2005年08月19日

電車男 第7話

『脱オタク!!涙の誕生日』

沙織(伊東美咲)は、剛司(伊藤淳史)が落とした封筒を彼の元へと届けに行った。
そこで沙織は、剛司が自分に仕事と嘘をついていたこに気づきショックを受ける。
エルメスの涙に泣きながら後悔する電車男。
だが沙織は「私たち、もう会わないほうがいいと思う。さようなら。」と告げ
剛司の前から立ち去る。一方、車で沙織の後を追う 桜井(豊原功補)。
ラジコンを使い二人の会話を盗み聞き。彼らが今掲示板で話題になっている
“エルメス”と“電車男”だと確信する。
「あれが・・・電車とエルメスか。」そう呟く桜井。

桜井さん、電車男の姿に「うわ、ヲタくせぇ!」って。(汗)
しかし、桜井のラジコンの技術、素晴らしい!
最後、車のトランプにジャンプ・イン!!これもある意味オタクのなせる技!?
あんなにラジコンがチョロチョロしてたら絶対に気づきそうですが、
当のエルメスと電車男は全く気づかず、でした。


沙織と剛司の関係に亀裂が入ったことを知った桜井は、沙織を落とす絶好の
チャンスとばかりに、彼女を自分の店に連れて行く。
「どうして男の人って、嘘つくんだろう。
 どうして私はその嘘を、許せないんだろう。」
沙織はそう呟きながらソファーで眠ってしまう。

「沙織がエルメスかぁぁ。
 今俺の中で・・・天使と悪魔が戦っている。」
「おいおい、何を考えているんだ、君は!
 この子は、妹のように可愛がっていた沙織だぞ!」
白いスーツを着込んだ桜井@天使が言う。
「ばっかやろう!お前の目の前にいるのはあの、エルメスだぞ!
 『ちゃんと掴んでますから。』の、エルメスなんだぞ!」
黒いスーツにサングラス姿の桜井@悪魔が言う。
「兄のように慕っていた沙織を、失望させていいのか!」
「相手は、『実はカマ賭けてたんです。』の、エルメスだぞ!」
「こいつの言うことを聞くな!」
「お前さっきからウルセー!消えろ!」
悪魔が天使をパンチ!
「ごめん!天使の桜井君。」
桜井はそう呟くとエルメスにキスしようとする。
その時目を覚ました沙織。
「もうこんな時間。夢見ちゃった〜。」ととぼける桜井。
本人いわく天使に戻った桜井は、沙織を送っていくことに。

天使と悪魔の戦い、面白かった!
桜井さん、クールな役かと思っていたらこんなキャラだったとは!!
好きになりました。(笑)


「今日、エルメスたんに振られてしまいました・・・・」

剛司は掲示板にそう書き、一呼吸置いたあとクリックする。
「えーーーーっ!?」
ネットの住人、皆本(小栗旬)、牛島(六角精児)、一坂(温水洋一)、
富永(我修院達也)、浅野(山崎樹範)らは一斉に叫び驚く。
「何があったんだ?エルメスと会うのは明日だろう?」
「しょしょしょしょしょ詳細キボルファボール」

「俺の落し物をエルメスたんがコミケまで届けてくれて、
 そこでヲタ前回な俺を見せてしまったんでつ。
 すると突然泣かれてしまって・・・・ジ・エンドです・・・」

住人たちは、エルメスでさえも、ヲタクが駄目という現実にショック。
だが、本当にそれが原因なのか、と住人が言い出す。

ヲタクだったからなのか、電車が嘘をついたからなのか、
エルメスの心変わりなのか・・・。

掲示板の住人はさまざまな意見を書き込むが、当の電車男は
原因なんてわかったって、もうどうにもならない、と落ち込むばかり。

ことの成り行きを見つめていた陣釜美鈴(白石美帆)は「あーあ。」とあきれ返る。

「ここでくじけたら、前の自分に戻ってしまうぞ。
 いつだってお前は何度も立ち上がってきただろう!
 お前が、エルメスを思っていた気持ちは、そんなもんだったのか!?」
タイガースファンの男たちが電車男を励ます。
「俺の知ってる電車はこんなモンじゃない!」ときしわだ。
「まだまだおぬしは進化する!」と川端やすなり。
(『Iハート文学』と書かれたハチマキを外すとそこには『Iハート電車男』の
  ハチマキが!)

