2005年07月13日

スローダンス 第2話

『うっかりデート!』

衣咲(深津絵里)はドイツに転勤した恋人、江上政之(勝村政信)から
残されたものは、ドイツ行きのチケットではなく、
いつか約束したディナークルーズのペアチケットと知り、
そのとき一緒にいた芹沢理一(妻夫木聡)の前で大号泣。

その後、二人は居酒屋『夢の蔵』で飲んでいた。「昔はさぁ、失恋すると、本当、ココ?
 喉元、暫く何にも通らなかったんだよ。
 でも今はもうダメだね。泣いてると、お腹、減ってきちゃって。
 それにさ、涙の量、減ってくるのね。
 気づくと涙、出てないの!アッハッハ。
 ここぞって時に泣けなくなったし。」
「ここぞ?ああ!大して知らない親戚の葬式とか?」
「違うよ。女の子的に泣かなきゃいけないときだよ。」

「君ってさ、幸せだよね。人を疑わないっていうか。
 騙されやすいっていうか扱いやすいって言うか。
 何でも真に受けちゃうタイプでしょう?
 さっきも泣いてる私放っておけなくて、こうしてねー。
 デートみたいになっちゃってるわけだし。」
「デート!?」
「あ、嘘泣きしたって訳じゃないよ。」
「けどま、誰かさんみたいに人を疑って素直になれなくて
 扱いにくいって思われてるよりマシですけどね。」理一の反撃。
「ああ、いるよ!私の周りにもそういう人。」
自分のことを言われているのにまったく気づかない衣咲。
泣くとお腹が減る!と語っちゃうところは、可愛いかったりするんだけど、
理一の優しさを、ああいう形での表現は、ちょっとNG!


居酒屋の帰り道。
ディナークルーズのチケットを手に衣咲が言う。
「しかしまぁ、置いてくかねー、こんなもん。」
「ですよね。普通餞別ってこっちが渡すもんですよね。」
「餞別・・・」
「いや、あ、けどあなただったらすぐにいい人見つかるでしょうし、
 その人と行けば、ね。
 初デートでディナークルーズってちょっとバブリーっぽいけど
 逆に新鮮でいいかな、って。」
一生懸命言い訳する理一に
「一緒に行く?」と衣咲。
とまどう理一に、
「ていうかさ、本気で誘ってないのに、本気で断ろうとするの止めてよ!
 私今、うっかり振られたみたいな形になってんじゃん!」
怒って先を歩く衣咲。
これは、深津さんだからこそ許せるセリフ。
その言い方が可愛くて、笑っちゃいました。


『2005/2006 ドイツへ行こう』と書かれたポスターを見つめる衣咲。
「ドイツ?」と理一。
「読まなくていい!」と衣咲。

「どこ?君の部屋・・・。」
と意味深な言葉で理一の部屋に上がり、
トイレだけ借りて「セーフ!」とポーズ!と決め、部屋を出て行く衣咲。
再びドアを開け、「スッチーの彼女から連絡来るといいね。」と言い、
ディナークルーズのチケットを渡す。

理一は洗面所に衣咲の指輪を見つける。

翌朝。
理一はヘミングウェイで、長谷部幸平(田中圭)とと木田貴司(西野亮廣)に
会う。
幸平は教習所に通いだした小池実乃(広末涼子)が通らないか窓の外を
チェックする。呆れる理一に、
「女子大の前で歩美を待ちぶせしたじゃん。」と二人。
そして話題は理一と広瀬歩美(小林麻央)の別れの原因に。
「お前が振ったのかと思ってた。」と幸平。
「振られるのが怖くて俺が先に振ったの。
 確かめる前に、俺は逃げたんだよ。」
「確かめるって何?」
「他に好きな人いるんだろうって。
 よそに気持ちがあるのに向き合ってるの、しんどいじゃん。」

