2005年11月04日

ブラザー☆ビート 第4話

『TOKYO物語』

春恵(田中美佐子)は仕事を休んだ知里(国仲涼子)を訪ねていき、
達也(玉山鉄二)の発言を謝った。

桜井家の夕食時。
春恵は達也に、知里を傷つけたことを責める。
「あんたのせいだからね!」
「何で俺のせいなんだよ。
 正直に言えっていったのお前だろ。」
「またお前って!」春恵が達也の頭を叩く。
達也が何ていったのか知りたがる純平(中尾明慶)。
春恵は前髪を垂らし、達也のモノマネで言う。
「勘違いしてたんなら、悪いなーと思って。 
 俺ー、君の事なんとも思ってないんだー。
 好意だと誤解させたんなら謝るよ、ごめん。」「うわー!そりゃキツいなー。」陸(速水もこみち)が言う。
「誰でもへこむよー。」と純平。
「大体アニキは女心ってーのがわかってねーんだよ。」と陸。
「そうだよ。もう少し相手の気持ちも考えてあげなきゃ。」と純平。
「ほらー!」
「・・・けど、なんで知ってんだよ。そんなことまで。」
「主任と話してるところたまたま通りかかって。
 あ、仕事中に。」
「また首突っ込んでんじゃねーだろうな?
 そもそもお前が恋の相談なんか乗るからだろー。」
「だってさー、一目ぼれしたって言われてさ、
 あの通り主任オクテだし、応援してあげなくっちゃって。
 そしたら達也なんだもーん。」
「何でそこでうちの長男だって言わねーんだよー。」
「つい、言いそびれて。」
「けどさ、どうしてOKしてやんなかったんだよー。」陸が聞く。
「ああ?」
「だって今彼女いないんだから、何の問題もないだろ?なぁ。」
「勝手なこと言ってんじゃねーよ。
 彼女がいないからって、好きでもないのに付き合えるかよ。」
「俺は出来るけど。」と陸。
「お前と一緒にすんな。」

部屋に戻った達也は、郵便物の中から
『慶政大学経済学部榎本ゼミ同窓会のお知らせ』に目を留める。

「まったく身持ちが固いっていうか、頑なっていうか。
 長男と次男、足して2で割れないものかしらねー、まったく。」
春恵が言う。
達也は大学の時の元カノと別れて以来女ッ気なし。
「男としておかしい。」と陸。
「元カノのことが忘れられないとかじゃないよね?」と純平も心配する。
「もう2年も経つのよー。」
「でも、この間の逆玉見合いだって、相手の人が元カノに似てるってだけで
 乗り気になっちゃって。」と純平。
「いくらなんでもそんなことあり得ねーって。」
「そうよー。いつまでもミジメったらしい。」
「・・・・・」
「けど・・・もしかしたら・・・。」春恵と陸が声を合わせてそう言った。

元カノとの2ショット写真をゴミ箱から拾い上げ、微笑んで見つめる達也。
自分が微笑んでいることに気付き、自己嫌悪に陥った。

とあるデパート。
達也がネクタイを選んでいると、偶然千里と再会。
「私、違います!これ買いに来ただけで。
 弟にセーター送ってあげようって。
 だから、後なんか付けてきていません。」
「誰もそんなこと思ってないから。」
「あ・・・すみません。驚いたもので。」
「俺も。こんな所で会うなんてね。」
先に帰ろうとする知里に達也が声をかける。
「ねぇ・・・。一緒に帰ろうよ。どうせ同じ電車なんだしさ、ね。」
国仲さん演じる知里の目を真ん丸くした驚いた表情が可愛い。

満員電車に揺られながら、達也は知里に前回の発言を、
「はっきり言い過ぎた」と謝る。
「春恵に・・・あ、おふくろにも、怒られちゃってさ。
 俺、昔から苦手でさ。
 あーいう時女の子にどういえばいいかわからなくて。
 傷つけちゃったら、ごめんね。」
「いえ・・・ほんとに・・・。」

