2005年03月10日

みんな昔は子供だった #9

『SOS!冬の嵐』

柾(瑛太)と佐上校長(大杉 漣)の親子関係が軸となった第9話。

父の期待に答えられなかったことに罪の意識を感じている息子は、
父の夢をかなえるために、自分の出来ることをやってみようと考える。

それが、天文台でした。詩音(野村涼乃)から村の天文台に行ってみたいと言われ、
ゆかり(白石美穂)に話を聞きにいく。
ゆかりは、山の上にあるので星がとても綺麗に見えるが、この時期、
子供には無理だと説明する。

征は、父の夢である分校存続のために、天文台が役に立つのでは、と
考え始める。
ゆかりと征は天文台に行ってみることに。
ゆかりに理由を聞かれ、山村留学存続のため、そして、自分が一度は
諦めた、教師の夢に近づくため。
だが、天文台は老朽化していて使い物になりそうにない。
がっかりする征に、ゆかりは仙台ではダメなのかと聞く。

アイ子(国仲涼子)もまた、落ち込んでいた。
教え子の悠に出した手紙を、悠の両親は送り返してきたのだ。
後日、教育委員会に呼び出されるが、自分の気持ちを上手く伝えられなかった。

龍平をリーダーに、勝手に山に入っていく子供達。
そこへ、一人で天文台に向かっていた征と鉢合わせ。
征は子供達を帰そうとするが、子供達に押し切られてしまう。

天文台から見る空の青の美しさに感動の声を上げる子供達。
柾は子供達に、
「天文台が使えたら、学校を続けられるかもしれない。
 そうしたら、子供達がまたここに遊びに来れる」と話す。

山の天候が悪化し、征と子供達は山から降りられなくなってしまう。

その頃村では、子供達がいなくなったことに大騒ぎになっていた。
美紀恵(滝沢沙織)により、子供達と征が山を登ったことを知るアイ子たち。
警察に連絡し、昭平(陣内孝則)、田所(筧 利夫)たちは山へ向かいます。

その頃、山頂は猛吹雪。
「寒い」「お腹すいた」「帰りたい」と言い泣き出す子供たち。
征は子供達の手を握らせ
「辛いと思うから辛い。
 寒いと思うから寒い。
 辛くないと思えば辛くない。
 楽しいと思えば楽しくなる。
 がんばると思えば、がんばれる。」
そう励まし、おしくらまんじゅうを始める。
子供達に笑顔が戻った。
吹雪がおさまり、外に出ると満天の星空。
流れ星に願い事をする子供達、そして柾。
その時、救助隊がやってきた。

宿泊センターに無事に戻った子供達。
佐上校長は柾を殴りつける。
言い訳のひとつもしない柾。
子供達は校長に、自分達が勝手に行った。柾兄は悪くないと口々に言い
ごめんなさい、と頭を下げる。
だが柾は「悪いのは俺。あの時ちゃんとみんなを帰していたら
こんなことにならなかった。」と言い、校長に頭を下げ、出ていく。
子供達は大人に、征が天文台に行った理由を一生懸命話す。

柾が教室の教卓で、一人ぼんやりしていると、アイ子が入ってきた。
「白状しちゃいます、私がこの村に来た理由。
 逃げてきたんです。
 大好きだった子を傷つけて、その子の信頼を失って、
 全てに自信を失って、逃げてきたんです。
 入江悠君といいます。
 とても絵の上手な子で、大人になったら絵を描く仕事がしたいと
 いつも楽しそうに絵を描いていました。
 私は、悠君の思いを大事にしたいと思いました。
 才能を伸ばしてあげたいと思ったの。
 だから、紅葉がとっても綺麗な場所に連れていきました。
 赤にはいろんな色がある。それを見せてあげたかった。
 その日は悠君が通っている塾の編成テストの日だったんです。
 それを知らずに、私は悠君をスケッチに連れ出しました。
 テストを受けなかった悠君は、最下位のクラスに落ちてしまいました。
 成績は上がらないまま、受験に失敗してしまって。
 悠君のことを考えていたつもりで、そうじゃなかったんですね。
 私のせいで、悠君が人生の第一段階をつまずいてしまったんです。
 先生のせいだ、そう言われました。
 悠君に責められて、それで、この村に逃げてきました。」

「無理だよな。
 俺に、教師なんて無理なんだよ。
 アイ子先生だって逃げてきたのに。
 俺に出来るわけ、ないんだよ。
 人一人の人生を背負うなんて、重すぎるもんな。」

「私は、教師から逃げたわけじゃありません。
 逃げようと思っても、逃げられないんです。」

窓の外から、子供達がおしくらまんじゅうをする声。
「一度失敗したからって、それで終わりですか?
 無理だと思うから、無理なんじゃないですか?
 大丈夫と思えば、きっと大丈夫。
 亘君にそういってくれたのは、柾兄じゃないですか。
 私は、教師から逃げません。
 自分の道に迷ったこともあったけど、
 これからも、迷うこともあるかもしれないけど、
 私はずっと、教師を続けていきます。」

