2006年03月24日

白夜行 最終話

『白夜の果て』

叫び声をあげながら笹垣(武田鉄矢)に飛びかかる亮司(山田孝之)。
ハサミは、亮司を交わそうとした笹垣の股に突き刺さる。
亮司はそれを抜き取り、再びハサミを振りあげる。
が、突然、意識が遠のきそうになる。青酸ガスを吸った中毒だった。
「便所に、入るな。」
亮司はそう言い捨て、逃走する。

「青酸ガス?」
数日後、笹垣を訪ねてきた篠塚(柏原崇)が事情を知る。
「便所に仕込んで、なんや、自分で吸ってもうて、
 何考えてんのか。」
笹垣が掲示板の写しを見せる。
「あいつら、なんで二人で協力し合っているのかいう話でしたな。
 初恋やったんですわ。
 可愛らしい、二人やったらしいですわ。
 切り絵したりな。
 結局、14年前、お互いの為に親殺した、 
 あの日のまんまなんですわ。 
 その結果、今も・・・」篠塚がR&Yを訪ねていくと、共同経営者のリョウコが
雪穂(綾瀬はるか)は2号店の出店準備に、布施へいったと告げる。

その頃、布施で新店舗の物件を探す雪穂。
不動産業者の案内で店舗を見て回るが、
案内する男が、この物件なら日もあまり当たらず、
商品を傷めることもないでしょうと勧めるが、
雪穂は日当たりのいい場所にこだわっていた。

笹垣は、亮司が秋吉として勤めていた会社を訪ねていく。
「秋吉さんの連絡先ですけど、もうつながりませんよ。
 何かあったんですか?
 2、3、日前にも、一緒に住んでたって人が来て。」

その情報に、今度は帝都大学病院の典子(西田尚美)を訪ねていき、
亮司がどんな小説を書いていたのか聞く笹垣。
「何をしても、気付かれないまま悪事を重ねる
 幽霊みたいな男の話で。
 たった一人、そのことを気付いた男を殺すんだって。
 私は、殺せないって言ったんですけどね。
 気付いてくれた人がいたら、嬉しいはずだからって。」
「ああ・・・そうだったんですか・・・。」
笹垣は、その男が自分であること、
そして亮司がなぜ便所に入るなと言ったのかを理解する。
「やっぱり、何かある人だったんですね。
 みつかったら、連絡下さいね。」
笹垣は典子に一礼し帰っていった。

篠塚が雪穂に布施の物件を紹介する。
「うちが昔からお世話になっている所なんだけどさ。」
「あの・・・でもどうして?」
「いいお客さんいたら紹介してって言われてたから。」
「ありがとうございます。」
「どうして、急に向こうに店出すことになったの?」
「母に、恩返ししたいと思って。
 次のR&Yは、礼子のRなんです。」
雪穂は母の形見のサボテンの横に置かれた赤い額縁を見つめ、
そう答えた。

赤い額縁を飾った部屋で、ホームページの作り方の本を見ながら
ウェブサイトを作る雪穂。

「その頃の私はもう、あなたが生きているのか死んでいるのか、
 確かめるすべさえなかった。」


「俺ね、いつか田舎に戻りたい。」そう言った亮司の言葉。

「だけど、生きていても死んでいても、
 するべきことは一つしかないと思った。」


ウェブサイトが完成する。
『R&Y 2号店
 OPENING CEREMONY 
 on 2005.12.24(Sat)』

ビジネスホテルの一室。
そのサイトを咳き込みながら見つめる亮司。

机に突っ伏して転寝する雪穂。

「ねえ、亮。
 私、返したかったの。
 日のあたる場所に。
 あの日の花を浮かべてあげたかった。
 あの日、あなたのくれた夢を、諦めたくなかった。」


ダクトを這う亮司に手を刺し伸べる雪穂。
亮司の作った白い花。
それを昼間、川に浮かべる二人。
手をつなぎ歩く小学生の雪穂と亮司。
二人がぎゅっと手を握り締める。

転寝する雪穂が、夢と同じようにぎゅっと手を握り締め、
そして目を覚ます。

賃貸借契約書を見たあと、雪穂は赤い額縁を見つめる。
中には、亮司が作った太陽の切り絵が隠してある、あの額。

「私を太陽だと言ってくれた・・・」

2005年12月 布施
雪穂は母の形見のサボテンを、R&Y2号店のテーブルに置いた。

「あの日の言葉に答えたかった。」

雪穂は本店に戻っても、2号店の準備ばかりに取り掛かる。
インテリアの注文、
太陽をモチーフにした新作の指輪。

本店の仕事を放り出し、雪穂は出かけてしまう。

篠塚と食事をするリョウコ。
「2号店に夢中っていうか、
 ただでさえ忙しいのに。
 こんな指輪まで作っちゃって。」
「これって、店のマーク、だよね。」
「なんか思い出があるんじゃないですか?
 絵みたいなの、デザイナーに見せてたから。」
「絵?」
「なんか今の雪穂無理やりなんですよね。
 2号店やたら立派にしたいみたいで、
 借金までしちゃったし。」
「心配だよね、共同経営者として。」
「名ばかりですけどね。」
「え?
 だって1号店ってほとんどリョウコさんが出資したんじゃないの?」
「雪穂に名義貸してくれって頼まれただけです。
 なんか、お金持ってるんですよねー、雪穂。」

亮司を捜して歩く笹垣の元に、警察部長から電話が入る。
「お前宛に、自首したいっていうヤツが来てるぞ。」

それは、友彦(小出恵介)だった・
「そんなら君は、売春中の事故を庇ってもらったのが縁で
 桐原と一緒に、ゲームや、カードの偽造やっとったんか。」
「すみません。」
「なんで今更やねんな。」
「松浦さんが事件起こした時に、
 まともな世界に戻れって言われて、桐原に。
 結局あれから何をやってても、後ろ暗いって言うか。
 あの、あいつは?」
「うん。相変わらず行方不明や。」
「早く捕まえてあげて下さい。
 あいつ、昼間歩きたいって。
 あれは本心だったと思うから。」
「なあ君、松浦勇、生きていると思うか?」
「そう、願ってますけど。」
「そうか・・・」

友彦の証言を受けて、亮司は全国手配される。

「こうして、R&Y2号店のオープンが間近に迫った頃、
 降って沸いたように、亮はカード偽造犯として手配された。」


外国人のアパートで一緒に食事をする亮司。
二人が見ていたテレビから、亮司指名手配のニュースが流れる。
「同じ!?」と外国人がニュースと亮司を見比べる。
「こういうの、他人の空似って言うんだよ。」

「14年前の事件にまでつながりかねない余罪の追及は、
 私たちの破滅と、あの男の足音を感じさせた。」


笹垣が家を出ると、典子が赤ん坊を抱え立っていた。
「あの、秋吉の本名は、桐原亮司って言うんですか?」
不安そうにそう聞く典子。

笹垣は典子を部屋に入れ、ノートを見せながら自分が調べたことを
説明した
「忘れんとってほしいのは、
 今話した話は、桐原亮司が事実やと認めた話じゃないと
 いうことです。」
「自分の遺伝子なんか残さない方がいいって、
 こういうことだったんですね。」
「そんなこと言うとったんですか、あいつ。」
「口先だけじゃなくて、本当にそういう体になってて。
 本当に、後悔してんだなって。
 だから、この子は絶対に産まなきゃって。
 それだけじゃないんですけどね。
 笹垣さん、私、青酸カリ、」
「いや、青酸カリは使われませんでした。」
「え・・・」
「びびって、よう使わんかったんです。
 すいません。ちーとその子、見せてやってもらえますか?
 こいつ、桐原亮司の母親なんです。
 あと1年生きとったら、孫の顔、見れたのに・・・。
 運のないやつですわ。」

弥生子の遺影の横に、典子と赤ん坊の写真を飾る笹垣。
「殺しにでもええから、来いや・・・。なあ。」
ドアと、写真を交互に見つめてそう呟く。

亮司は部屋の押入れからサンタクロースの衣装を見つけ、
それを取り出すが、その時、意識が遠のいてしまう。

心配そうに亮司を見つめる外国人の同居人。
「大丈夫。
 まだ死ねないから。
 イヴにさ、プレゼントくれるって言うんだよ、姉ちゃんが。」
「姉ちゃん、か?」小指を立てる同居人。
「俺もあげなきゃいけないものがあってさ。」
「何?プレゼント?」
「日のあたる道。」

篠塚は、R&YのRの字が何を指すのか考えていた。
社員が写真たての裏に隠した、初恋の人と再会した時の写真。
笹垣に、ある思いが浮かぶ。
あの、フレームの裏に何かが隠してあるのでは・・・。

