2007年06月06日

セクシーボイスアンドロボ VOICE 9

『プッチーニ 後編』

「何も変わらない。」

一人テーブルで朝食を食べるニコ。
一海(村川 絵梨)が母・雪江(片桐 はいり)に、
自分の服を着たと怒っている。
「着るわけない。」ととぼける母。
「匂い!ほら、これお母さんの香水じゃない!」
「一回ぐらいいいじゃない!」

「一海!」父・竹男(塚本 晋也)が声をかける。
「うん?」
「お前西田さんに、俺と母さんが見合い結婚だって
 バラしたろう?」
「本当のことじゃん!」
「うちは、対外的には、恋愛結婚だってことになってんの!
 ね、そうだよね?」
「お父さん、この間バッタリ会った時、無視したでしょう、
 私のこと。」と雪江。
「あ・・ああ・・気付かなかった・・」
「上司の人に私のことを紹介するのがそんなに嫌なの!?」
「お母さん、この匂いどうにかしてよ!!」
「一海!!」
「何!」
「俺はつまんないことで嘘をつく、ちっちゃい人間と
 思われちゃったじゃないか!」
「知らない!」「このどうでもいい家族の揉め事も、
 いつもと変わらない。
 何で何も変わらないんだろう。
 あんなにいろんなことがあったのに、
 全ては、プッチーニが・・・」


学校のベランダ。
校庭をぼーっと見つめながら、持っていたハピネス牛乳のパックを
握りつぶすニコ。

「死が間近な人の願いを何でも叶えてくれるという3人組。
 ロボがそのうちの一人と恋に落ちて・・・
 私の前からいなくなった。
 そしてプッチーニは、今度は、地蔵堂の社長を殺すという。
 ロボと地蔵堂がいっぺんに無くなって私は・・・
 私じゃないみたいだ。」


父との買物帰り。
父が神社に願い事をしているのを後ろから見つめるニコ。

神社を後にする二人。
「何で拝まないの?」父が聞く。
「だって信じられないくらい沢山の人が拝んでいるんだよ?
 そんな私の願い事なんて聞いてくれるわけないじゃん。」
「お前って案外マイナス思考なのな。」
「合理的なの。」
「あのね、神様が願い事かなえてくれるんじゃないんだよ。」
「嘘!かなえてくれないの!?
 ・・・じゃあ何でお父さん拝んでるのよ。」
「ま、言ってみりゃ、神様との約束みたいなものかな。
 家族とのゴタゴタ頑張って解決しますんで、
 一つ、よろしく!みたいな。」
「そうなんだー。」
「だってさ、何かするときに、一人じゃ心もとないじゃん。
 誰かと、一緒じゃないとさ。」

父の言葉に、ニコはロボと一緒に行動した日々を思い出していた。

「私用思い出した。」
買物袋を道路に落とし、ニコが今来た道を走っていく。

ニコが神社に行くと、名梨(岡田義徳)が願掛けしていた。
「もう、神様に頼るぐらいしか出来なくってな。 
 どうか・・社長の考えが変わりますように!!」
「社長・・プッチーニに殺されても仕方ないって、
 本気なんだ・・」
「俺だってよ、いざとなったら、社長の命守るぐらいは
 出来るよ。
 でもさ、本人があれじゃ、こっちがお手上げじゃん。」
「・・・目赤いよ。泣いた?」
名梨は目を擦り、少しの間顔を覆うと、
「花粉症かな。」と微笑む。

財布から小銭を出し、賽銭箱に投げ入れ、ニコも神様に祈る。

「神様、約束です。
 私何でもします。
 何でもしますから又、みんなの笑顔、見せて下さい。」


コードネーム・ロボ。
女好きのロボットオタク。
コードネーム・セクシーボイス。
七色の声を操る女子中学生。
二人はスパイ。
この複雑な世界、そして闇の中で、
彼らは次々起こる難事件に挑んでいく。
夢と希望を追いかける二人の名は・・・
セクシーボイス
アンド ロボ
あなたの隣にスパイがいる!


名梨の泣きはらした目に気付くニコの優しさと、
名梨の微笑んだ表情がとても優しくて、
二人の真境名を思う気持ちがひしひしと伝わってきます。
ニコのお父さんの、願掛けは神様と自分の約束、という
言葉も素敵でした。


昭子(小林聡美)、絵美理(ともさかりえ)、恵(もたいまさ こ)の
3人は、表の顔は病院勤めの看護師。

だが、裏の顔は、死にゆく者の願いを叶えるためなら
人をも殺す“プッチーニ”と呼ばれていた。

彼女たちに真境名(浅丘ルリ子)が命を狙われていると知った
ニコ(大後寿々花)は、ロボ(松山ケンイチ)に助けを求めるが、
よりによってプッチーニ・昭子と恋に落ちたロボは、
2人で暮らし始めることにし、ニコの前から姿を消してしまう。

昭子の家。
昭子が洗濯を干す姿を幸せそうに見つめるロボ。
「なに?会社は?行かないの?」昭子がロボの視線に気付く。
「いや、いいなーと思って。」
「何が?」
「そうやって誰かがさ、働いているところみているの楽しいなーと
 思って。
 永遠に見てたいなーと思って。」
「会社は?」
「行きたくないなーー。」
「行きなさい!」
「はい・・」

