2005年05月24日

エンジン Lap6

『17歳の花嫁』

チーム・イチノセのメカニックとして働く次郎(木村拓哉)。
次郎を慕う後輩・伊吹テツヤ(石垣佑磨)たちとマシンの挙動を見つめる。
だが、次郎の口から出るのはドライバー目線でのセッティング案ばかり。
そんな次郎の言動を一之瀬新作(泉谷しげる)がたしなめる。
「次郎。お前はメカニックとして雇ったんだ。
 いつまでもドライバー風は吹かすな。
 伊吹、お前もこいつに先輩などと言うな。
 ガレージじゃお前のほうが先輩だろ。」聖ロサリナ協会。
樋田春海(戸田恵梨香)は神父にここで結婚式を挙げるには何が必要
なのか、質問する。
「何もいりません。神の前で愛を契り合う気持ちさえあれば。」
神父の言葉を嬉しそうに聞く春海。

ホーム近くに一台の車。
先日の3人の主婦たちが瑛子(高島礼子)をにらみつける。

大輔(石田法嗣)は、通学路で春海を見つけ、声をかけようとする。
が、春海は自分を待っていた男性と親しげに行ってしまう。
  
作業後の次郎に、末永たまき(岡本綾)は、レグロスの研究所に
行って見る気はないかと尋ねる。
新しいマシンのデータを取るドライバーを探しているそうだ。
「あなたなら海外の経験もあるし、文句ないって。」
「データを取るって・・・テスト・ドライバー?」
「レグルスは本気で開発にかけてる。
 5年契約で、契約金も弾むそうよ。」
そう言い、書類を見せる。
契約金はなんと2000万!
たまきは面接の約束まで取り付けていた。
「詳しいことは明日向こうで聞いて。」
「いやでも、俺レースにこだわってっからさ。
 今テスト・ドライバーの契約しちゃったら、もう無理でしょう。
 二度と表彰台なんて。」
「走りたくないの?ドライバーを引退してメカニックになる人はいるけど、
 そこから又ドライバーに復帰した人なんていないわ。
 監督がどういうつもりであなたをメカニックに入れたか知らないけど
 もう走らせる気はないんじゃないかしら。
 例えレースに出られなくても、テスト・ドライバーはドライバーよ。
 あなたが一番イキイキしているのは、ハンドルを握っている時だわ。」
そう言うと、たまきは助手席に書類を置き、その場を立ち去った。

仕事帰り、次郎はビデオ店の前に水越朋美(小雪)を見つける。
何やら迷っている素振りの朋美は、貼られていた『レースクイン刑事』の
ポスターと同じポーズ!
店を出てきたカップルに冷やかされる。
「先生!」次郎が声をかける。
「先生だって!」「ありえない!」先ほどのカップルが朋美を見て笑う。
朋美は彼らの視線を避けるようにバスに乗り込む。
「大きな声で先生なんて言わないで下さい!」
「だって先生ジャン!」
バスを出そうとする次郎。
「あっ!」と声を出し店内を覗き込む朋美。
「何だよ。はっきりしろよ〜。」
「ちょっと待って下さい!迷うことだってあるじゃないですか。」
朋美は、ビデオ店でバイトする男から結婚を迫られたと言い出す。
次郎は、朋美の話だと勘違い。
実は、結婚を約束したのは春海だった。

その夜、ホームの夕食時。
「私、結婚することにした。アパート決まったらすぐ出るから。
 園長先生、みんな、お世話になりました。」
春海の突然の結婚宣言に、朋美や鳥居元一郎(堺雅人)、猛(原田芳雄)、
ちひろ(松下由樹)は困惑顔。子供たちも素直に喜べない。
そんな中、唯一祝いの言葉をかけたのは次郎だった。

ちひろは次郎の部屋に行き、春海におめでとうと言ったことを嗜める。
「夢を見てるときは楽しいけど、いつかは現実にぶつかるのよ。
 その時、悲しい思いをするのは本人なのよ。」
その言葉は、次郎へのものでもあった。
「そろそろお尻、すえなさいよ。
 いつまでも夢を追わないで、身の丈に合うことをした方がいいよ。」
そう言い部屋を出て行った。
次郎はたまきがくれた書類を開いてみる。
だが、
「諦めるのはいつだって出来るんだ。」と一人つぶやく。

「結婚して高校中退となったら、又近所から、このホームは問題
 だらけだと騒がれてしまいます。
 高校を卒業するまで、結婚なて絶対にダメだって、
 今夜にでも言って聞かせましょう。」と元一郎が朋美に話す。
 
