2005年12月02日

ブラザー☆ビート 第8話

『元カノVS今カノ』

パートの変更について新店長に怒られる知里(国仲涼子)。
知里はパートで働く人たちにも都合があると庇おうとするが、
店の売り上げが落ちたのは知里や従業員のやる気が原因とまで言われてしまう。
それを聞いていた春恵(田中美佐子)たちは、売り上げが落ちたのは
駅前に大きなスーパーが出来たからだと反論。
春恵は店長に携帯使用のことを注意される。

その日、知里とカラオケに行った春恵は達也(玉山鉄二)を誘うが、
仕事だから来れないと言う。

「ほんとかどうか・・・」と呟く春恵に、
「達也さんは嘘なんかつきませんよー。」
「いや、そりゃそう思うんだけど・・・」
「嘘なんかつきませんってー!」
ふくれる知里が可愛かったです。(笑)その達也が向った先は元カノ・亜紀(岡本綾)と待ち合わせするお洒落なバー。
「驚いたよ。亜紀から電話かかってくるなんて。
 何年かぶりだもんな。」
「でも声覚えといてくれた。」
「ま・・・。」
「この前の同窓会の時も達也ともっとゆっくり話したかったんだけど。」
「で、話て?」
「その前に、何か食べない?私おなか空いちゃった。」

その頃、カラオケで盛り上がる春恵と知里。
「春さん、私、誰に何言われたって、全然気にしませんから。
 どうってことないですから。」
「何か変わったわね。主任も。」
「はい!達也さんと付き合いだしたお陰です!」
「恋は人を変えるっていうからねー。」
「はい!こんな私でも、少しは自信が持てるようになりました。」
「そうよ。女は自信持たなきゃダメよ!」
「私、親に決められた道しか行けないって思っていました。
 東京の真ん中で恋するなんて、思ってもみなかったんです。
 そんな私の生き方を、達也さんは変えてくれそうな気がします。」
「やっぱり白馬の王子さまかー。」
「そうなんですよ!白馬の王子さまなんですよ、達也さんは!」
と、のろけまくる知里。

酔っ払った知里を支えて店を出る春恵。
丁度目の前に停まったタクシーに、達也と元カノが乗っている!
春恵は慌てて知里に「もう一件行こう!」とタクシーから遠ざけようとするが、
知里は達也を見つけてしまう。
通り過ぎていくタクシーを見つめる知里。
「仕事だって言っときながら!!」
「前の彼女なんですか・・・」
「いや・・・まぁ・・・そんな・・・」
「綺麗な人なんですね・・・。
 じゃあ、私は、これで・・・。」
ふらつく足取りで、知里は歩き出した。春恵が慌てて知里に寄り添う。

自宅でくつろぎながらテレビを見て大笑いする陸(速水もこみち)と純平(中尾明慶)。
純平の携帯にメールが着信すると、陸はみゆきちゃんからだろう、とからかう。

家に帰った春恵は、すごい剣幕で達也のいる風呂場へ直行。
達也は鼻歌交じりで頭を洗っていた。
「達也!」
「!!何だよいきなり!!」
「聞きたいことがあんのよ!」
「そんなの後にしろよ、お前!」
「あんたの裸なんか見たくないんだからー。」と言い指差す春恵!
「ちょっと、お前、出てけっつーの!」
春恵の手を取り押し出そうとする達也。春恵も負けていない。
「今日誰と会ってたの!?」
「は?関係ねーだろ、そんなの。」
「元カノでしょ!」
「・・・え?」

風呂から上がった達也は、仕事のことで相談されていたと説明する。
雑誌社に勤める亜紀は、新しいスポンサー探しを頼みに来たのだった。
「ほんっとにそれだけ?」
「当たり前だろ!」
「はぁ〜。けど主任、あんた達の2ショット見てショック受けてたわよ。
 そりゃ、そうよ。元カノだもーん。」
「ちょちょちょちょ、お前、言ったのかよ。元カノだって!」
「・・・あ、つい。」
「ついじゃないだろうが!」

