2006年03月27日

輪舞曲〜ロンド〜 最終話

『さよなら愛しき人よ』

「私は何の罪もなかった、佐倉愛としてだけ、
 あなたの中に残っていたい。
 最後のワガママを聞いて…」
と琢己(竹野内 豊)に告げたユナ(チェ・ジウ)。
去って行くユナの後ろ姿を見つめることしか出来ない琢己だった…。

依然として、指名手配中の琢己。警察の必死な捜査が続いていた。
しかし、自首したユナは供述を始め、日本を壊滅状態に陥れる
サイバーテロ計画の全容が明らかになる。

警察は首謀者の宋(橋爪 功)と龍吾(速水もこみち)の行方を
探し始めるのだか…。
公式HPより=そんな中、あきら(木村佳及)が琢己に、ヒデ(佐藤隆太)が消えたと
報告する。
『病院を出ます
 すいません 
 ショウさんの
 役に立ちたいんです
 ヒデ』
と書いたメモを残して。

宋の居場所を探ろうとする琢己の前に、警察が立ちふさがる。
「金山琢己警部補、ご足労願います。」

警察官の身分を証明する術のなかった琢己の危機を救ったのは
死んだ伊崎(石橋凌)だった。
「伊崎刑事から、もしもの時の為に届くように、
 手配されていたらしい。」
その封筒の中には、辞令と警察手帳が入っていた。
これで琢己が警察官で、潜入捜査をしていたことが証明された。

琢己の母・恵子(風吹ジュン)が、警察署にいる琢己の元に
着替えを届けにやって来た。
「伊崎さん、約束守ってくれたわね。
 お前を見守り続けるって、約束。
 その思いを、大切にしなきゃね。」
琢己は母の言葉に頷き、父の形見の時計を預けた。
「母さんが持っててくれ。」
「・・・しっかりね。」
息子の背中を見送りながら、恵子は夫の形見の腕時計を
祈るように優しく両手で包み込んだ。

父親の仇ではなく、この国に今生きる人たちのために
警官に戻る決意をする琢己。
ユナの作った日本を壊滅状態に陥れるプログラムを持ったまま
行方の分からない宋。
その頃宋は、自力でプログラムを完成させることが出来ず、
イライラしていた。

警察官・琢己の元に、ヨンジェ(シン・ヒョンジュン)がやって来た。
「よろしく頼む。イ・ヒョンウン警部。」(合ってるかな?)
「こちらこそ。金山琢己警部。」ヨンジェがウィンクする。
「彼女は・・・
 佐倉愛。」
『日本での供述は終わった
 あとは韓国警察の取調べが残っている
 その後、身柄を韓国へ移すことになるだろう
 日本国籍を取得するには、その後になる
 それまで
 日本が無事であれば』

あきらがユナの取調室に駆け込み、担当官から1分貰う。
『琢己が警官の身分を取り戻した』
そう、覚えてきた韓国語で一生懸命伝えるあきら。
「ほんとに?」
「何か、伝えること、メッセージ、ある?」
ユナが首を横に振る。
「いいの?もう、会えなくなるかもしれないのよ?」
『琢己が、警察に戻れて嬉しいけど
 私は犯罪者
 琢己にはふさわしくないの』
「だめだ・・・なんて言ってるかわからない・・・。
 でも・・・ユナさん。
 身を引くことが愛情だなんて思ってるんだったら、
 そんなの、あなたの勝手なエゴだよ。
 琢己の気持ちは、どこに行ったらいいの?
 ユナさんは、琢己を余計に苦しめてる。」
涙をぬぐうユナ。

担当官と共に車へと歩くユナ。
その時、琢己も署に戻ってきた。
お互い、言葉を交わさずにすれ違う二人。
「宋は必ず捕まえる!」
琢己の言葉に、ユナが振り返る。
「俺を信じろ。」
「・・・あなたを、信じます。」
そして、二人は別々の方向へ歩き出した。

竹野内さんのスーツ姿、久しぶりのような気がします。
カッコイイですね!


