2006年06月21日

アテンションプリーズ #10

『翔べ!恋の翼に乗って』

美咲洋子(上戸彩)たちの『OJT』も終盤に差しかかる。

訓練生仲間の弘田沙織(上原美佐)と同じ便でOJTを受けた洋子は、
到着先のホテルに一泊する。初めての泊まりの仕事だ。
チェックインを終えた洋子は沙織の部屋に遊びにくる。
「修学旅行みたい」とはしゃぐ洋子。

沙織と洋子は、パイロットの桜田信哉(小日向文世)や
先輩キャビンアテンダントの麻生カオル(笛木優子)らと一緒に
食事に出かける。

その頃、太宰部長(井上順)や教官たちが洋子たちの噂話をしてた。
「美咲さんは始めてのお泊りの仕事ですね!
 修学旅行と勘違いしてなきゃいいんですけど。」と
木下教官(七瀬なつみ)。
「彼女も成長していますから。ね、三神さん。」と太宰。
「ええ・・まぁ。」と三神教官(真矢みき)。
「ですよね。まさか、枕投げなんか、しないですよね。」沙織と枕投げする洋子。
三神教官が身震いする。

「ところで、三神さん。本当ですかね、桜田キャプテンのこと。
 運行乗務員の友人から話を聞いたものですから・・・。」
「あの、桜田キャプテンが、何か?」

その頃・・・。
桜田キャプテンとキャビンアテンダントたちは、
村山瑞穂(眞野裕子)30歳の誕生日を祝ってワインで乾杯。
「よ!三十路の女!」と声をかけた堤修介(小泉孝太郎)は瑞穂に睨まれ、
カオルにワインの感想を聞く。
ソムリエの資格を持つカオルは、
「6月の柔らかな日差しに照らされた、絹のような喉越し。
 官能的な舌触り。アフターに、クレームブリュレの、焦げた味わい。」
そんなカオルの前でエスカルゴと格闘する洋子。
そのエスカルゴが吹っ飛び、カオルのグラスの中へ!
「あじさいの似合う、デンデン虫のような・・・
 キャー!!」
「あ、思い出した。僕も初めて食べたとき飛ばしたよ、これ!」
桜田キャプテンは隣のテーブルまで飛ばしたと笑う。
「まぁ・・・誰にも失敗はありますよね。」とカオル。

食後、ワリカンの計算に立とうと沙織が洋子を誘う。
これも新人の仕事の一つ。
すると桜田が言う。
「ここはいいですよ。
 このメンバーで一緒に食事が出来るのも、
 今日が最初で最後かもしれませんからね。」と意味深発言。

だが、桜田のテーブルのお会計は既に済まされていた。
その日のフライトで飲み物サービスをする洋子の手を
「ありがとう」と握り締めた外国人が別のテーブルから微笑む。
店員が洋子に彼からのメッセージを渡す。

『あなたの笑顔は世界中の宝石よりも美しい
 私の持っている全ての宝石にかえても
 あなたを手に入れたい
 愛しの美咲様へ
 あなたの虜
 宝石追う シャキールより』

「宝石王!?」
みんなが見つめると、その男がケースに並べられた宝石を見せる。
「私の、虜!?」

泡だらけのバスタブにつかりながら、星占いをチェックする洋子。
「急にプロポーズされてもなー。
 おひつじ座・・・恋愛運、急上昇!?
 予想外の展開あり!
 キタキタキター!私の時代が!!」
 
渡辺(小市慢太郎)は、前向きに、真剣に仕事に取り組むように
なってきた翔太(錦戸亮)に、
「今日おまえ、作業リーダー取ってみるか?
 そろそろやってみてもいい頃だろう。」と笑顔で言う。
「俺ですか・・・。いや、でも・・・。」
「お前な、誰だって最初はあるんだぞ。
 失敗を怖がってビビってちゃ、
 いつまでたっても先に進まないぞ。」
「・・・・」
「もういい。大木、お前に頼む。」
渡辺はがっかりしたようにそう言った。

あくる日、洋子たちは、東京行きの便に乗務した。
が、着陸直前、他のCAたちが席に着く中、
洋子は乗客に水を届けた帰り、別の乗客が落としたイヤリングを
探すのを手伝い始める。
そのために着陸準備が遅れてしまう。

