2005年10月21日

大奥〜華の乱〜 第2話

『伏魔殿』

安子(内山理名)は母の仇を討つ覚悟で綱吉(谷原章介)の閨に入った。
だが、宿直の中臈・音羽(余貴美子)に牽制され、なすすべもなく綱吉に
抱かれてしまう。
 
綱吉の寵愛を受ける安子を快く思わぬお伝の方(小池栄子)は陰湿ないじめを始め、
不満の多い正室・信子(藤原紀香)は信子で、心に秘めた思惑から安子を仲間に
引き入れようと画策。

そんな中、周囲の目を盗み、安子は元夫の成住(田辺誠一)と外出先での心中を
企てるが…
公式HPよりあらすじは、公式HPで詳しくアップされるのでこちらでは簡単に。

【安子VS桂昌院】
「人は弱い者です。
 日々高価な衣をまとい、美味なるものを食し、
 蝶よ花よとおだてられて過ごすうちに、
 恨みなどはいずれ忘れましょう。」

安子の考えていることは全て桂昌院にお見通し。
寝屋の時の刀も、後に偽者と差し替えられていたことがわかりました。

下働きから頂点へ上り詰めるまでの間に大奥を見てきたならではの
言葉なのでしょう。



【安子VSお伝】
安子の側から片時も離れようとしない綱吉。
お伝は宴の席でわざと酒を安子の着物にこぼし、着替えに連れ出す。
正子の着替えをじっと見つめるお伝。
「色仕掛けで上様をたぶらかせたそなたの身体、
 どのような身体がよう吟味してみたいのです。」
安子が側室となったことを快く思わないお伝。
「夫を捨て、恥を捨てて、ようこの大奥まで参られた。」
そう言い安子の首に小刀を突きつけ自害を迫る。
助けを呼んでもその声は誰にも届かない。
「おなごたちはみな宴で出払っております。
 泣いても騒いでも聞くものはおりません。
 仮に今ここで、私が、そなたの喉を切り裂いても。
 お母上の後を追って自害なされたと言っても
 疑う者はおりますまい。」

お伝のあの憎しみのこもった表情!あの、裏表!!
もう、怖すぎです。
そしてお伝は綱吉の母君のご機嫌とりも忘れません。


綱吉が安子に新調した着物を女たちの前で桂昌院に伝えると、
桂昌院は正室・信子と、世継ぎを産んだお伝を大切にするよう言う。
「私などよりもまず、お母上さまへのお気遣いを示しになって下さいませ。」
「さすがよう気付かれる。人の子の母は、やはり、違いますなぁ。」
桂昌院はお伝の心遣いに感心しながら嫌味っぽく信子を見る。
信子が悔しそうにぎゅっと扇子を握り締める。


【安子VS綱吉】
安子がお伝に小刀を突きつけられている時、雷が鳴り響く。
「嫌じゃー。嫌じゃ嫌じゃ。わしは雷が嫌いじゃ!」
宴は中止。城の中を逃げ惑い安子を探す綱吉。
「安子!安子!安子はどこじゃ!」
部屋に飛び込み安子に抱きつく綱吉。
「わしは雷が嫌いじゃ。恐ろしいのじゃ!」
着物を頭からかぶり怯えきる綱吉に驚く安子。
「上様は癇の強いお方ゆえ、時にこのようなことがございます。」
お伝たちはそう言い部屋を出ていった。

泣きながら怯える綱吉に
「雷など、いずれ止みまする。」と声をかける安子。
綱吉は安子の膝にすがりつく。

「何ゆえそのように、雷が恐ろしいのでございますか?」
安子が尋ねると、子供の頃の話をする綱吉。
幼い頃から武芸よりも学問を重んじる教育を受けた綱吉。
綱吉が少しでもさぼると、桂昌院はそんなことでは天下人になれぬと
綱吉を小部屋に閉じ込めた。
ある日、小部屋に閉じ込められた綱吉は、近くの落雷に驚き
気を失ってしまう。そんな時でも母に優しくされなかった。
「優しかったのは、阿久里だけじゃ。
 そうじゃ。そなたの母の、阿久里じゃ。
 わしは、阿久里が好きじゃった。
 安子、なぜ阿久里は死んだのであろうのう。
 わしは、阿久里を喜ばせたかったのじゃ。
 阿久里の、阿久里の嫁いだ牧野の家も、わしは良くしてやったではないか。
 何も死ぬことはあるまい。
 そうは思わぬか?のう?」

雷に逃げ惑い、情けない面をさらけ出す綱吉。
笑ってしまいました。こういう面があったのか!
谷原さん、上手い!!