ユニに付き添う松平夫妻。
ユニが目を覚ます。
『お姉ちゃん・・・
 お姉ちゃん・・・』

ユナを乗せた車がルートを外れる。
「おい!どこへ行く?」
ユナの隣に座るケビンが運転する夏目に聞く。
車が突然急停車する。
そして夏目が振り返り、ケビンともう一人の刑事を撃った。
恐怖に怯え震えるユナ。
「伊崎さんが殺されて思ったんですよね。
 このまま刑事続けて、安い金でこき使われて死ぬのなんて、
 馬鹿馬鹿しいって。」
そう言い刑事に向けて一発発砲。
夏目は何事もなかったように車を出す。
ユナは震えながらも、その刑事の目を盗み、
そばにあった携帯に手を伸ばす。

『ケビン?ケビン?もしもし?』
電話に出たのは、ヨンジェだった。
ヨンジェはその無言電話に、何があったのか察す。

「イ・ヒョンウン警部からです!
 夏目が佐倉愛を拉致したと。
 二人の捜査員も、殺害されたようです!」
琢己はケビンの携帯の探知を指示する。

ユナが連れて行かれた場所で待っていたのは、龍吾。
『宋は私の本当の父親なんかじゃないわ
 私も騙されていたのよ』
「そんなことはどうでもいい。
 宋よりも先に、プログラムを完成させろ。
 見返してやる!
 どんな手を使ってもあの男を!」
『一から作り直すなんて不可能よ』宋?それとも父親?
「押収してあったプログラムです。」
夏目がそれを差し出す。
「さっさとやれ。 
 出来なければ、命はない。」
龍吾がユナに銃を突きつける。
「作らない。」まっすぐ龍吾を見つめ、ユナが答える。
「これでもか?
 西嶋の弟分だ。
 俺の居場所を探ってウロウロしていたところを捕まえておいた。
 作らなければこいつを殺す!」と龍吾。
『ユナさん、俺、、殺されてもいいです。
 この前ショウさんに助けてもらわなかったら
 もうとっくに死んでたんですから。
 だから俺のことは気にしないで下さい』
龍吾の手下がヒデを蹴飛ばし、龍吾が銃をこめかみに当てる。
「誰かの為に死ぬなら、怖くもなんともねーんだよ!」とヒデ。
龍吾が引き金に手をかける。
「待って!」
ユナがプログラムを受け取る。
『駄目だユナさん
 俺なんかのために、絶対、駄目だ』
「大丈夫。
『琢己が、必ず助けに来てくれる
 私は琢己を信じる』
ユナはそう言い、パソコンに向った。

プログラムを作りながら、ユナは部屋の様子を伺う。
見張りの男たちは雑談に話を咲かせている。
ユナは見つからないように、キーボードを叩く。

警察署のパソコンがハッキングされる。
音の周波数を音声化させてみると、『浜辺の歌』だった。
「このハッキング先を探せ。
 そこに佐倉愛がいる!」

大きな物音に、ユナは慌ててその画面を閉じる。

警察署員が琢己に、ハッキングした場所は港南警察署内の
雑居ビルだと報告する。

ユナが振り返ると、龍吾がいた。
「答えろ!何してた?」
銃をユナに突きつける龍吾。

琢己たち刑事が、ユナの元へと車を走らせる。

夏目がユナのパソコンをチェックする。
その時銃声が。夏目の胸が赤く染まる。
ヨンジェが両手に銃を構え、神狗目がけて撃ち続ける。
激しい銃撃戦の中、ヨンジェに言われプログラムを奪い返すユナ。

三人が逃走するスア谷、なぜか微笑む龍吾。

ヨンジェが腕を打たれて倒れる。
撃ったのは、宋だった。
『どうして』
『あの馬鹿息子のおかげで
 警察の無線を傍受できた
 ユナ
 プログラムを渡しなさい
 そこまで出来ていれば
 私でも引き継げる』
銃を構え、ゆっくりとユナに近づく宋。
『ユナさん、逃げて!』
ヒデが宋にタックルする。
逃げるヨンジェ・ユナに容赦なく発砲する宋。
宋の銃口がユナを狙い、引き金を引いた。
ヨンジェはユナの前に飛び出し、自分が盾となった。

