2006年05月02日

トップキャスター 第三話

『恋愛運ゼロの逆襲』

テレビの占いをチェックする望美(矢田亜希子)。
「椿木さん、何座ですか?鬼座!?」
「鬼座って・・・。
 私ね、乙女座!」春香(天海祐希)が答える。
「お・・・乙女!?ぷっぷっぷ。」
「ぷっぷっぷって!
 ちょっと待ってよ。私が乙女座じゃおかしいの!?
 じゃあ何!?かに座はカニじゃなきゃいけないの!?
 うお座は魚じゃなきゃいけないの!?
 てんびん座にいたっちゃ、生き物ですらないのよ!」
「ふたご座が全然出てこないー。」
「残念でした!」
「おとめ座もまだですけど。」
「・・・私ね、占いなんて信じないから。」
「これ当たるんですよ! 
 これで最下位になった日には、一日ロクなことがないんですから!」
「こういうのはね、気の持ちようなの。」
「おとめ座と、ふたご座が、二つ残った!!
 どちらかが最下位ですね。」テレビ画面を食い入るように見つめる二人。
結果は・・・おとめ座が最下位!!
『大事な書類をなくしちゃうかも
 小指にも気をつけて!
 ラッキーアイテムは、ハートのピアス』

「持っていません!!!」

その日ニュースを伝える春香の耳にはハートのピアス!

実は占いを信じている春香でした。(笑)
天海さんの身振り手振りが楽しい!


人気占星術師・宮部天花(黒田福美)をゲストに招いた『ザ・ニュース』。
天花は今人気の占い師。彼女の占いは百発百中。
芸能界、スポーツ界に信仰する人も多い。
だが、春香は彼女の占いに疑問を持っていた。

彼女の占いが注目されたのは、前回の総選挙。
与党の幹事長が、彼女の占いどおりに選挙区の割り振りを行ったとの
噂が広がったのだ。
宣伝のためのでたらめかもしれない。
春香は天花から真実を聞き出そうとスタジオに招いたのだ。

春香が天花に質問を投げかける。
「ご依頼人個々のことはプライバシーに関わりますので、
 お話しすることは出来ないんですよ。」
「でもですね、国政選挙を占いで決めたとなれば、」

突然占いを始める天花。
「私の占いをお疑いのようなので、
 彼女を占って差し上げました。
 あなたは、小さい頃からかわいいと評判で、
 人前で歌ったりするのが大好きだった。」
「はい!当たってます!」
春香の隣に座る、サブキャスターの野原芽衣(松下奈緒)が答える。
「あなた、最近お腹の具合が悪いんじゃないかしら。」
「はい、当たってます!それも。」と芽衣。
「お肌のことも心配ですよね。」
「すごい!天花先生、何でもお見通しなんですね!!」

その様子に春香が笑う。
「あら、何かおかしいんですか?」
「いえいえ。こういう仕事をしている女性は、 
 大抵同じような悩みを持っていますから。」
「私の占いが、人の外見や職業で判断していると
 おっしゃるんですか?
 私の占いを、信じないんですね。」
「信じる、信じないは、その人その人ですから。」
「それでは、あなたを、占ってさしあげましょう。」
「いえ私は別に。あの、また次の機会に。」
「逃げるの?」
「・・・逃げません!」つい、ムキになる春香。

「こんなに悪い星回りを、私は初めて見ました。
 結婚は・・・出来ません。
 この先衣装ずーっと絶対に絶対に出来ません。
 恋愛運も最悪です。
 男性の男の字もありません。宇宙のブラックホールのようです。
 ご安心下さい。
 あなたの運勢を変える方法が、一つだけあります。
 今すぐ、改名なさることです。
 さもないとあなた、取り返しのつかないことになりますよ。」
天花が名前を占い始める。
「聖なる星たちよ・・・我に語りたまえ・・・。
 出ました。
 あなたの、新しいお名前は・・・おならかおりさんです。」
『緒楢香里』とフリップに書いた。
スタッフたち、その名前に大笑い。

「そんなご冗談を!」
「冗談ではありません。
 今すぐ改名なさらないと、
 あなた、地獄に堕ちますよ。」
天花の言葉に引きつる春香。

蟹原健介(玉木宏)は望美をデートに誘う。
『おぼんこぼん歌と笑いのディナーショー』!
「意味わかんない。」望美にはその気がないようだ。

スポーツ新聞に、天花と春香のやり取りが面白おかしく掲載される。
スタッフたちが大笑いしているところへ、春香がやってきた。
春香の怒りに静まり返るスタッフたち。
そこへ、柴田局長(児玉清)が新聞記事に大笑いしながら
やって来た。
春香に睨まれ、必死に笑いをこらえる局長!