綱吉の阿久里への思いがわかりました。
厳しく躾けられ、母親の愛情に触れずに育った綱吉は、
優しくしてくれた阿久里にそれを求め、だんだん歪んでしまったんですね。
子供時代を演じていたのは、『第一章』でも登場した須賀健太!?
あの子の演技には泣かされたので、また登場してほしい!



【信子VS安子】
上様から頂いたという美しい花瓶を庭に投げ捨て
「虫唾が走る・・・
 そなたも暫く大奥に身をおいてわからしゃったでしょう。
 世辞も追従もここに飛び交う言葉には、何の意味もない。
 大奥におなごは100人1000人もいても、御代所を敬う者は
 一人もおりません。
 上さんも、今はそなたにご執心なようだが、それもいつまでですやろか。
 もともと中身の無い、ぎやまんのようにうつろなお方です。
 あのお方が心を移すごとに、女の骸が一つ増えるだけのこと。
 されど安子どの。本当に怖いのは、上さんよりも、その後ろにおられるお方。
 桂昌院さんです。
 あのお方は上さんよりももっともっと怖い。
 水を張った箱庭に、蟻を何匹も放して、それを遠くから見下ろしておられる
 ような、底意地の悪いお方じゃ。蟻の身になれば、ここは生き地獄です。
 事情はあらかた聞いています。
 そなた、もしや上さんと刺し違える覚悟で大奥においでになったのでは?
 お隠しあるな。もしさようなら、私もいざとなれば加勢いたします。
 弱い者同士、私にはお心を開きくださいませ。」
安子の手を取り優しく微笑む信子。
安子が信子からそっと視線を外すと、信子の表情が険しくなる。

「虫唾が走る・・・」というセリフ、カッコ良かった!
第1話ではお飾り程度の登場でしたが、紀香さん、今回魅せてくれました!
上品な振る舞い、言葉に隠された憎しみや嫉妬をどう演じていくのか
期待しています!


【安子&成住】
牧野家から分家して、綱吉から2万石賜り、綱吉の勧めで新たな奥方を迎えた成住。
綱吉の計らいで、安子と成住は再会する。
そこで二人は互いの気持ちを確認。
二人は一緒に死ぬ機会を待つ。

そして、寛永寺ご参拝の日。
安子は遠くにいる成住と目を合わせ頷きあう。
二人は隙を見つけ、手を取り合って離れの小部屋に逃げ込む。
自害しようとする二人は穏やかな微笑みを浮かべる。
だがその時、安子の妊娠が発覚。
自害を思いとどまる成住だが、安子の決心は固かった。
迷う成住。そして二人は追っ手につかまってしまう。

「成住め。情けを仇で返しおって。」綱吉は激怒。

二人はカ柳沢吉保邸に連れていかれる。
懐妊した安子は、お咎めなし。
「お手柄でございますな。」桂昌院が微笑む。

安子は桂昌院に、自分はどうなっても構わないので
成住の命だけは助けて欲しいと訴える。
そなたには夫などない。成住など言う男、はじめからこの世にいなかった、と桂昌院。
するとすぐ側で夫の声がする。
「お待ちくだされ!武士の最後の頼みにございます!
 今生の別れに、一目、妻の顔を拝ませていただきたい!」
「・・・いいでしょう。」
閉じ込められた夫の元に駆け寄る安子。
「安子。よう聞け。そなたは最後まで生きぬけ。
 わしは最後までそなたを守り抜くことが出来なんだ。 
 それもこれも、一介の武士である私に、上様の仰せに盾突く力が
 なかったからじゃ。
 そなたは強くなれ。力を持て。
 人に指図される側ではなく、指図する側になれ。
 そして、そなた自身と、そなたの子を守りぬけ。
 私は負けた。だが、そなたは勝て!」
「成住さま・・・」