「アニキもやるなー。」陸が加わる。
「だから仕事でだよ。」
「だとしても、元カノとより戻すやつ多いしさ。
 俺とアイもそうだしな。」
「俺はそうはなんないっつーの!」
「そうだよ。アニキは大丈夫だよ。
 元カノの写真ももう捨てちゃってるし。」アイロンをかけながら純平が言う。
「お前なんで知ってんの?」
「あ、掃除してる時に偶然見つけちゃって。」
「純平お前!兄弟だからってな、プライベートなことまで覗き見していいと
 思ってんのかよ!?」
「ごめんごめん!」
「だとしても、もう会わないほうがいいんじゃないの?
 だってあんた、別れてからも元カノのこと好きだったでしょー。
 変な気にならないこともないんじゃないのー?」
春恵の言葉に何度も頷く陸。
「だからー、そんな気にはならないって言ってんだろー。
 それに、仕事が絡んでるんだから会わないわけにはいかないんだよー。」
春恵、陸、純平が、疑いのまなざしで達也を見つめた。

達也に担当者を紹介され感謝する亜紀。
その帰り道、二人は並んで歩きながら話をする。
「ちゃんとサラリーマンしてるんだ。」
「ん?」
「いや、頼もしくなったなーって。
 あ、これから飲みに行かない?今日車じゃないし。」
「あー、俺、今日はちょっと。」
「なにー?デート?」
「いや・・・まあ・・・。」
「彼女出来たんだ。どんな人?私に似てる?」
「あー。亜紀とは正反対かなー。」
「じゃあ、優しくて控えめなんだ。」
「うん。一緒にいて楽なんだよ。」
「悪かったわね!私のときは窮屈な思いさせて。」
「いや・・・そういう意味じゃなくて。」
「女の扱いは成長なしね!」亜紀が笑う。
「まったく・・・。亜紀には叶わないよ。 
 で、そっちは?山本とは上手くいってんの?」
「うん。まあねー。」
「あ、ちょっといい?」そばにあった花屋に寄る達也。
「花買うの?」亜紀が驚く。
「うん。今日彼女の家で夕食ごちそうになるんだ。」
「そう・・・。じゃあ。」
そう言い達也と別れる亜紀。振り返って達也が花を買う様子を見つめていた。

花束を貰い嬉しそうに微笑む知里。
夕食のメニューは、カニ鍋。
「うわぁ!美味そう!」
「沢山食べて下さいねー。」
知里が達也の皿に取り分ける。
「あのさ、夕べのことなんだけど、」
「あ、はい。」
「ほんとに仕事で会ってただけだから、その彼女とは。」
「いいんです、私にそんなこと言わないでも。」
「いや、けど、心配させたんなら悪いなーと思って。」
「少しは驚きましたけど・・・
 私、達也さんのこと信じていますから。」
「・・・ありがとう。」
「はい。」
見詰め合う二人。目を閉じた知里に、達也はゆっくり顔を近づける。
ピーンポーン!
玄関の呼び鈴に飛びのく達也。
「なんでー!?」

達也がドアを開けると、若い男が立っている。
「何か?」怪訝そうに応対する達也。
「え?あの、そちらは?」
「いやそちらはって、そちらは?」
「ああ、どうしたの!?
 来るなら連絡くれればいいのにー!」と知里。
「お知り合い?」と達也。
「弟のケイです。」
「あ・・・弟さん。」
「はい。」
「初めまして、桜井達也です。
 今、お姉さんにお世話になっています、っていうか、
 いい関係続けさせて・・・」
「え!!もしかして、アネキの彼氏!?」
「はい。」達也と知里が幸せそうに微笑んだ。

ケイは東京の大学を目指す浪人生。
父親は大学を諦めて和菓子屋を継ぐよう言う父に勘当されて
出てきたのだ。
「俺もアネキと同じように大学出たら、東京に就職したいんだよ。
 東京でやりたいことを見つけたいんだよ!」
「まあ、わからなくはないけどな。」と達也。
「それで・・・あの・・・ 
 親父こっちに出てくるかも。アネキに会いに。」
「私に!?」
「え・・・。」