重傷を負いながらも、ヨンジェは二人をエレベーターに
押し込む。
『プログラムは俺が取り返す』
『一緒に行こう!一緒に行こう!』とユナ。
『一度くらい、君の笑った顔が見たかった』
そう言いヨンジェはエレベーターの戸を閉めた。

ユナがヒデを庇いながら逃げているところへ、琢己たちが
到着する。
『ヨンジェが危険なの
 宋にやられた。急いで!』

琢己が銃を構えながらビルの奥へと突き進む。
そこで琢己が見たものは・・・
柱にもたれかかったヨンジェ。
「ヒョンウン!ヒョンウン!!ヒョンウン!!!」
琢己の必死の呼びかけに、ヨンジェが意識を取り戻した。
ヨンジェは琢己の肩をしっかりと掴み、彼の目を見つめる。
苦しそうに息をするのが精一杯で、言葉にならない。
琢己はそんなヨンジェに頷きながらしっかり見つめ返す。
ヨンジェの瞳から涙が流れ・・・そして息を引き取った。

言葉のないシーンでしたが、すごく伝わるものがありました。
ヨンジェの涙がすごかった!


警察の車に乗り込もうとするユナは、ビルの中から警察が遺体を
運び出すのに気付く。
琢己が付き添っていることで、それがヨンジェだと知り、
ユナが涙をこぼす。
琢己は署員に、中央臨海病院に寄るよう指示する。
『ユニの所に行くんだ』
ユナは悲しい目で琢己を見つめる。そして二人は別れた。

3月26日。
全国指名手配中の龍吾、そして宋は、今だ逃走中。

その頃、宋は手に入れたプログラムを必死に進めていた。

そんな中、拘置所の風間龍一郎(杉浦直樹)が琢己に面会を
申し出る。
「聞いたよ。宋のたくらみとは、日本を滅ぼすための
 経済テロだそうだね。
 私はまんまと、隠れ蓑にされていたわけだ。
 宋の居場所に、心当たりがある。」
「取引なら応じない。」
「取引なんかじゃないよ。
 ただの親心だよ。
 娘は、琴美はね、自分の力で歩き出そうとしている。
 私がしてやれることは、この国を守ることだけ。
 あのビルの設計は、私と、宋がやった。
 いざという時の隠し部屋や、抜け道ぐらいは、
 用意してある。
 宋の居場所は、あの、ビルの中だ。」

風間ホールディングス前に、沢山の警察が集まる。
「宋がプログラムを完成させている可能性が高い以上、
 相手に気付かれないように潜入するしかないんです。
 このビルの中のことをわかっているのは俺だけです。」
琢己はそう言い、単独で宋を捜す。

『ユニ・・・』
『お姉ちゃん。
 お願いがあるの。』

琴美が龍一郎に面会に来る。
「それ、パパに頼まれていた本、間違いない?」
『 G
 DOG
  D』
と書いたメモの下に、ひも状のものが隠してあるのを見つけ
微笑む龍一郎。

宋がプログラムを完成させた。
『完成だ・・・
 完成したぞ!』
その時、監視カメラのモニターに琢己の姿が映し出されるのを気付く。

琢己の携帯が鳴る。
「もうモグラごっこは辞めにしませんか?」と宋。
「話がある。」
「・・・地下の部屋で待っています。」

地下室。
「話とは何です?」
「自首してほしい。」
「またその話ですか。
 今更無駄だと何度言ったら、」
「あんたは、24年前、俺の父を殺し、
 愛とユイの両親を殺した。
 そしてヨンジェ・・・イ・ヒョンオという、
 俺の大事な、仲間も殺した。
 俺は今、殺してやりたいほどあんたが憎い。
 しかし俺は、あんたを殺さない。
 この憎しみを乗り越えて見せる。」
「へッ。羨ましいね、その若さ。
 終戦直後の満州。
 かつて私も風間龍一郎も、若かった。
 国は違うが、親から見捨てられた同志。
 お互い生きる為に必死だったよ。
 想像出来るかね、その地獄のような毎日。
 よく二人で悪態をついたもんだ。
 こんな地獄に、神などいるもんかってね。」

