2006年02月15日

アンフェア VI

『衝撃の誘拐犯の正体!ナゾの要求』

“小説型予告殺人事件”に続いて起こった、雪平(篠原涼子)の娘・美央
(向井地美音)の誘拐事件。犯人は、人質解放に国民ひとりが10円ずつ、
総額12億円を身代金として募金するよう要求。その振込み先に、
雪平の口座を指定してきた。
警察は犯人像に迫れずにいたが、犯人が
「アンフェアなのは誰か?」
と口にしたことで、連続殺人犯だった瀬崎(西島秀俊)とつながっている人間か、
警察関係者という線も浮上していた。

そんな中、雪平の携帯に夫・佐藤和夫(香川照之)から電話が入る。
「テレビ見た?」
「見た。」
「どういうことだ?」
「こっちが聞きたいくらいよ!」
「犯人はどういうつもりなんだ!?」
「わからない。」
「何でお前の口座なんだよ!」
「知らないわよっ!」
「・・・わりぃ。ちょっと、気が立っててな。
 これからどうするんだ?
 犯人の要求呑むのか?お前の口座番号公表するのか?」
「私は犯人の要求に従うわけないでしょう。」
「そうか・・・。
 とにかく、俺はこれから会社に向うから、悪いけど、警察に任せるぞ。
 何かあったら必ず連絡をくれ。必ずだぞ。」「雪平の募金専用口座を開設した方がいいでしょう。
 至急準備します!」蓮見(濱田マリ)は言うが
「社会の混乱の元、警察が作るわけにはいかないだろう。
 それに、いきなり犯人の要求に従うのは、警察のメンツにも関わる。」
と山路管理官(寺島進)。
「またメンツですか!」安藤(瑛太)が噛み付く。
「お前最近・・・雪平に似てきたな。」山路が言う。
「お言葉ですが、多分犯人は、口座に振り込まれた金を何らかの方法で
 受け取ろうとするでしょう。
 現時点では、その機会を利用するしか、手立てはないんじゃないでしょうか。」
安本(志賀廣太郎)の言葉に、蓮見も山路管理官の指示を待つ。
山路は小久保(阿部サダヲ )に話を振る。
「一理あるかと思います。」
「時機を見て、専用口座を開設する。準備しておけ。」
山路の判断に
「はい。」蓮見が答える。

そこへ雪平がやって来る。
「管理官!謹慎処分の取り消しを!
 この誘拐が、瀬崎の連続殺人事件と関連していることが
 わかりました。特殊班だけでなく、我々も全面的に協力するべきです!」
安本と安藤、そして三上(加藤雅也)が雪平に同意する。
「私も、この誘拐事件は我々が担当するべきだと思います。
 しかし、雪平の謹慎処分の件は・・・
 それとこれとは又別です。」と小久保。
「自分のミスを私に擦り付けておきながら!」思わず掴みかかろうとする雪平。
「ご覧のように、雪平警部補はご乱心中です。
 そんな者が捜査の役になんか立ちませんよ。」
「今のお前が捜査員として冷静な判断が付くとは思えない。
 足手まといだ。
 今から臨時会議を始める。連続殺人事件を担当した捜査員を全員召集しろ!」
山路がそう判断を下した。
雪平はマスコミに余計なことを言わないようくぎを刺され、彼女の携帯での会話は
全て記録されると告げられる。

怒って立ち去る雪平を、蓮見が引き止める。
「今のアンタ、私から見ても検挙率ナンバー1には見えないよ。
 大丈夫。私が協力するから。ね!」
「・・・ありがとう。」
「でもみんなには内緒だよ。」
「わかってるって。」
雪平は自分ではパスワードを見つけられなかった紀世子(木村多江)の
パソコンを蓮見に預け、調べるよう頼んだ。
紀世子のパソコンを預かる蓮見。
内緒、というのも気になります。


マスコミに取り囲まれた雪平がカメラ目線で犯人にメッセージを送る。
「本当に私の娘を拘束しているかどうか、証拠を見せなさい。
 それが無い限り、要求には一切答えない。
 もし美央に何かあったら、ただじゃおかない!
 絶対に、私の手で死刑にしてやる。」

