2005年11月27日

今夜ひとりのベッドで 第6話

『危険な夜の密会』

明之(本木雅弘)と梓(奥菜恵)の関係が再び友(瀬戸朝香)に露呈した。

「出てって!」友を怒らせてしまった明之。
『バレました。ずるい友達は終わりです。』と梓にメール。
正座して情けなーいお顔の明之。
『わかりました』カタカナシュンスケからの返事。

離婚を考える友は、貯金、保険、住む所と、現実的な心配をし出す。
明之は反省しながらも、友と了のことを心配。
それと同時に、俊介がなぜ自分ではなく友の携帯に電話をしたのかと
質問する。俊介から聞いた玲子は、友を呼び出す。
そこで明之&俊介と鉢合わせ。二人を追い返す玲子。
「酔っ払う前に聞いておくね。
 今、明之の顔を見て、憎いと思った?二度と見たくない顔だと思った?
 明日の連絡なんていらないと思った?」
「・・・いえ。」
「よし!とりあえず離婚はナシだ!
 さ、いくらでもグチりなさい。お姉ちゃん聞いてあげるから!」
さすが弁護士!そして優しい玲子です。
一方、飲み屋難民となる俊介と明之。
そこで梓とすれ違う。
「俊介がいなければ、間違いなく振り返っていた気がする。
 そして彼女と・・・目が合っていただろう。」
梓、振り返って見ていましたね!

俊介と飲んだあと会社に泊まっていると梓が訪ねてくる。
すると突然、明之は胃痛に襲われ倒れてしまう。
「奥様、今入院の手続きなさってますから。」
看護士に言われ、「奥様・・・」と呟く明之。
梓のことだった。

翌日。
「友永さん、奥様、いらっしゃいましたよー。」
看護士が意味深に言う。今度は友だった。
既に用意されているスリッパや髭剃り。きれいに折りたたまれたスーパーの袋。
明之は看護士さんが・・・とごまかすが、梓の存在を感づく友。

その日の夜。
「友永さん、奥様ですよ〜。」
次に来たのは玲子だった。
『この病院では、僕には妻が三人いることになっているらしい。
 看護士さんの目が、ちょっと冷たいです。』

夜中、妻の見舞い。今度は梓だった。
梓は明之の寝顔を見つめ、キス。
『夢の中で、彼女にキスをされていた。』

入院中、明之は精密検査を勧められ、深刻な病気ではないかと不安を隠せない。
『俺・・・ガン、かもしれない。
 ジワジワと、不安が迫ってきた。
 人がいるのに、なんだかとても一人だった。』

『余計な心配をさせたくなくて、
 妻に精密検査のことを言い出せなかった。』

翌日の退院を控え、夫の好物を買い微笑む梓。

その帰り、了に呼び出され引き抜きの相談をされる。
今の店長を裏切るようで気が引ける、と言う了に
「でもさ、それって向こうのオーナーと会ってる時点で
 裏切ってるってことなんじゃないの?
 そういうことする人だってわかってたんでしょう?
 攻めてるわけじゃないのよ。
 腕が認められるっていうのは嬉しいことだってわかるし、
 面と向ってあなたが必要だって言われたら、
 心が揺れ動くのは当然のことだと思う。」
「今俺の相談なんて乗ってないでしょ?
 ダンナは自分を裏切ってアズと会ってた。
 ダンナやアズは何でもないって言ってるけど会った時点で裏切り。
 でもアズに、あなたが必要だと言われて、心が揺れるのも当然なのかも。」
「何言ってるの?アキちゃんの話は今関係ないでしょ!」
「あなた本当のあいつを全然わかってないよね。
 一瞬優しそうに見えてすごく冷たい目をするヤツだってこと。
 ガキの頃、初めてあいつに会った時さ、
 親父が何を思ったのか、兄弟ご対面なんかさせちゃって。
 会ったらスゲーおっきくてカッコ良くて。
 嬉しくなっちゃって。」
『お兄ちゃん!』
『触るな!』
「スッゲー冷たい目だった。
 俺、凍ったみたいに身体動かなくなって。
 久しぶりにアイツに会ってはっきりわかったよ。
 笑ってるけど心の中ではあの時と同じ冷たい目をしてるって。」
「そりゃ、小さいあなたが傷ついたのはわかるけど、
 でもアキちゃんは、お兄さんは、そんな人間じゃないわよ。」
「そりゃあなたが知らないだけだよ。」
「知ってるわよ!」
「知ってるのはあなたに見せている顔だけでしょう?
 あいつあなたに本当の自分を見せないでごまかしてるんだ!」
「そんなことないわよ。」
「あんたもほんとお人よしだね。
 あいつは家族なんてものに夢も希望も持ってなくて、
 そんなものは重くて嫌だなんて思ってるようなヤツなんだよ。」
「二度とそういういい加減なこと言わないで!」