だが、みんなの気持ちは電車男には届かなかった。

「あのばぁか!」と陣釜。

「切ないね・・・。」
と呟き、アイドル・花梨は留学のパンフレットを手に取る。

この時点で剛司はなぜ沙織が泣いてしまったのか、気づいてないんですね。
落ち込んでる暇があったら、早くそのことに気づくんだー!!


陣釜美鈴が派遣会社を変わりたいと事務所にやって来る。
「そうポンポンポンポン・・・変えられても困るんだよねー。」
黒木文人(佐藤二朗)は最初はそう言うが、
「さっき、そこで」陣釜と知り合ったらしい、社のホープ・及川尚人(前川泰之)が
一緒に頼むと
「及川君の頼み=社長の頼み! 
 おい誰か〜!」と社員を呼びつける。
すると社員たちは一斉に外出していく。
残ったのは剛司ただ一人。
剛司は陣釜美鈴の新しい派遣先を手配することに。

及川さん、ベルト直しながらの登場って。^^;
陣釜美鈴、おそるべしっ!!


あくる日、沙織は、剛司との一件を果歩(佐藤江梨子)や裕子(須藤理彩)に
打ち明ける。
「それぐらいの嘘なら許してあげてもいいんじゃないの?
 ただ仕事と言って遊んでただけなんだし。」と裕子。
「沙織の誘いを断って、オタクの祭典ですよ!
 どうりで生理的に受け付けなかったはずだ!
 あんなやつ、終わって当然です!」と果歩。
「やめて。山田さんは悪くないの。
 あんな些細な嘘、本当は、」と沙織。
「沙織は悪くないよ。沙織は悪くないって。
 ね、下手に山田にいい顔したらダメだよ。
 沙織だってもう無理だと思っているんでしょう?」と果歩。
「沙織がもしそう思っているんなら、ここですぱっと思いを断ち切った方が
 いいと思うよ。じゃないと、沙織だけじゃなくて、山田まで傷つくことに
 なるんだから。」と裕子。
「だから何があっても絶対に、冷たく突き放すこと。わかった?」
果歩や裕子の言葉に、沙織は静かに頷いた。
 
その夜、剛司は、美鈴を連れて、彼女の新しい勤務先を訪れていた。
剛司たちが帰ろうとすると、偶然近くを通りかかった啓介(速水もこみち)が
美鈴に声をかけた。啓介は、沙織と一緒に食事に行くところだった。
思わず美鈴の背中に隠れる剛司。
美鈴は剛司の首根っこを掴み前に引きずり出す。
「これから飯行くんだけど、よかったら一緒にどう?」
啓介の言葉に動揺する沙織と剛司。
「僕、会社に戻って今日の報告書を、」そう言い帰ろうとする剛司を
美鈴は「行くんだよ!」とものすごい形相で睨みつける!

しゃぶしゃぶ屋。
「山田くーん!みなさんに、しゃぶしゃぶして差し上げて♪」
美鈴に言われ、戸惑いながらもしゃぶしゃぶする剛司。
「そんなに彼氏の顔ばかり見んなよ。」啓介が沙織に言う。
「見てないよ。それに、彼氏じゃないよ。」
沙織の言葉に剛司、撃沈!
啓介はもうすぐ(8月21日)沙織の誕生日だと言い出す。
「ちゃんと祝ってあげてね。」
啓介の言葉に戸惑う二人。
啓介は急に、桜井さんに呼ばれてた、と言い立ち上がる。
そして美鈴と目配せ。美鈴も用事を思い出したと席を立つ。
「陣釜さん!」剛司がすがりつく。
「用事だって言ってんだろ!」美咲、肘鉄パンチ!