ふたご座の弥生(相武紗季)は、『数年に一度のチャンス!』という
占いに、翔太に告白する勇気を得る。
丁度そこへ翔太が歩いてきた。
「言うよ!絶対言う!・・・言うべきだよね。
 ・・・ダメだ・・・。
 追いかけて言うべきだよね、関山ちゃん!!」
弥生が振り返ると、関山有紀(大塚ちひろ)が倒れていた。
「関山ちゃん!!!」

到着後、洋子は桜田に挨拶する。
「美咲さんさっき、着陸準備にずいぶん時間がかかったようですね。」
「はい。まあ、キャビンアテンダントとして、
 当然の心遣いをしたまでのことです。」
「当然!?」
「はい!」
「勘違いもはなはだしいね。」
「え?」
「シートベルト着用サイン、見てたでしょ?」
「もちろん見てました!
 でも、お客様が、イヤリングを落とされたので。」
「保安の為に待っていただかなければならない時もあります。
 それをわかっていただくのが、あなた方の仕事でしょ?」
「出来るだけ、早く着席するつもりでした。
 ジャンプシートには、滑り込みセーフで!」
「君は、何を習ってきたんですか?
 滑り込みセーフ?
 それが安全を守るべきクルーの言葉ですか?
 すみやかに安全確認して着席する。
 それが君たちのなすべきことでしょ?
 空を甘く見ないで下さい。
 あなた方が、客室をコントロールしてくれなければ、
 僕たちは安心してコックピットに座れない。
 飛行機はみんなで飛ばしているんです。」
桜田はそう厳しく言い、立ち去った。

有紀は診療所で、倒れたのは疲労の原因と診断された。
「私、むいてないのかも。」と訴える有紀に、
仲間達は大変なのはみんな一緒。
自分たちも痩せてしまうほどだ、と励ます。
「ですよね。
 なのに・・・
 何で私だけ太るんですか!?
 おとといから水だけで暮らしたのに、
 診療所で計ったらまた500gも増えちゃってる!
 このままだと制服も着られなくなっちゃいます!
 どうすればいいんですか、私!!」

窓の外の滑走路を見つめる桜田に、堤が声をかける。
「キャプテン。明日の路線審査なんですけど。
 明日は、査察操縦士の方も同乗されるんですよね。
 誰が乗るか、聞いてます?」
「前もってご機嫌でも取っておこうっていうわけ?」
「そ、そういうわけじゃ。」
「そんなの通用しないよ。
 副操縦士になれるかどうかの試験なんだから。」
「そりゃ、そうなんですけど。」
「何でもっと、正攻法で頑張ろうとしないかなー。
 堤君さ、最後に頼れるのは自分の実力なんだよ。」
「すみません・・・。」

洋子は空港内のソファーで落ち込む翔太を見かける。
「初めて怒られちゃった。桜田キャプテンに。
 まーやってみなきゃわからないこともあるよね。
 それにしても桜田キャプテンのああいう顔初めてみたなー。」
「お前さ、そんなんばっかでよく平気だな。」
翔太はそう言い立ち去った。

翔太は堤が居残り自首訓練をしている姿を偶然みかける。
「何やってんの、こんな時間に。」
「君か。
 邪魔しないでくれる?
 明日大事な路線審査があるんだから。」
「へー。明日。」
「えっとー、どこまでいったっけなー。」
「大丈夫かね。
 緊張して、なんも出来なかったりして。」
「・・・かもね。」
「弱気じゃん。」
「そりゃ不安でしょ。怖いしね。正直。
 でも、自分で自分のこと信じてやるしかないでしょう。
 ビビってても先に進めないし。
 だけどさ、世の中で俺ぐらい信用出来ない男もいないよね。
 我ながら。」
堤の正直な思いに、翔太が操縦席の後ろの席に腰掛ける。
「JAPAN AIR 1511・・・」
「え?」
「ちゃんと答えられないとテスト落ちるぞ。」
翔太は堤の訓練に付き合うのだった。

堤が不安だと言った思い。
渡辺にチーフを任されると言われたのに断ってしまった翔太も、
同じ思いだった。
だから、堤の思いをすごく理解出来たんでしょうね。
友情の生まれた瞬間を見た思いです。


