2005年11月18日

ブラザー☆ビート 第6話

『15年目のプロポーズ』

スーパー・マーケットの店長・野口(生瀬勝久)は大阪への転勤を機に、
好意を抱き続けてきた春恵(田中美佐子)にプロポーズすることを決意。
野口から事前に相談受けていた達也(玉山鉄二)、陸(速水もこみち)、
純平(中尾明慶)の三兄弟も、プロポーズに対して春恵がどう対応するのか
興味シンシンだ。「春恵はその気はないぜ、あれは。
 野口さん春恵に惚れてるけど、春恵の方はうんともすんとも
 思っちゃいねーんだから。」と陸。
「けど、母さん女だよ。もしかしたらもしかするかも。」と純平。
「しないって!大体アイツは女捨ててるんだから。
 そうじゃなかったら息子の俺に下着まで洗わせるかってんだよ。
 風呂上りだってバスタオル一枚でウロウロしてるしよぉ。」と達也。
「見たくねーっつーの。春恵の裸なんて。」と陸。
そこへ春恵が帰ってくる。
純平はそれとなく、今日変わったことがなかったか聞いてみる。
「ん〜、別に。
 あ、野口君!」
「野口さんがどうかしたの?」
「それがね、大阪に転勤になるんだって。」
「で?」
「で?栄転だって言うから、喜んでるんじゃない?
 着替えてくる。」
春恵の様子に息子達はやっぱり、という態度。
純平だけは少し複雑な表情を浮かべていた。

「ねぇ春さん。寂しくないの?その、野口さんいなくなったら。」
片付け物をしながら純平が聞く。
「あぁ、寂しいっていうより、困るかもね。
 仕事でミスったらこれから誰が庇ってくれるのか。」
「そんなんじゃなくってさ。
 ほら、野口さんって、父さんが死んでからずっと母さんの側に
 いてくれたじゃん。」
「嫌だ何言ってんの?私と野口君は元高校の同級生。
 それだけだよ。」
「それだけでさ、春さんのことだけじゃなくて俺たちのことまで、
 いろいろ相談に乗ってくれたり、世話焼いてくれたりする?」
「いい人なのよ、彼。」
「一言で片付けんなよ・・・。」

そこへ野口がやって来た。
「俺・・・今度、大阪に転勤になるんだ。」
「聞いた!主任から。栄転だってね〜!おめでとう!」
「ありがとう。
 で、あの、俺・・・春さんと、俺、春さんと、け、け、け・・・」
「あ、ラーメン食べに行かない?」
「え?夕飯まだだったの?」
「食べたよ。別腹別腹。
 美味しいお店が開店したの。行こ行こ!」

その日遅くまで野口と一緒にいた春恵。
翌朝、息子たちが野口との話を聞く。
「なぁ、野口さん何か話しでもあったのか?」と達也。
「あ、うん。あった。」
「で、春さん何て答えたの?」
「いや、別にOKかなって。」
「え!?OKって。」「お前マジかよ!?」
「お前って言うな!」
「ちゃんと考えてんの?春さんのことだけじゃなくて、俺たちだって。」
「そうよ!みんなで行くわよ。温泉旅行。」と春恵。
野口は転勤前に、三兄弟も招待し温泉旅行にと言い出したらしい。
もちろんこの温泉旅行が、プロポーズできる最後のチャンスだと
野口は考えていた・・・。

旅館についてすぐに、達也は知里(国仲涼子)の携帯にメッセージを
吹き込む。
『桜井達也です。今日、野口さんと一緒に温泉に来てて・・・
 一応それを伝えておこうかなと思って電話をしました。
 えっと、また電話します。』

温泉につかりながら恋の話をする三人。
陸はアイ(浅見れいな)と付き合い始めてから合コンにも参加せず、
そのストレスが溜まっているらしい。
達也は、知里が怒っているらしい、と話し出す。
陸も純平も、早くキスぐらいして安心させてやれよ、とアドバイス。
隣の温泉では、野口がプロポーズのリハーサルをしていた。