「え〜。つまんなーい!
 追っかければいいのに。ドイツですよ。フランクフルトですよ!」
衣咲が別れてしまったことを聞き、実乃がそう言う。
「追いかけてきて欲しいなら、最初から素直にそっちのチケット
 置いていくでしょう?
 ディナークルーズじゃなくてドイツ行きのチケット!」
「結構な衝撃でしたね・・・。」
「あれって、君も早く、一緒にディナークルーズ行ってくれる人を
 見つけろよ、ってことだよね。」
「はぁ・・・。」
「フォローしてくれないの?」
「物は物ですから、ありがたくいただいておきましょう!」
「もうあげちゃったよ。どうせ一緒に行く人いないしさ。」
「えー!いいなぁ!!行きたかったなー。
 ああいうトコって、男と行くとやたらと雰囲気あって面倒じゃないですか。
 それに、せっかくのフルコース、ガッツリいただけないし。」
「今からでも取り返せないかな。」
う〜ん。それは自分勝手すぎるぞ。
後輩にサラっと相談しちゃうところは、衣咲の飾りッ毛のなさが
現れています。


掃除を手伝わされていた八嶋優太(小泉孝太郎)は、衣咲に
異動の件で部長が話がしたがっていたと伝える。
「ちょっと、考えて連絡しまーす。」と衣咲。

教習生・一坂進(温水洋一)は、理一にスピードが出せていたと
誉められる。
この間の高速道路で、理一の運転が利いたせい、と進。
「実は、若い頃にも通ったことがあるんです、教習所。
 でも、あの運転でしょ。毎日教官に怒鳴られて。
 結局で。・・・情けない。」
「いやぁ、結構ガッツあるんですね。
 そういうのトラウマになって、一生免許取らない人多いですから。」
「先生!私の一生がかかっているんです、この免許に。」
進がそう言い、理一に頭を下げる。

その夜、衣咲と実乃は自動車教習所でキャンセル待ち。
実乃は運良く当たるが、衣咲はハズレ。
販売機で飲み物を買い、一息ついていると、そこに理一がいた。
部屋に指輪を忘れたことを教えられた衣咲は、
歩美をディナークルーズに誘ったのかどうかを尋ねる。
「3年ぶりって言ってたっけ。
 そうなると、きっかけ難しいよね。
 そんぐらいのエサ、あった方がいいもんねー。」
「エサって、そんな連絡ぐらい僕だって出来ますよ。」
「じゃ、早くしたら?
 だって、断られちゃうかもしれないわけだしさ、」
「するとしてもあなたのいない所でしますよ。」
「はあ〜〜〜!」
「なんですか!?」
「またブレーキを踏むんだ!」
衣咲にそう言われ、理一はその場で歩美に電話をする。
だが、電話は繋がらなくなっていた。
教官にブレーキを踏む、とは上手いこと言います。
チケットを取り替えそうという考えも気に入りませんが、
相手のプライベートに顔突っ込みすぎなところは、NGかなぁ。


その後、理一がマンションに帰って指輪を返そうとすると、
衣咲と、一緒に来た実乃が部屋に上がりこんでしまう。
理一が2人を帰そうとするが、
「わかる!わかるよ!一人になりたいって気持ち。
 お客様のおかけになった番号は、現在使われておりません。
 私もこの間経験したもん。
 あれさ、もう一言、二言あってもいいよね。」
「指輪も返したことだし、そろそろ・・・ね。」と理一。
「連絡取れなかった者同士、仲良くやろうよ。」と衣咲。
携帯がダメなら家に電話すれば良いとまで言う衣咲と実乃に、
理一は気持ちだけで良いから帰って欲しいと頼む。

「じゃあ・・・チケットいらなくなったら、教えて。」と衣咲。
「彼女に断られたら、チケット無駄になっちゃうでしょ。
 そしたら、私と衣咲さんとで行こうかなって。」と実乃。
「それが目的だったんですか。返しますよ。
 そんなことであなたたちが今すぐ帰ってくれるなら、
 返しますよ。」
「え〜。でも、取り合えず誘ってみてからの方が。」と実乃。
「私達もすっきりいけるし。」と衣咲。
「断られれるの前提で話すの、止めてもらえます?」
理一はそう言い、チケットを差し出す。
そのとき、インターホンが鳴る。
理一の兄・英介(藤木)だった。