そば屋。
落ち込む有紀と弥生に洋子が言う。
「ねえ関山ちゃん!
 関山ちゃんがなりたいのは、モデル体型のいい女?
 それとも、頼れるキャビンアテンダント?どっち?
 弥生もさー、いつまでもウジウジしてないで、言っちゃいなよ!
 ズバッと!
 翔太なんてニブいんだから好き好きオーラだけじゃ
 伝わんないって!」
有紀も弥生も、洋子の言葉に元気を取り戻した。

桜田が三神におみやげを持っていく。
「まだ仕事?飲みにでも行きません?」
「・・・」
「ボーリングとか?」
「・・どうして、言ってくださらなかったんですか?
 知ってたら私が一緒に乗りたかったです!」
三神の言葉に微笑む桜田・・・。

翌日、洋子と関山有紀は、桜田が機長を務める便でOJTを受ける。
それは、堤にとって路線多査が行われる大切な便でもあった。
査察操縦士が同乗し、一部始終を確認する緊張のフライト。
緊張する堤に、「しっかりしろよ、カラス!」と洋子が励ます。

シートベルト着用の確認を見回るCAたち。
赤ちゃんを抱っこする母親のベルトをはめるのを手伝う洋子。
床に落ちた前掛けを拾い、赤ちゃんにつけてあげる。

シートベルトと苦戦する女性客(藤本静)を有紀は手伝おうとするが、
「これぐらい締められます!」と睨まれてしまった。

この時一声掛けるのかな、と思いましたが・・・。

出発直前、ドアの不具合を知らせるメッセージが表示される。
「キャプテン!どうしましょう!」と堤。
「慌てないで。もう1度チェックしよう。
 こちら桜田。再度システム確認をします。
 もう少々時間を下さい。
 堤君、お客様に案内して。」
「僕がですか!?」

客室に、緊張気味の堤の声が届く。
「えー、お客様に、ご案内します。 
 当機は、えー、システムの最終確認を行っており、
 少々、出発を見合わせております。
 お急ぎ、お急ぎのところ、大変、ご迷惑をおかけしております。」

翔太を待ち伏せる弥生。
「中原さん!!」
「弥生ちゃん。」
「わた、わた、」
「わた!?」
そこへ整備士の仲間が緊急事態を知らせにくる。

渡辺はフライトの不具合を聞き、翔太に言う。
「お前なら、どうする?」
「調べてみないとわかりませんが、単なるエラーかも。
 だとしたら、リセット出来る可能性が。」
「お前、やってみるか?」
「やらせて下さい!」
「よし。やってみろ。無線機用意しろ。」
「はい!」

翔太が1511便に向う。

その知らせが三神たちの下にも届く。
「1511便!それって、」
「美咲さんたちの乗っている便ですよね!?」
三神や木下も不安を募らせる。

待たされてイライラする乗客たちに、CAたちは謝って回る。

翔太が1511便に到着。早速リセットを試みる。

「おい!いつまで待たせるんだ!
 こっちは大事な商談を控えてるんだよ!」
「いい加減にしてよ!向こうに人を任せてるのよ!」
乗客が洋子に詰め寄る。
「ですから!詳細がわかり次第ご説明いたします!」
「何その顔!
 困ってんのはこっちなのよ!逆ギレ!?」
「いえ・・・。」
見かねてカオルが助け舟を出す。
「申し訳ございません。
 美咲さん、あなたはもういいから、
 あちらのお客様にミルクをお作りして。」
「わかりました。」
「ただいまシステムの確認中です。
 安全が確認出来次第、すぐ出発いたしますので、
 お待ちください。」カオルが乗客に伝える。

「乗り換えですか!?別の飛行機に。」堤が翔太に聞く。
「堤君は黙ってて。」と桜田。
「リセット出来るかもしれません。」と翔太。
「部品とか変えるの?」
「部品の不具合なら、リセットしてもこのメッセージは
 消えないから。 
 ちょっとやってみます。」
査定操縦士がコックピットから出ていく。
「何でよりによって一番大事な試験の日に・・・。
 もうダメだ・・・。」堤が呟く。