そのフレームを見つめる悲しげな雪穂。
『雪ちゃんだって俺の太陽なんだよ!』
そう叫んでくれた、幼い日の亮司。
「わかってるよ。亮・・・。」

2号店に商品が運ばれていく。
その様子を笹垣が見つめていた。

スタッフが、サボテンの鉢を誤って割ってしまう。
「これ、社長が実家から持ってきたやつだ!
 お母さんの形見だからって。まずいよ!」
慌てて持っていた荷物を先に店内に運び込むスタッフ。
笹垣はその隙に、割れた残骸を見にいく。
土の中から何かの破片が混じっている。
『Rey Ban』と書かれたサングラスの破片だった。
「ぱちもんか・・・。」

雪穂の実家の庭に入り込み、サボテンを見つめる笹垣。

2号店を見つめる雪穂。
そこへ篠塚がやって来た。
「よう、唐沢。」
「パーティー、明日ですよ。」
「前祝、やらない?」そう言いシャンパンを見せる。

「ろくなグラスないんですけど、いいですか。」
「いいよ、何でも。」
「本当に篠塚さんには、あれ以来お世話になりっぱなしで。」
グラスを手に雪穂が戻ると、篠塚があの額縁を外し、中を調べていた。
そして、太陽の切り絵を見つける。

「な、唐沢。
 もう・・・自首しないか。」
「何のことだか。」
「14年前、唐沢は桐原亮司に、すごいプレゼントを貰って、
 それを同じように返した。
 多分初めは、それだけだったんだよな。
 だけどそのうち、桐原亮司は唐沢の為に、
 ものすごい手の汚し方をするようになってしまった。
 自分の為に、罪に、積荷まみれた、桐原亮司の為に、
 出来ることは、その罪を無駄にしないことだけだと
 唐沢は思った。
 この店も、桐原の盗んだ金で作ったんだろう?
 犯罪でさえなければ、本当に美しい、絆だと思うよ。
 笹垣さんはこう言ってた。
 あいつらは、あの日の魂で守りあっているだけなんだって。
 だけどその結果、桐原亮司は、今もダクトの中を這いずり回って、
 唐沢は、誰にも本当の姿を見せられず、
 ビルの、薄暗い部屋の中にいるって。
 いずれ破滅するのはわかっても、二人とも、後に引けなく
 なってるって。
 桐原亮司に、罪を償わせて死なせてやりたいって。
 唐沢雪穂を、もっと、楽にさせてやりたいって。」
「何を証拠に、そんなこと。」涙をこぼしながら言う雪穂。
篠塚は雪穂の腕を掴み、その指にある指輪と切り絵を照らしあわす。
「これが、何よりの証拠だろう。
 俺な、あいつの遺言みた。
 後悔した。
 あいつはずっと、裁かれたかったんじゃないのか?
 本気で桐原に人生返したいなら、
 あいつに真実を、言わせてやるべきじゃないのか!?
 全部、お前の幸せの為にやったんだって、
 みんなの前で言わせてやれよ!
 お前がその全てを、認めてやるべきじゃないのか。」
「わかりません!何のことだか。」
「一応、置いていくよ。」
篠塚は掲示板の写しを置き、帰っていった。

その頃、笹垣は庭から古賀を指した包丁と、松浦のパスポート、
そして、その下に眠る松浦を発見する。

笹垣は凶器とパスポート、サングラスの破片を警察に持っていく。
「明日唐沢雪穂は確実に家を空けます。
 その隙に本人確認してもらえないでしょうか。
 礼状がないと難しいのはよくわかっているんですが。」
「こいつは古賀の仇だろう?」部長が了解する。
「ありがとうございます!」
「明日その店に、桐原亮司は現れるのか?」
「あれは、あいつが咲かせた花ですから。
 可愛い、悪い花ですから。
 生きとれば必ず。」

暗闇の公園を歩く亮司。
「この辺かな・・・」と一人呟く。

車に戻った亮司。
朦朧とした意識の中で、小学生の雪穂が言った言葉を思う。
『亮君は、私の太陽だったよ。』
「大丈夫だよ、雪穂。
 俺、知ってるから。」
『私は離婚しました。
 これでやっと、かけがえのない人と
 手をつないで歩くことが出来ます。
 もう二度と失わない。
 やっと手に入れた私の故郷。原点。
 はいつくばっても守るべきタラの大地』
掲示板の印刷を見つめ、微笑んだ。

掲示板の書き込みを見つめる雪穂。
『どうか子どもたちに
 本当の罪は心と記憶に下されると伝えて下さい。
 飲み込んだ罪は魂を蝕み、やがて、その身体さえ
 命さえ食い尽くす
 どうか、その前に
 どうか、親たちに伝えて下さい』

「本当は知っていた。
 ずっと昔から。
 あなたが裁かれたがってたこと。
 勝手な夢を押し付けて、
 あなたをダクトの中に閉じ込めたのは私だ。
 明日、あなたが来たら言おう。
 太陽の下、手をつないで歩こう。
 死刑台まで歩いていこう。」


2005年12月24日
「いらっしゃいませ。」
R&Y2号店がオープンする。

客を出迎えながら、亮司の姿を捜す雪穂。
その様子を笹垣と刑事が見つめる。
「本当に、あの女が売春したり、人殺したり?」刑事に聞かれ
「花の根っこはグロテスクなもんや。」と笹垣。
自分一人なら出てくるかもと、笹垣は店の周りを一人
歩き始める。

その様子を、サンタの衣装を見につけた亮司が見つめていた。
手には、赤い紙で作った切り絵。

雪穂の肩を優しく叩く人物。
「やっぱりそうだ!」 谷口真文(余 貴美子)だ。

行き交う人々が赤い切り絵を持っていることに気付く笹垣。
「これ、どこで?」
「サンタさんがくれた。」
笹垣がサンタクロースの姿を捉える。
サンタは笹垣を誘うように振り返りながら暗闇に消えていく。
その後を笹垣が追う。

「すごいね、その年で!たいしたもんだ。」と谷口。
「失うものなんて、なかったから。
 私の上には、太陽なんてなかったんです。
 いつも、夜だったから。暗くもなかったけど。」
「ふーん。どうして?」
「太陽に代わるものがあったから。
 明るくはないけど、歩いていくには、充分でしたから。」
「何なのかしらね、それ。」

亮司は下調べした場所に笹垣を誘い込んだ。
そして背後から笹垣に忍び寄り、包丁で背中を刺した。
「桐原か・・・」
振り返った笹垣を、白い布で頭からかぶせた。

「私だけの太陽・・・」
「あなたも・・・。
 彼だけの太陽だった。」
「もう、終りにしたいと思っています。」
「そうか。
 今日来るといいね。
 じゃあ。」
「送らせて下さい。」
穏やかな微笑みで谷口を送る雪穂。

その姿を、歩道橋の上から亮司が見守っていた。

シーツに包まれた笹垣がなんとか抜け出そうともがいていた。
内側から凶器のハサミがシーツを突き破る。

笹垣が歩道になんとかたどり着く。手にはハサミが握られている。
「もうあかんで。
 もう、終りや。
 1991年11月11日、桐原洋介殺害。
 1998年 藤村都子婦女暴行。
     花岡夕子死体損害
 1999年 死亡届提出。私文書偽造、キャッシュカード偽造。
     西口奈美江、殺人幇助。
     ゲームソフト偽造。
     川島江利子、婦女暴行。
     松浦勇、殺害。
 2002年 偽造公文書行使罪、
     営業秘密、不正取得罪。
 2004年、ストーカー規正法違反。
     毒物、及び劇物取締法違反。
     唐沢礼子、殺害。
     笹垣潤三、殺人未遂・・・及び、救助。
 2005年、栗原典子に、一子誕生。

 お前には、子供がおる。
 その子供に、ちゃんと、十三階段上る背中見せい!
 お前、自分と同じ子、作る気か。
 同じ、信じられへん子、作る気か!
 間違いだらけやったけど、お前が、精一杯やったのは、
 俺が知っている。
 一人の人間幸せにする為に、お前は精一杯やった。
 お前の子に、俺がちゃんと言うたる。
 お前に流れとう血は、ほんまはそういう血や。
 俺がちゃんと、子供に言うたる!」
泣きながらそう力強く言う笹垣。
亮司の瞳からも涙がこぼれる。
「・・・すまんかった。」笹垣が頭を下げる。
「あの日、お前を捕まえてやれんで。
 ほんま・・・すまんかったのう・・・。
 亮司。来いや。」
笹垣が、まるで父親のように両手を大きく広げる。
「亮司・・・亮司!」
そう言いながら亮司に歩み寄る笹垣。
亮司はハサミを握った方の笹垣の手を取り、それを自分に突き刺した。
「お返し・・・」亮司が言う。
亮司の腹から、笹垣の背中から血が流れ出る。
「なんでや・・・。なんでや、お前。
 昼間歩きたかったんと違うんか!」
怪我した笹垣をその場の座らせ、亮司が言う。
「あいつは・・・俺の太陽だから・・・
 俺も・・・あいつの太陽だから。」
亮司を抱きしめて泣く笹垣。亮司の穏やかな顔。
そして笹垣を突き放し、歩道を乗り越えようとする。
「亮司!亮司!」
亮司は笹垣に視線をやり、少し微笑み、そして、飛び降りた。

