2005年09月02日

幸せになりたい! Take8

『さよなら母ちゃん!』

スペシャルドラマの撮影も快調に進み、一生懸命に仕事をするひかりを
雅子は微笑ましく見守っていた。
ところが入院中のひかりの母親・芳江の容態が急変する。
雅子と一緒に病院に駆けつけたひかりは、弟の武史と悟に付き添っていた
借金取りの晃と洋二にもっと家族のことを考えろと言われる。
母親が入院し、ひかりは毎日仕事に忙しく、武史と悟は寂しがっていると
いうのだ。
生活のことを考えて精一杯だったひかりは何も言えない。
公式HPより。小さい弟達を思って熱くなる洋二、いいヤツです。
幼い頃、同じような思いをしていたのかな。


手術は無事成功。
看護士は雅子を親戚と勘違いし、医師の元へ連れていく。
病状は、末期のガン。
最初は軽い胃潰瘍だったが、本人が治療に非協力的だったこともあり
悪化したらしい。

雅子はひかりに伝えるかどうか、早苗に相談する。
「スタッフのプライベートに首突っ込んでいたら、身が持たないわよ。」
早苗の言葉に考え込む。

そんな雅子の元に病院のひかりから電話がかかる。
「こっちは、あなたがいなくても大丈夫だから。」
雅子の言葉にひかりの表情が曇る。

仕事を休んで付きそうひかりに、
「あんたなんかいてもいなくても一緒ってことね。」
と母・芳江は冷たい言葉を浴びせる。
「あんたは誰かに必要とされる人間にならなきゃね。
 私みたいになっちゃダメよ。」
母親はひかりに優しく言ったあと、ひかりを病室から追い出す。

雅子に仕事を休んでいいと言われたひかり。
母親にもそのことを指摘され、自分の存在価値を見失ってしまったようです。
でもこれは、芳江の愛情なんですよね・・・。


テキパキと仕事をこなしていくひかり。
芳江の病状を知る雅子は気が気じゃない。
なんとかひかりを病院へ行かせようとすると、
「やっぱり、そうなんですか。
 私なんかいなくても、大丈夫なんですか・・・。」とひかりは誤解。
「だから、そういう意味じゃなくて。」
「じゃあどういう意味なんですか!?」
ひかりに追求され、雅子は母親の病状について語る。
「もう長くはないって・・・。
 だから、あなたが仕事を大事に思ってくれるのはありがたいけど、
 今は、お母さんのそばにいてあげた方が・・・ね。」
「私、今度の仕事はちゃんとやりたいんです。
 永井さん、おっしゃったじゃないですか。
 仕事って、お金を稼ぐためだけじゃないって。
 夢とか希望とか、やりがいとか、そういうのが必要だって。
 母は・・・知ってると思います。
 だから、私が仕事をしていた方が、母も喜ぶと思います。」
そう言い、仕事に戻るひかり。
「母の看病も、仕事のことも、ちゃんとやります!
 やってみせます。」
そう言われ、雅子はそれ以上何も言えなかった。

母を見舞ったあと、仕事に向かうひかり。
母親も穏やかな笑顔で見送る。

その日、ひかりは弟たちに母を任せ、病院から仕事へ行こうとする。
「イヤだ。姉ちゃん仕事に行ったらイヤだ!」
悟が珍しく姉にわがままを言う。
弾みで転ばせてしまったひかり。悟は武史の後ろに隠れてしまう。

悟君、お母さんのこと、何かを感じているのでしょう・・・。

スタジオでは『流れよ我が涙と少年は言った』の撮影が始まっていた。
病院の少女を見舞う恋人。
医師と看護士が、青年を引き離す。

芳江は武史たちにそれぞれ1000円札を握らせ、どこか遊びにいってくるよう言う。
「二人で、仲良くするんだよ。」
そう言うと、優しく微笑む母親。

ひかりは、長谷川が永井から預かった番宣で使うビデオテープを
自分が編集室に届けると言い預かる。

弟たちは母に貰ったお金で、ひかりの働くUBSテレビへやってくる。
「お姉ちゃん、病院来てよ。母ちゃん、変だよ。」
母親にお金を貰ったこと、そしていつになく優しいことを不安そうに
話す。