リセットの試験。
翔太は無線で渡辺と確認し合いながら、一つ一つ丁寧に
チェックを進める。

「まったく!いつまで待たせるんだ!!機長を呼べ!」
乗客たちがイライラをCAにぶつける。

有紀は先ほどの女性客が気分悪そうにしているのに気づき、
冷たい水を持ってきましょうか、と聞く。
「そんなことより早く出してよー。」

その女性に水を差し出す有紀。
「いらないってば!」
「冷たいお水です。気分がすっきりされるかと。」
「水だけでも太るの。ほっといてちょうだい!」

乗客に謝ることしか出来ないCAたち。
そんな中、赤ん坊が泣き出してしまう。
静かにさせろと乗客が怒り出す。
洋子は赤ん坊を一生懸命あやしてみるが、赤ん坊は泣き止まない。
「まったく飛行機に赤ん坊なんか乗せんなよな!」
近くに座る乗客がそう言う。

怒った乗客がコックピットに向おうとしたその時!
「ハッピバースディ トゥーユー!
 ハッピバースディ トゥーユー!
 ハッピバースディ ディア・サヤカちゃん!
 ハッピバースディ トゥーユー!」
突然洋子が歌い出した。
その歌声は、内線でコクピットにも届く。

「美咲さん!?」「何してるの?一体。」CAが驚く。

「本日、生まれて最初のお誕生日を揃えられたお客様が
 いらっしゃいます。
 サヤカちゃん。1歳のお誕生日、おめでとうございます。」
洋子がそう言いお辞儀する。
「どうしてそのことを?」
洋子がサヤカの前掛けに触れる。
『SAYAKA 2005.6.20』と刺繍されていた。
母親が感謝し、洋子に会釈する。
「1年目のお誕生日、一緒にお祝いさせていただきます。」
洋子が、カオルが、有紀たちが、一緒にハッピーバースディの歌を
歌った。
乗客たちの怒りもいつしか消え、1歳の誕生日を揃えた赤ん坊に
微笑んだ。
「ついでに、手前味噌で大変恐縮ではございますが、
 なんと、偶然にも、今日30回目の誕生日を揃えられたCAが、
 あちらに、おります!!」
洋子に釣られて乗客たちが瑞穂に拍手を送る。
瑞穂は戸惑いながらもみんなからの拍手と歌声に微笑んだ。

リセットのスタートテスト。
異常を知らせるメッセージは無事に消えた。
「ありがとう。これで安心して飛べます。」桜田が翔太に言う。
「ビビんなよ。」翔太が堤に言う。
「当然でしょ!」微笑みあう二人。
翔太がコックピットを出ていく。
「さ。ここからは我々の仕事だよ。」
「はい!」

有紀があの女性客に水を差し出す。
「私も同じでした。
 水を飲んだだけでも太ってしまって、
 ダイエットして倒れて、友達に怒られました。
 お互いバカなことはやめませんか?」
女性客は微笑み、水を受け取った。

「大変長らくお待たせいたしました。
 システムに不備がないことが確認されましたので、
 当機はまもなく出発いたします。
 大変ご心配おかけいたしました。
 安全運行にはなんの支障もございませんので、
 ご安心下さい。」
堤がそうアナウンスする。

洋子は翔太にガッツポーズを送る。
翔太もそれに答え、飛行機を降りた。

舞い上がる飛行機を嬉しそうに見つめる三神教官。

「さっきは悪かったって、彼女に謝っておいてくれる?」
一番怒っていた乗客が、カオルに伝えるよう洋子に頼む。

「機長の桜田です。
 本日は大変長らくお待たせいたしまして、ご迷惑をおかけしました。
 本日この便が、安全に飛びたつことができましたのも、
 乗客のみなさまのご協力のおかげです。
 そして、客室乗務員、整備士、地上係員の協力のお陰でもあります。
 えー。私仕事ではございますが、
 本日のフライトを持ちまして、私は、パイロットの仕事を
 引退いたします。
 ここに乗り合わせたお客様、クルーが、同じ場所に集まることは
 おそらく二度とないでしょう。
 最後のフライトの日に、こうして皆様と出会えたことに、
 心から感謝いたします。
 そして、クルーのみんなへ。
 私は、君たちを誇りに思います。
 みなさまに、お祈り申し上げます。
 どうか、良い旅を。
 ありがとうございました。」

