2007年08月11日

山田太郎ものがたり 第六話

『兄ちゃん一目ボレ』

夏休みを迎えた山田一家は、あまりの暑さにグロッキー状態。
弟妹たちは、庭のビニールプールで大はしゃぎだが、
その継ぎ接ぎだらけのプールに又穴が開いてしまった。

太郎(二宮和也)は、弟妹たちをプールに連れて行ってあげたいと
思うが、夏期講習が始まり、アルバイトをする時間もない。
山田家の唯一の頼りは、御村(櫻井翔)からもらうお中元の数々だ。

御村家。
おすそ分けのお中元に感激する太郎。
「これは・・宝の山だな!」
素直に喜ぶ太郎に微笑む御村。
お中元の中に、外国の小麦粉もあった。
「小麦粉もこんなにあると助かるわ!」
「そういうもんなの?」
「そうだよ!小麦粉を制するものは貧乏も制すっていってね、
 ほんっとうに便利なんだよ。
 すいとんにお好み焼きに、ホットケーキだって作れるし、」
突然寒がる太郎。
「寒くはないだろう?」と御村。
「クーラー効かせすぎだって。」と太郎。
「いやいやいやいやいや。」
「いやいやいやいやいや。
 こんなとこにいるとね、レイビョウボウになるよ。」
「冷房病だろ?」
「レイビョウボウ!・・・冷房・・」御村家の廊下を歩く2人。
「明日から夏期講習か。
 夏休みぐらいがっつりバイトしたいんだけどなー。」
「家で退屈なヤスミを過ごすよりはさ。」

その時、太郎は、ある女性とすれ違う。
「・・・」
「どうした?」
「いや・・別に・・。」
太郎はその女性の香りに意識を奪われていた。

山田家。
「いい匂いだったな〜。」
ぼーっとする太郎は、ホットケーキを焦がしてしまう。
「あんちゃんが失敗なんて、珍しいね。」
「さては、恋の悩みかな!?」
綾子(菊池桃子)の発言に、弟妹たち、大騒ぎ。
「これは恋とかじゃなくて、ただちょっと・・」
「ちょっとー!?」
「なぜか気になる・・ってかな。」
「これは、完全に恋ですね!」
綾子たちが太郎を茶化す。

その頃。
両親に、それは恋だと言い張られた隆子(多部未華子)が、
恋じゃないと反論していた。

この話を聞いた御村も、それは恋だと太郎を茶化す。
否定する太郎だったが、
「でも、そのすれ違った瞬間を思い出すと?」
「ま・・なぜか・・ドキドキする。」
「恋だな。」
「違うんだってー。」

隆子と目があった御村がなにやら思いつく。
「な、今日うちに来ないか?」
「いいけど。」
「お前の恋の相手がうちに来るからさ。」
「え!?いや・・どうしようかな。」
「無理にとは言わないけど。」
「いや、無理じゃないんだよ!
 無理じゃないんだけど・・
 じゃ・・
 この気持ちは何なのか・・確認しに行くって・・ことで。」
「じゃ、決まり!」

御村は隆子に、太郎が恋をしているようだと打ち明ける。
驚く隆子だったが、それを隠して
「私には関係ないから。」と答える。
「あっそう。」隆子の前から立ち去る御村。
「ちょっと待って!
 ・・相手は、どんな人なの?」
御村、ニヤリ。
「関係ないんじゃないの?」
「関係ないよ。」
「でも気になってる。」
「気になってないよ。」
「じゃあ何でそんなこと聞くの?」
「・・・聞いただけ。」
「えっと、年齢は、」
「ごめん!やっぱいい。
 聞いても意味ないし。
 私には関係ないから。」
そう言い立ち去ろうとする隆子。
「今日又2人会うんだって。」
「・・・どうぞ・・お好きなようになさったら、
 よろしいかと思いますけど?」
笑いながら立ち去る隆子。
思わず吹き出す御村。