家に戻ると、実家の母親から見合いの日取りについて電話をしてきた。
知里はまだ見合いをすると返事もしていないのにと戸惑うが、
父親も乗り気だと言う。
「お母さんあのね・・・あのね、私ね・・・。」

知里は春恵に、両親に付き合っている人がいると言ってしまったと
相談する。
「どうしてもお見合いしたくなくてつい。
 そうしたら、親がその人に会わせろって。
 週末にこっちに来るって。
 私見合いなんて嫌なんです。
 でも、父が相手の人を気に入っているようで。
 うちの父、職人気質でとっても頑固で、
 こうと決めたら何がなんでもその通りにしちゃう人なんです。
 だからお見合いしたら、よっぽどのことがない限り、
 その人と結婚させられるに決まってます。
 桜井さん、どうしたらいいですか?」
「・・・わかった!任せて。私にいい考えがあるの!」
「春さんのいい考えはあてにならないことが多いよ。」
店長・野口(生瀬勝久)が口を挟む。
「なに!?
 今度は絶対に大丈夫だから!」
春恵が知里に耳打ちするのを盗み聞きした野口の表情に結果を見た!(笑)

知里の両親、房子(上村香子)と昭吾(角野卓造)の前に現れたのは陸。
黒系のスーツ姿でさわやかに登場!
「いやぁ・・でも驚いたなー。
 お母さんっていうより、お姉さんですよね。
 二人で歩いてたら、姉妹にしか見えないですよ。
 よく言われるでしょ、マジで。
 お肌ツルツルですよねー。シワがないっていうか。」
陸の言葉に母親は嬉しそう。
「桜井君って言ったね!
 娘と付き合ってるって聞いたが。」父親が不機嫌そうに聞く。
「そうなんですよ!俺たち、先月から付き合いだしてて。なぁ。」
「ええ。」
「どういう付き合いなんだ?」
陸が答えようとしたとき、
「いえね。知里ももう年だし、お見合いの話がこっちで出てるんですよ。」
「それ断って下さい。俺たち、上手くいってますから。
 お父さんもお母さんも、ご心配なく。
 俺たち、今ラブラブですから。」
陸が知里の方を抱く。
「そうなの。私たち今ラブラブなの。」知里が陸にあわせる。
だがそこへ、陸の女友達が声をかけてきた。
来週ボウリングに行こうと誘われ、乗り気の陸。
そんな彼を見つめる3人。父親の顔がいっそう険しくなる。
「お知り合い?今の人たち。」母親が聞く。
「ちょっと、合コンで仲良くなっちゃって。」
「合コン!?娘と付き合ってるのにそんなことしてんのか!」
陸はクラブ活動のようなもの、と言い訳。
そして手品で花を出してみせる。
「きっさーまー!!ふざけんな!」
父親は陸にグラスに入った水をぶっ掛けた。
「お前もお前だ!こんな男と付き合うなんて!
 そもそも東京に出したのが間違いだった。
 何だそれは!耳に変なもんくっつけて。男の癖にみっともないんだよ!
 俺はこんなヤツと付き合うことは絶対に認めないからな!
 いいか!?帰ってきて見合いしろ。わかったな!」

