2006年06月14日

アテンションプリーズ #9

『初フライト・・・二人の夜』

いよいよ洋子(上戸彩)にとって初めてのOJT。
木下教官(七瀬なつみ)に
「本日のOJTでの目標は?」と聞かれた弥生(相武紗季)と洋子。
「ギャレイデューティーを頑張ります!」と弥生。
「ちょっとぉ!そんな小さいのでいいわけ?
 目標は、大きくいかないと!」と洋子。
「美咲さん。美咲さんの目標を聞かせてもらえますか?」
「待ってました!お客様のハートを、ガッチリ掴みます!」
「・・・」木下、苦笑い。
「絶対間違ってる。」
弥生は、浮かれていられるのもいまのうちだけだ、と釘を刺す。

すでに数回のOJTを経験している弥生や沙織(上原美佐)たち
三神クラスの面々は、訓練と実際のフライトの違いや、
先輩キャビンアテンダントの厳しい指導に戸惑い、
ギブアップ寸前だった。
そのなかでも重症なのが有紀(大塚ちひろ)だ。
有紀は、“鉄の女”の異名を持つ先輩キャビンアテンダントの
瑞穂(眞野裕子)にしごかれ、彼女と一緒にフライトすることに対して
恐怖心さえ抱いていた。有紀の恐怖心を理解出来ない洋子。
「美咲さんにもそのうちわかるわよ。
 今思えば私たちは、穏やかな温室にいたわけよ・・・。」と沙織。
「厳しい荒野を生き抜くのは、大変だっていうことです。」と弥生。

コピーした書類を先輩たちに配る洋子と弥生。
洋子は早速麻生カオル(笛木優子)から、文字が切れていると
怒られてしまう。

ブリーフィングが始まる。
「R1美咲です。OJT1回目です!よろしくお願いします!」
洋子がそう挨拶をすると、「あの美咲さん・・・」と先輩たちが
顔をしかめる。
「あれ?やっぱり期待されてる!?
 大型新人美咲洋子。初フライトがんばります!」
先輩たちは、無視!
洋子のインストラクターがカオルに決まる。

それぞれの注意事項を先輩アテンダントたちが確認しあうのを、
洋子や弥生も必死にメモを取る。
カオルがサービスに関して注意事項を言う。
「大阪便は観光客の方もいらっしゃいますが、
 これからお仕事を控えているビジネスマンの方もも
 沢山お乗りでいらっしゃいますので、
 それぞれのお客様に合ったサービスを心がけて下さい。
 ダブルアプローチにも気をつけて下さい。」
「美咲さん。熱心にメモを取って感心ですが、
 ダブルアプローチの意味わかってますか?」
客室乗員部のチーフ・浦沢(石川真希)が質問する。
「二人のお客様から、誘われること!?
 モテモテ状態??」
「同じお客様に、複数のキャビンアテンダントがお声かけを
 してしまうことです。」
「・・・そっか!」
 
洋子が搭乗機に向っていると、カオルがまた叱りつける。
「ちょっと美咲さん!あなたどういうつもり!?
 訓練生でしょう!カートなんて100年早くってよ!」
「いやそんな100年って!!」笑いながら答える洋子に、
「すみません!!」弥生が洋子の頭を下げながら謝った。

エレベーターを待つ先輩アテンダントたち。
新人アテンダントたちは、エレベーターの前に一斉に駆け寄り、
ドアが開くと手で押さえ、
「ドアいただきます!」と繰り返し、
先輩たちを全員乗せる。
「いただきます!?」訳のわからない洋子が乗り込もうとすると、
店員オーバーのブザーが。
弥生たち新人は一列に並び、先輩たちにお辞儀をして見送る。

「ね!ドアいただきますって何!?」
「だから、先輩たちを気持ちよく、エレベーターに
 お通しするの!」と弥生。
「だからいただきますって、何?」
「知らないよ、そんなの。」
「だってさ、ドア食べられないじゃん。」
「とにかく、先輩たちには気を使わなければいけないんです。
 守らなければ、あとでどんな嫌味を言われるか。」と有紀。
「あーもう!そんなのいちいち気にしてもしょうがないじゃん!
 階段で行くよ!」
歩き出す一同。
「えぇ!?」有紀が叫ぶ。
「・・・足が動きません!!」
「もしかして、ストレス性先輩恐怖症!?」
三人がかりで有紀を動かそうとする洋子たち!

