2006年12月21日

14才の母 最終回

『命ってなに?』 (2006.12.20)

病院の渡り廊下。
未希(志田 未来)が青空を見上げながら、赤ん坊に握られた
手の感触を思い出していると、加奈子(田中 美佐子)が走ってきた。
「未希!」
「お母さん。会って来たよ、赤ちゃんに。」
「どうだった?」
「私名前決めた。」
「赤ちゃんの?どんな名前?」
未希が人差し指で空を指す。
「うん?」
「そら。」
「そら?」
「そら。青い空の、そら。」
未希と加奈子が青空を見上げる。保育器に付けられた名札の名前欄。
『一之瀬ベビー』と書かれた上に、『一之瀬そら』と
書き足される。
「そらちゃんか。いい名前だね。」と土田(反町隆史)。
「ちょっと変わってるけど、未希らしいわよ。」と加奈子。
「うん。ずっと考えてた。
 顔を見たらぴったりだと思って。
 ね!
 おーい、そら。」
「そらちゃーん、聞こえる?」
「・・・先生。いつか、青い空の下を一緒に散歩できますよね。」
「ええ。」
「ちゃんと教えてください。
 私、まだ14才ですけど、でも、この子の親ですから。」
「説明しましょう。
 そらちゃんはまだ、自力でミルクは飲めません。
 今は胃に、直接チューブなどで栄養を入れていますが、
 自分の力で飲めるようにならなければ退院は難しいです。」
「じゃあ、ミルクが飲めるようになったら家に帰れるんですか?」
「すぐには無理だな。
 体重が順調に増えて、2500を越えるまでは、
 ここで過ごしてもらいます。
 小さく生まれると、肺炎などの感染症を起こす可能性が高いので。」
「じゃあ・・どれ位で?」
「今の様子だと、早くて、1ヶ月。あるいは、2ヶ月。」
「ってことは・・・私だけ先に退院するんですか?」
「はい。」
未希は無言でそらをみつめる。
「あの・・・
 私に何か出来ることはありますか?」
「そうだな。
 まずは、お母さん自身が、充分休養を取って、
 しっかり回復すること。
 そして、もし、母乳が出たら、届けてください。
 あとは我々を信じて、任せてもらうしかありません。」
「・・・わかりました。
 がんばるからね、そら・・・。」

加奈子は忠彦に、静香(室井滋)がお祝いを持ってきたことを話す。
「突然面会に来て・・・。」
「なんだこれ。
 あいつら借金で身を隠しているんだぞ。」
「おかしいわよね・・・。
 ね、桐野さんの住所、教えてくれない?
 私、返してくる。」
「どうしてお前が?」
「・・・気になるのよ。上手く言えないけど、すごく気になる。」

未希の病室。
「お母さんは?」
「うん。なんか、疲れてたみたいだから、帰した。」と忠彦。
「・・・ふーん。」
「なんだよ、未希。
 お母さんお母さん、言うなよ。
 今日はな、お前に渡すものがあって来たんだぞ。」
「何?」
「これ。」
忠彦はそう言い、書類を渡す。
「出生届?」
「来週中には出さなきゃいけないんだろ?
 お前が、自分で書いた方がいいと思ってさ。」
「ありがとう。」
「うん。
 いろいろあったけどな、無事に生まれたことは、
 祝いたいと思ってさ。」
「あ・・あの、お父さん。」
「なんだ?シュークリームか?」
「もういいよ、帰って。」
「え、もう?」
「うん。」
「何で!お父さんせっかく、」
「今から、搾乳するの。」
「・・・あ!!これこれこれだ!」ジェスチャーする忠彦。
「やめてよ!
 母乳を、届けなきゃいけないの。
 お父さんがいると出来ないでしょ。」
「そりゃそうだ。
 じゃーじゃーじゃー、頑張れよ!いっぱい!」

忠彦が病室を出ていくと、未希は搾乳器を手に取る。
「痛い・・・。ダメかな・・・。」

桐野親子が住むアパートを訪ねていく加奈子。
「あのー、すみません。
 一之瀬ですが。
 桐野さん、一之瀬です。いらっしゃいませんか?」
智志(三浦春馬)が顔を出す。
「こんにちは。
 お母さんは?」
桐野がゆっくりと振り返る。口を動かすが言葉にならない。
「智志君?」
ただならぬ様子に、加奈子は部屋に飛びこんでいく。

静香が風呂場で倒れている。
床には大量の睡眠薬が・・・。
「桐野さん!桐野さん!
 救急車、救急車を呼んで。
 しっかりしなさい、男でしょう!」
加奈子の言葉に我に返る智志。

『智志へ
 
 ママは逝きます。
 借金は、ママの死をもって処理できるので、
 心配いりません。
 これを読んだら、弁護士に連絡しなさい。
 あなたが大学を出るまでのお金は、
 保険金で、賄えるはずです。
 ごめんね。智志。
 一人でも負けずに、幸せになるのよ。』

静香が救急車で運ばれていく。

痛みを堪えて搾乳を試みる未希。
「やっぱりダメか・・・。
 ごめんね・・・そらちゃん。」
その時、未希の手に白い液体がこぼれる。
「え・・これ・・・。
 やった・・・出た・・・。
 そらちゃん、おっぱい出たよ。」

我が子を思う母性が、体に変化を与えてくれました!

未希がそらの元に母乳を届ける。
「ママのおっぱいだ。飲めるかなー?」
土田が哺乳瓶をそらの口に持っていく。
「頑張れ・・・」未希が見守る。
だが、自力で飲むことは出来なかった。
「まだ無理か・・・。」
「あの、もう一回、トライしてもらえませんか?」
「無理して、肺に入ると危険だから。」
「・・・」
「大丈夫。
 貴重な母乳だから、ちゃんと飲ませます。」
チューブから飲ませる準備をする土田。

別の赤ん坊が泣き声をあげる。
その赤ん坊と、自分の赤ん坊を見比べる未希。
「先生、この子、ちゃんと育つんでしょうか・・・。
 もっと小さく生まれても、自分で飲める子はいっぱいいます。
 それに、そらは、眠っているだけで泣きません。
 赤ちゃんって、元気なら泣いてばかりいるものですよね。」
「焦っては、ダメです。」
「でも・・・」
心配そうにそらを見つめる未希・・・。

春日記念病院
「お世話、かけました。」
警察に挨拶をする加奈子と智志。
静香はなんとか一命を取りとめた。

「良かったわね、助かって。」と加奈子。
「はい・・・。
 初めてみました。母の寝顔・・・。
 いつもいつも、朝から晩まで働いて、
 僕、小さい時は、母は寝ない人だと思ってました。
 表じゃ、偉そうな顔をしてたけど、
 家では、信じられないくらい、努力をしていた。」
「・・そろそろ、失礼するわ。
 あなたも見たことのない寝顔を、
 私が見たと知ったら、
 お母様きっと嫌がるだろうから・・・。」
「はい。」
「また伺います。」
加奈子はそう言い出ていこうとする。