玄関へと歩いていくロボ。
振り返ると、昭子が見送ってくれている。
「あーーー!!見送ってくれる人がいるー!」
「わかったから。早く早く。」昭子が微笑む。
「あれ?これなに?これ。」靴を履きながらロボが聞く。
昭子の黄色いヒールが不思議な形に立てかけられている。
右足の靴が下駄箱に立てかけられ、その上に左足の靴が乗っている。
「あ、これ私の癖。
 何か大きなことがある日の前は、必ずこれやっちゃうんだよねー。」
「へー。
 今日何かあるの?」
「うん。月に一回の院長の回診の日。
 これが又面倒でさー。」
「そっか。じゃあ今日は忙しいんだ。
 頑張ってね!」
「うん!いってらっしゃい!」
「行って来ます!」

花束を抱えて歩く真境名。

地蔵堂。
「社長さ、昔、世界的に名をはせた、スパイだったんだよね。
 ほら。」
名梨がお洒落なイスにポーズを決めて座る美しい女性の写真を見せる。
真境名の若い頃の写真だ。

浅丘 ルリ子さんの若い頃のお写真ですね。
グーグルで画像検索すると同じものがヒットします。


「うわ!」驚くニコ。
「生きるか死ぬかの修羅場で、仲間を見捨てたっていうか、
 自分だけ生き残っちゃったんだな。」
「でも仕方ないんじゃない?
 じゃないと死んじゃうんでしょう?」
「でも・・見捨てられた方の身になって考えてみ?」

ニコは想像してみる。
自分とロボが追っ手から逃げるシーンを。
そして打たれた自分を抱きしめるロボを。
「ニコ!!
 ごめん、俺行くね!」
「・・・はぁぁぁぁ!?」
「ごめんねー!」

「許せない!!」
「だろ?
 その仲間っていうのが、社長の恋人らしいんだわ。
 命は助かったらしいんだけど、今も意識がもどらず、
 何十年もずっと眠ったまま。
 その人がそろそろ危ないらしいんだわ。」
「・・・これ、プッチーニが落としてったんだけどさ、
 多分その人が書いた、最後の願い事だと思うんだけど。」
「でもそれ・・・社長の字だ。」
「え!?・・・え!?じゃあ、
 自分で自分を殺すように頼んだってこと!?」
「今度こそ、その人と一緒に死のうと思ったんじゃねーの?」
「何で?だって何十年も昔の話でしょ?」
「そんなこと本人じゃないとわかんねーよ!」
「何で!?」
「だから許せねーんだよ。
 恋人を置いて逃げていった自分が。」
「でもだからって、」
「俺だって許せねーよ。
 ・・このまま社長が死んじゃったらさ・・・」
「・・・」

昭子の部屋で洗濯物を取り込むロボ。
玄関のインターホンが鳴る。
「はーい!」
「宅配便でーす。」
ロボが戸を開けると、名梨がなだれ込む。
「お邪魔しまーす。」
「あれ?ちょっと!?どうしたのよ、よっちゃん!」
親しげに語りかけるロボを名梨は殴り飛ばす。
「気安くよっちゃんって呼ぶんじゃねーよ!!」
「ちょっとー!友達でしょー!?」
「お前なんて友達でも何でもねーよ!」
「酷い・・酷すぎる・・」
「酷いのはおめーじゃねーか!」
「何で?」
「ここに住んでる女、うちの社長を殺そうとしてんだよ。」
「まっさかー!そんなのあり得ないよ!」
「だといいんですけどねー!」
そう言い部屋をうろつく名梨。
カレンダーの6月5日に稲妻マークが書き込まれていることに気付く。
「決行は5日か。」
「まさか・・」
「じゃあ何だよこの印は。」
「その日は、カミナリ寿司か何かの出前取る日だよ!」
「そんなのいちいち書き込むわけねーだろうがよ!
 社長をやる日だよ!」
「・・・そういえば・・ニコもそんなこと言ってたな・・」
「お前、ニコの言うこと信じなかったんだってな。」
「だって・・・
 本当なの!?その話!」
「今証拠見せてやるよ。」
そう言い部屋中探し始める名梨。
「何!?何探してるの!?」
「何でやるか知っとかないと、こっちも手の打ちようがねーからな。」
「何って・・」
「ショットガンか?ライフルか?
 吹き矢じゃねーだろうな!?」
「そんなのあるわけないでしょう!?」

洗面所に、2本のハブラシが並んでいる。
「あ・・お前ってやつは!」
名梨が又ロボを殴りつける。
「ハブラシお揃いじゃねーかよ!!」
怒りの治まらない名梨は、ロボの頭をドラム型洗濯機に押し込む。
「あーーーーっ!!」
その中に隠してあった銃を見つめるロボ。
「大胆だなぁ・・」と名梨。
「全然気が付かなかった。」ショックを受けるロボ。
「いっちょまえに。」
名梨はそう言うと、銃を元の場所に戻す。
「ちょ、ちょっと!戻すの?」
「いいか!?これは知らなかったことにしろ。
 あと、俺が来たことも彼女に言うな。」
そう言い玄関に向かう名梨。
「ちょっと・・」
「あ、この間、神社でニコに会った。
 なんか必死で拝んでたよ。」
名梨はそう言い帰っていく。