なんとか足が動いたのか、4人はそれぞれのフライトへ向かう。
「先輩たちなんかカボチャだと思えばいいの!」
洋子の言葉に有紀も元気を取り戻したようだ。

洋子は弥生と一緒の大阪便。
「遅いわよ!」早速先輩に怒られる二人。

洋子の荷物を邪魔扱いするカオル。
「だからカートなんて早いって言ったでしょう!
 置き場所を見つけられないなら機内から降ろしなさい。」
「今からですか?」
「なんならあなた自身が降りてくれてもいいのよ!」

ギャレーのチェックをする沙織と有紀。
瑞穂先輩の姿を見ると、有紀が固まりそうになり、
思わず「かぼちゃ・・・」と呟く。
「はぁ!?」先輩に睨まれてしまう。
「あなた達、ギャレイチェックに何時間かけているの?
 どれだけ広いギャレイなのかしら。
 ここはもう結構です。ブリーフィングが始まるわよ。」
有紀の足がまた動かなくなってしまった。

コックピットブリーフィング
洋子の便の機長は桜田(小日向文世)がフライトの説明をする。
「待ってました、美咲さん。
 いいフライトにしましょうね。」
初めてのOJTの洋子を気遣う桜田。

パイロット訓練生の堤(小泉孝太郎)も、わからないことがあれば
何でも聞きに来て構わないから、と洋子に声をかける。
「あとで、コックピットにドメス二つね。」洋子たちにそう頼む。
「ドメス!?」
「ドメスティックコーヒーだよ。」
ドメスティック・・・国内・・・濃くないコーヒーのことだった。

洋子たちが笑顔で乗客を迎え入れる。
座席の案内もそつなくこなす。
シートベルト、座席の位置、上の物入れの確認。

洋子は自分が担当するL2客室を回っていると、驚いて足を止める。
「おはようございます。」
挨拶をしてきたのは、なんと三神(真矢みき)!
「何で三神教官が!?」
「今日はプライベートです。」
「・・ご搭乗ありがとうございます。
 まもなく離陸いたします。」

三神はソファーになるべく隠れながら、洋子の姿を目で追った。
緊張した面持ちで席につく洋子に、
「よろしくお願いしますね。大型新人さん!」カオルが声をかける。
「よろしくお願いいたします!」洋子がはっきりと答えた。

この時のカオルは、少し不安そうな洋子の闘志を燃やさせる為に
言ったのかなーとも感じました。


洋子の乗ったJAL1507便が、青空に飛び立つ。
「やってやろうじゃん!」気合を入れなおす洋子だった。

張り切る洋子だったが、着替えのスピード、客への応対、
先輩には教わることばかり。

三神の前を恐る恐るカートを押して通る洋子。
三神が眠っていることにほっとし、メモを残す。
そして立ち去ろうとしたとき、
「コーヒーをお願いします!」と三神。
「!!かしこまりました。」

機内を走る子供に優しく注意をする洋子だったが、
子供に「放せ!」と言われてしまい、洋子がギャレーに
勢い良く飛び込んできた。
その時、飲み物を持って出ようとした弥生とぶつかり、
ドリンクをこぼしてしまう。
慌てて雑巾を取り出そうと扉を開けると、今度は弥生の頭に
ぶつかってしまい、弥生は思わず「痛い!!」と叫んでしまう。
その声に驚く乗客たち。
三神も客席から心配そうにギャレイの方を見つめる。
カオルにまた叱られてしまう二人だった。

さきほどの子供にキャンディーを持っていく洋子。
子供はキャンディーを鷲づかみ!
「そんなに!?」
「なんだよ、ケチケチすんなよ。
 これやるからさ。」
渡されたのはゴキブリのおもちゃ!
「いやぁぁぁ!!」
思わずゴキブリを投げ出す洋子。
そのゴキブリは乗客の膝へ。・・・三神教官の膝だった。
三神はその子供の座席に行き、静かに、とジェスチャー。
「ゴキブリでございます。」と言いおもちゃを渡した。

「お客様の前で悲鳴を上げるなど、言語道断です!」 
訓練センターに戻った洋子と弥生は、三神から厳しく注意される。
「でもおもちゃのゴキブリが。」と洋子。
「ゴキブリが出ようがヘビが出ようが、
 お客様の前ではいつも笑顔でと言いませんでしたか?」
「ヘビなんか出るんですか!?」
「・・・物の例えです!
 それ以前に、CAとして全く機能していませんでしたね。
 無駄な動きが多すぎます。」
「お言葉ですけど、私は教官に習ったとおりにしたつもりです。」
「習ったとおり。
 教科書どおりのことをやるなら、総合試験と一緒でしょう。
 実際の飛行機に乗ると言うことがどういうことか、
 ご自分でよく考えてください。」