4人はダーツ・バーへ。
英介としっかり2ショットの実乃。
ダーツに熱中する衣咲に
「いいんですか?」衣咲に付き合いダーツをする理一が聞く。
「何が?」
「いや、食いつき悪いから。
 あ!そういう作戦だ。
 正解かもよ。
 あの人女の子にチヤホヤされるの慣れてるから、
 気のないフリした方が逆にいいかも。」
理一にそういわれ、
「好みじゃないもーん。」
「あなた変わってるね。普通はみんな好きになるんだよ、アニキのこと。
 俺の周りにいる女の子はいつの間にかみんな。」
「私、顔で男、選ばないから。
 絶対失敗するの。見た目ストライクど真ん中、って人と付き合うと。」
「付き合う前に失敗するんじゃなくて?」
衣咲の投げた矢が高得点を獲得。「勝っち!」と衣咲、大喜び。
エリートでハンサムな男性になびかない衣咲には、高感度アップ!
ダーツの高得点に素直に喜んじゃう衣咲は可愛い。


「理一君に多大な影響を与えたって聞いていたから、もうちょっと
 雰囲気似ているかと思っていました。
 映画監督っていう夢も、お兄さんが最初だったんですよね。」
実乃に聞かれ、
「夢っていうか、憧れ?
 キューブリックだ、ゴダールだって、単に格好つけてただけ。
 うんちく語って朝まで飲んで、気が付いたらサラリーマン。」
「気が付いたら、銀行マン、でしょ?カッコいいですよね。」と実乃。
そんな様子を少し微笑んで見つめる理一。
「よくないでしょう!
 人の借金こっちで買って、あっちに売ってって、
 それの繰り返し。
 やってること退屈で、組織でかいから窮屈で。」そう語る英介に、
「へ〜。つまんなそう!」と答える衣咲。
「はっきり言うね。」と理一。
「あ、でも私達も一緒ですよ。
 あっちに売って、またこっちに商品並べてって。」と実乃。
「でも私、退屈とも窮屈とも思わないよ、別に。」
そう答えちゃう衣咲はカッコいい。
理一はその答えに少し嬉しそうで、英介は面白くなさそうでした。
そして実乃も、衣咲のその言葉に感動していました。


英介と共にマンションに帰った理一は、英介の口から思わぬ言葉を聴いて驚く。
銀行を辞めたと言うのだ。
ヘッドハンティングでもされたのかと問う理一に、
「会社禁煙になっちゃってさ。すこしプラプラするわ。」と答える英介。

衣咲は、考えた末、ミセス・パンサーのエリアマネージャーの話を
受けることに。
だが、本社に伝えに行くと、その話はもうなくなり、
今度はキッズブランドの店長になってほしいと言われる。

「何が新ブランドだよっ。
 私さぁ、子供嫌いなんだよねー。」衣咲は八嶋にあたる。

理一の携帯に歩美から伝言が入る。
『もしもし歩美です。連絡遅くなっちゃってごめんなさい。
 これ、私の携帯です。よかったら電話下さい。』
理一は、歩美が残した新しい番号にかけ直し、ディナークルーズへ行こうと
メッセージを吹き込んだ。

園田雪絵(蛯原友里)とバーで飲む英介。
「でね、エージェントがCMに出てみないかって。」
「へ〜。」
「ねー英介。夏休み、いつ取れるの?」
「ああ・・・」
「絶対とってよね。どこ行く?
 私ニューヨーク、パリがいいなー。
 英介ニューヨーク詳しかったでしょ。案内してね。」
英介は黙って頷いた。

実家でくつろぐ衣咲に、母()が言う。
「あって欲しい人がいるの。
 向こうもバツイチでね、お子さん成人してらして。
 ゆっくり第2の人生歩むにはとっても素敵な人なの。
 だからあなた、あまりのんびりしないでちょうだい。
 娘より先になんて、気が引けるわ。
 職場に誰かいい人いないの?」
「女ばっか。
 私だって出会いさえあればさ。」
「高校ん時付き合ってた高野君は?」
「ふるっ!!」