星野美冴(上野樹里)は春海に、高校在学中に結婚したら施設が
周囲の好奇心にさらされると言う。
また、大輔も春海を心配していた。
だが春海は
「すぐに一緒になりたい。
 この先、こんなに好きになれる人、みつからないかもしれない。
 周りに何言われても平気。
 何も悪いことはしていない。
 トシ君を好きになっただけ。」と聞く耳を持たない。

「女の子って、こと恋愛に関しては、反対されればされる程
 盛り上がります。
 かえって、意地になって、駆け落ちでもしたら。」朋美の言葉に
「それは経験上ですか?」と元一郎。
「違います。」
「ここはびしっと占めておかないと。
 最近、子供たちの様子が、なんとなく乱れてますから
 いい機会かもしれません。」
「とにかく彼に一回会ってみましょうよ。
 母親にも来てもらって。」園長の猛(原田芳雄)が2人に言う。
「そんなことしたら、かえって引っ込みつかなくなると思いますがね。」
と元一郎。
「春海にだけ言い聞かせても、男女のことは上手くいかない、経験上。」
猛がきっぱりとそう言った。

「お前、大丈夫か?」大輔が春海に声をかける。
「大丈夫だよ。これでも私、見る目あるんだから。」
春海がそう言い笑顔を見せた。
大輔はそんな春海の後姿を見つめていた。

春海は彼に電話で、みんなに話したことを報告し、
明日の、親を交えての話し合いに来るよう約束を取り付ける。
電話を切った後、そばで歯をみがいていた次郎に
「さっきはありがとう。おめでとうって言ってくれて。
 すっごい嬉しかった。
 私さ、幸せになれるかな?」と言ってくる。
「なれるんじゃないの?わかんないけど。」
元一郎の視線を気にしながら次郎はそう答える。
「次郎も大好き!」
春海が次郎の背中に飛び乗った。

元一郎が次郎の部屋に来て言う。
「あまり春海をけしかけるようなことはやめて下さい。
 あなたにその意図がなくても、無責任な態度、自由奔放な振る舞い、
 そのすべてが子供たちの道を踏み外させようとしているんです。
 あなたの人格を否定するようなことは言いたくありませんが、
 自由を履き違えると、取り返しのつかないことが起こるんです。
 どうかくれぐれも、大人の自覚、大人の行動、大人の言動で
 お願いします。」
そう言い捨て、その場から立ち去る。
「・・・十分否定してるよ。」
次郎は手でピストルを作り、打つまねをした。


翌朝、ホームに春海の母、景子(国生さゆり)が来た。
「どういうことですか!結婚って。
 預かった子供を監督するのが、あなたたちの仕事じゃないんですか?
 高校もろくに出ないで結婚だなんて、
 あの子の人生、メチャクチャじゃないですか!
 どう責任とるつもりなんですか!」とすごい剣幕で言い立てる。
そこへ春海がやってくる。
「私は本当に結婚する。
 どうしてメチャメチャなの?私、幸せなのよ。」
景子は春海の頬を叩いて言う。
「何、生意気なこと言ってるのよ!
 結婚なんかしたってね、幸せになれないのよ。
 あんた、ママのこと見てて、そんなこともわからないの?」
「相手が違うもん!
 トシ君はすごくまじめで、私のこと大切にしてくれるもん!」
「へ〜。そう。だったら見せてもらおうじゃないの。
 もったいぶらないで連れていらっしゃいよ!」
「もうすぐ来るよ。約束してるから!」

春海は、結婚を約束した相手、高橋トシヤ(斎藤誠)も呼んでいたのだが、
なかなか姿を現さない。携帯電話もつながらなくなっていた。

国生さん、迫力ありました!
このあと、
「灰皿ないんですか?」とイライラしながら言う景子に
「ありません!」と恐れながらも反抗的に答えるちひろに
笑いました。

 
一方、次郎はテストドライバーの面接に行くかどうかで迷っていた。
ついに思い立って、バスに乗り込む次郎。
そこに春海が来て、トシヤを迎えに行って欲しいと頼む。
次郎は春海を乗せてビデオ店で降ろした。

「来るわけないか。
 20歳やそこらの男が結婚したいなんて、本気で言うわけないじゃない。
 春海は騙されているのよ。」景子の言葉に
「春海ちゃんは真剣です。
 今無理に仲を引き裂くようなことはしないほうがいいと思います。」
朋美がそう答える。
「男で苦労したことのない人に、何がわかるっていうのよ!」
景子にそう言われ、朋美は返す言葉がない。