家に戻った陸を攻める春恵。
「バイト料返しなさい!」
「もうねーよ。」
陸の言葉にますます激怒する春恵。
「だから言ったでしょ。人選の段階で陸君じゃないって。」野口が言う。
「だって、達也には頼めないでしょ?」
「春恵ー。そもそもお前がその場しのぎでどうこうしようとしたのが、
 間違ってるんじゃねーのかよ。
 陸と付き合ってるふりさせて、相手の親騙して。」
野口が春恵の肩を持とうとするが達也に止められる。
純平にまで、陸を責める攻める前に自分のあさはかな考えを反省した方が、
と言われてしまう。
反省の様子がない春恵の代わりに、野口が二人に土下座して謝った。
「そもそもさ、達也あんたが悪いんじゃないの?
 主任と付き合えばさ、こんなことにはさ!」
「だから好きでもないのに付き合えるかって言ってんだろ、何回も!」
「男と女は付き合ってみなければわかんないんだよ。」と陸。
「お前黙ってろよ!」
「色恋いの事に関しては、俺のほうが」
「恋愛なんてな、本気で一つすればいいんだよ。
 お前みたなのはつまみ食いって言ってな、恋愛のうちに入んないんだよ!」
「つまみ食い?何勝手なこと言ってんだよ。
 今まで俺が付き合った女に失礼だろうが!」
「その失礼なことをお前はしてんだろ!?」
「なんだと?」「やんのか!?」
二人は取っ組み合いとなる。
陸はつい、
「別れた女のことでいつまでも思ってんじゃねーって
 言ってんだよ!」と言ってしまう。
「・・・悪いかよ・・・。
 彼女のことまだ好きだってのが悪いのかよ!
 別れてからも忘れられなかったんだよ。
 それのどこが悪いのかよ!」
桜井家の兄弟ゲンカ、毎回迫力のあるシーンです。
達也のこういう真面目すぎるところ、好きだなー。


知里は陸の勤めるスイミングスクールに謝りにやって来た。
陸は知里に今後どうするのか尋ねる。
「考えてみたら私なんか、親の選んだ相手と結婚して、
 田舎でそこそこに暮らすのが似合ってるのかも。」
「何バカなこと言ってんだよ!ダメだよ、弱気になっちゃ。
 ・・・アニキさ、大学時代に付き合っていた元カノのことが
 忘れられないだきえなんだよ。 
 だから、知里ちゃんじゃなくても、その・・・今は誰とも付き合うつもりは 
 ないんだと思う。」
「そうだったんですか・・・。」
「だから、アニキのことは早く忘れて、他にいい男見つけろよ。
 世の中の半分は男なんだからさ。」
「そう・・・出来ればいいですね。」
「そんなに好きなの?アニキのことが。」
「諦めなきゃって思うんです。
 でも、心の中にしまっておくだけなら、誰の邪魔にもならないかなって。」
健気な知里。片思いって思うだけで幸せな時期がありましたっけ。(笑)

新調したネクタイを締め、同窓会会場へと駆けつける達也。
友人たちと仕事の愚痴を言っていると、
「入社3年目でもう会社の愚痴を言っているわけ!?」
亜紀(岡本綾)が会場に来た。
「亜希はいいよな。憧れてた雑誌の編集者になれたんだから。」
そういうクラスメートの背中をポンと叩き、
「何言ってんの。どんな仕事だってね、苦労はあるの。
 男は黙って働きなさーい。」
亜紀が笑い飛ばす。

「変わんないな。学生の頃からその性格。」と達也。
「似合ってるじゃない、スーツ姿。」
「見るの初めてだっけ?」
「うん。卒業してから会ってないから。」
「そうだな。」

先生に挨拶に行こうと言う達也を、亜紀は
「あとでいいんじゃない?少し話さない?」と引き止める。

「やっぱりいいよね、学生の時の仲間って。
 なんか安心するなー。」
「どう?仕事の方は?」
「うん。なんとかね。毎日走り回ってるけど。」
「そう。」
「あの・・・」二人同時に声をかける。
「何?」
「達也こそ。」
「そっちから言ってよ。」
「うん・・・。
 携帯、変えた?」
「ううん。どうして?」
「あれから連絡来なかったからさ。
 携帯と一緒に、私の番号も捨てちゃったのかなーと思って。」
「そんなことないよ。」
「そ?・・・私ね、ずっと待ってたんだよ、達也から連絡くるの。」
「え?」
「また会わないかって、言ってくれるの待ってた。
 今彼女は?」
「いないよ。」
「嘘!達也だったら女が放っておけないでしょう?
 私が好きになった人だから。」
「・・・なぁ亜希。俺さ・・・俺まだ、」
達也の告白は、友人に声をかけられて中断してしまった。
しかも亜紀は今その相手と付き合っていた。
1ヶ月前に偶然再会し、以来、メール攻撃。
「昔っから俺、亜紀に憧れていていたから。
 でも、お前と付き合ってたから。」

二人は別れたあとも惹かれあったままだったのに、お互いタイミングを
逃してしまったんですね。
亜紀は、お見合い相手とは全く逆のタイプだったんですね。
どちらの岡本さんも魅力的!