帰り道。
少し前を歩く沙織に並び、剛司は頭を下げる。
「あの・・・この前は、すみませんでした。」
「別にもう、関係ありませんから。
 私もう、山田さんと、会うつもりありません。」
美鈴はそう言いタクシーを拾う。
「あの!どっちが幻なんでしょうか。
 青山さんと会っていた時と、会えなくなった今と。
 どっちが、幻なんでしょうか。」
「私にとって山田さんが側にいてくれた日々は、幻でもなく、
 かけがえのないものでした。
 でも、もう、おしまいです。」
そう言い沙織はタクシーに乗り込んだ。
剛司は拳をぎゅっと握り締め、タクシーを見送った。

家に戻り、カレンダーを見つめる剛司。
21日には『青山さんの誕生日』と赤字で記入されている。
エルメスの笑顔、エルメスのカップ、エルメスとの2ショット写真、
そしてエルメスの言葉を思い出す電車男。

「今日、偶然エルメスたんに会ってはっきりしますた。
 彼女は俺にとってかけがえのない人で、
 それはまだ現在進行形なんです・・・
 このままじゃ終われないよ・・・」

電車男の書き込みに、掲示板の住人たちは大喜び。

「よく言ったぞ電車!その言葉を、待ってたんだ!」
嬉しさの余りその場に立ち上がりガッツポーズを取るタイガースファンの男。
PCのコードを思いっきり踏み付けてしまい、PCがショート!
「これからって時にーーー!!」と頭を抱える。

住人たちはエルメスに嫌われた原因を追求し始める。
「彼女よりコミケを優先したから。」
「ヲタクだから。」
「エルメスのように普通の人は、ヲタクに少なからず偏見はあると思う。」
「ならば話は早い。脱ヲタしる!」
「外見だけ変えるのとは訳が違う」
「電車がノロワレター!」
「脱ヲタっていうのは、性格や性質まで変えるってことだぞ!」
「ヲタの性質はせっけんで洗い流せるモンじゃない」
「どうしてヲタクに誇りをもてないのか。」
「俺は電車がヲタだったから共感出来たんだ」

さまざまな意見が掲示板を飛び交う。

「ここは電車の意思を尊重しよう。」

住人の書き込みに、電車はフィギュアを見つめた後こう書き込む。
「ごめん・・・。俺はエルメスたんと仲直りがしたい。
 だからみんなには悪いけど、脱ヲタしてみようと思う・・・」

住人たちは電車男の意思を指示する。

「おまいら、ありがとう。
 頑張って、ヲタクを卒業します!」

電車男はそう言うと、机の上に飾られたフィギュアを手に取り、心の中で
別れを告げる。

アイドル・花梨は芝居の勉強にアメリカ留学をしたいと事務所の人間に訴える。
「嘘だな。本気だったら黙ってでも行くはずだよ。」
事務所の人間はそう言い相手にしない。
花梨はその場を飛び出していく。

「悪いな、電車。
 キサマが脱ヲタしているうちに、エルメスは急速に俺に惹かれる。
 そしてそれは、確かな愛へと変わる。」
車の中で呟く桜井。
会社から沙織たちが出てきた。
「エルメ、、、沙織!」
桜井の姿に裕子は大喜び。
「たまったま偶然近くをちょこっと通りがかったから、一緒に飯でも
 食おうと思って。二人で。」
裕子と果歩、ガッカリ。
「なんかあの二人いい感じじゃない?」と裕子。
「桜井さんと上手くいってくれないかなー。」と果歩。

掲示板住人のアドバイスを元に、脱ヲタしようとする電車。
「まずは部屋の整理。フィギュアの強制排除。」
部屋中のプラモ、フィギュアを一箇所に集めた剛司。
トンカチを振り上げるものの、なかなか振り下ろすことが出来ない。

「ゲームは売って金にしろ」
ゲーム屋に買い取ってもらうものの、たいした金額がつかない。
「思いいれのあるモノほど金にならない。」
キャンペーン中ということでくじ引きをひくと、1等!
最新ゲーム機とソフト10本、大当たり!!
「増えちゃった〜!!」