名梨の銃の扱いがとても手馴れていて、
この人はそういう面でもプロフェッショナルなんだな〜と
感じました。


病院の保管室。
「・・・本当に殺すの?」と絵美理。
「どんな願いでも叶えることになってるからね。」と恵。
「人殺すんだよ!?出来る?」
少しの間の後、昭子は絵美理に小箱を渡す。
「何?」
開けて見ると、小さな銃が入っていた。
「何これ、どうしたの!?」驚く絵美理。
「サキヤマさんが持ってるのパチった。」と昭子。
「あのオヤジ、ライフル一丁と、拳銃2丁、
 ロッカーに隠してたのよ。」と恵。
「サキヤマさんって・・・」
リハビリを頑張っている患者だ。
「そう。そのサキヤマさん。」
「いやだ、撃てない!」
「みんな、一人一つずつあるんだから。」と昭子。
戸惑いながら銃を手に取る絵美理。
「・・・重い。」
「重いのよ。」と恵。
「えーーーっ・・・。」

亡くなる人の願いを何でも叶えてあげるプッチーニ。
看護師の彼女たちが人を殺す!?と戸惑っていたんですが、
今までに、殺人はしていなかったんですね。
彼女たちの迷いが伝わってきて、ほっとしました。


夕飯の支度をする昭子の後姿を切ない表情で見つめるロボ。
彼女の素足、そして籠に入った洗濯物を見つめながら、
ロボは洗濯機に隠された銃を思い出していた。

「・・洗濯物?」昭子が声をかける。
「いや・・・
 ずっとこういう事が続けばいいのになーって。」
穏やかに微笑むロボ。昭子も微笑む。
「私は時間が止まればいいのになーって思う。
 続けるのって難しいからさ。
 てか、続かないのを知ってるから。」
「・・・俺たち続かないの?」
「・・・写真撮ろうか!ねえ、そうしよう!」

カメラをセットする昭子。
「はい!笑ってよ。」
寄り添う二人。
「どうかなー。」
写真を確認する昭子が笑い出す。
「なにこれ!すごい不安な顔してるよ。
 何で?
 もう一回かな、これ。」
幸せそうに微笑みあう二人。

続かないとわかっている恋。
昭子もロボといることに安らぎを感じているんですね・・・。
この微笑みが本当に幸せそうで・・・。
時間が止まればいいと願う昭子。
不安な気持ちを必死に隠して昭子に接するロボ。
すごく切ないです。


夜。
電車の騒音に合わせて射撃の練習をするプッチーニ。

ソファーに横になるロボ。
不安な気持ちから眠れず、楽器のケースに刻まれた
『別子』の名前を見つめる。

射撃の練習をする三人。
「ねー覚えてる?
 別子と4人でコンサートの帰りに写真撮った日のこと。
 あの時別子言ったんだよね。
 私が死んだら、みんな私のこと忘れちゃうんだろうなって。
 その時、私忘れるわけないって言ったんだよね。
 でも私さ、別子の顔、思い出せないときがある。」
絵美理がそう言い発砲する。
「私も。
 何でだろう。死んだときあんなに泣いたのに。」
昭子がそう言い発砲する。
恵が無言で発砲する。

家に戻った昭子は、ソファーで眠るロボの髪にそっと触れる。
その手を掴むロボ。驚く昭子。
「なんだ。起きてたんだ。」
昭子の手を自分の鼻に近づけるロボ。
「・・・何?」と昭子。
「・・・悲しい・・・」
「え?」
「悲しい匂いがする・・」
「何言ってるの?」
昭子は手を引っ込め、部屋を出ていく。
辛い表情でため息をつくロボ・・・。

昭子の手を掴むロボの大きな手。
昭子の手から火薬の匂いがしたことに気付いたロボの
悲しい悲しい表情。その後のため息。
ここも切ないシーンでした。


地蔵堂。
ニコは、真境名の説得を試みる。
「死のうだなんて思わないで下さい!」
「・・・」
「そんな昔のこといいじゃないですか!
 もう誰も覚えてない話なんだし。」
「そうね。私も時々忘れてる。」
「だったら・・」
「でも忘れたからって、無かったことにはならないわ。
 これは、あなたが言った言葉よ。」

それは、ニコが記憶が3日しか持たない『三日坊主』に言った言葉だった。

「・・・それは・・」
「あの時の言葉、私にはとっても答えたわ。」
「そんな・・・そういうつもりじゃ・・」
「そうなのよ。
 無かったことにはならないのよ。
 あなたの言う通りよ。」
「・・・」
真境名を心配そうに見つめるニコと名梨。

6月5日。
不安げな表情で病室のカレンダーを見つめる絵美理。
気持ちを切り替えて、患者に声をかける。
「何ですか、これ。」
「切り絵や・・」リハビリ中の患者が一生懸命答える。
「桜ですね?」
「桜、一番好きやねん。
 潔いだろ?
 全部散らして、また来年や。」