その直後、健介の友人から電話が入る。
天花の占いがインチキだという告発電話だった。
金を騙し取られたから相談に乗ってくれ、という電話に、
春香は早速飛びついた。
健介は自分が企画したUFOの取材を断念し、春香と友達の元へ
向う。

春香の携帯には、キティーちゃんのストラップ。
「今日のラッキーアイテムですか?」と聞かれた春香、
電話の音に受話器を取っていましたが、
あれってリモコン!?話題をそらそうと!?


健介のUFOの企画を押し付けられた望美。
取材先のUFO研究会では、沢山の人々がアルミホイルで作った
CDのような帽子を頭に被せ、空を見上げる。
望美もそれを頭に乗せられ・・・。

健介とともにその友人の元を訪れる。
大学の時に同じバイトをしていた沢木カズミ()。
妹の正美()が付き添っていた。
「こんな美人の妹さん、いたんだ!」健介が鼻の下を伸ばす。

姉のカズミは被害の状況を説明しようとするが、
言葉にならず、妹の正美が説明する。
「姉は騙されて以来、ずっと自分を責めているんです。
 姉が騙し取られたのは、両親が残した家だったものですから。」
誰に相談しても、騙された方が悪いと思われ、誰も力になって
もらえなかった。
「もう頼れる人がいないんです。
 私たち、蟹原さんだけが頼りなんです!
 お願いします!助けて下さい。」
正美に手を握られる健介、
「はい!がんばります!!」
「・・・承っちゃってるよ・・・。」そう呟く春香。

『家庭で学べる!宮部天花流 八方星占い』というパソコンの
ソフトを購入したことから始まった。
「あまりにも占いが的中するし、
 身の回りのことも全て見通されていたそうなんです。
 その上で、家に災いの星があると言われ始めて・・・。」

春香は帰り際、正美に挨拶されて何か違和感を感じる。
姉妹が帰ったあと、春香が健介に聞く。
「ねえ、彼女本当に、カズミさんの妹さん?」
正美の魅力にやられた健介とは話にならなかった。

焼鳥屋『一石三鳥』に集まる春香たち。
UFOの取材から戻った望美に正美のことを知られ
健介は焦るが、望美はお構いなし。嫉妬する様子もない。
「宮部天花の詐欺をうちの番組で証明して、被害者を助けましょう!」
と張り切る健介。
「他にネタもないからね・・・。」
「あるよ!」
角高(矢島健一)が内部文書を手に駆け込む。
そこにはインサイダー取引の支持が。
健介以外のスタッフたちが、そのスクープに飛びついた。

朝、春香は望美を先に出勤させ、彼女が家を出ると占いをチェック!
おとめ座はまたも最下位!!
『悪いウワサを聞いちゃうかも
 部下との接し方にも注意!
 ラッキーアイテムは、ヘビメタグッズ』

春香はサングラスで顔を隠し、さっそくヘビメタショップで
トゲトゲしたリストバンドをお買い上げ。

望美、健介、伊賀俊平(松田翔太)は、一般人を装い
天花の占いを予約し、自宅を訪問する。

部屋には大勢の人たちが集まっていた。
中には有名な野球選手や俳優もいた。

天花の登場に、ひれ伏す人々。
望美たちはレコーダーでその様子をこっそり録音し始める。
"星のかけら"と引き換えに、人々が差し出す分厚い封筒。
中には大金が包まれていた。