「さよなら・・・ザク・・・。」
ダンボールにいれ、川に流す。
「オデッサ作戦に参加した 全ての戦死者に対して 哀悼の意を表し
 全員 敬礼ッ!」
敬礼して見送る電車男。
反対側で大きな水音が聞こえ、別のダンボールがながれてくる。
「マチルダさん・・・」そう呟きながら橋の上を歩いていると、
「マチルダさん・・・」と別の男が呟く。
「マチルダさーーーん!」と大声で叫ぶ男。
思わず足を止めその男を見る電車男。
「オタクもそっち系ですか?あれ?違うのか?」
「ア・・・アムロ!?」

ガンダム大好きな息子が激しく反応。(笑)
BGMは『風にひとりで』(ガンダムのファーストシリーズ)だそうです。(笑)
※ここに登場した人物は、『秋葉カンペー』。
 私は知らなかったんですが、ネプチューン・堀内健さん扮する
 伝説のオタク青年だとか。
 公式HPでロケシーンが見られます。


家に帰ると、先ほど捨てたダンボールが届いている。
なんと、ダンボールに送り状が貼ってあったのを見て、拾った人が
届けてくれたらしい。
しかも、ダンボールは二つに増えていた!
「また増えちゃった〜!」
もう一つのダンボールの中には、マチルダさん入り!!

電車男にヲタクを辞めるなと、運命の神様が言っているとしか
思えない展開です。(笑)
「捨てるなら僕にくれー!」(BY息子)


メイドカフェ・ぴなふぉあ
剛司はダンボールの一つ松永勇作(劇団ひとり)に、
一つを川本信二(菅原永二)に渡す。
「本当にヲタクを辞めると言うんですね。
 未練はないんですね?」
松永は引き止めたがる川本を制止、
「わかりました。では始めましょう。」と言い出す。

「山田剛司殿。
 あなたは、数々の試練を乗り越え、真性ヲタを卒業したことを
 茲に賞します。
 同人誌サークル
 LOVE MINAS ANKLE 代表
 松永勇作」

川本は雑誌『an・an』等を贈呈する。
(特集記事は大人の恋愛講座!)

店の従業員(メイドさん)たちと、万歳三唱で剛司を送り出した。

沙織と食事をする桜井。
「なんか最近ずっと一緒にいるね。」沙織が言う。
桜井は沙織に誕生日の予定を聞いて見る。
「果歩と裕子さんが祝ってくれるって。」
「じゃ、うちの店で盛大にばーっと!」
「じゃあ、聞いてみる。」と沙織は答える。

沙織への誕生日プレゼントを選ぶ剛司。

家に戻ると、剛司は最後のフィギュアやぬいぐるみを箱にしまい封印する。
部屋の中全てのグッズがこれでなくなった。

「ヲタクは、無事卒業しました。
 明日に控えた、エルメスたんへの誕生日プレゼントも用意しました。
 後は、エルメスたんに想いを伝えるためのマジレス、お願いします。」

「メールじゃなくて電話だ」
「ここはもちろんメールじゃなくて電話だ」
「出なくても留守電に想いはつたえられるからな」
「明日が誕生日だから0時ジャストにかけたら?」

「そんな遅くにかけて、迷惑じゃないですか?」

「誕生日は特別だよ」
「おめでとうコールは少なくても悪い気はしない」
「誕生日に会いたいって話は切り出しやすい」

「そうですね。でも取り合ってくれないかも・・・」

「用心があるだろうから、『少しの時間でいい』を強調」
「男らしく」
「強気に」
「強引に」
「間違ってもキョドんなよ」

「自信ありません・・・」

「演技でもいい。
 あ、変わったかもって思わせることが大事なんだ」
「ヲタクのイメージを払拭するいはこれしかない」
「ただ電車の会いたいって気持ちを遠慮せずに伝えろってだけだ」

「・・・それならできそうな気がします。
 後は自分で伝えたいことを考えてみます」

「後は自分で考えるか・・・
 成長したじゃん。」と呟く住人。

「待ってろよ、電車。あいつには、俺が必要なんだ。」
PCを壊してしまい、自分でなんとか修理しようとするタイガースファン。
その時また、大きくショート!!