野口と並んで歩く春恵。
野口が切り出そうとすると、
「あ、私ね、ちゃんと言ってなかったんだけど、
 野口君にはほんっとに感謝しています。
 主人が亡くなって、どう生活していっていいかわからない時に、
 今のパート紹介してくれたし。
 それからずっと親身になって助けてくれて、ありがとね。」
「いいんだよ、そんあこと。俺が春さんにしたくてしたんだから。」
「ほんと、いい人ね!野口君。」
「あの、春さん。」
「ほんと、いい人!」
「俺・・・いい人を卒業したいんだ。
 春さん・・・俺と、結婚してほしい。
 いや、結婚して下さい。」
戸惑う春恵に野口は土下座をし・・・
「春さんが、うんと言ってくれるまで、こうしています!
 男・野口、一生一度の、お願いです!」

風呂上りに卓球で遊ぶ陸と達也。
純平は野口のプロポーズが気になって仕方がないようだ。
そこへ、陸が声をかけて知り合った女性客3人がやって来た。
6人はダブルスを組んで試合を始めることになる。
最初の試合は陸ペアvs達也ペア。
真剣にスマッシュを返す達也に、陸の闘志にも火が付く。
「負けたくねーんだよ、アニキには!」
「勝つのは俺だよ!」
「ちょっと、楽しくやろうよぉ。遊びなんだからー。」
陸と達也の勝負。達也にポイントが入ると女の子達が達也にカッコいいと
まとわり付く。
そこへ、知里から電話がかかってくる。
すぐ側で聞こえる女性たちの声に、知里は
「お忙しいみたいなので、又かけます。」と言い切ってしまった。

夕食時。野口が挨拶を始める。
「このたび、私事ではありますが、大阪本社へ転勤することになりました。
 そのお別れ会にこうして参加していただいて、本当にどうもありがとう。
 私としても、君たち家族とお別れすることは、とても、辛いことです。
 とくに、春さんとは、どうしても別れがたく、どうしても、別れたくない。
 そこで、先日君たちにも話をしたよね。
 春さんと、出来れば再婚したいって。」
「あんた達知ってたの?」と驚く春恵。
「まぁ・・・。」
「言いなさいよぉ知ってたんならーーー。」
「春さん、まだ話終わってないから。」
「あ・・・はい。」
「で、先ほど、勇気を持って告白したところ、春さんから・・・
 前向きに、考えてみるという、返事を貰うことが出来ました!」
驚く息子達。春恵本人も戸惑いの表情を浮かべている。
「さぁ!これでお別れ会じゃなくなったわけだ!
 じゃあ前祝といこうか。」一人ご機嫌な野口。
「素晴らしきかな、人生!カンパイ!!」

春恵は、はっきり断れず、つい、ああ返事してしまったのだ。
「私はね、考えてみる、って言っただけなのよ。
 なのに勝手に、前向きにって、くっ付けちゃってさぁ。」
「春さんがその気がないってはっきり言わないからだろー?」
「言おうとしたわよ、私だって。」
「けど言わなかったんだろ?
 こういうことははっきり言わなくちゃダメなんだよ。」と純平。
「何だよお前。春恵の再婚、反対?
 あ!もしかしてこいつマザコンだ!」と陸。
「そうじゃないよ。」
「じゃあ何でそんなムキになるんだよ。」
「じゃあさ、アニキたちはいいのかよ?
 春さんが野口さんと結婚して大阪行っちゃっても。」
「どこへでも行けばいいじゃん。
 こんなババア貰ってくれるだけでもありがたい話だよ。」
「こんなババァ!?」
「ババァはやめろって言ってんだろー。」
「説教くせーこと言うなよ、こんな所にまできて。」
「じゃあアニキはどう思ってんだよ。
 アニキも春さんが再婚してもいいと思ってんの?」純平が達也に聞く。
「俺は、春恵が決めればいいって。」
「長男だから一生面倒見るって言って、口だけかよ!?」
「それは春恵の気持ち次第だろうが。」
「いいよ!アニキがそんなんだったら、俺が春さんの面倒を見るよ!」
「お前やっぱマザコンだ!」陸が冷やかす。
「陸ニイは口挟むな!」
揉めあう陸と純平。
「ヤメローーって!私は再婚なんか絶対、」
そこへ野口がやって来た。
「お!?また兄弟げんか?元気だねー!」
「あ、ああ、そうなのよ。いつもの。」
達也たちも春恵に合わせる。
「元気がいいねー!
 元気があれば何でも出来る!
 行くぞー!
 イチ、ニー、3兄弟、ダーっ!!」