「世の中には、フェアなことなんて何もない。
 目には目を。復讐には復讐を。
 アンフェアには、アンフェアを。」


第6話のこのセリフは安本さんでした。

会議室。
「引き続き、雪平・佐藤・紀世子の怨恨の線と、瀬崎の線を調べていく
 ことにする」
小久保が捜査員たちにそう告げる。
「警察の線はどうするんですか?
 アンフェアーなのは誰かというワードは、連続殺人犯の瀬崎が使っていた
 言葉で、瀬崎以外は、警察の人間しかしらないはずです。
 警察に裏切り者がいるかもしれないじゃないですか!」と安藤。
「身内を売るようなことを言うな。」と山路。
「身内を売るって!
 あなたたちだって雪平さんを!」
「雪平?雪平がどうしたって?」
にらみ合う山路と安藤。
安本は自分が安藤と組み雪平の怨恨の線を探ると言い二人を引き離す。

そこへ蓮見がやって来て、マスコミに答える雪平の映像を見せる。
「また余計なことを。」と山路。
「いよいよ懲戒免職ですか。」と小久保。
「それで済めばいいがな。
 そのうち、自分が死体となって上がるぞ。」

同じ頃、画面を食い入るように見つめる佐藤。
「公私混同もいい加減にしてほしい。
 刑事の発言とは思えない!」
「そもそもこの誘拐事件は本当なのか!?
 同情を買って、瀬崎射殺に対する世間の批判を消そうとしているのでは?」
「金目当ての狂言誘拐では!?」
キャスターたちが言う。

「なるほどねー。自作自演かー。
 夫婦で金儲け!」
佐藤の上司がそう嫌味を言った。

「もしもし。俺だ。これから会えるか?」
佐藤が携帯で誰かを呼び出す。

蓮見は紀世子のパソコンを雪平に返す。
「パスワードわかったよ。簡単だった。
 旦那と娘さんの名前。
 中見たけど、どくに事件に関連するようなことはなかったよ。」
雪平は事件解決までそのパソコンを蓮見に託すことにする。
そこへ、佐藤がやって来た。
「じゃあ、何かあったら連絡して。」
そう言い携帯を見せながらそう言い、蓮見は帰っていった。

「あのあと犯人から連絡は?」
「ない。」
「見たぞ。お前犯人にあんなこと言って大丈夫なのか?
 素直に口座番号公開した方が良かったんじゃないか?」
「そうは思えない。」
「犯人何しようとしてるんだよ。
 募金型の誘拐でしかも金を被害者の母親の口座になんて。
 馬鹿げてるよ!
 世間誰も信じないぞ。
 俺だって信じられないよ。」

美央はエンピツ削りを踏みつけて刃を取り出し、紀世子のロープを切ろうと
していた。
「美央ちゃん大丈夫?」
そこへ犯人の足音が聞こえてきた。
紀世子は気を失ったふり、美央はお絵かきしているふりをしてやり過ごす。
犯人は、エンピツ削りの残骸に気付く様子も見せず、
美央の画用紙を引ったくり、美央が前に書いた東京タワーの絵を引きちぎり
持っていった。

いつもの店で飲む安藤と安本、三上。
「雪平さん、今日来ませんよね。
 あんな雪平さん、初めてみました。」と安藤。
「雪平だって、母親だからな。」と安本。
「親父さん、事件で亡くしているからな。
 その上、娘までもってことになったら・・・」と三上。
「あんな夏見ちゃんは、見たくないよ。
 親父さんが殺されてからだな、あんなに犯罪者を憎むようになったのは。
 人が変わるっていうのは、ああいうことだと思ったよ。
 周りの反対押し切って、がむしゃらに努力して。
 親父さんのいた、殺しの捜一にやってきた。
 世間に批判される程の徹底した捜査を繰り返しやって、
 検挙率ナンバー1になるには、そんなに時間がかからなかったよ。」
当時のことを振り返りながら語る安本。
「今のバッシングのきっかけとなった、5年前の射殺事件も、
 殺人を憎むあまりの行為・・・ってことですか。」と三上。
「昔はいつも、お父さんの後ろに隠れている、
 気弱で引っ込み思案の子だったのにな・・・。」
安藤は泣きそうになりながら、前に雪平に薦められて食べなかったヤキトリを
頬張った。

自宅謹慎中の雪平は自宅で娘の絵や写真を見つめながら、美央が生まれた
日のことを思い出す。
「よく頑張ったな。」夫が優しく語りかけてくれた。
幸せそうに微笑む雪平。重ねられた雪平と佐藤の手。結婚指輪。

蓮見が様子を伺うように職場に戻る。
「お疲れ。ありがと!」向いの席に座る女子職員に声をかける。
「眠れました?」
「少しね。」蓮見はそう言い持ち場に戻る。
山路がそんな蓮見を見つめる。

仮眠を取ると言い席を空けた間に、美央と紀世子のところに行っていたのでは!?
そしてその場所は、この署内!?