エルメスが思いつめた表情でいるところに、電話が鳴る。
剛司からだ。
「はい。」
「あ・・・あの、山田でしゅ。」
剛司は落ち着こうと、部屋中に張った紙を見渡す。
『深呼吸!』
『落ち着け!』
『誕生日は特別』
『かむな!』
『強引に!』
『今しかない!』
『ダンディーに!』
『男になれ!!』
『あせるな!!』
など、部屋中に張り巡らされている。

「おぉ、、、お誕生日、おめでとうございます。」
やっとそう言い、深々と頭を下げる。
沙織は驚いて時計を見る。0時ジャストだった。
「・・・なんですか?」
「あのですね、今日、渡したいものがあるんですが。」
「・・・言いましたよね。私もう、会えませ、」
「思いたくないんです。
 青山さんのこと、幻だったなんて思いたくないんです!
 ・・・
 今日の7時に、最初に待ち合わせた場所で、待ってます。」
「行きませんよ。」
「来なくても待ってます。失礼します!」
剛司はそう電話を切ったあと、その場にヘナヘナと座り込み、「
強引だったかなぁ・・・」と呟く剛司。

その頃・・・
「これを沙織・・・いや、エルメスに捧げるんだ。」
桜井はなにやら大掛かりな準備をしていた。
その成功する様子を思い浮かべる桜井。

「君に、プレゼントがあるんだ。」
「なあに?」
「これが、僕達の最初の共同作業だ。」
そして二人でドミノを軽く触る。
次々と倒れていくドミノ。
「こっちだよ、エルメス。」桜井がリードする。
ドミノがシャンパンのボトルを倒し、シャンパンタワーに流れ込む。
ハートを彩ったドミノが倒れ、落下傘が発射。
それを掴みとる。そこにはエンゲージリングが付けられていた。
「エルメス。今まで君を、運命の人だと気づかなかった俺を
 許してほしい。」
そう言いエルメスの指に指輪をはめ、抱きしめる!

・・・というのが桜井の筋書き。
「電車・・・エルメスは俺が貰う。」そう呟き怪しく笑う。

『青山健吾』と名前の入った離婚届が燃やされている。
火をつけたのは沙織の母・由紀(秋吉久美子)だった。
「どうしたの?」と沙織に聞かれ
「手品の練習。」
だが沙織は父からのエアメールの封筒に気づく。
沙織は母親に今日は?と聞かれ、果歩たちがパーティーを開いてくれると
告げる。
「もしかして、別れたの?」
「関係ないでしょ。」
「なるほどね。だから最近キラキラしてないんだー。」
「そんなことないもん。行ってきます。」
沙織はそう言い、出かけていった。
「キラキラか・・・。」と呟く由紀。

時計をチェックする沙織。時間は5時。

「いよいよ、エルメスたんの誕生日です。
 多分、彼女は来ないと思います。
 だけど、俺は待ってみます。
 別に、ネタとかじゃなくて。」

スーツを着込んだ剛司は、プレゼントを手に家を出ていく。

「今まで、時間の早さって普通に一定だと思ってた。
 でも、違うんですね。
 彼女を待ってるときは、永遠のように長くて、
 彼女と会ってるときは、あっという間に過ぎてしまう。
 そういうことを、いっぱい教えてくれた、エルメスたんとの恋愛に、
 後悔したくないんです。
 それを気づかせてくれたのは、やっぱり、おまえらで。
 みんなには、いつも頼ってばっかなのに、
 何も返せなくて、 すみません。
 だけどその分、ちゃんと待ってますから。
 きっと時間が経つに連れて、苦しくて、悲しくて、怖くて、
 逃げ出したくなると思います。
 それでも、がんばって、彼女を待ってみます。
 おまえらが、いるから。」

