2006年04月28日

弁護士のくず case.03

『美人作家の盗作』

超人気セクシー作家・瀬能セリ(北川弘美)のデビュー作
「ハレルヤ」出版サイン会に、怪しげな雰囲気の女・豪田珠美
(片桐はいり)が乱入しセリの顔を殴打、傷害罪で起訴された。

警察から武田(伊藤英明)に指名で弁護依頼が入り、
早速九頭(豊川悦司)と共に面会に出かけた。
だが、面会室に現われた珠美の言動と風貌に唖然!
さらに、以前に武田の元へ届いていたファンレターが、
珠美からのものだったことが判明し武田は困惑を隠せなかった。

現場には目撃者も多く明らかに有罪と思われる珠美に、きちんと
謝罪をして示談を取り付ければ執行猶予になる可能性があると
進めるが、珠美は、瀬能セリを著作権侵害で告訴して欲しいと
言い出した。
公式HPより=「弁護士がファンレターなんて恥ずかしいっすよ〜。」
と、とっても嬉しそうな武田。
くずはとっても羨ましそう!

そんな中、武田を指名した依頼が舞い込む。
「くずさんも一緒に行ってくださいね。」と徹子(高島礼子)。
「え!?嫌だよー。あいつに来た仕事だろ!?」
「今度何か買ってあげますから。」
「やーだー!やだ!やだやだー!!」
子供みたいに駄々をこねるくず!

武田を指名してきたのは、瀬能セリを殴打した珠美。
面会室で武田を見た瞬間、彼女の瞳が変わる。
武田も王子様に変身!
「あっはっはっは。わっはっはっは!」と高笑い。
そしてくずは、馬に変身!

「クリストファー!
 私を助けに来てくれたのね!
 クリストファー!!
 せっかく出会えたのに、私たちの間にこんな壁が!!」
「あ、あのー、あのー、
 僕は、弁護士の、」
「クリストファーね!」
「はい。」くずがそう返事をし、話を進めるよう武田に指示。

「豪田珠美さん、あなたは傷害罪で起訴されました。
 現場には多数の目撃者がいますし、明かに有罪であるかと
 思います。
 傷害罪は10年以下の懲役、または30万円以下の罰金。
 瀬能さんは幸い軽症で済んだので、こちらからきちんと
 謝罪して、示談を取り付ければ、執行猶予になる
 可能性が高いです。
 いかがでしょう、豪田さん?」
「そんな風に私を呼ばないで。
 クリストファー、私シャルロットよ!
 手紙、届いているでしょう!?」
「手紙!?」

『愛しの武田真実先生へ
 突然のお手紙ごめんなさい。
 私は紗流呂斗(シャルロット)と申します。
 ペンネームでごめんなさい』

なんとあのファンレターは、彼女からのものだった!
「こいつ、あんたからの依頼、全力で取り組むって言ってたよ。」
くずが笑いながら言う。
武田をうっとりと見つめる珠美。
「もう1度持ち帰って検討しますので。」武田が席を立つ。
「私、瀬能セリを告訴します!」
「告訴って・・・。
 今回の件は、彼女が被害者で、あなたが加害者なんですよ。」
「瀬能セリは、私の作品を盗作したのよ!
 『ハレルヤ』は間違いなく私の作品よ!
 瀬能セリを、著作権侵害で告訴してちょうだい!」
「確かな証拠はあるんですか?」
「そんなもんないわー。」
「証拠もないのに・・・。」
「告訴の準備をしてもらってもよろしくて?クリストファー。」
珠子、投げキッス。

このシーン、公式HPによると、クリストファーの「高笑いパターン」
バージョンと「ジェントルマン笑いパターン」バージョンを
撮影したそうです。
「ジェントルマン」バージョンも見たかった!
片桐さんの一番最初のセリフが「クリストファー!」
恋する姫君モードなのも、すごく楽しい!
くずさんなんて、馬にしか見えてないようだし。(笑)
馬の鼻にはくずのトレードマークの絆創膏が!細かい!
ちなみに、くず先生の今日の絆創膏の位置は、右頬上!


