2005年11月04日

大奥〜華の乱〜 第4話

『疫病神』

京から招聘された才色兼備の常磐井の局改め右衛門佐(高岡早紀)は、
大奥を激震させた。
女中たちは雅な京菓子をほおばりながら、右衛門佐の噂話で持ちきりである。
その右衛門佐が桂昌院(江波杏子)のもとへ菓子を手土産にご挨拶のため
訪ねてきた。
恭しく挨拶し、柳島妙見堂にお参りした際、桂昌院が寄進した参道の敷石に
感服した話などを持ち出して機嫌をとる右衛門佐。
思わず上機嫌になる桂昌院だが、その隙のない振る舞いに、ますます猜疑心を
募らせるのであった。また、お伝の方(小池栄子)は、右衛門佐が自分だけに挨拶に来ないことに、
ひがみと劣等感を深くする。
次は自分の所へ来る、と準備して待っていたのに・・・。
お伝の落胆ぶりが伝わってきました。


桂昌院は、綱吉(谷原章介)や安子(内山理名)らがいる前で、右衛門佐の話を
持ち出した。綱吉の出方を見ようとの策である。
お伝は自分にだけ挨拶のなかった件を綱吉に言いつけるが、
安子が側室に遠慮するのは、奥ゆかしさの現れかと助け舟を出し、
信子(藤原紀香)を安心させる。
「ほっほっほっほ。
 私が言えば角が立つところ、安子殿には助けられました。」
信子の高笑い。いい味出しています!


右衛門佐は安子にふと漏らす。
「信子様は、私を桂昌院様、お伝の方様と張り合うための道具にしようとして
 おられる。なれど大奥は、おなごがこの世を動かすことができる唯一の場所」と。

「いずこのお方も、人より植えに立つこと、人を貶めることばかり考えて
 醜きことよ。
 誠の心は、自らのお立場を強くしたいだけ。
 私を桂昌院さま、お伝の方さまに張り合う道具にしようとしておられる。
 この世を動かしているのは殿方たち。
 すなわち、世の乱れは殿方のふがいなさの表れ。
 おなごはそれを歯がゆく思えど、黙っているしかない。
 なれど大奥は、おなごが動かすことができる唯一の場所。」

録画してないので確認出来ませんが、この右衛門佐の言葉には
彼女の生き様がすごく現れているなぁと思いました。
あの時代にこのように強く生きる女性。同じ女性として憧れを感じます


物陰からその言葉を聞いていたのは音羽(余貴美子)。
音羽からその話を聞いた桂昌院は不快感をあらわにする。
同席していた柳沢(北村一輝)は、
「確か、ご側室は総取締にはなれぬ・・・そういう取り決めが」
と知恵を授ける。
桂昌院はその言葉の意味をすぐに理解し「上様をけしかけてみるかの」と
ほくそ笑むのだった。

右衛門佐は、大奥で和歌や源氏物語の講義を始めた。
女中たちは夢中になる。
教養のないお伝は、対抗意識を燃やし、必死になってにわか勉強を始める。
そんな折、やくざ者の兄が無心しに来た。
お伝は、我が身の生い立ちを呪わざるを得ない。

右衛門佐による源氏物語の講義の日。
なんとお伝も参加している。
講義中、廊下を通り掛った綱吉は美しい朗読に足を止め、襖の隙間から中を覗き、
見目麗しい右衛門佐にたちまち釘付けとなった。

覗き見しているところを中の女中たちに気付かれた綱吉は講義部屋に入る。
右衛門佐は綱吉に畏まって挨拶するが、綱吉は「苦しゅうない」と
奥に座り込むのだった。
右衛門佐は、ある問いを出題した。お伝が名乗り出て、源氏の解釈をスラスラと
答えた。
一同感心した様子で、右衛門佐もまずはほめるのだが、実は正しい解釈ではないと
指摘。満座の席で恥をかかされたお伝の顔色は変わり、隠し持った解釈本の写しを
丸める手が悔しさに打ち震える。
この時の信子の、扇子で口元を隠しながらの笑み。
お伝を見下す様子がすごく表れていましたねー!