町で牛丼屋に入ろうとした衣咲は、ふと隣の看板
『結婚情報サービス サンマリエージュ』を見つめる。
そして牛丼屋に入ろうとすると、英介に声をかけられる。
通り過ぎようとすると、「食べないの?」と英介に突っ込まれる。
この辺のテーマは、『anego』などに似ていますねぇ・・・。
女の子一人で牛丼屋に入るのを見られるのは、ちょっと抵抗ある気持ちは
わかる!(笑)


ディナークルーズ当日。理一は、船の発着場で歩美を待つのだが現れない。
しかし、理一があきらめて帰ろうとした時、歩美が来る。
船は、すでに港を離れていた。

「幸平君、プロポーズしてくれない?」実乃が言う。
「実乃ちゃん。君とはまだ出会ったばかりだけど、
 君への想いは、日に日に増えている。
 毎日毎日、どんどん好きになっていく。
 ってことは、50年後の僕は、今より50年分君を愛している。
 だから、僕と結婚して下さい!」
幸平の言葉を頷きながら聞いていた実乃。
「じゃあ、6年後の彼は、あの頃より、6年分多く私のこと愛してるよね。」
そこへ八嶋がやってきた。
「ね、八嶋さん、プロポーズしてくれない?」
「またですか?」
「はい。」
実乃は6年前の彼を待っているのかな。
人のプロポーズの言葉と、彼のプロポーズの言葉を比較してるんでしょうか?


「芝生ビール、気持ちい!!」
青空の下、無邪気に競馬を楽しむ衣咲。
煮込みが食べたくて連れてきた、という英介に、
「ストレス発散!
 したくてもなかなか出来なくて。
 カラオケ行っても若い子とノリ合わないし。
 新しいスポーツ始めるって年でもないし。
 かといって、こういうところもね。」
「彼氏とくればいいじゃない。」
「言えなかったなー。
 こういう所だけじゃなくて、遊園地だたりラーメン屋だったり。
 くだらないって思われてんじゃないかって、妙に背伸びしちゃって。」
「女の子もいろいろ大変だ。」
「女の子!?」
「年いくつ?理一が高校の時に教育実習に来たって言ったから、
 今32?」
「訂正するほどでもないですけど、31です。」
「じゃあ、衣咲ちゃんだ。
 何て呼べばいいかなーって。
 俺32。一コでも下だから、衣咲ちゃんで、いいよね?」
「はい!」

歩美は、理一とのディナークルーズの約束には間に合わなかったものの、
二人で居酒屋『夢の蔵』へ。
二人はお互いの近況を話す
「俺は相変わらず普通。社会に出たらそんなもんでしょう。」と理一。
「大人になったんだ。
 あの頃は、理一君就職なんて全然しなさそうで、何考えているのか
 わからなかった。」
「いつと比べてるんだよ。いっとくけど俺もう社会人3年目だよ。
 あのあと、映画監督なんてとっとと見切りつけました。」
「大人っていうより、親父だね。」歩美が笑う。
「そんな風にまた歩美が笑ってくれるなんて思っていなかった。」
「これでも、結構頑張ってるんだよ。
 ほら私、振られてるから。
 だから気まずくなったらいやだなーって。
 あ、自分で気まずい話題ふってるね。」
「歩美、俺さ、ずっと気になってることがあってさ、
 兄貴のことなんだけど・・・
 あ、いや、なんか銀行辞めたらしいんだよね。
 転職って訳でもなさそうで、プラプラするとか言っちゃって。
 それに、相変わらず女関係もいい加減で。
 今も彼女と同棲してるんだけど、揉めてるっぽいんだよね。
 弟としては、ちょっと気になっちゃって。」
この二人の別れの原因は、理一が歩美の心変わりに気づいて、
とのことでしたが、どうやら相手は兄・英介。
しかも、理一の気にし過ぎのようです。