別の看護師が、患者の急変を知らせに来た。
絵美理は患者・サキヤマに挨拶をし病室を出ていく。

「嫌やな・・又誰かが死ぬのか・・。」
サキヤマが呟く。

この病室に『任侠道』の額縁。
プッチーニは彼のロッカーから銃を拝借したんですね。


昭子の部屋。
ソファーに並んで恐怖映画を見る二人。
ロボは怖いシーンに悲鳴を上げ、昭子の背中に顔を隠す。
「終わった?」ロボが聞く。
「終わった。」と昭子。
ロボがテレビ画面に視線を戻すと、まだ怖いシーンの最中。
「まだやってるじゃないのー!」
ロボが又昭子の背中に顔を隠す。
「ほんっとうにダメなんだね、怖いの。」
昭子が笑いながらテレビを消す。
「人殺しのシーンとか絶対見ないんだ。」
「実写はね。
 アニメだったら大丈夫。」
「じゃーさ、私が人殺しだったらどうする?」
「・・・その答え、ちょっと考えさせてもらっていいですか?」
「いいよ。」昭子が笑いながら答える。
「・・・・・」
悩みながら席を立つロボ。
「ちょっとー!
 例えばの話なんだからさ、そんな真剣に考えなくていいってば。」
ロボが部屋を出ていく。

その直後、昭子の携帯が着信する。
『プッチーニ
 06/05 18:12
 今夜、予定通り決行』

「その答えなんですけど、」ロボが戻ってきた。
慌てて携帯を閉じる昭子。
「・・・僕は、昭子さんが人殺しでも、
 好きだと思います。」
「・・・何そんな悲しそうな顔をして。」
「・・・正義感よりも、好きの方が勝ってしまった自分が、
 悲しいだけです。」
「もう嫌だ。単なるたとえ話でしょう。」
「自分としては!!昭子さんが、ラスボスだとしても、
 好きです!!」
「??何?ラスボス!?」
「ラストのボスです!
 映画とか、一番最後に出てくる一番悪いヤツです!巨悪です!!」
「ああ・・」
「巨悪・・・昭子さんが巨悪!!悲しい・・・
 でも・・好きだ!!」両手を広げてひざまずくロボ。
「さてと行くかな。」
「え!?」
「あ、ごめん。今日ね、夜勤変わってあげたの。」
そう言い、両手に楽器ケースを手にする昭子。
「そんなの持っていくの?」
「あ・・ああ・・これね、預かり物。
 もうかさばってて困ってたんだよねー。」
「ふーーーん。」
玄関。
昭子の靴が、あの形に置かれている。
「あれ?今日何かあるの?」ロボが聞く。
「何もないよ。今日いつもより暇なんじゃないかな。」
「ふーーん・・・」
「じゃ、行くっています。」
「じゃ、気をつけてね。」
ロボは昭子を見送りながら、前に昭子が言っていたことを考える。
「これ私の癖。
 何か大きなことがある日の前は、必ずこれやっちゃうんだよねー。」

「!!」
カレンダーを確認するロボ。
6月5日に稲妻マーク。
「今日だ!!」

公園を歩くニコの元にロボから連絡が入る。
「ロボ!?」ロボからの着信に思わず微笑むニコ。
「今夜だ。」
「え!?」
「地蔵堂の社長、今夜だと思う。」
「プッチーニが今夜殺しに来るってこと?」
「地蔵堂にそう伝えといて。」
「ねえどうしたらいい?どうしたらいいの?
 ロボ来てくれるよね。」
「いや・・」
「じゃあどうしたらいいのよ!?」
「・・・だから・・・社長を隠すとか。」
「隠すってどこに!?」
「普通、考え付かないような、意外な場所とか。」
「意外な場所??そんなこと急に言われても・・」
「そうだな・・学校!ニコの中学は!?
 そこなら、まさか誰も、地蔵堂の社長がいると思わないだろ?」
「学校か!
 わかった。」
電話が切れる。

「学校ね。」
ロボが声に驚いて振り返ると、昭子がいた。
「それは意外な場所だわ。
 プッチーニにバレたって電話した方がいいんじゃない?」
「・・・」
「そうしないと、その女の子、ニコを裏切ることになるわよ。」
昭子はそう言うと、携帯で仲間に連絡を入れる。
「もしもし。場所は中学校に変更。
 詳しいことは会ってから話します。
 じゃ。」
自分の携帯を見つめるロボ。
「・・・私のこと、人殺しでも好きだって言ったよね。
 あれって本当?」
「・・・」
「信じちゃっていいのかな。」
ロボが口を開こうとすると、昭子は彼に背を向ける。
「いいよ言わないで。」
「信じていいです!!」
昭子の前に立ちふさがると、ロボは昭子に携帯を差し出す。
「いいの?電話しないで。」
ロボが頷くと、昭子はロボの携帯を受け取り、
「私本当に殺すから。」
そう言い部屋を出ていった。
ロボはその場から動くことが出来ず・・・。

地蔵堂。
「学校!?
 学校で死んだりすると、迷惑じゃない?」と真境名。
「死にません!」とニコ。
「わかったわ。
 どこで死のうと、私は構わないわよ。」

町でしゃがみ込むロボ。
近くの酔っ払いサラリーマン二人が、『MAXロボ』の主題歌を
歌っている。
「熱いぜ!熱いぜ!燃えてるぜ♪
 僕らの母の星守る、勇気の心♪
 だろ?」
「だからそこ!勇気じゃないんだってー!」
「じゃあ何の心なのよー。
 何の心、ですか!?」

「それは・・・正義の心です。」とロボ。

「そうだ!そうだよ!!正義の心だよ!!」
「そっか!正義か!!」
肩を組み、歌いながら立ち去る二人。

「ダメに決まってるじゃないか・・・。
 人を殺すなんて!!
 どんな時にもダメに決まってるじゃないか!!
 MAX!!」
変身ポーズを決めるロボだが、その手にMAXロボは・・・
「ない!!」