「盗作だなんて、本当なんでしょうか・・・。」
「そんなことより、セクシー美人作家を拝みに行こうか。」
「そんなことより、豪田珠美の周辺を当たるのが先です!」

=山猫荘=
大家によると、親しくしている友人や恋人は見たことがないらしい。
家賃は2ヶ月滞納。
『豪田』という表札をドアの上に追いやり、『シャルロット』と
書かれた表札が付け替えられている。
部屋の中は散乱としており、異臭が立ち込める。
そんな中、ピンクのドレスが。

くずは廊下に積み上げられた雑誌などの中から、原稿らしき物を
見つける。
「作家志望っていうのは本当だったんだな。」
部屋から出てきた武田に、
「ブスの部屋と刑務所には長居は無用。
 行くぞ!」
そう言い、鼻を押さえながら立ち去った。

次に向かった場所は、瀬能セリの事務所。
セリとガッチリ握手するくず、
「なんか生きる力が湧いてくるな〜!」
と満面の笑顔!
「離していただけますか?」戸惑うセリ。
「いや〜。もうちょっとー。」
武田がくずをセリから引き離す。
「すみません!セリさんの大ファンなんで。 
 セクシーパワーにやられちゃったー!」
「相手方の弁護士さんにそう言っていただけて嬉しいです。」
「同じ小説でも美人が書くと読んでみたくなりますよね〜!」
「ありがとうございます!」
「セクシー写真集も同時発売!
 同じ裸でも、セクシー美人作家だと価値が上がりますよね。
 ギャラ何十倍に上がりました?
 もともとヌードモデルやってたんでしょう!?」
セリの顔色が曇る。
「あれ?これオフレコ?
 ネットじゃね、もっぱらの噂だよ。」
武田、くずの足を思いっきり踏みつける!

「あなたがた、謝罪にいらしたんですよね。
 あの女性が充分反省しているのなら、世間体もあるし、
 こちらも穏便に収めてもいいと思っています。」
出版担当者が言う。
「ありがとうございます!」担当者の手を取り感謝する武田。
「いやでもね、あいつブスのくせに性格も悪くって、
 セリ先生が自分の作品を盗作しただなんて言ってまして。」
「あれは、私の作品です。」
「彼女、色んなことに切羽詰っておりまして、
 現実と妄想の区別がつかなくなっているんですよ。」と武田。
「証拠ならありますよ!」
見詰め合うくずとセリ。
「・・・て、言えたらいいんですけど。」
「名誉棄損で訴えてもいいんですよ!
 大体彼女、うちの文芸誌にも持ち込みしてたらしいですよ。
 担当の間でもしつこいって有名で!」

担当者に会いに行く二人。
その担当者曰く、上手い作家よりも売れる作家がほしい。
セリはプラスアルファの部分が認められ、新人作家として
デビュー出来たのだ。
「彼女はビジュアルもいいし作品もいい!
 久々に現れた文壇のシンデレラガールですよ!」と、担当者。

公園でカップメンに生卵を落としながら、くずはセリと握手した時に
感じた違和感を考える。
武田がなぜ告訴の話をしたのかとくずを責める。
「話題の美人作家が盗作してたら面白くない?
 いいじゃん。告訴すれば。」
「作家志望が本当だとしても、もし本当に盗作されたら、
 出版社に抗議するのが普通でしょう?
 それをいきなりサイン会に乱入して殴りつけるなんて、
 明かに変です。
 しかも、じぶんが使っていたパソコンが壊れたから
 証拠はない。
 疑ってくれって言っているようなもんです。
 しかもあの言動!恋愛妄想ですよ、絶対!」
武田は依頼者を全く信じてはいなかった。

出版会社の担当者たちに焼肉に招待されるセリ。

拘置所で質素な食事をに手をつけず考え込む珠子。

珠美の母親に連絡をしてみた武田。
だが、「あの子のことは知らない」の一点張り。
「無職で、四十間近で小説家志望じゃ、親もサジ投げるわな。」
くずが踊りながら答える。