「わかってる。がんばれ。」
「俺達が、ついてるぞ!」
「ファイト!電車!」
「がんばれ!」
「しっかりいってこい!」
「ちゃんと見守ってるから!」
「俺達も、待ってるから!」
「ずっと、応援してるから、」
「気合や!」
「電車さんなら出来るよ。」
「エルメスよ!来てくれ!」
「絶対待ってれば来るから!」

その頃、陣釜が優しい表情でパソコンを見つめていた。
時計を見た後、笑顔で席を立つ。

武田花梨は、留学の決断を社長に伝えた。
「連れ戻せ!」と怒る社長に、
「花梨を、行かせてあげて下さい!」
平尾マネージャーが土下座をして頼んだ。
『平尾マネージャーへ
 ワタシ本気だからね!!』
花梨はマネージャーにそうメッセージを残していた。(PCに)
「頑張れ・・・。」そう呟く平尾。

AA職人の皆本は、待ち合わせ場所にエルメスが現れる絵を描いた。

沙織を待つ強し。
7時になったが、沙織はまだ姿を現さない。

その頃沙織は、まだパーティー会場にいた。
ふと腕時計に目をやると、既に8時過ぎ。
桜井は、まだ来ていなかった。
「そういえば、桜井さん・・・ヤベ!!」啓介が慌て出す。

「みんな遅いな・・・。」と呟く桜井。
その時、店の電話が鳴る。
「おう、啓介。何やってんだよ、今日のパーティーさ、
 あ?場所変わったんだ。
 !!場所が変わった!?
 わかった!」
慌てて会場に向かおうとする桜井。その時テーブルの上の缶が落ち、
ドミノへと転がっていく。
誰もいないパーティー会場をドミノが倒れ、キャンドルのライトが点火する。
(BGMは『ロマンティックが止らない』)
「今行くからな、エルメス。待ってろよー!」
桜井がエンジンをふかし、剛司が待つ場所を通り過ぎていく。
雷と共に、雨が降り出した。
時間はまもなく8時半。
剛司はプレゼントが濡れないよう必死に庇う。

その頃、パーティー会場の沙織はどこか落ち着かない様子。
「誰か待ってるの?」と裕子に聞かれ「別に。」とごまかす。

果歩は啓介に、これが終わったら飲みに行こうと誘うが、
「それがさ、ちょっとダメなんだよね。」と啓介。
「何か用あんの?」果歩が聞く。

そこへ、赤いドレスに身を包んだ美鈴登場。
「美鈴さん!」啓介が嬉しそうに声をかける。

雨にずぶぬれになり立ち尽くす剛司。
赤い傘の女性が走ってきたが、別人だった。

「こんばんは。お誕生日おめでとう。」
美鈴が沙織の隣の席に座る。
「あいつは?来てないんだ。山田剛司。
 ってことは、別の場所で待ってるのか。
 なんかさ、あれほど不器用でバカな男って、ワタシ虫唾が走るんだよねー。
 でもなーんか、放っておけないっていうか。
 あ、勘違いしないでね。あのバカとはなにもないから。
 ねぇ。時間の早さって一定だと思う?
 あいつ、こう言ったんだよね。
 好きな人を待っている間は、永遠のように長くて、
 会っている間は、あっという間に過ぎるって。
 今あいつは、あなたを永遠のように待っているんだろうなー。
 まあ待ってたらの話だけどね。
 さすがにこの雨の中じゃ、もう帰ってるかー。」

「沙織ーーー!!」と叫びながら桜井がやって来た。
「エルメ、(ビシッと自分の頬を叩く)沙織は!?」
「そこに、います。」啓介が教える。

「沙織!ちょっと来てほしいんだ。君に見せたいものがある。」
桜井が沙織の手を引いて連れ出す。
「あと一歩だったのに!誰あいつ!!」悔しそうな美鈴。

時刻は10時過ぎ。
ずぶぬれなまま待ち続ける剛司。

「悪かったな、急に連れ出したりして。
 どうしても見せたいものがあって。もうすぐだから。」
桜井は沙織を車に乗せ、そう説明する。
「驚くぞ、絶対。そして、喜んでくれると思うんだ。」
「停めて。停めて!」
「どうかした?」
「ここに、連れてきたかったの?」
「え?いやいやいや。うちの店に。」
「山田さんとあわせる為に・・・私を。」
「ああ、そうだよ。!!いや・・・」
「ありがとう。」
沙織はそう言い、車から降りた。