雪穂の指輪に雪が舞い落ちる。

「あほ・・・あほんだら・・・」笹垣が歩道からそう叫んだ。

雪穂は、人垣の中心に、亮司の姿を見つける。
雪穂の姿を捜す亮司。
雪穂が泣いている。
「亮・・・」
亮司が手を伸ばす。
雪穂が歩み寄ろうとすると、亮司は
「雪・・・穂・・・」といい微笑み、
「行っ・・・て」と、前を指す。
雪穂は泣きながら微笑み、亮司に背を向け歩き出した。

「明るい・・・。 
 明るいよ。
 亮!」

雪穂を見送りながら、幸せそうに微笑む亮司。
「なあ・・・雪穂。」
そうつぶやき、目を閉じた。

警察署取調室。
「あなたの家の庭から松浦勇の死体が発見されました。
 犯人だと思われる桐原亮司はあなたの店の前で、 
 自殺をした。
 まるで墓場まで秘密を持っていくように。
 彼が命を絶ったこのハサミは、14年前の事件の際、
 あなたのお母さんの物だとあなた自身が証言している。
 これは、どういうことですか?」警察部長が言う。
「桐原亮司は、私の初恋でした。
 だけどそ頃、母は桐原洋介の愛人をしていて、
 もちろんお互いに、その時はそんなことは知りませんでした。
 桐原洋介は、変わった趣味の持ち主らしくて、
 商売の場所は、いつも建築中のビル。
 私はよく、見張りをさせられました。
 でもある日、ビルに入っていく私を見かけて、
 彼はその現場にやって来てしまったんです。
 彼は何をやっているのかと私に聞いて、 
 私は当然言えなくて。
 怒った彼は、じゃあいいって、
 ダクトからビルの部屋の中に入ってしまって。
 父親の信じられない姿を見て、
 咄嗟に、そのハサミで、父親を刺してしまったらしいんです。
 母は、パニックを起こし、逃げ出して。
 私はとりあえず部屋の中に入って。
 そしたら、桐原亮司は、
 私にハサミを握らせて。
 やったのは私だって。
 お前が正直に言ってれば、俺は覗いたりしなかったんだからって。
 お前の母親が、俺の家をぶっ壊したんだからって。
 その通りだと思ってしまって・・・。
 私は、ハサミを預かって、母に、そのことを打ち明けたら、
 母は私からハサミを取り上げて、
 やったのは私だって。
 どうせ警察は、私を疑うからいいんだって。
 母は、自分が疑われるように仕向けて、
 警察から呼び出しが来た晩、
 お母さんいなくなるから、警察の人に、このハサミは
 お母さんのだって言うんだよって。
 生きてたら、本当のこと言っちゃうかもしれないからって。
 私は、警察に行こうって。本当のことを言おうって。
 でも母は、いいんだ、どうせずっと死にたかったんだからって。
 私は、だったら私も一緒にって。
 でも・・・私だけ、生き残ってしまった。
 母を殺したのは、あの日、ハサミを預かった私だと思って、
 戒めの為に持っていたんですけど、
 今度は、松浦からの脅しが始まって。
 私もう、本当のことを警察に言おうと思ってたら、
 証拠のハサミ、取り上げられて、乱暴され・・・」

「その後は、嘘に嘘を重ねて・・・」

「母の大事な庭に、
 知らないうちに、あんなヤツの死体なんか埋められて。
 悔しい・・・。」
そう言い泣く雪穂。

「こうして、私はひとかけらの真実を失った。」

店に戻った雪穂。
切り絵を隠した額縁と、新作の指輪を交互に見つめる。
「これで良かったんだよね。
 私は・・・亮の太陽なんだ。
 亮は・・・私の太陽だから。
 止めたら、何のため・・・
 何のために・・・」
そう言い座り込む雪穂。

2006年11月11日。
笹垣は図書館にいる谷口に会いに行く。
「あれから、もうすぐ1年ですか。」
「唐沢雪穂から、こちらには?」
「相変わらず、書き込みもなにも。」
「そうですか・・・。」
「結局、お店も全部潰しちゃったんですよね。」
「あんな状態なのに、しゃにむに店続けて。
 最後は、借金まみれでした。」
「あんな状態?」
「生きる、屍でした。」

何もなくなった店の中。
爪を噛みながらダクトを見つめる雪穂。
「もう、おらんで。
 警察・・・行って、話そうか。
 楽になるで。」笹垣が言う。
「・・・悪いから。」
「誰にや。」
雪穂は答えなかった。

「桐原亮司に悪うて、死ぬことは出来へん。
 かといって、今更ほんまのこと、誰にも言うことも出来へん。
 おまけに、財産も何も、ぜーんぶ無くして。」
「この間、篠塚さん、こちらにいらして、
 人生を捧げた人間より、捧げられた人間の方が
 辛いのかもしれないって言ってたんです。
 何をしても幸せにならなきゃいけない人生なんて、
 生きること自体、罰みたいなもんじゃないかって。
 唐沢さんの場合、その幸せさえ永久に失われているんだから。」
と谷口。
「永久に・・・」
「篠塚さんがね、こんなものがマンションに残っていたって。」
男の子と女の子が手をつなぐ切り絵。
2006年11月11日と書いてある。
「ああ・・・今日ですね。」
「本当は、これだけだったのかもしれませんね。」

公園のベンチに座る女性。
目の前を、母親に呼ばれ歩く小さな子供が通っていく。
子供が、女性の前で足を止める。
おいでおいで、と手招きする女性。
子供が差し伸べた手に、女性がそっと手をつなぐ。
その手には、太陽のモチーフの指輪があった。
小さな手をぎゅっと握り締める女性。
ベンチには『スカーレット』の文庫本があった。

=完=


『雪ちゃんだって俺の太陽なんだよ!』
「わかってるよ。亮・・・。」

『亮君は、私の太陽だったよ。』
「大丈夫だよ、雪穂。
 俺、知ってるから。」

雪穂と亮司が、子供の頃のお互いの思いに答えるシーンが
とても切なかった。
会えなくなった二人は、過去の思いの中で強くつながっていて、
相手の思いに答え続けようとしてきた二人。

歩道橋での笹垣と亮司。
第一話でこのシーンが登場しましたが、
二人がこういう会話をしていたとは!
罪を並べ立てたあと、自分を救助したこと、
そして、亮司に子供がいること。
その後のセリフ、二人の涙。
まるで父親のように両手を広げ、亮司の名前を呼ぶ笹垣。

見応えのあるシーンでした。胸に響きました!

そして、全てを一人で背負い込み、命を絶った亮司。
残された雪穂も全てを失い、
生きる屍のように生きていくしかなかった。

最後に出てきた子供は、亮司の忘れ形見?
母親の声、顔がよくわからなかったけれど。
亮司の子供には、幸せな人生を送ってもらいたい、
そう願わずにいられません。

2006年11月11日。
時効の日の無事に迎え、また二人で手をつないで歩く為だけに、
罪の上塗りをしてきた二人の結末は、とても悲しいものでした。




雪穂、亮司の回りの事件
・桐原洋介(没) 亮司に刺され死亡
・西本文代(没) 雪穂、無理心中を図る
・西口奈美江(没)亮司に裏切られ、逃亡先で榎本に殺害される
・藤村都子    襲われ写真を撮られる
・花岡夕子(没) ※病死?園村の売春相手
・川島江利子   襲われ写真を撮られる
・古賀久志(没) 松浦が包丁で刺殺
・松浦勇(没)  亮司がハサミで刺殺
・唐沢礼子(没)

・菊池道広  郁子を襲った罪を被せられる
・高宮 誠  雪穂の売春結婚の相手

園村友彦 自首
桐原弥生子 自殺



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原作者の東野さん、直木賞受賞おめでとうございます!
受賞作品はこちら。私も読みました!
まさか彼がそんなことを!面白かったです。
4163238603容疑者Xの献身東野 圭吾 文藝春秋 2005-08-25by G-Tools



