2006年03月01日

Ns'あおい Karte8

『患者か娘か、命の選択』

高樹(柳葉敏郎)のもとに、別居中の妻・美沙子(秋本奈緒美)と暮らしているひとり娘のミホ(森本更紗)からメールが届いた。

そこには、北海道に引っ越すことになった、とだけ記されていた。驚いた高樹は、事情を聞くために美沙子のマンションを訪れた。が、そこで彼が目にしたのは、美沙子の交際相手・工藤(長棟嘉道)と楽しそうに話すミホの姿だった。

あくる日、桜川病院では、経営体制の刷新を意味する人事発表があった。それを見たあおい(石原さとみ)や北沢(小山慶一郎)、キリコ(加藤貴子)たち病院スタッフは、驚きを隠せない。なんと、次期副院長と目されていた内科部長の浜松(小野武彦)を差し置いて、田所(西村雅彦)が副院長に就任したのだ。それに伴い、副院長だった大倉(佐戸井けん太)は、院長付室長という肩書きになるらしい。

田所は、早速、総師長の泉田(片平なぎさ)や高樹、浜松ら各科の医師たちを集め、今後の経営方針を発表した。それは、病状の好転が望めない患者や差額ベッド代が払えない患者を他の病院に転院させる、というものだった。入院3ヵ月を過ぎ、国からの入院診療報酬が減らされてしまう患者をいつまでも面倒見る必要はない、というのだ。泉田は、そんな田所の方針を強く支持する。一方、田所に異議を唱えた大倉は、離島の診療所への転勤を命じられていた。今まで上司だった浜松を、君付けで呼びつける田所。
浜松はとても複雑そう。

金にならない患者を切り捨てようとする田所。
総師長も、「がん細胞は取り除かなければ増殖するだけ。」と田所の肩を持つ。
総師長の狙いは!?悪い人には思えないのだけれど・・・。

泉田元副院長を見下す田所。
「わたしを誰だと思ってるんだ!」大倉が一喝すると、
「君・・・誰?」(ニヤリ)
田所、怖い!!
 

北沢や江藤(八嶋智人)たちと昼食に出かけたあおいは、田所の方針に納得がいかず、不満を爆発させる。江藤によれば、田所の副院長就任には、泉田の強い後押しがあったらしい。あおいには、今回のことに高樹が反対しなかったのも不満だった。その際、江藤は、高樹が離婚問題に直面しているらしいことを皆に話してしまう。

夕方、高樹は、美沙子を呼び出し、北海道に行く話を切り出す。北海道に引っ越すのは、やはり美沙子の交際相手の工藤が急に転勤になったためだった。高樹は、ミホに会って彼女の気持ちを確かめたい、と主張した。しかし美沙子は、いままで仕事を理由にミホとの約束を破り続けてきた高樹を非難し、あなたに期待していることは何もない、と言い残して立ち去ってしまう。

あなたに期待していることはもう何も無いし、
 わたし達があなたに対して何かしてあげたいって思うことも、
 もう何もないの。」
辛い言葉です。


数日後、高樹が5年間ずっと診てきた意識障害患者・白井(藤井章満)が転院対象に指定される。それを知ったあおいは、何とかならないのか、と高樹に迫った。が、高樹は、苛立ちを顕わにしながらも、何かを得るためには何かを捨てなければならない、と吐き捨てる。

一方、子宮筋腫の手術を終え入院中だった小峰(杉田かおる)は、退院の準備をしていた。あおいから今回の一件を聞いた小峰は、高樹にとって白井は特別な患者だ、と言うと、5年前の出来事を話し始める。
公式HPより=

「昔の高樹はね、医療に理想を抱いた、青臭いヤツだったの。
 自分ひとりで全ての患者を救えるんじゃないかって勢いでね。
 利益優先、出世第一の田所とも、激しくぶつかってた。
 田所への反動もあったのかな。
 昼夜を問わず、必死に働いて。
 でもいつの間にか、家族を置き忘れてた。
 男ってバカだからさ、ミサコが・・・奥さんが、
 それを理解してくれてるって信じてたのよね。
 でも、気付かないうちに、ミサコの心は離れてた。
 そんなときよ。白井さんが運ばれてきたのは。
 あの日、朝からミホちゃん、咳をしていたらしくて。
 でもドクターコールがあって、高樹はミサコとミホちゃんを家に残して
 病院に急行した。」