学校の廊下を歩くプッチーニ。

教室には、ニコ、名梨、そして真境名。
「よっちゃん、見て。」
真境名が机を指差す。
『ヨシノブ&ヤヨイ』の相合傘。
「懐かしいなー!まだこんなことやってるんだ。」
「誰かが生きた証。
 私の生きてきた証も、言ったとおり、全部綺麗に処分してよ。」
「わかってます。言わないで下さい。」
掲示板一面に、『生きる』と書かれた半紙が張ってある。

突然ニコが窓を開ける。
「どうした!?」と名梨。
「ロボの声が聞こえたような・・」
「え!?」
「気のせいかな・・」

「ニコ!ニコ!!
 お前耳がいいんだろ!?
 俺の声を聞けーーーっ!!
 ニコーーッ”!!」
ロボが叫んでいる。

「ロボ!?」

「プッチーニにバレたーーっ!!
 学校にいるってバレたーーっ!!」
走りながら叫ぶロボ。

目を閉じて耳を澄ますニコ。

「プッチーニにバレたーっ!!
 ガっ子にいるってバレたーーーっ!!」

「プッチーニにバレた!
 学校にいるってバレた!!」ニコが叫ぶ。
「え!?」
慌てて真境名を連れ出そうとする名梨。

そこへ、プッチーニが銃を構えてやって来た。
「オノイチロウさんからの依頼です。
 真境名マキさんですよね?」と絵美理。
ゆっくりと席を立つ真境名。
「素人のお前らに、本当に殺せるのか?」と名梨。
「即死できる場所は大体わかりますから、安心して下さい。」と絵美理。
「どうして死ぬ人の願い事を、叶えようとするんですか?」
ニコが聞く。
「あれ見える?うちの病院よ。」
学校の窓から病院が見える。
「もうすぐ小党の時間だわ。」と恵。
「見てて。明かりが一斉に消えるから。」と絵美理。
絵美理が言ったとおり、病院の明かりが一斉に消えて真っ暗になる。
「本当だ・・・」とニコ。
「眠れない患者さんは、暗い病室から明るい夜の街を見ているの。
 自分も又、あの街に戻れるのかなーって思いながら。」
「・・・」
「もう戻れないって知っている人もいる。」と昭子。
「あんな小さな窓から、そんな思いで見ている人たちがいるなんて、
 外の人たちは、思ってもいないでしょうね。」と恵。
「私たち、看護師だから、人が死ぬのは慣れてるんだろうって
 思われてるのよね。
 でも全然慣れないの。
 いつもスイッチ切って、悲しくないようにして、
 何で私たちだけが死に立ち会わなきゃなんないの!?
 何でみんな、死ぬなんて何もないみたいに暮らせるの?」と絵美理。
「私たち、あの窓を無視して暮らしている人たちを許せないの。」と恵。
「人の命が無くなっても、何一つ変わらないこの世の中が嫌なの。」と昭子。
三人が銃を構える。
「何一つ変わらないなんてこと無いと思う!」とニコ。
「私の代わりだっていくらでもいるわよ。
 だから私が死んでも何も変わらない。」と昭子。
「・・・もしあなたが死んだら、
 ロボは悲しんで、もう誰とも喋らなくなるかもしれない。
 そしたら私は、学校の友達だけと喋るようになって、
 それって何も変わって無いように見えるかもしれないけど、
 でも・・・それはもう私の知ってる世界じゃなくて、
 元に戻そうとしても、もう戻らなくて・・・。
 死ぬっていうのは、自分だけがいなくなって
 それで終わるわけじゃない。
 池に石を投げた時みたいに、次から次へと波紋が広がって、
 いつまでも静まってくれなくて。」
振り返り、真境名を見つめるニコ。
「・・・誰かがいなくなるって、そういうことでしょう?」
「・・・そうね。
 私も・・・一人で生きてるんじゃないのよね。
 この世界に、私も関わっているのよね。」と真境名。
「どうしようもなーく関わっている。
 ・・・そうですよね。」目に涙を浮かべて微笑むニコ。
真境名も微笑み頷いた。
そんな彼女に引き金を引くことの出来ないプッチーニ。

そこへロボが飛び込んできた。
「あの・・・みなさん聞いて下さい!
 あの・・えーとですね・・・
 奇跡が起こりましたー!!」
「奇跡って・・
 もしかして・・オノさんの意識が戻ったとか・・」と絵美理。
「そう・・それです!!」とロボ。
ロボの言葉に驚く真境名。

病院の廊下。
「何であんな嘘つくんだよ。」と名梨。
「だってしょうがないでしょう?
 銃突きつけられてたんだよ?
 何か言わないと、撃たれると思って咄嗟に・・」
「社長が可哀想だろ。」
「・・・すみません。」

小野の病室。
意識の無い小野の腕に指で線を書く真境名。
だが小野は目を覚まさない。
「・・・」

保管室。
楽器のケースを傍らに、落ち込むプッチーニ。
『別子と』と書かれた写真を見つめる。
「ごめん、私引き金引けなかった。」と昭子。
「私だって・・ね。」と恵。
「もうこんなこと止めたい。
 でも、止めたら、別子のこと忘れそうで、怖い。」
絵美理が写真を見つめて呟く。
昭子は、その写真の裏に何か書いてあることに気付く。
「見て。」