「待って。
 ・・・どうして、助けたのよ。
 私が死ななきゃ、智志はまともな人生歩めないのよ。」
静香が目を閉じたまま言う。
「でもあなたが死んだら、智志君が、」
「何がわかるの!
 あんたみたいに、世間の苦労も知らないような女に。」
静香が加奈子を睨みつける。
「私は、感情的に死のうとしたんじゃない。
 会社がダメになって、これ以外に、智志を守る方法はないって
 判断して、こうしたの。」
「・・・お仕事のことはよくわかりません。
 でもあなたがいなくて、智志君が幸せになれるわけがありません。」
「奇麗事・・・」
「未希が、言ったんです。
 お父さんのいない子を産んでどうするのって言った時・・・」

「桐野君のお父さん、いないでしょ?
 でも、全然曲がってないし。優しいし。
 心は強いよ。」


静香が顔をそむける。
「あなたがいたから、智志君がいるんです。
 どうか、死ぬなんて考えるのはもう辞めて下さい。
 私と未希と、そして生まれた赤ちゃんからのお願いです。」
加奈子はそう言い病室を出ていった。
智志は、母の瞳から涙がこぼれ落ちるのに気付き・・・。

鉄の女・静香も、家の中では努力の人だったんですね。
息子が、ちゃんとそんな母の姿を見ていてくれたと知り
静香は嬉しかっただろうな。
息子を守ろうと、自分の命を捨ててしまう。すごい母性です。
でももしもあのまま助からなかったら、
自分の為に命を捨てさせてしまったという傷が
智志に残ってしまいますよね・・・。
静香はお金に苦労してきたからこそ、お金に固執してしまう。
でも、奇麗事と言われようが、やっぱり、お金よりも
もっと大切なものがあるはずです。


関東医科大学病院
そらを見つめる未希。
「お部屋に戻りましょう。」看護師が声をかけても
「いえ、もうちょっとここにいます。」と聞かない。
「ママも手術後の体でしょ?
 無理をしたらダメなのよ。」
「大丈夫です、私は元気ですから。」

そこへ加奈子がやって来た。
「ずっと、離れないんです。
 若いお母さんって、赤ちゃんの面倒をみないと思いがちですけど、
 実はその逆も多いんです。
 立派なお母さんになろうと、頑張りすぎてしまって・・・。」
看護師が説明する。

「未希。」
「お母さん・・・」
「部屋戻ろう。体休めなきゃ。」
「平気!もうちょっとここにいる。」
「どうしたの、一体・・・」
「なんか・・・離れたら、そらが死んじゃうような気がして・・・
 だって、ミルクも自分で飲めないし、
 一度も泣かないし。」
「でも、それは先生にお任せするしかないでしょう?」
「こんなんじゃ、いつどうなっちゃうかわかんないし!」
保育器から離れようとしない未希を、加奈子は自分の方に
向かせて言う。
「それでもお母さん?
 こんなことしてて、未希が参っちゃったら
 この子どうなるの?」
「・・・」
「おい!わかってる?
 そらちゃんのお母さんは、未希、あなたしかいないのよ?」
「・・・」
「もし未希に何かあったら、
 この子一人ぼっちになっちゃうんだから。
 そらちゃんの為にも、体大事にしなきゃ。
 これから二人で頑張っていかなきゃいけないんだから。」
「二人で?」
「そう。二人で。」
未希はそらの姿を見つめ・・・。

自分の命を捨てて息子を助けようとした静香。
自分の体調のことを考えずに子供の側から離れまいとする未希。
二人はやっぱり似ていますね。


退院する静香の体を支える智志。
「これ、捨てるよ。」
智志はそう言い、静香が書いた遺書を破り捨てる。
「智志・・・。」静香が涙ぐむ。

病院の駐車場を歩く智志と静香。
二人の前に、一台の車が止まる。波多野(北村 一輝)だ。
「送りますよ。」
「罪滅ぼしのつもり?」
「いや、まさか。
 取材ですよ。
 15才の父親と14才の母親、この二人の間に生まれた子供が、
 この日本でどうやって生きていくか、
 それを世の中に伝えていきたいんです。
 あなたにも見届ける義務があるんじゃないんですか?」
「興味ないわね。」
静香はそう言い、波多野の前を通り過ぎる。
「あんたのそのバカ息子!なかなか、面白いやつですよ。」
静香が振り返ると、波多野が優しい微笑みを浮かべている。
静香は今度は智志を見つめ・・・そしてまた、歩き出した。
智志は振り返り、波多野を見つめたあと、母の後を追った。

波多野さん、自殺未遂を起こした静香に、生きろと
メッセージを送りました。
笑顔がとても優しかったです。


未希の病室。
未希が出生届に記入しようとしたところへ、マコト(河本準一)と
ひな子(金子さやか)、そして健太がやって来た。
「どうなんだよ!?」健太(小清水一揮)が聞く。
「うん。まあまあ。」
「なんだよお前、元気ないじゃん。」
「そんなことないよ。」
「ねえ、これ何?」「出生届!もしかして名前決まったの?」
「うん。一応。」
「何なに!?健一?」健太が身を乗り出して聞く。
「バカ。女の子だぞ。で、なんだい、未希。」とマコト。
「待ってよ、うるさいなー。今書くから。」
「一・・之・瀬・・・」未希が書く文字を読み上げる三人。
「なんか緊張しちゃう・・・」と未希。
「そりゃそうだろ、お前。一人の人間が誕生するわけだもの。」とマコト。

『そら』

「そら?変な名前ー。」と健太。
「え?いい名前じゃない?」と未希。
「・・うん!なんか大きくていい!」とひな子。
「うん。未希が決めたんだもの。どうんなんでもいい。」とマコト。
「どんなんでもって!おじちゃんそれ誉めてないし!」
「そんなことないよ。お前すごいよ!
 頭も顔もたいしたことないけどさ、
 おっきな仕事したよー!!」
「だから!誉めてないっていうの!」
「誉めてるんだってー!」
賑やかで、楽しい時間が流れていく。

夜。
部屋で就職情報誌を読む智志。
ふと、窓から見えるまんまるの月を見つめ・・・。

同じ頃、出生届を見つめていた未希は、
病院の窓の向こうに見えるまんまるの月に気付き・・・。

二人は、あの日一緒に見た月を思い出していたのでしょうか。

未希、退院の日。香子(山口紗弥加)が見舞いにやって来た。
「良かったわね。」
「子供はまだ、暫く入院ですけど。」
「でも、大きな経験をしたじゃない。
 先生だってまだなのに。」
笑いあう二人。
「今日は終業式です。
 はい。」
香子が通知表を差し出す。
「通知表・・・」
「あなたも、中等部二年生の課程を修了したことになるわ。」