キャプテンの挨拶に、乗客たちが拍手を送る。
そして桜田が引退すると初めて知った堤や洋子、
CAたちは驚きを必死に隠すのだった。

「何でこんな急に。」フライトを終えた堤が桜田に聞く。
「この間の健康診断で、肺機能の低下が見られるって言われてさ。
 乗務には全く問題ないんだけど、乗務時間に制限が出てね。」
「でも、健康診断は通ったんですよね!?
 まだやれるってことじゃないですか!」
「理想的なフライトが出来るかどうかは、
 他人じゃなくて、僕が判断することだからね。
 これからは、君たちに頑張ってもらわないとね。
 頼むよ!堤君。」
「・・・はい!」

カオルと瑞穂が、桜田に花束を渡す。

その花束を手に部署に戻ると、三神が出揃える。
「結局、貰っちゃいましたよ。
 まさか、三神さんがみんなに?」
「いいえ。でも、CAの情報網を舐めてはいけませんよ。
 キャプテン!」
三神はそう言い花束を差し出す。
「ありがとうございます。」
「お疲れ様でした!」

そこへ、洋子がやって来た。
「桜田キャプテン!
 本当に辞めちゃうんですか?」
「昼間は助かったよ。ありがとう。
 君、歌うまいね!どう。一緒に合唱部作る?」
「え!?合唱?」
「うん。僕テノール!」
「いや・・やめておきます。」
「残念!
 でも、美咲さんのお陰で、忘れられないラストフライトに
 なりましたよ。」
「私も、桜田キャプテンに怒られたこと、
 いい記念になりました。
 ありがとうございました。
 ・・失礼します。」

「まったく、相変わらず!」と三神。
「そうですね。
 でも、三神さんは、良い新人を育ててくれました。」
三神が桜田の横顔を見つめる。

「そうか。桜田さん、今日が最後だったんだ。」と翔太。
「急に言うんだもの。びっくりしたよ!」
「なんとなく、らしい気、すんな。」
「まあね。
 あともう一つ驚いたこと!
 なんか、翔太が、本当の整備士みたいだった。」
「あんな!本物だから。」
「違うの!
 なんかさー、一人で乗り込んできて、
 すごいなーって思った。」
「だろ。」
「調子に乗んなよー。」
「でも、お前の歌・・下手だったね。」
「は!?ひっどい!人がせっかく!誉めて損した!」
「・・俺も!」
「あ?」
「俺も、お前のことすごいと思った。
 あんな仕事、一人で乗るの、初めてだったから、
 実は、緊張してて・・・。
 お前の歌で、なんか、頑張れた。
 ありがとな。」
洋子は照れ笑い。
「ありがとう。」
翔太に真っ直ぐ見つめられ・・・。
「じゃあ、行く?」
「え?」
「ラーメン。腹へってない?」
「あ!ラーメンね!わかった。着替えてくる!」
洋子の背中を見つめる翔太。

その頃、桜田キャプテンは三神と一緒にボーリング。
ストライクを出しガッツポーズの桜田に、
「ありがとうございました!」と三神。
「え?」
「前に・・・、会社辞めようとした私に、
 言って下さいましたよね。
 キャビンアテンダントを辞めても、
 まだやること残ってるんじゃないかって。」
「言いましたっけ、僕。」
「教官っていう仕事に就けて、本当に良かったって思ってます。
 ありがとうございます。」
三神がそう言いお辞儀する。
「ねえ、賭けません?」
「はい!?」
「次もストライク、出せるかどうか!」
「いいですよ。では、もしストライク取れたら?」
「僕と結婚してしまうとか?」
「・・・」
「冗談ですけど!」桜田は三神の驚いた顔を打ち消すように笑う。
「・・・いいですよ。」と三神。
桜田は驚き振り返り、三神の微笑みを見つめ・・・
そしてボールを転がした。
一本残ったピンがふらふらと揺れ・・・。