達也の帰りを待つ桜井家。
元カノとの再会が気になってのことだった。
「同窓会の後、二人で会ってたりしてさ。
 実は、ずっと君のことが忘れられなくて。」と純平。
「嬉しい。実は私もそうだったの。」春恵があわせる。
「やっぱり、俺たちは赤い糸で結ばれてたんだよ。」
「今夜は帰りたくない!
 達也さんと一緒にいたいの!達也ー!」
ノリのいい親子です。(笑)

達也が泥酔して帰ってきた。
「ただいま帰りましたー。
 もうどうなってもいいや。
 明日宇宙戦争起こっちゃえばいいのにー。」

純平と陸が達也を部屋まで運んだ。
「なーにが昔から憧れてただよ。
 ふざけんじゃねーよ。」
純平は荒れる達也を心配するが、
「これでいいんだよ。
 案外ひょうたんから駒かもな。」と陸は笑った。

翌日の日曜日。純平が達也を起こす。
「陸兄がどうしてもアニキに一緒に来てほしいところがあるんだって。」
「あいつまた何か問題起こしたのかよもー!」

陸のバイクで二人が向かった場所は、遊園地。
「なんでお前と二人で遊園地なんだよ。
 俺はもうそんな気分じゃないのー。」
そこへ、知里とアイ(浅見れいな)がやって来た。
「夜中に電話してきて本当に勝手なんだから!」とアイ。
陸がダブルデートを仕組んだのだ。

「知ってたの?このこと。」達也が知里に聞く。
「いえ、陸さんから今朝電話があって、何が何でも来るようにって。」
「あいつ・・・
 ・・・
 せっかく来たんだし、俺たちも行こうか。」
「はい!」

ジェットコースターにゲームセンター。
お昼は知里の手作り弁当。
陸は、達也の元カノ2度目の失恋を祝って乾杯しようと言い出す。
達也はむくれながらも、缶ジュースでカンパイした。

「カッコいいよね、アニキって。
 一途に人を愛せるなんて。
 そう思わない?」アイが知里に言う。
「そうですね。そう思います。」
「好きなんでしょ、アニキのこと。」
「え?」
「見てればわかる!」
「でも、フラれちゃいましたから。」
「でも、アニキもフラれた。チャンスじゃない!」
「チャンス?」
「だから、陸が気をきかせて誘ったんでしょ。」

「料理は上手いし、アニキのことほんっと好きだし、
 いいじゃねーかよ、くっついちまえば。」陸が達也に言う。
「俺はその気がないって言ってんだろー。」
「嬉しそうに乗り物乗ってたじゃん!」
「せっかく来たんだし、何もかも忘れて楽しもうかなーって。」
「だからそのまま楽しんで付き合っちまいなよー。」
「出来るかよ、そんなこと。」
「かわいそうだよ。彼女あんなにアニキのこと好きなのにさー。」
「お前はどうなんだよ。
 アイとは切れたって言っておきながら、ズルズル付き合って。
 アイはな、今でもお前のこと思ってんだよ。
 それをわかってて何ではっきりしてやんねーんだよ。」
「よかねーよ。アイツのためにも、そろそろ答え出してやれよ。」
「じゃあアニキこそ答えを出せよ。」
「俺はもうちゃんと伝えたよ。」
「あの時と今とじゃ状況変わってんだろー。
 もう元カノとはダメなんだから、誰とでも付き合えんだろ?」
「だから何度も言わせんなよ、あり得ないって。」
「けど可能性ゼロってことはないだろ?」
「いや。限りなくゼロだよ。」
「はぁ!?なんでだよ!?」
「最初から女として意識したことがないんだよ!彼女のことは。」