出席日数のアップ。
1学期は71日中71日。早退2回。
2学期は76日中6日。早退1回。
3学期は53日中0日。

「はい。」
「学院としては、子供が生まれるまで、答えを保留にしてきたけど、
 新学期を前に、結論を出しました。」
「はい。」
「自宅で子供を育てながら勉強をして、
 定期考査を受けに来てはどうかしら。
 あなたを、学院の生徒として認めることについては、
 今も、いろんな意見もあるけど、
 校長先生は、義務教育を、うちで終えてもらいたいって
 おっしゃっているの。」
「・・・ありがとうございます。
 でも・・あの・・・私・・・
 この何ヶ月か、ずっと考えていたんですけど、
 やっぱり、学院を辞めたいと思います。」
「え?」
「聖林を卒業したいのは今も変わらないけど、
 でも、その為には高い学費がいります。
 公立で、受け入れてくれる学校を探します。」
「ご両親は、うちを卒業させてほしいっておっしゃっているのよ。」
「私もそう思ってました。
 でも、子供の出生届を出して、
 子供の戸籍、
 うちに入るのかと思ってたら、違うんです。
 結婚してなくても、私と子供の二人で、
 新しい戸籍になるんです。
 新しい家を別に作るって感じ。
 先生、よそへ行くのは怖いけど、
 もう親には甘えられないって、そう思ったんです。」
香子は未希の真剣な眼差しを見つめ・・・。

一之瀬家。
慌しく会社に出かけていく忠彦。
その後を追うように、健太も学校へ出かけていく。
健太の忘れ物に気付き、加奈子が後を追う。

家を出たところで、健太は近所の主婦に捕まっていた。
「・・おはようございます。」
「おはよう。
 ねーねー、お姉さん、いつ帰って来るの?」
「え・・・今日ですけど・・。」
「あっそう。
 赤ちゃんも一緒?」
「いや・・それは・・まだですけど。」

そこへ、加奈子が健太の忘れた給食費を持ってくる。
「おはようございます。何か・・・」

病院。
「そら・・先に退院するね。
 いい子で待っててね。」
「彼女が退院したら、寝る暇もないから、
 今のうちに休んでいた方がいいよ。」と土田。
「はい。
 ・・・じゃあ、行くね。そらちん! 
 バイバイ。」
その時、そらが泣き声を上げる。
「先生!」
「泣いた!」
「そら・・・。泣いた・・・。
 そらが泣いた!」
ところがその後、そらの呼吸が止まってしまう。
土田が懸命に手当てをする。

一之瀬の玄関前。
「どうも、おめでとうございます。」
「お嬢さん、ご退院なんですってねー。」
と主婦たち。
加奈子は健太を学校に行かせ、主婦たちに言う。
「あの、何かと賑やかになると思いますが、
 どうぞよろしくお願いします。」

「あの、ここでずっと育てるつもりですか?
 こんなこと言いたくないんだけど、
 ほら、うちも同じ年頃の娘がいるでしょう?
 困ってるのよ。
 中学生で子供を産むのが当たり前だって思われたら、
 どうしようってね。」
「うちはまだ小さいけど、どうやったら子供が出来るの、
 なんて聞かれて・・・。
 せっかく授かった命に水を差すつもりはないんだけど。」
「この辺りみんな、正直、影響が大きすぎるって言ってるのよね。」
「この際、どこか誰も知らない土地に行かれた方が。」
「そうよね!赤ちゃんも伸び伸び育つんじゃないかしら。」

主婦たちの言葉を黙って聞いていた加奈子。
部屋から電話の音が聞こえ、
「貴重なご意見、ありがとうございました。」
と言い、部屋に戻っていく。
「出てけって言うの!」主婦たちの冷たい声・・・。

「もしもし。」
「お母さん!早く来て!」
「未希。どうしたの?」
「そらが・・・そらが大変なの!」

そらを心配そうに見つめる未希。
そこへ加奈子が駆けつける。
「未希!」
「呼吸が止まっちゃったんだって!」
土田が加奈子に説明する。
「先ほどから、無呼吸発作を繰り返しています。」
「え・・だって、呼吸はしっかりしているんじゃないんですか?」
「細菌による感染が原因だと考えられます。
 早産で生まれた赤ちゃんは、脳から呼吸しなさいという
 信号の発信が未熟なので、呼吸が不安定になるんです。」
「大丈夫なんですか?呼吸が止まったりして。」
「抗生剤と、呼吸促進剤を投与すれば、状態は安定すると
 思います。」
「安定って・・・
 どういうことですか?死んじゃうかもしれないんですか!?」
「しっかりして下さい。
 そらちゃんは頑張っているんだ。
 一生懸命、頑張っているんです。」
未希と加奈子が心配そうにそらを見つめる。

学校。
「辞める?
 本人が決めたんですね。」と校長。
「いいんですか、遠藤先生。それで。」と原口(井坂 俊哉)。 
「彼女がそうしたいと言いました。」
「苦労を買いに行くようなものですよ。
 ・・・いえ、私は今も、学院に子供を産んだ生徒がいるのは
 許せません。
 でも、一之瀬の将来については、個人として心配しているんです。」
と教頭。
「遠藤先生も心配していますよ。
 ここにいる誰よりも。
 しかし、一之瀬を、信じているんです。誰よりも。
 教師にとって、一番大切で、だが、一番難しいのは、
 生徒を信じることです。
 私も、一之瀬が出した答えを、信じたいと思います。」

香子はそのことを生徒達に報告する。
「公立へ!?」「無理だよ。」
「私たちが、嫌なことを言ったからですか?」
「せっかく未希のことを認めてくれる人が増えたのに。」
「そうだよ、いまさら・・・」

「先生も、最初はそう思ったわ。
 でもね、14年後のことを考えてみたの。
 生まれた赤ちゃんが、14才になったとき。
 一之瀬さんは何を話すだろうか。
 どんな14才だったと言えるだろうか。
 一之瀬さんの生き方は、決して賛成できるものじゃないわ。
 でも、生まれた子供に胸を張って、
 今日のことを話せる道を、彼女は選んだんじゃないかしら。」

病院。
「そら・・・私じゃ嫌なのかな。
 あんなに小さく生まれてきて、
 全然ミルクも飲めなくて、
 それで、また・・
 私のところに生まれたくなかったのかなぁ。
 もっと、普通のちゃんとしたお母さんのところに
 生まれたかったのかなぁ。」
「未希は、どうなの?
 そらちゃんが、ふつうに生まれて、ふつうに成長してくれなきゃ、
 可愛くない?心配じゃない?」
「すごく心配。
 なんでかわからないけど、しゃべったこともないのに、
 信じられないくらい大好き。」
「同じよ。そらちゃんもきっと。」
「そうかな・・・。」