セリの処女作を読んだ白石は、そのエッチな内容に、
「内容的にも瀬能セリが書いたと言うほうが、
 合点がいく。」と言う。

「臭い飯は私の口に合わないの。」
珠美はそう騒ぎい、武田に差し入れを頼む。
「早くあの女を告訴してちょうだい!
 私、マスコミに手紙を書くわ。
 あの泥棒女の化けの皮を剥いでやる!」

居酒屋で食事をする徹子と武田。
「私わかるわ、彼女の焦り。
 豪田珠美さんって私と同い年なのよねー。」
「年は同じ39でも、全然、」
徹子が睨む!
「・・・加藤さんの案件は?」
「私はなんとか和解させたいんだけれど、もめる一方。」
「会社のポスト争いが元なんですよね。」
「そ。器が小さいったらないわー。
 家に帰れば大きな子供がいるような大人が、
 子供みたいに意地悪合戦。
 男の嫉妬って本当にタチが悪い!」
「法廷っていうのは、大の大人がケンカする場所ですもんね。」
「子供の頃みたいにさ、殴り合ってすっきりするようなけんか、
 大人になったら出来ないのかしらね。」

武田は国光(モト冬樹)の古書店で、瀬能セリの作家デビュー前の
お宝本を手に入れる。
「彼女、作家になる前、おねだりGIRLSっていう3人組の売れない
 グラビアアイドルやってたんだよ。
 まあ本人は消したい過去みたいだけどさ。」

セリの撮影スタジオを訪れるくずと武田。

「あらー、ご活躍ね!」
「今は、先生って呼ばないと、返事もしてくれないの!?」
セリに声をかける元オネダリGIRLSのアヤとミナ。
「一体どんな手を使ったのかしら。
 目的の為に手段を選ばない人って、怖いわー。」
「有名になるって、辛いことも多いのよ。
 まあ、あなた達にはわからないと思うけど。」

そのやり取りを見ていた武田、
「怖いですねー。女の嫉妬って。」
「女の嫉妬なんてカワイイもんだよ。
 男の嫉妬は国をも滅ぼすってね。
 表面的には涼しい顔して、相手が破裂するまでやるのみだ。」とくず。

「有名になるって、辛いことも多いですよね。」
くずがセリに話しかける。
「なんですか!?」
「二作目のテーマは何ですか?
 ベストセラー後すぐの作品ですから、プレッシャーもかかるでしょう?」
「あなたには関係ないでしょ。」
「これだけ、教えてほしいんですけど、
 あなたが『ハレルヤ』の原稿を最初に出版関係者に見せたのは
 いつでしたか?」
「去年の今頃でしたけど。」
「去年の、今頃、ね。」
「それが何だって言うの!?」
絆創膏に触れながらくずは考える。

武田が事務所に戻ると、徹子が立ちくらみを起こしていた。
体力の限界となっても、人に甘えようとしない徹子。
「加藤先生は手伝いましょうかって言われて、
 手伝ってって言う人じゃないって、
 くず先生が言ってましたよ。」
「どうせ可愛くないとか言ってたんでしょ。
 いつもそういうことを言うのよね、あの人・・・。」
武田は仕事を続けようとする徹子を、少し休むようにと
家に送っていく。

珠美を訪ねていく武田とくず。
「さっき、クリストファーにテレパシーを送ったの。
 届いた?」
「すみません。電波の状態が悪くて。」
「もうー。あの女告訴してくれた!?」
「いえ、告訴はしていません。」
「どうして!?」
「弁護士として、依頼人であるあなたの不利益になるような
 行為は出来ません。」