その話を聞いてしまったアイと知里。
「私これ、片付けてきます。」
知里はそう言い、弁当箱を手にその場から逃げるように走っていった。

「やっぱ無理なもんは無理かなー。」
「アニキがあれじゃーねー。」
陸とアイは観覧車に並んで座って話をする。
「珍しいんだよなー、知里ちゃんって。」
 あそこまで惚れてるんなら、俺だったら付き合っちゃうけどね。」
「・・・。
 ねぇ陸。私さ、聞いておきたいことがあるんだけど。」
「何だよ。」
「私たちってさ、」
「どんな関係なんて聞くなよ。」
「私は聞きたい。」
「友達以上、」
「恋人未満、なんて言うなよ。」
「俺はそれでいいと思ってんだけどなー。」
「やっぱそうなんだ。・・・そっか。」

その頃、達也と知里も一緒に観覧車に乗っていた。
「今日は、とても楽しかったです。
 本当に、いい思い出が出来ました。
 私、明日の昼過ぎの新幹線で田舎に帰るんです。」と知里が言う。
「帰るって?」
「お見合いするんです。」
「え!?嫌じゃなかった?
 ああ、陸のヤツがお父さん怒らせたから、もしかして強引に?」
「私がいけないんです。
 付き合っている人がいるだなんて嘘ついたのがいけないんだし。
 それにもしかしたら、お見合いの相手、とってもいい人なのかもしれないって
 思いなおしたんです。 
 だから会ってみようかなーって。
 それでそのまま上手く行けばいいなーって。
 ・・・
 私、東京に出てきたとき、夢があったんです。」
「夢?」
「笑いませんか?」
「ああ、笑わないよ。」
「この東京の空の下で、恋をすること。
 心から好きだって思える人を見つけて、その人にも私のこと好きになって
 もらえたらって。ずっと、そんなこと夢見てたんです。 
 でも、私にそんなこと起こるはずもなくて、
 夢は夢なんだーって諦めかけた時・・・
 達也さんに出会ったんです。」
穏やかな表情で知里の話を聞いていた達也の表情が変わる。
「だから、夢の半分は叶いました。」
窓から景色を見ながら知里はそう言い微笑む。
「私・・・達也さんに出会えただけで、東京に出てきて良かったって
 思ってます。」
そう言うと、知里は泣き出してしまう。
「すいません、何泣いてるんだろう・・・。」
「これ・・・」
達也は自分のハンカチを差し出した。
「すいません。」
メガネを外し、涙を拭く知里。
「これ・・・、達也さんに勝ってもらったメガネ、大事にしますから。
 宝物にしますね。」
達也がそっと頷いた。

家に帰った達也は、知里の言葉を、笑顔を思い出していた。

陸は春恵から、知里がお見合いする為に田舎に帰っていると聞き、
達也の部屋に行く。
「アニキ。知里ちゃん、見合いするってよ。」
「知ってるよ・・・聞いた。」
「そっか。
 まぁ最後にアニキとデート出来て、それはそれで良かったのかもな。」
「泣いてたよ・・・。
 俺の買ってやったメガネ、宝物にするって。
 そう言って泣いてた・・・。」
「気になってんの?」
「あ?」
「気になってんじゃねーの?知里ちゃんのこと。」
「何言ってんだよ。
 大体俺は、昨日まで、前の彼女のことを忘れられなかったんだ。
 それが昨日の今日で、そんなことあるわけないだろう。」
「だから理屈こねる大学出のエリートは嫌なんだよ。
 女を好きになるのにそんな時間なんて関係ねーんだよ。
 今どう思ってんのか。
 その気持ちが一番大事じゃねーのかよ!」
陸は達也にそう怒鳴りつけた。