天花が"星のかけら"を健介の升に入れる。
「ただの星の砂じゃん!
 こんなの、沖縄のビーチに行けばいくらでもあるよ。」
健介の小声で言ったその声を、天花は聞き逃さなかった。
「何かおっしゃいました!?
 このお砂は、宇宙の果てより舞い降りた、
 あのお星様のかけらなのです!
 ありがたく、お受け取りなさい。」
「はい・・・。」
「ありがたく!!お受け取り下さい。」
望美たちは金を要求されていた。
健介は財布から小銭を取り出し、お付きの者に渡す。
俊平はお札を数枚。
望美はお札を1枚、睨まれてもう1枚。(合計1万1千円?)
「あなたがたは、このお星様のかけらを何と心得る!!」
天花の怒りに焦った三人は、隠し持っていたICレコーダー、
カメラ、社員証を落としてしまう。
「あなたがた!!」

トゲトゲのリストバンドをはめようとする春香は、
みんなの視線にやっと気付く。

そこへ、結城雅人(谷原章介)と石場小吉(生瀬勝久)が
話しながらやってきた。
「先方は酷くお怒りです。
 今度始まるバラエティーへの出演が決まっていたのに、
 降板するとおっしゃっている。
 政界との繫がりもありますし、
 このままでは大変なことになります。」と結城。
「申し訳ありません。すぐに謝ってきます。」と石場。
「君も一緒にだ。
 宮部天花は椿木春香も一緒に謝りに来るようにと言っている。
 この間の放送で怒らせたからじゃないのか?」結城がそう言った。

結城の春香への言葉、前と比べて優しくなった気がします。

石場と春香が望美たちが待つ天花の家にいく。
石場は天花に平謝り。
「ちょっとあなた。あなた!あなたも謝ってちょうだい。」
天花が春香に言う。
「何で私が!?」
謝るよう頼む石場。
だが健介は、謝る必要などない、と言う。

「こいつはインチキ占い師ですよ!」と健介。
「なんですってぇ!?」健介の言葉に天花が怒り出す。
「人の弱みに付け込んで、金を騙し取るだなんて最低だ!
 みんなに金返せ!」
「面白ことをおっしゃるわね。
 私はただ、みなさんの悩みを聞いてさしあげて、
 謝礼を頂いているだけのことですよ。」
「悩み事はただで聞くもんだ。
 なにが星の砂だ!あんなのただの偽物じゃないか!」
「あれは、心を静めるためのもの。
 みなさんそれを納得なさって、お布施を下さるんですわ。」
「そうかもしれませんね。
 でもそれは、度を越すと、詐欺といわれても
 仕方ありませんよ。」と春香。
「星の砂の値段が、家一軒だなんて、どう考えたって
 おかしいだろう!
 彼女たちの家を返せ!」と健介。
「ああ!あなた、あの女性のお知り合い!
 確か、沢木カズミさんとかおっしゃったかしら。 
 途中で脱会なさって。
 きっと、地獄に堕ちますわ。
 ご両親も、事故で亡くなられているとか。
 きっとよっぽど悪い星の家系なんですわね。」
「ふざけるな!!
 何が地獄だ!何が悪い星だ!
 人の人生を、勝手に決め付けんなよ!!
 人生は人が決めるんじゃない!
 自分で作るもんだ!!」
興奮気味にそう叫ぶ健介に男たちが駆け寄る。
「蟹ー!離れて!!」突然春香が叫ぶ。
きょとんとする健介。
それと同時に、健介を抑えようとしていた男がすっ飛んだ。
「なんてことを!!
 あなたたち、傷害で訴えます!!」

天花は健介が暴力を振るったと、でっちあげました。

「俺クビですかねー。
 正美さんとの約束、守れないなー。」
自分のことより人の心配をする健介。
天花の家の帰り、春香たちは健介のために、正美の家を
訪ねていく。
そこには、男の人影が。
「なんだ!彼氏いるんじゃない!」
春香たちは部屋には行かずに帰っていく。

春香の家で飲む健介。
「騙された人たちに騙されるなんて、
 ホント、お人好しのチャンピオンだね!
 椿木さんの言うとおり、詐欺なんて、騙されるほうが悪いのよ!」
と望美。
「そうは言ってないよ。」と春香。
「ばっかみたい。デレデレデレデレしちゃってさ。
 仕事に私情を挟むだなんて、サイテー!!
 報道マン失格よ。」
「あんたが言うな。
 でもまぁ・・・あの子は、
 あんたが思っているような女じゃないかもね。」と春香。

