2007年06月02日

わたしたちの教科書 第八話

『第2部!!法廷対決』

西多摩市立喜里丘中学校で起きた転落死事故から1年が過ぎた。

3年3組の教室の前。
山西麻衣(伊藤 沙莉)と須藤彩佳(柳田衣里佳)(?)が掲示板に
張り紙をしながら話している。
「今日も裁判あるんだってさ。
 見に行きたいなー。」と。
「つーかさ、何でうちら訴えられないのかね。」
「学校には生徒を守る責任があるからでしょ。」
「いじめた人も?」
「いじめた人もだよ。」
「そっか。じゃあうちら守られてるのか。」
「つーかさ、いじめた生徒訴えたらみんなじゃん。」
笑いながら、捨て猫の里親募集の張り紙を貼る二人。
「可愛いじゃん。」白井(城野真之介)、本多(池田晃信)がやって来た。
「でしょ?」「協力してよ。」
「この子、藍沢に似てない?生まれ変わり?呪い?」
女子たちが笑う。
「お前ら呪われてるし。」
「うるっせ。あんた達だって苛めてたじゃん。」そこへ、仁科朋美(谷村 美月)が通りがかる。
「朋美。」
「飼い主募集中!」
黙って首を横に振り、朋美は教室に入っていく。
意地の悪い笑みを浮かべる麻衣と彩佳。
「ね、兼良とかにも頼んでくんない?
 兼良が藍沢のこと苛め始めたんだしさ。」と彩佳。
「責任あるでしょ。」と麻衣。
「あいつんちの親、うるさいじゃん。
 うちの子が苛めなんてするわけないって、
 又乗り込んでくるよ。」
「苛めてたっつーの!」笑いながら声を揃える4人。

始業のベルが鳴り、加地耕介(伊藤淳史)がやって来た。
「何してるんだ。早く教室に入りなさい。」

教室の黒板に、耕平の結婚を祝うメッセージが書いてあった。
「先生!おめでとうございます!」「おめでとうございます!!」
「ありがとう。」耕平が微笑む。

会議室。
会議の準備をしながら耕平が婚約者の早紀(真木 よう子)に言う。
「冷やかし半分でも嬉しいよ。
 一年前を思うと、考えられないことだよな。
 学校が訴えられて、連日のようにマスコミが押し寄せた。
 勉強どころじゃなくなって、もうこの学校はおしまい
 なんじゃないかと思ったろ。
 毎日のように生徒たちと話し合って、
 保護者に説明した。
 だから今こうやって、生徒の笑顔が見られるようになった。」
「そうね。」と早紀。
「嫌なことは全部忘れて、元の学校に戻った。」
「・・嫌なこと?」
「事故のことや、イジメだなんて言いがかりを付けられた
 ことだよ。」
「・・・」
「何?」
「・・ううん。
 ただ・・前の耕平だったら、そんな風には言わなかったかなって。」
「あの頃はまだ、臨時教師だったし、
 たいした責任もなかったから。」
「・・うん。」
「早紀。 
 裁判が終わったらな、結婚式を挙げような。」
早紀が微笑む。

珠子(菅野美穂)は、死亡した明日香(志田未来)はいじめを苦に
自殺したものであり、喜里丘中学校の副校長・雨木(風吹ジュン)や
明日香の担任だった耕平ら教員たちは、いじめの予見ができたにも
かかわらずその対策を怠ったとして、西多摩市を相手取って
民事裁判を起こしていた。

一方、被告である西多摩市の代理人弁護士を務める直之(谷原章介)は、
口頭弁論で、明日香の死は転落死でありいじめの事実は存在しないと
主張し、真っ向から珠子と対立する。

裁判の争点は、いじめがあったのかどうか、明日香は自殺したのか
事故死だったのか、そして喜里丘中学校側に注意義務違反があったか
どうかの3点だった。

珠子は、証人尋問に向けて、明日香の担任だった亜希子(市川実和子)と
耕平を証人として申請した。
珠子の腕には、あすかが大切に持っていた父親の腕時計。

珠子のマンション。
ドアに『積木法律事務所』と表札が取り付けられている。
「で、勝てるの?勝てないの?」
戸板(大倉 孝二)が聞く。
「本件は遺書も見つかっていないから、
 世間では相変わらず事故との見方が強いし、
 厳しいわね。」
コーヒーを手に珠子が答える。
「自分の分しか入れないんだ。」
「ただし、こっちには三澤亜紀子がいるわ。
 彼女が証言してくれれば、いじめが証明出来る。
 逆転出来るわ。」
「あの女次第ね・・。
 お、噂をすれば。」
亜紀子から戸板の携帯に電話が入る。
「もしもし?三澤先生?
 なに?・・・え!?
 第一回証人尋問来れないって。何で!?
 は!?あんたね!!」
電話は切れてしまった。
「ヨガの発表会だって。」
「はぁ・・・」ため息をつく珠子。

学校。
耕平が八幡(水嶋 ヒロ)の机にディスクを置く。
「個人情報を含む、進路指導記録なんです。
 3年3組の教室に忘れていました!
 気をつけて下さい。」
「ああ・・」
「授業中に作業をして、しかもそれを教室に忘れてくるなんて
 大問題です!」
「そうですね・・」
「今の時期に何か起きたら、影響が大きいんです!!」
耕平が声を荒げる。
「影響?裁判のことですか?」
「ええ。」
「加地先生の問題でしょ。
 僕には関係ありません。
 それとも、八つ当たりですか?」
にらみ合う二人。
希美(酒井 若菜)が止めに入る。