未希の元に近づく人影。
「一之瀬。」
懐かしい声に未希が振り返る。
「キリちゃん・・・。」

病院の敷地内を歩く二人。
「今日、卒業式だったんだ。」
「そっか。おめでとう。」
「ごめんな。子供が大変な時に、自分だけ。」
「ううん。
 何も出来ないし・・・。
 赤ちゃんね、小さいでしょう?
 私、まだ一度も抱っこしたことないんだ。」
「・・・そう。」
「オムツも替えられないし、ミルクも上げられないし、
 ほんっと・・・いるだけで何も出来ないんだ。」
「そんなことない!
 命がけで産んだじゃん!
 俺、来たんだ。
 一之瀬が、手術して目が覚めなかったとき・・・。」

未希に合わす顔がなく、立ち去ったときのことを話す智志。

「でも、今日は会いに来れた。
 俺、働くんだ。」
「え?高校は!?」
「行かない。」
「そんな・・・。」
「親のことは関係ない。
 俺、少しでもいいから、お金稼いで、子供に届けたいんだ!
 ・・・だって、俺と一之瀬の子だし・・・
 そうしなきゃ、っていうより、そうしたいんだ。」
「でも・・・」
「俺さ・・今まで、ずっと、親の言うとおり、生きてきた。
 いつも、自分なんだけど、自分じゃない感じがしてた。
 でも、一之瀬といる時だけは、俺だった。
 一之瀬といる時だけは、いつも、空が綺麗だと思った。」
青空を見上げる二人。
「・・・なんか、カッコいい事言おうとしたみたいで、
 恥ずかしいけど・・・
 でも、本当だから。」
「・・・私も・・だよ。
 私も、キリちゃんといる時、すごく空が綺麗だなって、
 いつもいつも思ってた。
 だから、だから、私・・・」

そこへ加奈子がやって来る。

未希たちが新生児集中治療室に行く。
「先生!」
「抗生剤が効いて、感染症が落ち着きました。
 もう危機の状態を脱したと言っていいと思います。」
「本当ですか!?」
「そらちゃん、頑張りましたよ。」
「ありがとうございます!」
未希がそらに駆け寄る。
「良かったね、そらちゃん!」と加奈子。

「・・・そら?」智志が聞く。
「そらって言うの。
 青い空のそら。
 未希がつけたの。」と加奈子。
未希が微笑み、そして頷くと、智志が嬉しそうに微笑む。

そらが元気な泣き声をあげる。
加奈子は智志を保育器の前に押しだし、未希と並ばせる。
二人は我が子を愛しそうに見つめるのだった。

一之瀬家の前にタクシーが止まる。
静香が降りてきた。
近所の主婦が好奇の目で見つめる。
「何ですか!?」
「いえ・・・。」主婦は愛想笑いをし、引っ込む。

静香が家のベルを鳴らす。
未希が会釈をし、静香を迎え・・・。

「すみません。わざわざ来てもらって。」
「挨拶はいいから、用件話してもらえます?」
「一緒に、聞いて欲しいことがあって。」
未希の隣に座った智志が言う。
「何かな・・・。」と忠彦。

「僕達、」
「私たち、」
「2年経って、僕が18になったら、」
「結婚したいです。」

「おい、マジかよ。」と健太。
「何言ってるんだ、急に。
 子供を産むことは許したが、交際は認めてないぞ。
 いや、二人が子供の親であることは事実だが、
 君のお母さんは、子供に会う気もないんだ。」と忠彦。
「はい。だから、二人で話そうと思いました。」と智志。
「ましたって・・・。」と忠彦。
「お父さんやお母さんが反対しているのはわかってる。
 でも・・やっぱり、二人でそらを育てたいって。」と未希。
「子供を育てるのは、ままごとじゃないんだぞ!
 法律的には結婚出来ても、18と17でどうやって子供を育てるって
 いうんだ!」と忠彦。
「僕、明日から働きます!」
「私も、中学を出て、そらを保育園に預けられるようになったら
 働く!
 それで、お金貯める。」
「ちょっと待って、勘違いしちゃダメ!
 働く働くって、早くから働くから偉いわけじゃないのよ!
 勉強できるときにしなきゃ!
 自分たちのためじゃなくて、そらちゃんの為にも!」と加奈子。
「そうだよ。
 今は、働いて結婚することよりも、
 それぞれが、高校や大学に行くことを考えなさい。
 こういうことになったからこそ余計に、
 学校を出るべきなんだよ!」と忠彦。
「子供が大きくなって、落ち着いたら、学校へ行くことも
 考えます。」と未希。
「そんな悠長なこと言ってたら、5年や6年はすぐだぞ。」と忠彦。
「5年経ったって、私まだ19歳だよ。
 桐野君も20歳だよ。
 充分、やり直せるよ。」
黙り込む大人たち。
「人と、順番が違うけど、でも、違うのは順番だけです。
 僕達、ちゃんとします!」
「お願いします!」

「帰るわよ、智志。
 馬鹿馬鹿しい。続くわけないじゃない。
 2年の間に、変わるわよ。」静香が席を立つ。
「変わりません!!」と未希。
「最初から変わるなんて思っている人はいないのよ。」
静香に言われ、未希は首を横に振る。
「あんたね、偉そうに子供育てるって言ってるけど、
 実際に赤ん坊抱いて外歩いてごらん。
 近所の人が、あーら可愛いわね、なんて言ってくれると
 思ってんの!?
 何だかんだ言って、でも、みんなが認めてくれて、
 ハッピーエンドになるとでも思ってんの?
 ありえないわよ!
 私ね、さんざん味わってきたからよーく知ってんの。
 世間のね、冷たさに、晒されているうちに、
 結婚どころじゃなくなるのがオチよ。」
「・・・そらは、そらは、誰にも望まれなかった子です。
 私も桐野君も、お父さんもお母さんも学校も。
 でも、今そらは小さいけど生きようとしています!
 そらは教えてくれました。
 父や母が、私をどんなに大事に思ってくれているかを。
 学校や友達がどんなに大事か。
 それから、桐野君のことが、どれ位好きか。
 ・・・お願いします!!」
未希が頭を下げると、智志も同じ様に頭を下げて頼む。
黙り込む大人たち。
「・・・勝手にすれば。」と静香。
「でもね、私は認めないわ。
 だから、子供にも会わない!
 悔しかったら、本気でやって、
 おめでとうって私に言わせるのね!」
「はい!
 いつか、抱っこしてもらえるよう、頑張ります!」
「懲りない子ね。」静香が笑う。
「私の、娘ですから。」と加奈子。
静香が一之瀬家を一人で出ていった。

