2007年02月27日

東京タワー〜オカンとボクと、時々オトン〜 第8話

『家族の絆』

1997年 東京
中川雅也(速水もこみち)は、鳴沢一(平岡祐太)が携ることに
なった新雑誌のイラストを依頼されるなど、仕事は順調。
相変わらず遅刻魔の雅也を、鳴沢は彼だけ集合時間を早めて
伝えると、会議の始まる時間丁度に雅也は到着。
彼の作品は社員たちにも好評だった。

「イキイキしとるね!
 前の雑誌より、向いてるんじゃない?」
会議後、雅也が鳴沢に言う。
「どうだろうね。
 まあ、楽しむ努力だけはしようと思って。
 ・・・お母さん元気?」
「相変わらず元気すぎて、困るったい!」「オカンとボクの東京生活。」

「マー君!」食事の支度が出来たと呼ぶ栄子(倍賞美津子)。
仕事をしていた雅也はその手を止め、台所へと向かう。
彼のイスには、オカンが誕生日プレゼントに作ってくれた
うさぎのクッション。

「のんびりとした、おだやかな時間。
 平和であることしか、
 特徴のない風景。
 大体のことが、上手く、運んでいる気がしていた。」


まなみ(香椎由宇)とUFOキャッチャーで遊ぶ雅也は、
可愛いウサギのぬいぐるみをゲット。

「この時までは・・・。」

そんなある日、うさぎに餌をあげていた栄子は
突然喉を押さえて苦しみだし・・。

帰宅した雅也が、ベランダで苦しむ栄子を見つける。
「オカン!!
 オカン、どうした。息が出来んと!?
 水飲むね。オカン!」
「心配せんでよか。大丈夫ね・・・。
 死ぬかと思った・・。」

「その発作が起きる間隔が、次第に短くなっていった・・・。」

病院の医者に呼び出される雅也。
「他に、ご家族の方は?」
医師に聞かれ、少し考えたあと、雅也は
「僕だけです。」と答える。
「先日行われました、お母様の精密検査の結果について
 なんですが、こちらがCTの画像です。
 わかりますかね。
 ここの膨らみが、気道を塞ぎつつあるために、
 発作の原因となっています。
 声帯の付近と、食道の一部に至るまで、
 ガンの、再発が見られます。」
「・・・再発・・」
「ええ。」
「今までの、治療は・・」
「残念ながら、お母様のガンには、効果がなかったようです。
 中川さん、このままですと、命に関わる病状に
 発展し兼ねません。
 手術の他に、選択肢はありません。
 ただ・・かなりの確立で、声を失うことは、
 覚悟して下さい。
 ご家族で、話し合っていただけますか?」

家に帰ると、栄子はいつものように食事の支度をしていた。
「お帰り。おでん煮えとるよ。
 ご飯にしよ。
 ダイコンもよう染みとる。
 検査、どうだった?
 ガンなんやろ?
 一度やっとるから、ようわかるんよ。」
「・・・うん。」
雅也の返事に、栄子の動きが止まる。
「ガン・・・らしいわ。」
「・・そうなん。」
「それでな、オカン。」
栄子の向かい側に行き、顔を見つめながら雅也が言う。
「手術、しよう。」
「・・・」
「せなしかたなかろう!」
「せんよ。
 あんな痛い思いは、こりごりやけ。」
「腕のいい先生ば紹介してくれるって言うけ、
 ほら、東京の先生たい!
 手術して、治したら良かろうが!」
そう言い紹介状を渡す雅也。
「しゃべれんようになるんやろ。」
「それは・・・それはそうかもしれんけど、」
「手術はせんよ。」
「・・手話を勉強しよう。
 俺も一緒に習うけ。
 その・・辛いんはオカンだけやないんよ。
 世の中にはもっと大変な人も、
 いーっぱいおるんよ。
 な、オカン、そうやろ?」
「人事だと思ってから・・」
「そら人事や!
 ばってんとにかく手術せんといけん!
 ・・・決まりや。もうオカンが決めることやないけ!」
「・・・」
「・・・ねえオカン、そうしよう?
 ・・・ね?」
「・・・手術は・・・」
「うん。」
「・・・せんよ。」
微笑みを浮かべてそう言う栄子。