三神に注意されただけでなく、洋子たちはカオルからも
「さすが大型新人さん。
 悲鳴も特大級だったわね!」
と嫌味を言われてしまった。

一方、札幌行きの便でOJTを受けた沙織と関山も、先輩たちから
注意されて落ち込んでいた。
「存在そのものがあり得ないって言われました。」と有紀。
「顔が派手だって言われたの。
 でもね、私は生まれつきこの顔なの!
 中学生の頃からOLに間違えられてきたの!
 派手だって言われてもどうしようもないのにー!」と沙織。
「全人格、否定されました・・・。」
「見た目だけはベテランねって、言われました。」

洋子は、そんな沙織たちを、弥生の実家でもあるそば店『やぶ久』に
誘った。

やぶ久。
「先輩なんてうちらよりちょっと長く生きているだけなんだから、
 そんなのすぐ追いつくって!」
「でもやっぱり、キャリア的には向こうの方が上なわけですし。」
「壁は厚いわよねー。」有紀と沙織が言う。
「だから!こっちは若さで勝負するわけよ。若さで!」
「若さ・・・」
「若さね!」
みんなが元気を取り戻した。

次のフライトも、「若さ」を合言葉に頑張る洋子たち。

そんな中、桜田が堤に、機内アナウンスを考えてきたか聞く。
「あ・・今から考えようと思っていたんですけど。」
「・・・ほんっと君は口だけだね。
 こういうことってさ、言われる前にやれるようにならないと、
 永久に無理だと思うよ。」
「無理?」
「副操縦士。無理だね。なれないね。
 あーもう、絶対無理無理!」
「絶対無理・・・。」
落ち込む堤に、結城が『ドメスコーヒー』を渡す。
「頑張りましょうね。」
「はい?」
「若さで勝負です!!」有紀が堤を励ました。

客室に飲み物を届けて回る洋子は、ある乗客に声をかけられる。
初老の乗客に、オセロゲームの相手を頼まれたのだ。
断ろうとしたものの、手に駒を握らされ仕方なく、
洋子はその乗客の前を通るたびに一手打つことに。

飲み物サービスをバッチリこなせたと、洋子は自信満々。
「やっぱりさ、私たちに必要なのは自信だよ!自信!
 堂々としていれば、瑞穂先輩だって何も言わないって!
 関山ちゃん!ここはビシっとやってやって。」
ギャレイで有紀にそう話す洋子。
「ビシっとですね!!」
「そう!ビシっと胸を張って!」
「はい!!」

その背後に瑞穂がいた。
「こんな所で、油売ってんじゃないわよー。」
笑顔で凄む瑞穂に、有紀はまた落ち込んでいく。

カオルは一人の客とオセロをする洋子の姿を心配そうに見つめ・・・。

その頃弥生は翔太を見かけ、思わず背中を向ける。
「弥生ちゃん!」翔太が呼び止める。
「この前、ごめんね。動物園行けなくて。
 あの日さ、」
「大丈夫です。関山ちゃんと思いっきり楽しんじゃいましたから!
 キリンも見たし、ライオンも見たし、パンダも見たし!
 本当に大丈夫ですから。」
「そう・・・。」
「はい!失礼します。」そう言い立ち去ろうとする。
「今度行こうね!
 動物園。」
「本当ですか?」
「うん。OJT頑張ってね。」
「・・・頑張ります!」翔太の背中に嬉しそうにそう呟く弥生だった。

「あんたのおかげで楽しかったよ。
 どうもありがとう。」
オセロをしていた客が、飛行機を降りるときに洋子にそう挨拶した。
「こちらこそ、ありがとうございました。」
「訓練生なんだ。」
「はい!」
「若いのに、たいしたものだ。」
「恐れ入ります。」
「また乗らせてもらうからね。
 その時は、負けないからね。」
「はい、お待ちしております!」