静香が一番現実を知っている。
静香は一番厳しいけれど、一番二人を応援しているような
気がします。


一ヵ月後。
そらの退院の準備をする未希。
近所の主婦たちが未希を見ながらヒソヒソ話をしていても、
未希は目をそらそうとはしなかった。

真由那(谷村美月)が訪ねてきた。
「柳沢さん・・・」

「なんでこいつが来たんだって思ってる?」
「え?・・いや・・あの、その・・・うん。」
「学校は決まった?」
「ううん。まだ。」
「バカじゃない。」
「・・・かも!」
「そんなに、子供可愛いんだ。」
「可愛いなんて思う余裕、まだないよ。
 でも、すごく大事。それは本当!」
「ふーん。じゃあ死ねないね。
 私、一回死んだんだ。
 みんなが噂してた通り、大学生と付き合って、
 親に別れさせられて・・・
 もうナシにしようと思った。
 何もかもナシに・・・。
 聖林には戻ったけど、いつも親の言いなりで、
 公立に転校させてくれって言ってた。
 でも、もうそんなこと言うのやめたよ。
 あんたを見てると私、何もかも親のせいにして
 生きてるんだなって思ってさ。
 あ、誤解しないでよ。
 あんたが頑張ったのは認めるけど、
 産んだのはバカだって思ってるから。」
そう言い真由那は立ち去ろうとする。
「え?もう行っちゃうの?」
「うん。だってあんたのこと嫌いなのは、変わらないから。」
真由那は笑顔でそう答え、帰っていった。
未希はそんな真由那を笑顔で見送り・・・。

「未希ー!病院行くわよ。」加奈子が声をかける。

病院。
土田がそらを未希に抱かせる。
「退院、おめでとうございます。」
「うわ・・壊れそう・・・。」
「今日から練習じゃないよ。しっかり抱っこしてあげてよ。」
と春子(高畑 淳子)。
「はい。」
「現在の体重は、2580グラム。
 正期産で生まれた赤ちゃんよりも、まだ小さいですが、
 ふつうの赤ちゃんと同じ様な、生活させていいですからね。」と土田。
「2580グラム・・・。」未希が呟く。

「大きくなったわね。」と看護師。
「今は軽々と抱っこできるけど、そのうち手が折れそうなくらい
 重くなるわよ。」と春子。
「ううん、先生、もう重いです。
 すごく・・・重いです。」
「なら、大丈夫だ。
 みんなの愛情が、詰まっている証拠だもんね。」と土田。
「はい。
 それと・・・」
「それと?」
「きっと、未来の希望も詰まってます。
 ね、お母さん。」
未希はそう言い、加奈子を見つめる。
加奈子は堪えきれずに号泣する。
「やだ、お母さんが泣いちゃダメだよ。」
「泣かせてあげて。今日だけは。」
春子の言葉に未希が頷く。
そしてそらを加奈子に見せるように抱く。

運送業者で働く智志。

静香は保険のセールスレディーとして、飛び込み営業を元気にこなす。
そんな静香の姿を見かけ、秘書はそっと頭を下げた。

病院から家へ帰る道。
車の後部座席、泣きやまないそらに困り果てる未希。
「もうダメよー、そんなんじゃー。」
運転していた加奈子が言う。

車を止め、ベンチでそらをあやす二人。
何をしても泣きやまない。
「赤ちゃんは泣くことも仕事だからね。」
そんな二人の背後から、波多野がやって来る。
「あの時は、ありがとうございました!」と未希。
「取材の謝礼。」
波多野はそう言い、ガラガラを未希に渡す。
未希がそらにガラガラを振ってみせると、
今まで泣いていたそらが泣き止み、眠ってしまう。
「君とあいつと、この子の話、書き続けるから、
 だから何があっても、絶対に終わらせちゃダメだぞ。
 なるべく面白い話にしてくれよ。な。」
波多野はそう言い、去っていった。

そらがまた泣き出す。
ガラガラを振り回す未希。

「未希、母になって見る、空の色はどうですか?」

「綺麗だよ、お母さん。
 気のせいかもしれないけど、今日は特別。
 明日はどうかわからないけど。」

「明日はあなたの15才の誕生日。
 長かったような、短かったような、
 嵐のような一年間だったわね。
 去年の誕生日には、こんな日が来るなんて
 思ってもみなかった。」

「ごめんね、お母さん。
 でも、私にとっては、大事な14才だったよ。
 辛いことも苦しいことも、いっぱいあったし、
 何もかも失くしたって思ったけど、
 今、ここに、そらがいるもん。」

「未希、いつか、そらちゃんに言えるといいわね。
 何も失ってなんかいない。
 あなたは、たくさんのものをくれたよって。」

「奇跡なんだね、お母さん。
 そらが生まれたことも、
 私がお母さんの所に生まれたことも、
 何万分、ううん、何億万分の一の奇跡。
 命って、奇跡なんだね。」

「明日からは戦争だから、一日早いけど今言っておくわ。
 15歳の誕生日、おめでとう。」

「ありがとう。
 ありがとね、お母さん。」


一之瀬家。
家から飛び出してくる健太と忠彦。
近所の主婦たちの視線に、忠彦が言う。
「写真撮ろう!」
「写真!?」「でも・・・」
「これからの為にも、笑顔で写真撮るんだ。」
「うん!!」

「ハンバーグ!」
4人は最高の笑顔を浮かべ、そらと共に写真に納まる。

『彼女は、その朝、子供を抱いて笑った。』
ファミレスで原稿を書く波多野。
従業員に嫌がられるのを知ってか知らずか、
相変わらずコーヒー一杯で粘っていた。
『そして、』



静香にも、波多野にもエールを送られて終わった最終回。
主婦の冷たい視線は残りましたが、ハッピーエンドでしたね!
ただ・・・
前回以上に、予告とずいぶん変わっていたのが気になります。

最終話の予告。
「どういうことですか!?
 死んじゃうかもしれないんですか!?」
このセリフは今回の最終話にありました。
「大丈夫!?あかちゃーん!しっかりしてよー!」
このセリフは最終話になかったですね。
保育器にすがりつく、この時の未希の服装は、襟元が水玉模様の
パジャマ。

これは最終話で、未希が赤ん坊に付き添って離れようとしない
ときに着ていたものでした。
その後、未希と智志が別々の場所から月を見上げた夜、
赤ちゃんの呼吸数が下がっていくシーンがあったので、
その時、急変する、というシーンもあったのかも!

