2006年02月11日

夜王〜YAOH〜 Episode5

『聖也をNo.1に育てた魔女』

麗美(かたせ梨乃)が倒れた。居合わせた祭(香里奈)から連絡を受けて、
遼介(松岡昌宏)は病院に駆けつける。
しかしやってきた矢島(内藤剛志)からは、ただの過労だからと言われ
麗美に会えないまま帰されてしまう。
今まで遼介に病気のことを隠し続けてきた麗美だが、自分の命が
残り少ないことを実感していた。
彼女は自らのファッションブランド・REMIブランドの最期の仕事として
ある決断をし、遼介を呼び出す。

一方、画廊を経営する津田綾子(古手川祐子)がロミオを訪れる。
綾子はかつてロミオに入店したての聖也の素質を見抜き、
ホストのイロハを教え、聖也を一ヶ月でNO.1にした女性だった。
それだけでなく、蓮(須賀貴匡)や大河(青木伸輔)たちに太い客を紹介し、
今の聖也派の土台を築いた女性でもあったのだ。
恩人と1年ぶりの再会を祝う聖也だったが・・・。
公式HPより=麗美がただの過労と矢島から聞き、ほっとする遼介と祭。
麗美を恩人と言う遼介。憧れの人と言う祭。
二人がどれだけ真剣に麗美のことを心配しているか伝わり、
じーんとするシーンでした。
涙を浮かべて「良かった・・・」とほっとする祭ちゃん、
いつも勝気なシーンが多いですが、とても可愛らしかったです。

「麗美、生きてくれよ。
 今ならまだ間に合う。頼むから治療に専念してくれ。」
矢島も本気で麗美を心配しています。
矢島をNo.1に育て上げたのは、麗美でした。
「生きた証を・・・残したい・・・。」
麗美にとって、生きた証とは・・・。

「ロミオへようこそ。ジュリエット!」
No.2の蓮(須賀貴匡)、No.3の大河(青木伸輔)が恭しく出迎える女性。
それが、 聖也をNo.1に育てた魔女・綾子。
聖也、蓮、大河は他の常連はヘルプに任せ、そろって綾子の席につく。
「ここにいる皆さんに、ドンペリでも出してあげて。」
太っ腹!

斉藤慎吾(荒川良々)の店で、金ちゃん汁入りオリジナルチョコを作る
金四郎(佐藤二朗)!
「俺にとっての麗美さんは・・・君だよ。」
「金ちゃん・・・。」このお客さん、いつも同じ方かな?

真っ白なスーツにコート姿で、大きなバラの花束を担ぎ上げ、
銀座の街を歩く聖也、カッコイイ〜♪
向った先は、綾子が経営する津田画廊。

綾子が初めて聖也に教えたこと。
「今の僕があるのは、綾子さんのその言葉のおかげです。」
聖也は綾子を抱きしめてそう言います。
でも綾子にはどの言葉だか忘れてしまったよう。

「中学の時に、母におねだりして麗美さんの洋服を買ってもらったんです。
 初めて着た時、すごく幸せな気持ちになれたんです。
 麗美さんの洋服を着た自分を、一日中鏡で見ていました。
 早く誰かに見せたいとか、毎日着たいから洗濯したくないとか。
 麗美さんの洋服は、全ての女性を幸せにします!
 だから・・・この前みたいなことがあったら私・・・」
「ありがとう。祭ちゃん。
 あなたのおかげで勇気が出たわ。」
麗美はそう言い新作の服につけてあったブローチをプレゼントする。

綾子が次にロミオを訪れると、聖也だけでなく、蓮も大河も自分のところに
やってこない。
代わりに遼介が接客する。
遼介が別の派閥の人間と知り、
「こんな屈辱、初めてよ!」と綾子は怒って帰ってしまう。

閉店後、修(要 潤)はNo.4の光(忍成修吾)に綾子への態度を聞いてみる。
「潰れちゃったから。
 あの偉そうなオバサン、破産しちゃったんだって!」
可笑しそうに笑う光。
「もういらないって。」
「それ誰が言ったんだ?」
「聖也さんに決まってるじゃん。」
「けどあの人は、聖也さんの恩人じゃ・・・」遼介も驚く。
「そこが、聖也さんのイイところなんだよ。」

自分のデザインした服を嬉しそうに買い求める母娘の姿に微笑む麗美。

自分の集めた絵を物悲しげに見つめる綾子。

そこへ遼介が訪れる。
「昨日は、すみませんでした。」
「どうしてあなたが謝るの?」
「何も出来なかったものですから。」
「聖也はね、私が育てたの。
 最初は誰にも媚びないで、一匹狼みたいなところがあったの。
 だからヘルプにさえ付けてもらえなかった。
 それが今じゃ、歌舞伎町ナンバー1のカリスマホスト。」
「津田様の、おかげなんですよね。
 僕にも、そういう人いるんです。」
遼介の言葉に微笑む綾子。
「その人を、大事にしなさい。」
「はい。」