耕平(柄本 佑)、徳本(高岡蒼甫)、レオ(チェン・ボーリン)が
訪ねてくる。

「もう何でわかってくれんと!?
 手術するっちゅーまで、オカんとは口利かんけね!」
「マー君、どこ行く!?」

雅也は驚く三人に「邪魔たい!」と怒鳴り、家を出ていってしまう。

「おばちゃん・・」
「あ・・
 おでん、よう染みとるけ、食べんしゃい。」

町をフラフラと歩く雅也は、公衆電話を見つめ・・・。

「もしもし?
 あ、マー君?どげんしたと?」早苗(浅田美代子)が電話に出る。
「オカン全然言うこときかん! 
 まるでダダッコや。」
「またそげんこつ言いよる?」
「そやけ、おばちゃんから、ガツンと。」
「すぐ、電話しとくけね。」
「うん。・・そしたら。」
「マー君?」
「うん?」
「小倉の、お兄さんは、知っとるん?」
「・・いや、オトンは・・別に・・。」
「家族の一大事なんやから・・」
「・・・」

「オトンは、他の女人と住んどるんよ。」
母が悲しそうにそう言い、指輪のケースを閉じたことを
思い出す雅也。

「・・・オトンは、もう家族やないけ。」
「何言いよるん!?
 何が何で、姉ちゃんば説得せないけんのやろ?
 兄さんからもガツンと言ってもらうこと、頼み。
 わかったね?」
早苗はそう言い電話を切ってしまう。
大きなため息をつく雅也。

仕事中のまなみに、北海道にいる母・恵子(朝加真由美)から
電話が入る。
「もしもし、お母さん? 
 見てくれた?
 ・・・え?」

競馬新聞を読む兆治(泉谷しげる)の元に、雅也から電話が入る。
「誰や。」
「・・オトン?」
「チビ!珍しいな。
 どうか、そっちは。」
「うん・・。
 まあ・・。」
「そうかー。
 もう小倉なんか景気が悪いから
 どうしようもないでのー。」
「・・・オトン、」
「なんや。」
「オカンのガンが・・・再発したんよ。」
「・・・ほうか・・・。」
「それでな、オカンが手術、」
「まあ、そっちはそっちで、よろしく頼むで。」
「オトン!」
「そしたらのー。」
兆治はそう言い電話を切ってしま。
「・・・まるで役に立たん・・」
雅也は又、大きなため息。

「親子の関係とは、簡単なものだ。
 生まれた瞬間から、それは、永遠に約束される。
 だが家族とは、
 息苦しい生活の中で、
 時間をかけ、努力を重ね、
 作り上げていくものだ。

 5月にある人は言った。
 幸せな家族を作ることが、
 本当はどんなことより、
 難しいのだと。」


母のことを、雅也はまなみに話す。
「納得できんのは、わかっとるんよ。
 あれだけおしゃべり好きで、
 歌って、笑って、
 そういう人やけ・・。
 ばってん今度は縛りつけてでも・・
 手術ば受けてもらわな・・。
 前の手術の時は・・駆けつけただけで・・
 結局、何も出来んかった。
 だからなんとかせな・・。」
「・・・」うつむくまなみ。
「どげんしたと?」
「・・・マー君・・・。」
深刻な表情で何かを言おうとするまなみは、
首を横に振り笑顔を浮かべ、
「ううん。何でもない。
 もう一回、お母さんにちゃんとお願いしてみよう。」