理科室で片付け物をする耕平の元へ、山田加寿子(鈴木 かすみ)が
やって来た。
「山田!」
「ポー!
 ・・・先生はさ、何て答えるつもり?」
「何が。」
「証言台で。」
「そんなことに、興味持ってないで。
 心配かけて申し訳ないが、
 学校は、より良い環境を作るための
 最大限の努力をしている。
 君たちは、」
「もう、何でもいいけどさ。
 先生、今日の夜空いてる?
 読んでもらいたいものがあるんだ。」
「またあの、怪しげな小説家?
 そういうのは、国語の先生に読んでもらったらどうだ?」
「熊沢先生?
 あ・・あの人文学わかってないから。」
「先生はもっとわからないよ。」
「あ・・そう・・・。
 加地先生が良かったんだけどな。
 ・・・わかりました。」
悲しそうに理科室から立ち去る加寿子。

雨木家。
台所でキャベツを刻んでいた雨木は、インターホンの音に驚き
指を切ってしまう。
「はーい!」
返事をして玄関に向かおうとした雨木は、立ち止まり、
包丁をしまい、怪我した指を隠して玄関の戸を開ける。
「お帰り。」
「ただいま。」
息子の音也(五十嵐 隼士)だ。

1回目の証人尋問の日。
証言台に立った耕平が宣誓書を朗読する間、胸ポケットに入れた
手紙に触れ耕平を睨む珠子。
亜希子に対する尋問は日を改めて行われることになった。

原告代理人の珠子が尋問を始める。
「原告代理人の積木珠子から質問させていただきます。
 あなたは、平成19年4月16日、喜里丘中学校の臨時教員として
 着任され、担任を任されましたね。」
「はい。2年3組の担任です。」
「いきなり担任を任されたことに、戸惑いをお感じに
 なりませんでしたか?」
「いえ。最近は、わりと当たり前というか、
 人手不足だからやむを得ない場合もあって。」
「あなたは経験のないまま、人手不足の為に急きょ担任を
 任され、生徒たちと向かい合った。」
「え・・」
「クラスには明日香さんがいらしたわけですが、
 事前に明日香さんに関する情報はありましたか?」
「はい。明日香さんには両親がおらず、
 児童擁護施設から学校に通っていて、
 少々不安定のところがあるから、注意しなさいと。」
「どなたから聞かされたんですか?」
「雨木、副校長です。」
「副校長は、明日香さんには不安定な点があると、
 認識されていたわけですね!?」
「・・・」
「明日香さんは学校へ行くことを望んでいましたか?」
「・・・わかりません。」
「明日香さんが、他の生徒と親しくしているところを
 ご覧になったことはありましたか?」
「・・・いえ。
 でも彼女自身は、」
「しかしあなたは学校へ来いとおっしゃった!」
「それは、教師だったら当然、」
「教師ならば、まずどうして彼女が学校に来ないのかを、
 明かにするべきだったと思いますが。」
「・・・」
「あなたはそれを、明日香さんに確かめられたんですか?」
「・・・」
「明日香さんが、学校でいじめを受けていると
 お考えになったことはありましたか?」
「・・・」
「あなたは、一方的な意見を押し付けて、」

「裁判長、今の質問は誤動です。」と直之。
「異議を認めます。質問を変えて下さい。」と裁判官。

「はい。
 4月26日の夜、あなたは、明日香さんを説得なさったようですが、
 あなたは明日香さんから、コインロッカーの鍵を、
 受け取られていますね?」
「はい。」
「なぜ明日香さんは、あなたに鍵を渡したのでしょう。」
「よく・・わかりません。」
「あなたはその鍵を、どうされたのですか?」
「・・・」
「どうされたのですか!?」
「・・・どうもしませんでした。」
「何もしなかった?」
「後日、明日香さんが転落してから、鍵のことを思い出して、
 開けてみました。」
「中に何か入っていましたか?」
「彼女の通学カバンと、中に、落書きされた教科書やノートが
 ありました。」
「どんな落書きでしょう。」
「誹謗中傷するよな言葉です。」
「具体的に!」
「・・・死ねとか、臭いとか、」

ざわめく傍聴席。

「明日香さんは、あなたにそのような教科書を託された。
 そのことに意味をお感じになりませんか?」

「裁判長。
 証人に意見を求める尋問です。
 先ほどからの原告代理人の質問は、推測に過ぎず、
 証人を困惑させることが目的です。」と直之。
「証人は、その落書きは誰が書いたものとお考えですか?」
裁判長が質問する。
「明日香さん本人が書いたものです。」

「・・・その教科書は、どうされたんですか?」と珠子。
「無くなりました。」
「紛失された!?
 誰が書いたのかを確認する為にも、
 大事なものだとお考えにならなかったのですか!?」
「その時は・・大事なものだと思ってなかったので。」
「これは、明日香さんの死後、5月30日に録音されたものです。
 裁判長、再生してもよろしいでしょうか。」
「どうぞ。」
珠子は耕平に歩み寄り、スイッチを入れる。