麗美の仕事する姿を微笑みながら見つめる遼介。
「ごめんね、待たせて。」
「思ったより元気そうなんで安心しました。」
「今日、いいことがあったからかしら。
 さっき久しぶりにショップ覗いたら、私の洋服を着た女の子が
 本当に幸せそうな顔をしてくれたの。
 その子の笑顔を見たら、一番大事なことを思い出したの。
 私は、着てくれる人が、幸せになるような洋服を作りたかったんだ、
 そう思って、デザイナー目指したんだって。
 すべての女性を幸せにするために。」
「麗美さん、それって・・・。」
「そうよ。デザイナーも、ホストも想いは同じよ。
 あの頃の気持ちを思い出したから、
 全ての女性を幸せにしたいって思ったから、
 私ね、一年ぶりに新作の発表会することにしたの。」
「そうですか!頑張ってください!」
「ね、遼介、ホストは好き?
 私、頑張っている遼介、好きよ。
 あなたが頑張れば頑張るほど、その人たちは幸せになっていく。」
「嬉しいです。俺もそういうホストを目指していますから。」
「私もあなたも、全ての女性を幸せにするために生きているのよね。」
「そうですね。」
「そのこと・・・どうか忘れないでね。」遼介の手を取りそう言う麗美。
「遼介・・・。
 私、ガンなの。
 もう長くないわ。」
「・・・嘘ですよね。」
「わかったとき手遅れだったの。
 最初は諦めて、死を静かに待つつもりでいたわ。
 でももう一度頑張ってみようと思ったの。
 だからあなたも、私がいなくなっても、そのまま走り続けてほしい。」
「ちょっと待って下さいよ。
 俺がこの街にいられるのは、麗美さんのおかげなんですよ。
 麗美さんがいなくなったら俺はどうすればいいんですか!?」
「しっかりしなさい!
 あなたそんなつもりでホストになったの? 
 違うでしょう!?
 あなた自分で決めた道でしょう!?
 あなたについてきている仲間はどうするの?
 あなたに救われた人たちはどうなるの!
 もうあなた一人じゃないのよ。
 遼介、私はもうすぐ死ぬの。
 聞きなさい!
 私もうすぐ死ぬのよ。
 約束して。
 私が死んでも、あなたはホストでい続けなさい。」
「無理ですよ、そんなの!」
「私が死んでも、あなたは全ての女性を幸せにしなさい!」
「・・・」
「そうすれば・・・そうすれば・・・
 私、あなたの中で行き続けることが出来るわ。
 それが私の最後の願いよ。」

雨の中、傘も差さずに一人歩く遼介。

部屋で一人、号泣する麗美。

店に戻った遼介は、動揺から失敗を繰り返す。

「遼介に、言ったのか?」
「やっと言えたわ。」
「なぜそこまでして頑張るんだ。遼介のためか?」
「それだけじゃないわ。私のため。麗美ブランドのためよ。
 前の会社から独立して、麗美ブランド立ち上げたとき、 
 私、女の幸せを捨てたの。
 恋も結婚も、子供も。
 仕事と引き換えに、全てを否定して生きてきたわ。
 もし私がここで治療に専念したら、会社は潰れるでしょう。
 でもね、次のコレクションを成功させれば、
 後世名前を残すものになるはずなの。
 だから私は、私は、生きた証を守るために、がんばるわ。
 そのことだけは、あの子にもわかっていてほしかった。」
「あいつは潰れるかもしれないな。」
「だとしたら・・・あの子はそれまでの男ってことよ。」

ロミオのホストが前回の代金500万の回収に綾子の画廊を訪れる。
「私に回収しにきたの!?」
「申し訳ありません。ですが規則ですので。」
「誰がそんなことを言ったの?」
「・・・」
「聖也ね・・・。」

「何があった?」修が遼介に尋ねる。
「修さん・・・。
 全ての女性を幸せにするのって、そんなこと、
 本当に俺に出来ると思いますか?」
「ああ。思うよ。
 少なくとも、俺の妹は幸せになった。
 ・・・俺たちにも言えないことか?」
「すみません・・・。」

「ロミオへようこそ!ジュ・・・」
ホストたちが言葉を止める。
店にやって来たのは、泥酔した綾子だった。
「ジュリエットはどうした!?
 あなた、ヘルプにつきなさい。」
綾子は遼介を指名する。