子供達に「柾兄!アイ子先生!」と呼ばれ、二人は子供達の元へ行く。
流れ星にかけた子供達の願いは、「分校がずっと続くこと」。
みんなは、おしくらまんじゅうを始める。
そんな様子を温かく見守る校長がいた。

「流れ星が見えたあの日、
 おしくらまんじゅうのように
 僕達は温かく、1つにまとまっていた。
 だけど別れの春はもうそこまで来ていたんだ。」

征の父への思い。
『優しい時間』の勇吉と拓郎のように、お互いの気持ちが上手く伝えられない。
素直に気持ちをぶつけることが出来ないから、こじれてしまったんですね。

親は子供を心配し、あれこれ口うるさく言います。
子供はそれが疎ましい。
親も昔は子供だったから、その疎ましさはわかっています。
それでもうるさく言うのは、子供のことが大切だからこそなんですよね。

昭平の店で酔いつぶれた父親を背負うシーン。とても好きです。
親子の関係って難しいこともあるけれど、やっぱり素敵だな、と思いました。

これは、全12話のようですね。

悠君は、絶対にアイ子先生に感謝しているはず。
ただ、受験の失敗。親の大きすぎる期待に負けてしまったんだと思う。
そんな二人が、早く会えるようになるといいな。

それから、ゆかりと征、いい感じでしたよ、今週も。
でも、ラストシーンを見ていると、アイ子と征もお似合いだな〜。
でもアイ子先生は、子供といる方が幸せそうな気もします。(笑)
それだけ転職、ってことでしょうか!?



ランキングに参加中!応援クリックよろしくお願いいたします。
人気blogランキング    TV Drama Ranking


この記事へのコメント
TBありがとうございましたm(__)m
柾兄は今回の山村留学で村に帰って来たんでしたっけ?←最初の方の記憶が無い(笑)。
とりあえず今は校長は一人暮らしって事ですよね。学校で毎日顔を合わせていても、肝心な事は話せないんでしょうね。
まっ、殴られはしたものの、柾兄が分校の存続を真剣に考えてる事が校長にも伝わって、一安心です、ホッ♪
うんうん、柾兄とゆかり。いい雰囲気でした!アイ子先生は恋愛より仕事というか、子供たちの事で頭がいっぱいって感じですよね。恋にはちょっと鈍感そうだし(おいっ!)。
Posted by まこ at 2005年03月10日 23:05
まこさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!

征は東京で教師の道を挫折して帰ってきていたんですよね。
いつ戻ってきたのかは・・・
私も記憶があやふやです。(笑)

征の、父の夢を手伝いたい、という気持ちを知ったとき、
お父さんは本当に嬉しかったでしょうね。
征もいい先生になれるはず!
分校が、ずっと続くといいですね!
Posted by ちーず at 2005年03月11日 09:31
ちーずさんこんにちは
アイ子は、子供たちと一緒にいてとても楽しそうですね。柾よりも子供たちを選んでしまうかも??(笑)
悠くんにちゃんと今のアイ子の気持ちが伝わるといいですよね。
TBさせてもらいます。
(TB URLコピー便利ですよね(笑)私も花粉症ですよ・・(>_<))
Posted by まりこ@どらまにあ at 2005年03月11日 10:33
 私のblogへもTBしていただき、ありがとうございます。
 最初は子供が主役のドラマかと思っていたんですけど、実際は子供に関わっている大人のお話なんですよね。タイトル見れば、子供のことではないんですけど。「ごくせん」や「金八」のように毎回生徒がクローズアップされるのかと、番組当初は思っていました。
 アイ子センセ、柾兄、ゆかりの恋愛模様も気になりますが、メインはほかのキャストも含めてそれぞれの進路、進むべき道探し、ってことになりそうですね。
Posted by pixy_japan@気ままなNotes... at 2005年03月11日 13:06
まりこさん、こんばんは。
アイ子先生にとって、教師という職業は天職。
アイ子先生に、恋愛で悩む姿は似合わないな〜。(笑)
URLコピー、まりこさんの所で利用させて
いただいています。
あずさんに、感謝!^^

pixy_japanさん、こんばんは。
私も最初は「みにくいあひるの子」のような
小学校を舞台にしたドラマだと思っていました。
子供達が成長していく前半。
そして後半は、大人が変わっていく番ですね。
Posted by ちーず at 2005年03月11日 21:45
TBありがとうございます!

アイ子先生が悠君に会って何を伝えたいのかすごく注目しています。そして会った後、アイ子先生は先生として、どんなものを得て成長していくのか楽しみです。
アイ子先生の気持ちが早く悠君に伝わるといいですね。

ゆかりと柾いい感じでしたね。このドラマのように流れの中でさり気なく恋の話が組み込まれているドラマも爽やかでいいなぁと感じました。l
Posted by fallen_angels728 at 2005年03月12日 22:22
fallen_angels728さま。
こんにちは。コメントありがとうございます!

アイ子先生は悠君と会うの、楽しみですね。
きっと悠君はアイ子先生にお話したいことが
沢山あると思うんですよ。
アイ子先生の成長、私も楽しみです!
Posted by ちーず at 2005年03月14日 12:06
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。