2006年01月20日

けものみち 第二巻

『愛人VSお局様』

小滝(佐藤浩市)の言葉に従い、悲惨な生活から脱出しようと夫・寛次を
火事に見せかけて殺害した民子(米倉涼子)。
そんな民子に刑事の久恒(仲村トオル )が近づいてきた。
「どんな人間なんでしょうね。ご主人を焼き殺した犯人は。
 おそらく中に人がいることをわかって火をつけた。」
「人間じゃ、ありませんね。」
久恒を冷静にやり過ごす。

車の後部座席。改めて決意を固める民子。
「一つ、私は決めたことがある。
 これからは、自分自身を外から眺めることにしよう。」
8年前結婚式を挙げた教会に夫の遺骨を納骨するシーンから始まった
第2話。
(ホームページでは第二巻、テレビでは第二章とありましたが
 どちらに統一しよう!?)
民子は久恒のするどい視線に動じなかったですね。
車の後部座席、夫の遺影の上に黒い帽子を乗せたのは、
夫に見つめられているような気がしたのでしょうね。

 
鬼頭の力でジュエリーデザイナーとして独り立ちに成功した民子のもとに、
寛次の世話を任せていた奈々美(上原美佐)が現れる。
店の名前は『マスカレード』。
「そういえばマスカレードって、見せ掛けっていう意味もありましたよね。」
くったくのない笑顔で奈々美が言う。
見学に来ただけ、とあいさつをして帰る奈々美だったが、その態度はどこか
敵意に満ちていた。
民子は秘書の光恵(田丸麻紀)にデザイナーとして雇ってほしいと言ってきたら
見習いとして入れてやるようにと指示を出す。

一方、警察では連続放火犯の容疑者が浮上、捜査も大詰めを迎えていた。
だが、民子に疑いを抱く久恒は納得がいかず、単独で捜査を始め、
まずは民子が働いていた『芳仙閣』へと向かう。
女将・初音(東ちづる )には追い返されたものの、偶然外にいた仲居の
美代子(星野真理)から事件当夜、民子が白妙という部屋でひとりの客の相手を
していたことを聞き出すのだった。
 
そんななか、民子は小滝と秦野(吹越満)に呼び出される。
生まれ変わったように堂々とした態度の民子に、小滝は、秦野が公私にわたる
顧問弁護士になることを告げる。
民子は改めて自分を鬼頭の愛人に仕立て上げた小滝らの目的を探ろうとするが、
小滝は答えようとしない。そんな小滝に、
「あなたと私は一蓮托生…共犯者ということだけね」とうそぶく民子。

民子が大賞を受賞したジュエリーデザインコンテストで、民子の受賞に
強硬に反対していたのが、ジュエリー財団副理事長の結城紗和子で
あることがわかった。
民子はかつて自分が弟子入りしていた紗和子を呼び出すと、紗和子が持つ
銀座のショップを明け渡してほしいと迫る。
敵意をあらわにする紗和子に対し、民子は自分が弟子だったころに、
紗和子がデッサンを盗んだ事実を公表すると脅す。
そのデッサンのコピーもあると紙をチラリと見せる民子。
「あなた、変わったわ・・。
 何が、あなたをそこまでにさせたの?」紗和子に聞かれ、
「自分の目の前に現れた分かれ道の、一方を選んだに過ぎませんよ。」
さすがの紗和子も言葉を失い、そこにやってきた自分の顧客に
「こちらの、成沢民子さんは、みなさんもご存知のとおり、
 とても、素晴らしい才能をお持ちだと蔽うの。
 それで、今後、銀座3丁目にあるショップを・・・
 お任せしようと思って・・・。」
「信じられませんわー!
 よろしいんですか?私になんかに、あんな素敵なお店を!」
民子は満面の笑みでメモをバッグにしまう。

「確かに私は変わったのだろう。
 以前お渡しなら、とてもこんな嘘は演じ切れなかった。
 私のデザインに、盗まれるような価値のあるものなんて、ない。
 ただ、どんな大先生にも、後ろめたいことがある、ということだ。」


紗和子と別れた民子の前に黒谷(前川秦之)という鬼頭の秘書が現れた。
彼が運転する車で鬼頭邸へと連れて行かれた民子は、中年の身なりのいい男性が、
鬼頭にもう一度取り次いで欲しいと米子にすがりつく姿を目撃する。
だが、当の鬼頭はどこ吹く風で今夜も民子を愛撫するのだった。
 
その夜、久恒は再び『芳仙閣』へと向かう。
裏庭から侵入した久恒は、美代子に2万円握らせて秘密を喋らせようとする。
黙ったままの美代子に、金を追加。
そして、事件当夜、民子が小滝という男と一緒にいた事実を聞き出すことに
成功する。

「やばいなー、こういうのは違法捜査になる。
 聞かなかったことにしてやるよ。」
そう言い、お金を回収する恒久。

翌日、民子のもとに初音が訪ねてきた。
刑事が来たが何も言っていないと金を無心する初音。
民子は、五百万円の小切手を差し出す。
「あ、ごめんなさい。聞き取れませんでしたけど。」
「恩に、きます!」
「どういたしましてー。」
 
その頃、久恒は奈々美が通う大学にいた。
民子を疑いつつも、それを楽しんでいるような奈々美。
大学を辞めるという彼女に、久恒は自分の目が届くところにいて欲しいと
釘を刺す。
 