『もしかしたら、いじめがあったのかもしれません。
 彼女は、そのサインを発していたのかもしれません。
 なのに、僕は気付かなかった。
 彼女のサインに気付かず、学校に来させてしまった。
 僕が悪いんです。』

「これは、どなたの声ですか?」と珠子。
「・・・僕の声です。
 だけどこの時は、」
「あなたはいじめの可能性を認識していたんですね!
 落書きされた教科書は、それを証明するためにも
 重要なものだったはずです。
 なぜ紛失するのです!!」
「・・・」
「あの教科書は、あなたへの告白だったのではありませんか?
 私はいじめられているという、明日香さんの、
 切実なる告白だったのではありませんか?」
「裁判長!」と直之。
「質問は以上です。」
「僕は!」
「証人は席に付いて下さい。」
「・・・はい。」
「では、被告代理人、お願いします。」

「それでは、被告代理人の瀬里直之から質問させていただきます。
 先ほどあなたは、明日香さんの言動には少々不安定な点があったと
 おっしゃっていましたね。」
「はい。」
「原告代理人は、それがいじめが原因であるかのように言って
 いましたが、あなたもそうお考えですか?」
「いえ。
 原因は、明日香さんの生い立ちや、育ってきた環境に
 あると思います。」
「原因はむしろ家庭環境にあったと?」
「はい。
 明日香さんは、生後間もなく母親を亡くし、
 その後、父親が失踪するということもありました。
 それに・・・」
「それに?」
「父親が再婚した女性との間にも、問題があったと聞いています。」
「その女性とはどなたでしょう。」
「・・・原告代理人の、積木珠子さんです!!」

会場がまたざわめく。

「裁判長!
 今の質問は、本件の争点とは著しくずれており、
 関連性がありません。」と珠子。

「そうでしょうか。
 原告代理人が、明日香さんの不可解な言動を持って
 いじめが理由だと主張し続けるのならば、
 別の理由を提示するのも必要かと思いますが。」

「原告代理人の異議を却下します。
 被告代理人は質問を続けて下さい。」

「積木珠子さんと明日香さんは、どのような関係に
 あったのでしょうか。」
「二人きりで暮らしていた時期もあって、母と娘同然だったと
 おっしゃっていました。」
「母親として、明日香さんの面倒を充分に見ていたと。」
「いえ。
 放置してたとおっしゃっていました。
 3ヶ月間、目を合わせず会話もせず、養育を放棄していたと。
 明日香さんを児童養護施設に入所させたのも、
 自分だとおっしゃっていました。」
「明日香さんの死の直前、あなたは積木さんと明日香さんが
 お会いになった、洋食屋にも同席なさっていますね。」
「はい。」
「その時の、積木さんの明日香さんに対する接し方は
 どのようなものでしたか?」
「冷たい感じでした。
 明日香さんの悩みに対し、
 あなたは現実逃避していると。」
「明日香さんが亡くなられた日、あなたは明日香さんに
 お会いになりましたか?」
「はい。」
「彼女の様子はいかがでした?」
「元気でした。
 自殺するようには見えませんでした。」
「悩み事を抱えているかに見えた彼女が、
 元気になられた。
 その理由をお考えになりましたか?」
「前日の夜、彼女を励ましたんです。
 その効果が現れたんだと思いました。」
「なるほど。
 教師であるあなたからは励まされ、
 かつて母親代わりであった女性からは冷たくされた。
 洋食屋でそれを聞いた時の明日香さんの様子はいかがでしたか?」
「悲しそうでした。」
「では最後に、明日香さんの不可解な言動の理由は、
 どこにあったと思われますか?」
「家庭環境です。
 しかし明日香さんはそれを乗り越え、
 懸命に生きようとしているように見えました。
 彼女が自殺したとは思えません。
 教室の窓から身を乗り出したことによる、 
 事故だと思います。」
「質問は以上です。」

「原告代理人、再主尋問はありますか?」
「・・ありません。」

傍聴席にいる雨木は、勝ち誇ったような笑みを浮かべた。

悔しそうに手をぎゅっと握り締める珠子。

裁判所の廊下を歩く珠子を、サングラス姿の女性が待っていた。
「今の裁判、見せてもらったわ。」
「どなた?」
女性がカツラ、サングラス、コートを脱ぎ捨てる。
メイド服姿の加寿子だ!
「私の名前はポー。」
「中学生ね。
 もしかして喜里丘中学の?」
「酷くない?あの加地とかいう教師!
 自分の責任棚に上げて、あなたのせいにしてさ。」
珠子が微笑む。
「弁護士さんさ、私、あの教師を痛い目にあわせる方法 
 知ってるのよ。」
加寿子はそう言うと、いつかホテルの前で撮られた
自分と加地の写真を見せる。
「私、あの教師に襲われたの!」
「・・・あの男は、そんなことが出来る人間じゃないわ。」
珠子が微笑む。
「え?」
「良くある自作自演の手ね。
 女子中高生がこんな写真を誰かに撮らせて、
 脅迫するの。
 でも、どうしてこんなことをするの?」
加寿子が写真を珠子の手から奪う。
「これを公表すれば、あの教師はおしまいなのよ!!」
「あんな生徒思いのいい先生、なかなかいないと思うけど。」
「いい先生なんかじゃない・・・。」
加寿子はそう言い、立ち去った。