空港ロビーを歩く洋子を、一人の女性客が声をかける。
「あの・・・美咲さん、ですよね?
 さっき、福岡からの便で、お世話になった・・・。」
「あ・・・。いかが、なさいました?」
「機内にね、忘れ物をしたんですよ。
 これくらいのね、小さな鈴なんですけどね。」
「そうですか。では、係りにご案内します。」
洋子がその女性をカウンターに案内する。
洋子の応対を心配そうに見つめるカオル。

カウンターに案内した洋子は、その女性に書類を渡し、
それに記入するよう説明し、立ち去ろうとする。
「あのー。」
「はい?」
「あ、あ、いえ。ありがとうございました。」
「どういたしまして。」
女性は何か言いたげだったが、洋子はそれに気づかず立ち去った。

木下教官にフライトの感想を聞かれる洋子。
「完璧でした!」
「完璧ねー。」
「はい!」
「麻生さんの報告では、あなたは、サービスが何であるか、
 全く理解していないということでしたけど。」
「え!?」
「何から何まで不十分!
 一からやり直す必要がありますですって。
 何の為に延伸したんだか。
 なんならもう1度、訓練センターに戻っていただいて
 構わないんですよ。」

自分の仕事ぶりに自信を持っていた洋子は木下の言葉に驚き、
カオルに問い詰める。
「サービス、理解していないってどういうことですか?」
「そのままなんだけど。」
「私、きちんとサービスできていたと思います!
 プリフライトチェックだってきちんと出来たし、
 飲み物サービスだって早く終えました。
 お客さまにも喜んでもらえていたじゃないですか!
 麻生先輩ちゃんと見ていましたよね。
 次のフライトもうちを利用するとおっしゃっていただけたのを、
 覚えてますよね?」
「・・・」
「そんなに私のことが気に入らないんですか?
 そうなんですよね。
 私のことが嫌いだから、そんなに言いがかりつけてくるんですよね!
 本当に私が悪いっていうなら、どこがいけなかったのか、
 おっしゃって下さい!」
「人に言われなきゃわからないようじゃ、
 キャビンアテンダント失格ね。
 そのバッジが取れたら、あなたが一人で判断して、
 行動しなければならないのよ。
 ごきげんよう。」
訓練生のバッジを見つめる洋子。

その頃翔太も、渡辺(小市慢太郎)から報告ミスの注意を受ける。
「何やってんだよ、お前は。
 作業の報告と確認会話、徹底するよう言ってあんだろ!
 知識があるだけが一等整備士じゃないんだ。
 整備について、もう1度考えろ!」
渡辺に厳しく叱られて落ち込む翔太。
そこへ洋子がやって来る。

「もう最悪だよ。 
 先輩ってそんなに偉いわけ?
 人のやることいちいちケチつけてさ!
 何様だっつーの!
 翔太だってそうだろ?あんな風に怒鳴られてさ。 
 むかつかない!?」
「お前さ、先輩の悪口言って、それで何か変わるわけ!?」
「だって頭にくるんだから!」
「悪いけど忙しいから。」
翔太は洋子を残し仕事に戻った。

別の日。
洋子が三神に訴える。
「どうして麻生先輩が担当なんですか!?
 他の訓練生は担当が替わるのに、
 どうして私だけいつも麻生さんなんですか!?」
「彼女だったら何か問題がありますか?」
「大ありです!
 麻生さんと私、基本的に合わないんですよね!
 ま、嫌われるのは構いません。
 でも、評価に私情を挟まれるのは・・・。
 こっちはきちんとやっているのに、
 サービスがわかってないとか、
 一から出直して来いとか。」
「昨日のフライトで、お客様のゲームのお相手をなさったとか。」
「はい!」
「満足していただけましたか?」
「そりゃあもう!すっごく喜んでいただけました。
 何度も何度も、ありがとうって。
 楽しかったよっておっしゃってくれて。」
「お客様全員にそう思っていただけましたか?」
「え?」
「あなたが喜んでいただいたお客様のそばで、
 不快な思いをされていた方がいたことに、
 あなたは気づきましたか?」
「・・・」

そういえば、ゲームをした乗客と同じ列に座る席の男性が、
ため息をつきながら席を外していた。

「不快な思いをされたそのお客様の顔を、
 あなたは思い出せますか?」
「・・・」
「それ以前に、お客様全員の顔を思い出せますか?」
「・・・」
「空に出てしまえば、教科書には載っていない難題が
 たくさん待っています。
 その難題を解く鍵は、いつもあなたの目の前にあるんですよ。
 そのことを忘れないで下さい。」
「目の前・・・。」