4087474399白夜行東野 圭吾 集英社 2002-05by G-Tools



主題歌です
B000CSUXNY柴咲コウ ユニバーサルJ 2006-02-15by G-Tools



公式写真集
白夜行―写真集白夜行―写真集


サウンドトラック
B000CSUXMAドラマ「白夜行」オリジナル・サウンドトラックTVサントラ ユニバーサルJ 2006-02-15by G-Tools



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この記事へのコメント
ちーずさん お疲れ様でした。
ラストは お母さんがあの人だったので
彼の子供だと思います。
タイトルバックも切なくて
泣けました〜〜。

犯した罪や踏み台にしてきた人のことを
考えると いけないけれど
最初の淡い恋心 大人に汚された悲しみ、
心をすくおうとする見守る人たち、
いろいろかんがえさせられました。
Posted by まいっち at 2006年03月24日 13:03
ちーずサンありがとうございました☆何度か逃してしまった時わ本当に残念だったけどココがあったことに本当に感謝しています。百夜行最終回、亮の倒れているシーンから、一緒に見ている家族など気にせずに号泣しっぱなしでなんてかわいそうな結末なんだろうと思いました。終わったあとも思い出してまた涙しました。私は21才ですが、今まで見た中でも1番スキなドラマだっただけに、最終回とても残念です。ちーずサンお疲れ様でしたッ(*_ _)
Posted by アキノ at 2006年03月24日 13:15
今クールもお疲れ様でした
このドラマ、色々と考えさせられる事が本当に多く、
毎回とても楽しみにしていました。
最後、笹垣が亮司の罪を一つも落とさずに述べていくシーンでは演じられているお二人の迫力の演技もあって、ボロ泣きしてしまいました。
このくだりで亮司の子供は幸せになれるのだと思えました。

私は罪を犯した者が全員悪だと決め付けていいものなのかこのドラマを観て分からなくなってしまいました。
私達も小さな罪を犯してしまう時があります。
罪の度合いでいえば2人よりははるかに小さな罪ですが、
罪の内容から言えばずっと私達の方が罪深いのでは…
そんな風に2人を見てて思いました。

悲しい結末でしたが、
罪を犯した者には必ず罰が下ってきてしまうのだと痛感させられました
雪穂に下された罰は人生を捧げられた者として亮司の分も生きていかなければならない
非常に酷な罰だと思いました。

ちーずさん本当にありがとうございました。
これからも頑張って下さい
Posted by ノラえもん at 2006年03月24日 14:22
・・・哀れですね。笹垣も言っていましたが、亮司が雪穂のため(?)に罪に罪を重ね続け、自首したことで、その結果雪穂は手掛けていた会社の経営を保つことが出来なくなった上に、14年前の過去に自分たちの親を殺害し、お互いに手を結んだ恋人の亮司が捕まってしまったことで行き先、すなわち未来と言う”希望”を失った生きる屍状態になってしまったんですから。もう元には戻れないでしょうね。彼女が諦めて、警察に自首しない限り。本当に”神”と言うものは何なのか?このドラマの一番のテーマでしたが、その神が彼らに与えたものは”絶望””喪失感”でした。その”絶望”が、もし”希望”に変わってくれることができたならどれほどに良かったんだろうと思いました。簡単に言うと、まさに哀れな人間が辿る末路の末ですね。
Posted by ナルミ at 2006年03月24日 14:46
初めて投稿します

原作を読んでからドラマを見ていたものです。

原作に比べて雪穂は不安定で可哀相な末路に、亮司はまだ良い最期に見えました。

亮治には子供ができたし友彦や典子等、自分が罪に問われるのも省みずに心配してくれる人がいた。死んでしまったけれど、それだけの人間関係、信頼関係を作れたことだけは救いだと思います。

雪穂には誰もいなくて、店が潰れても誰にも助けてもらえなかった。人生全部嘘に嘘を重ねたからだし、礼子を殺してしまったからだって解ってはいても、やはり辛かったです。

雪穂にとっては、暗がりでうずくまっていた11歳のまま、独りぼっちになってしまうことが、断罪されることよりも、厳しい罰ですね…。
Posted by みみ at 2006年03月24日 14:51
ちーずさん、こんにちは。
ほんとにいつもありがとうございます。
とうとう最終回。見れませんでした(-_-;)

雪穂にとってはつらい結末ですね。ほんとに悲しい物語でした。歩道橋での金八先生の言葉も読んでいて涙が出ました。
>相手の思いに答え続けようとしてきた二人。
一つでもこのような関係を持てた二人は幸せだったのでは、と今少し思い返しています。

いつも詳細まで描いて下さるので、ドラマで泣いて、ちーずさんのブログで泣いて、と二度泣きしていました。「どらま・のーと」ほんとにすばらしいと思います。ありがとうございました。
Posted by アール at 2006年03月24日 15:17
ちーずさん こんにちは。

文章で読むと情景が浮かんできますね。
レビューお疲れさまでした。
歩道橋の笹垣のシーンは泣けました。
武田さんすごい熱演でしたね。
何も言わなかったけど亮司の涙が綺麗だった。
辛くて重くてしんどいドラマだったけど
私は好き。
Posted by アンナ at 2006年03月24日 16:24
数々の罪は許されないし、太陽の下での明るい未来はない。
だけど、ここまでの短い人生、二人が本当に幸せな気分を味わったのは
幼い頃のほんのひとときだけ? そう思うとあんまりです・・。
悲しくて辛い事しかなかったの、元々大人達によって始まった不幸なのに、と
哀れで悲しい気持ちでいっぱいです。 と同時に幸せな結末も思いつかない。

第1話冒頭で、笹垣が憎々しげに亮司を罵っているのではない事が
最終回でようやくわかりました。歩道橋のシーンは感動しました。
笹垣は悪事を追いながら一番の理解者になっていた。
すがっても良かったのに。
亮司も雪穂も最後までお互いにしかゆだねる事が出来なかったのですね。
救ってくれそうな大人は何人もいたのに、
人の愛に気付くタイミングがいつも遅いんだよぉ…と思いました。
亮司は救われたかも知れない、でも雪穂には、
亮司にしてしまった罪もこの先ずっと消えないような気がします。
一番辛い罰ですね。

どっと疲れる木曜日でしたが、濃密なドラマを味わえました。
(読後感ではなくなんて言うんでしょうネ)
ちーずさんもお疲れ様でした。&またどうぞよろしく!
Posted by tenten at 2006年03月24日 18:43
こんにちは。

本当に濃厚なドラマでした。犯罪者が主役なだけに、罪を肯定しないバランスが取れた内容でした。歩道橋のシーンは、第1話とはBGMが異なり、私にはココまでのドロドロを流す、何かすがすがしいものを感じました。人に弱みを見せない雪穂の強さに改めて感服です。終わってみると、笹垣の演技はこのドラマの中心でしたね。
Posted by プリンのプール at 2006年03月24日 19:28
白夜行、とことんはまりました。とても悲しい結末ですね。

私は、ドラマの1話目を見て、はまりました。
その次の日あたりに、原作を買いに行って、読みました。
ところどころ、原作と異なる部分はあったけど、
原作では原作でしか、ドラマではドラマでしか味わえない部分があったので、
ほんとにおもしろかったです。
悲しい結末だったけど、
あんなに深い絆で結ばれてる二人を
どうにか幸せになってほしい。
太陽の下、手をつないで歩かせてあげたい。
と、心より願います。
Posted by ミント at 2006年03月24日 20:28
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Posted by ブログのポータルサイト ブログネット at 2006年03月24日 20:59
こんにちは。
最後に雪穂が太陽の下で手を繋ぐことが出来たのが、亮司の子供というわけですよね。
雪穂自身は気づいてはいないと思うんですが。
何となく腑に落ちないんですよ(笑)
Posted by 沙良@稲葉以外 at 2006年03月24日 21:18
こんばんは。
亮司と雪穂は当然罪の意識があったでしょうが、
笹垣もまた罪の意識に苛まれて生きてきたんでしょうね。
歩道橋の上で亮司を抱きしめようとした彼からは、
憎しみではない大きな愛情を感じました。
本当に見ごたえのあるドラマでしたね。
Posted by いわぴい at 2006年03月24日 21:18
歩道橋での笹垣の「おいで」と、最後のシーンでやばいほど泣きました。特にラストシーンは、笹垣と図書館のおばちゃんの亮と雪穂の話をしているところから急に場所が変わって2006年11月11日の時効の日に2人でまた太陽の下を歩くと約束した雪穂は亮ではなく亮の息子と手をつないで約束は果たされた。結局幸せになれたのは雪穂を太陽の下へ導く任務をまっとうした亮で、太陽の下へ導かれたはずだった雪穂は太陽の下へ行く変わりに最愛の亮を失い生きる屍になってしまう。切なすぎます。声上げて泣きました。
Posted by at 2006年03月24日 23:42
こんばんわ☆
最終話、、せつなかったです・・・。雪穂と篠塚、雪穂と谷口のやりとりがとても好きでした。
でも、、亮司が雪穂にあげたかったものは本当はなんだったんだろう・・・?日の当たる道??
自分が雪穂の太陽だって分かってたんだから、自分の死が雪穂の日の当たる道を奪うことだって思わなかったのかな??
雪穂は「これでよかったんだよね」って屍のように生きていくし・・・。
笹垣から、自分に子供がいることを知らされてから死ぬ覚悟を決めたわけじゃないんだろうし・・。
そこがすごい疑問で・・昨日の夜一睡も出来なかったんです!!誰か教えてくださいー!!
最後の最後までこんな疑問もっちゃって・・・今日も眠れそうにないので、お願いします・・・。
最後になりましたが、チーズさんおつかれさまでした☆
Posted by guppa at 2006年03月25日 00:04
家庭環境にどんな理由があろうと犯罪を犯してはいけない。法的にいけないってだけでなく、人間として生きていく上で人を殺めて幸せになんかなれない。
でもその犯罪者には絶対的な悪人ってだけではなく、ほんの些細な事から当たり前を願う気持ちからなってしまう事もある。
償いを早くしないと最後は行き着く所まで行ってしまう。
他は何かあるかな?とにかく、頭で冷静に犯罪分析をしがちな我々現代人に、何かを伝えたいという思いを感じた質の良いドラマでした。
Posted by at 2006年03月25日 00:41
こんばんわ。くぼっちです。最終回見ました!