そんな折、喜里丘中学校に一通の手紙が届く。

『この学校にはイジメがある!
 教師全員、テレビで謝罪しろ!
 さもなくば、二人目の自殺者が出る!』

「さきほど、届いたものです。」
雨木が会議室に耕平と早紀を呼び、それを見せる。
「いたずらですよね。
 最近はなかったけど、訴えられてから、よくこんな
 怪文書が届きましたし。」と耕平。
「写真が同封されていました。」
それは、壁一面に死ねなどと落書きされた写真。
「少なくとも、この手紙を出した者は、
 校内の誰かということになりますね。」と雨木。
「でも、テレビで謝罪しろなんて、
 そんなメチャクチャな要求、相手にする必要ありませんよね。
 この学校には、イジメなんてないんですから。」と耕平。
「いずれにせよ、イジメの調査は必要でしょう。」
「え・・」
「とにかく私は、これを持って教育委員会に行って来ます。
 マスコミにも送られたかどうかで、状況は異なりますから、
 その後に判断しましょう。」
「はい。」と早紀。
「イジメなんてあるわけありません!
 もしあったとしたら、僕は責任取るつもりです! 
 その為にこの1年、頑張ってきたんです!」
「それを証明するための調査です。
 あとを頼みます。」
雨木が会議室を出ていく。

職員室。
「うちのクラスにはないと思うけどな。」と希美。
「再確認して下さい。」と早紀。
「いじめられっ子は、いるかって、手でも挙げさせます?」と熊沢。
「熊沢先生、真剣にお願いします。」
八幡は一人パソコン画面を見つめている。
「八幡先生、聞いてましたか?」と耕平。
「ええ・・」
耕平が歩み寄る。
「しっかりお願いします!」
「ええ・・」
「本当にお願いしますね!!」
「やるって言ったでしょう!?
 なんか文句あるの!?」
声を荒げる八幡に、みんなが驚く。
「・・・わかってますよ。
 僕はいつだって、完璧にやってるんですから・・」
「お願いします。」

放課後、耕平はクラスで兼良(冨浦 智嗣)に聞いてみる。
「ささいなことでもいいんだ。
 クラスで孤立しているような子を見たとか。」
「僕・・この学校にいない方がいいのかな。」
「え・・何言ってんだよ。」
「僕は、藍沢さんを苛めたっていう有名人だから、
 結局又疑われるんだよね。」
「そうじゃないよ。
 先生方も生徒のみんなも、
 あの時お前の名前が出たのは、濡れ衣だったってわかってる。
 そのために、」
「ネットでも名前流されて、犯人だっていうレッテルを
 貼られたんだ。 
 親は買物にも行けなかった!」
「悪かった。いろいろ事情があってな。」
「・・・ありません。
 いじめなんて、見たことありません。」
「そうか。そうだよな。」

廊下を歩きながら舌を出す兼良。

この子は完全に大人をバカにしていますね・・。

下駄箱の前で涙する加寿子。

赤札・・・じゃないけど、何か悪戯されてしまったんですね。

珠子の家。
亜紀子と打ち合わせを進める珠子。
「ここにある二冊の日誌。
 どちらが事実を書き記したものなんですか?」
青いファイルを指差す亜紀子。
「違います!」
「あ・・」
あきれ返る戸板。
「あなたが最初に書いたのは、赤いほうでしょう!? 
 青は、副校長に言われて、書き直したものでしょう?」
「だよね!」
「おい!何でそんな簡単なことが出来ないんだよ。
 こっちの赤いほう差すことだけ覚えてればいいんだって!
 はい、どっちが本物かな!?」と戸板。
「・・・こっち!?」
「園児か!!」
二人の様子に不安を募らせる珠子。

戸板が学校に脅迫状が届いたことを珠子に教える。
「脅迫状!?
 まだ今もあの学校には、苛められてる子がいるんじゃないの!?」
「え?」
「ちゃんと調査しているの!?
 どんな些細な兆候でも、確認するべきなのよ。」
「うん・・
 なんか変なものが見つかったんだよな。」
「何?」
「ゴミ箱にさ、ノートの切れ端が捨ててあって、
 そこに書いてあったんだ。カスコって。」
「カスコ・・」
「誰かがカスって呼ばれている可能性もありますなんて言う
 先生がいてさ。
 でも小学生レベルのあだ名だろ?
 勝手に貰うよ、コーヒー。」
戸板の報告に考え込む珠子。

雨木が家の玄関を開ける。
「ただいま。」
丁度玄関で音也が靴を履いていた。
「出かけるの?」
「うん。
 仕事探しに行ってくる。」
「こんな時間に?」
「昔の友達が紹介してくれるって。」
「・・気をつけてね。」
「うん。行って来ます、お母さん。」
「・・・」
お母さんと呼ばれて嬉しそうに微笑む雨木。
部屋に入ると、棚の上に置いてあるサルのおもちゃを手に取る。
音也が子供の頃に遊んでいたおもちゃだ。
それを見つめ、嬉しそうに微笑む雨木だったが、
ゴミ箱に捨ててあったものに、顔をこわばらせる。
ビニール袋に入れて捨てられていたのは、血の着いたTシャツだ。
慌てて風呂場に駆け込み、必死にその服を洗い出す。