放課後。
恋の相手?に会う、少し浮かれた太郎を、
隆子は真剣な眼差しで見つめている。
そんな様子に御村はまた微笑む。

その頃、学園に一人の女性がやって来た。
その女性・小谷(水川あさみ)が生徒たちを見渡す。
御村の姿にサングラスを外しかけるが、思いとどまった小谷。
次に、小谷の瞳が太郎を捉える。
サングラスを外して太郎を見つめると、
「あの子・・いい匂いがする!」と呟いた。

一ノ宮校長(宇津井健)のもとに、小谷が訪れる。
彼女はこの学園の卒業生で現在大学4年生。
映画製作の道に進んだ小谷は、夏休みを利用して高校生が
主人公の映画を撮りたいのだと言う。
「今回は、学生映画の域を越えたいと思ってまして。
 母校の生徒を主人公にと思いまして。
 何人か、お借りできますでしょうか。」
「・・・私の役は、ないのかな?」
小谷が微笑む。

小谷はまず、特進クラスの担任・鳥居(吹石一恵)を説得。
ストーリーは、貧しい少年と大金持ちの令嬢との恋物語。
「うちの生徒はお金持ちの子が多いですからね。
 貧乏が似合う子なんて、
 あっ!!」その時鳥居の脳裏に山田の姿が浮かぶ。
「大丈夫です。あえて逆行きますから。
 あえて逆に!一番御曹司っぽくて上品な子を起用するんです。
 もう見つけました!」

鳥居は太郎の為に進学の資料を調べ続けていた。
感心する校長に、
「断られると逆に燃えるっていうか。
 その辺私、Mなんですよね。」
と言った瞬間、大崎(福井博章)と目が合い慌てる鳥居。

御村家。
緊張して待つ太郎、その隣で微笑む御村。
「失礼いたします。」
その声に緊張する太郎。
入ってきたのは、御村家のメイドだった。
「びっくりした。違う人だった。」と太郎。
ところが、彼女がお茶を出したとき、その匂いに太郎は反応する。
御村がニヤっと笑う。

「御村君・・・どういうことだろう・・
 今の人にも、同じ様にドキドキした。」
「相当浮気性だな。」と御村。
頭を抱える太郎に、御村が吹き出す。

正美(大塚ちひろ)とカラオケに行った隆子だが、
なぜか気になるのは太郎の恋のことばかり。
「ジェラシーって・・こういうことを言うのかな・・。」
隆子の様子に気付いた正美が、相談に乗ると心配すると、
隆子は元気なふりでカラオケに参加。
「忘れるって、決めたのに・・・。
 こんなに山田君のことが気になるなんて・・
 私・・・やっぱり・・・」


御村家。
別の女性が部屋を訪ねてくる。
先日、太郎がすれ違った女性だ!
「こんにちは。」女性が微笑む。
「・・・こんにちは。」

女性が手作りのケーキをテーブルに置く。
ケーキの香りに反応する太郎。
「ちょっと、失礼します。」
と言い、女性の匂いをかぎだした。
「あ!!この匂いだ!!」
御村と女性が笑い出す。
「いや実は、この人うちのメイドたちにケーキ作りを教えに
 来てもらってる、料理の先生。」
「あ・・それで同じ匂いが。」
太郎は女性に恋したのでなく、ケーキの香りに心惹かれたのだった。
「お前の嗅覚もすごいけど、それを恋と勘違いするお前も
 ある意味相当すごいよ。」
「っていうことは、御村君は、俺が匂いに反応しているだけって、
 いつ頃から気付いてた?」
「もちろん最初から。」
「え!?そんな・・・もう、言ってよー。」

学校。
御村は隆子に、太郎は恋なんてしていなかったと報告する。
ほっとして喜ぶ隆子。
「安心した?」
「え・・別に私は。」
「わかりやすいな。
 そういうトコあいつにそっくりだ。」
「え?」
「俺には2人が・・・
 ま、いいや。」
「何?」
「・・・まあ頑張れ。」
そう言い立ち去る御村。
「頑張れって・・もう御村君!」照れる隆子。