思わず主人公に説得したくなるドラマってのは始めてかもしれません。最後の雪穂を見るといたたまれなくて、切なくなりました。
Posted by KUBOTCHI at 2006年03月25日 02:38
ちーずさん長い間ありがとうございました。
今日またこちらを読み返して涙がでてきました。

「白夜ってさ、
奪われた夜なのかな。
与えられた昼なのかな。
夜を昼だと見せかける太陽は、
悪意なのか、善意なのか。
そんなことを考えた。
いずれにしろ・・・俺はもう嫌気がついていたんだ。
昼とも夜ともつかない世界を歩き続けることに。」

結局、パチモンを作った松浦が好きで飾っていた白夜の写真同様、
2人とも本物の太陽になれなかったということでしょうか・・・。
見せかけの太陽の下でしか歩けなかった2人、
本物になれなかった2人に下された最後は悲しかったです。それでも、
2人は幸せだったのかもという思いも残ります。
とても重い気持ちがドラマをみた後も長い時間残りました。

武田鉄也さん素晴らしい演技でしたね。
はじめの頃の嫌らしいほどの不気味さ、最後は亮司を諭し
愛に溢れた表情で手を広げる・・・。
誰か他の俳優さんでもしこの役をやるとしたら
どなたかができるか想像したのですが、
私の中では該当する方が思い浮かびませんでした。


暖かな太陽のもとで雪穂と小さな手が繋がれた最後のシーンに少し救われた気がしました。
どうしてもハッピーエンドにしたいので、これから篠塚と雪穂が結婚して女の子が生まれ、亮司の子と一緒になり、2人が手を繋いで本物の太陽の下を歩くシーンを思い浮かべました。
サウンドトラック買うつもりです。
Posted by ぷうわん at 2006年03月25日 11:09
ちーずさんありがとうございました。一回見逃した時、非常に助かりました。

>でも、、亮司が雪穂にあげたかったものは本当はなんだったんだろう・・・?日の当たる道??
自分が雪穂の太陽だって分かってたんだから、自分の死が雪穂の日の当たる道を奪うことだって思わなかったのかな??

私の勝手な推測ですが、おそらく亮司の「クリスマスプレゼント」というのは、
重ねてきた罪の生き証人である自分自身を、雪穂のために消してしまうことであったと思います。
その重すぎるプレゼントを貰ってしまったが為に、
雪穂は自首して罪をあがなうことも許されなくなってしまったのではと。
久しぶりに深く素晴らしいドラマを堪能しました。
Posted by みかん at 2006年03月25日 18:57
ちーずさん、こんにちは!
TBさせていただきました。

重くて見ごたえのあるドラマでしたね。
毎回泣かされました。
それにしても、
ちーずさんのブログは賑わう一方で凄いですね。
更新&皆様へのお返事、大変だと思いますが
頑張ってください(^-^*)♪
Posted by れい at 2006年03月25日 22:38
2006年11月11日
雪穂は亮司の子供と太陽の下で手をつなぐのですね。
DVD-BOXにはこの後のシーンが収録されているそうなので、これは観ずにいられないです(^_^;)

亮司は自分に子供がいると聞いて、どういう心境だったのでしょうね?
残したくなかった子孫がいる・・・
それも愛した人との間ではなく・・・
しかし、死を覚悟した時、救われたような気がするかもしれません。

最終回も内容は2時間分あったのでしょうね。
無理やり1時間にして、描写足らずになった感じがします。

後半はストーリーそのものが原作から変ってしまいましたが、「森下版白夜行」心に残りました。

ちーずさんもお疲れ様でした。
Posted by hiro☆彡 at 2006年03月26日 00:23
ちーずさん。。。こんにちは。
はじめまして、
SHIN JAE GEYEONGどもうします。*^^*
あの。。。
私は韓国人ですから、日本語はあまり上手じゃないし、しゃべたいごとがたくさんあるけと。。じゃんねんが、はなしないんですね。。。。^^
白夜行をみて、ほんとうに感動しました。
そして、ちーずさんのreviewで、日本語を勉強しています。本当にありがとうごじゃいました。
あとでも(今後)よろしくおねがいします。
^。^
Posted by JAE-GYEONG_SHIN at 2006年03月26日 03:00
更新お疲れ様でした。最後はなんだかんだでスカーレットのように強く生きている雪穂がでてくるのかと思ったら違ったので少し驚きました。現実はそう上手くいかないということでしょうか。
全体を通しては暗い気持ちになることが多かった気がしますが教えられたこともあるきがします。

後、今回はじめてTBさせていただいたので報告します。じつはドラマの書きおこしに挑戦したのですがとても時間がかかり思ったより大変な作業であることをしりました。これを毎回されていたちーずさんはすごいなぁとあらためて思いましたよ。またなにかでお世話になることもあるかもしれませんがよろしくです。
Posted by ぽち at 2006年03月26日 03:15
こんにちは。コメントありがとうございます!
「お疲れ様」「ありがとう」などねぎらいの言葉、とても嬉しいです。^^

★まいっちさん★
お母さん、西田さんでしたか!
では、あの子は亮司の忘れ形見・・・。
日のあたる場所で、二人はまた出会えたのですね。
あの小さな手の温かさが、雪穂の心を穏やかにしてくれると
嬉しいですね。
純粋で一途な二人の思いは間違った方向に突き進んで
しまったけれど、二人を責める気持ちにはなれませんでした。

★アキノさん★
お役に立てて何よりです。
こういった、ストーリーをじっくり描いたものは
更新しがいがあります。
亮司は自ら命を絶ちましたが、笹垣に子供のことを聞き、
嬉しかったんじゃないかなー。
もしかしたら、自分の子供を守っているかもしれませんね。
雪穂の前で立ち止まらせたのは、彼の力かも。
また、素敵なドラマと出会えますように!

★ノラえもんさん★
笹垣と亮司の最後のシーンは本当に素晴らしかった。
何より、笹垣が亮司の罪だけでなく、
彼の子供のこと、そして彼の反省を告げたところが良かったです。
そうですね。きっと亮司の子供は幸せになれるはず。

罪を犯せば必ず罰せられる。
掲示板の書き込みの亮司の思いが悲しかったですね。
もしも自分の為だけの罪ならば、二人とも償う道を選んだでしょう。
お互いの大切な人を守ろうと、罪に罪を重ねてしまった二人。
悲しすぎる純愛でした。

雪穂の罰・・・亮司の分も生きていく。
本当に酷な罰ですね。
そんな中、亮司の子供と出会えたのも、運命なのかもしれません。

ありがとうございます。
また遊びにいらして下さい!

★ナルミさん★
そうですね。
亮司も、会社も失った雪穂。彼女にはもう何もありません。
これから先、どうやって生きていくのでしょう。
罪を犯したら償う。
神は、逃げることを許してはくれなかった。
彼女は罪を背負ったまま、生きていくのでしょうか。

★みみさん★
初めまして。
死んでしまった亮司と残された雪穂。
そうですね。亮司には心配してくれる人がいました。
雪穂は、みみさんがおっしゃるように、人との信頼関係を
築くことが出来なかった。
そう考えると、彼女もまた、亮司のことだけを思って生きてきたのですね。
そんな亮司をも失い・・・。
礼子が生きていれば、帰る場所があったのに、
雪穂はそれさえも自分から奪ってしまった。
篠塚や、谷口は、残された彼女をどんな目で見ているのでしょう。
雪穂には、長い長い茨の道を歩んでいかなければならないのですね。
厳しい罰です・・・。

私はこれから原作に挑戦します!