陸はアイに春恵の再婚話を話す。
「春さんってなかなかイケてるし、今までそういう話がなかったのが
 不思議じゃない?陸はいいの?」とアイ。
「俺はアイツが誰とどうなろうと関係ない。
 なのに純平のやつさ、マジで反対してんだぜ。
 あいつは正真正銘のマザコンだぜ。」
「人のこと言えんの?
 陸って、春さんのこと自分の女みたいに呼ぶじゃない?
 アイツとか、春恵、とか。」
「他に呼び方ねーだろ。今更お母さんでもないし。」
「でもそれって、ある意味マザコンかもよ。」
「えぇ!?」
「自分で気付いていないだけかもよ!」アイが悪戯っぽく笑う。
「・・・おい!気持ち悪いこと言うなよ。
 二度と言うなよ。わかった!?」
「ハイハイ。」
その後陸はアイの手料理に舌鼓。

スーパーで上機嫌の野口。店員たちは女が出来たのでは、とヒソヒソ噂話。
焦る春恵は、仕事が終わったら話がある、と野口にこっそり話す。
だが野口は送別会が一本入っていると言う。
「そんなに急がなくても、これからいつでも話出来るんだから、ね!」
野口にそう言われ、ますます焦る春恵・・・。

達也は部長の接待命令を断り、知里の待つレストランへ駆けつける。
「待った?」
「いえ・・・。」

「やっとこうして食事することが出来たね。
 ほんと、3度目の正直と言うか。」
「そうですね。」
「どう?美味しい?」
「ええ。」
「・・・
 ああ、おふくろに、何か言われなかった?」
「今日は、仕事休みだったんで。」
「そっか。じゃあ、こうして会ってるのばれてないね。」
「バレちゃまずいんですか?」
「いや!そんなことないけど。」
ワインを一気に飲み干したあと達也が言う。
「あのさ、俺、ちゃんと言っておこうと思って。
 君の事、友達だとか思ってないから。
 ちゃんと、彼女だと思ってるから。」
「え!?」
「ああ、そうだ。これ、伊豆で買ってきたんだ。温泉玉子ちゃん。
 良かったら付けて。俺も、お揃い。」
お土産のキーホルダーを渡す達也。
「どうもありがとう。」知里が嬉しそうに微笑む。

帰り道。
「・・・やっぱり、怒ってた?」
「まぁ・・・少し。
 だって、デートは途中でいつもすっぽかすし、
 電話くれるって言ってもくれないし。」
「本当にごめんね。俺、これからは気をつけるから。」
「ううん。話足も、勘違いなんじゃないかって不安になってから。」
「え?」
「勝手に私だけが、達也さんと付き合ってるんじゃないかって。」
「そんな。」達也が笑う。
「達也さんにしてみたら、本当にただの友達のつもりじゃないかって。
 私、今でも、どうして私のことを達也さんがって・・・。」
「ねえ。もっと、自信持てよ。
 俺さ、正直今日来てくれるかどうか、ドキドキしてたんだ。」
「え?」
「こんな気持ちになるの、久しぶりなんだ。
 君の事、大切にしたいと思ってる。」
見詰め合う二人。達也の顔が近づき、知里が目を閉じる。
そして二人はキス・・・と思ったら、
「やめて!ここじゃヤダ〜!」
そばを通るカップルの声に達也は驚き知里から離れる。
「ごめんね、ごめん!」
「いえ・・・。」
「行こっか。・・・またかよ!!」
二度あることは三度ある、にならなくて良かった。(笑)
ということは、二人のキスも三度目の正直になる!?