そこへ、芳江が病院からいなくなったと連絡が入る。
ひかりと武史は、悟に「絶対になくしちゃだめ」とビデオを預け、
母親を探しにいく。

ビデオを見つめ、悟は歩き出す。

武史に言われ、自販機に探しにいくと、芳江は案の定酒を飲んでいた。
その酒を奪い投げ捨てるひかり。
ひかりに怒鳴る芳江。
その直後、芳江は倒れてしまう。

その頃、悟は橋の上から川を見つめ、ビデオを投げ捨ててしまう。

「こんなことばかりしていると、死期を早めますよ。」医師の言葉に、
「やっぱり、もう、長くはないんだね・・・。」
医師は言葉を濁し病室を出ていく。

長谷川からの電話に、テープのことを思い出すひかり。
悟に問うと武史の背中に隠れてしまう。

ひかりは弟達を連れて急いで雅子の元へ向かい、弟に預けていたテープが
無くなったと正直に話す。
「なんで?なんでそんな大事なもの子供に預けるの?」
「どうもすみません!!探したんだけど全然見つからなくて、」
「すみませんで済む問題じゃないのよ!
 そのテープの中には大事なシーンが収録されていたのよ!
 それを撮るのに、どれ位のお金がかかっていると思うの?
 お金だけじゃないわよ。
 スタッフや俳優さんたちが長い間準備した、その苦労と努力の結晶なのよ!
 それくらい、あなただってわかっているでしょう?」
ひかりを庇う長谷川に、
「大体、あなたが編集室に届けていれば、何の問題もなかったのよ!」
「やっぱり、休ませるべきだったわ、仕事。
 ・・・そんなこと言ってる場合じゃないわね。
 とにかく、テープ!!テープを見つけなければ。」

ひかりは悟にテープの在りかを問いただす。
「ねえちゃん、クビ?」悟が言う。
「何言ってるんだよ、お前は。お前の責任だぞ!」と武史。
「悟!いい加減にしないとお姉ちゃん怒るよ!
 悟!!」
ひかりが手を振り上げるのを雅子が止め、悟の顔を見つめる。
「お姉ちゃん、クビ?」
「クビにしてほしいの?
 テープはどこかに捨てたのね。
 そうすれば、お姉ちゃんクビになるから。
 一緒にいられるようになる。
 そう思ったんでしょう。」
雅子の問いに、悟が頷く。
ひかりが、武史が悲しい表情で悟を見つめる。
雅子は力なく笑い、そして悟の頭を撫でた。

「クビだよクビ!当然だろう!」
事態を知った佐久間が言う。
雅子は局長に「彼女自身が起こしたことではない、」と訴える。
「何甘いこと言ってるんだ。
 大事な収録テープを捨てちまったんだぞ。
 損害賠償問題だ!」と佐久間。
「まぁ、彼女の家庭の事情には同情する必要はあるがね、
 収録したテープを紛失したとは、わが社の信用問題に関わる不祥事だ。
 誰かが責任を取らなければ、示しがつかんぞ。」
「だったら・・・私も一緒に外して下さい。」
「バカタレ!!
 お前には、最後まで作品を仕上げる責任があるんだ!」
局長は雅子を一喝されうなだれる雅子。

雅子はひかりを呼び出し話をする。
「紛失したテープ分は、全てリテクのスケジュールを組んだから、
 大丈夫よ、心配しなくて。
 とにかくいろいろ落ち着くまでは、会社に出てこないで
 お母さんの側にいてあげて。
 こんなことになって残念だけど、
 あなたとは、また一緒に仕事したいと思っているから。」
「ありがとうございます。
 それでは、失礼します・・・。」
ひかりは雅子に一礼し、社を出ていく。
ひかりの悲しげな後姿を見送る雅子。

社を出ると、弟達が待っていた。
「姉ちゃん!
 ほら、悟。姉ちゃんに言うことあるんだろ?
 悟!ほら。」
「・・・ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。」
何度も謝る悟を、ひかりは優しく抱きしめた。
「もう・・・いいんだ。
 悟、お姉ちゃんの方こそ、ごめんね。」
三人は手をつないで歩いていった。

長谷川がスタッフらに事情を話し、リテイクすることになったと説明する。
「はっ?まじっすか?無理無理!!
 もう一回なんて出来ませんよ。」と主演俳優。
スタッフらも戸惑いを隠せない。

照明スタッフがアキに準備するよう声をかける。
アキが張り切って、別のスタッフに声をかける。
「よし!やるか!」監督が声を上げる。
「監督、本当にすみませんでした。」長谷川が謝る。
「なーに。
 もう一度トライできるチャンスが出来たってことだよ。
 行くぞ!頑張ろう!」
監督の声にスタッフたちが笑顔で動き出す。
「おい長谷川。
 このことで、ひかりちゃんをクビになんかするなよ!
 誰にでも失敗はある。責任をとらせることも必要だ。
 だけどこの仕事が好きで、やる気のあるやつから
 チャンスを奪っちゃいかん。
 雅子さんにそう言っておいてくれ。」
「はい!!」長谷川が笑顔で答えた。