家に戻った達也。
「主任に婿養子を取る!?」春恵が聞き返す。
「ああ。親父さん乗り気になって婿に来てくれそうな菓子職人
 探しているらしいんだ。」
「そんなー!え、で、主任は何て?」
「まあ、そんな話が来ても断るって言ってくれてるけど。」
「そりゃ無理だって。
 娘の話に耳貸すような親父じゃねーんだよ!
 とにかく頑固親父そのものなんだから!」
前に水をかけられた陸が言う。
知里はまだ父親に達也と付き合っていることを話していないらしい。
「どうすんだよ、アニキ。」
「どうするったって・・・。」
「・・・ん!プロポーズしちゃえば!?」と春恵。
「プロポーズ!?」
「私主任好きよ。絶対いい嫁姑になれそうな気がするなー!」
「何でそんなとこまで話が飛ぶんだよ!」
「俺も賛成!主任さんとアニキが結婚して、この家に来てくれたら
 俺嬉しいかも!
 だって、主任さんって味噌汁作る時、ちゃーんと鰹節でダシ取って
 るんだよなー。
 それにあれ、この間掃除に来てくれたとき!
 あの時もトイレットペーパーの端、ちゃんと三角に折ってあったんだよー! 
 あれには感激したねー!」と純平。
「そんなことで賛成すんなよ。」
「陸、あんたは?」春恵が聞く。
「俺も賛成!
 早く結婚してくれた方が、説教も減りそうだしな。」
「お前らなー。そんな勝手なことばっかり言ってー。
 そんな簡単にプロポーズなんか出来るわけないだろう。
 物事には順序っていうもんがあんだよ!」
「・・・へー。どんな順序?」春恵が聞く。
「え・・・どんなって・・・。」
「あのなー。知里ちゃんみたいな子は付き合った時から
 結婚を意識するタイプなんだよー。
 だから待ってるかもよ?プロポーズ。」と陸。
「だから、順序があるって言ってんだろー。」
「まさか!まだキスもしていないとか?」と純平。
「・・・・・」
「うそ!?マジで?」
「何やってんだよー。ほんっと女のことにかけちゃ意気地がないんだからー。」
「意気地のあるなしじゃないだろー。」
「なんだよ、こっちは心配してやってんだろー。」
「俺の心配してないで自分の心配しろよー。」
「俺はアイとちゃんと付き合ってるっつーの。」
「いつまで続くんだかな!?」
「なんだとー!?」「なんだよー!」
いつものように揉める二人を止める春恵。

陸はジムに来たアイに達矢のことを愚痴る。
「何がもっと考えろだよ。
 俺だって今はアイとだけしか付き合ってないし。
 二人の将来のこともちゃんと考えてんのにさ。」
「当然でしょ、人の結婚ぶち壊しておいて。
 責任あるでしょ。」
「・・・
 なあお前、いつ頃結婚したいって思ってんの?」
「陸は?」
「俺は、今すぐでもいいし、そうでなくてもいいし。」
「じゃあ、私たちは、当分先でもいいんじゃない?
 もうちょっと確かめてもみたいし。」
「何を?」
「陸が浮気しないかどうか!」
「あーあ。俺ってほんとアニキにもアイにも信用ないんだなー。
 やんなっちゃうよ。」
がっかりしてベンチにゴロンと横になる陸に、アイはそっとキスをし
「拗ねないの!」と微笑んだ。

達矢の職場に知里から電話が入る。
今日父親が出てくるらしい。
達矢は一緒に父親に会い、知里と付き合っていることをちゃんと
両親に話す、と言った。

そのことを知里から聞いた春恵。
「まだあっちの決心はついてないっていうわけか・・・。」
「何ですか?」
「あいやさ、私と主任だったら、嫁姑も上手くいきそうっていう話よ。
 お疲れさま!」
そう言い帰っていく。
「嫁姑・・・。 
 !嫁!!」

亜紀に紹介したスポンサーの件でトラブルが発生する。

知里と両親が約束のレストランに到着する。
知里の父親は認めない!の一点張りだが、母親はちゃんと会ってあげてと
夫に頼む。

陸のバイクに送られて、約束のレストランに駆けつける春恵。
達矢から、仕事で遅れるのでその間変わりに行ってくれ、と
頼まれたのだ。
春恵が店の中へ入ったあと、陸は春恵のバッグを自分が持っていることに
気付く。