「これで第二段階成功だな。」そう呟く御村。

「頑張れ・・・
 私、頑張っちゃおうかな!」張り切る隆子。

廊下を歩く太郎に駆け寄ろうとする隆子。
隆子よりも先に、小谷が太郎に声をかける。
「山田、太郎君だよね。」
「はい。」
「どうも初めまして。」

「誰だろう・・・綺麗な人・・・。」
隆子が不安そうに呟いた。

小谷は太郎に、映画に出ないかと頼み込む。
「主人公にぴったり!」
「あの・・夏休みはほんっとうにやることいっぱいあるんで、
 すみません!」
「引き受けてくれたお礼には、」
「お礼!?」
「ごめんなさい、失礼なことを言ったかな?」
「もう少し、詳しいお話を伺えますか?」
「・・お礼って言っても、こんなものしか。」
「これは・・・ホテルニューコタニの!!」
弟妹たちの、憧れのホットケーキミックス!
「いつか、特別な日に食べようって約束した・・
 ホットケーキミックス!!」
「よかったら、うちのホテルのプールの券もつけるし。」
「・・・謹んで・・お受けします!!」
2人はがっちり握手する。

太郎が映画に出演すると知った女子生徒たちは大騒ぎ。
オーディションにやってきた杉浦(忍成修吾)は、即、
カメラマンに決定!

「山田君、台本にあるように、主人公の設定は貧乏な高校生なの。
 私は敢えて逆に、王子様のような男の子にこの主人公を
 やってもらいたいの。
 これ着て。」
小谷は継ぎ接ぎだらけの学ランを太郎に渡す。

「よかったー、俺こっちで。」ほっとする杉浦。

ボロボロの衣装をまとっても、太郎のスマイルは
女子たちを失神させる。
「意外と似合ってるかも!」と正美。
「うん!そうだね!」と隆子。

「じゃあ山田君。貧乏な主人公の気持ちで、
 そうだな。
 繕い物でもやってみようか。」と小谷。
「やってみます!」

太郎の演技を見つめる生徒たち。
「裁縫箱を開けた。
 針に糸を通して・・・玉結び!」と正美。
カメラを覗き込む杉浦、そしてその場にいた人全てに、
あるはずもない靴下、そして背景までが見えていた。
「見える!!」と隆子。
「すごい!見える!」と小谷。
生徒たちが拍手を送る。
「カット!
 今・・山田君の後ろに築45年の木造の家が見えて・・」と小谷。
「この中に、彼が恋する令嬢役やりたい子。」小谷が聞く。
「はい!!」隆子以外全員が手を挙げる。
小谷が生徒たちに脚本を渡していく。
戸惑う隆子、太郎と目が合い・・・。
「やっぱり私・・・無理!」
教室を飛び出した。

「また逃げてきたんだ。」御村が隆子に言う。
「・・・」
「もったいないなー。」
「あのさ、御村君!何なの!?
 私をどうしたいわけ?
 ・・・いろんなこと吹き込んでさー。
 御村君は、ゲームでもやってるつもりかもしんないけど、
 私さ・・いちいち、いっぱいいっぱいなんだよな。」
「俺は、2人がうまくいったらいいなって、
 本当に思ってるんだ。」
「どうして?」
「それは・・・面白そうだから。」
怒って立ち去ろうとする隆子。
「そっちじゃないだろ?」
「何が!」
「早く教室に戻りなよ!」
「何で!?」
「・・・すぐに諦めるのやめたら、
 もっといいことあるんじゃないの?」
「・・・」
太郎の笑顔を一つ一つ思い出していく隆子。
そして、教室へと走り出した。

オーディションの教室に駆け込む隆子。
「すいません!私も、やらせて下さい!」
隆子の姿に微笑む太郎。
「・・・うーん、あなたちょっといい匂いするね。
 読んでみて。」小谷が脚本を渡す。
「はい!!」