その時、綱吉が正答を口にした。右衛門佐は綱吉を大きく持ち上げた。
これをきっかけに、綱吉も桂昌院にそそのかされるまま、右衛門佐を側室に
迎えるべく動き出す。

その動きを知った安子は、思い留まるように綱吉に懇願。
しかし、綱吉は「差し出がましい」と激怒する。
一方、柳沢は、これで染子(貫地谷しほり)のもとに綱吉が訪れないであろうと、
安堵の思いでその肩を抱きしめるのだった。

桂昌院は信子に右衛門佐を側室に差し出すよう申し入れた。
信子は断るが、なんと、右衛門佐本人が承知してしまう。
愕然とする信子と安子に、右衛門佐は自分の考えを伝えた。
 
ある日、右衛門佐と綱吉は二人きりで城内のあずまやに入った。
裏には信子と安子が隠れて聞き耳を立てている。
右衛門佐は
「論語に『難きを先にし獲るを後にす』とあります。
 上様の側室にしていただくことは、私にとっての幸せ。
 ならばそれは後回しにせねば」
と、巧みにじらす。綱吉はばかにするな、と怒りを露わにした。

すると右衛門佐はすかさず綱吉の手を取って自分の胸に当て
「政の道でも陰となって上様をお支えし、他のいかなるご側室をも凌ぐ勢いで、
 上様と結ばれていたい」と訴える。
綱吉も右衛門佐の野心を見抜き「何が望みじゃ」と右衛門佐に促すしかなかった。

二人の会話をふすまの向こうで聞いていた信子と安子。
まるでシーソーゲームのような二人の会話に、その都度表情が輝いたり
曇ったり。


翌日、大奥大広間で綱吉は宣言した。
「今日より右衛門佐に大奥総取締の任を申し渡す」。
どよめく一同。右衛門佐は野望に向けての第一歩を踏み出したのだ。

そんな時、安子はお伝に呼び出され、湯殿に押し込まれてしまう。
お伝は何かに憑かれたような様子。
「右衛門佐や御台と示し合わせて、徳松を追い落とし、その腹の子を世継ぎに
 しようと考えておろう!」と安子に迫る。
勢いに気圧され、後退さった安子は水風呂に落ちてしまった。
お伝はそれを見ると湯殿に閂をかけ出て行く。
水から上がった安子は腹を押さえて苦しみ始めて…。
公式HPより

右衛門佐は、ものすごく向上心のある人なのですね。
そして、人の心をも掴むことの出来る美しい才女。
今の時代に生きていたら、どんな政治をしたことか・・・!
綱吉や桂昌院まで動かしてしまう智恵に、『大奥総取締役』という力まで
手にしました。
どうなる!?大奥!

そして、お伝。
今までは目を見開いて敵意をあらわにするだけの人でしたが、
第4話では彼女の悲しみや焦りに、訴えるものがありました。
勉強して少しでも教養を見につけようとする姿には共感出来たし、
兄にたかられる姿には悲しみを感じました。
自分の境遇が天から地ほどに変わり、お伝はその怒りや戸惑いを全て
安子にぶつけてしまったのですね。
「嫌いじゃ。嫌いじゃー!」
まるで子供のように怒りを安子にぶつけるお伝。
悲しい人ですね・・・。