そんな折、自宅にいる雪平の携帯に犯人から電話がかかる。
蓮見がそれを署員たちに伝える。

「午前7時東京タワーに行け」

電話はそこで切れた。
雪平が、捜査員たちが東京タワーへ向う。

雪平が犯人に従うと、近くの公衆電話が呼び出し音を鳴り響かせる。
雪平が受話器を取る。

「首都高速1号線サワザキ橋ジャンクション下、
 古川水門へ行け。」

そこには美央が描いた絵が貼り付けてあった。
「美央ー!」雪平が悲痛な叫び声を上げた。

東京タワーの絵に3人の笑顔が描いてありました。
父親と、美央と、もう一人。あれは雪平?それとも紀世子?


美央の絵を取り上げる小久保。
「重要な証拠品だ。鑑識に回す!」

「大丈夫だ。きっと天国の親父さんが守ってくれているよ。
 お前も、美央ちゃんも。」
安本の言葉に「そうね・・・。」と力なく呟く雪平。
現場を見渡す安藤は、何かに気付く。

警察は、記者を前に雪平の口座番号を公開しようとしていた。
と、そのとき、雪平が会見会場に現れる。
「ちょっと待って下さい!
 人からの募金なんて必要ない!
 そんな身代金が無くても、私は娘を救い出し、
 必ず・・・お前を捕まえてやる!」と犯人へ告げる。

雪平は取調室に閉じ込められてしまう。

全国に公開された口座には善意の募金が集まり始める。
街では号外が配られ、口座番号が公開される。

『銀行名:ジャパンオンラインバンク
 名義 :ユキヒラ ナツミ
 普通口座
 店番号:835
 口座番号:9703528』

テレビで犯人像を語る専門家。
「犯人は多分40歳前後の男性で、知能も学歴も高い人物でしょう。
 マスコミ関係者の可能性もあります。」
それを見ていた佐藤に部下が言う。
「これ、まるでデスクのことじゃないですか。」
「・・・何言ってんだ、お前!」
憎憎しげにテレビを見つめる佐藤。

安藤は河川浄水機管制室から防犯カメラを借りてきた。

「雪平人気ないなー。」「ほんとですねー。」
振り込み合計、554,880円という金額にそう呟く三上と蓮見。
「どうせみんな他人事ってことですよ。
 いくら騒いでたって、人の命なんて、どうでもいいんですよ!」と安藤。
「それにしても・・・ねぇ。」と蓮見。

安藤は蓮見に防犯ビデオを手渡す。
「これだったら私が科捜研に持っていく。」と言い受け取る蓮見。
それをミ神が「これは俺が、調べておくよ。」と奪い取る。
「あ、でも、検視官の仕事じゃ、」
「ノープロブレム!」ウィンクして立ち去る三上。

紀世子を縛ったロープを切ろうと頑張る美央。
やっと綱がほどけた。
「やったわ!
 犯人が、戻ってくる前に、ここから逃げ出しましょう!」
紀世子の言葉に笑顔で答える美央。
だが部屋の戸には鍵がかかっていた。
美央がダクトを指差す。
「あそこから?」と紀世子。美央が頷く。
「お姉さんはあそこからは出られないわ。
 美央ちゃんだけ行く?」
美央は首を横に振る。
そしてボードに
『おねえさんは』と書いた。
「私?私はここに残るわ。
 美央ちゃんだけ、先に一人で逃げても。」
美央が首を横に振る。
『ずっといっしょ』
「美央ちゃん・・・」
紀世子が美央を抱きしめた。

その時、犯人の足音が。

犯人が戸を開ける。
紀世子はパイプイスを手に犯人に襲い掛かるが、簡単に突き飛ばされてしまう。
美央が犯人に殴りかかる。
犯人は未央の手をひねり上げ、突き放す。
気を失った紀世子の身体を揺さぶる未央。
犯人が未央にボードに書いたメッセージを見せる。