★アールさん★
最終回、見逃されてしまったとのこと・・・お気持ち察します。
再放送、早く決まるといいですね。
笹垣と亮司のシーンはとても良かったので、その時はぜひ
チェックしてみて下さい。
雪穂には亮司、亮司には雪穂が全てだった。
すごく強い思い。間違った方向にさえいかなければ・・・。
また、次クールでもお話して下さい!

★アンナさん★
いつもTBもありがとうございます。
なかなかお返事出来ずごめんなさい。
二人は罪を重ね続けてしまったけれど、
私にはどうしても二人を責める気持ちにはなれなかった。
良いドラマでした。

★tentenさん★
笹垣の独白は、すごかったですね。
亮司が黙って聞いているのも、効果的でした。
ずっと、辛い思いばかりしてきたから、
幼い時、二人太陽の下を手をつないで歩いた時の
ときめき、幸福感が、二人の中で、たった一つの
宝物のようになっていった。
そして、二人はもう一度、あの時と同じ時間を取り戻そうと、
それだけのために、罪を重ねていった・・・。
亮司も、雪穂も、tentenさんのおっしゃるように、
人の愛に気付くのが遅いんですね。
雪穂は一番辛い罰を背負い、生きていかなけらばならない。
亮司の分も・・・。

本当に濃密なドラマでした。
また、次クールもお話して下さい!

★プリンのプールさん★
主人公二人が罪を重ねていくストーリー。
そんな二人が、最後に幸せになれるはずもなく・・・。
第一話とBGMが違っていたとは、気付きませんでした。
笹垣役の武田さんの演技はさすがでした。
歩道橋のシーンは今クール一番印象に残ったかもしれません。

★ミントさん★
純愛の行く末は、とても悲しい結末でした。
全てを失った雪穂は、亮司の忘れ形見と、
太陽のの下、手をつなぐことが出来たのが、
唯一の救いかもしれません。
原作本、これから挑戦します!
Posted by ちーず at 2006年03月26日 10:55
★沙良さん★
雪穂自身は、あれが亮司の子供だとは気付いていないけれど、
雪穂の前で足を止めたのは、亮司の力だと思いたいです。
そして、子供の小さな手の柔らかさ、温かさが、
雪穂の心に届き、無垢の愛を感じることが出来ればなー。
そんな風に思いました。

★いわぴいさん★
笹垣が、亮司に自分の気持ちを伝えるシーンは本当に感動的でした。
亮司の名前を呼びながら両手を広げる笹垣・・・
父親の愛、でしたよね。
悲しいけれど、見応えのあるドラマでした!

★03月24日 23:42さん★
時効の日の約束は、亮司の子供を通して果たされた・・・。
それが亮司の子供だと、雪穂は気付くこともなく。
全てを失った雪穂は、自分たちの間違いに気付くことは
出来たんでしょうか。
切ない、悲しすぎるラストでした。

★guppaさん★
父と母を殺してしまった二人は、時効の日まで事実を隠し続けようと
誓い合い、別れた。
時効を迎える2006年11月11日に、また手をつないで歩く日を
夢見ながら。
そんな思いが、罪を重ね続けさせてしまったんですよね。
多分亮司は、真実に気付いた笹垣を殺し、自分も死ねば、
雪穂を守ることが出来ると思ったのでしょう。
笹垣を殺すことは出来なかったけれど、自分が全ての罪を背負うように
死んでいった。
そして雪穂を、日のあたる場所へと押し出した。
雪穂も亮司のその思いに答え、罪を亮司に被せ、
自分は日のあたる場所に向って歩き出した。
ところが、日のあたる場所に出た雪穂を待っていたのは
悲しい現実。亮司を失い、会社も失い。
自分を愛してくれた母も、友達も、自ら断ち切ってしまった雪穂に
残されたものは、何一つなかった。
生きる屍となってしまった雪穂の方が、亮司より哀れなのかもしれませんね。
悲しい結末でした・・・。
この下のみかんさんのコメントにお返事があります。
そちらもお読み下さいね。

★03月25日 00:41さん★
おっしゃるとおりです。
どんな理由であろうと、人を殺してしまう罪は肯定出来ない。
逃げることも、隠すことも出来ない。
二人の生い立ちは、本当に辛いものだったけれど、
それでも二人は償わなければいけなかった。
時効の日を迎えれば幸せになれると信じていた二人に、
そうではないと、もっと最初の段階で気付くことが出来れば、
こんな悲しい時効の日を迎えずに済んだのに・・・。
良質のドラマでした。見応えがありました。

★KUBOTCHIさん★
私は、最初の頃は二人に逃げ延びてほしいなどと
思ってしまっていました。
でも、逃げて解決することなど何もないんですよね。
二人の悲しい結末に、改めてそう感じました。

★ぷうわんさん★
パチモンのサングラス。
白夜の写真。
雪穂と亮司の生き様の象徴するアイテムだったんですね。
お互いの為に重ねてきた罪の数々。
罰を受けなければ救われないと、途中から気付いていた亮司、
そして雪穂。
でも、それをすることなく、結末は悲しいものとなりました。

武田さんの演技、素晴らしかったです。
最初は二人を追い回すあの恐ろしい目つき。
そして、最後は父親のような愛を見せてくれました。

ぷうわんさんが書かれたハッピーエンド、いいですね!
私の脳内でも、そういうエンディングにしておきます。

★みかんさん★
guppaさんへのお返事、ありがとうございます。
雪穂から亮司へのクリスマスプレゼントは、R&Y2号店。
亮司から雪穂へのクリスマスプレゼントは、みかんさんが
書かれた通りだと思います。
一途すぎるお互いの思い、切なかったです。

★れいさん★
本当に、重くて見応えのあるドラマでした。
今度は原作本を読んでみよと思っています。

更新を優先するのが一番ニーズに答えられるのかな、と思い、
お返事が遅れがちになってしまいました。
みなさんのブログには、お返事も残せず申し訳ありません。
次クールこそ、減らします。
でも見始めると、つい、書いちゃうんだよなぁ・・・。(笑)
れいさん、次クールもよろしくお願いいたします!

★hiro☆彡さん★
なんと、そんな特典映像が!
あの続きが気になります。幸せなシーンが描かれているといいなー。

亮司は、典子に気持ちがあったんだと思いたいです。
つい、彼女に本当のことを話してしまいそうになる、というような
ことを言っていましたよね。
典子だって、愛されている、という思いがあったからこそ、
公園の下、子供と幸せそうにお散歩していたんじゃないのかな。
そう思いたいです。

★JAE-GYEONG_SHINさん★
はじめまして。韓国から、いらっしゃいませ!

ここで日本語を勉強してくださっているんですね。嬉しいです。
時々、間違えていることがあるかもしれません。(汗)

こちらこそ、これからもよろしくおねがいします。
コメントは、英語でもOKですよ。^^

★ぽちさん★
雪穂が屍のように生きていった、というのは意外でしたね。
心の支えを失った今、そうならざるをえなかったのかな。

TBのご報告、わざわざありがとうございます。
白夜行は一話、3時間ぐらいかかりました。
本当はもっとみなさまのブログにゆっくりお邪魔したかったのですが
時間が取れず・・・。
そんな状態ですが、これからもよろしくお願いいたします!
Posted by ちーず at 2006年03月26日 10:56
ちーずさん、みかんさん、ありがとうございました☆
結局は「会えないことが罰だった」その通りで、悲しいすれ違いが生んだラストだったんですね。雪穂は亮司のために生きようとし、亮司は雪穂のために死のうとした・・雪穂の最後の決意を亮司が知ってれば、知らせることが出来てれば・・切ないなぁ。
生きる屍になってしまった雪穂を見て、何度も「私にはりょう以外誰もいないんだよ」って言ってたのが実感できました。雪穂の最後への伏線だったんですね・・・。

そういえば、典子は子供に何て名付けたのかな??雄一?亮司?二つ合わせて雄司か亮一??ふーむ・・・。
Posted by guppa at 2006年03月26日 20:25
2006.11.11
何かが起こると思ったけど、雪穂は亮司のジュニアと太陽の下で手をつなげたんですね。記憶でも何でも良いから、亮司と雪穂がラストシーンであってほしかったなーって少し思いました・・。
でもすばらしいドラマでしたね!心に残るセリフがたくさんありすぎました。そしてその言葉たちが空々しくないのは、キャストのみなさんの演技が演技を超えていたからだと思います!!すっごいなぁ・・・。

>guppaさん
ジュニアの名前かぁ・・Rのつく名前であってほしいなー。
Posted by barbar at 2006年03月26日 20:39
ちーずさん、お疲れさまでした。
最終回なのに途中で仕事の電話が入ってしまい、20分ほど見れませんでした・・・。
そのせいでうまく集中して見ることができなくて悔しい思いをしたのですが、チーズさんおかげで救われました!