二人が家に帰ると、雅也たちが帰ったこちに気付かず、
早苗は栄子を説得している。
「もう・・バカチンが。
 どうしても手術受けんつもりね?」
「そうやね・・」
「もし、声が出らんことになっても、
 マー君が一緒に住んでるんやし、
 心配せんで良かよ。」
「・・・これ以上、マー君に迷惑かけたくないんよ。
 東京に呼んでもらっただけで、充分やき。
 手術したら、お金もかかるやろ?
 その当てやって・・。
 なーんかねー・・。
 考えると・・・涙が出てくるんよ・・・。
 マー君、起きんしゃい!って言えんやろ?
 お帰りなさいも言えん。
 マー君ち、呼ばれんけ・・・。
 ・・・優しい子やきね、
 そんな私と暮らしておったら、
 あの子・・・ずーっと気ー使うっちょ思うんよ。」
母の背中を見つめる雅也。
「なんば言うと・・・。」
「マー君!」
「オカン!」
「いらっしゃい。
 これ、おばちゃんがお土産に、」
「オカン!!!
 何で俺がオカンなんかに気ば使うん。
 家族なんやから、迷惑なわけなかろうが!
 ・・オカンに死なれた方が、ずっと迷惑たい!」
雅也は涙を浮かべてそう言うと、部屋に篭ってしまう。

「マー君?ご飯出来たよ。」まなみが呼びに来た。
「・・・」
「冷めちゃうよ。」

二人が席につくと、栄子はなにやらご飯を食べるジェスチャーを
している。
「は?・・・なんね・・。」
「もう、わかんないの?」とまなみ。
「飯食え。」と栄子。
栄子は今度は、背中をゴシゴシするジェスチャー。
「これは、風呂入れ。」と栄子。
手のひらを叩き、お金のサイン。
「こうしたら、金くれ、やからね!」早苗が笑う。
「三人で手話考えたの。」とまなみ。
「朝起きん時は、蹴飛ばしちゃる言いよるよ。」と早苗。
「・・・オカン・・。」
「手術・・しようかね。
 花札もしゃべらんで出来るし、
 パチンコも黙っても出来るけんね!」
明るくそう言う栄子を、雅也は涙を浮かべて見つめるのだった。

そんな親子の様子に、まなみは・・・。

『オカンの歌 聴き収め会』に、たくさんの人が集まってくれた。
アンコールの声に、
「もう充分やき。思い残すことはなか!
 次は、マー君が歌います!」
最初は拒否する雅也だったが、ある曲を入れる。
「この曲!オトンがよく歌ってたんよ!」と栄子。
「そうなん!?」
「DNAなんかねー。」と早苗。
みんなに冷やかされ、仏頂面になるも、
曲が始まると、斎条史朗の「夜の銀狐」を大熱唱!

その頃・・・
小倉で同じ曲を熱唱するオトン!

栄子は雅也が熱唱する姿を嬉しそうに見つめていた。

オトンの姿と重ねていたんでしょうか。

「あんた、小倉のお兄さんには、連絡したと?」
早苗がこっそり雅也に聞く。
「したばってん、全然、話にならん。」
「マー君、親父いたんだ。」と徳本。
「昔から、ほとんど会う機会なかったけん。」
「ばってん昔は一緒に小倉で住んどったんやろ?」
「もう全然覚えておらん。」
ヤキトリを食べながら、雅也はある日の出来事を
思い出していた。

1979年 福岡 小倉
夜中、トイレで目が覚めた雅也は、廊下を歩いていると
玄関の向こう側の人影に気付く。
フラフラしながら影は近づき、玄関の戸を割って侵入。
オトンだった。
「オカーーン!!」
栄子は雅也の声に飛び起きる。
「チビーー。」とオトン。
「何ね、騒がしか。」
「マー君!」
祖母と栄子が飛び出してきた。
「こっち来んしゃい。」栄子が雅也を部屋の奥に連れていく。
「待て、チビー。」
雅也を追う兆治を必死に母が止めようとする。
母親を突き飛ばす兆治。
栄子も必死に兆治をなだめようとするが、効果はない。
祖母が自分の部屋で雅也を匿う。
障子を突き破り、兆治の手が。
「うわぁぁっぁ!!」悲鳴を上げる雅也。
「あんた!!
 いい加減に、目ー覚まし!」
鍋に入れた水をバシャっと兆治にかける栄子。
兆治は栄子を突き飛ばし、雅也に詰め寄る。
「あんた、乱暴せんて。ね。」
栄子が頼んでも、お構いなし。
兆治は買ってきたヤキトリを、雅也の口に無理やり入れ、
「土産や。」と笑うと、その場にバタンと倒れて眠った。
ヤキトリを口に入れたまま、母にしがみつく雅也。