『ママと
 お話
 させてあげる』

佐藤からの電話を取調室で受ける雪平。
「お前なんでまたあんなバカなことを言うんだよ!」と言う佐藤に
「盗聴されているわよ、この携帯。」と雪平。
「あれじゃさ、犯人の感情を逆なでするだけじゃないか!」
「それが狙いなの。
 募金なんて集まらない方がいい!
 そうすればきっとまた連絡が来る。
 最初に報道陣に噛み付いた時も、ちゃんと反応があったじゃない!
 募金が集まらなかったら、犯人は次の手を打ってくる。
 そしてまた一つ、手がかりが増える!」
「だからって、犯人変に刺激して、未央にもしものことがあったら
 どうすんだよ!」
「未央は絶対・・・無事に戻ってくる。」
「どうしてそう言いきれるんだよ。」
「私たちが信じなくて一体誰が信じるの!」
「お前の言ってること、むちゃくちゃだよ!」
「じゃあどうしろって言うの? 
 悲劇の母親を演じろっていうの!?」
「その方がまだマシだろ!?」
「犯人にもてあそばれるだけよっ!!」
そう言い電話を切ってしまう雪平。

立て続けに電話が鳴る。
「何!?」
「あなたには深く失望した。
 娘の身代金を集められない人望とは。」
「未央をどうするの!?」
「そんなことはわかっているだろう。
 身代金が支払われなかった場合人質がどうなるかを。」
「美央!」
美央が携帯を2回叩く。
「美央!美央なの?」
美央が2回叩く。
「お腹空いてない?ちゃんと食べてる?
 怪我は?」
犯人が携帯を取り上げ、キーボードを打ち会話する。
「これ以上逆らったら娘を殺す」
「美央・・・美央・・・」
目を覚ました紀世子が美央を抱きしめながら叫ぶ。「美央ちゃん!」
その声は雪平にも届いていた。
「美央ちゃんを放しなさい!」紀世子の声。そして叫び声。
「お願い!止めて!
 美央を殺さないで。
 お願い・・・お願い・・・
 お願いします!!」
「金を集める方法を教えよう。
 世間の同情を集めろ。」
「・・・どういうこと?」
「あなたの娘を使って駄目なら一緒にいる女の同情を使ったらどうだ。」
「一緒にいる女・・・」
「牧村紀世子。
 2年前の事故で彼女の夫と娘を殺した広田裕次を探し出せ。
 事故の真相を探りその記事を明日の朝刊に載せろ。
 それが美央ちゃんの命の期限だ。
 殺人を食い止めるためならどんな、
 アンフェアな手も使うんだろう。
 雪平刑事。」

マジックミラーに向けてイスを放り投げる雪平。
そこへ安藤が駆けつける。
「雪平さん。」
「聞いてた?」
「はい。みんなで。」
「逆探は?」
「まだ・・・また、無理だろうって。
 大丈夫ですか?」
「・・・私が大丈夫じゃない時なんてあった?」
「出ましょう。」
「誰かの命令?」
「いいえ。ルール破りの雪平さんならって、迎えに来ました!」

雪平は佐藤に会い、事情を話し、広田裕次を調べるよう頼む。
「締め切りまであと半日もないじゃないかよ。
 ・・・わかった。」

佐藤は当時事件の記事を書いた記者を捜し当てる。

警察でも広田のことを調べ始める。
二年前のバイクでの交通事故は、不起訴処分になっていた。
「まずいな・・・」と呟く山路。
安藤が広田の元に向っていると、安本が報告する。
「安藤一人で大丈夫なのか!?」と小久保。
「大丈夫だと思いますよ。
 ・・・一人ではないはずですから。」最後は呟くように言う安本。

その頃、安藤と共に広田の会社「広真建設」社長室へと向う雪平。
「まずいですよ、雪平さん。
 捜査令状取ってから出直した方が、」
「バカかお前は。」
「あ、久々に聞いた!」
「何が?」
「バカかお前は。
 捜査している時の雪平さんの方が雪平さんらしいですよ。」
「バカかお前は!」