知里の父に見つからないよう店に入る陸。
だが陸がぶつかった相手が、知里の父親だった!
陸が絡まれていると思い、春恵は知里の父を突き飛ばしてしまう。
「こちらが知里ちゃんの!」陸に教えられ
「は・・・
 初めまして。桜井春恵と申します。
 これは、次男の陸でして、
 そして話があるのは、長男の達矢でして。」
「は!?」
「おほほほほ。」

とりあえず、席に付く一同。
春恵は達矢が急な仕事であとから来る、と伝える。
「あの、春さんは、私が勤めているスーパーでパートされていて、
 いつも仕事では助けていただいているの。」
「まあそれは、娘がお世話になっております。」
母親はにこやかだが、父親は
「次男の次は長男とはなぁ。」とそっぽを向く。
「あの時はフリしてただけで、
 実際付き合っているのはアニキの方なんですよ。」
「それは騙したってことだよな、俺を。」
「・・・すみません。」

その頃達矢は亜紀とともに先方に必死に謝罪していた。

達矢が現れず、イライラが募る知里の父。
酒を取ろうとした時、春恵は気付かずに回転テーブルを回してしまい
また睨まれる。
「いつまで待たせるんだよ!もう1時間も過ぎてるじゃないか。」
「あの・・・主人は明日の仕込みもありますので、
 今日中に帰りませんと・・・。」
「すみません。もう少し待って下さい。」と春恵。
「お父さん、お願い。」
「今回上京したのはな、別にお前の付き合っている男と会うためじゃないんだよ。
 お前に事の次第を話しにきただけだ。
 ケイが店を継がないとなった以上、長女のお前が婿養子取って店を継ぐ以外ない。
 年内に仕事辞めて帰ってこい!わかったな!」
「そんな・・・。」
「あの、そういうことは、達矢の話を聞いてからに、」
「聞くまでもないだろう。
 どうせ兄弟そろってチャラチャラしてんだろうよ。
 これだから東京の男は信用できないんだ。」
「俺はこんなだけどアニキは違うんです。
 会いもしないで勝手なこと言わないで下さいよ。」
「お前のアニキなんかな、会わなくてもわかんだよー。」
「何だよー。え!?」いきり立つ陸を止める春恵。
「お母さん前にして悪いけどね、
 弟の方は、どうしようもないロクでなしだね。
 女関係は派手だわ、すぐカッとなるわ、」
「すみません。」
「どういう育て方したらこうなるのかね。」
「お父さん失礼よ!」
「そうですよ。」
「いえいえいいんです。おっしゃるとおりです。
 母親の私がだらしないせいで。」
「母親はだらしないわ、次男はろくでもないわ、
 それで長男はくっだらねーときたか?」
「は?」
「約束一つ守れねーやつはくだらないって、
 昔からそう言うんです、うちの方じゃ。」
「いやでも急な仕事で。」
「約束は約束だろ!」
「わかってます。でも何か来られないような事情があるんです。
 うちの長男は、簡単に約束を破るような男じゃありません。」
「現に破ってるじゃないか!
 だからくっだらないって言ってんだよー。
 あー、くっだらないね。
 お前に言いたいことも言ったし、俺たちの用は済んだんだ。
 帰るぞ!」
「あの、待って下さい。あと10分。いや、5分、お願いします!」
春恵と陸が頭を下げて頼む。
「待てないな。
 こんなくっだらない男の為に1分だって待つ気は無いよ。
 行くぞ、おい!」
一人で店を出ていこうとする知里の父。
「このわからずや。」頭を下げたまま呟く春恵。
「なんか言ったか?」
「頑固親父だって言ったのよ!」春恵が顔を上げる。
「なんだと!?」
「頑固だとは聞いてたけどここまで頑固だなんて!
 その上うちの長男のことくっだらないくっだらないって、
 会ってもいないのによくそこまで言えるわね。
 それにね、もう一つ言わせてもらうけど、
 父親だからって何でも勝手にしていいわけ?
 何が婿養子とって継げよ、年内に帰って来いよ!
 自分の都合のいい事ばっかり考えて!
 世の中そうはいかないのっ!
 主任と、うちの長男は、相思相愛、どっから見てもお似合いなの!
 父親だったら娘の幸せぐらい考えてあげたらどうなの?え!?
 それが親ってもんでしょ!」
知里の母と知里にペコペコ頭を下げて謝っていた陸は、
春恵に落ち着くよう言うが、
「あんたもね、ロクでもないとか言われてんのよ!
 なんか言い返しなさいよ、この頑固親父にー!」
「言うじゃねーか、だらしのない母親が!」と知里の父。
「この頑固親父が!」
「だらしのない母親が!」
「この頑固親父が!」
・・・