「俺はそうは思わないね。
 お前は確実に勝てる。
 大丈夫だよ。お前は勝つ!」
くずが珠美にそう言った。

警察署を出た二人。
「シンデレラってさ、わざとガラスの靴を階段に落としていったって
 思わない?
 シンデレラは、ガラスの靴を落としていかなかったら、
 王子の目に留まることもなかった。
 合コンでもさ、なんかダラダラいる女より、
 スパっと帰っちゃう女の方が気になるでしょ?」
「確かに!」
「王子が靴の持ち主を探しに来たときに、 
 その靴はピッタリだ!
 そのピッタリの靴がだよ、ちょっと走った位で脱げるだなんて、
 これは不自然だよね。
 シンデレラは、王子が靴を拾わなければ一生家事手伝い。
 舞踏会に行く姉ちゃんたちに嫉妬しながら
 生涯を終えたかもしれない。
 シンデレラは賭けたんだよ。
 王子が自分を救ってくれるかどうか。
 で、シンデレラは、賭けに勝った!」
「何の話ですか!?」
「シンデレラの話だよ。
 お前さ、最近からだ鍛えてる!?」

シンデレラの話が、どうリンクするのか!?

武田はジョギングするセリを追いかけ声をかける。
「グラビアアイドルって、体調管理が大変なんですね!
 そういえば、30万突破しましたね、瀬能セリさんの小説!」
「何よあんた!」
逃げるセリ、追う武田!

翌日、筋肉痛の身体を引きずり武田は出勤。
「くず先生!やっぱりくず先生の言ったとおりですよ。
 オネダリGIRLSは去年の今頃解散したんですけど、
 その時アヤとミナは契約を継続されたんですが、
 瀬能セリだけ契約を切られたそうです。
 そのことでずいぶん落ち込んでいたようですね。」
「ほ〜。」
「こっちの方も、間違いないです。
 心療内科に通院歴があるって、アヤが言っていました。」
「やっぱりね。」
「でも、それだけじゃ何の証拠にもなりませんよ。」
「あとは、本物のシンデレラに聞けばいい。」
「本物!?」
「一つ頼みがあるんだけど、クリストファー。」
「だからその呼び方はやめてくださいよ!」

「こっち」といい、手首を見せる武田。
自殺未遂を起こしたってこと?


くずはいつもの店で国光と会う。
(今日は制服大会!)
「読んだよ、あれ。」
「で、どうだった?
 壮大なシャルロットとクリストファーのラブロマン。」
「なかなかだったね〜!腕は充分プロ並み!
 まあ多少荒削りなところはあるけど、あれは化けるよ。」
「『ハレルヤ』と比べてどう?」
「俺は、同一の作者だと見たね。まず間違いない。」
「間違い、ないかー。」

次の作品のため、ホテルに缶詰になるセリ。
だが担当者が帰っていくと、暗い表情になり・・・。

くずが珠美を訪ねていく。
「シンデレラはあんただったんだなー。
 わざとガラスの靴を落としてきたんだろ?」
「・・・何のこと!?」
珠美の原稿を袋から取り出すくず。
「この小説に触発されて、俺もちょっとしたストーリーを
 考えてきたんだけど、聞いてくれる?」
「いいわよ。」
くずが絆創膏を剥がしながら言う。
「文壇のシンデレラを目指す、女の話だ。
 売れないグラビアアイドルの彼女は、いつか日本中の誰からも
 注目される有名人になるのが夢だった。
 でも彼女は、売れないアイドル3人組のお荷物。
 ある日彼女だけが、事務所からクビを切られた。
 そんなとき、彼女は偶然、誰かが書いた小説の入ったフロッピーを
 手に入れた。
 華やかな世界にどうしても戻りたかった彼女は、
 一か八か、知り合いの編集者にそれを自分が書いた文章だと言って
 見せた。
 その文章は編集長の目に留まり、すぐに出版されて大ヒット。
 彼女は瞬く間に、文壇のシンデレラになった。
 そこへ、この物語のもう一人の主人公が登場する。
 やはりチャンスに恵まれてはいなかった、本物の作者だ。
 本物の作者は、サイン会に乱入し、
 妄想癖の女を演じてマスコミの注目を集め、
 スキャンダラスな告訴合戦で大衆の目を引く。
 そして最終的に決定的な証拠を出し、
 劇的な勝利を収めた本物の作者は、衝撃のデビューを
 果たすつもりだった。
 本物の作者は、グラビアアイドルの作者が、
 わざとフロッピーを拾うように仕向けたんだ。
 シンデレラがガラスの靴を王子に拾わせたようにね。」
「面白い作り話!」
「本に関して目の利く知り合いがいてね、
 あんたの書いた原稿とハレルヤを見せたら、
 同一人物が書いたものだって太鼓判を押されたよ。
 それに今、文学賞の過去の応募作品の中から、
 あんたの作品を、クリストファーが必死に探しているよ。
 シャルロットの為にね。」
「よくそこまで考えたわね。
 小説家になれるんじゃない?」
「あんたも人を嵌めてのし上がろうだなんて、
 なかなか腹の据わった悪党だな。」
「そうでもしなきゃ、シンデレラになんかなれない。
 何度も出版社に持ち込みをして、 
 何度も言われた。」