バイト先にもトシ君はおらず。
家にもいない、携帯もつながらない。
春海は事故にでも合ったのでは、病気では、と心配し、次郎に
訴える。
そんなところに、トシヤが現れた。春海は、トシヤに駆け寄る。
 
トシヤは、春海にホームに行かなかったことの言い訳を始める。
ついには、結婚なんて無理だと言い出すトシヤ。
春海の前から逃げようとするトシヤを次郎が止めた。
「おぉ!僕!今言ったことさ、こいつの母ちゃんとかホームの先生の前で
 言ってくれねーかな。
 僕が来てくれると思って、みんな待ってんだよね。」
「勘弁して下さいよ。そういうの、苦手なんです。」
「あ〜。苦手な。
 ・・・甘いっしょ、それ。
 僕がさ〜、一緒に話さないと、こいつ全部一人で説明するんだよ。
 彼氏に結婚断られました、重いって言われました。
 一人で・・・。キツいっしょ、それ。」
「盛り上がって言っちゃったんです。
 あんまり結婚したい、結婚したいって言うから。
 でもよく考えたら、結婚なんて、あり得ないじゃないですか。
 で、どうしようかと思って。
 そういう勢いで言っちゃうこと、ないですか?」
「あるある!
 100回くらいあるかもな。
 でもさ、僕の言葉でこいつ、本気になっちゃったんだよね。
 幸せになっちゃったの。
 で、その責任はとったほうがいいんじゃないの?」
次郎がトシ君の方に手を置く。その手を振り払い、
「悪いですけど、僕、将来がある身なんで。」
そう言い残し、バイクに跨り走り出す。
「将来?」と次郎。
「おい!乗れ!」
次郎はバスに春海を乗せ、バイクを追い始める。
「こっちには将来がないってか!?コノヤロ、なめんな!」
バスに気づいたトシ。
「うそ〜!なんなの〜!」と必死に逃げる。
「ケツぴったりくっつけてやっからな。待ってろ。
 こっちだってその気になれば、2000万だぞ、2000万!
 その単車だったら100台!・・・100台は無理か。
 腹いっぱい買えんだよっ!」
だがバイクは車が入れない道に入り込み、逃げてしまう。
バスから降りて追おうとする次郎に
「次郎、もういいよ。
 好きだから。
 困らせたくないの。もういい。
 ・・・
 ばっかじゃないの!私なんかのためにムキになって。」
「お前のためじゃねーよ。俺がムカついたんだよ。」
「次郎って、ほんっとバカだね。
 あーあ。帰りたくないよ!次郎〜。」
 
ホームに帰りたくないと言う春海を、次郎は教会に連れて行く。

風の子ホーム。
戻ってこない春海に、母親は帰ると言い出す。
朋美や園長は、
「お母さんの言うとおりだとしたら、今一番、お母さんに会いたいと
 思いますよ。」と訴える。
美冴たちも、心配そうに様子を伺う。
そんな中、大輔が一人外出していく。

春海は、次郎相手に結婚式の予行練習を始める。
自分の花嫁姿を楽しそうに想像する春海。
「相手違うだろ〜。」次郎はそう言い、古いピアノに近づき鍵盤を叩く。
すると、ひとつの鍵盤が押したまま戻らなくなってしまった。
引っ張っても無理。次郎、焦る!

春海は、この教会で結婚式を挙げたかったと次郎に夢を語り始める。
「私ね、夢だったの。
 トシ君と結婚したら、2人で一生懸命働いて。
 いつの間にか赤ちゃんが出来て、いつの間にか年をとって。
 ずっとずっと一緒で・・・。
 そういう家族作るのが夢だったの。
 だって、私のママ、全然続かないんだもん。
 パパになってくれた人、何人もいるけれど、いっつも一年以内。」

そこに、景子と朋美が現れた。
「三年持った人もいるわよ。
 続きは?夢の続き。
 結婚ってね、結婚式して、子供生んだら、それで上がりじゃないのよ。」
「赤ちゃんは、すっごく可愛がって育てるの。
 いつも傍において、いつも抱っこして。
 トシ君の会社が休みの日には、近くの公園にお弁当を持って行くの。
 2人は絶対にケンカしなくって、本当に、絶対にケンカしなくって、
 信じ合ってんの。」
「あり得ない!」母が笑いながらそう言う。
「ママは好きになったことがないんだよ。今の人も、その前の人も。
 その前の前の人も。その前の前の前の人も。
 ただ傍にいてくれればいいんだよ。」