『私のことなんか
 忘れていいからね
 それぞれの道を
 歩いていって下さい
 別子』

「そんなこと・・いつ、書いたんだろう・・」と恵。
「私のことなんか・・忘れていいからね、だって・・」と絵美理。
「バカだなー、別子!
 ほんっとにバカ。」昭子が呟くように言う。

三人が病院の廊下を歩いていると、他の看護師が走ってきた。
「丁度良かった。サキヤマさん亡くなっちゃって。」
「サキヤマさんって、あの!?」
「うん。悪い、人足らなくて、入ってくれたら助かる!」
「サキヤマさん、亡くなったんだ・・。」

サキヤマの病室を片付ける三人。
ロッカーを開けると、『プッチーニへ』と書かれた箱が置いてあった。
「何これ・・」
開けて見ると、桜の切り絵が大きな箱にいっぱい入っていた。
「これリハビリで切ってたやつ。」と絵美理。
その中に、黒い折鶴があった。
「サキヤマさんの最後のお願い・・」と昭子。
「なんか、ハードそう。」と絵美理。
「なんたってサキヤマさんだもんねー。」と昭子。
「うん。」と絵美理。
「これで最後にしようか。」と恵。
「・・・最後って、プッチーニの仕事を?」と昭子。
「うん。」
「・・・いいよ。
 いいよね?」
昭子に言われて絵美理も頷く。
「これが、本当に最後のお願い。」
恵が折り鶴を開く。

『あんたら、しあわせになりや』

「これが、最後の願い?」と絵美理。
「サキヤマさんリハビリ頑張ったんだね。
 ちゃんと字になってるよ。」昭子が微笑む。
絵美理は切り絵を両手一杯に取り、部屋に撒く。
「全部散らして又来年や!
 これサキヤマさんの口癖。」
「あんたら、しあわせになりや。」と恵。
「今までで一番難しいお願いかもね。」
昭子はそう言い微笑んだ。

小野の病室。
「ごめんなさいね。
 あなたのこと忘れて、美味しいもの食べたり、
 笑ったり、幸せだなって思ったりしたこといっぱいあった。
 それから、いい気になって、お金儲けしたり、
 人の悪口言ったり。
 本当はね、そんなこと、まだまだ続けたいって、
 心のどこかで思ってるの。
 最低でしょ?
 許せないでしょ?」
真境名は窓の外に何かが舞い散っていることに気付く。
「桜!?
 ねー見て、桜!」
思わず小野の手を握り締める真境名。
すると、小野が真境名の手を握り返してきた。
驚く真境名。
おノが目を開け、口を動かす。
その声を聞き取ろうと、真境名が顔を近づける。
「・・・許す?
 許すって・・・私を許してくれるの?
 どうして?
 ・・・
 友達だから・・・」
小野が目を閉じる。
「それだけ?
 それだけ言いに来てくれたの?
 ・・・次も又、友達だといいわね。」
小野の手を握り締め、おでこに手を当てる真境名。
窓の外には桜吹雪。

昭子の家を訪れるロボ。
合鍵で鍵を開けようとするが、鍵が合わない。
部屋の中から男が出て来た。
「誰!!」ロボがむっとする。
「お前こそ、誰だよ。」
「誰って・・・」
部屋に上がりこむロボ。
「誰なのこの人!?」部屋にいた女性が怒鳴る。
「え・・家具も同じだし、同じ部屋でしょう!?
 昭子さんは!?」
二人に部屋を追い出されるロボ・・・。

学校帰り、公園を歩くニコ。
そこへ偶然、昭子が大きなカバンを手に歩いてきた。
「あ・・」とニコ。
「おっ。」と昭子。
「あの!!
 ・・・遠くへ行くんですか?」
「うん。」
「旅行?」
「・・より長いかな。」
「仕事は?」
「辞めた。」
「住んでた部屋は?」
「荷物ごと人に貸しちゃった。」
「・・・ロボ、」「ロボ、」
「・・・」
「ロボには何も言ってないんですか?」とニコ。
「うん。」
「・・・可哀想。」
「・・・あのね、私今日の夕方6時ぐらいまで、ここにいるから、
 一緒に来たかったら来てって、伝えて。」
昭子がメモを書きニコに差し出す。
「私がですか?嫌です!」
「風船に手が見つけて飛ばすようなもんだから、
 届かなかったらそれまでだから。」
昭子はそう言うと、ニコの手を掴み、その指にメモを結びつける。
「私風船ですか!?」
「そう!よろしくね。」
「絶対に一緒に行くって思わないんだ。」
「何が何でもっていう生き方は、疲れちゃったから。」

ゴミ箱の前。
指に結ばれたメモを見つめるニコ。
そしてニコは、それをゴミ箱に投げ捨てた。

「私は、ロボに昭子さんのメモを渡さなかった。
 生まれて初めて、魔が差すという言葉の意味を知った。」


「どうせロボは家にいないんだし、
 会えるわけないんだから、
 捨てて正解だよ!」
言い訳を呟きながら歩くニコ。

公園に座り込んでいたロボが、ニコの姿を見つけて後ずさりする。

ベンチの端と端に座る二人。
「何で家に戻んないの?」とニコ。
「・・・だって、浮気して帰るみたいで、
 気が引けるというか・・」
「・・・誰に?」
「だから、ロボットたちに対して。」
「・・・ああ。」ロボの返事にがっかりするニコ。
「あのさ・・・」
「うん?」
「一番大変な時に、いれなくてごめんね。」
「・・・」ニコが顔を上げる。見詰め合う二人。
「・・・別に!」
「許してくれるの?」
「・・・」
「そう簡単に、許してくれるわけないよね。
 俺酷いことしちゃったもんなー。」
「・・・ロボ。」
「うん?」
「今何時?」
「今?6時10分前。」
「来て!!」ニコが走り出す。