病室の前で泣き崩れる加奈子と忠彦。
加奈子は水色のセーター。忠彦はスーツ姿。
最終話ではこの服装の二人は登場していなかったように
思います。

「私のところに生まれたくなかったのかなぁ。
 もっと、普通のお母さんのところに生まれたかったのかなぁ。」
このセリフは、病院の待合室で加奈子に言っていました。

病室のベッドで膝を抱えて泣く未希。
水玉+花柄のパジャマと白いセーター。

そして、病院の敷地内での智志との再会。
水玉+花柄のパジャマと白いセーター。

もう一つのストーリーが用意されていたとしたら、
赤ちゃんの死→病室にこもる未希→未希を心配し泣き崩れる
加奈子と忠彦→絶望する未希を心配し、病院に駆けつける智志

こんな感じでしょうか。

反響の大きいドラマだから、いろんな可能性を考えられていたとは
思います。
でも、予告と別のものを見せられ、ちょっと戸惑う!
私はハッピーエンドを願ってはいたけれど、前回の予告を見て、
悲しい結末を予想しながら見ていたので・・・。

いくつかのエンディングを用意することで、メッセージ性が
弱くなってしまった気がします。
視聴者の反響をみながら、どっちのエンディングにしようかと
考えていたとしたら、ますます残念!
もしくは、最初に考えていたエンディングではどうしても納得が
いかないと、作り直したのでしょうか。

でも!!
主演の志田さん、頑張った!
最終話前日がクランクアップだったそうで、
ご本人も「妊娠したことないので大変だった」と
クランクアップ直後、泣きながら感想を言っている映像を見ました。
妊娠、出産というデリケートな部分を、本当によく演じきったなぁと
感心します。
未来ちゃん、お疲れ様でした!!




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キャスト

一ノ瀬未希(志田 未来)

一ノ瀬加奈子(田中 美佐子)未希の母
一ノ瀬忠彦(生瀬 勝久) 未希の父
一之瀬健太(小清水一揮)未希の弟

三井マコト(河本準一)加奈子の弟
三井ひな子(金子さやか)マコトの妻

桐野智志(三浦春馬)未希と同じ塾に通う少年
桐野静香(室井滋)智志の母

柳沢真由那(谷村美月)未希の同級生
久保田 恵(北乃 きい)未希の同級生

中谷栄三(小野寺昭)未希の通う学校の校長
猪原光江(長谷川稀世)教頭
遠藤香子(山口紗弥加)未希の担任
原口和明(井坂 俊哉) 体育教師。香子の恋人

松本リカ(大沢逸美)加奈子のパート仲間
奥村美子(出口結美子)加奈子のパート仲間

稲葉真也(宮下雄也) 波多野の部下
山崎光陽(海東 健) 静香の秘書

波多野 卓(北村 一輝)雑誌記者

的場春子(高畑 淳子)的場クリニックの医師

土田太郎(反町隆史)小児科医

スタッフ

【脚本】
井上 由美子
【主題歌】
「しるし」 Mr.Children (TOY'S FACTORY)
【音楽】
沢田 完
【演出】
佐藤 東弥
佐久間 紀佳
【プロデューサー】
村瀬 健   
浅井 千瑞


公式HP
http://www.ntv.co.jp/14/


志田 未来さんの主な作品


17:59 | CM(18) | TB(0) | 14才の母 | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちーずさん、こんばんは。

ほんとに予告だと赤ちゃんが死んでしまうようにみえていたけど
何パターンか撮影してあったのでしょうね。
悲しい終わり方よりはずっとよかったですが
この後育てるところがたいへんなんだよ、という
ところももっとみせてほしかったなと思いました。

志田未来ちゃん、ほんとにうまかったですね。
Posted by honey at 2006年12月21日 18:54
こんばんわ
毎週来させてもらってます^^

自分的な考えですが、予告と違ったのは恐らく1話プラスされたからじゃないでしょうか?
Posted by 夕日 at 2006年12月21日 23:23
予告と本編が違うことに違和感を抱いているという感想を
かなりいろいろなところで目にしました。

>いくつかのエンディングを用意することで、
メッセージ性が弱くなってしまった気がします。

私の個人的意見ですが、
エンディングが複数存在していたということは
井上さんのようなベテラン脚本家に限ってはないと思います。
ドラマでオンエアされるのは、作品にもよりますが
撮影されたシーンすべてではありません。
時間的な都合により、カットされるシーンは
どんなドラマにもたくさんあります。
そして、テレビドラマの現状として撮影から、
オンエアまでの時間が少なすぎる。
よって、1話分すべてを完パケの状態にしてから
予告を作るというのは残念ながら無理な話なのです。
ですから、脚本と照らし合わせながら、
インパクトがありそうで、
なおかつ撮影が終了している部分を繋いで予告編を出す
というのが苦肉の策というわけでして…
あまり、その差を追求するのは酷だと思いますし、
何より肝心の作品そのものを鑑賞する邪魔になることは
残念だと思います。
Posted by かるまんぼう at 2006年12月22日 00:39
最後は視聴者の考えにゆだねるラストでしたね、コレだけ反響の多いドラマなので脚本が変わったのかもしれませんね?

いっぱい考えましたが、未希に罪があるのでしょうか?自立できない年齢での出産に周囲の目は厳しかった、でもそれは大人の作った常識であり今回未希がドラマでみせた命の大切さや体が出来ていない状態の出産が大変なことを教えるいいドラマだとおもいました、そして智志も子供や未希に対する責任ではなく愛情のめばえが嬉しかったです!

「そら」いい名前ですね!一之瀬そら?桐野…きりのそら微妙ですね?晴れるといいですね皆の家庭が!
Posted by けた at 2006年12月22日 00:47
こんにちは。
いつも楽しみに読ませていただいております。

予告について私も同じことに戸惑いを感じました。
いっそ、最終回の分については予告は必要なかったのではないかと思いました。
どちらも暗示させずに、ぱたっと終了し、エンディングの曲でよかったのでは?と思いますね。

でも、「現実考えたら産めるわけない。中絶するのが大多数の意見。」という視聴者に、なんとか赤ちゃんもみきちゃんも助かって欲しい!と祈らせるいい流れだったなと思います。

「そして」という終わり方も、決してこれでハッピー「エンド」なわけではなく、これからずっと続くというのをなんとか示そうとしているように感じました。
Posted by いっそ at 2006年12月22日 01:04
ちーずさん、こんばんは。
私も悲しい結末もあるのかな、とも思っていたので
皆それぞれ明るいエンディングでちょっとほっとしました。
確かに予告とは違った感じでしたね。
私は編集の違いかな、と思ったのですが。
1話増えた事でのスケジュール変更や反響の大きさ、命の大切さという大きなテーマのプレッシャーでかなり慎重に編集していると思います。

そういや反町さんの小児科医はスペシャルゲストで急遽決まったんじゃなかったでしたっけ?
この部分が話の増えたところでしょうか。

このドラマで若者たちに命の大切さ、少しは伝わってくれたかな・・・
美希が将来医者を目指しながら育児、とか今後続編は難しいかな〜あったらみたい!
Posted by しゅじゅ at 2006年12月22日 01:14
初めまして。いつも楽しく拝見させてもらっています。
このドラマですが、好評で1話分増えたそうなので
そこが少し編集の具合で違和感があったような感じですね。
もしそのままなら結末はどうなっていたのか興味あります。
Posted by mami at 2006年12月22日 02:07
こんばんは。「14才の母」も終わりましたね。
「綺麗にまとめたな〜」と、正直肩透かしをくらった気分です。

でも、役者さんはみんなよかったです!
私は「女王の教室」をちゃんと観ていなかったので、
志田未来ちゃんのすごさに初めて気づきました
(というか、今まで彼女の存在を知りませんでした)。
今後が楽しみ!