「なかなかいいんじゃないか。
 少々、気恥ずかしいところもあるが、若い人には受けるんじゃないか?
 あとは宣伝だな。頼んだよ、頑張ってくれ。」
試写を見終わった局長が言う。
だが、クレジットにひかりの名前を見つけた佐久間は面白くない。
「クビにしたはずだろ?何でクレジットに残ってるんだよ。」
「試写を見た最初の感想がそれなの?
 作品の中身に対する意見とか、ねぎらいの言葉とかないわけ?」雅子が言う。
「おつかれさまでした。」
「・・・別にいいわよ。無理に言わなくたって。」
「中身に関しては、正直、よくわからん。」
「ま、原作もよくわからなかったですもんね!」
「局長だってわかってやしないよ。
 大体大の男が感動するような話じゃない!」
「そうですか?僕は感動したけどなー。」と長谷川。
「とにかく!あいつの名前は外しておけ!」
佐久間はそう言い試写室を出ていく。

病院の屋上でぼーっとするひかりの携帯が鳴る。雅子からだった。
「いよいよ今日オンエアだから。
 いろいろご苦労さま。」
「いえ、そんな。
 私、永井さんに会わせる顔がないです。」
「もういいじゃない、そのことは。
 弟さんをあまり責めちゃダメよ。 
 その後、お母さんの具合はどう?」
「良くなったり、悪くなったり・・・です。」
「今日のオンエアが終わったら、時間が出来ると思うから、
 そしたら、お母さんのお見舞いに伺うから、よろしく言っておいて。」
「はい!ありがとうございます!」

自分が関わったドラマが載る情報誌を母親に見せるひかり。
「なんだー。あんた、映ってないのね。」
「だって私はスタッフだもん。」
弟たちがテレビを借りてきた。
「先生に頼んで、特別に見られることになったの。」
芳子は嬉しそうに笑う。

雅子も長谷川と、オンエアを見つめる。

『あの17才の夏、僕は彼女の亡骸と共に、川を下った。 
 あの時、二人の愛と死の真相を知っていたのは、
 彼女が天使の手紙と読んでいた、あの、謎の手紙の送り主だけだ。』

『制作総指揮 佐久間裕也』
『原作 平山真二(新調出版 刊)』

病室でテレビを見る4人。
「姉ちゃんの名前は?」悟が聞く。
「まだだよ。ちょっと待ってな!」と武史。
「お姉ちゃんの名前は出てこないよ。
 だって途中でクビになっちゃったし。」
「あ!」弟達が笑顔になる。
「姉ちゃんの名前だ!!」
「あ・・・ほんとだ!!」ひかりも驚く。

『制作担当 本山 仁
 アシスタントプロデューサー 浅田ひかり』

「出た出た出たよ!」と弟達は大喜び。ひかりも嬉しそうに微笑む。
「ねぇお母ちゃん、見た?姉ちゃんの名前、」
武史が母の異変に気づく。
「お母ちゃん?」
母親を見ると目を閉じている。
「お母ちゃん、返事してよ。
 お母ちゃん、しっかりしてよ!お母ちゃん!!」

調査部からの電話を待つ雅子たち。
昨日の視聴率告げられる。
25.8%!
スタッフらと共に喜ぶ雅子の瞳から嬉し涙がこぼれた。

高視聴率に局長も佐久間も大喜び。
「局長から一言。」佐久間の言葉に
「まずは、おめでとう。」局長が佐久間と握手する。
次に、雅子と握手。雅子、満面の笑み。
自分の方に伸びてきた局長の手に、長谷川が嬉しそうに握手を求めるが
局長の手はビールに伸びただけだった。
スタッフ一同、カンパイする。

そのとき、雅子の携帯がなる。
「私です・・・。」
「浅田?今電話しようと思ってたのよ。
 昨日の視聴率なんだけど、」
「永井さん・・・母が・・・
 ついさっき、母が、息を引き取りました・・・。
 あまり苦しまずに、穏やかな最後でした・・・。
 色々と、ありがとうございました・・・。
 永井さん、私、どうすればいいんですか・・・」
電話の向こうで泣いているひかり。雅子の瞳からも涙がこぼれる。


『海猿』の『池澤、死す』のタイトルにもムっとしましたが、
このタイトルも見る前から結末がわかっちゃう。
もうちょっと考えてタイトルつけてほしいです。
何か意図があるんでしょうか!?

心配するひかりに仕事に行くよう仕向ける母親の愛情に
ウルっときました。
芳江はひかりの名前を見ることは出来たんでしょうか・・・。
お母さんには死なないで、最終回を迎えてほしかったなぁ。

ひかりの大失態を許してくれたスタッフたち。
みんな、ひかりの頑張る姿をちゃんと見ていてくれたんですね。

視聴率を聞いて涙する雅子。
このシーンで涙を流せる松下さんってやっぱりすごいと思いました。

今日のじゅんじゅんのはじけっぷりは、ちょっと物足りない。(笑)
内容的には仕方ないか。
でも、高視聴率の知らせに雅子に抱きつこうとして佐久間に負けたり、
局長との握手ではビールに負けちゃったり、面白かったです!