達也が家に戻ると、純平が春恵に何で野口にちゃんと断らないのか
問い詰めていた。
「だってタイミングが難しいのよ!」と春恵。
「春恵ー。はっきり言えばいいだけの話だろ。」と達也。
「ビシっと言ってやればいいんだよ。」と純平。
「じゃああんた達が言いなさいよ!
 あんた達今度のこと野口君から相談受けてんでしょ。
 私はもう知らないから!
 あとは任せたわよ。」
そう言い春恵は部屋に戻ってしまった。
大役を押し付けあう二人。

陸はアイの家にお泊り。
陸がアイにキスしようとした時、達也から呼び出しの電話がかかる。

「どうもご馳走様でした!」
知里は職場で春恵に、達也にご馳走になったと礼を言う。
「なんか、私一人で勘違いしてたみたいで。」と嬉しそう。
そこへ、達也、陸、純平が野口を訪ねてやって来た。
「あの・・・先日は温泉に連れて行ってもらって、ありがとうございました。」
「ありがとうございました!!」達也に続き、陸と純平も礼を言う。
「何、そんなことわざわざ言いに来てくれたの?
 しつけがいいねー!」

「あのー・・・そのー・・・プロポーズのことなんですけど、」
純平が切り出そうとすると
「二度目なんだよね。プロポーズするの、二度目なんだよね。
 一度目は、君たちのお父さんが亡くなったあと、
 春さんに、俺が君たちのお父さんになっちゃダメかなって。
 達也君が小学校3年生、陸君、1年生、純平君、幼稚園だったかな。 
 女一人で、子供三人育てるのは大変だし、
 春さん、専業主婦だったから、これからどうやって生活していくのか心配で。
 あっさり、断られちゃった。
 野口君とは、元同級生のままでいたいって。
 同情で結婚するもんじゃないって。
 同情じゃなかったんだけどな、俺としては・・・。
 それで、がっくりきて、別の人と結婚して。
 まぁ離婚するんだけど。
 別れた、女房や、娘には悪いけど、
 やっぱり、忘れられなくって。春さんのこと。」
野口の気持ちを聞いた三人は、肝心なことを言えなくなってしまった。

「何よ私には偉そうに言っといて!
 何も言えずに帰ってきたんじゃないの!とくに純平!」
家に戻り、カップラーメンを食べながら激怒する春恵。
「だってさ・・・。」
「コーヒー飲んできただけじゃないの!
 夕飯も作んないでー。」
「そんな気になれないよ。」
「大体お前も人に任せんじゃねーよ。」と達也。
「そうだよ。自分のことだろうーが。」と陸。
「じ、自分で言えないから頼んだんでしょーが!」
「何だよそれ!」と達也。

電話が鳴る。野口からだ。
これから家に期待という野口。春恵は電話に出ず机の下にもぐりこむ。
「もしもし、達也です。はい、わかりました。お待ちしています。」
達也はそう言い電話を切った。達也を責める春恵に
「ここであーだこーだ言っても仕方ないだろう。
 それに、野口さんにも失礼だよ。これ以上ちゃんと返事しないのは。」
「そうだけど・・・。」
「今夜はっきりお前が言えよ。」陸も春恵にそう言った。