室井滋さん、やっぱり好きです。
私は静香の言っていることが、一番納得できました。
Posted by mahou-hikou at 2006年12月22日 03:03
おはようございます。コメントありがとうございます!

そうでした。このドラマ、『1話延長』したんですよね。

同ドラマは番組ホームページへの書き込みが2万5000件、アクセス数が3500万件に達するなど社会現象化し、放送回数を1話延長。
=<A HREF="http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/tv/news/20061212spn00m200002000c.html" TARGET="_blank">毎日新聞</A>より=

撮影が最終回放送日前日まであったので、
制作者側の方たちがギリギリまで作業していらした
ことが想像出来ます。


予告のことがあまりにも気になり、ドラマ全体の感想を
書いていませんね。(汗)

14才の母は、私立中学を辞め、公立に転校を決意。
15才の父は、進学せずに働き、お金を送る。
実家の両親は未希とそらをサポート。

生まれたばかりの命は、いろんな形で周りの人に守られて育っていく。
やっぱり、こういう環境がなければ、子供を育てて
いくことって本当に難しい。
それが14才でなく、20代、30代であったとしても。

未希は、自分が母親になったことで、自分が今まで
親に守られていたことに気付きました。

私も、若い頃は一人で生きてきたような気で、
母親に反抗したりしたこともあったけれど、
自分が母親になって初めて、親がどんな思いで
育ててくれていたのかがわかるようになり、
そして親に感謝しました。

14才の少女の妊娠・出産という難しいテーマの中に、
家族の愛がしっかりと描かれていました。
それこそが、一番伝えたいメッセージだったのかも。

赤ん坊が無事に退院し、本当に大変なのはこれから。
いっそさんが書いていらっしゃいますが、
波多野が書いた『そして、』に、どんな続きがあるのかと
気になります。私も波多野のように二人がどう生きて
いくのか見ていきたい気がします。

個別のお返事は『コトー』の記事を書き終えたあとに!
Posted by ちーず at 2006年12月22日 09:10
ちーずさん こんばんは。
わたしも綺麗にまとめたな、と思いました。綺麗すぎるかもしれない。志田未来については凄い!の一言。
一話追加について……柔軟な対応だったと思います。正直、間延びした感じの回もあったなと思いますが、全11話とか全12話とかに縛られないドラマ作りをこれからもやってほしい。低視聴率に伴い一話短縮などは話になりませんが、「セーラー服と機関銃」のように最初から全7話っていうのはありだと思います。上手に7話に収まったか逆に足りなかったかは別ですが。昔は2クールのドラマとかザラだったし、クールを跨いて終わるのも珍しくなかったし、1クールでも全13話とかあったんですよね。今は期首にバラエティ特番なんかやるからどんどん減ってしまって10話前後になっちゃってるけど、その縛りが邪魔臭いというか。べつに全18話のドラマがあってもいいと思うし。「笑える恋・・・」も帳尻を合わせるため3話だけやるんじゃなく、12月から始るドラマがあってもいいと思うし。「14才」同様「僕の歩く道」も一話追加してほしかった。来年やる「華麗なる一族」も1クールで足りる?と思ってるし。もうちょっとテレビ局にも柔軟になってほしいと思いました。長くなってすいません。
Posted by マンデリン at 2006年12月22日 20:03
ちーずさん、こんばんは!

「14才の母」かなりよかったです。
なんかテレビ雑誌では、ドラマ制作者が、
「ちょっと切ない感じのラストになる」とか
コメントを寄せていたので、
今回のラストを見たら、肩の荷がおりました!
キャスティングがとても見事だったのではないかと思います。
皆さんがおっしゃるとおり、
志田未来ちゃんはすごすぎます!
田中さんも生瀬さんも、室井さんも。
皆さんの演技がとてもすばらしく感じました。
そしてキリちゃん役の三浦春馬君。
このドラマで初めて知りましたが、
なかなかよかったですね。
このドラマを見て、「命=奇跡」だということ、
改めて強く実感しました。
生むことだって、生まれてからだって、
まわりの人たちの支えだって、
その「命」に関わる全てのものが、
小さな小さな「奇跡」。
確かに現実的問題を考えたり、
そういうものを前提にしてしまうと、
いろいろと釣らなくっていいものまで釣ってしまいそうな
そんな難しく思いテーマだったですが・・・
私はこのドラマ、とてもいいメッセージ性が在ったと思います。
ちなみにこのドラマを見ての一番の驚きは、
反町さんの脇役出演(笑)
見つけた瞬間、「えぇ??!!」って叫びました。
脇役のイメージあんまないじゃないですか(笑)
しかも日本テレビ。
意外すぎて、驚きが一番大きかった・・・。

最後に、かなりどーでもいいことですが、
あたしは弟君がかなり好きでした。

長々とまとまらない文章、失礼しました。
レビューたいへんお疲れ様でした!!
それでは。
Posted by SHIYU at 2006年12月24日 00:21
ちーずさん、初めまして。アメリカで看護師をしています。6年間分娩室勤務でした。こちらでは、十代の妊娠は日本ほど珍しいことではありませんし、そのせいかテキトーに生んでしまっている人も多いような気がします。特に貧困地域では、「うちのママも15で私を生んだし」という悪循環が繰り返されるのが現状です。でも、すごくきちんとお母さんになって、大学にいくような人も結構います。私の同僚にも15歳で第一子を出産、彼と結婚して、その後なんと約2年おきに生み続け、一緒に分娩室で働き始めたころには、五児の母という人がいました。彼女は妊娠直後親元を離れ、教会の経営する施設で勉強しながら出産、一度も学校を辞めることなく高校を卒業し、子育てをしながら看護学校にも行ったというスーパーママです。十代で妊娠することは決して良いことではないし、そういう子供のために環境を整える必要があるとは思いませんが、すぐさま中絶という結論に達するのはどうかと思うので、このドラマの展開には共感できるものがありました。あとは、なんらかの形で、無責任な性行為をしないこと、避妊の重要さなどを子供達に教えて行くことが大切だと思います。
実はこのドラマ、ようやくこちらでレンタルできるようになったばかりなので、まだ見てません。ちーずさんの素晴らしいリウ゛ューだけで、こんなに盛り上がっちゃってます。
これからも期待しています!!
Posted by まりあちゃん at 2006年12月24日 04:01
こんばんは。コメントありがとうございます!

★honeyさん★
未来ちゃんを始め、出演者のみなさんの演技は
見応えありました〜!
とくに未来ちゃんは、難しい役をしっかり演じていましたね。
大人だって一人で子供を育てていくのは大変なことだし、
未希の場合はとても恵まれていて、家族や先生たちが
未希の為に協力してくれる。
それも、未希の頑張る姿勢がそうさせたのかな。
カットされたシーンもDVDなどで見せてほしいです。

★夕日さん★
そうですね。1話プラスされ、編集もギリギリのところまで
時間がかかったのかもしれません。
また遊びにいらして下さい!