ロッカーの鏡で髪を直す洋子。
そして笑顔で翔太の下へと向う。

洋子を待つ翔太の前に、弥生がやって来た。
「あの!
 えーと、私、す・・・す・・」
「す?」
「・・・好きです。
 好きなんです。中原さんのことが!」

その場を見てしまった洋子は、少し笑みを浮かべ、
黙ってその場を立ち去る。

「やっと言えたか。弥生のやつ!
 やることが遅いんだよなー。
 中学生じゃあるまいし!
 良かった良かった!
 これで私も一安心!」
そう呟きながら歩く洋子。
だんだん、その表情から笑顔が消え・・・。

「好きなんです・・・。
 翔太のことが・・・。」


※一部フジテレビHPから引用しました。

フジテレビ火曜ドラマ、『アテンションプリーズ』と
『ブスの瞳に恋してる』。
両作品とも、主題歌を歌う歌手がゲスト出演!
鹿児島行きの便で、洋子はヘッドフォンをつけてノリノリで
音楽を聴く客にさりげなく注意。それが木村カエラさん!!
ご本人役で登場でした。
サインを頼みだす乗客に、やんわりと注意をする洋子でしたが、
ちゃっかり自分も色紙を差し出し、ミス・四月こと麻生先輩に
怒られてしまいました!
でもカエラさんがギャレーに洋子と麻生さんの分のサイン色紙を
届け、麻生さんも大喜び!!

着いたホテルで、キャビンアテンダントに送られる熱い視線。
洋子は自分が注目されていることに感動。
「もちろん先輩たちには敵わない。いい女は30から」と洋子が言うと
自分はまだ29だと村山先輩。
チェックインから戻ってきた沙織が村山に
「明日お誕生日ですよね!」発言に、思わず吹き出すカオル。
「今年の新人は!」と笑いをごまかしながら立ち去るカオルに
「今笑ったわよね!」と追いかける村山。
麻生先輩もキャラが代わってきていますね。可愛らしいです!

今日は、先輩たちがカッコ良かったです。

桜田パイロットと堤。
渡辺整備士と翔太。
桜田パイロットと洋子。

先輩たちの言葉に落ち込む堤、翔太、洋子。
良い先輩に育てられた後輩たちが、ひとり立ちするとき。
仲間に支えられながら、不安を乗り越え・・・。

いつも笑顔をたやさない温厚な桜田パイロットの厳しい表情。
洋子が気づいていない過ちを、厳しく指摘してくれました。

「飛行機は一人で飛ばすものじゃない。」
今回は、飛行機に携わる人たちのチームワークがしっかり
描かれていましたね。

桜田のプロポーズに、やったぁ!!
あの最後のピンは倒れたのか!?

そして・・・やっと洋子は自分の思いに気づきました。
ロッカーの鏡で髪を直す洋子は、恋する女性の顔でした。
友達の告白を見てしまい、それに微笑みを浮かべる洋子は、
自分の思いよりも友達を祝福しようとしていたんですね。
翔太は弥生の告白に、何て答えるのでしょう。

次週最終回、10分拡大スペシャルです!
どうやらあの人も帰ってくるようですよ!



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美咲洋子(21)………上戸彩
中原翔太(25)………錦戸亮
若村弥生(22)………相武紗季
堤 修介(27)………小泉孝太郎
弘田尊織(23)………上原美佐
香川麗子(23)………高橋マリ子
渡辺 誠(38)………小市慢太郎
木下朝美(35)………七瀬なつみ
若村昭三(48)………浅野和之
麻生カオル(28)……笛木優子
村山瑞穂(30)………眞野裕子
関山有紀(22)………大塚ちひろ
東野はるか(22)……大友みなみ
太宰晋一郎(53)……井上順(特別出演)
桜田信哉(48)………小日向文世
三神たまき(38)……真矢みき


FUJITV WEB SHOP。フジテレビグッズが色々販売されています!
『アテンションプリーズ』からは、上戸さんが劇中つけている
オリジナルストラップ、マグカップ、ストラップなど販売中です!









サウンドトラック
B000FBG30U「アテンションプリーズ」サウンドトラック~OH PRETTY WOMAN~TVサントラ コロムビアミュージックエンタテインメント 2006-05-24by G-Tools



1970年に放映された、元祖・アテンションプリーズ。
B000EBDDL8ATTENTION PLEASE アテンション プリーズ紀比呂子 范文雀 高橋厚子 キングレコード 2006-05-10by G-Tools



上戸彩さん出演作品


この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、洋子や翔太や堤みんな独り立ちする時期なのですね!桜田に怒られた洋子は調子に乗りすぎ、イヤリングなら上空にいってからでも拾えたのにサービスを勘違いしてますね!