「今日は、これをもってきました。
 婚約指輪。」息子達の前で指輪をテーブルの上に置く野口。
「婚約!?」
「受け取って下さい。給料の3か月分。頑張ったー! 
 お互い、二度目だけど、せっかくだから、式はちゃんとやりたくって。 
 それに、春さんのウエディングドレス姿を見たいし。
 親にも、ちゃんと話そうと思ってるんだ。
 だから今度、一度一緒にさ、実家に来てもらっていいかな?」
息子達が、ちゃんと言え、と目配せする。
「あ、あのね・・・」
「あのね、大阪に、マイホーム建てようと思ってるんだ!
 達也君たちがいつ来てもいいようにね。
 二階には部屋が3つ必要だな。
 この年でローン組むのはキツいんだけど、春さんが側にいてくれるなら
 俺なんだってやるよ!:
「野口君、」
「いいだろうなー。毎日家に帰ったら春さんがいてくれるだなんて!」
「あのね、」 
「もちろん、春さんが働きたかったら、働いてくれてもいいんだ。
 それはもう、春さんの好きなようにしていいから。」
「・・・ごめんなさい!これ、受け取れません。本当に、ごめんなさい。」
「本当に、すみませんでした。野口さんには、いつも世話になっておきながら。」
「でも、春恵はほんとその気がないみたいなんで。」
「俺たち、ほんと野口さんには感謝しています!」
達也、陸、純平も一緒になって謝る。
「・・・いいんだよ!
 わかってたから。」
「え!?」
「春さんに、そんな気持ちなんて全然ないこと、ちゃんとわかってたから。
 チャレンジしてみたかったんだよ。
 少しの間だけでも、夢を見たかったんだ。
 春さんと結婚する。
 ごめんね。君たちにもそんな夢に付き合わせちゃって。
 俺、高校時代、春さんのことが好きだった。
 けど、高校を卒業してからはそのことを忘れてた。
 なのに、もう一度会って、おかしなことになっちゃったんだなー。
 その時春さんはもう君たちのお父さんと、結婚していたのにね。
 若いときのそういう気持ちって、やっかいなもんなんだよ。
 いつまでも忘れられなくてね。
 振り向いてもらえないことわかってても、つい追いかけちゃうんだよ。
 わかってたんだよ。春さんが俺のことどう思ってんのか。
 やっぱり、どう転んだって俺は、いい人だよね!
 俺がどんなに春さんのこと好きでも、どうしようもないよ。
 これはあの、困らせたお詫び。受け取って、ね!」
野口は明るくそう言い指輪を差し出した。

野口が帰ったあと、婚約指輪を見つめる春恵。
「いいのか?これで。」と達也。
「あれはマジで惚れてるよ。
 そういう男、二度と現れねーかもしれねーぞ。」と陸。
「俺や陸は、春恵が幸せになれればそれでいいと思ってる。
 純平だって、いつかはわかってくれるって。」
「野口さん、春さんにプロポーズするの二度目だって言ってた。
 一度目は父さんが死んだ時だったんだろ?
 なんか、切なそうに話すの聞いてたら、断れなくなっちゃって。
 それに、野口さんだったら、春さん幸せにしてくれるかもって。」
「何だよ。お前マザコン卒業?」陸が純平に言う。
「うるさいなー。」
「なぁ。もう一度ゆっくり、考えてみてもいいんじゃないのか?
 その・・・野口さんとの再婚。」と達也。
「私ね、好きな人がいるのよ。」
「は!?」
「だから、野口君とは一緒になれなの。」
「お前、好きな人って!?」「誰だよ、そいつ。」
「あんた達がよく知っている人。」
顔を見合わせる三人。
「また、生まれ変わっても、その人と結婚したい。」
「あ!親父?」と達也。
春恵が微笑む。
「けど、親父は、もう死んでんだぞ・・・。」と陸。
「そうだよ、春さん。」と純平。
「いるわよ、ちゃんとここに。
 面倒見が良くて、正義感が強くて、頑固なとこは、達也の中に。
 おおらかで、うーん、でも少し無鉄砲なとこは、陸の中に。
 優しくて、世話好きなとこは、純平の中に。
 あんた達の中に、ちゃんとあの人は生きているの。
 今でもずーっと一緒にいるのよ。 
 だから私は誰とも、結婚するつもりなんかないの。
 あんた達がいてくれたら、それでいい!」
春恵はそう言い、席を立った。

部屋へ戻った春恵は家族写真を見つめながら、夫に
「これでいいよね。」と呟いた。

達也は春恵の部屋へ行こうとすると、陸とばったり!
陸も張る絵の部屋に行こうとしていたのだ。
二人が春恵の部屋に行くと、先客がいた。純平だ。
「いつまでも、家にいればいいからさ。
 俺が、春さんのことは、ちゃんと面倒見るから。
 だから、どこにもいかず、ずっといればいいよ。」
「え、ありがとう。」