2人の話を聞きながら、次郎は壊れた鍵盤をなんとか直そうと奮闘していた。
景子を連れてきた朋美は心配そうに2人を見つめる。

「私は違う。トシ君じゃなきゃ嫌だもん。」
「・・・捨てられたくせに。何言ってんの?若いわね。」
景子は、意地悪そうにそう言うと席を立った。

「ねぇ次郎。私、泣かないよ。」
「先輩だって言ってんじゃん。」
「もっといい人みつけて、絶対素敵な家族作ってやる。
 どんなにダサくたって、それが私の夢なんだもん。」

「だよな!」
「え?」
「お前、いいこと言うな!」
「何が?」
「トラ君を好きになれただけでも良かったって言ってんの!」
「トシ君だってば。」春海が涙をポロポロこぼしながら言う。
彼女の涙に次郎は何度か頷き、そしてピアノのふたを閉じた。

「小娘の夢物語なんて、馬鹿馬鹿しくて聞いてられないわよ。」
教会を出た景子が歩きながら朋美に言う。
「私は馬鹿馬鹿しいとは思いません。
 昔、同じような夢見たことを思い出しました。」
「あのさ・・・。
 頼むね、あの子。
 よろしくお願いします。」
「はい!
 あの・・・春海ちゃんが本当に結婚する時は、応援してあげて下さい。」
朋美の言葉に軽く頷いたあと、景子は元気に歩き出す。
「乗っていかないの?」
車のクラクションを鳴らす恋人に、振り返らずに・・・。

「春海、ふられたの?」
心配してやってきた大輔が朋美に尋ねる。
「心配してくれたの?大丈夫よ、春海ちゃん。」
朋美がそう言い終わる前に、大輔は歩き出していた。

ホームに戻った春海。
園長は「これ!」とおでこをつつく。
「お帰り!おっ!意外と元気じゃないか〜。
 泣きながら帰ってくると思って、バスタオル用意してたのにな〜。」
ちひろが明るくそう言う。
「大丈夫だよ。バカ次郎が一緒だったもん。」
ホームの子供たちも、明るく、温かく春海を迎える。
元一郎は、次郎の部屋がある2階を見つめた。

「俺さ〜。今日行かなかった、面接。」
次郎がたまきに電話でそう伝える。
「知ってるわ。」
「悪かったな。せっかくみつけてもらった口なのに。」
「別に、見つけてきた訳じゃないわ。」
「あのさ、やっぱ、俺にとって走ることって・・・
 レースなんだ。
 なんつーの、最後のチェッカー目指して勝利・・・すること。」
「そう言うと思ってた。
 まぁもし、その気になったら、連絡してみなさいよ。
 まだ空席があれば、契約してくれるかもしれないわ。」
「いや、その心配は多分ないと思う。」
「そうかしら?」
「なんで?」
「私に泣きついてきたりして。」
「はっ!?」
「お疲れ。」
たまきはそう言い電話を切った。
次郎は工具箱から何本か工具を取り出し、どこかへと出かけていく。

「少しルールを考え直したほうがいいかもしれませんね。
 ほかの事はともかく、男女関係は取り返しがつかないから。」
ホームからの帰り道、元一郎が朋美に言う。
「でも春海ちゃんが本気で好きに慣れたのは、悪いことでは
 なかったのよ。」と朋美。
「それは、あなたの考えですか?
 これまでのあなたらしくありませんね。
 一体どっちが正しいと思ってるんです?
 保育士の経験と専門能力をフルに発揮して子供たちに接するのか、
 それとも、行き当たりばったりに、好き勝手に接するのか。」
「そりゃ〜もちろん、保育士の経験を持って接する方が正しいと
 思います。
 でも・・・
 最近、正しいと思うことだけが、子供たちに通じるわけじゃないって、
 ちょっとだけ思っています。
 すみません。ナマイキ言って。」
朋美はそう言うと、元一郎を残して自転車をこぎ始めた。

教会の前のバスに気づいた朋美。
中に入ってみると、ピアノの前で次郎が何かをしている。
「何してるんですか?」
「ごめんなさい!」急に声をかけられて驚く次郎。
「あ、先生か。びっくりした。
 これ。壊しちゃって。」
「ああ、鍵盤。」
朋美はピアノの中を覗き込み、そこにはさまった消しゴムを取り除く。
「よくあるんです、こういうの。」
「終わり!?」
朋美はピアノを試し弾きしてみる。
「すっげ〜。弾けんの?」
「小さい頃習わされてましたから。」