喘息の大発作を起こしたミホ。
高樹は自分の患者から手が離せず、ミホを他の先生に託したのだった。
そしてミホを見たのが、田所だった。
田所の素早い処置で、ミホは一命を取り留めた。
「ミホには会わせない!
 あなたは医者としても、父親としても失格よ!」
ミサコは駆けつけた高樹にそう言った。

「あれが決定打。ミサコはミホちゃんを連れて出ていった。
 あれ以来、高樹は田所に頭が上がらなくなった。
 病院の体制に、口を出さなくなった。
 そういうこと。」と小峰があおいに言った。

小峰は退院していく。職場復帰は1ヶ月後。

「奥さんがな、白井さんの奥さんが言ってくれたんだ。
 命を取り留めても、意識を回復させることはできなかった。
 なのに、俺に頭を下げてな、ありがとうございましたって。
 涙ながして、呼吸してくれているだけでもいい、
 生きていてくれるだけでいいって。 
 何度も何度も頭下げてなー。
 俺は白井さんを助けたい。」
あおいにそう語る高樹。
「5年間昏睡状態だったとしても、覚醒する可能性は
 きっとあるはずです。」
「あの花、花言葉、知ってるか?
 希望・・・だそうだ。」
スノードロップを見つめて高樹がそう言った。

田所に白井の家族に説明したかと田所に聞かれる高樹。
「あの患者の為にまた自分の将来をダメにするわけじゃないだろうね?」
田所はそう言い立ち去った。

病院にミホがやって来た。
あおいに声をかけられ、ミホは逃げ出す。

公園でミホと話すあおい。
「お父さんに会いに来たんじゃないの?」
「お母さんから会うなって言われてるから。」
ミホはあおいにバイオリンの発表会のチケットを託した。
あおいは必ず行かせるとミホに約束した。

「わたし、夫婦のことって、よくわかりません。
 でも、お父さん必ず来てくれるよって言ったら、ミホちゃん、
 すごく嬉しそうで。いつもあんな風に笑っていてほしいなって。
 日曜の午後一時。北海道に発つだそうです。」
「当直の日か・・・。」
「それなら大丈夫です。わたしに任せて下さい!」

あおいは江藤に日曜の当直を頼んでみる。
「江藤先生・・・お願い。」
手を合わせて見つめるあおいに、持っていた書類を落とす江藤。
「かわいい!
 いや、ダメだよ、ずるいよ、そんな。」
「高樹先生!江藤先生が日曜日の当直、是非交代したいって。ね!
 わたしも江藤先生支えますし、北沢君も、バイト代なしで
 出てくれるんだって、ね!」
江藤も北沢も、あおいに逆らえず、引き受けることに。

高樹はミホたちの新しい人生を思い、離婚届に名前を書き入れる。

「高樹がね、離婚届、サインしてくれたの。
 明日、ミホの発表会終わったら、北海道に発つの。
 これ、わたし達が発った後、高樹に渡して欲しい。」
ミサコが小峰に書類を託す。

入院患者の不破吾郎(平賀雅臣)が腹部の痛みを訴え急変する。
江藤では無理。他の先生も捕まらず。
あおいたちは仕方なく、高樹を呼び戻す。
「吾郎さんが、腹膜炎を起こしているようです。
 先生、すぐ戻ってきて下さい。
 高樹先生が必要なんです!」

舞台の上から父の姿を探すミホ。
だが高樹の姿はそこになかった。

吾郎の容態が落ち着いたのは、発表会がとっくに終わった時間帯。
「先生。今から急げば、飛行機に間に合います。」
「今度こそ、あとは任せて下さい。」
あおいたちに言われ、高樹は空港に向った。

搭乗口にミホたちの姿を見つける高樹。
「ミホー!」
「お父さん・・・」
ミサコがバイオリンのケースをミホに渡した。
ミホはバイオリンを取り出し、父の為に音楽を奏でる。
高樹は娘の姿を目に焼き付けるように彼女の姿を見つめていた。
目に涙を浮かべて。

演奏を終えお辞儀をするミホ。
高樹は満面の笑みを浮かべて拍手を送った。
ミホも嬉しそうに微笑んだ。
「またね、お父さん!」
高樹はミホの新しい父親に深々と頭を下げる。
彼も高樹に一礼した。
嬉しそうに微笑む元妻。
「バイバイ!」娘の笑顔。
高樹は泣くのを必死に堪えていた。