さっきのゴミ箱に駆け寄るニコ。
「ない・・ないよ・・」
「何が?」
「昭子さんが待ってる場所!
 私ここに捨てちゃったの。」
「え・・」
「6時までそこにいるから伝えてって。
 ない・・」
「そうなんだ・・」
「どうしよう、私取り返しの付かないことしちゃった・・」
「もういいよ。」
「でもまだ間に合うかもしれないじゃん!」
「だって・・もう6時だし・・」
必死に探すニコ。

公園を歩く二人。
「どうしても伝えたかったらさ、別の方法取ったって。」
「ごめんね・・私どうかしてた。
 本当にごめん。」
「もういいよ。」
「良くない。」
「いいって。俺がいいって言ってんだから、気にすんなよ。」
ロボはそう言うとベンチに座り、カバンから、昭子と撮った写真を
取り出す。
ロボの隣に座るニコ。
写真の中の昭子は微笑み、ロボは子犬のように不安な表情を浮かべている。
ロボが写真を半分に切る。
「ちょっとロボ、何してんの!?」
ロボは答えず、昭子の写真をゴミ箱に捨てた。
「いいの!?」
「うん。いい!」
そう言い、半分の写真をカバンにしまうロボ。
「写真まで捨てることないじゃん・・
 ・・・私のせいだ・・。
 自分で自分が許せない・・」
「俺は許してるから。」
ロボを見つめるニコ。
「どうして?」
「だって俺たち・・・友達だろ!」
親指で鼻を擦り、いつものようにポーズを決めるロボに
ニコが微笑む。

「ロボが帰ってきた。
 痛みと懐かしさと、
 許してもらった安堵感と一緒に。」


地蔵堂。
「よっちゃん、ごめんね。
 私また、生きることにしました。
 よろしくお願いします。」
「・・・こちらこそ。」
穏やかに微笑み頭を下げる名梨。
顔を上げた名梨は、満面の笑みを浮かべていた。
「よっし!さ、始めますかー!
 プロフェッショナ〜ルな〜、仕事をしよう、
 あー、こんな埃が。」
嬉しそうに店の準備を始める名梨。

「あなたがいなくなると、
 世界が変わる。
 あなたがいなくなると、
 私の知ってる世界じゃなくなる。
 それはとても寂しいことだから。」


自分の部屋の玄関を恐る恐る開けるロボ。
部屋のテーブルに、MAXロボが置いてあった。
ロボはゆっくりと微笑むと、
「ただいMAX!!」と元気に挨拶した。

「だから・・・死なないで。」


※一部公式HPあらすじを引用しました。



まさか、プッチーニの依頼を、真境名自身が頼んでいたとは。
真境名はそれ程過去に仲間を見捨てたことを後悔していたんですね。
いや、それよりも、そのことを時々忘れている自分を
許せなかったのかな。

『忘れたからって、無かったことにはならない。』
ニコが三日坊主に言った言葉が、ここで生きてくるとは!
あの時、真境名はニコの言葉を自分に当てはめて
聞いていたんですね。
第一話に、第八話につながる伏線が隠されていたとは!
感動です。

三日坊主が殴られているところを偶然見かけ、
彼の忘れ物を拾ったニコ。
偶然、地蔵堂で『神秘の薬』を購入し、真境名と出会う。
殺し屋・三日坊主のターゲットは真境名だった。
ニコとロボは三日坊主を阻止しようと、地蔵堂へ飛び込んだ。
その時のセリフです。

それから真境名が何かあるとニコを呼ぶようになったのは、
ニコの感性に惹かれたからなのかな。

真境名を家族のように思う名梨。
泣きはらした目の悲しげな表情の後の笑顔、
ロボに"よっちゃん"と親しげに呼ばれて
親の仇みたいに殴りかかったり、
真境名が戻ってきてくれたときの満面の笑み。
名梨の魅力にハマりました!


「私が人殺しだったらどうする?」
昭子は決行のその日も、人を殺すということに
ためらっていたんでしょうね。

正義感と、人を愛する気持ち。
その間で揺れるロボ。そして昭子。

正義は、MAXロボのテーマ。ロボの信念のようなものでした。
街を走りながら、ニコの耳に届けと叫ぶロボにも感動!