「おかわいそうに・・・。
 私でよければ、御味方になりまする。」吉保が泣き崩れる安子に声をかけた。

「この時、悲しみの淵におられた安子様は、
 上様のお子を身ごもったことの、天地を変えるほどの意味に、
 まだ、お気づきではなかったのでございます。」


安子懐妊のニュースが大奥を駆け巡る。

「そして、大きな敵が動き出した、そのことに・・・。」


別れた二人をわざわざ再会させるなんて、
綱吉、何を考えているのかわかりません。
結果、成住は命を絶たれることに・・・。
成住の安子への訴えが、涙を誘いました。

ナレーションをも担当する音羽は、武芸の達人でもあり、
寝屋の際の見張りもします。
余さんの語りは静かで、物悲しさが漂い、大奥らしい雰囲気をかもし出して
いました。

『クイズ・ミリオネア』に大奥チームが登場していました。
みのさんリクエストされて、谷原さん、
「成貞。そなたの娘は可愛いのう。」
と言ってくれたのですが、スーツ姿でも決まってました!

小池栄子さんが紀香さんの楽屋に挨拶にいくと、
紀香さん、いきなり「コマネチ!」
楽屋からは二人の「コマネチ!」とやりあう声が響いていたとか。(笑)
とっても気さくな方なんですね!

次週、大奥に安子の懐妊が伝わります。
彼女への嫉妬は、益々大きくなっていくのでしょう・・・。



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この記事へのコメント
ちーずさんこんにちは
私も綱吉が安子と成住を会わせるなんて
何を考えているんだろう?と思いました。
2人の別れ切なかったですね。
Posted by まりこ at 2005年10月21日 12:40
こんにちわ。前に笑っていいとものスペシャルでも大奥チームが結構いい雰囲気だったこと覚えています。
徳川のワッペンを作ってそれをパーカーに
貼ってでてたような・・・
ドラマの裏では和やかなのがうれしいですね。
Posted by みのむし at 2005年10月21日 12:41
今回も魅せてくれましたね。
ちーずさんの言うように、前回と違って藤原紀香の存在感が増しましたね。
次回も期待したい☆
Posted by 京女。 at 2005年10月21日 17:33
こんばんわ。
安子懐妊でこれから益々恐ろしい展開になりそうですね。
お伝の怖さが目立ちますが、正室・信子の今後にも期待したいです。
Posted by Kazumi at 2005年10月21日 21:43
こんばんは。コメントありがとうございます!

まりこさん。
成住の安子への言葉、切なかったですね。
愛する夫にああ言われては、安子は死ぬことなど
出来ないでしょう。
大奥で幸せを見つけられるといいのですが・・・。

みのむしさん。
スタッフ、出演者ともに仲が良いなんでいいですね!
谷原さんも、もし1000万取ったら番組オリジナルジャンパー(だったかな?)を
作りたい、と言っていました。(笑)

京女。さん。
初回が大人しかった分、信子が今後どう変わっていくのかが
楽しみです!

kazumiさん。
安子が懐妊したことで、子供の授からない信子の態度も
変わってしまいそうですね。
女たちがどう生き抜いていくのか、楽しみです。
Posted by ちーず at 2005年10月21日 21:56
こんばんは。
感情移入すると泣けてきてしまいますし、怒り心頭なんですが、純粋にドラマとしてはますます盛り上がってきましたね!
お伝の怖さのインパクトで信子が霞んでましたが、今後その怖さがどんどん出てくるんでしょうね。右衛門佐も登場しますし!
今後も楽しみです♪
Posted by 乃慧 at 2005年10月21日 23:18
こんにちは、初めまして!
私も大奥見ました。
小池栄子ちゃん、本気で怖かったですよね(笑)。
あの薄い眉毛が逆に恐怖心を煽りました。
個人的には北村一輝さんの今後の胡散臭さに期待してます!
TBさせて下さい。
Posted by Aki_1031 at 2005年10月22日 00:04
こんにちは!
こちら、とても大人気でコメントを書くのも遠慮してしまいそうです^^;