歩道橋のシーンは感動しましたね。
笹垣がまるで亮司のお父さんのようでした。
武田さんの演技は迫力がありましたね。
そして綾瀬さん、山田くんも回を重ねるごとに着実に演技がレベルアップしていました。脇を固める八千草さん、渡部さん、武田さんがすごく良くてグイグイ引きこまれてしまいました。
個人的には今クール一番のドラマだと思います。
Posted by のぶひさ at 2006年03月26日 22:23
こんばんわ。ちーずさん、最終話までおつかれさまでした!
放送終了してもまだ白夜行で頭いっぱいです。すごいドラマでしたね。
最終話では特に雪穂の言葉一つ一つが印象に残ってます。とても悲しかったですが・・。篠塚の言葉は本当に真理ですね。
だけど歩道橋のシーンだけは「え?」と思っちゃいました。。あれいいんですか?!笹垣が子供のことを云々言ってますが、、山田君、、おつかれさまでした。原作にない子供を出現させた意味が、たったあの最後のシーンだけだったみたいだし、何かすごく嫌でした・・。子供は必要だったのかなぁ。
不適切なコメントでしたらごめんなさい。

とにかく白夜行最高でした!!!キャストのみなさん最高でした!!!
Posted by ふくおかけん at 2006年03月26日 23:07
はじめまして。初書き込みですが、毎回チェックさせてもらっていました。最後なので、書き込んでみます。
とても悲しく、そして美しい物語でした。どんなに行為が醜悪でも、それによってもたらされた亮司と雪穂の絆は何よりもきれいだった。皮肉な運命ですよね。二人から太陽を奪った事件が起こったからこそ繋がった誰にも切れない美しき絆。こんな悲しい話はないですよね。
亮司をダクトに閉じ込めたのは雪穂かもしれないけど、雪穂を部屋に閉じ込めたのも亮司ですか。こんな愛し方しかお互いに出来なかったんですね。でも、お互いにそれをちゃんと分かってた。亮司のナレーションも雪穂のナレーションも、お互いに向けたメッセージでしたね。それが悲しかった。
こんなにも醜い二人の人生を、それでも応援したくなったのは、共感してしまったのは、その美しい絆のせいでした。どん底の人生の中での唯一の光、それを持っている人なんて、どれくらいいるのかな。自分でなく誰かのためにあそこまで出来ることって本当にすごいことだと思う。だからこそ二人の気持ちを思うと泣けました。犯罪はだめってゆう、そんな当たり前のことだけで終わらせてはいけない気がして。
誰かのために生きてみたいというのは、あこがれといえるんです。その象徴でした。
白夜行メンバーの皆様、こんな気持ちをくれてありがとうございました。次回も期待したいです。
Posted by ササキ at 2006年03月27日 10:04
こんにちは。
初めまして。

白夜行、ハマっていました。

写真集のラストに
ドラマの内容があったんですが、
ラストシーンの男の子の名前は
「くりはらりょうじ」だそうです。

「桐原」と「栗原」という
1字違いですね。

なかなか粋です。

自分が典子の立場でも
おそらく同じ名前にしていますね^^
Posted by 蒼 at 2006年03月27日 10:26
ちーずさん、大作だったのでお疲れもひとしおでしょう。
いつもありがとうございます。
私は原作が大好きだったのですが、ドラマでは原作に描かれていない場面が多く、その解釈や映像に感心させられ、今回は本当に楽しめました。
ただ、亮司が死んだシーンでは、雪穂が泣きながらその場を立ち去っていましたが、私は原作どおり何事も無かったかのような顔をして立ち去って欲しかったと思いました。
少なくとも人前では・・・。
その後生ける屍となったのは、素晴らしい展開だっただけに、あんなに大泣きせず、表情だけで雪穂の心情を表現して欲しかったので、残念です。
でも、八千草さん、武田さん、麻生さん、渡部さん、皆さん素晴らしかった!主演の山田さんもチョット情けない亮司を完璧に演じておられました。
やはり演技では若手一番ですね。
このドラマのスタッフも丁寧に作りこんでいる感じがして、良かったと思いますが、宣伝に「セカチュー」をイメージさせすぎたり、この内容を9時台に放送したりと言う点は、疑問が残りました。
とにかく見ごたえのあるドラマでした。
Posted by みかんママ at 2006年03月27日 12:26
ちーずさん今クールお疲れさまでした。
見逃した時も、見終わった後もココのおかげでドラマが倍楽しめました。
次クールもあんまり頑張りすぎず頑張ってください(^^)/
「白夜行」は「アンフェア」と同様見入ったドラマでした。
武田鉄也さんが好きになりました。金八だけだと思ってました。ごめんなさい(笑)
東野圭吾好きですが、分厚くて避けてた原作。読んでみようと思います。
Posted by なかなか at 2006年03月27日 16:52
さくらです♪

この放送を最後まで見て、亮司と雪穂の人生の哀しさを改めて感じます。亮司にしても雪穂にしても、ドラマの中では、お互いの気持ちを理解でき大事にできる・・いい子達だった。でも、大人達に愛されなかった分、自分達だけの愛の形にこだわり過ぎ、本当の愛を知らずに終わってしまった感じがします。亮司は雪穂の幸せな未来の為に、雪穂は亮司を日の当たる場所に戻すために・・本当にそう思うなら、やはり過去をひたすら隠し真実を捻じ曲げるのではなく、真実と向き合って過去を償っていくことが、やはり必要だったのですね。過去を知ってしまった人を殺し、表面的に過去を消そうとしても、自分達の心の中にある過去の記憶までは、死ぬまで消せない。このドラマを見て、もし二人にとって幸せな結末があるとすれば、二人がお互い手を結びながら、温かい太陽の下で永遠の眠りにつく・・というようなラストかな感じましたが、そんな甘いラストは二人には訪れませんでした。亮司は本当に、自分さえ死ねば雪穂は幸せになれると思っていたのでしょうか?亮司にとっては雪穂まで死んでしまっては意味が無かったんでしょうが、結果的に雪穂の幸せを永遠に奪ってしまったことを考えればやはり、最後は二人が手に手を取り合って、お互い微笑みながら幸せそうに死んでいき、そんな二人の最後を、温かい木漏れ日が優しく包みこむ、みたいなラストが良かったなぁ。このドラマのラストにしては甘すぎる結末でしょうか??

笹垣役の武田さんの演技には、悪いことは絶対に許さないという厳しさと共に、亮司や雪穂を自分の子供のように思う優しさを感じました。亮司や雪穂の、怖さやずるさや計算高さ等全てを知った上で、怒りに流されるのではなく、あくまで二人を救おうとした笹垣は、凄い大人ですよね。中々、あそこまでやってくれる大人はいないと思うし、笹垣のような大人が今の社会にはもっと必要なのかなと思います。

最後に、公式サイトを見てもわかりますが、このドラマはスタッフ・役者さん全てが、放送ギリギリまで細部にこだわって創り上げたドラマだと思います。内容が内容だったので、視聴率は余り無かったかと思いますが、原作の白夜行の世界に負け無い、内容あるドラマを作ってくれた、スタッフさんや役者さん達には、心からお疲れ様って言ってあげたいですよね♪個人的には、雪穂の親友江利子を演じた、大塚さんが今後注目だと思いました。
Posted by さくら at 2006年03月27日 18:50
ちーずさん、こんにちは。お疲れさまでした。

原作を読んだのは6年前なのでおぼろげにしか覚えていないのですが、花岡の死因は心臓発作だったはず…です。

小学生だった私には複雑だったり過激だったりでよく理解できていなかった部分も今ドラマとして見るとあらゆるところに張られた伏線と二人の心情の動きがよく描かれたすごい作品だったことを理解しました。
ドラマという形だからこそ細かい部分まで描けたのかもしれませんが、今期のドラマの中では一番好きでした。
見逃した回はちーずさんのおかげで埋められて、本当に助かりました。ありがとうございます。
これからも素敵なレビューお願いします璉
Posted by 香穂 at 2006年03月28日 10:43
こんにちは。コメントありがとうございます。