『あんたみたいな人が書いた小説、
 正直興味が湧かないんだよねー。』
小説を持ち込んだ帰り、オネダリGIRLSをクビになったセリが、
必死に担当者に頭を下げる姿を見かける。
珠美はそこにフロッピーを置き・・・。

「私が欲しい物は、彼女が持っているもので、
 彼女が欲しい物は私が持っているものだって、直感した。
 彼女を利用できるって思った。
 だから、ダメもとで種を撒いてみた。
 瀬能セリは、驚くほど見事にベストセラー作家になったわ。
 でもあれは、グラビアアイドルが書いたってことで
 売れただけ。
 あれは私から見ればたいした作品じゃないもの。
 私が書いたって言ったら、誰も目を留めなかった。」
「あとはもう一芝居打って、お前が世の中に出ていくだけだな。
 瀬能セリを踏み台にして。」
「彼女だって、一時でもシンデレラでいられたんだから、
 良かったでしょう!?」
「そう思う?
 お前が仕掛けた罠のせいで、
 もし彼女が自殺でもしたら、
 後味悪くないか?」
「自殺!?」
「俺が握手した時、瀬能セリの腕には、
 リストカットのあとがあった。」
「・・・」
「吐きダコってわかる?」
「摂食障害の子が、食べて吐くのを繰り返しているときに、
 出来るやつでしょ?」
「瀬能セリの手には、大きな吐きダコがあったよ。
 診療内科の通院歴も出てきた。
 お前が部屋に篭って必死で小説書いているのと同じように、
 あいつも自分の見てくれキープするのに必死だったんだろうな。
 華やかな世界に認められたいっていうのは、
 お前もあいつも同じなんじゃないのか?」
「・・・」
「シャルロットは、心優しく、気高い。
 だからこそ、クリストファーに愛される価値がある。」
「・・・小説、最後まで読んでくれたのね!」
「告訴の件は、俺に任せろ。」

セリと担当者に会いに行くくずと武田。
くずに合図を送られ、武田が言う。
「豪田珠美は、やはり、瀬能セリさんを告訴すると言っています。」
「どういうことですか?」担当者が聞く。
「盗作の証拠が見つかったんです。」
「証拠!?」
「パソコンの方に、元のデータが残っておりまして、
 日付も、瀬能さんが書かれたという日よりもずいぶん早いんです。」
「日付を変えるぐらいいくらでも操作できるでしょう!」
「二作目は進んでる?
 あんた、書けるの?」
黙ったまま、手首の傷に触れるセリ。
くずが武田にまた合図を送る。
「これは、豪田珠美が書いた原稿です。
 豪田珠美は3年前に、『ハレルヤ』と全く同じ内容の作品を
 文学賞に応募していました。」
「これを書いたのは・・・本当に豪田珠美なんですか?」
「そうです。」武田が答える。

「瀬能先生、どうなんですか?」担当者に追求されるセリ。
「引き返すなら、今だよ。」とくず。

「・・・ごめんなさい。」
瀬能セリが謝罪した。

その後、セリは友人を頼り、アメリカへ。
出版社とセリは著作権侵害を認め、謝罪。
珠美にも執行猶予がついた。
「何でも法廷で争えばいいってことじゃないんですよね。
 指名で来た依頼を無事治めることがことが出来たんだから、
 自信持ちなさいよ。」白石が武田に言う。