その頃、牢を抜け出した龍一郎は、監視員を琴美の持ってきた
本に隠してあった紐で絞め殺す。

琴美はきっと、この本に隠されているもののことを
知らなかったんですよね。


「GODなど、さかさまから読めば、DOG。
 ただの犬だ。
 それが思えば、神狗の始まりだった。
 年の差はあれ、私たちに国境などないと思ってた。
 仲間だと思ってた。
 だがあの男は言ったんだ、一年前の今日。
 自分が神で、私は飼い犬だって、ね。
 神と犬。
 あの男も他の多くの日本人と、同じだった・・・。
 だがそれも、今日で終りです。」

『登録された全ての金融機関の
 メインコンピューターに接続が終了しました。』
大きなモニターにそう表示される。
そして画面にENTERキーが表示がされる。
「やめろ!」琢己が銃を構える。
『プロセスを実行しますか?』
宋は微笑み、ENTERキーに指を置く。
その時、宋の携帯がなる。
『もう・・・言うことはない』
『お父さん
 今まで育ててくれてありがとう
 私は
 お父さんのことが大好きよ』
泣きながら、ユニが言う。
『もう会えなくても
 必ず覚えていてね 
 私も絶対に忘れない
 絶対に』
『ユニ・・・』
『ユニは
 あなたが私たちの両親を殺したと知っても
 ネックレスを外そうとしないの
 あなたを信じてるの
 一緒に過ごした
 14年の歳月に 
 嘘は無かったって
 私もそう思う』電話を変わったユナが言う。
「バカな姉妹だ。
 あのネックレスは・・・お前たちを縛る首輪だ。
 愛の証などではない・・・。
 思い上がるな。
 思い上がるな!
 ・・・ユナ」
『過去を変えることは出来ない
 でも
 未来は作っていけるじゃない
 そうでしょう?
 ・・・お父さん』
『お前たちは・・・本当にバカな姉妹だ
 こんな私を
 まだ父と呼ぶなんて』
琢己が宋に歩み寄ると、宋は銃を取り構え、後ろを振り返り
水槽目がけて発砲する。
そして、力なくイスに座り、プログラムを中止した。
琢己は宋の携帯を取り、ユナに言う。
「もう大丈夫だ。
 全て終わった。」
その言葉にほっとするユナ。
『本当?琢己』
「ああ。」
携帯を切る二人。

『そろそろ時間だ』
ユナが連行されていく。
『お姉ちゃん』
『お姉ちゃん、行くね』
ユニが泣き出す。
『バカねー
 どうして泣くの?
 必ず帰ってくるから
 また、必ず帰ってくるから』
姉の言葉に頷くユニ。
ユナはユニの手にキスをし、そして病室を出ていった。

あきらは、そんなユナに言う。
『会っていったほうがいいよ
 「琢己に、会ってから行って。ね。』
あきらが同僚にユナを託す。

風間ホールディングス前を包囲する警官たち。

宋が、ハードディスクを琢己に渡そうとしたその時、銃声が鳴り響く。
風間龍一郎が宋を撃ったのだ。
琢己は自分の銃を捨て、戦う意志がないことを示す。
「宋君、甘いね、君も。
 私があのまま終わるとでも思ったのか。
 歴史の中では、強い力を持って争いに勝ったものが、
 正義と呼ばれる。
 私はこの悲劇の国に、もう二度と、人生を左右されるのは御免だ。」
「あなたと私と同じだ。
 戦争という、亡者に取り付かれた、負け犬。」
龍一郎が再び宋に発砲する。宋がその場に倒れた。
その銃を、今度は琢己に向ける龍一郎。

ユナを乗せたパトカーが、風間ホールディングスに到着した。

「そのハードディスクを、よこしなさい。」
龍一郎は琢己に銃を突きつけながらそう言う。
黙って龍一郎を睨みつける琢己。
「よこせ!!」
琢己はハードディスクを蹴飛ばし、龍一郎が気を取られた隙に
自分が手放した銃を拾う。
一発の銃声。銃を向け合う二人。龍一郎が微笑む。
倒れたのは・・・琢己だった。