「え?何これ。どうなってんの!?」と桜井。

沙織は剛司の元へ駆け寄る。
「青山さん・・・」
「どうして・・・」
「傘、買いに行こうとしたんですけど、その間に、
 青山さんと、すれ違いになったら、いやだったんで・・・」
「何考えているんですか!」
「青山さんの、笑った顔、考えてました。
 ぼく・・ヲタクは、もう、辞めましたから・・・
 青山さんに、ふさわしい、男に、」
「違う。そうじゃない。そうじゃないの。
 悪いのは、私なんです。
 私が、あなたの嘘を、あんな些細な嘘を、許せないばっかりに。
 ごめんなさい。
 これ以上、一緒にいたら、あなたを傷つけてしまうから、
 だから、」
咳き込む剛司。
「山田さん?」
「お誕生日、お、おめで、」
その場に倒れてしまう剛司。
「山田さん!!」沙織が剛司を抱き起こす。
「ぼく、もっと、いい男に、なりますから。もっと・・・」
剛司はそう呟くと、気を失ってしまった。

今回はビデオに撮って堪能しました。(笑)
それにしても沙織、何ていい子なんでしょう。
自分の嘘を許せないという気持ちが、剛司を傷つけてしまうことを恐れて
別れようと思っていたなんて。

今回は、桜井さんと陣釜さんの大活躍!
桜井さんのキャラ、面白すぎ。(笑)
エルメスって何度も呼びそうになってましたね。
彼は、掲示板での有名人・エルメスをただ電車男から奪いたかっただけかも
しれないですね。
来週からは、天使の桜井さんに戻って下さい。(笑)

そして陣釜さん!よくやりました!
彼女の目的は、何か裏があるのか!?勘ぐってしまうけれど、
でも今回は本当に電車男を応援しているように思えました。

次週、ヲタク復帰!?エルメスを元通りの部屋に呼ぶなんて!!


※『気ままなNotes』さまネットの住人出欠表が素晴らしい!


ランキングに参加中!応援クリックよろしくお願いいたします。
人気blogランキング    TV Drama Ranking



電車男 (テレビ版)電車男 (テレビ版)


ドラマCD 電車男 vol.1ドラマCD 電車男 vol.1


CCB TREASURE COLLECTIONCCB TREASURE COLLECTION


電車男 (映画版)電車男 (映画版)


電車男電車男


映画電車男オフィシャル・ビジュアルブック映画電車男オフィシャル・ビジュアルブック


電車男電車男


17:28 | CM(16) | TB(0) | 電車男 | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どもん!ビデオに撮ったんですが、またしても最後までみれず。
いい展開っすね!ココでドラマの内容を確認してますw
電車男のセリフパクリ隊と思いまふ!
Posted by けーた at 2005年08月19日 17:56
けーたさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
今回、野球の延長がありましたね。
お役に立てて何よりです。^^
また遊びにいらして下さい!
Posted by ちーず at 2005年08月19日 18:14
こんばんは!gary87です。
クールだった桜井さんのキャラがどんどん崩れていきましたねー。あのドミノ倒しプロポーズ作戦、大爆笑でした!陳釜さんって姉御肌なんですね。惚れてしまいそう・・・