「俺はただ・・・嬉しかっただけなんだよ。
 彼女たちが俺を頼りにして、
 助けてほしいって言ってくれたことだけが、
 嬉しかったんだよ!
 テレビのニュースの仕事ってさ、
 派手な事件ばかり追いがちだけど、
 俺は、それだけじゃ違うと思うんだよね。
 泣いてる人がいたら助けに行こうよ!
 困っている人がいたら飛んで行こうよ!
 だって、俺たちの報道の仕事ってさ、 
 本当は正義を守る為にあるんだから。」

健介はそう熱く語ったあと、照れて帰っていく。
「彼は報道マン失格じゃないってことよ。」と春香。
カバンを忘れた健介が戻ってきた。
「望美!・・・お前は、俺のオムライスだ!
 松坂牛なんかに興味ない!!」
健介はそう言い帰っていった。

「好きだって言ったんじゃない?
 なんで人んちで告白するんだろうねー。
 いるんだよねー、勝手に盛り上がっちゃって、告白しちゃってさ。
 で、言われたほうもハートにずっきゅん!
 ホホホホオホーとかなっちゃって。」
春香が望美を見ると、ホホホホホー状態!
「えぇぇぇぇ!?」
「いや、違いますって!
 私、松坂牛より安いってことですかぁ!?」
「今のポイントはそこなんですか!?」
「だって松坂牛より安いだなんて!」
「ヤキモチ焼いてるんじゃないのー!?」
春香は望美のリアクションに、ケッケッケッケと笑い続けた。

二人の姉妹の姉を地味な豆腐、妹を松坂牛に例えた健介。
オムライスは健介の大好物。

そして望美もあんなに健介を怒るなんて、
きっと心のどこかで気になっているんでしょうね。


健介の処分は保留中で、自宅謹慎となった。
天花は健介を傷害罪で訴える、と言い張っている。
向こうが出してきた条件は、健介の解雇、あるいは、春香の改名。
「オナラカオリ!?」
自分の力を誇示することが、天花の狙い。
改名なんてとんでもない、と春香。
「では、蟹原君は辞めていただく方向で話を進めます。」と結城。
それぞれが持ち場に戻る中、心配そうな望美・・・。

望美は自宅謹慎の健介を訪ね焼鳥屋『一石三鳥』に行く。
健介はここの一人息子なのだ。
元気のない健介の為にオムライスを作る望美。
「俺さ・・・会社、辞めるよ。
 これ以上みんなに迷惑かけられないし。」
「何言ってるの?
 そんなみんなに気を使うなんてらしくないよ。
 全然らしくない!」
「もういいんだって
 俺はもともとああいう仕事向いてないし、
 ヤキトリ屋のオヤジになるよ。」
「そんなの・・・
 私だって向いてないよ。」
「じゃあさ、向いてない同志、ヤキトリ屋、やる?」
「え!?」
「オムライス屋でもいいや。親父説得して。」
「何言ってるの!?そんなこと言い出して。」
「なあ、俺が正美ちゃんのことで一生懸命になって、
 ちょっとは、ヤキモチ焼かなかった?」
「そんなわけないでしょー!」
「だよなー。」
「ま、ちょっとは。」
「マジ!?」
「ちょっとって言ってるでしょ。
 もうね、ものすごーく、ちょっとなの。
 肉眼では全然見えないぐらい。」
「じゃあ顕微鏡買ってくる。」
「無理!スーパー顕微鏡じゃないと見えないくらい、 
 超ミクロな世界だからね!」
「じゃあ俺も超ミクロになろっかな!」
「そういう問題じゃないでしょう?」
二人の間に楽しい、穏やかな時間が流れていた。

健介は結城に辞表を提出する。
「ふーん。
 蟹ちゃん、これ、ダメだよ。受け取れない。」
「え!?」
「字、間違えてるし。」
封筒には『退織願』と書かれていた。
「すみません。すぐ直します。」
「正解はこっち。」
引き出しから別の退職届を出してみせる結城。
裏には、春香の名前が書いてある。
「さっき彼女が来てさ。
 この問題が解決できなかったら自分が責任を取るから、
 蟹ちゃんの辞表は絶対に受け取るなって。
 一方的に言っていかれました。」

健介は春香を探して報道部へ。
そこへ春香が、角高と話しながらやって来た。
「やっぱり中に何か仕組まれていたということですね!?」
「ああ。今詳しく調べているところだ。」
「よろしくお願いします。」