「この世にお金より・・・
 お金より大事なものなんてないわ!!」

玉の輿にかける思いと太郎への気持ちに揺れる隆子のセリフには、
他を寄せ付けないリアリティーがあるようで・・・。

「あなたに決定!!」
令嬢の役を勝ち取ったのは隆子だった。
「私は敢えて逆に、この中で一番庶民的なあなたに、
 ヒロインをやってもらいます。」
太郎が、生徒たちが拍手を送る。
「おめでとう!」握手する太郎と隆子。

『ザ・テレビショー』『Japan Walker』『AIRA』『Gut』
『Newswest』『WORLD』
隆子と太郎の2ショットが有名誌の表紙を飾ることを妄想中の隆子。

一緒に帰る隆子と太郎。
「いやぁ、池上さんのあのセリフ、ほんっと上手かったなー。」
「そうかな。」
「何ていうの。
 本気でお金が一番大事っていう人の、
 魂の叫びって感じ?」
「・・・あ、当たってるかも。
 山田君は、今回どうして映画やろうと思ったの?」
「これくれるって言うしさ。
 あと、ホテルのプールのタダ券くれるんだって!」
「そう・・なんだ・・」
「あいつら喜ぶだろうな!」

「いいんだよね・・私。
 玉の輿よりもこの恋を選んで・・。」


「あ、師匠!」
太郎の声に驚く隆子。
太郎が声をかけたのは、自分の母・まりあ(柴田理恵)だった。
まりあが太郎を家に誘う。

スーツを着て出迎える父。
まりあが煮物を太郎に進める。
「隆子には、ママ、いや、家内が、
 料理や節約などの、花嫁修業をちゃんとさせてますから!」と父。
「池上さんは、いい奥さんになると思います。」
「え!?」喜ぶ隆子。
「師匠にそっくりの!」
「ガーーーン!」
「それは、君の奥さん・・・ってことかな?」と父。
「え!?」
「隆子をよろしくお願いします!!」
「少々家計が苦しくても、やりくりさせるからさ!」とまりあ。
「ちょっと、やめてよ!」と隆子。
「贅沢は、言わせませんから!」と父。
「倹約バッチリたたきこむから!」
2人そろって太郎にウィンク!

太郎との倹約生活を想像してみる隆子。
「そんなのイヤ!!
 もうやめてよ!!
 やっぱり無理!!
 貧乏な人は嫌!!」
「隆子・・・」
「あ、今のは多分映画のセリフです。
 池上さん、もう覚えたんだ。」と太郎。
「・・・え?・・・うん。」
ほっとする両親。
隆子は太郎を複雑そうに見つめる。

山田家。
持ち帰ったホットケーキミックスに、みんな大喜び。
特別な日に食べようと、神棚に供え、手を合わせた。

台本を読む隆子。
「たとえ貧しくても、私、あなたが好き!
 ・・・か。
 なかなか言えないなー・・・。」

映画の撮影の初日。
着替えて登場した太郎と隆子に、
「あの2人には、古き良き日本映画の雰囲気感じるな。
 どんなラストシーンが待ってるのかな。2人には。」と校長。
「え?」驚く御村。
「君は、それを見にきたんだろ?」
笑いあう二人。

「よーし!みんな始まるよ!」
撮影がスタートする。

「私、もう自分がわからない!」太郎に抱きつく隆子。
絵になる2人に、みんなうっとり。
2人を見つめながら、杉浦は山田に抱きつかれたことを
思い出していた。

「カット!」
監督の声に二人が離れる。
「長いね・・」照れたような隆子の言葉。
「池上さんって、なんかいい匂いだね。」と太郎。
「あ・・・ありがとう。」失神しそうになる隆子を太郎が支える。

「はい、じゃあ本番行くよー!」

撮影は順調に進んでいく。
太郎の自転車の後ろに乗る隆子、思わず彼の体にもたれかかっていた。

夜空に舞うホタルを見つめるシーン。

木の下で雨宿りするシーン。

撮影後、太郎に連れられ隆子が山田家にやって来た。
玄関の前で思いとどまり、帰ろうとする隆子に、
弟妹たちが声をかける。
「ようこそ!山田家へ!!
 お姉ちゃん!!」
弟妹たちの大歓迎に戸惑う隆子。

「あんちゃん!
 せっかくのお客さんだし、今日は特別な日なんじゃないかな!!」
みんながおねだりする。
「じゃあ、焼きますか!」
みんな、大喜び!