>「捨てるなら僕にくれー!」(BY息子)
同じ事僕も画面に向かって叫んでました!
Posted by gary87 at 2005年08月19日 20:08
今回は本当に陣釜さんと桜井が大活躍でしたよね!
2人の意外な一面がたくさん見れたせいか、俺的にも本当に大満足の回となりました!
次回はいよいよエルメスが電車宅に行くみたいですので、なんとかきちんと仲直り出来ると良いですよね!
Posted by フェイク・ヒーロー at 2005年08月19日 21:32
ちーずさん、こんばんは。
桜井さんがエルメス熱にうかされて
別人になってましたね。
あの誕生日の仕掛けがすごくおもしろかったです。
Posted by honey at 2005年08月19日 23:24
こんばんは。コメントありがとうございます!

gary87さん。
ドミノ倒しプロポーズ大作戦!(笑)
あれ、結構感動しちゃうかも。^^
プラモやフィギュアの嫁ぎ先が決まって良かったですね。
でも来週、取り返すのかな!?

フェイク・ヒーローさん。
こういう意外性って楽しいですよね!
私もぐっと引き付けられました。
エルメスが電車男と別れようとした理由も
想像と違っていて、やられました。
次週、仲直りしてほしいです。

honeyさん。
桜井さんも凝り性でした!
ある意味オタクなのかも。(笑)
悪魔になりきれない桜井さん、いい人ですよね。
Posted by ちーず at 2005年08月20日 00:22
ちーずさんこんにちは
私も桜井のキャラがこんなに変ってびっくり(笑)
でも、陣釜さんや、桜井の援護はうれしかったですね!
Posted by まりこ at 2005年08月20日 12:02
ちーずさんはじめまして
トラックバックセンターを運営していますtakanoと申します。 
この度【トラックバックセンター★トラバ本舗】というトラックバックセンターを開設いたしました。
新しい記事を更新されましたら該当カテゴリにトラックバックすることで、より多くの人に見てもらうチャンスが広がり、アクセスアップにつながると思います。
また当センターにリンクを張っていただきますと逆アクセスランキングにも参加できます。
運営を始めたばかりですがどうそよろしくお願いします。http://honpo.seesaa.net/
Posted by トラックバックセンター★トラバ本舗 at 2005年08月20日 12:24
はじめまして、TBさせていただきました♪

本も映画も見てなくてドラマがはじめてだったんですけど、とてもおもしろくてハマってます!登場人物も魅力的で◎です☆

それでは〜
Posted by じゅりな at 2005年08月20日 18:16
じゅりなさん、はじめまして。
コメントありがとうございます!
電車男、面白いですよね。
ネットの住人たちも顔を覚えると個性が見えてきて
本当に魅力的!

トラバ本舗さん。
お知らせありがとうございました!

まりこさん。
桜井さんはこれでエルメスを諦めたのかな?
陣釜さんの狙いは・・・って疑っちゃダメか。(笑)
Posted by ちーず at 2005年08月22日 00:40
ちーずさん、電車レス感謝です。
ネットの住人の出席まで見ているとは!
でも、おたくって、秋葉原だけではないはなしですよ☆
例えば、60歳で韓国ドラマにはまってしまう人もいますからぁ〜!
初めて、ビデオ屋さんで借りた人もいますからね。
日本人は、みんなおたくかもです♪
Posted by kokotoki at 2005年08月22日 14:35
kokotokiさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
『おたく』という言葉のイメージが変わりそうになる
ドラマですよね。
Posted by ちーず at 2005年08月23日 21:44
ちーずさん、こんばんわ〜

完全に脇に隠れていた陣釜さんと桜井がとうとう本領を発揮しましたね〜

次回以降、さらに面白くなる予感です(^^)
Posted by Ky'z at 2005年08月24日 22:04
Ky'zさん、こんばんは。
まだ8話レビュー途中ですが、面白かったです!
桜井さん、あなどれん!!(笑)
Posted by ちーず at 2005年08月27日 00:54
そういえば、僕の誕生日と青山さんの誕生日は同じです。
Posted by バンババP-69 at 2005年09月05日 20:51
バンババP-69さん。
はじめまして。コメントありがとうございます!
お誕生日が沙織と同じだとのこと。
良い誕生日を迎えることが出来ましたか?
Posted by ちーず at 2005年09月07日 00:04
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。