裁判所。
亜紀子を待つ珠子の前に、メイド服姿
加寿子がやって来た。
「今日も傍聴させていただくわ。」
彼女の持つキャスター付きのカバンの中からネコの声がする。
「ペットは持ち込み禁止よ。」と珠子。
「え!?そうなの!?
 どうしよう・・・
 いる?」
「遠慮しておくわ。」
「誰か買ってくれる人いないかなー。」
カバンに刺してある黒いノートに気づく珠子。
「これ、何?」
「このポー様の書いた詩よ。フフフフ。
 読みたい?はい。」
「ありがとう、ポー様。」
加寿子が嬉しそうに微笑む。

「お待たせ!」亜紀子がやって来た。
「ありがとうございます。」
加寿子が黙って立ち去る。
「ねねねねね!赤でしょ!赤。」
「そうです。お願いします!」
「見た?今キツイのいたよね。」
珠子は加寿子の後姿を心配そうに見つめながら裁判所に入っていく。

「この二冊の日誌は、同じ期間に書かれたものでありながら、
 中身が全く異なるものです。
 三澤さん、この二冊の日誌は、」
「赤!」
「質問の途中です。」
「あ・・」
失笑する直之たち。
「この二冊の日誌は、一体どちらが本物なんでしょうか。」
「・・・」珠子を見つめる亜紀子。
「お答え下さい。」
珠子の言葉に亜紀子は大きく頷くと、
「赤!赤です!赤!」と答えた。
「赤というのは、この、甲第39号証のことですが、
 では、どうして偽の日誌が存在するのでしょう。」
「書き直せって言われたんです、副校長に。
 書き直さなければ、学校辞めさせるって。」
時計を気にする雨木。
「質問は以上です。」
微笑みあう亜紀子と珠子。

そこへ、一人の年老いた女性が入ってきた。
その女性が雨木に挨拶しながら隣に座る。
女性を見た亜紀子の表情が強張る。

「三澤さん、あなたは学校を行くのを、
 お辞めになられた理由は何でしょう。」直之が質問する。
「副校長に、来るなって言われたから。」
「間違いなく、雨木副校長がそうおっしゃられたんですね?」
「うん。
 ・・あれ?違うかな・・」

亜紀子の発言に驚く珠子。

「どう違うんですか?
 嘘をつくと偽証罪に問われることがあります。
 正確にお話して下さい。」
「よく覚えてません・・」
「そうですか。では質問を変えましょう。
 ちょっと後ろを向いてくれますか?」
「え・・」
「お願いします。」
亜紀子がゆっくりと後ろを振り返る。
「傍聴席に雨起副校長が座っていらっしゃるのが
 おわかりになりますか?」
「はい。」
「では、その隣にいらっしゃる方をご存知ですか?」
「・・・」うつむく亜紀子。

「裁判長!被告代理人の質問は、本件と関連性がありません。」と珠子。

「私から説明させていただきます。
 その方は、西多摩市教育委員会に所属し、
 主に、教員の指導力について調査しておられる方です。」

珠子が驚く。

「三澤さん、あなたは1年生を担任なさっている期間中、
 義務付けられている書類の提出を何度怠りましたか?」
「・・・覚えてません。」
「28回ではありませんか?
 家庭訪問には行かず、電話で済ませていたことはありませんか?
 毎日の出席簿をつけるのを怠り、いい加減な記録を提出したことが
 ありませんでしたか?
 指導記録を、ご自身の都合のいいように改ざんしたことは
 ありませんでしたか?」

「裁判長!質問には根拠がない上、」と珠子。

「根拠はあります。
 裁判長、ただいまの質問を裏付ける、三澤亜紀子さんが書かれた
 書類を、乙第39号、第40号、第41号、第42号、第43号として
 提出します。
 雨木副校長は、これらの書類に疑問を抱き、
 教育委員会に三澤さんの指導力について審査を依頼しました。
 その時三澤さんの調査を担当されたのが、
 あちらにいらっしゃる、ムラクモハツエさんです。
 その結果は、指導力不足というものでした。
 乙第44号証を証人に示します。
 しかしあなたは、この審査結果を待たずして突然学校に
 来なくなった。
 つまりあなたが学校に来なくなった理由は、
 そのような審査を受けたことではありませんか?
 まるで叱られた子供のように、登校拒否した。
 違いますか?」

「裁判長!今の質問は明らかに誤動です!」

「失礼。
 では最後に、あなたはどうして、原告代理人である積木さんに、
 学校を辞める経緯を隠されていたのでしょうか。」
「だって・・実際、副校長、酷いこと言ったし、
 むかついてたし・・」
「副校長の責任にしようと考えていた。」
「それは、そうだけど・・実際に、」
「なるほど。
 あなたは恨みを晴らすためなら、平気で嘘をおつきになる。
 例えば、本物の日誌が、青だとしても。」

