2007年05月13日

めぞん一刻

2007年、東京。
公園を歩く親子連れ。
「春香、ここがお父さんとお母さんが出会った場所なんだ。」

1983年(昭和58年)。
時計坂という町にある古いアパート「一刻館」にある日、
音無響子(伊東美咲)という女性が管理人としてやって来る。
このアパートの住人で浪人生の五代裕作(中林大樹)は、
彼女の美しさにたちまち一目惚れ。

「携帯電話もメールもなかったあの頃の恋愛は、
 今に比べれば不自由で、バカみたいなことばかりで、
 まるでドタバタコメディーみたいだった。
 登場人物もなんだかみんな変な人ばっかりで、
 それに今思うと、不思議なくらい、みんな貧乏だったなー。」
五代は響子に犬の名前を聞いてみる。
「なんて名前ですか?」
「惣一郎さんです。」
「変わった名前ですね。
 よ、惣一郎。元気か?」
「あの・・・惣一郎ではなく、惣一郎さんです。
 さん、までが名前ですので、呼び捨てはやめてください。」
「はい・・すみません。」
「よろしくお願いします!」
「あの・・管理人さん、一つ聞いてもいいですか?」
「はい。」
「一目ぼれって信じますか?」
「もちろんです!」
「よかった!ありますよね!」
「はい!あります。」

そのほかの住人である一の瀬(岸本加世子)や朱美(高橋由美子)、
そして四谷(岸部一徳)といった超個性的な面々のちょっかいにも
くじけず、どうにかその思いを彼女に伝えようとするのだが、
受験勉強との板ばさみで苦悩する日々が続く。

響子さんの過去を聞きだした一の瀬は、
スナック茶々丸で、五代以外のアパートの住人と秘密を共有。

屋根の修理をする響子。
修理を終え、屋根に寝転がり青空を見上げ・・。

ハシゴに気付いた五代、屋根に上ってみると響子さんがお昼寝中。
響子の寝顔に微笑む五代。
「大好きです。惣一郎さん。」
響子の寝言に犬か、とほっとする五代。
キスをしようと顔を近づけると、響子の涙が一滴。
突然の雨。飛び起きた響子を支える五代に、
響子はビンタを一発!

屋根に穴が開き、五代の部屋は雨漏りだらけ。
五代の顔は、痛々しいビンタの後。
それでも五代はニッコリ!

そんなある日、一人の老紳士(細川俊之)が一刻館を訪ねて来る。
「お父様!」と呼ぶ響子。
彼が響子の義理の父であり、彼女が未亡人であることを知った
五代は大いに動揺する。
もうすぐ一周忌。亡き夫の名前が惣一郎と知る五代。

音無の父は、響子に音無の名前を捨て、新しい人生を
生きるようアドバイスする。
だが響子は、
「今はまだ、音無響子でいたいんです。」と答える。

その帰り道。
「素敵な人だったんでしょうね・・」五代が聞くと、
「はい。私の一目ぼれでしたから。」
「え・・・」
「ですから信じます。一目ぼれ。」
「・・・」
「?」
「もう、恋とかしないんですか?」
「私ですか?」
「はい。」
「と思います。
 もう、一生分の恋をしてしまいましたから。」
「・・・」

その日の夜、布団の中で涙する響子。

次の日、響子の過去を知り落ち込む五代は、
友人の坂本(橋爪遼)と飲みに行き、泥酔して帰宅。
「私、五代裕作は、響子さんが、好きでありまーす!
 好きだー!好きだー!!好きじゃーーーっ!!
 響子さん、好きじゃーーーーっ!!」
アパートの前で絶叫。
愛の告白、そして、なだめる響子を抱きかかえて部屋へ。
「響子さん、好きじゃー♪」と歌いながら押し倒し、
爆睡!
響子はなぜかムっとしてしまう。

翌日、自分がしたことをまったく覚えておらず、
住民たちから
「酔って裸踊りをして、見ろ!見ろとしつこく迫った」
と嘘をつかれ・・・。

「あの・・・夕べのことなんですが・・」
「はい・・」
「すみませんでした!!」
「いえ・・」
「軽蔑・・してますよね・・」
「いいえ。軽蔑っていうか・・ちょっと、驚きましたけど。」
「ですよね・・
 本当にすみませんでした!
 どううか忘れて下さい。酒の上でのことなんです。」
「!!」
「本当の僕がしたことじゃないんです。」
「・・・じゃあ、本気じゃなかったんですか!?」
「当たり前じゃないですか。冗談に決まってます!」
響子のビンタが飛ぶ。
「最低!!
 冗談で、好きだなんて言わないでください!!」
「え・・・好き!?」

響子の部屋。
「・・なんで怒ってるんだろう・・私。
 そうよ、別に良いじゃない、冗談でも。
 管理人と住人の関係なんだから。
 そうよ・・・。」
そう考えながら、五代の告白を思い浮かべる響子。
「でも・・冗談って感じじゃなかったけどな・・。」