=番長=
一人酒を飲む高樹。
そこに小峰があおいとやって来た。
「これ、ミサコから預かった。」
そう言い離れた席に座る。

中にはミホが小学1年生の時に書いた作文が入っていた。
『わたしのおとうさん』

 わたしのおとうさんは、おいしゃさんです。
 あさもよるも、ずっとびょういんではたらいています。
 いそがしくて、あまりあそんでくれません。
 うんどうかいも、おたんじょうびも、やくそくをやぶってばかりです。
 でも、わたしはびょうきのひとをがんばってたすけるおとうさんが
 すきです。
 おいしゃさんのおとうさんがだいすきです。』

作文を読み号泣する高樹。
小峰が、あおいが、そんな高樹を心配そうに見つめていた。

高樹が服院長室を訪ねていく。
娘の発表会から戻り、患者を選んだ高樹を誉める田所。
「病院のためではなく、患者さんのためです。
 白井さんのことでお話があります。
 白井さんはこれからも、この病院で継続治療していきたいと
 思っています。
 主治医は私です。その判断を尊重していただきたい。」
「宣戦布告!?」
にらみ合う二人。
田所が一瞬微笑、そしてまた冷たい表情で言う。
「冗談じゃない。
 希望の無い患者に何をそんなにこだわるの?」
「希望の無い患者はいません。
 全ての患者に希望はあります。」

あおいが白井の病室に行くと、妻が呆然とした様子で夫を見つめていた。
「奥さん。まだいらしたんですか?」
「すみません。今帰ります。」

妻が帰ったあと、あおいはスノードロップが枯れていることに気付く。
「あれ・・・。」
花びらが、落ちた。


高樹の、父としての姿。
空港で泣くのを堪える姿と、作文を読んだあと号泣する姿に胸が熱くなりました。

高樹元夫婦の別居の理由は、仕事に忙しすぎた高樹が、
娘との約束を破リ続けてしまったことだけでなく、
娘の病気を見過ごしてしまったことが大きかったようですね。
妻は元看護師だったので、忙しいことは理解出来たでしょうが、
娘のこととなるとそうもいかないでしょう。
父と母の間で悩むミホは可哀想でしたが、それでも最後は笑顔が見られ
良かったです。

高樹は田所に意見していましたが、彼の立場はどうなる!?
次週、田所にクビを言い渡されるのは!?



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この記事へのコメント
高樹先生、お気の毒でした。
家族だと違ったニュアンスがありますからね。
それでも、ミホちゃんが、書いた作文で
シッカリもらい泣き。
Posted by mari at 2006年03月02日 19:12
mariさん、こんにちは。
高樹先生の父としての姿、素敵でした。
とくに、涙を堪えているシーンが良かったな〜。
きっと、ミホちゃんは時々高樹先生に会いにきたり
するのかな。
Posted by ちーず at 2006年03月05日 12:45
さくらです♪

柳葉さん演じる高樹先生の演技が凄いのは当然としてミホちゃん役の子の演技も結構良かったですね。女王の教室に出てた子かな?エリカのグループに入ってた子に顔が似てた気がしました。なんか、空港でバイオリンを聞かせるシーンから、ミホちゃんの残した作文高樹先生が読んで涙を流すシーンのつなぎがとてもよくて、ウルウルきちゃいましたね。これまでのNs'あおいの中では一番いい回だったのではないかと思いました。ミホちゃんの、約束を破られながらも・・お父さんの仕事を誇りを思ってるような作文が、高樹先生の気持ちがちゃんと伝わってるようで・・凄く見てて救われました。


間違い報告・・。

1、泉田元副院長を見下す田所。
「わたしを誰だと思ってるんだ!」泉田が一喝すると、
元副院長の名前は確か大倉だと思います。

2、病院の体制に、口を出さなくなた。
なった・・ですね。

3、高樹はミホの新しい父親にフ株価と頭を下げる。
深々と頭を下げる・・が正しいです。

なんか、お忙しいのに・・つまらないミス指摘してしまってすいません・・・。
Posted by さくら at 2006年03月06日 07:59
さくらさん、こんにちは。
あ、本当だ!
森本更紗ちゃん、女王の教室で桜役だった子ですね。
気づきませんでした!
高樹先生、娘には理解されていて、良かったですよね。

訂正ありがとうございます。
またよろしくお願いいたします!
Posted by ちーず at 2006年03月07日 12:05
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