽平くん。
 ここにいるのは4人。お茶は4つ。」
「いいえ。それでは百合の分が。」と友恵。
「百合さんは、死にましたよ。4年前に。」寅蔵の言葉に
「嘘です。」
「嘘じゃない。ここにも書いてある。
 亡くなられたのは、黒木百合さん、享年28。」
新聞のゲラ刷りを見せる寅蔵。そして今度は正十郎に向かい、
「もういいんじゃないですか?
 こうして今、こういう記事が出るのも何かの運命。
 私達もそろそろ、認めなくちゃいけない。」そう諭す寅蔵。
「何のことをおっしゃっているんでしょうか?」
「奥さん、あなたのお嬢さんは、亡くなりました。」
「嘘です。百合は今でもこうしてここに。
 あなたからも何とか言ってやってください!」
妻の悲痛な叫びに、正十郎は妻を支えるように背後に立ち
「死んだよ。4年前。百合は死んだよ。」
娘の名前を呼びながら、号泣する友恵・・・。

ワークサポートで職探しの相談をする晶子。
パートやアルバイトなら、もう少し可能性がある、という担当者に
手当てや保険のことを考えると、やはり正社員になりたい、と訴える。
もう少し探してくれる、という担当者を待つ間、晶子はイスに腰掛ける。
そして、目の前にいた人が読む新聞の記事に思わず新聞を奪い取る。
『聖和医大医療ミス?
 元麻酔科医衝撃発言』
その時、黒木から電話があった。
「実は私、たった今新聞の記事を読んで。」
黒木は会った時に話すと、晶子を呼び出す。
晶子が連れていかれた場所はゲームセンター。蒼太も一緒だ。
3人は楽しい時間を過ごす。
黒木先生のこんなに楽しそうな笑顔、初めてでは!?
蒼太にジュースを買いにいかせ、晶子は記事の真相を尋ねようとする。
黒木は「いい子ですよね〜。時々乱暴なこと言うけど、心がとっても温かい。
それはきっと、母親である小谷さんの心が温かいからなんでしょうね。」
そして、「今、家にも宇月医院にも聖和医大にもいられなくって。」と黒木。
「人って、一緒にいてくれる人がいるから生きていけるんですよね。
 医者もそうです。頼ってくれる患者さんがいるから力が出せる。
 忘れていました。誰かと一緒に笑って過ごすことが大事だということ。
 ありがとうございました。今日の日を、ずっと忘れません。」
2度と会えない人が言うような挨拶、と晶子。
「明日、聖和医大が記者会見をします。
 杉山が上手く追求を交わすでしょう。」
黒木も出席するのか晶子が尋ねると、
「聖和医大から来るな、と言われている。」そう答える黒木。

翌日。聖和医大で記者会見が始まった。
杉山(古田新太)は、
「プライベートな情報が、聖和医大関係者、当時の麻酔医によって
 漏洩した件に関しまして、聖和医大を代表いたしまして、ここに
 お詫びし、医局長と副院長は3ヶ月の減俸処分。
 そして私の、依願退職という形で責任をとらせていただきます。
 また、今後の対策といたしまして、聖和医大は、個人情報の管理システムを
 早急に確率、徹底していく所存にございます。」

記者会見を終わらせ退席しようとする杉山に、スクープした記者は
「問題を摩り替えていませんか?
 我々が知りたいのは、4年前の黒木百合さんの手術に、
 医療ミスがあったかどうかということです。どうなんですか?」
と問い詰める。杉山は、
「患者のプライベートなことに関してはお答え出来ません。
 もちろん我々は適切な処置を行った。
 したがって、これは医療ミスでもありません。
 個人情報管理の不手際につきましては、私の辞職という形で
 責任を取る。」と答えるが、記者らは攻め立てる。その時
「ちょっと待ってください。」黒木が会見場に姿を現す。
「4年前、妻の、黒木百合の執刀をいたしました、黒木陽平です。
 私が全てお話します。」
晶子は、テレビに映し出される陽平の姿を見守っていた。
 

ランキングに参加中!応援クリックよろしくお願いいたします。
人気blogランキング    TV Drama Ranking




あ〜、そこで終わってしまうのね!!
その先が知りたかった!

晶子が弓子たちに泣きながら思いをぶつけるシーン。
弓子が一緒に泣くシーンがとても切なかった。
晶子に弓子のような友達がいてよかった。
人ってやはり、誰かに支えてもらって生きているんだな、と
思いました。

多少強引な方法で、友恵は百合の死に向き合うことになりました。
友里恵の泣き叫ぶ声が悲しかった。
友恵は受け入れることが出来るんでしょうか。

晶子が訴える腰の痛みが気になります。

次週、いよいよ最終回です。


15:31 | CM(7) | TB(0) | 87% | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは
TBありがとうございます。
もう、来週最終回なんですね(泣)
晶子の腰の痛み気になりますよね。
再発とか無いといいんですが・・。
Posted by まりこ@どらまにあ at 2005年03月10日 23:27
まりこさん、こんにちは。
そうなんですよ、来週が最終回!
来週は、4年前の真相に、晶子の治療の行方、
黒木の決断、そして二人の恋の行方。
沢山の物語が詰め込まれそうですね。
晶子の腰の痛み、気になります。
Posted by ちーず at 2005年03月11日 09:24
ちーずさん、こんにちは!
今回もビデオ録画に失敗しましたので、こちらのレビューであらすじを勉強させて頂きました!

もう来週で最終回ですよね?
早いな〜
記者会見やその後それぞれの明日が来週描かれていくんですよね。
それにしても、私も晶子の腰が気になっています。
結末・・どうなんでしょうね。
Posted by ひらた at 2005年03月11日 13:02
 このドラマ、10回は短いなぁ。なんとなく一人ひとりの行動や感情の変化などが、十分に描ききれていないように感じて、少し唐突な印象を受けます。陽平の母友恵にしてもあれだけ引っ張ってきて、現実に引き戻されるのは意外に簡単だったですし。蒼太は次回からは"他人の子"なんですかね(笑)。
Posted by pixy_japan@気ままなNotes... at 2005年03月11日 13:18
ひらたさん、こんばんは。
来週最終回。なんだかあっという間でしたね。
晶子の腰の痛み、悪い結果でないといいんですが。
晶子の就職、そして二人の恋の行方も気になります。

pixy_japanさん、こんばんは。
友恵をメインに一話を作っても、よかったんじゃないかなと私も思います。
現実に目を向けるようになっても、蒼太を孫のように
可愛がってくれるといいなぁ。
Posted by ちーず at 2005年03月11日 21:39
初めまして、こんばんは。

今日の87%を見て、前回のこのお話しを見忘れていた事に気付き、此方であらすじを拝見させていただきました。
とても助かりました。有り難うございます☆

ちーずさんのBLOG「どらま・のーと」、私のBLOGにお気に入りとしてLINKさせていただいてもよろしいでしょうか?
今後とも此方でドラマの復習させていただきたいと思います。
宜しくお願いいたします☆
Posted by ひろみつき at 2005年03月16日 23:45
ひろみつきさん、初めまして!
お役に立てたようで私も嬉しいです。
LINKありがとうございます!
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします♪
Posted by ちーず at 2005年03月17日 15:59
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。