「裁判長!」

「質問を終わります。」
「ちょっと!ちょっと待ってよ!
 何で?何で私が怒られてんの!? 
 これじゃイジメじゃん!」

「証人は席に戻って下さい。」
「私本当に見たの!
 藍沢さんイジメられてたの!
 兼良陸が教科書燃やしてたのよ!!」
「静粛に!」

傍聴席で雨木副校長は微笑んでいた。

学校。
兼良たちが職員室にやって来た。
「どうした?授業中だろ?」と耕平。
「はい。
 八幡先生が、授業にいらっしゃいません。」

学校内、八幡を探し回る耕平と早紀。
八幡はプールサイドにいた。
「何してるんですか、こんな所で。」
八幡は泣いていた。
「生徒たちほっぽり出して、こんな所で何泣いてるんですか!
 早く教室に戻って下さい!」
「嫌だ!!」
「何が・・・」
「だってそうでしょう!?おかしくない!?
 僕は・・何をすればいいの?
 授業?受験の指導?生徒の躾?書類の提出?
 それとも、生徒と心を通わせること!?
 ・・・出来るわけないだろ。
 そんなことが出来たら、僕達教師は神様だ!」
耕平が八幡の頬を殴りつける。
「わけのわからないことを言わないで下さい!
 いい加減にして下さい!!」
「やめて・・・」
「加地先生、やめて下さい。」早紀が止める。
「早く教室に戻るんだ!!」耕平が八幡を引っ張る。

「やめて!!」二人の間に割って入る早紀。
「落ち着いて下さい。」
「何言ってるんですか。僕は落ち着いてますよ。」
「加地先生らしくありません。」
「何が・・」
「八幡先生が言ってること、わからないんですか?」
「え・・」
「教師は万能じゃありません。
 聖職と呼べるものでもありません。
 それを私に教えてくれたのは、加地先生じゃないんですか?」
「だけど、」
「どうしてあんなこと言ったの?」
「え?」
「学校にイジメがあったら、自分が責任を取るなんて。」
「それは、」
「責任って何?
 生徒が死んだら、どうやって責任取るの!?」
「・・・」
「そんな責任・・誰にも取れないわ。」

八幡が笑い出す。
「そうだよ。
 そうだよ。
 加地先生は、神様なんだ。
 アハハ。
 ねえ、だったらさ、藍沢明日香を生き返らせればいい!
 ほら、やってよ!
 責任とって見せてよ!
 又誰か死ぬ。
 又誰か死ぬんだよ!」

ネコの飼い主募集の張り紙を剥がす彩佳。
「飼い主見つかったの?」本多が聞く。
「うん。カスコがどうしてもほしいって言うからさ。」
「お前カスコに押し付けたんだろ?」
「だってカスコ学校にチクったらしいじゃん。
 イジメられてるって。」
「マジ?」
「兼良、マジで怒ってたよ。」
「怖ぇ〜!」

裁判所を出る珠子と亜紀子。
「やっちゃった。
 あ、そういえばさ、先生、
 ここ来たとき、キッツイ服着てた子と話してたよね?」
「喜里丘中の生徒です。」
「だよね!
 あの子うちのクラスだったんだよ。
 名前なんて言ったかなー。」
「確か、ポーって。」
「ポー?違うわよ。 
 えーっとね、
 山田加寿子だ!」
「山田加寿子?」
「本名で呼ぶと怒るのよねー。
 私の名前は、山田加寿子じゃありません!なーんて。
 まーあの年頃にありがちな、自分の名前が嫌いっていうやつね。」

その時珠子は、戸板が言っていた、『カスコ』の話を思いだす。

「山田・・・カスコ・・・」
珠子はポーが渡した詩集を取り出す。

マンションの非常階段を上がっていく加寿子。

『クロイカラス
 ぼくはみにくい。
 みにくい、黒いにわとりだ。
 くじゃくが言った。
 君の羽は気持ち悪い。
 インコが言った。
 君のにおいはとても臭い。
 つぐみが言いった。
 君は仲間じゃない。
 鳥たちがいった。
 君は鳥じゃない。
 君は空を飛べないから、
 君は鳥じゃない。
 君は空を飛べないから。
 ぼくはみにくい。
 みにくい、黒いにわとり。
 だけど飛べる。』

マンションの屋上の一番高いところに腰をおろし、
町を見つめる加寿子。

詩集に書いてあった携帯に電話をかける珠子。

『ぼくも空を飛べるんだ。』


※一部公式HPあらすじを引用しました。



冒頭の生徒たちの会話にショック。
捨てネコの里親を探す、優しい子供達かと思わせて、
話している内容はとても冷酷。
いじめていたことに、少しも罪悪感を感じていないようです。

耕平は別人のように変わってしまいました。
あの熱血ぶりが、間違った方向へ・・・。
ポーのサインも、見逃してしまったし、
八幡先生にもあんな追いつめるような言い方を。
早紀が割って入ったのには驚きました。
早紀も耕平の変化に戸惑っているようですね。

雨木の息子も出所。
包丁を隠した、ということは、そういう事件を起こしたんでしょうね。
血らしきものがついたTシャツを必死に洗濯する雨木。
必死になって事実を隠そうとするのは、家も学校も同じ?

裁判シーン、珠子役の菅野美穂さん、迫力ありました。
直之は、憎らしいぐらい有能で、見ているこっちも
追いつめられる気分に。珠子に勝ち目はあるのか!?
亜紀子役の市川実和子さんもいい味出してましたね〜!

