2006年02月23日

けものみち 第七章

『麻布の女帝、衝撃の死』

鬼頭が食事中に突然嘔吐した。
医師によると、食事に毒物が混入していた可能性があるという。
食事を用意したのは米子だったが、食べさせたのは民子。
秦野は鬼頭の命に別状がないことを確認すると、民子と米子を呼び寄せ、
思わせぶりに注意を与える。
「あなたがたどちらかが、嘘をついている…」。
 
だが、しばらくして意識が戻った鬼頭は、秦野に「お前は動くな」と言い放ち……。
 
翌日から鬼頭家には見舞い客が大勢やってくる。
その中には密かに民子を支援する国会議員・間宮の姿もあった。
なんと芳仙閣で働いていた美代子も一緒だ。
美代子は民子に向かって挑発的な笑顔を見せる。
 
鬼頭に毒を盛ったのは民子の仕業と疑う秦野は、民子を連れてきた小滝を責める。
だが、小滝は黙って秦野の言葉を聞いているだけだ。
 
そんななか、ついに久恒が警察に辞表を提出した。
このまま刑事をやっていても鬼頭を追い詰めることはできない。
肺がんに冒され、余命いくばくもないことを悟った久恒の最後の決断だった。
警察を去った久恒は、これまで調べ上げた鬼頭の情報を出版社に持ち込むが……。
 
ある日、民子は鬼頭に、風呂場の裏にある薄暗い場所へと連れて行かれる。
そこで民子が見たものとは……。
公式HPより=「始めからそう思っていたわけではないのよ。
 16の時にここに来てから、何度逃げ出そうと思ったことか。
 でもそれも遠い昔のこと。忘れてしまったわ。
 ごめんなさいね。素敵だとは思うけど、私の趣味ではなかったわ。
 ・・・けものみち。
 一度そこに入ったものはね、決して、抜け出せないの。」
そう言い民子にサファイアのイヤリングを返す米子。

鬼頭が民子の手を乱暴に引き、風呂場の隣の部屋に連れていく。
その部屋のマジックミラーで見たものは・・・

風呂掃除をする黒谷に語りかける米子。
「案外、似合いなのかもしれないわ、私たち。
 他に互いのことをわかりあえる相手など、いないし。
 ・・・抱いて。」
「しょうもないんだ。しょうもないんだ。
 旦那様の、命令なんだ。」
黒谷の手には短刀!

民子は「やめさせて!」と叫ぶが、鬼頭は民子を無視しお経を唱え続ける。

米子はマジックミラーの向こうに二人がいると気付き、少し微笑む。
そして、マジックミラーを見据えながら一度黒谷からゆっくりと離れ、
そして彼に握らせた短刀に飛び込んだ!

まさか、米子があのような死を遂げるとは!!
毒を盛ったのは米子だったのですね。
自分があの家を去ることになり、米子はいつの間にか愛してしまった
鬼頭の世話を誰かがするくらいなら殺してしまおうと!?
悲しい女性でした。


奈々美VS民子
顧客データを盗んだと秘書・光恵に言われ、事務所を追い出される奈々美。
「焼き殺したんでしょ、ご主人のこと。
 でも警察はあんたのことを追及しない。
 なんでってずっと思ってた。裏に何があるのよ?」
「あなたには、感謝してることもある。
 あなたがいなかったら、もっとずっと前に、私はあの人と死んでた。
 とにかく、私は、もうあなたとは違う道を歩いているの。」

秘書光恵VS民子
奈々美がデータを盗んだというのは秘書のでっちあげだった。
必要でない人材は、と言い訳する秘書。
「一つ言っておくわ。
 それを決めるのは、社長である私です!」

美代子VS民子
美代子は間宮先生と出会い、すっかり人生が変わったよう。
旅館もやめることになりました。
退職金など出せないと言う初音に
「付け火でもして保険金狙えば?火の車なんだからよく燃えるでしょう。」
と言い放つ。
初音も負けてはいない。
「おやめなさい、無理よ。
 あなたがどう逆立ちしても、民子にはなれない。」

間宮先生と一緒に鬼頭の見舞いに来たり、
民子に「株主になってあげる。」と言ってのけたり。
ただ間宮先生にとってはお遊び!?
「ちょっと高いものを見に付けただけで、たちまちセレブ気取り。
 おめでたい女だ。」と言っていました。


とある出版社編集長を訪ねる久恒。
100万で情報を買い取る編集長、
「ただし、この件については他社にはもらさないで下さいよ。」と念を押す。
編集長役は『救命病棟24時』ひびやんこと小市慢太郎さんですね!渋い!