機内の清掃を一生懸命するカオルの姿を見つめる洋子。

その日のフライトで、洋子は先輩アテンダントの動きを見つめながら
考える・・・。

ロビーを歩く洋子は、先輩たちに「先にいらして下さい」と会釈を
する。カオルはそんな洋子をまた心配そうに見つめ・・・。

洋子は整備士たちに頼み込み、客室をはいつくばって何かを探す。
そこへ翔太がやって来た。
「何やってんの?」
「忘れ物を捜してんの。鈴なんだけど、あ、お客様の。」
「どこに座ってたの?そのお客様。」
「それがわかんないんだよねー。
 全然覚えてなくてさー。そのおばあちゃんのこと。
 ロビーで美咲さんって声をかけられて、
 私全然覚えてなかったんだけど、
 機内ではお世話になりましたって。
 全然なってなかったなーって。
 一人一人のお客様に、きちんとサービスしたつもりだったのに、
 覚えていたのは福岡行きのゲームの相手したおじいちゃんだけだった。
 キャビンアテンダント失格だって・・・
 先輩たち見て、そう思った。」
「・・・しょうがねーな。」
翔太が一緒に探し始めた。

シートを一つ一つ外して探す二人。
「あのさー、渡辺さんっていい人だよねー。」
「そっかぁ?」
「そうだよ。
 忘れ物捜したいって言ったら、頑張れよって言ってくれた。」
「入ったばかりの頃は、まともに口利いてくれなかったけどな。」
「えぇ!?そうなの?」
「怒鳴られてばっかりでさ。
 そのたびに頷いてたんだけど、
 でも、あとから考えると、
 あの人の言っていることが正しいんだなって、
 思えたりして。
 だからあんだけ俺のこと叱れるんだなって。」
「うん。」洋子が頷く。
「今は、ナベさんが先輩でよかったなって思ってるよ。」
「うん。」

「あった!」翔太が鈴を見つけ、洋子の手に乗せる。
「サンキュ!!」

フライト後の報告にいけなかった事情を木下に説明する洋子。
通りがかったカオルは、洋子が鈴を見つけたことに優しい微笑を
浮かべ立ち去った。
「美咲さん。
 どうですか?先輩たちとのフライトは。
 つわもの揃いで、大変でしょう!?」太宰(井上順)が聞く。
「ガミガミうるさくて、厳しいんですけど・・・
 ああいう先輩も悪くないです!」
洋子が笑顔でそう答えた。

三神と並んで歩くカオル。
「どうですか?美咲さんは。」
「先輩の言うことは聞かないし、すぐ調子に乗るし、
 文句ばっかり言うし。
 はっきり言って手に負えません。
 でも、いいキャビンアテンダントになると思います。
 時間はまだまだ必要ですけどね。」
「それまで、彼女のこと、よろしくお願いしますよ。」
「はい!」

別の日、鈴の持ち主は、見つけてくれたことを感謝し
ダンボールにいっぱいの昆布を送ってきた。
何でも孫からのプレゼントだったらしい。
昆布を配って歩く洋子。どうやって持って返ればいいか聞く弥生に
「そんなの自分で考えろよ!
 人に聞かなきゃわかんないようじゃ、
 キャビンアテンダントになれないよ!
 答えは君の目の前にある!!」
と同僚たちに力強く言う洋子だった。

そして洋子はカオルら先輩にも昆布を差し出す。
「先輩!昆布!」
「いらないわよ!」とカオル。
「そんなこと言わないで下さいよ。
 麻生センパイのおかげで頂いた昆布なんですから!」
「意味わかんない。」
「いやーもうテレちゃってー!」
「うるさいー。」
「うるさがられても、美咲洋子、一生麻生先輩に
 ついていきますから!
 本日もご指導よろしくお願いしまーす!」
「それは構わないけど美咲さん。」
「はい?」
「今日はあなたのインストラクターじゃないの。
 あなたとは別の便よ!」
「え!?そんな!!麻生先輩と一緒じゃないんですか!?
 残念ですー!!」
洋子は後ろを向き、満面の笑顔で「ラッキー!」!!



※一部フジテレビHPを参考にしました。

OJT初日というのに、度胸のある洋子は動じませんでしたね。(笑)
面白かったのが、エレベーターを先輩に気持ちよく乗っていただく、
「ドアいただきます!」
女子校のノリですね。(笑)本当にそういう習慣あるのかな!?