「広田裕次さんですね。
 お聞きしたいことがあるんですが。」
「どうぞ。」席を薦める広田。
「いえ、結構です。」
「今をときめく殺人課の雪平刑事が、
 私なんかに、一体何の御用ですか?
 まさか、募金の寄付をお願いしにきたわけじゃないでしょう?
 テレビ、見ましたよ。」
「その事件をご存知でしたら、一緒に誘拐されているのが、 
 牧村紀世子さんということも、ご存知ですよね?」
「ああ。でも、それと私と、一体何の関係が?」
「二年前、あなたが起こした事故で、牧村紀世子さんのご主人と、
 娘さんが亡くなられていますね。」
「今更、そんな昔の話されても。
 無罪なんですよ、私は!」
「その時のお話、聞かせてもらえますか?」
「私はね、そんなくだらないことに時間を割いている暇は
 ないんですよ!
 ただでさえ忙しいんですから。
 お引取り下さい。」

「・・・そうだったんですか。」と小久保。
「広田裕次の名前が出てくるとは思わなかった。
 ・・・この件はもみ潰せ。」と山路。
「しかし、雪平のことです。単独でも調べあげると思いますよ。」
「雪平夏見は自宅謹慎中だ。
 捜査権限はない。
 いいか?絶対に広田の秘密を知られるな!」
「わかりました。」
「コンピューターの中の広田の記録を全部ロックしろ。」

部屋を出た小久保は微笑みを浮かべ・・・。

警視庁 町田南署
安藤は雪平に、捜査資料を見せてもらえなかったと報告する。
事故現場へ向おうとすると、安藤の携帯に蓮見から連絡が入る。
雪平に携帯を渡す安藤。
「ちょっとおかしいの。
 広田裕次の情報にアクセスできないのよ。
 誰か、上の人がロックしたんだと思う。」

佐藤は事故の記事を書いた記者に会う。
「これね、もみ消しの噂があったんですよ。
 広田裕次の父親が、どなたかご存知ですか?
 広田正信!」
「広田まさの、、、」
「亡くなった衆議院議員の、広田正信です!」
「・・・」

佐藤の部下は、「広真建設」がかなりの経営不振であること、
近々強制捜査があるらしと報告する。

夜、佐藤は雪平に会い、調べたことを報告する。
「広田の父親が、警察に圧力をかけて、不起訴処分にしたらしい。」
 罪の無い人間を二人も殺したのにも関わらずだ!
 しかも牧村さんのご主人と娘さん、ちゃんと青信号を渡っていたっていう
 目撃証言もあった!」
「どうして犯人はそんなこと知ってるんだろう・・・。」
「わからん。
 牧村さんから聞いたんじゃないか?」
「とにかく、広田の件、よろしく。 
 しっかりと真実を書いてよ。」
「いいのか?
 牧村さんに同情的な記事を書くってことは、
 警察のことを悪く書くってことになる。
 お前の評判ももっと悪くなるぞ。」
「どうぞ!美央の命がかかっているんだから、
 そんなことどうでもいいわよ。 
 それより、そっちこそ、警察や政治家を敵に回したら、
 あなたの記者生命にも関わるかもしれないわよ。いいの?」
「美央には代えられない。」
「それが聞けて安心した。」

『事故もみ消し疑惑
 故・広田正信議員からむ』
新聞に掲載される佐藤の記事。
テレビではニュースがそのことを大きく伝える。
「美央ちゃん誘拐のもう一人の犠牲者、牧村紀世子さんは、 
 二年前、最愛の夫と娘をひき逃げされ失ったにも関わらず、
 今、また囚われの身となっています。」

報道陣に囲まれる広田裕次。
「もみ消しはあったんですか!?」
「失敬だな。私はいまだかつて社会のルールに背いたことはないよ。」
「巨額な赤字を、隠しているというのは本当ですか?」佐藤の部下が質問する。
「そんなことあるわけないだろう!」

広田の会社の株が急落。

誘拐事件の身代金募金は現時点で8億円。
犯人要求額の12億円に急速に近づいていた。

犯人が鍵を開け、紀世子だけを外に連れ出そうとする。
「美央ちゃん!大丈夫よ。待っててね!」

紀世子を縛るロープをほどく犯人。
「痛いじゃないの!早く外して。」
自由になった紀世子が犯人を見つめて言う。
「ちょっとは手加減してよねー。」
犯人は声を出さずに紀世子にタバコとライターを渡す。
一服しながら紀世子が言う。
「あんた、一緒に組んでるんだからさ・・・
 顔ぐらい、見せたっていいんじゃないの?
 誰よ、あんた・・・
 まったく無愛想なんだから。
 ・・・どう?上手くいってんの?」
犯人が新聞記事を紀世子に渡す。
そして、パソコン画面で募金額を見せる。
1,199,329,340円
どんどん金額が伸びていく。
紀世子はその様子を見て微笑み・・・。