銀座に民子のショップがオープンした。
そこに民子のオフィスでデザイナーとして働くことになった奈々美が
やってくる。
明るく振舞いつつも、相変わらずどこか挑戦的な奈々美。
「目の届くところに置いておきたい。」
そう秘書に呟く民子。

そのとき、民子の携帯が鳴った。米子(若村麻由美)からの呼び出しだ。
すぐには行けないと躊躇する民子に、
「すぐに行きなさい」と秦野が声をかける。
「自分の置かれている状況を忘れたわけではないだろうね」秦野。

「そういうことなのだ。
 この女は、確かに夢も金も、一機に手にしたように見えているのだろう。
 でも結局は、あの老人に所有されているにすぎない。」

鏡を見つめ、そう心の中でつぶやく民子。

数時間後。
民子が鬼頭の寝室にいるところに、米子が関東高速道路理事の岡橋が
雑木林で自殺という記事が載った新聞を持って入ってきた。
「くだらん」と新聞を投げる鬼頭。
ふとその新聞を目にした民子は、写真の男が数日前鬼頭邸で米子に
すがりついていた男だったことを思い出す。

「恐ろしい相手だろうということは、最初から想像はついていた。
 でも私はそれを、今更に、実感している。」
 
民子は、鬼頭邸を出た足で、小滝のもとへと向かう。
不安感からか思わず小滝に抱きつく民子。
そのとき、部屋の戸をノックしながら咳き込む人物。
民子はその咳で、それが久恒だと気づく。
公式HPに加筆しました。


見応えがありますね!

【民子VS奈々美】
屈託の無い笑顔の裏に隠した奈々美の思惑は!?

【民子VS紗和子】
これは面白かった!
実はあのメモは白紙だったとは!
人の心理を利用した、民子の圧勝でした。

【民子VS初音】
これも、民子の圧勝ですね。
お金借りて、何も言わずに立ち去ろうとする米子の態度もすごいですが、
礼を言わすセリフがまたすごかった!

【民子VS米子】
鬼頭と布団にいるところへ入ってくる米子って、またすごい!
(2人とも服を着てはいましたが)
米子の無表情さが、より不気味さをかもし出しています。


小滝、久恒、黒谷。
民子の心を捉える男性はこの中にいるのか!?
今のところ、小滝が一番の有力候補のようです。

どの役者さんも魅せてくれますね〜!
1時間があっという間に過ぎてしまいました。
秘書役の田丸さんは、『女系家族』でも米倉さんを助ける女性でした。
ここでもそんな役柄でしょうか!?



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米倉涼子さん過去の作品


01:05 | CM(9) | TB(0) | けものみち | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「聞き取れなかったんですけど」と、
「どういたしまして〜」。
このふてぶてしさがものすごく印象的でした。
ついこの間まで雇い主だった人なのに、ここまで豹変できるのってすごすぎ。
民子は私のものさしでは絶対測りきれないタイプの女性です。(^^ゞ)

本当にこのドラマは1時間があっという間ですね。
Posted by takapon at 2006年01月20日 14:23
こんにちは。いつも楽しく読ませていただいています。

昨日のけものみちは放映時間を9時と10時と間違えていて半分くらい見のがしたので、あらすじを見せていただいて助かりました。ありがとうございました。

>秘書役の田丸さんは、『黒革の手帖』でも米倉さんを助ける女性でした。

とありますが、『黒革の手帖』ではなく「女系家族」じゃありませんでしたか?間違っていたらごめんなさいです。
Posted by seiko at 2006年01月20日 16:17
こんばんは。コメントありがとうございます!

takaponさん。
その二言、インパクト強いですよね!
「先生」にデザイン盗まれて、自分にはそれだけの才能があると思い
訴えたりしなかったのも、民子のすごいところですね。

seikoさん。
お役に立てて何よりです!
おっと!!黒革じゃなくて、女系でしたね!
ありがとうございます。
また遊びにいらして下さい!
Posted by ちーず at 2006年01月21日 00:01
民子VS紗和子は面白いというか怖いというか
ぞくぞくっとしました。
ホント民子は強い女ですね〜
Posted by あい at 2006年01月21日 20:19
あいさん、こんばんは。コメントありがとうございます!
民子はいつあんなに強い女性になったんでしょうね。
夫の介護をしているときも、内に秘めていたのかな。
彼女がこれからどうのし上がっていくのか、
それとも落ちていくのか、
今後が楽しみです。
Posted by ちーず at 2006年01月21日 20:43
ちーずさんこんばんは。
いつもTBありがとうございます。

かつての師匠と対決しているときの民子は、元子ママ(@黒革)も顔負けの鮮やかさでしたね。
Posted by あちゃこ at 2006年01月21日 22:13
あちゃこさん、こんにちは。
いつもありがとうございます!

民子vs元師匠。
迫力ありましたね!
民子が元子と対決したら、どちらが強いのでしょう!?(笑)
最後まで目が離せなくなりそうです。
Posted by ちーず at 2006年01月22日 15:54
ちーずさん、こんにちは。
いや〜、民子、敵が多すぎるだろ!!と言いたくなります。
しかも、それ全部と戦おうとしているし。
でも、その中で小滝を味方につけようなんてお目が高い!(笑)
先が見えそうで見えない展開にハマってます。
Posted by lavish at 2006年01月23日 16:39
lavishさん、こんばんは。
果たして小滝は味方になってくれるのかどうか!?
なんだか民子の周りの誰もが敵となりそうで
ハラハラです。(笑)
私も同じくハマりました!
Posted by ちーず at 2006年01月24日 19:46
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