店を出た知里と両親。父親は激怒している。
「とっとと別れてすぐに実家に帰って来い!」
そう言い放ち、タクシーに乗り込んだ。

一台の車が知里の前で停まる。
助手席には達矢、運転席には亜紀が乗っていた・・・。
その様子に気付いた春恵。

タクシーから降りる達矢に、亜紀が言う。
「今度達矢に話があるの。
 仕事じゃなくて。」
そう言い亜紀は車を出した。
車を運転する亜紀と知里の目が合う。

知里は達矢を悲しげに見た後、一人で歩き出した。
「ちょっと待って!
 ごめん、遅れて。急な仕事が入っちゃって。」
「あの人と一緒だったんですね。」
「それは、」
「そうなんですね!」
「だからその、今は彼女と仕事で、
 それでちょっとトラブっちゃって、いろいろ、」
「私・・・達矢さんが今日うちの親に会うって言ってくれたとき、
 とっても嬉しかった。
 私一人じゃ、きっと父に何も言い返せないだろうし。
 でも達矢さんがいてくれたら、自分の気持ちちゃんと言えそうで。
 けど私が思っているほど、達矢さんは私のことを思ってくれて
 いないんですね。
 わかりました。」
「そんなことないって!」
「だったらどうして!
 ・・・今日は一人で帰ります!」
知里はそう言い駆け出した。

家に戻った達矢は、知里に電話をしてみるが、
知里はその電話に出なかった。

家族は元カノと会っていた達矢を責める。
仕事だと言う達矢に陸が言う。
「元カノの頼みだから力になってやったんじゃないのかよ。
 仕事にかこつけて、ホントは会いたかったんじゃないの?
 今でもやっぱり知里ちゃんより、元カノの方が好きだとしても
 おかしくねーよな!」
「そんないい加減な気持ちで、彼女と付き合っていると思ってんのか!?
 俺はお前とはちげーんだよ!」
「陸兄だって今はがんばってるよ!」
「こんなちゃらちゃらしたやつに言われたくねーんだよ!」
陸と達矢がつかみ合うのを止める純平。
「大体お前は男として責任感があんのかよ!?」
「アニキには関係ねーだろ!」
「いつまでもガキみたいによ!」
「サラリーマンがそんなに偉いのか!?」
「男にとて仕事ってものはな!」
「達矢!あんた仕事仕事って。
 もっと大事なものがあるんじゃないの!?」
春恵の言葉に達矢は掴んでいた手を離す。
「だって俺が仕事しなきゃ、うちだってやってけねーだろう。
 お前らがこうやって食っていけんのは、俺がちゃんと就職して、
 ちゃんとはたらいているから。
 俺はこの家の長男なんだよ!」
「・・・何が長男よ!
 私は、ただ主任が可愛そうだったって言いたかっただけ。
 あんたを信じて、あんたが来るのをじっと待ってたのよ、主任!
 仕事も大事かもしれないけど、
 そこまで思ってくれる人の方がもっと大切なんじゃないの?
 そんな女の人を悲しませて、他に何が大事だっていいのよ!」
春恵の言葉を考える達矢は・・・。

「話がしたいんだ。」
仕事中の知里の元を訪れる達也。
だが知里は仕事中と言い、逃げてしまった。

「まだ、怒ってる?
 ・・・そりゃそうだよね。」春恵が知里に言う。
「そんなんじゃないんです。 
 私また、自分に自信がなくなってきて。
 やっぱり、私じゃダメなんじゃないかって。」
「そんなことないわよ、達也は、主任のこと好きよ。」
「じゃあどうして前の彼女と一緒だったんですか?
 私が一番、達也さんのことを必要としていた時に。
 私、信じたいけど信じられないんです。達也さんの気持ちが・・・。」