英介と競馬場帰りの衣咲は、英介と理一のマンションへ。
「引越し、するんですか?」
「ちょっとね。羽、しんどくて。
 スズメとかインコとか、あーいう小さい鳥って、パタパタ羽動かしてないと
 落っこちちゃうでしょう。
 じゃなくて、ふわーと飛ぼうかと。
 鷹とか鷲みたいに、漂うように、ゆっくりゆったり、踊るように。
 あいつの方がでっかい鳥なのよ。」

英介が買出しに行っている間、テレビを付けると、中に入っていたビデオ画像が
表示される。理一の卒業制作テープだ。

家の近所を理一と歩美が歩いていた。
「ちょっと兄貴に会っていく?懐かしいでしょう。」

理一が帰ってきた。衣咲は慌ててそのビデオを自分のカバンに隠す。
「何してるんですか!?」
帰ろうとする歩美を部屋の中に案内する衣咲。
「紹介してくれないの?私と彼女。」衣咲が理一に言う。
「する必要もないでしょう。」
「だって、会話出来ないじゃん。」
「会話する必要もないでしょう。」
「知ってるもーん。歩美ちゃん、だよね。
 なんかイメージ変わるなー。
 スッチーなんていうと、医者とか弁護士とか、そういうのと付き合って
 いると思ったら、教習所!
 いや、いい意味でね、いい子だなーって。男見る目あるかも。
 いいよ、映画監督。目指しているだけでもカッコイイよ!」
「彼女が?英介さんと一緒に住んでるって。」
「そうでーす。彼女でーす。」
「・・・私、帰るね。」

理一が後を追う。
「あの人いつもああで、だから気にことないから。
 てか、あの人じゃないよ、兄貴の彼女。
 今日みたいに突然家に帰ってきて、
 もしかしたら彼女と別れているかもしれない。」
「どうしてそんなこと私に言うの?」
そう言い、歩みは帰ってしまう。

理一の部屋。
「とりあえず、飲もうか。」と衣咲。
「とりあえず、帰って下さい!」
「いいじゃん。飲もう飲もう。」
「帰ってください!!」
「気ー使って言ってるんじゃん。
 この間キミ言ってたじゃん。
 君の周りに居る女の子は、みんなお兄さんを好きになっちゃうって。
 彼女もそうだったりするんでしょう?
 今私が帰ったら、キミお兄さんと二人っきりだよ。
 それって、気まずくない?
 第三者っていうか、他人が居たほうが少しは」
「他人なら帰れよ!」
「何よそれ!人がせっかく。」
「やることなすこと全部余計なんですよ。」
「君の事を思ってのことじゃん。
 私を彼女って思ったら、歩美ちゃん英介さんとどうこうって
 思わないだろうし、」
「むしろチャンスだって思うでしょう。
 あなたのような人が彼女だって思ったら。」
「どういうこと?」
「普通そうでしょ?
 31のミセスブランドより25のフライトアテンダント」
「そうだよね。中途半端に夢捨て切れずに、見栄張って生きてる弟より、
 ちゃんといい大学出て、銀行マンやって、自分の好きに生きてる
 兄貴を選ぶよね。
 いいじゃん!彼女が誰好きだって。
 他の誰好きだって、関係ないじゃん!
 ・・・まぁ、お兄さんが好きっていうのは、ちょっと関係あるかも
 しれないけど・・・。」
「3年ですよ。
 3年もずっと、ずっと引っかかってて、ずっと心のどこかにあって、
 極力触れないように気にしないように鍵かけてたのに、
 なんで何も関係ないあなたに土足でズカズカ踏み込まれなきゃ
 なんないんですか。
 なんでこんな最悪な形で知らなきゃなんないんですか。」
「私のことなら気にしなくていいよ。
 振られてダッサーイとかミジメーとか思ったりしないから。
 むしろ、仲間が出来て嬉しいって感じー。」
黙りこくる理一。
「わかったよ。帰るよ。」
「そうして下さい。」
衣咲はカバンを掴み、足早に部屋を出ていく。
いくら理一の恋を応援しようと思ったといえ、この衣咲の行動、言葉は
不愉快でした。
まさに、人の心にズカズカと土足で踏み込む状態。
ちょっと大人げないなぁ・・・。