もうすぐクリスマス。
響子と気まずい雰囲気のまま。

「あんたは幸せものだよ。あんなに思われてさ。
 男に思われるのは、女の幸せだよ。」
一の瀬は響子にそう言い、あんたのせいで受験が失敗したらと脅す。
不安にかられる響子・・・。

もうすぐクリスマス、ということに浪人中の五代も気がつき、
ジュエリーショップでアクセサリーを品定め。
妄想炸裂させながら、ハートの形のブローチを選ぶ。

ところがなかなか二人きりのチャンスが訪れず、
プレゼントも渡せないまま、二人の距離も微妙なまま…。

スナック茶々丸でのクリスマスパーティーに、五代は参加せず。
受験勉強も身に入らずにいると、響子がやって来た。
「おすそわけです。良かったら!」
「はい!!」

ジュースで乾杯する二人。
雪が降ってきた。
懐かしそうに思いにふける響子に、
五代はプレゼントを引っ込めた。

その後、一の瀬一家が響子にプレゼントしたオセロゲームを楽しむ
二人。
響子優勢。
「一発逆転は必ずある!」と頑張る五代だったが、
全部白(響子の駒の色)になってしまった。
「大丈夫!一発逆転は、ありますよ!」
響子の言葉に期待する五代。
だが響子が言っているのは、受験のことだった。

大晦日。
他の住人たちが帰省してしまい、響子と二人っきりになった五代は
勉強そっちのけで朝からそわそわ。

お節の準備をする響子。
「変に意識することないわよ。
 管理人と住人、それだけ。」と呟く。

部屋でひとり悩みもだえる五代。
そこへ響子がやって来た。
「一緒に紅白でも見ませんか?
 年越し蕎麦作りますから。」
「はい!!」

紅白を見て、一緒にお蕎麦を食べて。
除夜の鐘が聞こえてくる。
「明けましておめでとうございます!」
「明けましておめでとうございます。
 いい年になるといいですね!」
「ありがとうございます。管理人さんも!」
「ありがとう。」
「・・・」
「あ、そうだ!」

五代は着物に着替えた響子と一緒に初詣へ。
「何をお願いしたんですか?」
「言えませんよ、そんなこと。内緒です。」
「合格じゃないんですか?」
「あ!忘れた!」
「大丈夫ですよ、私がお願いしておきましたから。」
「え・・」
「ま、いくつかあるうちの、一つですけどね。」
「ありがとうございます!」
たこやきの屋台に走る響子。
「管理人さん!」
「はい。」
「響子さん・・・」
「はい。」
「一つ、お願いがあります。
 もし、もし、僕が合格したら…
 合格したら・・・
 もう恋はしないなんて言わないで下さい。」
「え・・」
「お願いします!!」
頭をさげて頼む五代。
「あ、その相手が僕じゃなくてもいいんです、それでも。」
「・・・」
「だから・・・だからお願いします。
 ね、約束ですよ!」
「・・・ありがとう!」
五代のその言葉に、響子は微笑むのだった。

アパートの前をほうきで掃く響子。
「恋か・・・。
 ちょっとだけカッコよかったなー。」
初詣での五代の言葉を思い出す。

響子の新しい恋の為にも、受験勉強に気合いを入れる五代だったが、
案の定、連戦連敗。
そんな五代に、夜食を作って応援する響子。

「何で私がこんなにドキドキしてるんだろう・・。
 五代さんを応援するの、変な意味じゃないよ。
 でも・・・受かって欲しいな。
 なんか自分の気持ちがよくわからない。」
惣一郎に語りかける響子。

最後の受験日。
響子は五代に弁当を渡して応援。
アパートの住人たちもそれぞれエールを送る。

そして・・・
最後の望みを賭けた合格発表の日。
五代がアパートから姿を消した。どうやら逃げ出したらしい。
「現実から逃げたんでしょうな。」と四谷。
「情けない!それでも男ですか!まったく!」と響子。
「なんか・・ダメなカレシを怒ってる、みたいな感じ!」と朱美。
「いいえ!ダメな弟を持った気分です!」
「そっちか。」と一の瀬。
「そっちです!!」

五代は、坂本の家にいた。
「落ちてたら、俺の人生もう終わりだよ。
 それに管理人さんに会わせる顔がない・・。」

孫を心配して、五代の祖母・ゆかり(菅井きん)が状況してきた。
五代が逃げたことを正直に話してしまう四谷。
発表が今日だと知ると、ゆかり、響子、一刻館の住人たちは
大学へ向かうことに。

落ちたら田舎に連れて帰る、とゆかり。
五代の番号を探す一同。
だが・・・誰も五代の受験番号を知らなかった。

そこへ、五代がやって来た。
ゆかりの姿に思わず逃げ出す五代。
みんなに取り押さえられ、自分の受験番号、4989番を探すと・・・
「………あった」。
ホッと肩をなで下ろす一同。

2007年。
「で、ハッピーエンド?結ばれたの?」娘が聞く。
「いやいや、ここからが大変だったんだよ。
 笑えるのも、感動するのも、ここからここから!
 さ、おうち帰ろう。」