知里の帰りをアパートの前で待つ達也。
帰ってきたのは弟だった。
「お姉さんと、ちょっと話がしたくて・・・。」
「聞きました。親父たちと、会えなかったんですね。」
「それで、謝りに来たんだ。」
「いいんです。かえってその方が良かったかも。」
「え?」
「今なら、まだアネキだって、達也さんと別れて、
 実家に帰ることが出来ます。」
「じゃあケイ君は、お姉さんが婿養子を取った方がいいと思ってる?」
「あの親父に、アネキが逆らえるわけないんです。
 それに、アネキは俺と違って優しいから、親父のこと裏切られないと思うし。
 だから、達也さんのこと本気になればなるほど、
 親父と達也さんの間で大変な思いするのは、アネキなんです。
 それなら、もうこのままそっとしておいて下さい。
 アネキのこと、放っておいて下さい。」
ケイはそう言い頭を下げた。

『私が思っているほど、達也さんは私のこと思っていてくれて
 ないんですね。』知里の言葉。
『仕事も大事かもしれないけど、そこまで思ってくれる人の方が
 もっと大切なんじゃないの?
 そんな女の人を悲しませて、他に何が大事だっていうのよ!』春恵の言葉。
『達也さんのこと本気になればなるほど、親父と達也さんの間で
 大変な思いをするの、アネキなんです。』ケイの言葉。
達也は人に言われたことを考えながら歩いていた。

仕事の帰り道、ウインドーに映る自分の寂しそうな姿にため息をつく知里。

考え事をしながら歩く二人は、すぐそばをすれ違っていたのに
お互い相手に気付かなかった。
こんなに近くを歩いているのに!

仕事をしながらもつい考え込んでしまう達也。
部長が今日のコンペ、勝ち取ろう!と声をかけてまわる。

亜紀から電話がかかってきた。
今、下に来てると言う亜紀に、達也はランチに誘われる。

「あの人が今の彼女?
 この前、車で送ったときに見ちゃった。」
仕事の話が済んだあと、亜紀が達也に聞く。
「まあ。」
「なに?あのあとケンカでもした?」
「そんなんじゃないけど。」
「私と一緒だったことがまずかった?
 でもちゃんと仕事だって言ったんでしょう?」
「そうなんだけどね・・・。」
「・・・そんな彼女なら、別れちゃえば。
 それぐらいわかってくれないなら、付き合っていても何かと大変よ。」
「いいよなー、亜紀は。
 お前、悩み事とかないだろう?」
「そんなことない。ここんとこずっと悩んでた。
 私ね、山本君とは別れたの。」
「え?」
「なんか違うの。それで気付いたの。
 私いっつも彼のことを、達也と比べてたって。
 私ね、今度のことでもわかったの。
 私には誰が必要かって。
 ・・・ねえ、私ともう一度、やり直さない?
 どう?」

店長にミスを注意される知里。
春恵は店にやってきた達也に気が付く。
「達也!あんた仕事は?」
春恵を無視して店の奥へと行く達也。
そして知里を見つけると、
「一緒に、来て欲しいところがあるんだ。」
そう言うと、知里の腕を掴み歩き出した!
「まだ仕事中だぞ!」引きとめようとする店長を、春恵は荷台で阻止!
「ごめんなさぁぁい!」

会社では達也がいないことに気付き部長が騒ぐ。
そのとき達也が電話を入れた。
「すみません。戻ってからちゃんと事情説明しますから。」
そう言い電話を切った。

タクシーに乗った二人。
達也は知里の手を握り締めた。

寂しそうな表情で町を後にする亜紀の後姿・・・。

知里は達也に手を引かれて着いた場所に驚く。
「ここ・・・。
 どういうことですか?」
「前にこの観覧車で、君の気持ち聞いたよね。
 東京に出てきたとき、夢があったって。
 心から好きだって思える人を見つけて、
 その人にも、私のことを好きになってもらえたらって・・・」
 
『ずっとそんなことを夢見てたんです。  
 でも、私にそんなことが起こるはずがなくって、
 夢は夢なんだって諦めかけた時・・・
 達也さんに出会ったんです。
 達也さんに出会えただけで、東京に出てきて良かったって
 思ってます。』