お伝の息子、国松が安子のお腹をさすっていました。
その無邪気さ、純粋さに救われるような思い。
国松の弟か妹は、無事に生まれるのでしょうか・・・。



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この記事へのコメント
こんばんは!
右衛門佐が加わったことにより個々の表情だけでなく、策略面で面白さを感じることが出来た。安子の子供が産まれたらどんな火種が勃発するか楽しみです。
Posted by レパードタイガー at 2005年11月05日 00:56
こんばんは〜
予告で信子が「なんやて?」と言ってたんですが、恐かった(((>_<)))
信子もそろそろ本当の狙いを口にするのでしょうか。
それと、安子が笑顔で子供をあやしていましたが、自分の子なのか気になります。
Posted by キリン at 2005年11月05日 01:24
右衛門佐、しれっとした感じが良いですね!
大奥の女性人をあっと言う間に魅了して
しまいました。そればかりか綱吉も彼女の
悪女っぷりにころっといっちゃいましたね。
私は右衛門佐のファンになっちゃいました。
Posted by otyaken at 2005年11月05日 16:40
こんばんは。お伝の方からは今回は悲しみや辛さを感じましたね。最後に安子を閉じ込めたところは納得できませんが・・・。来週はどうなってしまうんでしょうか?
Posted by いわぴい at 2005年11月05日 18:16
お伝の方の違う面が描かれていましたね。
でも、来週が…。お伝の方から目が離せない〜!!
安子は無事らしいけど、安子の子はどうなるんだろ???
Posted by 京女。 at 2005年11月06日 07:12
こんにちは。コメントありがとうございます!

レパードタイガーさん。
右衛門佐という新たな風の登場にワクワク。
大奥、大荒れとなりそうですね。
安子は無事子供を出産することが出来るのでしょうか・・・。

キリンさん。
信子の本領発揮も楽しみ。
予告だけで怖がらせてくれるなんて、いい感じですね!
安子の子供、気になりますね。

otyakenさん。
>しれっとした感じ
確かに!
美しい才女、右衛門佐。
このまま大奥は彼女の意のなすままにと
なってゆくのでしょうか!?
私もファンになりました。

いわぴいさん。
お伝はあの大奥で劣等感の塊のように日ごろ感じているんでしょうね。
教養、家柄。勝てるところのないお伝は
子供を授かることでちやほやされ・・・。
その立場が危うくなり、安子に牙を向く。
同情の余地はありますが、確かに安子を閉じ込めてしまったのは
許せません。

京女。さん。
お伝の悲しみを描くことで彼女の気持ちに
少し同情しました。
次週、安子の子供はどうなってしまうのでしょう。
お伝の暴走から目が離せませんね。
Posted by ちーず at 2005年11月06日 16:14
ちーずさん、こんにちは!
今回柳沢様の活躍が少なく残念でしたが、染子を抱擁するシーンだけでも見れてよかったです(笑)

右衛門佐のキャラいいですよね〜
大奥の役者さんは眉や口元の動きだけで感情の変化を表現するのが上手ですよね。
見ていて演技力を安心して見れるドラマです(^-^)

来週は変な(?)まんじゅう食べさせられてたり、顔に傷があったり安子&子供にまたまた危機が訪れそうですね。
Posted by ひらた at 2005年11月07日 12:45
ちーずさん、こんにちは。
先達てはTBのみで大変失礼致しました。

当初は北村一輝&谷原章介メインで見始めたこのドラマ、すっかりお伝ちゃんの虜です(笑)。
今回はお伝のお伝たる所以が炸裂していて、子供っぽいところ、浅はかなところ、弱味も強味もひっくるめて「人間臭い」魅力的なキャラクターになってきたと思います。脚本が浅野妙子さんではなく男性というのも影響があるのでしょうか、右衛門佐のしたたかさなどもいきいきと描けていたなと感じました。
北村ファンとしては側用人にもうちょっと頑張ってほしいところですが(苦笑)。
Posted by レッド at 2005年11月07日 18:30
こんにちは。コメントありがとうございます!

ひらたさん。
右衛門佐が大奥にきて、ますます面白くなってきました。
あの才女に安子たちはどう立ち向かうのか。
柳沢のちょっとした動きにも目が離せませんね。(笑)
演じている方はもちろん、カメラでの映し方がまた
カッコいいですね。

レッドさん。
お伝ちゃん、やってくれますよね。
今までは怖いだけの人でしたが、彼女の悲しさに
少し同情。おっしゃるように「人間臭さ」が
魅力。見ていて面白いです。
北村さんにはもっともっと前へ出てきてほしいです!
Posted by ちーず at 2005年11月08日 12:10
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