ニュースでは募金額が犯人の要求額12億を突破したと伝える。
「雪平、これからが正念場だぞ。」安本が言う。

雪平の携帯がなる。
「言ったとおりに集まっただろう。12億円。
 その金を使って広田裕次の会社・広真建設の株を買え。
 株を買え。
 株を買え。
 株を買え。」


紀世子は拉致した犯人とグルでした。
驚いたのは紀世子の態度!
今までとかなりイメージが違いました。
紀世子、怖い〜!木村さん、さすが〜!
ダクトを指差した未央に、普通なら叱り飛ばしてでも先に逃げなさいと
言うようなシーン。
紀世子の言葉は未央に一緒に残ると言わせるようなものでした。
でも、未央を抱きしめた紀世子の思いは本物だと信じたい!

この犯人、紀世子にでさえ姿を見せないのですね。
かなり用心深い!
瀬崎たちのことも、こうやって裏で操っていたんでしょうか?
それともこの犯人も、コマの一つ?
そしてこの女性は・・・蓮見?

紀世子の家族の死には秘密があったのですね。
紀世子も本当の犯人に利用されるコマなのでしょう。
「娘と夫の無念を晴らさないか?」
そう言われて未央に近づいたのでは。

真犯人の狙いは警察、政治家への復讐。
最初は雪平を恨んで、と思っていましたが、
犯人が雪平を選んだのは、彼女が警察で、夫が新聞記者だったから?
警察や政治家の裏のつながりを暴くには、マスコミの協力も必要。
最愛の子供という人質を取ることで、親は出来る限りのことをしようとする。
警察の雪平も、新聞記者の佐藤も。
もしかしたらこの二人もコマの一つなのかもしれません。

追記:
公式HP次週予告更新。
広田の会社の名前、「広真建設」と書くのですね。
なんで広田建設じゃないんだろう。
誰かと共同で立ち上げたんでしょうか?真田さんとか。
株を買い占めることと、つながる?つながらない?



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原作は、あの秦建日子さんです!
ドラマを見終えたら読むのが楽しみ!
4309407765推理小説秦 建日子 河出書房新社 2005-12-21by G-Tools


主題歌です。
B000E1NYKIFaith伊藤由奈 ソニーミュージックエンタテインメント 2006-03-01by G-Tools



篠原涼子さん過去の作品


11:15 | CM(22) | TB(0) | アンフェア | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
急展開でしたね!
塾が終わる時間と幸い重なったので、ご飯を食べながら見てました。

小説殺人のとき、何度も紀世子を疑わせといて、最終的に瀬崎?!とびっくりしましたが、やはり紀世子もでしたね。
瀬崎が死んだ後も何度も怪しい場面はあったけれど、可哀相な紀世子の境遇を考えると自分の考えが信じられなくて…。
やっぱ別の人かなって思ってたときに紀世子が犯人ですからびっくりですよ;
よくできてますよねぇ、ホント。
犯人は小柄…。
蓮見かなぁ、やっぱ。
でも小久保もそんなに大きくはないですよね??
みんながみんな怪しいです。。。

紀世子も最終的に黒服に殺されそうな気がします。
顔は見せてないんで、信用してないってことですよね?
でも、逆に正体を知らないなら殺す必要もない気が…。。。

今度は株を買え、ですか。
どうなるか本当に楽しみです。

そういえば今回も久留米は出ませんでしたね。
Posted by 夜色 at 2006年02月15日 11:42
こんにちは。
牧村さん。やっぱり絡んでたんですね。
それにしても木村多江さんのあの演技。
幸薄な感じからの豹変ぶり!!
うまいですよね・・・
安藤を疑ってたんですけど・・違うのかな。
蓮見もかなり怪しげです。
でも、さっぱりわかりません。
次回も楽しみですね。
TB送らせていただきますね。
Posted by miyabi at 2006年02月15日 11:47
ちーずさん、こんにちは。
牧村は無駄に怪しいだけじゃなかったですね。
他にも怪しい人いっぱいいますが黒服は誰なのか。。。
でも蓮見だとしたら雪平がかわいそうすぎるような気がしますね。
Posted by honey at 2006年02月15日 13:48
ちーずさん、こんばんは。