★guppaさん★
雪穂のあの最後の姿に、亮司への思いの強さを実感できましたね。
典子が子供になんて名前を付けたか、私も気になっていました。
下で、蒼さんが子供の名前を教えてくださっています。
「くりはらりょうじ」だそうです。

★barbarさん★
亮司と雪穂の幸せそうな2ショット、想像でもいいから
見たかったですね。
その分切なさが増す思いです。
心に残るセリフ、そしてシーンが沢山ありましたね。
下にコメントを下さった蒼さんによると、子供の名前は
「くりはらりょうじ」。嬉しいですね。

★のぶひささん★
お役に立てて何よりです!
武田さんと山田さんのぶつかり合い。
八千草さんと雪穂の葛藤。
渡部さんの迫力、そして最期・・・。
私も素晴らしいドラマだったと思います。

★ふくおかけんさん★
原作には子供は登場しないのですね。
でも子供の存在を知り、亮司は嬉しかったんじゃないかな。
私もじっくり原作を読んでいきたいと思っています。

★ササキさん★
初めまして!
二人が誰にも見せてこなかった、心に抱えた思いを、
ナレーションでお互いに呼びかけるように、あらわしていた。
それがまた、切ないですね。
あこがれ・・・。
それを抱き続けるのはとても難しいことだと思うけれど
二人はそれをまっとうしたのですね。

またお気軽にコメント下さい。

★蒼さん★
初めまして!
情報ありがとうございます。
あの子の名前は、りょうじなのですね!
典子の亮司への愛を見たようで、嬉しくなりました。

★みかんママさん★
ありがとうございます。
原作では、雪穂は何事も無かったように亮司の前から
立ち去るんですね。
それでこそ、雪穂という感じがしますね。
脇を固める俳優さんも素晴らしかったし、山田さん、綾瀬さんも
このドラマで又、力を付けられたんじゃないかな。
今後の活躍が楽しみです。

★なかなかさん★
ありがとうございます!そう言っていただけるととても嬉しいです。
次クール、全ては無理なのでどれをレビューするか迷っています。
期待のドラマなどあれば教えて下さいね。
武田さんは、代表作の金八先生とは別人でしたね〜!
やっぱりすごい俳優さんなのだと、改めて思いました。
私もこれから原作に挑戦します。

★さくらさん★
亮司と雪穂の不器用な生き方には、色々考えさせられました。
亮司は笹垣を殺し、自分も消えれば、事件の関係者は全て消えると
思い、それを実行しようとした。
でも笹垣を殺せなかった時点で、亮司の計画は失敗しています。
それでも死を選んだのは、自分が全てを背負い、
雪穂を光の下に出そうとした。
「私には亮しかいないんだよ。」という雪穂の思いは
届いていなかったのかな。
切ない二人ですね。
二人の幸せそうな笑顔は私も見たかったですが、
罪を犯したらそれを償わなければならない、というメッセージが
消えてしまうので、最後は法律上シロになった雪穂が
それでも幸せになれずに、良かったのだと納得です。

武田さんの演技は素晴らしかった。
本当に、ああいう大人が世の中にもっと必要なのでしょう。

内容の濃い、素晴らしいドラマでした。
こういうドラマはレビューのしがいがありますね。
Posted by ちーず at 2006年03月28日 11:08
香穂さん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
小学生の頃にこの原作を読まれたとは、
香穂さん、読書好きなんですね。素晴らしい!

お役に立てて何よりです。
また遊びにいらして下さいね!
Posted by ちーず at 2006年03月28日 12:29
ちーずさん、蒼さん、お返事ありがとうございました!!
たびたびの質問にきちんと答えていただけるので、すごい嬉しかったです☆ほんとありがとうございました!!
くりはらりょうじですか!ステキですね★雪穂の救いになってくれたらと思います。写真集にのってるんですね〜買おうかな♪
Posted by guppa at 2006年03月28日 13:08
はじめまして。
私も白夜行かなりはまって見ていました。
毎日のように大泣きしながら
何度も何度も心に残るシーンを見ていました。
聞き取りにくいせりふを調べていて
このブログにたどり着いたのですが、
ちーずさん、ホントにすばらしいです!
会社でこっそり白夜行が楽しめるし、
ちーずさんのコメントに共感して泣いたりしてました!

私もいくら罪を重ねてきたとはいえ、
2人には幸せになってほしかったです。
でも、もし2人が出会っていなかったとしても
お互い恵まれない家庭に生まれ、
笑わない子供として育ち、決して幸せにはなれなかった気がします。
なので、めちゃめちゃな人生だったけど
お互い信じられるもの頼れるものがあったから
やっぱり2人は幸せだったんだと思いたいです。

でも、一人になってしまった雪穂。
大きくなった「くりはらりょうじ」君と
白夜行2でもやってほしいものです♪

りょうが死んだ夜、誰もいない店舗で
「これでよかったんだよね・・」という雪穂が見つめる
太陽の指輪は、白い花の上に乗っていました。
りょうが紙で作ってくれたときのような白い花。
雪穂が忙しい中、発注したインテリアとは
この太陽の指輪を乗せるための白い花だったのでは?
こういう細かいところにまで亮との結びつきを求める雪穂。
どこまでもお互いを想う2人に感動します。
Posted by こもれび at 2006年03月28日 16:02
ちーずさん ほんとお世話になりました。
最初は 見なかったところがどんな内容なのかを知りたかっただけなのに
ドラマをみても すぐここが見たいと思うようになったのは ちーずさんの魅力なんですよね〜。

最後の最後に 雪穂は 母親の本当の愛を
亮司は 父親の本当の愛を 少しでも
感じることができたんじゃないのかなって思っています。

幸せになってほしい 太陽の下 二人で歩いてほしいって思ってしまったけど 被害にあった人達の立場になって考えれば そんなこと許されるわけなくて。

悲しいけれど 罪を重ねてきた二人には 仕方のない結末なんですよね。

ほんと お疲れ様でした(o^∇^o)ノ
Posted by かすみ at 2006年03月29日 01:59
こんにちは。コメントありがとうございます!

★guppaさん★
私もguppaさんのおかげで、亮司の子供の名前を
知ることが出来、嬉しかったです!
写真集の内容、私も気になります。

★こもれびさん★
あらすじを書き起こしていて思うのですが、
やはり、内容的に濃いものは、書いていて面白い。
この作品もそうでした。

二人が出会えなくても、大人たちに傷つけられた二人は
こもれびさんがおっしゃるように、笑わない子供のまま
辛い人生を送ったのかもしれないですね。

太陽の指輪が置かれた白い台、見逃してしまいました。
雪穂は二号店開店に間に合わせて、あの指輪と、白い台を
セットで作っていたのですね。
二人の絆を、堂々と、太陽の下に出したかったのかも。
店がダメになってしまった今も、あの指輪と台だけは、
今でも大切に持っているかもしれませんね。

★かすみさん★
ここに遊びに来てくださり、ありがとうございます。
そう言っていただけると、とても嬉しいです!

雪穂も、亮司も、最後に大人の愛に触れることが出来た。
そう、信じたいですね。
大人の勝手な欲望で傷ついてきた二人。
私たち大人は、子供が必要としているとき、
しっかり抱きしめてあげなければ・・・。

また、お気に入りのドラマでお話出来ますように!
Posted by ちーず at 2006年03月31日 07:51
ドラマの最後のシーンに打たれました。
明るい太陽の下で手をつなぐことをずっと夢見た
二人のその夢は叶わなかったけど、
最後は、まぶしいほどの太陽の光の下、彼の子どもと
手を繋ぐという、そのシーンの太陽の光の使われ方に、
ほん数秒でしたが、鳥肌が立つ程感動しました。
太陽の光をバックに、手を繋いでるんですよね。。
ああ、やってくれたなあというかんじです。
本当に細部まで一貫した表現方法のこだわりが、
並外れたドラマだと思いました。
Posted by tea at 2006年04月09日 00:16
teaさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!

ラスト、亮司の忘れ形見と太陽の下、手をつなぐシーンは
切なく、そして、少し救われたような気にもさせて
くれました。
teaさんの描写に、もう一度あのシーンが見たくなりました。
丁寧に作られたドラマでしたね。
Posted by ちーず at 2006年04月10日 21:23
ドラマにはまって、
原作を読んで・・
また、ドラマの内容を反芻したくなりました。
検索でこちらに辿りつきましたが
素晴らしいですね。

ブログの記事内で
文中リンクさせていただきたいと思います。
解析がついているようなので
URLは残しませんが、よろしくお願いします。
(スパムコメント対策です・・スミマセン)
Posted by まこ。 at 2006年05月17日 17:33
まこ。さん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
記事内でもリンクしてくださったんですね。
ありがとうございました!
また遊びにいらして下さいね。
Posted by ちーず at 2006年05月18日 17:32
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