神棚に手を合わせ、「いただきます!」と挨拶する山田家の人々。
隆子も戸惑いながら、手を合わせる。

太郎がホットケーキを焼く。
「これ特別な日にしか食べられないんだよ。」
「お姉ちゃんが来てくれたから食べられるんです!」
「高級品で、すっごくおいしいんです!」
「よーし、じゃあ分けよう!」太郎がカットしていく。
「よし、出来た。じゃあ食べよう!
 いただきまーす!!」
みんながホットケーキを食べるのを見つめる隆子。
「おいしい!」
みんなの笑顔に、
「私・・・間違ってた。
 お金がなくたって幸せになれる。
 ホットケーキ1枚を、みんなで分ける幸せが、
 ここにはある!!」
みんなが隆子にホットケーキを進める。
その気持ちに、みんなの笑顔に、感激する隆子。
「おいしい!」涙ぐむ隆子に、
「そんなおいしかった?」
「良かったー!」

「私・・・今ならもう自信を持って言える。」

「例え貧しくても・・・
 私・・・あなたが好き!!」
「俺は君なしでは生きていけない。」(棒読み)

「カット!!
 山田君!何その棒読み!
 棒読みすぎです。びっくりしたわ!
 池上さん!今のセリフすっごく良かった!」と小谷。
「ありがとうございます!」
「惜しいのが山田君なんだよねー。」
「すみません・・」
「あんなに貧乏の芝居はうまいのに、
 恋愛の芝居は全然ダメだね。」
「経験不足なんじゃねーの?」と杉浦。
太郎、平謝り。

Take7。
「俺は君なしでは生きていけない。」(やっぱりまだ棒)
「カット!」

Take20。
「俺は、君なしではー、生きていけない。」
「カット。」

Take35.
「俺は君なしでは生きていけない・・」
「カット!!
 山田君!!!
 気持ち!
 気持ちが大切なの。
 ちゃんと彼女のこと好きになってる!?」
「は、はい!!」
「集中して。もう一回いくよ。」

悩む太郎に御村が何かをささやく。

「監督!いきましょう!」と太郎。

「例え貧しくても、私・・・あなたが好き!!」
「俺は・・・君なしでは生きていけない!!」
今度は感情を込めて言うことが出来た!

生徒たちが拍手を送る。

「ありがとう!
 おかげでいい映画になる匂いがムンムンしてる!」と小谷。
「そう・・ですか。よくわかんないけど・・」
「私、いつか有名になってハリウッドで戦争映画を撮るのが夢なの。
 そん時は日本兵士役、よろしく!」
「はい!?」
「レッドカーペット、一緒に歩こう!」
小谷の握手に戸惑う太郎。
「あ!これ。約束の、プール券!」
「ありがとうございます!!」

「池上。第三段階も頑張れよ。」御村が言う。
「え?」
そう言い立ち去る御村。

プール券に微笑む太郎を、隆子は微笑んで見つめていた。

夜。
並んで歩く太郎と隆子。
「終わっちゃったね。」と隆子。
「うん。やっと終わった。」
「・・・私ね、山田君と一緒だったから、
 楽しかった!」
「お!本当?」
「このままずっと、撮影が続いたらって・・思った。」
「このままずっと、夏休みが終わらなきゃいいのにな。」
「・・・」
隆子は立ち止まり、少し迷った後、微笑みを浮かべ・・・
「私、例え貧しくても、あなたが好き!!」
振り返り、そして微笑む太郎。ところが!
「そうそうあのセリフ!
 俺なかなかうまく言えなくてさ。
 あの時、御村君にアドバイスもらったの。」
「え?」