そんな時のことを思い出しながら、雅也はまたため息を一つ。
「なんで別れんとやろ・・。」
母の背中を見つめてそう呟く。

「再発したガンの手術を受ける為に、
 オカンが入院したのは、
 東京タワーの麓にある、総合病院だった。」

 
「首の傷跡をもう1度開いて、再発したがん細胞を切除します。」
医師が雅也に説明する。
「あの・・・声は・・。」と雅也。
「手術をしてみないとわかりませんが、
 部分摘出が可能であれば、声帯を極力残すように、
 最善を尽くします。」
「あの・・・
 どうか、よろしゅう、お願いしまーす・・・。」

まなみは入院した栄子の見舞いに頻繁に訪れていた。
「綺麗やねー。まなみちゃんの写真。
 気持ちがわかるもん。」と栄子。
「よくなったら色んなところに行きましょうね。」
リンゴの皮をむきながらまなみが言う。
「楽しみにしとこ!」
「はい!」まなみがリンゴを渡す。
「毎日ありがとね。」
「いえ・・・。」
栄子の笑顔を見つめながら、まなみは時折複雑な表情を
浮かべていた。

風景の写真を撮りながら、まなみは着物姿の女性に
母の姿を重ね・・・。

あの日、電話で母・恵子はまなみにこう言っていた。
「うちの旅館の土地・・・とうとう、抵当に入ったの。
 このままじゃ・・近々、手放すことになるかもしれない。
 もう一人じゃどうにもならないのよ。
 どうしても・・帰ってこれない?」

徳本、レオ、バカボンが雅也を勇気付けようと食事の支度を
していると、誰かがやって来た。
「ジャパニーズヤクザ!」ドアを開けたレオが怯える。
「借金の取立てか!?」
「俺が追い払ってやる!
 今それどころじゃねー・・・」
勢いよくドアを開けた徳本だが、その人物の迫力に固まる。
兆治だ!
「誰やお前。」
そう言い、部屋に上がりこむと、兆治は上着とズボンを脱ぎ
リラックスモード。
「誰?」徳本がバカボンに聞く。
「先輩のオトンたい。」
「僕帰る!」怯えるレオ。
バカボンとレオに押し出された徳本は、怯えながら兆治に
声を掛ける。
「あの・・・お父さん、初めまして。」
兆治は徳本をギロっと睨み・・・。

雅也が帰宅すると、徳本、レオ、バカボンの三人が
兆治をマッサージしている。
「オトン!!来たと!?」
「おぅ。暫くやの。
 もっと強うせんかい!」
「はい!!」と三人。
「火、灰皿、食うもんは?」と兆治はやりたい放題。

雅也の部屋に兆治がやって来た。
「静かでええトコ住んどるじゃないか。
 お。お前、絵の仕事ばしよるんか。」
「明日もう手術なんやけ、病院行かな。
 オトン早く支度せんね。」
「・・腹減ったけーのー。」

病院に行く前に居酒屋に寄る兆治。
「早くしないと、面会時間終わってしまうけ。」と雅也は言うが、
 
「病院は、辛気臭いけーのー。」
兆治はなかなか席を立とうとしない。
「もう一杯」と言い出す兆治に、
「オトン!!」雅也も怒り出す。

病院。
「いつもありがとね。
 感謝しとうよ。」
リンゴの皮をむきながら、栄子がまなみに言う。
「ほれ。」うさぎの形にきったリンゴを渡す栄子。
「・・・」
「どうしたん?」
「ありがとうなんて・・・言わないでください。
 ずるいんですよ、私。
 お母さんの所に逃げ込んでいるだけ。
 実家の旅館、・・・経営が上手く行かなくて、
 潰れちゃいそうなんです。
 ずっと私が母から逃げてたからかも・・・。」
「お母さん、今一人でおるん?」
「・・酷い娘ですよね。」
「誰だってそうかき。
 はーあ。家族となると、難しかねー。
 甘えて、意地張り合って、勝手してから。
 ばってん、人間、弱くなる時はやっぱり、
 家族のことやき。
 顔見ただけでほっとするんよ。
 家族やって、それだけで100点満点!」
栄子の笑顔に、まなみは・・・。