1984年。
こうして五代はどうにか無事、東京学院大学教育学科に
合格したのであった。

新しい生活もスタートし、五代はバイト先の可愛い女の子、
こずえ(榮倉奈々)に見送られ配達へと出かける。
しかし、偶然通りかかったテニスコートで見るからに爽やかな
コーチ・三鷹(沢村一樹)のレッスンを受け楽しそうな響子を
目撃してしまい、言葉を失う。
どうやら五代の苦悩はまだまだ続くようである。


※一部公式HPあらすじを引用しました。



ここで終わりかーーいっ!というような終わり方。
榮倉さんと沢村さん、森迫永依ちゃんのこの使い方、
続編作る気満々ですね。
DVD化が早くも決定しております。

春香の胸には五代が響子のクリスマスプレゼントに
選んでいたあのブローチ。
五代と響子の間に生まれた子ですよね?

"ちょいレトロな80年代が舞台"。
早見優ちゃんのポスター、
スナック茶々丸に流れるBGMは『スィートメモリーズ』や
杉山清隆とオメガトライブ。
紅白の『ギャランドゥー』。
私にとって、とても懐かしい時代です。
原作は、アニメを少し見ていました。

アパートの住人のみなさん、個性豊かで楽しかった!

すべてが謎の存在な、四谷さん。
壁の穴から素早く行き来する技を持つ!

いつでも自然体な朱美さん、脱ぎっぷりもお見事!

世話好きな親分肌、一の瀬さん。
おばさんっぷりがお見事!

三人に翻弄される五代さんが気の毒だけど可愛らしい。

五代裕作役・中林大樹さんは応募総数約3200名から
オーディションで選ばれました。
五代の不器用さが、初出演の初々しさと重なって、
とても良かったと思います。
「響子さん、好きじゃぁぁぁぁぁ!」のシーンに感動!

響子さん役には伊東美咲さん。
響子さんのイメージとはちょっと違うのだけれど、
「よし!頑張ろう!」のガッツポーズが可愛かった。
時々『エルメス』か!?と思ってしまいましたが。
もうちょっと、哀愁漂う雰囲気が出てればなー。

不器用な響子と五代。
あの続きがすごーく気になる終わらせ方は、ずるい!
ブローチはどうやって渡したのでしょう。


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キャスト

音無響子(伊東美咲)
五代裕作(中林大樹)

六本木朱美(高橋由美子)いつでも自然体
一の瀬花枝(岸本加世子)世話好きな親分肌
一の瀬賢太郎(中曽根康太)
四谷さん(岸部一徳)すべてが謎の存在

音無老人(細川俊之)
五代ゆかり(菅井きん)五代の祖母

坂本(橋爪遼)五代の友人
茶々丸のマスター(柳沢慎吾)

七尾こずえ(榮倉奈々)
三鷹 瞬(沢村一樹)
五代春香(森迫永依)



「めぞん一刻」DVD-BOX(2枚組)
発売日:2007年8月24日(金)


スタッフ

原作 高橋留美子(小学館ビッグコミックスピリッツ)
脚本 岡田惠和
監督 本木克英
音楽 周防義和
エンディングテーマ 松任谷由実
「守ってあげたい」(東芝EMI)
制作 テレビ朝日/東北新社クリエイツ








この記事へのコメント
毎日.ドラマを見れない時はこのサイトのおかげで助かってます!☆彡
1⊃お願いなのですが‥BS-i木曜日
23:00〜
のが見たくてたまりません。。
ですが.BSに入ってないのであらすじだけでも知りたいです!('*`ι)
できれば宜しくお願いします!(≧艸≦圉))
Posted by S.S at 2007年05月13日 23:58
原作の漫画を途中まで読んでいましたが、ほとんど覚えていないです!自分と五代が同世代なので懐かしいですね!でもテニスラケットは木製が主流だったかな?デカラケ(ちょっとアトかな?)とかですよね!自分のも木製ではないし!

覚えているのは、苗字に数字が入っているのと未亡人、一ノ瀬が踊っている時の扇子かな?出演者の、みなさんが原作の雰囲気と合っていて楽しいです!四谷さんの神出鬼没もおもしろいです、自分は今回の伊東美咲さんは響子役が合っていたような気がしましたが?表情も「サプリ」より良くでていましたし…

ストーリーが思い出せないな〜春香の登場は無かったような…五代が初めて響子に会ったのは公園ではなかったし、まぁこの町ってことなのかな?それとも響子の子ではない?

三鷹はもっと早い時点で絡んだような、七尾は記憶にないな〜2のつく人がいないのですね?

また中途半端なところで切りましたね?続編が無いとおかしいですよね!このイライラ感がいいんですよね!五代の直球を響子が天然でかわしながらも近づくもどかしさが!後編に繋げるためにも、早い時点でのオンエアをねがいますね!
Posted by けた at 2007年05月14日 21:08
冒頭の公園は一刻館の跡地とか。
五代くん2007年は44歳にしては若い感じした。

アニメ、原作全部持ってるオイラとしては、早く続編がみたいです!
Posted by はるぼん at 2007年05月18日 22:25
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