買い物帰りの英介は、歩美とすれ違い、声をかける。
呼び止められた歩美の瞳から涙がこぼれる。

教習生の助手席に座る理一。

新しいキッズブランドの店で働く衣咲。

理一は上司に、技能認定試験を受けたらどうかと進められる。

歩美と二人、海に行った日の事を思い出す理一。
「理一君、本当にこのまま就職しないで、映画監督目指すの?」
「歩美。・・・別れない?」

理一の自主制作映画を最後まで見る衣咲。
見終わったとき、衣咲の携帯がなる。

夏祭り会場を歩く衣咲。
実乃と幸平が待っていた。

「二人だと、デートみたいじゃないですか。」
理一も呼ばれ、金魚すくいをしていた。
理一の隣に座り、「へたくそ。」と声をかける。
1万円札を出し、アミを買おうとするが、万札はカンベンして、と店主。
衣咲はアミを2つ買い、席を立とうとした理一に渡す。

二人は並んで金魚すくいを始める。
「見たよ。君の卒業制作。
 ごめん。なりゆきで持って帰ってきちゃった。
 ちゃんと返すよ。教習所に持っていく。
 ちゃんと最後まで・・・見た。」
「つまんなかったでしょ?」
「ごめん・・・」
「いいですよ、別に謝らなくて。」
「そうじゃなくて、よくわかったから。
 キミが、彼女のこと、歩美ちゃんのこと、ほんっとに好きだったって。」
「もう過去だよ。」
「諦めるの?諦めた瞬間、終わっちゃうよ。」
「っていうかそれ、あなたももう無理ですよ。」
理一は衣咲の持つアミがびりびりなことを指摘する。
「私は諦めないよ。諦めない。人生を。
 とりあえずキッズで頑張るか。
 いつまでも中央分離帯にいても仕方ないし。」
「それって俺に言ってる?」
「全然!私はいいと思うよ。
 ほら、私って、悩んだら、とりあえず突っ込んじゃえって人間だから
 ゆっくりゆったり、ダメなときはちゃんと立ち止まっていられる人が
 羨ましい。」
「ダメなときってどういう意味でしょう?」
二人はムキになって、楽しそうに金魚すくいw続けた。

あんず飴にわたあめ。
4人は楽しい時間を過ごした。

一部公式HPあらすじを引用させていただいてます。


文中、衣咲の行動について、共感できるかどうか、考えてみました。
誰にでも自然体で接することが出来るのはとても魅力的なことだけど、
彼女の場合、ちょっとずうずうしいというか、見ていてハラハラ、
時にはイライラしながら見守っていました。
でも彼女のキャラは嫌いになれないのは、時々いいセリフがあるから。

「あなた」「きみ」って呼び合うこの二人が、お互いを名前で
呼びあう日は来るのかな。

悩みなどなさそうな英介も、実は弟が羨ましいのかも。
この兄弟の関係も気になるところ。
とくに、弟の兄へのコンプレックスが気になる。
第1話では、歩美は英介のことが気になるのか、と思ったけど
第2話ではそうでもなさそうです。

歩美役の小林麻央さんは、『めざましどようび』のお天気キャスター。
綺麗な女性で華がありますが、演技が固いのが、ちょっと残念。

慎重な理一と、猪突猛進型の衣咲。
正反対の二人の、それぞれの恋の行方をもう少し見守っていこうと
思います。



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この記事へのコメント
ちーずさん、こんにちは!
私も衣咲のキャラはイライラしつつも嫌いになれないです。
これから色々なエピソードを経て、衣咲が素敵な女性としてステップアップする展開だろうと思いますし。