「大丈夫ですか?」ふらつく綾子を支えるように歩く遼介。
「あんたも金の心配してるの?」
「金ならあるわよ。
 ここのホストクラブは金!金!金!
 私がこの店に、いくら落としたと思う?」
「津田さま・・・」
「ねえ、蓮、大河ー、
 あんたたちにどれだけのランクな枝を連れてきたか、
 教えてあげてよ。」
蓮と大河が駆け寄り、
「少し飲みすぎですよ」「外で風にでも当たりましょうか?」
綾子を外に連れ出そうとする。
綾子は二人に札束を投げつける。
大河が床に散らばった金を拾い集める。
「毎度、ありがとうございました。」
悔しさに震える綾子。
「どうされました?」聖也が声をかける。
「よくそんなことが言えるわね。」
聖也はサングラスを外し、綾子に近寄り耳元に何かをささやいた。
綾子は聖也を見つめ、微笑み、そして店を出ていった。

「何て言ったんだ!?」遼介が聖也に聞く。
「あの人に教わったことを言っただけだよ。
 金にならない客は何の価値もないって。」

遼介は綾子を追い画廊に行ってみる。
既に絵は全て処分され、机の上には赤いバラの花びらの真ん中に
遺書が置いてあった。
「画廊が潰れて、何もかもなくなってしまったわ。
 お金も人も・・・生きがいも。
 最後ぐらい、一番輝いていた私に・・・いたかったの。
 ・・・死ねなかった。」
「そんな簡単に・・・。
 簡単に死ぬなんていわないで下さい!
 死ぬなんて・・・
 死ぬなんて言わないで下さい。」
遼介の真剣な表情でそう言う。

オーナーは聖也にペナルティーを課す。
「いくらナンバー1でも、店と遼介派に迷惑をかけたことには
 変わらないからな。」
「わかりました。
 遼介のように謹慎にでもしますか?
 1週間。いや、1ヶ月?
 3ヶ月でロミオの名は地に落ちるでしょう。」
「そうかな。」

そこへ遼介が戻ってきた。
「聖也さん。津田さんは死のうとしました。」
「それがどうした?」
「今のあなたがあるのは、あの人のおかげですよね。
 どうして見捨てたりするんです?
 あなたにとって恩人じゃないんですか?」
「その通り。今の俺を作ったのは津田綾子。
 俺は彼女の言葉を胸にホストを張ってきた。
 そして今の地位を掴んだ。
 遼介、その言葉をもう一度教えてやろう。
 金にならない客は何の価値もない。
 この言葉の意味がわかるか?
 この言葉の重み。
 この世界でナンバー1を張っていくにはな、
 恩人であろうが切り捨てなきゃなんねーんだよ。
 お前ごとき、その覚悟があんのか?」
そう言い店の奥に立ち去る聖也。
「ちょっと待て聖也!
 俺は、あんたのやり方を認めません。
 絶対に。」

「何が合っても俺たちは・・・・」
修と夏樹、そして金三郎が、遼介がその場にいないにも関わらず
結束を深めていた。

綾子を長距離バス乗り場まで見送りにいく遼介。
「また、帰ってくるわ。この街に。」
「その時は、俺がナンバー1になって、待っています。」
「それはどうかしら?
 だって彼は私が育てたんだから。」
「そうでした。」
微笑みあう二人。
「遼介・・・ありがとう。」

少し離れた場所から、綾子を見守る男がいた。聖也だ!
綾子を乗せたバスを悲しげに見送ったあと、聖也はそっと目を閉じた。



聖也と綾子。
遼介と麗美。
二人の男の、恩人に対する摂氏方の違いがはっきりと描かれていました。

自分を育て上げてくれた恩人に、彼女の破産を知ると掌を返す聖也。
なんて冷たい男なんだ!と思ってみていたら、最後、綾子をそっと
見送っていましたね。
思えば、聖也派が掌を返し、冷たい態度を取らなかったら、
「最後にいい思いが出来た」と満足し、綾子は自殺していたでしょう。
聖也はそこまで見ていたのでは!?

遼介により生きる力を貰った綾子。
遼介はまた、一人の女性を立ち直らせました。

麗美の余命を知った聖也。
彼はそれをどう乗り越えていくのでしょう。

次週、ロミオジャック!?聖也が動き出すようです。



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こちらもライフ部門にて「日本女性が元気になると日本が変わる〜」というブログで参戦中です♪

よろしければ、応援をお願いします。投票のご連絡をいただければブログからリンクをさせて頂きますのでお知らせくださいませ♪

それでは、お互い頑張りましょう〜♪
Posted by 220V at 2006年02月11日 21:10
ちーずさん、こんばんわ。
聖也が、No.1になったのが1ヶ月と知ったら、
遼介はもっと頑張らねば!
聖也はホントは優しいのかな?と最後のシーンを見て思いました。
Posted by mari at 2006年02月12日 04:08
病院とか、自分などをイロハしなかった?
Posted by BlogPetのぶるーじーん at 2006年02月12日 11:13
こんばんは。コメントありがとうございます!

220Vさん。
投票ありがとうございます。

mariさん。
最後のあのシーンを見て、聖也の印象がガラっと変わりました。
きっと、いい人なんですよね。
Posted by ちーず at 2006年02月12日 20:12
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