いらいらした乗客が洋子の歌で平静にもどる、人をなごます天性の素質があるのかな?

桜田と三上は結婚?予告ででてきたステージは披露パーティーかな?

翔太に対する自分の気持ちに気づいた洋子は友情をとるのか翔太の気持ちを優先するのか?どちらにしてもハッピーエンドでおわりたいですね。
Posted by けた at 2006年06月21日 19:32
このドラマ、今回が一番イライラしないで
見られました。
小日向さんファンにはサイコーでした。
あのプロポーズも、ラストフライトのメッセージも
ウルウルしましたよ。
Posted by mari at 2006年06月22日 00:09
こんにちは。コメントありがとうございます!

★けたさん★
洋子は誰かがブレーキをかけてあげないとダメなんですね。
今回は桜田キャプテンが、CAの仕事は客室を
コントロールすること、と教えました。
これからは、臨機応変に対応していけるかな?
予告だと、洋子が先輩に!?
桜田と三神のカップル、嬉しいです!

★mariさん★
いつもニコニコ笑顔の多い小日向さんですが、
やっぱり決めてくれますね!
私も大好きな俳優さんです。
Posted by ちーず at 2006年06月22日 11:29
やはり先輩というものはありがたいものですよね〜
♪翔太も洋子もよき先輩に恵まれて良かった!
そして、その先輩の期待に答える事の出来る若き面々も頼もしい〜♪
終盤にきて、やっと落ち着いてみれるようになったというのに、もう最終回!なんだかさびしいです。
Posted by まこ at 2006年06月22日 16:02
さくらです♪

今回の話・・ようやく、チームでみんなが頑張って飛行機を飛ばす・・みたいなのが出てきました。でも、洋子のハッピーバースデーの歌で、あれだけギスギスした雰囲気が、いっぺんに和む・・ってのはどうなのかな??1歳の子供の誕生日も30歳のCAの誕生日も確かにめでたいことだとは思いますが、人それぞれその人の事情もあるわけで・・ああいう状況だと、そんな他人事はどうでもいいから、早く飛行機飛ばせよ!!みたく思う客も絶対いると思うんですが・・汗 なんかこのドラマ、面白いんだけど・・主人公の洋子に都合のいい作り方が目立ちます・・。先輩も妙に洋子のこと評価してるし。私から見たら、弥生や有紀のがまだいいけどな・・・洋子より。って、ドラマなんで主人公が優遇されるのは当たり前っていえば当たり前ですが・・。

そういえば、初めて気付いたんですが・・洋子ってまだ21歳の設定なんですね。高卒でその後ロックバンドやってて、解散した後CAの面接を受けたって設定なのかな?弥生も有紀も沙織も22歳か23歳になってるので、大卒からストレート入社ってことですよね??・・・なんで、同期の中で1人高卒の洋子が偉そうにしてて、仲間関係なりたってるんだろ・・。弥生や有紀は同期といえど歳は上だし、高卒と大卒だとしたら・・洋子に気使ってたのも変な話ですね・・汗 洋子のほうがもっと弥生や有紀に気使うべきだったような・・。ドラマの中だけみてると、洋子と弥生や有紀や沙織はまるっきりタメのような関係だし話し方なんで・・みんな同い年だと思ってました。
Posted by さくら at 2006年06月22日 18:00
こんばんは。コメントありがとうございます!

★まこさん★
後輩をちゃんと育ててくれる先輩って、ありがたいですよね。
翔太も洋子も、他の子たちも、ちゃんと先輩の期待に
答えようと学んでいる。
とくに洋子の成長ぶりは見ていて嬉しくなります!

★さくらさん★
CAたちの年齢、あまり意識していませんでした。
洋子だけ年下なんですね。
まああの洋子ですから、年上でもタメで喋っちゃうんでしょうね。
洋子がどういう風に後輩を育てるのか、見てみたいです!
Posted by ちーず at 2006年06月22日 22:37
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