珠美は今回のことを小説にし、デビューしようと張り切っているらしい。
「彼女に会えなくなって寂しいんじゃないの?
 クリストファー!」くずがからかう。
「その呼び方はやめて下さいよ!」
くず、投げキッスのマネ。
「あ"−−−っ!!
 って、もう驚きませんよ。」
「クリストファー!?」ドアから覗き込む珠美!
「あ"−−−っ!!」

屋上で話す武田、珠美、くず。
「良かったですね。
 この前のこと本にしてデビューするって聞きましたよ。」
「あれはやめたの。
 あの一件を書くことは、私は瀬能セリを罠に嵌めたことも
 明かすことになるもの。
 それに、そんなことをしなくても、私は実力で売れてみせる。」
「世の中そんなに甘くねーぞ。
 みんなそれなりに汚い手、使ってんだから。」
「シャルロットは心優しく気高い。
 だからこそ、クリストファーに愛される価値がある。」
「珠美さん!」
珠美がクリストファーに握手を求める。
少し戸惑い、それに応じるクリストファー、
珠美にぐっと引き寄せられ、「びっくりした!」
「さよなら、クリストファー。」
「さよなら、シャルロット。」
鐘の音が鳴り響く。
「こんな時間。行かなくちゃ!」
シャルロットは、鐘の音を聞きながら立ち去った。

「手ごわい敵だった。」
「はい。」
「あ!俺も行かなきゃ!」

真っ白なスーツY帽子でキメたくず。
「俺がこの日がくることをどんなに待ち焦がれていたか!」
「どんな人が来るんですかね〜!」と武田。
「何でお前がいるんだよ!」
「いいじゃないですか!」
「お前にはシャルロットがいるだろう!」
「豪田さん、今は担当編集者のオガタさんって人に
 ぞっこんなんですよ。
 僕はもう過去の人です。」
「恋多き女だな。」

そこへ、夕花(星野亜希)がやって来る。
「あれあれ?他のガールズは!?」
「今日、青年実業家チームとの合コンがカットインしたんで、
 こっちは中止です!」
「なんだよ、それー。」
「すいません。向こうの方が弁護士より、ウェイトが高いんです!」
「男は、金じゃないでしょー!」
「男の嫉妬は、醜いですよ。
 じゃあ!」

「顔のいい女ほど、見た目に関係なく、
 金のある男にたかるんだよ。
 不条理極まりないねー。」とくず。
「でも加藤先生だけは違いますよ。
 僕なんてこの間ご馳走になっちゃいましたからねー!」
「年下だからって自分が払っちゃうところが、
 可愛げのなさに拍車をかけているんだよ。
 徹子ちゃんの場合は。」
「お金なんか持ってなくたっていいんですよ。
 相手が金目当てだって悩む必要もないし、
 素晴らしい女性にめぐり合う確立が高いってことですよ!」
「お!いいこと言うね〜!
 さすが熱血弁護士!魂の代弁者!弁護士界の尾崎豊ー!」
「ハーって!
 落とすために持ち上げてるの、バレてますよー!」
二人はナンパしようと意気込みながら、街の中に消えていった。


このドラマの面白いところは、依頼者が何かを隠しているところ!
それを、一癖も二癖もあるくず先生がたどり着いていくのが
本当に面白い!

今回の依頼者、そこまで計算していたとは!
ということは、武田にラブレターを出したのも、
彼女のシナリオの一部!?

自分にはない、人の才能に嫉妬した二人。
そんな二人が出会ってしまったのが、事件の始まりでした。

突き止めた真実を珠美に話すくず。
その話を黙って聞く珠美の表情!
見応えがありました!
表情の演技であれだけ気持ちを伝えてくるのは、
さすが、はいりさんです!