生徒間の陰湿なイジメ。見ていてちょっとしんどいです。
『生徒諸君』の方は、一部の大人を悪者にしているから
まだ見やすいですね。
でも『わたしたちの教科書』からも目をそらさずに、
どういう結末を迎えるのかしっかり見届けたい。

公式HP、夜見ると教室が暗くなっていて、懐中電灯で照らすように
なっているんですね!
夜の教室を疑似体験!凝っています。



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第一話
明日香、転落死
「世界を変えることは出来ますか?」
 生徒の証言、明日香は急にキレることがある?
「先生になら言えるかもしれない。」
「良かった。
 先生に会えて良かった!」

第二話
八幡、保管庫から指導記録を盗む
「僕も・・・金八先生になるのが、夢だった。
 もう・・・疲れちゃった。
 もうヘトヘトだよ。
 学校は砂漠だよ・・。
 僕らが、スポイトで水を撒いたって、花は咲かない・・」

第三話
「今この国で起こっているのは、
 大人と子供の戦争です。
 いじめ、自殺。
 今子供達がしていることは、自爆テロです」(日野医師)
 学校の勉強、教師を信じず、受験勉強を優先する山藤
「心からぶつかってきてくれたのは、
  加地先生が始めてだった。」
その後早紀の過去の不倫を中傷するビラを作る
給食費未納、受験優先、体罰

第四話
希美、キャバクラ勤め。画鋲事件。
「誰にでも秘密はある」熊沢の言葉
トイレを詰まらせたタバコの吸殻
希美に名前を間違えられ続けた生徒・長部
公式HPによると、希美が長部の名前を間違えていたことが
"例の『画びょう事件』を引き起こしたわけ"とあります。

第五話
耕平へのいじめ
「後悔だけじゃ頑張れません。
 積木さんのことを、同志だと、思っているからです。
 同じ未来を見てる、同志だと思っています。
 藍沢・・・藍沢明日香の笑顔です。
 目を閉じると、藍沢の顔が浮かびます。
 どこか悲しそうな、藍沢の顔です。
 だけど、確かに彼女は、僕の前で笑ったことがあった。
 だからもう1度、藍沢の笑顔を思い出したい。
 ・・・積木さんも、そうなんじゃありませんか?」
父の援助交際、加地のいじめ追及に、
「加地先生は、僕達が藍沢明日香さんを殺したと
 思っているんですよね。
 クラス全員がもう知っています!!」
「あなたのことが嫌いです」
「僕は、あなたのことを軽蔑しています。」
「あなたは何もわかってない。
 一つもわかってない。」
と大人に絶望する兼良
「死刑になるなら、私はその人の名前を話します。」(朋美)
「子供達を、警察などにゆだねたくない!
 子供達を、マスコミなどにさらしたくない!
 子供達を、法廷の場などに、立たせたくない。」(雨木)

第六話
・三澤亜紀子の日誌
『2月2日。
 藍沢明日香と面談。 
 養護施設での生活、及び進路に悩んでいるようだ。
 勉強しても意味が無いと怒鳴り、自分の教科書を破り捨てた。
 咎めようとすると、藍沢は私を突き飛ばし、帰宅してしまう。

 2月6日。
 藍沢明日香と面談。
 試験の結果がおもわしくなく、事情を聞く。
 感情的になり、学校制度への批判をはじめる。
 支離滅裂だ。

 2月9日。
 藍沢明日香が勝手に早退しようとする。
 声をかけると、私はいじめられているといって、
 破れた教科書を見せた。
 それは先日あなたが破ったものだと指摘すると、
 突然泣き崩れた。』

 明日香の虚言癖を裏付けるもの!?
 日誌は手書きでなく、印刷したもの。

・生徒たちにいじめアンケート、対話。
 いじめの実態は一つも出てこず。

・学校の壁に落書き

第七話
・雨木、直之に本当のことを話す!?
・「あの副校長と話して確信したよ。
 本件は我々が勝つことになるだろう。」と直之。
戸板先生、珠子を三澤亜紀子に引き合わす。
・戸板先生、養育費を払えず自殺を考えていた。
・父の思い出の時計を質屋に入れて、新しい教科書を買った明日香

・「あんたはいつだって目を閉じてたんだ。」
 音也の言葉。


【明日香の作文】
『おかあさん
 一ねん三くみ あいざわあすか
 わたしはおかあさんのことをたまこさんと
 よびます。
 おかあさんはわたしを、あすかさんとよびます。
 わたしとたまこさんがしょうてんがいをあるくと、
 コロッケやのおばさんはいいます。
 あら、そっくり。おんなじかおねといいます。
 わたしとたまこさんは、すこしはずかしいけれど、
 すこしうれしくて、かおをみあわせます。
 めかな。はなかな。くちかな。ほっぺたかな。
 せのたかさもたいじゅうもちがうのに、おんなじかお。
 テレビをみていると、おんなじところでわらいます。
 すきないろ。すきなすうじ。すきなようふく。
 みんなおんなじ。
 なんでかな。なんでおやこはにてるのかな。
 はなれてもすぐみつかるようにかな。
 かがみをみて、おかあさんをおもいだせるようにかな。
 おやこってふしぎです。』