夜道を歩く雅也と兆治。
「オトン、はよ来んね!
 この先の病院に入院しとると。」
「東京タワーやのー。
 オトンが16で東京に出て来た頃は、
 出来たばっかりやったけー。
 そりゃーでかいでからー、
 どこも抜かれたっちゃー。
 もうすっかり、他の建物の陰に隠れとう。」
東京タワーを見つめる二人。
「そしたら・・・行こうか。」
「・・・もう一杯、飲んでいくけ。」
「オトン!
 はよ病院に行くばい!」
「・・・いつでん良かろうが。」
「いい加減にせんね!
 いつでんそうや!他人事たい!
 オカンことも、俺んことも!
 何しに来た!?」
「・・・」
「勝手にせんね。」
雅也は兆治を置いて歩き出す。

朝、ベッドで目覚める雅也。
部屋に父の姿はなかった。
「結局・・・朝まで帰らんかったとか・・。」

北海道の実家を訪ねていくまなみ。
「本当に申し訳ありません。」
旅館の前で、母が謝罪している。
「次の期限までにはお願いしますよ!」
男はそう言い帰っていく。

母が頭を下げる姿を見つめるまなみ。
「・・・お母さん!」
「・・・頑張ってはみたんだけどね。
 この旅館、もうダメかも・・・。」
「・・・お母さん、お土産!」
「・・・」
「お母さんの好きなリンゴ。」
まなみからリンゴを受け取り微笑む恵子。

雅也が病院に行くと、栄子が楽しそうに兆治と売店で
買物をしていた。

「その時のオカンの顔は、
 忘れもしない。
 オカンはガンの癖して、
 とっても楽しそうだった。」


栄子が手術室に運ばれていく。
看護師は、雅也たちに、手術は長時間かかるので、
一度家に帰るよう告げる。

いつまでも母を見送る雅也。
「そしたら、行こうか。」
兆治はそう言い歩き出す。

雅也が買物から戻ると、兆治は眠っていた。
「もう・・本気で寝らんでよ。
 8時には戻らないかんのやからね。」
雅也のイラストを抱きしめるように眠る兆治。
そんな姿に、雅也は昔父が絵を描いていたその背中を
思い出す。

兆治の隣で爆睡する雅也。目を覚まし、
「うわぁぁぁぁ!!」
その声に兆治も飛び起きる。
「遅刻やっ!!
声を揃えて飛び起きると、二人は家を飛び出した。

病院。
「すみません!橋本医師は?」
雅也が看護師に聞く。
「とっくに帰られましたけど。」
「・・・」

栄子は病室で、機械を付けられて眠っていた。
「・・・オカン?」
栄子が目を開ける。
ほっとする雅也。
そこへ兆治もやって来た。
「ナースステーションで聞いてきたけ。」
「それで?」
「成功やち。」
「声は!?」
「まあ、大丈夫やち、言いよるけ。」
「・・・オカン!!オカン!!良かったねー!」
栄子の手を揺すって喜ぶ雅也。

栄子がホワイトボードを手に取り、
『いたい やめれ』
と書く。

雅也が微笑み兆治を見ると
「あんまり動かすな。」と兆治が呆れる。

栄子は今度は手鏡を手に取る。
「見らんでよかよ。」と雅也。
栄子は鏡を見つめ・・・。
「オカンって。」
雅也が言うと、栄子は鏡を指差す。
それを覗き込む雅也。
「あ・・・」
そこには、東京タワーが映っていた。
微笑み合う親子。
栄子はそこに映る東京タワーにそっと触れてみるのだった。