その銃声に、ユナがビル内へと駆け込んでいく。

龍一郎はハードディスクを手に入れ、不気味に笑いながら
部屋を出ていこうとした。
その時、龍一郎は何者かに刺される。
それは、息子の龍吾だった。
「もう・・・やめろよ。楽になれよ。親父・・・。」
「龍吾・・・。」
もみ合いながらも、龍一郎が龍吾を抱きしめる
「おかしいぞ・・・。
 こうしていると、何か楽だ・・・。
 楽だよ・・・。」と龍一郎。
「初めて、初めて抱いてくれたな・・・。」
息子の腕の中で、龍一郎が息絶えた。

傷ついた体で、必死にハードディスクに手を伸ばす琢己。
琢己は必死に体を起こし、銃でそれを撃ち、破壊した。

琢己がビルの奥から歩いてきた。
ユナが琢己の無事を嬉しそうに微笑む。
琢己もまた、ユナの姿に微笑む。
そして、安心したのかその場に崩れ落ちる琢己。
ユナが琢己を支える。
『琢己!琢己!琢己!
 目を開けてよ
 目を開けてよ、琢己!
 琢己!目を開けてよ!
 私に言ったじゃない
 信じろって言ったじゃない
 目を開けてよ
 琢己!』ユナが泣きすがる。

〜エンドロール〜

桜の舞い落ちる季節。
『チャメ』ではヒデが楽しそうにユニの料理を手伝う。
そこへ、松平夫妻が遊びに来る。
今日は、ユナが帰ってくる日。

琢己との思い出の川沿いの歩道を歩くユナ。
優しい微笑みで景色を見つめていると、そこへ犬が2匹。
そして、琢己がやって来た。
『おかえり』と琢己。
「ただいま」とユナ。
桜の花びらが舞う中、抱きしめあう二人。そしてキス。
キスのあと、微笑みあう二人。
桜吹雪を見上げる二人。
「輪舞曲。」と琢己。
『輪舞曲。』とユナ。
二人は幸せそうに、桜の花が舞うのを見続けた。

=完=


第一話で、
『初雪
 雪が踊ってるわ
 踊ってる
 ロンド。』
そうユナが言い、
「ロンド?」とショウ(琢己)が聞き返す。
それをラストに持ってきたのですね。今度は琢己から。

二人のキスシーンはとても綺麗!
キスのあとの微笑みは、見ているこちらもとても嬉しくなりました。
最後、『冬のソナタ』で舞い散る雪を見上げるシーンと
似ていませんでした?

神狗の意味は、神のような犬ではなくて、
神と犬、だったんですね。
辞書で調べてみたら、狗という字には(比喩的に)
まわし者、スパイ、という意味もありました。

宋は龍一郎と自分の関係が、友情という絆でなく、
自分が見下されていたことが悲しく、腹を立て、
そして、風間を、日本を裏切った。
その結果、風間に撃たれ、命を落とす。
風間は風間で、息子に殺されて命を落とした。
セリフにもありましたが、
二人は最後まで「戦争という、亡者に取り付かれた」まま
命を落としてしまいました。
時代がそうさせてしまった部分もあるかもしれませんが、
変わるチャンスはあったはずです。

それに比べ、残された者たちは、国境を越え強い絆で結ばれました。

琢己とユナの、国境を越えた愛。
琢己とヨンジェ。ユナとあきらの、国境を越えた友情。
(琢己は在日韓国人ですが)
八百屋の松平夫婦とユナ・ユニ姉妹の絆。
宋と、ユナ・ユニ姉妹に芽生えた家族愛。
ヒデとユニの恋!?

それでも宋が、韓国語ではなく日本語で「バカな娘」と言ったのは、
それが本心ではなかったから。
いつか利用しようと引き取った日本人の幼い姉妹。
全てを知った娘たちは、それでも宋を父と呼びました。
ここにも、国境を越えた愛がありました。

宋も風間龍一郎も、最後は子供の愛に触れることが出来て、
幸せを感じることが出来たのかな。

橋爪さん、かなり韓国語のセリフがありましたが、
発音は私はわからないのですが、その努力は素晴らしかった!