落ち込む明之は病院に忍び込んできた梓に心を許し、誰にも話していない
過去のつらい記憶を語り始める。
『ネコがそっとやってきたように、彼女はそこにいた。』
「看護士さんの靴って音立たないようになってるけど、
 パタパタパタって走る音は結構耳に残るもんだね。」
「まあさすがに裸足ってわけにはいかないもんね。」
「裸足でも音するよ。」
「ん?どうしたの?」
「いやぁ。ちょっと思い出しちゃって。
 ほら、前に話したでしょ?
 母親が、家を出ていく親父のことを追いかけて、
 裸足で追いかけていったって。 
 俺の耳には、あの足音がはっきりと残ってる。」
去っていく夫を裸足で追う明之の母親。
明之が母の靴を手に追いかける。
父を待っていたのは、了とその母親だ。
明之たちのことに気付かないのか、了は父親に抱きつき、
三人は仲良く夜の中へ消えていった。
「だめ!見ちゃだめ!見ないで。
 ごめんね。明之・・・。」
「母親の手は震えてて、その指の隙間から俺には見えてた。
 しっかり見ておかなきゃと思った。
 しっかり見て、絶対に忘れない。
 あの時俺は、一度死んだのかもしれない。
 ・・・
 こんなこと話すのなんて、病気で弱くなってるのかな。」
「いいお母さんだね。
 お父さんのこと愛してるから裸足で追いかけて、
 でも友永さんのこともっと愛してたから、
 そうやって目隠しして。
 ちょっと羨ましい。
 私はそんなことなかったなー。
 父親が愛してたのはガラスだったし。」
「ガラス?」
「ガラス作家なの。今でも北海道で一人でやってる。
 家族になんか全然興味のない人でさ。
 母親も母親で、子育て終わるの待ってましたって感じで
 家出ちゃったし。
 最初っから最後までなんかわけもわからずぎくしゃくしててさ。
 家族なんてそんなもんかなーって思ってた。
 で、ある時、すっぱり、解散しました。」
「でもお父さんと同じガラスなんだ。」
「そうなんだよね。まぁ、それはそれ?」
「調子いいな。」
「はい。」
「ありがとう。」
「どういたしまして。
 ね、奥さんはその話知ってるの?」
「いや、わざわざする話でもないし。」
「じゃあ何で私にはしたの?」
「それは、成り行きっていうか。
 あと他人だからかな。」
「友永さんも家族にあまり期待とかしない人なんだ。」
「もしかしたら、友とはちょっと期待の重さが違うのかもしれない。」
「重すぎちゃう?」
「その重さにちゃんと答えたげなきゃって思う。」

その話を病院に駆けつけた友が廊下で聞いていた。
友は明之が自分には明かさないことを梓に話していると知り、深く傷つく。

「バリウム・フォー!」
「ゲップ・フォー!」
不安を吹き飛ばすようにハイテンションで検査に挑む明之。

『そういえば、了君は身体が弱いから、お父さんはすぐ向こうの家に
 見舞いに行ってしまうと、母が泣いていたことがあった。
 僕も身体が弱くなればいいのだろうかと、
 風邪を引けばお父さんが家にいてくれるのだろうかと、
 冬でも裸足で、ランニング一枚で遊んでいたことがあったっけ。
 それでも風邪を引かなかった俺は・・・ガンかも・・・。』

不安を拭えない明之は梓を訪ねていく。
「最後にそばにいて欲しい人は誰ですか?」
「普通今聞く?それ。」
「ほんとの答えが出そうな気がしない?
 量との結婚式の騒ぎの後に私が聞いたんだよね。
 幸せなときはそんなこと考えたこともなかった。
 私は了って言って、友永さんは妻って言った。
 今でも妻?」
「誰なんだろ。
 一人。一人がいいのかもしれない。」
「何で一人がいいの?」
「なんかそう思った。
 誰かに温かく見守られて、死んでいくほどの人間なのかな。
 もしかしたら思い出したのかもしれない。あのバス停の光景みたいに。
 あれよりもずっと前から、俺は親父や了や、了の母親のことを恨んでいて、
 でも守るべき自分の母親のことも、親父のことで泣いてたりするのが
 すごく嫌で、いつも誰かを睨みつけてたかも。
 友と出会うまでは、自分は一人で生きて一人で死んでいくんだと
 思ってたんだと思う。
 でも今は、その友も遠くなって。」
「だから、一人?」
「うん。」
「そっか。そうだね。」
『一人でもいいんだよ。大丈夫。
 彼女が言ってくれている気がした。
 ココアはもう冷めていたのに、なぜか温かかった。』