三神教官が洋子のフライトに乗っていたのは、本当に大阪に
用事があるから!?
なんだか洋子のことが心配でつい、来てしまったかのようです。

忘れ物をしたという乗客の顔を、洋子は覚えていなかったんですね。
一人の乗客に気持ちがいってしまったからなのか。
担当の乗客の顔を全て覚える、というのは、
どの乗客にも平等に接するということにつながるのかな。
これはとても大切なことなんでしょうね。

鬼のように厳しい先輩たちは、新人たちにとって一番の先生。
トラブルに出会ったときの鍵は、先輩たちの中にあるのですね。
これも、どの業界でも同じこと。

厳しさばかり見せてきたカオルでしたが、今回は心配そうに
洋子を見つめる姿が何度もありました。
本当は洋子の可能性を応援してくれていたんですね。
カオルの優しい笑顔がとても嬉しかったです。

カオルに叱られた洋子が向った場所は、翔太でした。
落ち込んだ時にしゃべりたくなる相手なんですね。
翔太は怒られたのは自分のためと、ちゃんと考えられる大人。
いや、洋子がお子ちゃま過ぎるのか。

でもそんな二人は、お互い刺激しあい、成長していくよう。
いいパートナーなのかなー。
次週予告、弥生、翔太、洋子の三角関係。
そして三神教官にプロポーズする桜田パイロット!
どちらも気になります。

※仕事に行く前に書き上げたのに非表示のままアップしてました。
そのままTB飛ばしてしまった該当者の皆様、失礼いたしました!!



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美咲洋子(21)………上戸彩
中原翔太(25)………錦戸亮
若村弥生(22)………相武紗季
堤 修介(27)………小泉孝太郎
弘田沙織(23)………上原美佐
香川麗子(23)………高橋マリ子
渡辺 誠(38)………小市慢太郎
木下朝美(35)………七瀬なつみ
若村昭三(48)………浅野和之
麻生カオル(28)……笛木優子
関山有紀(22)………大塚ちひろ
東野はるか(22)……大友みなみ
太宰晋一郎(53)……井上順(特別出演)
桜田信哉(48)………小日向文世
三神たまき(38)……真矢みき


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『アテンションプリーズ』からは、上戸さんが劇中つけている
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サウンドトラック
B000FBG30U「アテンションプリーズ」サウンドトラック~OH PRETTY WOMAN~TVサントラ コロムビアミュージックエンタテインメント 2006-05-24by G-Tools



1970年に放映された、元祖・アテンションプリーズ。
B000EBDDL8ATTENTION PLEASE アテンション プリーズ紀比呂子 范文雀 高橋厚子 キングレコード 2006-05-10by G-Tools



上戸彩さん出演作品


この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、三上教官から教わることは最低限の接客態度や機器の使いかた、緊急時の対応までなのですね!あとは先輩の動きをみて覚えていく、オセロをするのは公平なサービスではないのですが、不満を持った客へのカオルの対応も見たかったです。

鈴を探し出したエピソードも感謝はされましたが、整備士のやる仕事ではないでしょうか?落し物係から報告が入っていれば必死で探さなければいけないと思います前の回のエンジンとは違うけど!

カオルは美咲が嫌いでやかましく言うのではなく伝統的な教育の仕方なのが鈴を見つけたときの笑顔で判りましたが、美咲は優しさを知らずにラッキーって、もう一度三上のもとへ戻ったほうがいいかも!
Posted by けた at 2006年06月14日 19:48
けたさん、こんばんは。
洋子はカオルたち先輩のCAとしての姿を改めて見つめてみて、
尊敬したのでしょうね。
先輩として洋子のフォローをするカオル、私も
見てみたかったです。
洋子にも見てほしかった。

落し物係って、見つかったら返す、という方針?
見つけようとはしないのかな、と私もちょっと思いました。
鈴を見つけ出した洋子を見つめるカオルさん、
素敵な微笑みを浮かべていましたね!
Posted by ちーず at 2006年06月14日 21:34
サービスとは?教育とは?
いまだに明確な答えが見つからず、毎日四苦八苦してるあたしです。
今まで散々洋子に文句を言ってたあたしですが、
少しは洋子を見習うべき?^_^;
Posted by まこ at 2006年06月14日 22:44
ということで出演しました(爆)
6時間かけて6秒以下・・・
ドラマって大変ねぇ〜
Posted by あんぱんち at 2006年06月14日 22:54
だんだん、プロ意識が芽生えてきて、見やすくなってきました。
お客様も恐いけど、先輩たちがもっと恐い。
そうやって大人になるんですよ。底意地の悪い人が出なかったですね。定番ですけど・・・
Posted by mari at 2006年06月15日 02:08
さくらです♪