昨夜はアンフェアまで時間があったので横になったら寝てしまいました〜〜〜!起きたら朝でした(涙)今日はみんなのブログを巡り、ちーずさんのあらすじを辿り、想像をめぐらしています。
あらすじ助かります。
留守録しておくんだった。。。
やっぱり木村多江さんは、ただのお手伝いさんじゃ
なかったんですね。その豹変ぶり見たかった〜
まだまだ犯人はわからないようなので、来週も楽しみです(苦笑)
Posted by アンナ at 2006年02月15日 19:38
ちーずさんこんばんは。
ちょっと中だるみしてきましたよ・・・でも気をとりなおして頑張ってみようかな。
Posted by みいちゃん at 2006年02月15日 21:00
誰が犯人かわかりませんね。
なにかのドラマ前の予告でみたのですが、山路のジッポのライターの癖が鍵になると書いてありましたが、紀世子にタバコと渡したライター、ジッポでしたね。
三上さんのマイクとビデオを撮る癖、最後に犯人にたどる気がする。
蓮見さんに今後注目ですが、副編集長がなぜ、あの時、会社の赤字隠しを聞いたのでしょう?
しったのはどこからでしょう?
不思議が多いドラマです
Posted by ざわっち at 2006年02月15日 21:40
ちーずさん、こんばんは。
牧村サン、共犯でしたね。
あの黒ずくめの人は、毎回中身が違うように見えたのは私だけでしょうか?一言もしゃべらないのは、
特徴があるから、わかってしまうのでしょうね。ナゾがナゾを呼んでいます。
Posted by mari at 2006年02月17日 01:11
うんうん、雪平は利用されてるだけで
黒幕の本当の目的は、警察組織とマスコミ業界への
復讐のような気がしてきました!
なので最初から美央ちゃんに危害を加える事無く、
無事に帰すつもりではないかと・・・
もしそうだとしたら、せめてご飯食べさせてあげて〜!(笑)
Posted by まこ at 2006年02月17日 11:09
この2回見逃しました。
どらま・のーとには多感謝多感謝。

でも、話は急展開しているようで…よくわからなくなりましたね。
今後の推理の糸口は、公式HPにあるように、善意の募金で広田の会社の株購入資金にする意義と警察がもみ消したとされる広田の事件の裏にあるのかな。

ここでも、掲示板でも真犯人は蓮見又は山路、小久保ライン等警察内部犯行との説が有力ですが、その目的ははたして何?一介の刑事の保身や出世でこんな大掛かりな仕掛けをするぅ?

やっぱり、前半の小説型殺人とは全く関連なし!?
雪平はただ話の狂言回し的役割なの??
そうそう、久留米先生はスルー??
雪平父刑事は何故殺されたの???

全ての話がが一つにつながる大団円を期待してます。

次は見逃さないようにしなきゃ…
Posted by nagoya74 at 2006年02月17日 11:47
こんばんは。コメントありがとうございます!

夜色さん。
紀世子のキャラに、信じたい!と思わせておいて
最後にあの豹変!
やってくれますね〜!!
でも彼女に良心が残っていると信じたいです。
復讐が彼女の悲しみを癒しているとは思えません。
最後は悲しい結末となりそうですね。
紀世子もコマのひとつとして、罪をかぶせられて
殺されてしまいそう!!
株を買わせて、犯人は何をしたいのか。
まだまだわからないことだらけです。;

honeyさん。
本当に怪しい人だらけですね。
もしも蓮見に裏切られたとしたら、雪平、傷つきますよね〜。
でももしかして、もう疑っているのかも。
紀世子のパソコンを預けたのが、不思議な感じがしました。

アンナさん。
お役に立てて光栄です!
私も最近よくい眠りしながらドラマ見てるんですよ。
豹変ぶり、次週冒頭に流れるといいですね。
私もまた見たいです!

みいちゃんさん。
瀬崎の事件がつながっているのだとしたら、
彼の新しい登場シーンも用意されているかも!?