翌日。
知里は母親にこれから新幹線に乗る、と連絡を入れた。

一方、仕事をしていても時計ばかり気にしてしまう達也。
上司に昼食を誘われるが、陸の言葉を思い浮かべ・・・
そして、タクシーで東京駅へ向かう。

交通渋滞にタクシーを降り、駅へと走る達也。

東京駅のホームに新幹線が滑り込む。

達也がホームに駆けつけると、新幹線が発車したところだった。
悔しそうに新幹線を見送る達也。
振り返ると、ホームに知里が立っていた。
「乗んなかったの?」
「私・・・これ、返さなきゃって。」
知里がキレイにアイロンがかかったハンカチを差し出した。
「けど・・・達也さんはどうして・・・?」
「あ・・・この前お弁当美味しかったから、そのことを言わなきゃって思って。
 それと・・・あれ・・・なんだっけ。
 あ、ハンカチ。俺もハンカチ貸してたって気付いて、それで・・・
 それで・・違うわ。違う。そんなんじゃなくって・・・あの・・・」
「はい。」
「あの・・・俺がここに来たのは・・・
 その、なんていうか・・・
 友達からでいいんだ。
 付き合ってくれたらなって。
 どうかな。」
知里は驚きのあまり何も答えられず、ただ達也のことを見つめていた。

「え!?じゃあ、主任と付き合うことになったの?」春恵が聞き返す。
「まあ・・・一応。」達也が笑う。
春恵、陸、純平は大喜び。
「何てコクったんだよ?」と陸。
「なんてなんて?」と春恵。
「まさか、友達からとか?」と純平。
「そーんな、小学生みたいなこと言う訳ないじゃない、ねぇ。」と春恵。
「・・・」
「え・・・そう言ったの?」
「何でもいいだろ、ちょっと着替えてくる。」達也が席を立つ。
「え、ちょっと教えてよ。達也ー、もう、ケチー!
 いいわよ。主任から聞くから。」
「またクビ突っ込むつもり?」と純平。
「あんたたちも知りたいくせにー。
 いやぁ、でも良かった!主任喜んでるだろうなー。
 達也のこと本当に好きだったから。」
「でも見合いすっぽかしたんだろ?
 あの親父さんまたカンカンに怒ってるよ、きっと。」
「あー・・・」
「俺、よくわかんないんだけど、アニキって主任さんに全く興味なかったんだろ?
 どうして?」純平が聞く。
「いつどうなるかわかんない。
 それが男と女の面白いとこなんだよ。」陸が答えた。

陸は仕事を終え会社から出てきたアイに声をかける。
「給料出たから美味いもんでも奢ってやるよ。
 いつもご馳走になってるからさ。」
「ありがとう。
 でも・・・約束があるの。」
「えー。断ればいいじゃん。ほら。」バイクのヘルメットを差し出す陸。
その時、車のクラクションが鳴る。
「待った?」車を運転していた男が窓を開けアイに声をかける。
「ううん。」
「あちらは?」
「友達。」
男たちが会釈する。
「今、この人と付き合ってるの。」
アイは陸にそう言い、車に乗り込んだ。

車の中の仲良さげな二人の様子に、陸は・・・。


良かったねぇ、知里ちゃん!!
そう思わずにいられない、第4話でした。
基本的に真面目な二人、価値観もきっと合うんじゃないかな。
お似合いの二人です。

ずっと元カノに固執していた達也ですが、再会し、別れたあとも
お互い思い合っていたこと、そして彼女には新しい恋人が出来たことを
知る。タイミングが悪い二人だったんですね。

そこへ来て、自分を一途に思ってくれる知里の涙、そして笑顔に
達也が惹かれていくのに、時間など必要ありませんでした。
陸の言葉がなければ、この恋も逃してしまったかもしれません。

そして、第5話はそんな陸の恋の物語。
特定の彼女を作らない主義の陸ですが、アイに恋人らしき男性が現れて
心中穏やかでない!
そんな自分の気持ちに気付いた陸。一体どういう行動に出るのか!?