「君なしではの君を、
 何でもいいからお前の好きな料理に置き換えてみろ。」
「料理?ハンバーグでいい?
 俺は・・ハンバーグなしでは生きていけない!
 なるほど!!」

「私じゃなくて・・ハンバーグ!?」
プールのチケットを嬉しそうに取り出す太郎。
「明日さっそくプールに行こっかな〜!」
「ハンバーグに・・負けた・・。」

翌日。ホテルのプールで楽しむ山田家。
太郎は嬉しそうに、弟妹たちの笑顔を見渡すのだった。

ストーリーに自分を重ねて、太郎への想いを再び募らせる隆子。
しかし、太郎はまったくその気持ちに気付かない・・・。
御村は二人のやり取りが面白くてたまらず、さらに隆子を煽らせる
行動にでるのだった。


公式HPより=



王子様風な太郎を貧乏青年役に。
庶民的な隆子を令嬢役に。
太郎は演技が上手なわけではなく、実生活を生かせたシーンは
バッチリだけど、恋愛シーンはNG連発でした。(笑)
御村のアドバイスに笑いました。
ハンバーグに負けてしまった隆子が可哀想!

隆子がお金より大切なものに気付いてくれたのが嬉しいです。
でも恋に鈍感な太郎なので、ゴールは遠い!?

太郎の嗅覚、何か職業に生かせればいいのに。

校長先生、映画に出演できたのかな!?(笑)



8月17日の放送は『女子バレーボールワールドグランプリ2007』延長の場合、
放送開始時間が(最大30分)変更になるそうです。



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キャスト

山田太郎 ・・・二宮和也
御村託也 ・・・櫻井 翔
池上隆子 ・・・多部未華子
杉浦圭一 ・・・忍成修吾
中井正美 ・・・大塚ちひろ
      ◆
鳥居京子 ・・・吹石一恵
永原眞実 ・・・吉沢 悠
大崎新之助・・・福井博章
池上まりあ・・・柴田理恵
池上龍之介・・・六平直政
執事・磯貝・・・綾田俊樹
御村聖一 ・・・麿赤兒
御村露子 ・・・西田尚美

山田次郎 ・・・鎗田晟裕
山田三郎 ・・・清水尚弥
山田よし子・・・村中暖奈
山田五子 ・・・吉田里琴
山田六生 ・・・澁谷武尊
山田七生 ・・・稲垣鈴夏
      ◆
山田和夫 ・・・松岡 充
山田綾子 ・・・菊池桃子
一ノ宮校長・・・宇津井健


スタッフ

原作:森永あい『山田太郎ものがたり』
   (角川書店 あすかコミックス)
脚本:マギー
チーフプロデューサー:瀬戸口克陽
プロデューサー:高橋正尚・下山潤
演出:石井康晴・山室大輔・川嶋龍太郎
音楽:平沢敦士
主題歌:嵐 『Happiness』
制作:TBSテレビ
製作:TBS


二宮和也さんの主な出演作品



櫻井 翔さんの主な出演作品



松岡 充さんの主な出演作品



菊池桃子さんの主な出演作品



宇津井健さんの主な出演作品


この記事へのコメント
ちーずさんこんにちは、今回は匂いとケーキがテーマでしたね!

それにしてもケーキの匂いに反応して恋愛感情と勘違いするなんて!それを見抜く御村もおそるべし!

子供たちが隆子を喜んで招きいれたのはお土産めあてではなく特別な日としてホットケーキが食べたかったのか〜一枚のホットケーキを分け合って食べるすがたに隆子も心が動いたようですね!なぜかあの後の隆子が可愛くみえました!

貧乏なセリフはうまいけど恋愛のセリフは棒読みになるは笑えました〜せっかくの隆子の告白も鈍感な太郎には伝わりませんでしたね、ハンバーグに負けた女はかわいそうだ〜
Posted by けた at 2007年08月12日 16:15
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