2005年12月22日

大奥〜華の乱〜 最終話

『乱心』

柳沢吉保(北村一輝)が自らの野望を遂げられるよう、吉里は綱吉(谷原章介)の子であると証明するため遺書を残して亡くなった染子(貫地谷しほり)。柳沢の手にかけられての死だが、自害とされた。だが、右衛門佐(高岡早紀)と信子(藤原紀香)は、柳沢を跋扈させ染子を死に追いやったのは、綱吉の優柔不断な性格のせいとして、安子(内山理名)に再び毒薬を渡そうとする。

安子は綱吉に考え直すよう説得すべきだと拒否するが、その役目を任せてほしいと大典侍(中山忍)が名乗り出た。その上、大典侍から、綱吉の子を身ごもったことをほのめかす爆弾発言まで飛び出し、一同驚愕。大典侍が世継ぎを産めば、吉里が世継ぎでなくなり、柳沢の権力も弱まり万事治まると言う。しかし、その言動は信子の嫉妬心を燃え上がらせて…。
公式HPより=人の執念の恐ろしさ、そして愛。
それが今シリーズのテーマだったのでしょうか。

生まれ育ちを卑下し、他の側室と張り合ってきたお伝の執念は
安子と心が触れ合うことで、きれいに消えてなくなりました。

綱吉は、柳沢のたくらみに気付いていました。
「柳沢の執念を見てみたい。」と安子に語る綱吉。

とにかく最終話は、信子さま!!
藤原紀香さんの演技に釘付けでした。

安子に毒を託そうとし、断られた時、持病の発作で顔が苦痛に
歪んだのだけれど、その表情も迫力あり!

大典侍は大奥の暮らしを退屈がり、
信子の悔しがる顔を見てやろうと、妊娠したと嘘をつく。
すると信子は夜中に大典侍の部屋の前の廊下にロウを塗りたくり、
転ばせてやろうと企む。
そのとき、ろうそくの火が着物に付き、信子は大やけどを負う。
布団の中で痛みを堪えながらも、復讐のことを考えて不気味に微笑む信子。
その執念の根深さが伺えます。

そして、見舞ってくれた綱吉に、側を離れたくないと着物を掴み・・・。
居眠りしている綱吉を見つめる信子の目の恐ろしさ!
信子は薬を飲ませてもらい、わざと咳き込み、
「口移しで、お願いします。」と、弱弱しく頼む。
綱吉が薬を口に含むと、突然綱吉の口を塞ぎ、
自分が大奥へ来て辛かったこと、長丸君に毒を飲ませたことなどを
吐き出すように語り出す。

プライドの高い信子は、自分をないがしろにして、
次々と側室を迎える綱吉が許せなかった。
綱吉や、安子ら側室たち全てに憎しみが向いてしまった。
倒れた綱吉に寄り添う信子。
本当は、綱吉に愛されたかったのでしょう。

二人は、生死の境をさまよい・・・

成住は、訪ねてきた音羽に大奥で起きていることを聞かされ・・・。

牢に閉じ込められていた成住が、いくら不意を付いたとしても
あの柳沢に勝てるはずもありません。

安子は、柳沢の足袋に血痕が付いていることに、夫の身に何が起きたのか
気が付きます。
安子に問い詰められた柳沢は悪びれた様子もなく、成住は一度上様に
死刑を言い渡された身、と言い、殺したことを認めました。

障子をかんざしで突き刺し号泣する安子。

音羽は安子のただ事ではない様子に駆け寄り、成住の死を知る。
そして自分が柳沢の命を絶つよう刀を渡した、と謝罪する。

そんな音羽を許す安子。
安子の憎しみは、柳沢吉保に向いていた。

綱吉はなんとか持ち直し、その祝いの席。
小刀を着物に偲ばせ、機会を伺う安子。
綱吉はそのことに気付き、安子をお茶室へ連れていきます。

そこで、二人は穏やかな気持ちで時間を過ごします。
「生まれ変わっても、人にだけはなりたくない」
前半、どうしようもない殿と描かれていましたが、
綱吉の優しい面が、今回沢山描かれていました。

せっかく綱吉が引き離したのに、柳沢がやってきた。

安子は隙を狙い、柳沢に刃物を向ける。
柳沢は軽く交わし、安子の手から小刀を奪う。
その弾みで、誤って綱吉に刺さってしまう。
綱吉は、柳沢の肩を掴み、自分に引き寄せ、刀を自ら深く刺した。