「俺も正直な気持ち、君に伝えようと思う。
 それには、今しかないって思ったんだ。」
「え・・・。」
「約束する。幸せにするって。
 だから、僕と結婚して下さい!」
「・・・嘘・・・。」
「嘘じゃない。」
「だって達也さん・・・
 私でいいの?」
「ああ!」
「ほんとに私で?」
「君じゃなきゃダメなんだ!
 だから、だから・・・
 僕のお嫁さんになって下さい!」
達也がそう言い頭を下げる。
知里は突然の出来事に、涙をこぼしながら答える。
「はい。」
達也もほっとして涙をこぼす。
達也が知里に近づく。知里が目を閉じる。
そして二人は・・・
今度こそ本当にキスをした。
キスのあと微笑み合い、そして二人は抱きしめあった。

『重大ニュース!
 うちのアニキが結婚することになったんだ。
 相手は春さんのパート先の主任さんで、
 知里さんて言うんだ。
 けど問題山積み。
 その主任さんの父親っていうのが、超ガンコで、
 結婚には大反対!
 春さんも春さんであの親父の勝手にはさせないって
 今から宣戦布告しているし。
 どうなることやら。』

純平のメールに微笑むみゆき(岩佐真悠子)。

『でも良かったね。
 ほんと、純平くんの家っていろいろあって楽しそう!』

バスの中、みゆきからのメールを嬉しそうに読む純平。
思わず停留場で降りそびれてしまった。

打ち合わせをしながら職場へ向う達也が亜紀とすれ違う。
「おぉ!打ち合わせ?」
「今終わったところ。このあともびっしり詰まっていて今日も忙しいのよ。」
「そっか。 
 ・・・俺さ、彼女のプロポーズしたんだ。」
「そ?
 ねえ、もう少し、もう少し気がつくのが、」
「桜井!会議が始まるぞ。」同僚の声に二人の会話が中断する。
「なに?」
「ううん。ほら、急がなきゃ。会議なんでしょ?」
「じゃあね。」
「うん。」
亜紀と達也は、別の道へと歩き出した。

水泳のコーチをする陸は同僚から、自分たちの誰かがリストラされると
聞かされ・・・。


感動的なプロポーズでした!!
言った方も、言われた方も涙ぐむなんて、素敵〜!
しかも、最初のデートの場所でなんて。
達也、やりますね〜!
過去ともちゃんと決別出来たようだし、達也、一安心!?
いやいや、まだ知里のお父さんの問題が残っていました。
お父さん役は、角野卓造さん。
いいガンコ親父っぷりでした。
くっだらない連発には、私までムカムカ。(笑)
お母さんは理解がありそうなので、きっと最後には祝福してくれる
ことでしょう。
達也がスーパーに行き、知里を探すシーンは『愛と青春の旅立ち』の
ラストシーンが浮かびました。

そして次の桜井家の危機は、アイのことを前向きに考える陸の身に・・・。
亡き父親役の赤井さんが登場するのも楽しみです。

達也のプロポーズ、「約束する。幸せにするって。」
お父さんのプロポーズたは逆でしたね。



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この記事へのコメント
昨日始めて見たんです。いやーなかなかの3兄弟なんですね。結構頭でっかちに見える長男、ちゃらんぽらんで軽そうに見える次男、優しいけど、人の尻に敷かれそうな三男。。。でも皆いい人間ですね。ピュアと言うか、家族や兄弟のために頑張るみたいな・・・。

とりわけ春恵さんはぜんぜん完璧なおかあちゃんには見えないけど、うまくまとめてるって言うか、ちょっと大きな姉と言うか。なんだかんだ個性は溢れてるけど調和が取れた感じがいいなぁと思いました。

あーそれから別情報で、ガチバカ!!の生徒役に斉藤兄弟の斉藤慶太さん追加です。

それでもって1リットルの沢尻さんパッチギ!の映画で今年の映画新人賞総なめしそうですね。とりあえず2本受賞したみたいですよ。
Posted by ぽち at 2005年12月02日 15:58
ちーずさん、こんにちわ。
急展開に、見ているほうが慌てました。
まさかWデート思い出の地とは!
春さんも、大噴火で来週から,あの頑固オヤジと対決ですね。ガンバ!
Posted by mari at 2005年12月02日 16:43
最後のプロポーズはよかったですよね。
ちょっと一安心です。