「椿木さん!
 ありがとうございます!
 でも、やっぱり俺が責任取るのが一番いいと思うんで。」
「あんたやっぱり天然よねー。
 何でまだ負けてもいないのに責任取る必要があるのよ!
 宮部天花との勝負はこれからよ。」
春香は諦めていなかった。
次のゲストにもう1度天花を呼びたいと申し出る。
「無理ですよ。
 あんな騒ぎになっているときに、来るはずがない。」と石場。
「来る!
 私が改名するって言えば。」
「椿木さん!!」と健介。
「別に蟹ちゃんの為じゃないわよ。」と春香。
「仕事のためよ、ですか?」と望美が微笑む。
「今すぐ沢木正美に連絡とって。
 今回の勝負を決める鍵だから!」

決戦の日。
天花が局にやって来た。

「天花先生にはある人物の運勢を占っていただきたいと
 思っております。」石場が説明する。
「なるほど。それで私を試そうってわけね。」
「試すだなんてめっそうもございません!」
「構わないわよ。誰を占ったらいいのかしら。
 名前と、写真があれば結構。」
石場が沢木正美の名前と写真を天花に渡す。
「わかりました。」
写真を受け取り微笑む天花。
「椿木春香・・・。思ったほどでもないわね。」
そう呟いた。

春香が正美と最終打ち合わせする。
「段取りは昨日お話したとおり。よろしくね。」
「はい!」

カメラの前に座る春香。

控え室で、付き添いの男性がパソコンで操作する画面を見つめる天花。

おもちゃの指輪をはめ、春香がカメラに語りかける。

「大丈夫なんですか?」芽衣が聞く。
「さあね。
 これが私の、最後のニュースになるかもね。」

宮部がスタジオに入る。
「よろしく。」
「よろしくお願いいたします。」

「頑張れー、天花ー!」
メインキャスターの座を狙う芽衣が呟く。

「ようこそ、お越し下さいました。」
「全ては星の導くままに。
 宮部天花です。」
「前回のご出演が大変好評だったので、」
「意味のないお話は結構です。
 今日私が足を運んだのは、あなたが改名なさると伺ったからですよ。」
「はい。」
「改名しなければ、椿木さん、地獄に堕ちますよ。
 さあ、どうなさるんです?」
「・・・改名させていただきます。
 ただし、天花さんの占いを試させていただき、
 インチキではないということが証明されたらのお話です。」
「いいでしょう。」
「では、よろしくお願いいたします。」
正美がスタジオに入る。
「沢木正美さんという方です。
 この方を占っていただけますでしょうか。」
「わかりました。
 天空の星たちよ・・・我に語りたまえ・・・。
 出ました。
 正美さん、あなたには、お姉さまがいらっしゃいますね。」
「はい、います。」
「ご両親は・・・残念ながらお二人とも、海難事故で亡くなっている。」
「はい。」
「お気の毒なことです。」

スタッフルームでは、天花が知っていることばかり
並べている、と避難ごうごう。
「それが占い師です。」と結城。

「でも、ご安心なさい。
 あなたには、あなたを救ってくれる素敵な男性が、
 近い将来現れることでしょう。」
「本当ですか!?」
「ええ。
 そして、その方と、結婚することになりますよ。
 あなたは、三人の子宝に恵まれることでしょう。
 妻として、母として、幸せな家庭をお築きになれますよ。
 おぉ。聖なる星たち・・・。」

占いを終えた天花をじっと見つめる春香。
「・・・なんですか?」
「いやあの・・・おかしいな、と思いまして。」
「何がおかしいんですか?」
「いや・・・おかしいんですよ。」
「だから何がおかしいんです!?」