「おっ。」
兆治は窓の外の東京タワーに気付き、窓際で見つめる。

「鏡に映っても、
 同じ形でよかった。

 なぜか、僕達は今、ここにいる。
 バラバラに暮らした三人が、
 まるで、東京タワーに引き寄せられたかのように
 ・・・ここにいた。」


※一部公式HPあらすじを引用しました。


栄子に手術するよう説得する雅也。
「・・・ねえオカン、そうしよう?
 ・・・ね?」
そう言いながら栄子の顔を覗き込む雅也の顔が、
幼い頃の雅也と重なり、とてもよかった。
再発は、栄子も覚悟はしていたようで、
それでもそれが事実となったとき、雅也の前でも
あんな辛い表情に。

まなみは、母が大好きなリンゴを栄子に届けていました。
本当は早く母の元に行きたかったんでしょうね。
栄子の周りの若者たちは、みんな栄子に自分の母の姿を
重ねます。
みんな、いろいろあるけれど、お母さんが、家族が
大好きなんですね。



※感想もいろいろ書いたいのだけれど、
仕事がテンパっていて、あらすじ書くだけで精一杯な状態!
また時間が取れたらゆっくり書きたいと思っています。


感動のポイントをまとめています。
第一話:母の手紙と一万円札
第二話:母の手料理でいっぱいの冷蔵庫
第三話:ハルの通帳と、雅也宛の箱(沢山のギザ10)
第四話:公衆電話
第五話:真珠の指輪
第六話:古いタンスに大切にしまってあったスクラップ帳


雅也の部屋の番号:816230413



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原作。まだ読み途中です。
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キャスト
中川雅也(速水もこみち)
佐々木まなみ(香椎由宇)
山田耕平(柄本 佑)
前野和夫(山崎裕太)
中川富美子(佐々木すみ江)
藤本ハル(赤木春恵)
藤本香苗(浅田美代子)
鳴沢一(平岡祐太)
手塚修一郎(石黒賢)
徳本寛人(高岡蒼甫)
レオ・リー(チェン・ボーリン)
中西靖子(久保田磨希)アパート管理人
佐々木恵子(朝加真由美)
担任(斉藤洋介)
オカマバーのママ(深沢敦)
中川兆治(泉谷しげる)
中川栄子(倍賞美津子)


ほか


スタッフ

■原作
 リリー・フランキー
 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(扶桑社刊)

■脚本
 大島里美

■プロデュース
 中野利幸

■演出
 久保田哲史

■音楽
 河野 伸
 澤野弘之

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

■主題歌
 コブクロ『蕾』
 (ワーナーミュージック・ジャパン)



速水もこみちさんの主な出演作品


この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、オトンと楽しく買い物する姿は微笑ましくオカンもいきいきしてましたね!なんだかんだ言っても駆けつけるオトンはまだ栄子を愛してるのかな?そのへんの事情も描いてくれると嬉しいのですが!

同じ曲をうたうオトンとマー君もよかったのですが泉谷さんって歌手だと思いだしましたよ!

子供の頃のやきとりの話は凄かったですね泉谷さんの真骨頂をみたというかこのエピの為にキャスティングですかね、マー君はトラウマで焼き鳥嫌いにならなかったのかな?

栄子の手術は成功じゃなかったの?予告では新しい医者やマー君の泣くすがたが…
Posted by けた at 2007年02月27日 19:59
今期幾つか観ている中で、やっと前回から見ごたえが出てきたドラマです。でも、芸達者な中にいると、やっぱりもこみちさんの線が細い感じがするのは、私だけでしょうか。八頭身でカッコイイとは思うけど、もうちょっとなんとかならないのかなぁ、と思うシーンもないわけではないです。
素直で、純朴な感じはよく出ていると思うけど、複雑な表情とかって、できないのね、という感じ。
そこだけが、残念!
泉谷さんって、歌手だったのね…と私も久々に思い出しました。性格俳優と間違えておりました。
Posted by やすこ at 2007年02月28日 22:39
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