いつも思うのですけど、ちーずさんのレビューはとても優しいので大好きです(^^)
批判するにしても、言葉を選びながら丁寧に書かれているなと。
本当にドラマが好きで楽しんで観られているのが伝わってきて、お人柄の良さを感じます。
私のブログはドラマレビューだけではないのですが、ちーずさんのブログのように、読んだ人が良い気分で帰れるような記事が書ければと思っています(*^_^*)
Posted by れい at 2005年07月13日 12:43
見終わった時には、どーしても不快な部分ばかりが強く印象に残ってしまいがちでしたが、文中、衣咲に対して肯定的なちーずさんの感想を拝見すると「そういえば、そんないいとこもあったなー。」と回想しました(笑)。でも衣咲ちゃん、来週はブレーキ踏むまでは期待しないから、アクセル緩めてほすぃ〜( ̄ε ̄=)
Posted by まこ at 2005年07月13日 15:12
ちーずさんこんにちは
ちーずさんは、優しいですね〜
今回は、見ていてちょっと辛かったです。
衣咲の暴走もそうですが、歩美の声と
演技がきついですね・・。
大事な役なのに、レベルが下がってしまっているようで残念です。
衣咲キャラにも、愛着が持てるようになると
いいのですが・・・。
Posted by まりこ at 2005年07月13日 18:10
こんばんは。コメントありがとうございます!

れいさん。
もったいないお言葉をありがとうございます。^^
読んでいて照れてしまいました。(笑)
れいさんと同じで、私も衣咲を嫌いには
なれないんですよ。
自分の感想を読み返してみて、衣咲への高感度が
上がったり下がったり忙しい。
これって、製作者側の狙いなのかな!?
いつでもお気軽にコメント残していって下さいね。

まこさん。
テレビ見ながら、衣咲の行動や言葉に笑ったり
気分を害したり、自分の気持ちの変化が
忙しかったです。^^;

まりこさん。
そうですね〜。
主人公の元カノという大事なポジションですからね。
衣咲は、オヤジっぽい所の演出が減れば、
違った感想になってくるかもしれないですね。
Posted by ちーず at 2005年07月13日 21:37
今回の、衣咲のキャラは、どう見ても、
イメージアップはできませんね。もっと
違う面を見せてくれないと、ファンは、
私も含めて、悲しいです。
Posted by mari at 2005年07月14日 00:28
ちーずさん、おはようございます。以前「大奥SP」のときにTB入れさせてもらった「切なさはモノローグ」の三日月です。
久々に月9を見てるのですが、私は衣咲のちょっと図々しいキャラには初回で慣れたので、そんなキャラも含めて2回目は楽しく見ることができました。第一印象が悪いといいところが後から余計に見えてきたりすることもありますし、これから衣咲の魅力的な面も徐々に書かれていくのではないかな?と思っています。
Posted by 三日月 at 2005年07月14日 05:50
三日月さん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
私は第1話よりも、第2話での理一とのやり取りに
イライラしちゃいました。
でも演じているのは深津さんだし、これから
衣咲の可愛らしさがクローズアップされると
信じています。^^
また遊びにいらして下さいね!
Posted by ちーず at 2005年07月14日 20:15
みなさんが感じておられるように、ちと、衣咲にはイラっとさせられてしまいますね。私もこんな風に人を傷付けているのかも・・・って省みちゃいます。
でも、ちーずさんのあたたかくて優しいコメントに救われる思いです♪
今後、器用ではなく取り柄もなく若くもない(言いすぎ?)衣咲が、どう恋をしていくのか楽しみです。
Posted by あさつゆのしずく at 2005年07月15日 22:56
今更ですが、ようやく時間取って見ることができました。
せっかくの深津絵里を生かしてくれるかわいらしさがあるキャラだとよかったのですが…
もうちょっとがんばって続きも見てみます。
Posted by しゅう at 2005年07月26日 13:15
こんばんは。コメントありがとうございます!

あさつゆのしずくさん。
ごめんなさい。コメントが遅くなりました。
この頃と比べると、衣咲のキャラクターも
だいぶ落ち着いて見られるようになりましたね。
ハラハラさせられていたこの頃が今は嘘のよう。(笑)
理一のペースにハマってきたってことなのかな。
恋に関しては、まだまだ問題が多そうですね。

しゅうさん。
衣咲を演じられるのは、深津さんならではこそ。
だんだん衣咲が可愛らしく思えてきました。
第4話の感想は、いかがでしたか?
またお話して下さいね。
Posted by ちーず at 2005年07月26日 19:41
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