ざわっちさん。
ジッポのライターのアップ、ありましたね〜!
そしたら予告でも三上がジッポのライターを手にカチカチ
やっていました。
どこかにあの音が録音されていたのか!?
彼が真実にたどりつくのかもしれませんね!
それから佐藤の部下も、いつも核心をついた質問を
しているんですよね。
気になる存在です!

mariさん。
確かに、黒ずくめの人物、2タイプはいそうですね。
しゃべらないのはそれを隠すため!?

まこさん。
ビスケット1枚しか持ってないなんて。
紀世子ももっと用意しておけばいいのにね!
美央ちゃんの紀世子を信じる思いが紀世子に届いているといいですね。

nagoya74さん。
お役に立てて光栄です!
雪平の父親が警察、政治がらみの大きな不正か何かを
掴み、それで殺されたのだとしたら。
誰かがそれを暴こうとして、全てのことを仕組んでいるのだとしたら。
今までの点が全てつながったら、傑作ですね!
私もそうなってほしいです。
Posted by ちーず at 2006年02月17日 22:50
今晩は。
「お姉さんは残るわ・・・」とか言っといて、犯人だったとは・・・。恐ろしい。
でも、あくまでも広田への復讐が目的のようで、雪平にうらみがあるわけではなさそうなので(たぶん)安心しました。
株を買ってどうするんでしょう?
もう1人の犯人がパソコンを持ってきましたが、まさか蓮見?
もし蓮見なら、ものすごくダメージ大きいですよね〜(>_<)
火曜日が待ち遠しいです。
Posted by みさき at 2006年02月18日 22:54
みさきさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!

美央を騙して、紀世子の良心は痛まないのか。
きっとそれだけ彼女の受けた傷は大きなものだったのでしょうね。
自分を必死に助けようとする美央の気持ちが紀世子にちゃんと届いていて、
最後には美央を救ってくれるといいなぁ。
あの犯人は・・・
もしかしたら、雪平は蓮見を怪しいと思っていて、
それで紀世子のパソコンを預けたのかもしれないですね。
Posted by ちーず at 2006年02月19日 14:15
アンフェアの最終回を妄想してみました
よろしかったら見に来てください
Posted by くぶくりん at 2006年02月19日 19:19
くぶくりんさん、お知らせありがとうございます!
記事、面白かったです。一体誰が真犯人なのか!
気になります!!
Posted by ちーず at 2006年02月20日 19:50
どーも、皆さん色々な推理されているんですね。もしよろしければ「犯人のヒント」お教えしましょうか?
Posted by 篠原涼子 at 2006年03月04日 17:18
篠原涼子さん、こんにちは。
「犯人のヒント」を知っているとは、もしや関係者さん!?
犯人がわかってしまうとOAがつまらなくなってしまうので、
ヒントは遠慮しておきますね。
早く次回が見たいです。
Posted by ちーず at 2006年03月05日 15:45
アンフェアすごく好きです☆もう火曜日が楽しみで楽しみで↑↑今まではパソコンをさわることが全然なかったのですが、今では週に3回位開いてます。
私はアンフェアが始まるくらいから篠原涼子さんの大・大・大ファンになっちゃいました(*‘U‘*)とにかく火曜日は塾から急いで帰ってきて、その日に2回、土日に1回は必ず見ています。もう篠原さんばっか見ています。
アンフェア終ってほしくないです??DVD買っちゃうカモです・・・??
Posted by 篠原涼子さんLOVE at 2006年03月10日 14:24
Posted by 寺島 進 at 2006年03月10日 19:06
篠原涼子さんLOVEさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
篠原涼子さんの演技、私も大好きです。
今回の雪平役も、クール&ビューティー、そして
ガサツ、というところを
見事に演じていらっしゃいますね!
私もDVD,欲しいです。
Posted by ちーず at 2006年03月11日 01:29
本当に、篠原さんかっこいいですよね〜!!
私も大好きです!!アンフェア&篠原さん。
DVD早くほしいです>ー<♯
Posted by 春 at 2006年04月26日 21:23
春さん、こんにちは。
篠原さん、いろんな役をいつも上手に演じていらして、
この役もとてもハマっていました!
この作品の続きが見たいです!
Posted by ちーず at 2006年04月27日 15:53
私は感動した
Posted by みっちゃん at 2006年11月06日 17:33
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