退院祝いにと友の携帯に電話を入れる俊介。
明之は仕事で泊り込みのため、友と二人で飲む。
「結婚って何なんだろう・・・。」
そう悩む友を励ます俊介。
「夜中の病室にね、梓さん来てました。」
「何やってんだよ、あいつは!
 いや友ちゃん、でもきっと何か事情があって、」
「別にいいの。梓さんがいたことは、もういいの。
 でも一つだけ・・・。
 あ、何でもない。」
酔っ払った友を送って帰る
「私ね、大きい人間になりたいな。
 大きい人間になりたーーい!
 大きくて、何でも受け止めてあげるの。
 受け止めてもらって、受け止めてあげるの。」
「友ちゃんはちゃんとそうしてるよ。」
「そうかなー。」
「大丈夫だよ。」
「ねぇ、もう一回言って。」
「友ちゃんは、大丈夫!」
「うん!私は大丈夫!」
階段に座り込む友。
隣に座る俊介の肩にもたれ、寂しそうに「大丈夫・・・。」と呟く。
「どこがだよ・・・。」
友の肩に手を置く俊介。
「こんばんは〜。」
背後で声をかけられ慌てる俊介。了だった。

二人は眠ってしまった友をベッドに運ぶ。
「親友の妻に片思いなんて、言いません!」
俊介をからかう了。
「ライバルがいると燃える方なんですよね!」と張り切る。

『もし、本当に自分がガンだったら、
 一人で死んでいくと思っていたものの、
 人間はそれほど強くはなく、とても怖かった。
 でも不思議なことにその恐怖は同時に、
 なんだかちょっと、全てに対して優しい気持ちにもさせてくれた。』

病院の結果は、何の問題もなかった。

買い物途中、梓とすれ違う友。
「あきちゃんが入院中お世話になったみたいで、ありがとう。」
「いえ、どういたしまして。 
 そういえば友永さん、精密検査の結果どうでした?」
「え?精密検査?」
「退院した日に受けたとかいって、すごい不安そうにしてたから。」
「・・・」
「あ、私がネコみたいに忍び込んだんじゃないですよ。
 友永さんが来たんです。」

家に帰り、精密検査のことを話そうとする明之。
「問題のないときだけ私?
 アキちゃん不安だったり辛かったり、苦しい時は私じゃないんだね。
 精密検査のあと、梓さんの所に行ったんでしょう? 
 さっき偶然会って聞いたの。
 でもその前から、私聞いちゃったの。
 あきちゃんが昔のこと、梓さんに話してるの。
 慣れない事するもんじゃないわよね。
 面会時間じゃないのに病院に行くなんて。
 わかってるの。了君のことも、それから、検査のことも、
 私に心配させないようにって、アキちゃんの優しさだって。
 でもね、その優しさが悲しい。」
友は、自分の名前をサインした離婚届を差し出した。
「お願いします。」
「友・・・。」
「梓さんのことでこだわってるなんて思わないでね。
 これは私とアキちゃんの問題だから。
 私・・・アキちゃんの不安や苦しみ、受け止めたかった。
 それが夫婦だって、家族だって思うから。
 でもアキちゃんにはそんな家族、重いんだよね・・・。
 今アキちゃん、目の前にいるけど、でもいない。
 もう見えないよ。」
「ごめん・・・そんな思いさせて・・・。」
明之は離婚届にサインした。

『この時僕は、初めて気がついた。
 自分は本当に、誰も愛せない人間なのではないかと。
 名前を書きながら、不思議なくらい、肩が軽くなっていくのが
 わかった。』

離婚届にサインした二人。
ここでの急展開にびっくり!
友がかわいそうでしたね。
大きな自分になろうと、病院で聞いてしまったことも
問い詰めないでいたのに。

明之は子供の頃に見てきた両親のいざこざがトラウマになって
いるんですね。
離婚届にサインをする時、肩が軽くなる、と感じるのは
二人に子供がいないせいもあるかもしれません。
このまま二人はダメになってしまうんでしょうか。

そして了も、兄の冷たい眼が忘れられずにいる。
まだ幼かった了には、兄がどんな気持ちでいたかなど
想像することも出来なかったでしょう。
小さい頃の了君役の男の子が、要さんに雰囲気が良く似ていました!!

次週、傷ついた友のそばにいるのは俊介でした。
そして明之は梓と!?



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この記事へのコメント
ありがとうございました!
毎週欠かさず見てたのに、先週は気が付いたら眠ってしまっていて・・・・。
かなりの展開ですね。
ま・まさか離婚届にサインを・・・・。
ますます目が離せません!
Posted by RYO at 2005年11月28日 12:55
RYOさん、こんばんは。
遅くなりましたがアップしたかいがありました!
まさかの離婚届にサインでしたよ!
提出しちゃったのかな。気になりますね。
Posted by ちーず at 2005年11月28日 20:22
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