「今の占い、おかしくありませんでしたか?」春香が正美に聞く。
「おかしいです。」と正美。
「あなたたち!私を侮辱するんですか!?」
「あり得ねーよ!」
正美はそう言い、カツラを脱ぎ捨てる。
「だって俺、男だし。」
スタッフたちも、これにはびっくり!!
「そ。彼はニューハーフなんです。
 そしてこれ、彼のパスポートです。」
「卑怯だわ・・・。」
「何が卑怯なんですか?
 占いとは、星の導きによるもの。
 姿、形で見極めるものではないとおっしゃったのは
 天花さん、あなたじゃないですか!!」
「あなた!私をはめたのね!?」
「人聞きの悪い! 
 それはこれまであなたがしてこられたことでしょう!?
 そしてこれ、あなたが顧客の皆さんに渡していた、
 パソコンのソフトですよね。
 これ調べさせていただきました。
 何と驚いたことにこのソフトの中には、
 利用者の個人データや、メールの内容をハッキングし、
 自動的に送信する、スパイウィルスなるものが
 仕込まれていました!
 ちなみに、ようやく、与党幹部筋からコメントを取ることが
 出来ました。
 先の総選挙において、宮部天花なる人物に、相談した事実はない!
 政治家が、些細なことで反論しないのをいいことに、
 うわさを流していたんですね!
 宮部天花さん!あなたがしていたことは、立派な詐欺ですよ!」
「失礼な!
 どきなさい!どいてどいて!」
天花がスタジオから出て行く前を、健介が立ちふさがる。
「本当のこと言いましょうよ!
 さもなければあんた、地獄に堕ちるぞ!」
天花はその場に座り込んだ。

これで話題になれば、警察も動き出す。
正美は健介にお礼のキス!
望美へのプロポーズの返事は、まだまだ先になりそうだった。

真剣にテレビを見つめる春香。
見ていたものは、今日の占い!
「なんだかんだ言って占い信じてるんじゃないですか。」と望美。
「信じてません!」
「大体椿木さんに恋愛運とか関係あるんですか?
 素敵な男性とめぐり合う、とか
 そんなこと言われたいんですか?」
「・・・」
「あ、言われたいんだ。」
「いえ、健康運とか健康運とか健康運とか。」
「オバサン!!」
「健康を願うことの何がオバサンなの!?」

今日の最下位争いは、また、おとめ座とふたご座。
そして、勝ったのは・・・ふたご座。
春香、呆然。
「負けた・・・また負けた・・・。また最下位!!」
「大丈夫ですって!まだラッキーアイテムがありますから!
 今までずっとそうやって乗り切ってきたじゃないですか!」

『思わぬアクシデントが・・・
 異性とのトラブルに注意
 ラッキーアイテムは、UFO』

「UFO!?」二人が声を揃える。
「行くわよ!
 あんたも一緒に来なさいよ。
 UFO研究会の人、紹介してよ!
 今すぐUFOと関わるのよ!!」
「うっそー・・・。」


UFOがここにつながるとは!(笑)

今回のテーマは占い。
あの占い、高島アナではなかったんですかね?
私も朝の占い番組、ついていればつい、見入ってしまいます。

健介の、「悩み事はただで聞くもんだ。」という言葉、
結城の、「それが占い師です。」という言葉が
すごく心に残りました。

用は、辛い時、困っているときに、どう前向きになれるかって
ことだと思うんです。
そういうきっかけとなるのなら、占いもいいのかも。

ただ、あまり、占い師の言うこと全てになってしまうのではなく、
一つの意見として聞くことが大事なんじゃないのかな。
お酒やタバコと同じように、依存しないように。


最初に正美に会った時から、何らかの違和感を感じていた
春香。するどいですね!
部屋のシルエットに、もしや、と思ってはいましたが、
正美はニューハーフだったんですね。
さすがの天花も、そこまでは調べることが出来なかったか。

正美を演じたのは、中園友乃さん。
この役だけのために、髪をバッサリ切られたとか!!
ショートヘアの似合う、美人さんです。
公式HP

今回は健介が大活躍。
ちょっと情けないキャラですが、今回はとても男らしかった!
望美ちゃんとも上手くいきそうですね。

春香のキャラが楽しくて、子供みたいにすぐムキになるところが
可愛くて。
春香と望美のやり取りも、楽しい!
あっという間の1時間でした。



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主題歌です。
Dear friend
Dear friendSowelu Yoshihiko Nishio DefSTAR RECORDS 2006-05-10売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools



B000F9UDCGドラマ「トップキャスター」オリジナル・サウンドトラックTVサントラ DefSTAR RECORDS 2006-05-24by G-Tools






この記事へのコメント
初めまして赤ちょうちんといいます
昨夜のトップキャスターみました
初めて伺ってただ単に凄いの一言
台詞全部淘汰されてる・・・・
ビックリですぅ
これからは見逃してもここあれば
平気ですねぇ
ありがとうございます
これからもよろしく!!
Posted by 赤ちょうちん at 2006年05月02日 14:48
ちーずさん、こんにちは!!いつもお世話になってます!!
宮部天花のお付きに人が渡されていた札束、あれ、100万くらいあるんですかね???
「だって俺、男だし!!」にはびっくり&爆笑!!思わず、「男かよ!!」なんて突っ込んじゃいましたw
つまり、正美の家で筋トレ(?)をしていたのは「正美」本人だったわけですね…。
椿木春香→緒楢香里か…(笑)「こんにちは、緒楢香里です」…見る気なくしちゃいそう…(笑)
宮部天花のやっていたことは詐欺…なんだかクロサギみたい…(私、クロサギにかなりハマってるんです)黒崎の手にかかれば即逮捕といったところでしょうか…(笑)
Posted by 冬穂 at 2006年05月02日 18:56
今回もおもしろかったですね、占い師に関しては前のコメントでも書きましたが自分の生き方に不安をもつ人はたくさんいるのでしょうね

自分はうお座なのでたまに目にする占いでいいことが書かれていたためしがありません、占い師も順番に書いていくと、飽きる頃なのかも、ラッキーアイテムも三歩、歩くと忘れています

正美の髪の毛が初めからズラっぽく見えていましたが最近はおしゃれでカツラをかぶるのでまさかニューハーフだとは思いませんでした、ドラマが終わってから少しでもかわいい子だと思った自分を反省、いくつになったら人を見る目ができるのか!ちーずさんのレビューコメントをみて一安心しました

カニちゃんやイカちゃんがでているので、最近流行りのコラボでブス恋の蝦ちゃんもでてくるのかな
Posted by けた at 2006年05月02日 19:36
松坂牛以下かよっ!と怒る飛鳥に_(⌒▽⌒)ノ彡☆ばんばん!
ズラはすぐわかっちゃったんで展開読めちゃいましたけどぉ
Posted by あんぱんち at 2006年05月02日 19:45
今回某有名占い師さんを思い出して
笑ってしまいました。
最後に椿木が追求するときもう少し
あの姉妹のことを追求してほしかったですね。
政治家の話や、CDから情報を引き出している
など、いろんなネタを入れすぎてしまって
しまりがなくなってしまったように
思いました。
Posted by みのむし at 2006年05月03日 09:29
こんばんは。コメントありがとうございます!

★赤ちょうちんさん★
こちらこそ、ありがとうございます!
こうやって文字に起こすと、見ていて気づかなかった
ことに気づくことが多く、楽しいです。
また遊びにいらして下さいね。

★冬穂さん★
あの札束、100万ぐらいありましたよね。
もしも黒崎がいたら・・・私も考えました。
天花を騙すとしたら、黒崎ならどんな手法を
とったでしょうね。

★けたさん★
正美役の女優さん、はっきりとした顔立ちの美人ですね!
けたさんの目は正しかった!^^
あの役の為に髪を切るとは!
次はどんな役に登場するのか。楽しみです!

★あんぱんちさん★
望美は鈍感なようで、実はとぼけているだけ?
でもあの二人は上手くいきそうですね。
あの髪型は、ちょっと不自然でした。(笑)

★みのむしさん★
うんうん。私も!
CDから情報を得ていた、というのがからくりだったのですが、
確かに最後はちょっと、駆け足のような気がしました。
コメディー部分に時間を取られすぎてしまっているのかな。
でもコメディー部分、気に入っているので
削られちゃうと、ちょっと寂しいかも。^^;
Posted by ちーず at 2006年05月03日 20:38
初めまして!!!!
私もトップキャスタ−見ました。
面白いですね・・・・・・・・・・・・!!!★★
デモコメント入れるの大変じゃないの????????
来てもいいですか?ここに・・・・・・・・・・・・
それと気軽にみっち−て呼んでいいよ!!
Posted by みっち− at 2006年05月08日 15:31
みっちーさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!

トップキャスター、天海さんと矢田さんの
やり取りも可愛いし、楽しくて、そして
メッセージもしっかり伝わってきますよね。
コメントのお返事は遅れがちになってしまいますが、
また遊びにいらして下さい!
Posted by ちーず at 2006年05月11日 13:30
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