民子の鬼頭への言葉。
「知りませんでした。権力や財産をお持ちの人って、
 それが大きくなればなるほど、臆病に、なっていくんですね。」
そして、間宮の言葉。
「鬼頭さんには死相が出てる!
 近いですよ。闇の世界の世代交代も。
 覚えておいてください。
 その上にあなたはとても都合のいいポジションにある。
 3日前か?多摩川の河川敷に身元不明の女性の遺体が上がりました。」
あの恐ろしかった鬼頭ですが、世代交代!?
「何かが動き始めている。
 私の想像も付かない、何かが。」
一体民子はどこへ流されていこうとしているのでしょう!?


秦野に自分が麻布か、はっきり態度を決めろと迫る小滝。

奈々美に声をかける光恵。
「どうすんの?
 このまま田舎にでも帰って平和に暮らすか、
 そうじゃないほうを選ぶか?」
そう言い微笑む。
光恵は小滝の側の人間でした。彼女は奈々美をどう利用しようとしているのか。

久恒が編集者に渡したネタがいつになっても記事にならない。
編集長を訪ねていくと、
「あれは記事にはなんないよ。」
久恒は『桐沢柊次』という人物のことを知らされる。
「そいつを追っていた記者が、ある日を堺に行方不明になっている。」
記者が残したK.A.と書かれた大学ノート。
写真に映っているのは桐沢柊次・・・小滝だ!!
小滝の本名!?それともこれも偽の名前でしょうか。

鬼頭の容態はあまり良くなく、鬼頭が民子に言う。
「私に何かあったら、秦野に相談しろ。
 この屋敷も、私の財産も、全て、タミに、やる!
 秦野。今のうちに、遺言書を作っておけ。
 それから、ニューロイヤルホテルの小滝・・・
 あいつは、殺しとけ!」

閉店することになった初音の店で、間宮が待ち合わせていたのは・・・
小滝!
間宮が昔から尊敬していたと言う小滝、二人の関係は!?

久恒、妻に離婚届を渡し、
「早くここを出るんだ。
 行き先を親戚にも自分にも誰にも言うなと、
 刑事になんて一生稼げないような、
 目もくらむような大金掴んできてやるよ。」

「大きくなったらお父さんみたいな刑事になる。
 それでお父さんと一緒に悪い人いっぱい捕まえるんだ。」
息子の言葉、久恒は嬉しかったでしょうね。

「答えを、出していただけましたでしょうか?」
秦野にどちらに付くのかの返事を催促する小滝。

鬼頭が小滝を殺してしまうのでは。
そう心配し、小滝の事務所へかけつける民子、
部屋にいたのは・・・久恒。
「消えたよ、小滝は。
 このホテルもやめたらいし。
 動き始めたみたいだな、何かが。
 付き合ってやるよ、あんたに。」

小滝は思った以上に力、そして人脈のある人物でした。
彼はどこへ行こうとしているのでしょう。

タイトルをチェックしていなかったので、米子の死の展開にはびっくり!
もう米子の一途すぎる愛が見られないのが残念!!

久恒の病気が気になるところですが、彼が民子の味方となるのか!?

初音、美代子、光恵、奈々美ら女性たちの動きにも注目です。




ランキングに参加中!応援クリックよろしくお願いいたします。
人気blogランキング    TV Drama Ranking




4101109699けものみち (上)松本 清張 新潮社 2005-12by G-Tools



4101109702けものみち (下)松本 清張 新潮社 2005-12by G-Tools



B0001927P6けものみち-全集-名取裕子 松本清張 山崎努 ジェネオン エンタテインメント 2004-02-25by G-Tools



主題歌
B000CR5DSK帰れない者たちへ中島みゆき ヤマハミュージックコミュニケーションズ 2006-02-01by G-Tools



米倉涼子さん過去の作品


22:49 | CM(3) | TB(0) | けものみち | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちーずさん、コンバンワ。
どろどろした面白が出てきました。
すぐに殺されるから、隙を見せたら負け。
女帝の交代ですが、民子は頑張る!
不穏な小滝ですね。
Posted by mari at 2006年02月24日 03:44
ちーずさん、こんばんは。

>編集長役は『救命病棟24時』ひびやんこと小市慢太郎さんですね

そうでした、そうでした!!
言われてみれば・・・って感じで、すっかり忘れてました。(笑)
小滝を追ってた人が行方不明に・・・というあたりもナゾが膨らみますね。いったい小滝って人はどんな人物なんだろう。
今回はまさに「動き出した」っていう言葉の重みを感じます。終盤に向けて、ますます盛り上がってきました!
Posted by takapon at 2006年02月25日 23:30
こんばんは。コメントありがとうございます!

mariさん。
米子が女帝、という感じがあまりなかったのですが、
彼女がいなくなったことで、民子が本当の女帝と
成り代わっていきそうですね。
もう米子が見られないと思うと寂しい!

takaponさん。
小市さんは色んな役をこなされていて、見つけるたびに
驚きます。(笑)
小滝は想像以上の男でした!
彼が何をしようとしているのか、目が離せませんね。
Posted by ちーず at 2006年02月28日 23:53
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。