「先、越されたな。」と達也。
「やっぱりあいつマザコンだよ!」と陸。
「そういうお前だって!」
「はぁ!?アニキだって!」
「俺は、違うよ!」

野口の引越しの日。
「大阪に行っても、元気でね。」と春恵。
「東京来た時には、是非、顔見せに寄って下さい。」と達也。
「プロポーズ断られたからって、遠慮しなくていいですから。」と陸。
「野口さんのこと、忘れません。」と純平。
「ありがとう、みんな。
 達也君、陸君、純平君、
 春さんのこと、頼んだよ。」
「はい!」
「じゃ!」
春恵は業者のトラックに乗り込む野口に、指輪を差し出した。
「やっぱり、こんな高いもの貰えないから。」
「あ・・・じゃあ、預かっておく。」
「え?」
「もしも、もしも万が一、春さんの気持ちが変わることも
 あるかもしれないから。
 これまで、15年待ったんだ。
 あと、10年待つのも20年待つのも同じことだから。」
野口はそう言い笑顔でトラックに乗り込んだ。

トラックから手だけを出し、バイバイ、と振る野口。
春恵たちはその手をずっと見送っていた。

=純平の学校=
買出しに行っていた純平が女子たちにパンを配る姿を見つめる少女・・・。

純平は階段で苦しむ女の子の姿に気づき声をかける。
「どうかした?」
「何でもない。」
「具合悪いんじゃないの?」
「いいの。病気じゃないし。」
「え!?」
少女は手すりにつかまりながら歩き出す。
「どこ行くの?」
「休憩。」
「休憩って、もう授業始まっちゃうよ!」
それでも歩いていく少女。純平が諦めて教室へ向おうとすると、
少女はまた座り込み苦しみ出した。
「大丈夫?」駆け寄る純平は、顔を上げた少女の美しさに目を奪われる。

一部公式HPを引用させていただきました。

※時間がないので夜に見直します。

春恵さんは息子達の中に亡き夫を見ているんですね。
達也の面倒見が良くて、正義感が強くて、頑固なところ。
陸のおおらかで、少し無鉄砲なところ。
純平のは、優しくて、世話好きなところ。

前回の父のプロポーズ話も感動的でしたが、これも感動的でした。
息子達の中に、愛する夫は今でも行き続けている。
野口さんには可哀想ですが、春恵さんらしい!

三男純平の、
「俺が、春さんのことは、ちゃんと面倒見るから。
 だから、どこにもいかず、ずっといればいいよ。」
という言葉、春さん、嬉しかっただろうな〜!

三人は立派なマザコンですね!
でも、ベタベタしたマザコンじゃなくって、とても母親思い。
いいな〜!こんな息子!
自分の息子がマザコンって呼ばれるとしたら、嫌なんですけどね。(笑)

次週は岩佐真由子さんの登場。
妊娠?俺の子供?
純平くん、また使われてしまうの!?




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この記事へのコメント
今回本当に春さんの気持ちには感動しました。が・・・・野口さんかわいそうすぎます〜〜。(ToT)
わかってはいたんですけどねぇ。
複雑な気持ちで見ていました。
Posted by みのむし at 2005年11月18日 16:02
ぶるーじーんは、兄弟は対応ー!
きょうぶるーじーんは、興味がプロポーズするつもりだった?
きのうぶるーじーんが、ちーずと機が相談した。
Posted by BlogPetのぶるーじーん at 2005年11月18日 16:34
こんにちは。
野口さんの気持ちがせつなかったです。
二回振られても15年も20年も待つって…(泣)
3兄弟がそれぞれマザコンなのはおもしろかったです。純平があんなに強行に反対するとは思ってなかったです。春さんが幸せになるならって言うと思ったんですけどね。
Posted by ひいな at 2005年11月18日 16:35
こんにちは。
野口さんとは、春恵らしいといえば春恵らしかったのですが、ちょっと残念。。
次回の純平は、予告の時点で心配で頭を抱えています(笑)
Posted by lavish at 2005年11月18日 16:58
ご無沙汰してます。
何気に見るドラマが増えています。