くず先生、あんなに嬉しそうにセリと握手をしながら、
そこまで見ていたんですね。

居酒屋で、国光のギターに合わせて一緒に歌うくず。
これもおいしいシーンでした!

くずが絆創膏を剥がすのは、『時効警察』霧山にとってのメガネの
ようなもの?
これからは剥がすタイミングもチェックしていこう。(笑)

第4話のゲストは平田満さん、斉藤慶太さん、小町桃子さん!



九頭元人(くず もとひと) (40) … 豊川悦司
武田真実(たけだ まさみ) (28) … 伊藤英明
小俣夕花(おまた ゆうか) (26) … 星野亜希
国光裕次郎(くにみつ ゆうじろう) (48) … モト冬樹
白石誠(しらい しまこと) (60) … 北村総一朗
加藤徹子(かとう てつこ) (39) … 高島礼子


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原作です。
photo
弁護士のくず 1 (1)
井浦 秀夫
小学館 2004-07-30

by G-Tools , 2006/04/02




photo
弁護士のくず 2 (2)
井浦 秀夫
小学館 2005-03-30

by G-Tools , 2006/04/02




photo
弁護士のくず 3 (3)
井浦 秀夫
小学館 2006-04-27

by G-Tools , 2006/04/02




主題歌はhitomiさん。
photo
GO MY WAY
hitomi
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2006-05-10

by G-Tools , 2006/04/02




武田が弁護士を目指すきっかけとなった映画
B00005GPWS評決バート・ハリス リチャード・D.ザナック デヴィット・ブラウン ビクターエンタテインメント 1991-11-21by G-Tools




豊川悦司さんの出演作品


13:23 | CM(7) | TB(0) | 弁護士のくず | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうそう!くずが絆創膏を貼る場所も毎回ちがいますよね〜何だか「時効警察」と同じでついコネタ探しに熱中してしまいそうです。
Posted by きこり at 2006年04月28日 16:12
片桐はいりの演技最高!!
登場とともに「クリストファー」
は面白かった(笑)
Posted by ENDOLICHERI at 2006年04月28日 19:02
こんばんは。コメントありがとうございます!

★きこりさん★
絆創膏、いつも違う場所ですね
怪我してないのに。あれは御守りか何か!?
剥がすタイミングも気になります!

★ENDOLICHERIさん★
片桐さんの表情の演技が素晴らしかったです!
クリストファー、最高!!
Posted by ちーず at 2006年04月28日 23:13
クズのとぼけた鋭さいいですね〜  小説が売れるには仕掛けが必要byアンフェアの野口、珠美がだして落選した小説が話題性のあるセリだと編集者もくいつく、なにか裏に仕掛け人がいるのに同じ服をきて歩く若い子のよう

ピーポ君は踊るのオリジナルキャラだと思っていたらTBSにも登場、署長も出てるからかな

ネクタイの色はハズレでした
Posted by けた at 2006年04月29日 16:31
けたさん、こんばんは。

ピーポ君、毎回さりげなく登場していますね。
そんな遊び心も楽しい!
つい、コネタを探しまわってしまいます。(笑)
Posted by ちーず at 2006年04月30日 18:45
こんにちは。
録画し忘れて、見損なっちゃったので、このブログを発見した時は、すごく
うれしかったです〜☆
くず弁護士、いいですよね!!大好き♪♪

ところで、ピーポくんは、実際の警視庁のマスコットキャラクターなんですよ☆
人々の「ピープル」と、警察の「ポリス」の頭文字をとり、都民と警視庁の
かけ橋になることを願って「ピーポくん」と名付けられました。
デザインは、色々な動物の可愛らしい部分をイメージ化して作られたそうです。
Posted by はな at 2006年05月01日 11:38
はなさん、こんにちは!
お役に立てて何よりです。

ピーポくんの名前の由来、知らなかったです。
教えてくれてありがとうございます!
前クールでは『時効警察』がピーポ君を真似た
マスコットキャラを作っていました。(笑)

また遊びにいらして下さい!
Posted by ちーず at 2006年05月01日 13:12
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