来週は頑固親父との対決ですね。
まだ目が離せません!!
Posted by みいちゃん at 2005年12月02日 17:12
ちーずさん、こんばんは^^

達也が千里ちゃんにプロポーズしたと言う事は、最終回は結婚式の可能性「大」でしょうか。
陸とアイも一緒に合同って言うのもアリ?
でも、その前に難関の頑固オヤジを何とかせねばですねw
急展開にちょっとビックリですが、本当に良かった!!心から祝福したいと思います(*^^)v
Posted by ぽたぽた at 2005年12月02日 17:12
おじゃまします。

私も同じです。
プロポーズ、良かったですよね!
達也にしてはロマンチック♪
達也的に物事の順番て事で、
次は頑固親父の説得ですね〜。

TBもさせていただきました。
Posted by ルル at 2005年12月03日 03:51
こんにちは。達也にしてはすごく凝った演出をしてくれましたよね、あのプロポーズは。二人の初々しさに見ているほうが顔が緩んでしまいました。
Posted by いわぴい at 2005年12月03日 10:04
 ちーずさんこんばんは。
 知里があれでOKなら別にいいんですが、彼女の両親に会いに行くのに何故元カノの車で送ってもらう必要があるのか、ぶっちゃけた話タクシーに乗ってくればいいじゃんと思いませんでした?それでいわれのない誤解をさせて彼女に自信失くさせてしまったんじゃだめですよね。遅れて行く以上そういう状況だって考える必要があったのにと思ってしまいました。普通は、引っぱたかれて振られてますよね。
 知里を仕事場から連れ出した時も、彼女の仕事のこと考えたらあんあことできませんよね。コンペすっぽかしたら普通に首ですよね。ドラマだから何事もなかったように進むんでしょうけど。(笑)兄弟そろって後先考えないなぁと思ってしまいました。
 
Posted by 小次郎 at 2005年12月03日 17:21
こんばんは〜

知里ちゃん良かったね(T_T)
にしてもプロポーズとは、早いな〜
多分1ヶ月も経ってないかと思うけど。
まあ細かいことは抜きにして、とにかく良かった。
あ、良くないか。頑固親父がまだ解決してない。

TBSの木曜ドラマは残念ですね。
『ブラザー☆ビート』の裏は高視聴率の『熟年離婚』、『今夜〜』の裏は人気シリーズの『大奥』ですから。
Posted by キリン at 2005年12月04日 20:49
こんばんは。コメントありがとうございます!

初・ブラザービート、面白かったようで嬉しいです。
なんだか素敵な家族ですよね。
春さんの子育て方、憧れちゃいます。^^
ガチバカ情報もありがとうございました!
沢尻さんの演技に引き込まれます。

mariさん。
Wデートした場所に連れていくなんて、達也もロマンティスト
ですね!
春さんのことだから、きっと知里パパとも仲良くなっちゃうんだろうな〜!

みいちゃんさん。
プロポーズ、飾り気の無い言葉でしたがとても感動しました。
二人の嬉しそうな顔!
ただ結婚するまでには、まだ一波乱ありそうですね。

ぽたぽたさん。
最終回に結婚式、いいですね〜!
合同結婚式もあり得そうですね。
野口さんと春さん入れて3組!?

ルルさん。
はい!ロマンティックなプロポーズでした!
頑固親父への説得、どうするんでしょう。
まさか達也が和菓子職人に!?
TBありがとうございます!

いわぴいさん。
私も同じく、あのプロポーズの場面では
二人の笑顔に幸せな気持ちになりました!

小次郎さん。
そうですよねー。元カノの車で向かわなくても。
まぁきっと急いでいた達也はタクシーも来なかったのでって
感じかな?
あんな風に仕事に穴開けたら、あとでいくら説明したって
クビってこともあり得ますよね。
は、それで和菓子職人に!?・・・てことはないか。(笑)

キリンさん。
急展開でした!
木曜日はドラマの枠が多いので、もう少し散らしてくれたら
視聴率も変わるだろうに・・・。
次クールも激戦のようですね。
Posted by ちーず at 2005年12月05日 03:03
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