久しぶりにコメント〜。
それにしても、洋子役の上戸彩ちゃんの演技といえば「金八先生」とか、その前の「涙をふいて」とか・・学生服着てやってた頃の、どっちかってと無口で喋らないけど、色んなものを心の中で抱えてて・・その分周りよりちょっと大人っぽくみえる・・みたいな演技が印象に残ってるんですが、こういう洋子みたいな役がいつのまにか似合うようになっちゃいましたね。まぁ、「涙をふいて」での役は、親ガ死んじゃったかなんかで・・親戚の家に住むことになって中々周りに心開けない役だったと思うし、「金八先生」では・・性同一障害をかかえて悩む女子中学生役・・みたいな感じだったと思うんで、上戸彩ファンにしてみたら、今の常識ないけど元気で明るくてみんなをひっぱてくような上戸彩ちゃんのほうが見てていいのかもですが・・・個人的には、昔の上戸彩ちゃんのがなんか好きです・・wって・・ドラマの感想じゃなくて、完全に上戸彩ちゃん個人の感想になってますね・・汗

ドラマのほうは・・エレベータのシーンは、JALというより・・宝塚かと思いました。宝塚は・・電車乗るのも先輩優先で、後輩は先輩をホームで見送らないといけないみたいな話しを聞いたことがありますが・・まさにそんな感じ・・汗 実際は絶対あそこまではやらないと思います。それに、洋子達は先輩が自分達のことを恨んでて、わざと厳しくしてる・・みたいなこと考えてたみたいですが、後輩が育てば先輩としたら自分達の仕事の負担が少しでも軽くなるわけで・・・・わざと嫌がらせみたいに厳しくして、後輩が次々にやる気なくしてやめちゃったりしたら、辛くなるの・・先輩達自身な気がしますが・・。洋子や弥生や有紀がどんなCAになれるかわかりませんが、早く彼女達に一人前のCAになってほしいと一番思ってるのは、実は先輩達かもですね。洋子達も最後はそれがちょっとだけわかったのかな?

最後に、最近中々これなくてすいませんでした。またぼちぼちコメントしていこうと思います。ブログは・・ドラマとか毎週レビューするほど時間とれないんで・・ホントに時間あいた時しか更新してないです・・汗
Posted by さくら at 2006年06月15日 17:10
こんばんは。コメントありがとうございます!

★まこさん★
>サービスとは?教育とは?
>いまだに明確な答えが見つからず、
>毎日四苦八苦してるあたしです。
私も同じです!
この年になっても、失敗したり学んだり。
教官や先輩たちの言葉から、毎回はっとさせられます。
洋子の成長していく姿、見ていて嬉しいですね。

★あんぱんちさん★
あの映像の中にあんぱんちさんがいると思うと
なぜか私も嬉しいです!

★mariさん★
カオルたち先輩も実は嫌がらせしていたんじゃなくて、
後輩たちの為に厳しく接していたんですね。
カオルの優しい微笑みが印象に残りました。

★さくらさん★
お久しぶりです。お元気でしたか?
カオルたち先輩が後輩に厳しく接する理由が
ちゃんと描かれていて嬉しかったです。
後輩を育てるのも、先輩の仕事の一つなんですよね。
良い先輩ほど、厳しく、そして温かく人を育てられるんじゃ
ないのかな。
三神教官と一緒ですね。
Posted by ちーず at 2006年06月15日 20:06
いつもお世話になってます♪このドラマは題名(毎回の)がちょっとずれてて、新聞のテレビ欄を見るたびに「・・・展開早くない?」って思っています 笑 確かにそうとも取れるかも知れませんが、出来ればもっとまともな題名をつけていって欲しいです 苦笑 なんか余計な事ですいませんでした・・これからも更新楽しみにしています(^0^)/
Posted by rei*0*rei at 2006年06月17日 19:56
rei*0*reiさん、こんばんは。
このドラマ、タイトルがちょっと大げさですよね。
視聴者の関心を引こうとしているのか!?と、
つい思ってしまいます。
でもストーリーは楽しんでいます。^^
また遊びにいらして下さいね!
Posted by ちーず at 2006年06月17日 22:56
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