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ひまわり/LOVEACCELEひまわり/LOVEACCELE

 
幸せになりたい!幸せになりたい!


CAST
浅田ひかり(高校生→清掃員→?) … 深田恭子
   
永井雅子(UBSプロデューサー) … 松下由樹
   
長谷川純一(アシスタントプロデューサー) … 谷原章介
飯島 晃(借金取立て屋) … 鶴見辰吾
星野早苗(UBS総務部) … 伊藤かずえ
田島洋二(借金取立て屋) … 忍成修吾
   
澤口 修(監 督) … 佐渡 稔
浅田芳江(ひかりの母) … 銀粉蝶
浅田武史(ひかりの弟) … 篠田拓馬
浅田 悟(ひかりの弟) … 綾部守人
   
駒田孝治(チーフ助監督) … 田中要次
本山 仁(制作担当) … 森下能幸
ア  キ(照明助手) … 滝沢沙織
シーちゃん(メイク) … 春日井静奈
薫(スクリプター) … 大和田美帆
   
小宮山隆之(脚本家) … 江守 徹
西園寺翔(俳 優) … 岡田浩暉
桂 真紀(女 優) … 三船美佳
   
佐久間裕也(UBSドラマ部長) … 伊原剛志
   
熊野雄太郎(UBS制作局長) … 津川雅彦


この記事へのコメント
こんにちは〜。

確かにタイトルでバレバレなのは残念ですよね〜。
ああいう予告だけど、ひょっとしたら・・・、という気持ちで観たいもんです。

雅子のときも思いましたが、現場から好かれているのはいいですね♪
仕事をする上で、仕事仲間とうまくいくのは一番かもしれません。

次回、ひかりをどうやってみんなが引き止めるのか楽しみです。

リンクの件、了解しました。
こちらこそありがとうございます!!
Posted by lavish at 2005年09月02日 11:42
はじめまして。

私も、予告や、題名などで
その日の結末がわかるのはとってもがっくりきます。
どうせ死ぬんだろうなー、と思っていても
多少は「もしかしたら」って気持ちを残したいものです。

ちなみに、最初このページを見つけたとき、
アネゴの1話を見逃たときだったので、
とてもとてもとってもありがたかったです。
おかげでそれ以後の全話を見るに至りました。
忠実な再現に感動です。

これからも、一方的ですがお世話になります^^;
Posted by ais-lemon at 2005年09月02日 13:44
このドラマを面白くしてくれているのは、借金取りの晃と洋二ではないかと思います。
借金取りなのに、留守番したり…本当に善人!!。
今回は、悟(綾部守人)くんの演技が光りましたね。
そして、気になったのは“ちーずさん”同様、芳江がひかりの名前を見ることが出来たのかなーって事です。
Posted by まさかず at 2005年09月02日 16:36
あまりにストレートなサブタイに、やはり皆様同様「もしかしたら」という気持ちを抱きつつ見たんですけど…_| ̄|○
仕事も楽しそうで明るく頑張ってるひかりを見てると、つい忘れそうになるんですが、父親が不幸な死に方してるわ、お金は無いわ…これだけでもかなり悲惨な状況なのに更におかあちゃんの死だなんてっ!(((p(≧□≦)q)))
Posted by まこ at 2005年09月03日 10:15
こんばんは。コメントありがとうございます!

lavishさん。
私も、最後まで期待を持ちつつ見ていたのですが、
残念な結果になってしまいました。
雅子のような上司は厳しさの中に愛情があって、
こんな上司の下で仕事をしたい!って思わせてくれますよね!

ais-lemonさん。
タイトルにネタバレがあると、ミステリー小説を読んでいて
先に犯人を言われてしまうのと同じくらい
ショックが・・・。
もう少し考えてもらいたいですよね。

そう言っていただけて、とても嬉しいです。
これからも気軽にコメント残していって下さいね!

まさかずさん。
スタッフの名前が流れるとき、テレビを微笑みながら見ていたお母さん。
きっと、見ていましたよね。
もし見ていなかったとしても、弟たちの無邪気に喜ぶ声は
聞こえていたはず。
そう考えると、なんだか悲しい・・・。
晃と洋二コンビの登場、毎回とても楽しみです。

まこさん。
そうなんですよ。
私もつい、ひかりの元気な姿に家庭の事情を
忘れそうになります。
早く仕事に復帰出来るといいですね。
Posted by ちーず at 2005年09月04日 23:43
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