『ドレミの歌』を弾きながら、朋美が次郎に言う。
「前から言おうと思ってたんですけど・・・
 初めてです。あなたみたいな人に会ったの。」
「えっ俺?どんな人なの?」
「バカなんだか、賢いんだか。
 優しいんだか、冷たいんだか。
 カッコいいんだか、悪いんだか。
 とにかく、よくわからない人です。」
「わかってたまるかっつーの。」
「羨ましいです。
 私は常識的で、平凡で、ハメを外す事が出来ないので。」

『心の愛(I just call to say I love you)』を弾きはじめる。

その頃、ビデオ屋の前で、トシ君に声をかける大輔・・・。
「春海とやり直してやってください。
 春海、あなたのことが本当に好きなんです。」
「こういうのが嫌なんだよな。
 ホームとか仲間とかってうんざりなんだよ。」トシヤが答える。
女と歩き出すトシヤに、大輔のパンチが飛ぶ!

風の丘ホーム。
園長が瑛子に話しかける。
「何かお話があったんじゃ・・・。」
「はい・・・。
 申し訳ありません。
 園長に、黙っていたことがあります。」

教会。
「ブラボー!なんかさ、違う曲、ペルファボーレ!」
『ABC』を楽しそうに弾き始める朋美。
次郎も「俺この曲知ってる!」と楽しそうに笑う。
2人の様子を羨ましそうに神父が見守っていた。

ホームの電話に出るちひろ。
「お父さん!大輔が!!」

朋美のピアノを弾く手が止まる。
鍵盤の音が出ないのだ。
「あっ!」
「あっ!あーあ、やっちゃった!知〜らね!」
「あなたがさっき壊したところですよ!」
「壊してないよ。だってこれが挟まってただけでしょう?
 あーあ!」
必死にピアノを覗き込む知美。

「なんということでしょう!!」そこへ神父がやってくる。
「あ!神父さん。大変ですよ!こいつが今ピアノ弾いていたら!」
「次郎お兄さんが!!」
「次郎お兄さんはやめろって言ってんだろ!」
「すぐ戻ってください。大変なことになってますよ。」と神父。
「いや、大変ですよ。」ピアノを指差す次郎。
神父の言葉に、ことの重大さを感じる朋美が、次郎の指した腕を下ろす。

レースにこだわっている次郎が、たまきの勧めでテストドライバーの
面接を取り付ける。
「例えレースに出られなくても、テストドライバーはドライバーよ。
 あなたが一番生き生きとしているのは、ハンドルを握っている
 時だわ。」
たまきの言葉に、自分のこれからを迷い考える次郎。

朋美の
「迷うことだってある」という言葉。
ちひろの
「夢を見てるときは楽しいけど、いつかは現実にぶるかるのよ。
 そのとき、悲しい思いをするのは本人なのよ。」という言葉。
そして春海の
「どんなにダサくたって、それが私の夢なんだもん!」という言葉で
次郎は、
「俺にとって、走ることって、レースなんだ!」
と自分の夢を追うことを決心する。

春海の一途な恋。
春海が憧れていたもの、求めていたものは、理想の彼ではなくて
家族。
母親の恋に振り回されてきた彼女は、たった一人の人との
永遠の家族を求めていたんですね。
彼女の恋する姿勢は、きっと女の子なら誰でも通ってきた道。
恋多き晴海の母でさえも。
朋美に「娘をよろしくお願いします。」と言ったのは、
自分も純粋に人を愛した頃を思い出したからなのかもしれません。

大輔は、春海のことが好きだったようですね。
次週、その大輔が、春海の恋の相手を殴ってしまい・・・。



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この記事へのコメント
大丈夫ですかぁ(涙)。大変ですね。無理しないでくださいね。エンジン、来週は大輔が〜(心配)。
Posted by lovelytelly at 2005年05月24日 23:00
ちーずさんこんにちわ。
PC大丈夫ですか?
Pcって突然故障するので本当にこまりますよね。
早く治ってくれるといいですね。
Posted by みのむし at 2005年05月25日 13:55
あわわ、大輔!気持ちはわかるが殴っちゃいかんわー!!!
うーん・・・大輔の事といい、瑛子の秘密といい、来週は盛り沢山の内容になりそうですねー。
Posted by まこ at 2005年05月25日 14:45
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