謎解きはことごとく外れましたが、それでも楽しかったです。
憎しみよりも、愛の力の方が強い。
そう信じたいですね。

さて、これで今クールのドラマレビューが全て終わりました。
このあと『西遊記』特番がありますが、これは物語じゃないのかな?
ストーリー的な部分があれば、記事にしたいと思います。

今クールは仕事の方が忙しくて、記事の更新だけで手一杯と
なってしまいました。
コメントの遅れ、みなさんの記事へのコメントが出来ず
心苦しく思っています。
それなのに沢山のコメント、TB、アクセス、
ありがとうございました。
感謝しています!

「【2006年1月期】好きなドラマランキング」への沢山の投票も
ありがとうございます。
コメントも楽しく読ませていただきました。
本日をもって投票を締め切りとさせていただきます。
また次クールのアンケートも設置しますので、
お気軽にご参加下さい。

次クールドラマの一覧表をアップしました。
期待するドラマをコメント欄にて教えていただけると嬉しいです。
それを参考に、あらすじ付きレビューを7本ぐらいに
絞りたいと思っています。

次クールもよろしくお願いいたします。



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竹野・豊さんの作品



チェ・ジウさんの作品


この記事へのコメント
ちーずさん、こんばんわ。輪舞曲終わってしまいました。予想も結局何も当たらなかった(笑)。
最終回はヨンジェが亡くなるシーンがすばらしかったと思います。
ああいう男同士のシーンは胸が熱くなります。
竹野内さん、シンさんすばらしい!セリフが一切なくても伝わるものは伝わりますよね。
やっぱり最後まで観ててよかったと思わせたシーンでした。
Posted by yoo-chan at 2006年03月27日 23:13
こんにちはー。レビューお疲れ様でした。楽しくよまさせていただきました。最終回、ヨンジェが死んでしまうところは私もすばらしかったと思います。あの微笑とウインク。役の人柄が表現されていましたよね!
ところで、質問です。
見逃した回もあったので不明なところがあります。
お分かりの方は教えていただけますか?

?琢己の父と佐倉は警察の人であり、かつモグラだとなぜ宋にばれて殺されてしまったのでしょうか。

?佐倉と琢己の父は日本の警察官で同僚でしょうか。つまり2人で一緒に神狗へモグラとなって潜入していたのでしょうか。今回は琢己とヨンジェでしたよね。

?なぜ、佐倉だけ狙われたのでしょうか。
Posted by hillo at 2006年03月28日 00:21
ちーずさん、こんばんは。
最後に色々詰め込んだので、エンドロールが出て
その後をつけたのでしょうか?
見ていて楽しくなるドラマではありませんでした。
ヨンジェのユナへの愛が痛かったですが、琢己との間は、遠く感じました。こんなに胸を打たない純愛も珍しいと思いました。
Posted by mari at 2006年03月28日 03:50
おはようございます。コメントありがとうございます!

★yoo-chanさん★
ヨンジェの息遣い、そしてあの涙。
ヨンジェのことを見つめる琢己。
言葉がなくても、二人の思いがすごく伝わってきました。
伊崎の最後のシーンも、良かったですよね。

★hilloさん★
私もここでいろんなお話をしていたので、
ドラマの話だったのか推理の話だったのか混乱しています。(笑)
琢己の父、佐倉夫妻が殺された理由、ドラマ内では
はっきり描かれていませんでしたね。
伊崎が琢己に、前のモグラが殺されたようなことを
話はしましたが、それが琢己の父だったのか、佐倉だったのか、
あいまいなまま?
「佐倉たちの部屋だ!
 神狗かもしれない。」
そう言い琢己の父親はホテルの中へ。
でもあの時あの家族たちが韓国にいたのは、
家族サービスのようにも思います。
危険な場所に家族を連れて行かないですよね。
佐倉が狙われたのか、琢己の父が狙われたのか。
それとも、ただの日本人観光客を狙ったのか。