正室信子が京から呼んだ常磐井の局が大奥総取締役になるそうですね。出番が楽しみです。
また、夫成住に人に指図できるよう強くなれと言われた安子が今後どう変わっていくのかも楽しみです♪
Posted by ひらた at 2005年10月22日 14:05
TB&コメントありがとうございました。
少し見逃した場面も書込みされていて「あーこの場面こう繋がるのか。」と分かりました。
私は無邪気な上様をあやつる柳沢 吉保に注目です!!
Posted by かりん at 2005年10月22日 16:43
ちーずさんこんばんは♪
私は第1話を見逃したのですが、こちらのレビューのおかげで2話からでもばっちり内容がわかりましたm(__)m
女の戦いでは目の力がすごくて圧倒されてしまいました。今後はもっと混戦になりそうで楽しみにしてます。
Posted by yumi at 2005年10月22日 21:56
こんばんは。初めての書き込みで恐れ入りますが、表記について

絹→衣
御見方→御味方

ではないでしょうか。
私も大奥、第1章、花の乱と見ています。独特の選曲も好きですね。『あなたの後ろに誰かいる』(隣でしたか。)も好きでした。
Posted by はな at 2005年10月22日 22:07
こんばんは!
大奥は人物が多いので、人物ごとに分けて書いてあると見やすいですね。私は歴史が苦手なので、なかなか理解できない部分もあるんですが、面白さは伝わってくる。今のところ小池さんが際立っている。
Posted by レパードタイガー at 2005年10月23日 00:40
こんにちは。コメントありがとうございます!

乃慧さん。
ドラマだとはわかっていても、あの綱吉にはホント、怒り心頭!
そう思わせてくれる演技力、演出がいいですね。
今後、ますます楽しみです。

Aki_1031さん。
初めまして!
北村さんには、今後期待ですよね〜!
今からワクワク!
小池さんのあの表情は、何度見ても慣れません。(笑)

ひらたさん。
常磐井の登場、今から楽しみですね。
安子もあの大奥でどう生きていくのか、どう変わっていくのか。
演じている人たち、力の見せ所ですね。
そんなことおっしゃらないで、気軽にコメントしてくださいね!

かりんさん。
『大奥』は難しくて、詳細レポとはいきませんが、
それでもお役に立てたなら光栄です!
私も吉保に注目しています!

yumiさん。
そう言って下さるととても嬉しいです!
『大奥』は公式HPのあらすじも充実しているので、そちらも
参考にしてみて下さいね。
まさに、目の力。
小池さんもそうですが、安子の初回の目の演技も見ごたえありました!

はなさん。
誤字の訂正、ありがとうございます!感謝です。早速訂正させていただきますね。
はなさんも『あな誰』見ていらっしゃいましたか?
あれは私、ハマりました。(笑)

レパードタイガーさん。
私も歴史が苦手で、今は役どころを掴むのに必死。(笑)
『大奥』シリーズは勉強になりますね。
小池さん、本当にがんばっていらっしゃいます!
Posted by ちーず at 2005年10月24日 11:28
いつも、コメントだいぶ遅れてすいませんo(_ _*)oペコリ

大奥第2話は、皆さん小池さんとか上様に注目してる中、安子の元旦那様?役の田辺誠一さんに注目してみてました。
田辺さんの現実の奥様といえば、大塚寧々さんですが・・成住と安子もまるで本当の夫婦みたいに見えて、特に成住が安子に最後のメッセージを託す演技は、田辺さんも力が入っていい演技になってた気がします。
あの場面で、思わず涙がこみあげた人、多いんじゃないでしょうか?

成住様が早くに死んじゃって、ちょっと残念ですが、ここからはいよいよ正妻信子様の出番が多くなってきそうなんで、藤原紀香さんに注目しとこうかなぁ♪
Posted by さくら at 2005年10月24日 23:37
さくらさん。
田辺さんの演技に私もウルっときました。
もう登場なされないんですよね、残念!
田辺さんの奥様の大塚さんは日曜ドラマに登場。
こちらにも期待しています。
Posted by ちーず at 2005年10月25日 11:54
こんばんは。
北村一輝さんのファンで見始めたこのドラマ。これからの鍵を握っている良い役所です。
次回予告見ましたが、かなりヤバいです!!
Posted by kazu at 2005年10月30日 21:20
kazuさん、こんばんは。
北村さん、素敵な役者さんですよね。
だんだん、本性が現れてきました。今後にますます期待しています!
Posted by ちーず at 2005年10月30日 22:11
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