それにしても陸と達也は、本当に両極端。
春恵さんの言うように、足して2で割ったら・・・。
上の二人を見ながら、いろんな人と恋をして、純平がそんな人になれるのかな?
まだ恋心についてよくわからない純平が兄や母に素直に質問する姿が
初々しいなーと思いました。

男の子って、恋の話を母親にするなんてうちではあり得ないことなので、
春恵さんがうらやましー。
私もあんな風に息子をからかってみたいです。(笑)



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この記事へのコメント
はじめまして。
「恋だと誤解させたんなら謝るよ、ごめん」のところ、私は「好意だと」と思ったのですがどっちでしょうね??
Posted by まろん at 2005年11月04日 09:50
うんうん。二人とも性格がすごく
似てる感じでうまく行きそうですね。
今回次男が頑張って長男のために
一肌脱ぐところがすごくよかったです。
がそんな次男も自分のこととなると・・・
ですね。来週が楽しみですね。
Posted by みのむし at 2005年11月04日 13:20
ちーずさん、こんにちは^^

千里ちゃんのいじらしさに、思わず応援しちゃいました。
達也にはピッタリのお嬢さんだと思います^^
このまま上手く行ってくれればいいな♪
それにしても春恵さんの人選ミスには ヾ(´・ω・`;)ォィォィでしたね〜。
Posted by ぽたぽた at 2005年11月04日 16:11
知里の言葉、ぐっときましたね。達也の決断もかっこよく見られました。
Posted by ドラマの視点 at 2005年11月04日 17:34
第3話から見たので、古い方のストーリーを確認させていただきました。ありがとうございました。

今期は面白いドラマがない、と決めつけてほとんど何も見ずにいたのですが…このドラマは最初から見ればよかったです^^;;
Posted by asami at 2005年11月04日 18:11
こんにちは。鉄ちゃん好きな沙良です。
あれだけ飲んだ翌日に、そんなコースター系に乗って大丈夫なのか?と思っちゃいました。
遊園地に到着した時、胃の辺りをさすってましたもん(笑)
このドラマは一話完結っぽいので、毎週話がうわぁーーーっと展開しますね。
まだ始まったばかりですが、後々スペシャルも見たいです。
またお邪魔します♪(^o^)丿
Posted by 沙良 at 2005年11月04日 22:04
お久しぶりです。トラバさせていただきました。大奥はこちらでレビューを読んで見た気分にさせてもらっています。
Posted by みいちゃん at 2005年11月05日 19:29
こんにちは。コメントありがとうございます!

まろんさん。
好意でしたか!
確かに恋よりも適切ですね。
教えて下さりありがとうございます。
早速訂正しておきます!

みのむしさん。
お似合いの二人ですよね!
次男が長男のためにがんばっちゃうところも
微笑ましかった。
次は長男が次男の為にがんばっちゃうのかな。(笑)

ぽたぽたさん。
春恵さんてば。(笑)
なんだかんだ言ってもにぎやかで楽しい家族ですよね。
それによく家族で話をしています!

ドラマの視点さん。
知里、健気ですよね〜!
そして達也も男らしかった!
真面目同士な二人の恋、応援しちゃいたくなりますね。

asamiさん。
私もこのドラマあまり期待していなかったのですが
面白いですよね。
見ていて元気をもらえます。

沙良さん。
はじめまして!
確かに、あれだけ泥酔状態で帰ってきて、
翌朝お腹さすってて、それでジェットコースターに
乗ったら大変なことになりそうですね!
今後のSP、充分あり得そうですね。
またコメント残していって下さい。お待ちしています。

みいちゃんさん。
お久しぶりです!コメントTBありがとうございました!
大奥は、あらすじは公式HPからの引用です。(汗)
木曜はドラマが重なっていて辛いところですね。
Posted by ちーず at 2005年11月06日 16:00
達也も知里も真面目でまっすぐなところがそっくりなお似合いのカップルになりそうですね。
しかし、誰かの恋に家族全員がオープンに話す雰囲気はいいですね〜♪
次回の陸の恋も、家族全員でどんなサポートをするのか楽しみです。
Posted by lavish at 2005年11月07日 16:46
lavishさん。
男の子を持つ親として、あの家族が本当にうらやましい!
お父さんがいない、という悲しさをぜんぜん感じさせず
明るくて元気いっぱいで。
異性の話をあっけらかんと出来て!
うらやましいです。(笑)
陸の恋に家族はどんなアドバイスをするでしょう!?
Posted by ちーず at 2005年11月08日 12:13
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