【明日香の戸籍】
父・惣次郎
母・俊枝
(長男)
夫 謙太郎 
昭和40年6月11日

父・光男
母、みつ子
(次女)
麻美
昭和49年2月2日

父・藍沢謙太郎
母・空欄
(長女)
明日香
平成5年6月18日


キャスト

積木 珠子(30) ・・ 菅野 美穂
◇◇◇
加地 耕平(24) ・・ 伊藤 淳史
大城 早紀(27) ・・ 真木 よう子 (過去に生徒の父と不倫)
吉越 希美(25) ・・ 酒井 若菜  (キャバクラ)
戸板 篤彦(29) ・・ 大倉 孝二  (借金)
八幡 大輔(25) ・・ 水嶋 ヒロ  (指導記録隠し)
熊沢 茂市(45) ・・ 佐藤 二朗  (家庭問題)
雨木 音也(20) ・・ 五十嵐 隼士
宇田 昌史(30) ・・ 前川 泰之  クライサー法律事務所
大桑 久雄(40) ・・ 戸田 昌宏
日野 圭輔(?) ・・ 小市 慢太郎

藍沢謙太郎(河原雅彦)七年前若年性認知症に。
藍沢惣次郎(山本學) 三年前息子のことを知り引き取る

◇◇◇
瀬里 直之(36) ・・ 谷原 章介
◇◇◇
藍沢 明日香(14) ・・志田 未来

雨木 真澄(53) ・・ 風吹 ジュン

【喜里丘中学校 2年3組 】
仁科 朋美 ・・ 谷村 美月 (明日香の友達?)父親は都議会議員
山田 加寿子 ・・ 鈴木 かすみ (ポー)
野部 千春 ・・ 山本 ひかる
兼良 陸 ・・ 冨浦 智嗣 (父に愛人)父親は警視庁
本多 雅樹 ・・ 池田 晃信

山藤拓巳・・登野城佑真(早紀の過去を暴露)

須藤 彩佳 ・・ 柳田 衣里佳
山西 麻衣 ・・ 伊藤 沙莉
徳田嘉則・・・吉田ニコル
白井岳志・・・城野真之介
本多雅樹・・・池田晃信


洋食屋『ぶらじる』コック ・・・・ 土田 アシモ
洋食屋『ぶらじる』おばちゃん ・・・・ よしの よしこ

三澤亜紀子・・・前任の教師

スタッフ

■脚本■
 坂元 裕二
 (『東京ラブストーリー』『愛し君へ』『ラストクリスマス』
  『西遊記』『トップキャスター』ほか)

■音楽■
 岩代 太郎

■主題歌■
 BONNIE PINK 「Water Me」
 (ワーナーミュージックジャパン)

■ディレクター■
 河毛 俊作
 (『抱きしめたい!』『ギフト』『沙粧妙子最後の事件』
  『きらきらひかる』『人間の証明』
  映画「星になった少年」ほか)

 葉山 浩樹


菅野 美穂さんの主な出演作品


この記事へのコメント
ちーずさんこんにちは、あっさりと明日香を兼良たちがイジメていた事を生徒達が話していました、そして罪の意識すらない…

加地も早紀と結婚しかし変わってしまいましたね、一時期の早紀と同じように事務的に動きポーや八幡のSOSも見逃してしまい、責任と言う言葉を口走る、臨時教員の時はたいして責任がなかったにはガッカリ!今度は早紀が目を覚まさせてくれると、いいですね〜

先週の三澤はなにかを隠すための演技だと思いましたが天然でした!しかも指導力不足の子供から脱皮できないキャラとは、瀬理と雨木の策略で証人として使い物になりませんね!

雨木の息子の音也が帰ってきました、さすがに雨木も母親の顔に〜包丁を隠すってなんの罪で収監されていたのでしょうね?血で汚れたTシャツ、動物虐待でしょうか?ポスターの子猫だと嫌だな…

雨木が法廷と学校でのイジメに対する対処が違うのが気になりますね?自分は校庭で雨の中乱闘した生徒が集まる中、外出から帰ってきた雨木を靴から撮っていくショットで靴と鞄がぬれていなかったが残っているので、すぐあとの明日香の悲劇がただの事故には思えません。

鈍い音で終わりましたが、ポーも…?

「生徒諸君」も内山さんのテンションのたかさは気になりますが椎名さんの抱えている問題や隠された事実をナッキーなりに解決していくのが楽しみになっています!
Posted by けた at 2007年06月02日 12:59
ちーずさん、こんにちは。
いつもお世話になってます。

今期は、『バンビーノ』と『夫婦道』と『冗談じゃない!』を観ようと決めて、ついでにちょっと気になったので『私たちの教科書』も録画しておき、3話取りためてから観はじめました。

そうしたら、今や一番気になっているのが、この『私たちの教科書』です。先の読めない、痛い展開。菅野美穂さんの熱演に感心。そして加治先生が変わっていってしまい、自分でそれに気づかない姿が、毎日自分の見ている現実に重なっていきます。

ここだけの話ですが、現代の学校の職員室は、一歩間違うとあんな風です。怖いでしょ。

このドラマは、一人で観たいドラマです。
突き刺さってくるようです、何かが。
正義は必ず勝つとは限りません。珠子はどうなるんだろう。

でも、私は彼女が自分自身の個人的な動機から、つまり明日香への罪悪感から、生き方を変えていくのがとても好きです。何か大きなことをするときのエネルギーは、必ず個人的な強い思いから生まれてくるものだと思います。
正しいから、いいことだから、何かをする人なんて、私は信じられない。

この『教科書』が、私たちに何を学ばせてくれるのか…大いに期待しています。
Posted by やすこ at 2007年06月03日 22:40
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