少し残念だったのが、プッチーニの犯行の動機。
別子の死に深い理由があるのかと思っていましたが、
問題はそこではなく、三人は、看護師だからこそ、
人の死について、深く深く考えていたのですね。

「何で私たちだけが死に立ち会わなきゃなんないの!?
 何でみんな、死ぬなんて何もないみたいに暮らせるの?」
「私たち、あの窓を無視して暮らしている人たちを許せないの。」
「人の命が無くなっても、何一つ変わらないこの世の中が嫌なの。」

最初の2つは、患者さんの死に何度も何度も立ち会っている
彼女たちだからこそ。
そして別子を忘れたくないのに、忘れていることがある、という
矛盾を抱えているから、そんな風に感じたのでしょうか。

でもそんなプッチーニに、ニコは、人がいなくなるということが
どういうことなのか説き伏せました。

「私も・・・一人で生きてるんじゃないのよね。
 この世界に、私も関わっているのよね。」
と真境名も考えを改めた。

14才の少女の言葉に学び、希望を見出す大人たち。
大人も子供も、迷子になる時はありますね。

ニコが昭子のメモを捨ててしまったのは、やっぱりヤキモチかな?
必死に自分にいい訳しているのが可愛かった。

許してもらった安堵感。
ニコはロボに、ロボはニコに許され、
真境名は小野に許され、
プッチーニは別子に「忘れていい」と許された。

サキヤマさんは、病院という場所で人の死をいくつも見て、
幸せについて深く考えたのでしょうか。
「あんたらしあわせになりや」
彼のお陰で、プッチーニは正義の味方らしく
幕を閉じることが出来ました。


台所で料理をする昭子の足のアップ。
洗濯物のアップ。
ロボの視線なんですよね。
何気ない日常のシーンなんだけれど、すごく色っぽい。
普段ロボットオタクなロボなんだけれど、
昭子の手を掴んでみたり、ロボが作る切ない表情に、
"男"なんだなぁと感じさせ、ドキっとさせられた8話、9話でした。

毎回ニコのモノローグに心が動きます。




ランキングに参加中!応援クリックよろしくお願いいたします。
人気blogランキング    TV Drama Ranking



B000P6YM5S「セクシーボイスアンドロボ」オリジナル・サウンドトラックTVサントラ バップ 2007-05-30by G-Tools



原作
セクシーボイスアンドロボ
セクシーボイスアンドロボ小学館 2007-04-20売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools



4091882315セクシーボイスアンドロボ1黒田 硫黄 小学館 2001-11-30by G-Tools



4091882323セクシーボイスアンドロボ 2 (2)黒田 硫黄 小学館 2003-02by G-Tools



セクシーボイスアンドロボ (出演 松山ケンイチ)
セクシーボイスアンドロボ (出演 松山ケンイチ) 売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools




キャスト
2人のスパイ
須藤 威一郎 (通称:ロボ) * 松山 ケンイチ
林 二湖 (通称:ニコ) * 大後 寿々花

ニコの家族
林 一海(ニコの姉) * 村川 絵梨
林 竹男(ニコの父) * 塚本 晋也
林 雪江(ニコの母) * 片桐 はいり

謎の組織 
名梨 秀吉 * 岡田 義徳
真境名 マキ * 浅丘 ルリ子 骨董屋・地蔵堂社長

高村君



第1話 
「三日坊主」 * 中村獅童
 玉子の殻
【生きてきた証。自分で決めなくてはいけない一歩】
 
第2話 
「ごぼ蔵」後藤 * 村上淳
 携帯の留守電メッセージ
【恋愛】

第3話
「お歯黒女」 *  香椎由宇
 未来の自分への手紙、人生ゲーム
【ありがとう】

第4話 「かんにん袋」 * 市川実和子
 笑袋
【何事も無駄なことはない】

第5話 「うしみつ様」
えりん * 黒川智花
チエ * 高瀬友規奈
入山法子
仲里依紗
木南晴夏
(ミカ、玲、まなみ)

第6話 「ZI」
ZI* りょう
【家族】

第8話 「プッチーニ 前編」
昭子(小林聡美)しょうこ
絵美理(ともさかりえ)
恵(もたいまさこ)
【感情のスイッチ】

第9話 「プッチーニ 後編」
昭子(小林聡美)しょうこ
絵美理(ともさかりえ)
恵(もたいまさこ)

小野 一郎(マイク眞木)
【許される安堵感】


スタッフ
脚 本
木皿 泉 (「野ブタ。をプロデュース」「すいか」)

原 作
「セクシーボイス アンド ロボ」
 黒田硫黄/小学館(イッキコミックス刊)
(第6回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞作)

音 楽
中塚 武

主題歌
「ひとつだけ」 歌 みつき
作詞・作曲 馬場俊英 / 編曲・プロデュース 小渕健太郎
(ワーナーミュージック・ジャパン)

演 出
佐藤 東弥

プロデュース
河野 英裕


松山 ケンイチさんの主な出演作品


この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、最終回?と思わせるようなつくりでしたね!予告もなかったし〜

マキは今度こそ小野を裏切りたく無かったのですね!自分で依頼していたなんて…よっちゃんも知っていたのですね、しかしマキが生きる事を望んでいないので苦悩したのでしょうね!家族だとマキに言われているのでロボの友達にも切れていましたね!

プッチーニが活動する理由はたくさんの人との死に立ち会う事、それを周りの人たちが気がつかない事でした。先週の若者を懲らしめる姿は共感もったけれど殺しは矛盾していたかな?昭子の性格でかたずけた様にかんじました!

はしかの様なロボの恋!最後は正義に目覚めましたね!別子と撮ったプッチーニの写真の裏の文字もロボが書いたのかな?

神社でよっちゃんが泣いていたことを指摘するニコ、学校での習字の文字が「生きる」池に投げた石の波紋、小野が「許す」と言ったときの桜吹雪、緑の中のベンチに座るニコとロボの距離など、きれいな映像や感動する言葉がいっぱい詰まっていましたね?やはり7話もみたいです〜
Posted by けた at 2007年06月07日 19:49
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。