信子の告白が、綱吉を変えたのですね。
吉里を将軍候補から外すと、遺言を書き直した、と告げます。

「生まれ変わったら、わしは、花になりたい。
 目だ立たず、人の邪魔にならず、散って血を怪我すこともなく、
 そなたの手でたおられて、散りたいものじゃ。」

綱吉はそう語り、安子の腕の中で絶命。

安子は、綱吉は自害した、と駆けつけた者たちに言う。
腹きりを迫る音羽に、生きて償う道を選ばよう、と言う安子。

綱吉は、安子の成住への愛の深さを改めて感じ、
自分が最後まで愛されなかったと感じたでしょう。
孤独な死でした。
それでも、安子は綱吉を抱きしめて彼の死に涙をぽろぽろと
こぼす姿に、胸が熱くなりました。

そして柳沢は、大奥を追われ、自分の屋敷へ戻ります。
ふと、目隠しされた錯覚を起こす柳沢。
「染子、染子か?」
そう言い振り返り、染子の着物を見つめる。


恨みは恨みを引き寄せるんでしょうか。

人の心の中にある善と悪。
いつも争い事とは遠いところにいた安子も、
子や夫を失くしたことで、心の中が憎しみで満ちた時、
悲劇が悲劇を呼びました。
そういう気持ちは人に伝染していくのかも。
それを引きとめようとした綱吉は、本当はとても優しい人でした。

尼寺でも女同士の争いごとがあるのでは、と音羽。
「うえさまなら、きっとおっしゃるでしょう。
 おなご同士の争いは、もうまっぴらだと。」
楽しそうに笑う二人で、幕を閉じました。

大奥は私にとってレビューが難しいというのに
裏番組のドラマをセリフチェックするため、こちらは録画できず。
もっとじっくり見直したかったです。
SPにも期待しています!

金曜エンタテイメント特別企画
『大奥〜華の乱〜スペシャル』
12月30日(金)21:00〜23:22放送
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2005/05-439.html




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この記事へのコメント
はじめまして。昨日録画を忘れたまま忘年会に行ってしまい、とてもショックでした。こちら様のHPのおかげで、内容を知る事ができ、とても嬉しかったです。本当にありがとうございました。これからも時々覗かせて下さい。この度は、本当に助かりました。感謝しています
Posted by かのん at 2005年12月23日 09:37
ちーずさん。はじめまして。コメントありがとうございました。私は、「お小遣い稼ぎ」の方に登録しているのですが、昨日はたまたま、好きなTVドラマの件で書いてみました。それで、探しているとちーずさんのブログにたどりついたわけでした。でも、毎回、あらすじを丁寧に更新されているので、たまに、見逃した回などは、ちーずさんのブログでチェック出来そうです。いいブログに出会えました。昨日、早速ブックマークしておきましたので、ちょいちょい遊びにきます。好きな、ドラマランキングに投票しました。やはり、1リットルの涙が1位でした。私は、同じくらいの娘がいるので、どうしても、他人事ではなく、いい、悪いという判断基準で見る事が出来ませんでした。では・・・また
Posted by riribaby at 2005年12月23日 12:15
こんばんは。コメントありがとうございます!

かのんさん。
裏番組をビデオに取っているため、たいしたあらすじを
書いていないのに、感謝の言葉、恐縮です。
SPの前に、TB下さった方のブログも是非チェックしてみて下さいね!

riribabyさん。
そう言っていただけると嬉しいです。
ブログランキングから来てくださったのですね!
ドラマランキングの投票もありがとうございます。
年末に結果をまとめたいと思っています。
またお気に入りのドラマなどありましたら
TBでお知らせ下さい。
私も遊びにいきます!
Posted by ちーず at 2005年12月24日 18:00
こんばんは。最終回の信子の執念には見ていてぞっとしましたね。それほど迫真の演技だったと思います。本当に見ごたえのあるドラマでした。
Posted by いわぴい at 2005年12月25日 23:24
いわぴいさん、こんにちは。
信子を演じられた紀香さん、迫真の演技でした!
信子も悲しい女性ですよね。
あそこまで思いつめていたとは。
前半は小池さんの演技に、そして最後に紀香さんの演技に、
もう釘付けとなっていました。
SPにも期待です!
Posted by ちーず at 2005年12月26日 11:44
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