★かるまんぼうさん★
かるまんぼうさんの説明、よくわかりました。
あの予告に、最悪の事態を想像して見ていたので
肩透かしをくらったような気分に。
でも、ハッピーエンドでよかったです。
描きたかったのはそこではないんですよね。
未希が母親となり、両親が今までどんなに自分たちを
一生懸命育てていてくれたか。
そこに気付くことが、重要なポイントなんですよね。
自分の命は自分だけのものではない。
そういうメッセージが、未希と同世代の子供たちに
伝わればなぁと思います。

★けたさん★
未希に罪はあるのか・・・。
若い子の妊娠、出産は薦められた事ではありません。
未希は知識もないままに、妊娠してしまいました。
それでも、未希は産むという答えを出し、
そして母親になろうと努力している。
若くなくても、育児放棄する母親もいますしね。
智志が赤ん坊を見る時、優しい顔をしたのは印象に残りました。
けたさんの言うように、愛情のめばえ、なんですよね。
きりのそら・・・お天気がらみの名前になっちゃいましたね。(笑)

★いっそさん★
そうですね!最終回、予告がなかったほうが余計なことを考えずに
視聴出来たかも!
「そして」という終わり方、素敵でした。
あのあと、波多野はどう綴っていったんでしょうね。

★しゅじゅさん★
反町さんをゲストで出演させる、ということにも
反響の大きさが伺えますね。
きっとこの辺りが増えたストーリーになるのかな?
未希と同世代の子供たちに、命について考えるきっかけが
生まれていると嬉しいですね。

★mamiさん★
初めまして!
試聴者からかなりの反響があったようですね。
私も、1話増える前のストーリーも、見てみたいです。

★mahou-hikouさん★
「綺麗にまとめた」・・・本当にその通りですね。
でも、これで良かったのかな〜。
バッドエンドだったとしたら、重い気持ちが残ってしまいそう。
あとは、若い世代に命の大切さがちゃんと伝わっていればいいなー。
難しい役を演じきった未来ちゃん、今後の活躍が楽しみですね。

★マンデリンさん★
>テレビ局にも柔軟になってほしい
これは本当にそう思いますね。
枠に当てはめる内容じゃなくて、内容にそった枠を
作るべきだと私も思います。
次クール、「華麗なる一族」、見応えのあるドラマなので、
じっくり描いてほしいなー。

★SHIYUさん★
「命=奇跡」
本当にそうですね。
14才の未希は、母親になって初めてそのことに気付いた。
20代半ばで出産した私も、母親になってみて初めてそのことに
気付きました。
親にも産んでくれたこと、育ててくれたことを感謝しました。
このドラマには、そういうメッセージが隠されていたんですね。
反町さんのゲスト出演には私もびっくり!
どうやら最初からこのドラマを見ていらしたようですね。
父として、思うところがあったのかな〜!?
弟君の泣きの演技、すばらしかったです。今後に期待ですね!

★まりあちゃん★
初めまして。
まりあさんのお話を伺って、母親になれるかどうかは、年齢ではなく
その人次第なのだなぁと思いました。
うちは子供は男の子なんですが、避妊の話はしています。
もしも女の子がいたら、18歳までは関係をもつな、と言うと思います。
いろいろな方針があると思いますが、親が子供にしなければ
いけない話題なんですよね。
レンタルを見ながら、また感想などをお寄せくださいね!
お待ちしています。
Posted by ちーず at 2006年12月24日 19:00
はじめまして。
実は私はこの話しをテレビで見てません。最終回が知りたくて、ここにたどり着きました。

それにしても、このドラマは社会問題を扱ってますから、どうしても現実的なことを考えてしまいます。どう言う背景で今どき14歳で何の知識も無くセックスに及べるのか・・親は何をやっていたのか。14歳の子供の妊娠は、生まれる子供への危険はもちろん、日本人は体が小さいので母体の危険もかなり大きいのに、ドラマではどうしてそう簡単に中絶など勧められるのかとか。14歳で性病の危険がないと思ったら大間違いだとか。

「春の目覚め」と言う、ヴェデキントによるドイツ文学の名作を思い出します。まだ性に関して因習的な考え方が残っていたドイツで、同じように何も考えないで14歳の少年少女が性行為に及んで、少女は妊娠し中絶手術に失敗して死んでしまうという話です。

しかし、どんな状況にせよ、そのような無理な年齢で妊娠してしまう子供が実際かなりいることは、私が中学生だったことから既に動かぬ事実でした。その当時から、子供も大人もほとんど性教育的意識がほとんど変わってないことの現実。それなのに低年齢で性行為を体験する子供は増えていると思います。

中学生の子供に「無責任なセックスはするな」といっても、理屈では分かるかも知れないけど、実際的な経済的な問題は決して実感できないと思います。親に相談するわけにも行かないし、そのうちに「まあいいや。何とかなるかも。」と言うことにならなければいいんですが。このドラマはその辺のことは少しは教えてくれるかもしれません。
Posted by かお at 2007年01月06日 14:05
かおさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

このドラマはハッピーエンドで終わりましたが、
妊娠のことを深く考えない同世代の子供たちが、
少しでも、自分の体のことを考えるきっかけを
与えてくれたと思いたいです。

機会があれば、是非ドラマの方もご覧になって
みて下さい。
Posted by ちーず at 2007年01月08日 21:49
はじめまして。向日葵と申します。

もうオンエアが終わって1ヶ月にもなる『14才の母』・・・。私は今だに大好きで、土日になると暇を見つけては見ている状況です。

私は未希よりは年上ですが、さほど変わらないので、毎週興味津々に見ていました。

それで・・・お願いがあるのですが・・・。
『14才の母』のあらすじを印刷して個人で読みたいのです。単行本は買いましたが、完全版ではなかったので、文章としてこの素晴らしいドラマを取っておきたいと思ったので・・・。
どうかよろしくお願いしますm(__)m

ちょくちょくのぞきに来ますね★★
Posted by 向日葵 at 2007年01月29日 20:27
向日葵さん、はじめまして。
お返事遅くなってごめんなさい。
個人で楽しむ目的のみでしたら、記事を印刷されても
問題ないと思います。
そこまで大切にして下さってありがとうございます!
また遊びにいらして下さい!
Posted by ちーず at 2007年02月04日 16:03
お返事をいただいていたのを全然気づかずにすみません・・・。

はい。ありがとうございます。最初から個人で楽しむ目的でしたので、大丈夫です。
ここのサイトにはたくさんのドラマのあらすじが載っているので、ドラマ好きの私にはたまりません(笑)これからも頑張ってください★

また来ます♪♪
Posted by 向日葵 at 2007年03月04日 12:26
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