玉chanのオヤジ口調がなんとも
アンバランスなような、
でも、声のトーンは合ってるようで(笑)

野口さんには3人がめでたく結婚した後で、
3度目のプロポーズでリベンジってことで。
Posted by みさと(moonlit stars) at 2005年11月18日 19:15
こんにちは。
達也が飲み干したのは赤ワインじゃなかったかな?
アイも知里も若いのに料理上手ですよね〜。
私が奥さんにしたいくらいです(笑)
Posted by 沙良 at 2005年11月18日 22:09
3人ともマザコンですね(笑)
マザコンと母親思いの差は何でしょう?(ぇ
Posted by あんぱんち at 2005年11月18日 22:46
今回やっと、達也は仕事を振り切って
知里と食事ができました。でも、いつから
真剣な付き合いに変わったのでしょう?

春さん、惜しかった。でも、野口さんじゃ、
お父さんの変わりは無理だったのですね。
Posted by mari at 2005年11月19日 00:58
泣かせるセリフが多かったですね。三人はやはりマザコンでしょうが、気持ちの良いマザコンですね。
Posted by ドラマの視点 at 2005年11月19日 10:44
こんばんは。みなさまコメントありがとうございます!
体調不良なためまとめてのお返事お許しください。

私も野口さんのリベンジに期待!
あの婚約指輪がいつか春さんの指にはめられることが
ありますように!

沙良さん>ありがとうございます!訂正しておきます。
Posted by ちーず at 2005年11月19日 21:25
今回もトラバさせていただきました。
野口さんいなくなっちゃうの寂しいですね。
結構田中美佐子さんとの掛け合いがおもしろかったりしたのに。またでてくることを期待します♪
Posted by みいちゃん at 2005年11月20日 08:54
みいちゃんさん、こんばんは。
TB&コメントありがとうございます!
野口さん、最終回にかけてまた登場してくれると
嬉しいですね。
次週から春さんとの絡みがないのは寂しい!
春さんもその存在の大きさに気付くことになるのかな!?
Posted by ちーず at 2005年11月20日 20:14
ちーずさん、こんばんは☆
体調不良とのことですが、大丈夫ですか?(>_<)

今回は、春恵が3人の息子の中にだんなさんが生きているという
話をしていたところで涙が出ました。
死んでからもああやって好きでいてもらえる春恵のだんなさんは
とっても幸せですね☆

あいと陸がご飯を食べてるシーンがほのぼのとしていて良かったです。
でも、キスしよう・・ってなると陸も達也も邪魔が入るんですね(笑)

セカンドチャンスとの共通点をブログの方に書いてみましたので、
良かったらご覧下さい♪
Posted by はな at 2005年11月22日 17:53
はなさん、こんばんは。
おかげさまで、何とか元気に!仕事に穴を開けずにすみました。
心配してくれてありがとうございます!

春恵さんの考え方、素敵ですよね。
うんうん。春恵さんのだんなさん、幸せ者です!

陸はちゃんとアイ一筋を守っているようですね。
(温泉でちょっと女の子に声かけてたけど)

お知らせありがとうございます。
あとで寄らせていただきますね!
Posted by ちーず at 2005年11月22日 20:29
ありがとうございました。
2週に渡り見逃してしまい、困っていたのですが、助かりました。
すごく良くまとまっていて、まるでドラマを見ているように、頭に入ってきました。
他にも困っている人がいるかもしれないので、ボクのブログで紹介させていただきました。
TBさせていただいたので、よろしければ遊びに来てください。
Posted by あるアーキビスト at 2005年11月24日 20:22
あるアーキビストさま。
こんばんは!
わざわざ記事で紹介していただき、びっくり!
でもとても嬉しいです。
ありがとうございました。
また気軽にコメント残していって下さいね。
Posted by ちーず at 2005年11月24日 23:10
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