あの休暇後に、神狗に対して本格的な壊滅作戦を
行う予定だったと、伊崎が琢己の母に説明していました。
なので、モグラからその情報を得た宋が、それを阻止しようと
ホテル爆破を実行したのかもしれないですね。
琢己の父親がそのことの気付き、射殺されてしまった。

私はそのように理解しましたが、間違っているかもしれません。

★mariさん★
琢己とユナの二人の思い、もう少し描いてくれても
良かったかもしれませんね。
でも竹野内さんのあの雰囲気と、チェ・ジウさんの
あの表情で、伝わるものもありました。
Posted by ちーず at 2006年03月28日 09:58
ずっと見ていたのですが、
今回なんと録画に失敗してしまい
あちこちで感想などを読み漁ってます!
ちーずさんのレビューはとても詳しくほかのところでの補足ができました!

しかしやっぱり見てみたいですね〜

琴美が龍一郎に差し入れしたなかにはいっていたもの!が
ネットのあちこちでは意見がわかれて銃だの、針金だの・・・

どうやら「紐」と言う答えが正解のようですね

なんだかすっきりだけどすっきりしません^^;

差し入れって厳重にチェックされるんですよねぇ
しかも紐類は中に入ってる人自身が自殺する恐れもあるので全て(本のしおりでさえ)取り除かれると読んだことがあります^^;
つっこみどころは多いけれど楽しませて頂きました
Posted by じゅりあん&まのん at 2006年03月28日 10:53
じゅりあん&まのんさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!

ほんの下に隠されていたのは、丸くまとめられた
ひも状のもの。
針金?釣り糸?ピアノ線?
ノーチェックで差し入れできるなんて、
まだ警察内部に神狗のモグラがいるのか!?
その辺、もう少し丁寧に描いてほしかったですね。

また遊びにいらして下さい!
Posted by ちーず at 2006年03月28日 12:25
ちーずさん、こんばんは。

ヨンジェの最後の涙、良かったですよね。
胸が熱くなり、やはり力のある役者は違うなぁと思いました。
ただ、惜しいのは息をひきとるときに目を閉じてしまったこと・・。
日本でも少なくないですが、個人的にあれをやられると作り物感が出てしまい、
ちょっと残念でした。。伊崎は自然な息の引き取り方でしたよね。
これ以外は文句のつけようの無い役者さんでした!
物語も他にもちょこちょこ変なとこもあったり、
脚本・演出をもっと詰めれば更に良い物になった気もします。
でも、日韓共同製作ともなると、
普通のドラマ以上に作り手の希望がぶつかったりもするのでしょうね。

風間龍一郎と宋のやり取りも良かったです。
人の心の弱さと寂しさ、脆さ。心の底では誰もが無意識にでも愛を求めていて
龍一郎も宋も、最後には親子の愛を感じる事が出来たのではないかと思います。
宋が娘の言葉で犯行を思いとどまったのも良かったですが、
龍一郎の娘の為に日本を守りたいという台詞も良かったです。
でも、あそこまでしてプログラムを手に入れたがったのは何でなんでしょうね。
警察の手ではなく、自分の手で壊したかったのか、他に意図があったのか・・・。
常に自分が支配していないと気が済まないという感情からなのか。

韓国語。たしかに発音はさっぱり分かりませんが、橋爪さんの努力は凄かったですよね。
普段、朗らかな役のイメージしかないので新鮮でした。

このドラマは言葉の障害があるのもありますが、
目で演技するという、基本的ですが、重要なことを忠実に実行してくれたと思います。
所々リアリティに掛ける部分がありましたが、全体通して面白かったです。

あと、本筋とは全然関係ないのですが、
アクアリウム好きの私としては、しょっちゅう水槽が出てくるのは何となく気持ち良かったです。
Posted by しなちく at 2006年04月09日 03:02
しなちくさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!

日韓共同制作ということで、大変なことも多々あったことと
思います。
こういうドラマが今後は増えていくのかな。

このドラマの根本には、親子というテーマがありました。
そこが良かった!

確かに、互いの言葉が通じない分、目で訴える力が
印象に残っています。

また遊びにいらして下さいね。
Posted by ちーず at 2006年04月10日 21:46
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