2007年09月13日

ホタルノヒカリ 最終夜

『家で寝てても恋愛できる!?干物女の恋の結末』

部長(藤木直人)との同居を解消し、マコト(加藤和樹)と暮らす
ことになった蛍(綾瀬はるか)。

手嶋家。
朝、蛍が目覚めると、マコトはもう起きていて、コーヒーを入れている。
「はやっ!もう着替えてる!!」
「おはよう。」
「おはようございます!!」

洗面所。
「ぽわ〜んとした朝。
 これが好きな人と暮らすってことなの?」

ファンデーションを手に、幸せに浸りながらトイレに腰掛ける蛍。
「・・やべ。早くしなきゃ。
 ウンコしてると思われる!」

慌てて化粧を済ませる。

「お待たせ!行こう!」
「うん。」


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starホタルと部長と縁側と

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手をつないで会社に向かう二人。
「新しいマンションにはいつ引っ越す?」蛍が聞く。
「今月中には荷物まとめるよ。
 それまで君の荷物は向こうのマンションに置いておいていいから。」
「うん。
 洋服は少し持っているし、あとはジャージがあれば。」
「そっか!」
「今日遅くなる?」
「そうでもないと思うけど。
 あ!遅刻!!」

会社。
「雨宮。
 恵比寿のマーケティング結果、出てないぞ。」
高野が蛍に声をかける。
「はい!」
「蛍。」美奈子(浅見 れいな)が蛍に資料を渡す。
「ありがとう!」
「私も家ではジャージだから。」
「え!?」
「私も家じゃ、寝転がってビール飲んでゲップするから!」
「私も!」
女子社員たちが次々蛍にそう言う。
「そういう女の人も、素敵だと思うよ。」と男子社員。
「え・・・」戸惑う蛍。
「みんな励ましてるつもりなんよ。
 蛍が手嶋と上手くいってないの」と要(武田 真治)。
「あ・・上手くいってるんです。」
「え?」
「一緒に暮らすことになったから。」
驚く社員たち。
「雨宮、マーケティング結果。」高野が仕事の話に戻す。
「はい!」

マコトが要に蛍との同居のことを報告する。
「え!?ルームメイトのオタカさん、男だったんじゃ!」驚く要。
「何でもないって言われたんですけど。」
「どんなヤツ?」
「・・・」
「おい!まさか・・部長!?」
「けど、俺、受け入れたいと思ったんです。
 ありのままの彼女を受け入れて。
 俺、頑張ります!」

給湯室で山田姐さん(板谷 由夏)と話す蛍。
「ずいぶん答えを急いだのね。」
「・・」
「部長なんて?」
「荷物をまとめるのを手伝ってくれました。」
「ふーん。」
「あの家から私、巣立ったんです。
 卒業したんです!」

その日の夜。高野家の縁側。
「そうか。出てったか。」と二ツ木( 安田 顕)。
高野がグラスに注いだビールを二ツ木に渡す。
「なんだ。お前自分の気持ち伝えないままか。」
「雨宮は、本当に手嶋のことが好きなんだ。
 俺はずっと見てきた。
 彼女が一生懸命なのを、恋に落ちたときから、
 ずっと見てきたんだよ。
 電話やメールに、一喜一憂して、
 たわいない言葉に、落ち込んだり、舞い上がったり。
 忙しい女だったよ。」
「恋に、恋しているだけじゃないのか?」
「それだって恋に変わりないだろう。
 ずっと恋愛から遠ざかってた子が、一生懸命恋をしている。
 ようやくそれが実ったんだ。
 上手くいった時の、彼女の嬉しそうな顔、
 お前にも見せてやりたかったよ。」
「・・・」
「人を好きになるって、こんなにも純粋で、まっすぐなんだなーって。」
「・・いつか、見つけろよな。」
「うん?」
「また、好きな女、見つけろよ。」
「お前もな。」
笑いあう二人。

一緒に楽しく暮らそうと、料理をしてみたりはりきる蛍。
マコトが帰ってくると、
「ねーねー!カレー作ったの。食べて!」と言うが、
「そういうこと、しなくていいよ。
 いつもはご飯とか作ったりしないんでしょう?」
「・・そう、そうなんだけど・・。」
「ムリしなくていいよ。」
「・・うん!」

高野家。
二ツ木が帰ったあと、一人寂しそうに縁側に腰掛ける高野・・。

手嶋家。
一緒にカレーを食べる二人。
「私、好きな人と一緒に暮らすなんてしたことないし、
 ダメなとこもいっぱいあるけど・・・」
「俺が幸せにするから。」
「え!?」
「頑張って、幸せにする。」
「あ・・私はただ、一緒にいられるだけでいいの。
 一緒に・・一緒に、楽しく暮らそうね。」
「うん。」
「どうか、よろしくお願いします!」

高野家の縁側。
ぼーっと考え込む高野。
蛍が光を放ちながら舞い上がる。

手嶋家。
切り損ねたキュウリに微笑みながら、バクっとかぶりつく手嶋。
そんな手嶋に蛍も微笑む。

「ずっと昔。
 遠い夏の記憶。
 幼かった私の手の中にいた、小さなホタル。
 今にも消えてしまいそうな、小さなヒカリ。」


会社。
「けどさー、同じ会社の人と一緒に住むなんて、
 オンとオフの切り替えが大変じゃない?」美奈子が蛍に聞く。
「前も大丈夫だったから。」
「前!?」
「あ・・
 大丈夫だと想う。会社と家では、私違うから。」
蛍の答えに納得する美奈子。

「雨宮。」高野が呼ぶ。
「君と三枝が企画した、シネコン内のシネマライブラリーカフェ、
 オープン前に行う、プレス内覧会の準備を、君にやってもらう。」
「私がチーフ!?」
「この一年、アシスタントとしてよくやってきた。
 君なら出来る。任せるよ。」
「はい!!やらせていただきます!!」

蛍は早速チーフとして、内覧会の宣伝費をあと50万計上して欲しいと
高野部長、二ツ木、山田姐さんに頼んでみる。
だが、予算内に収めることの、チーフの手腕が問われる大事な仕事と
高野に言われ、蛍は夜遅くまで会社に残り、見積書を再検討。

「まだやってんのか?」と高野。
「はい。」
「お先。」
「お疲れ様です。」
高野が先に帰っていく。
「・・・ダメだ!」
煮詰まった蛍はパソコンのスイッチを切り・・・。

高野がエレベーターに乗り込むと、蛍が駆け込んできた。
「あ!忘れてた。 
 今日、お財布忘れてきたんだっけ・・。
 それにマコト君、接待で今日遅いんだった・・。
 どうしよう・・。」

高野の横顔を見つめる蛍。
「お金、借りようかなー・・。」
「私の横顔に見とれるんじゃない。」
「・・鼻くそがついてないか見てあげたんです!」
「君にもついてないか、見てやろうか!」
「ついてないですよ!失礼な!」
「ついてても教えてやんないもん!」
「はぁ!?はぁー!?はぁぁ!?」
「うるっさいなー。さっさと降りろよ。」
「チェッ!!」
蛍、エレベーターのドアに激突!
「イッテーーー!!」高野を睨む蛍。
「大丈夫か!?」

コンビニ。
「これ(なかよし)欲しいけどお金持ってないし・・。
 あ!!」

高野部長が店に入ってきた。
蛍はこっそり高野に忍び寄り、カゴに雑誌やお菓子を入れてみる。
「君!何やってんだよ。」
「・・・」

怒りながらも、結局は買ってあげる部長。
「財布忘れたんなら、エレベーターで言えばいいだろ。」
「言おうかなって思ってたんですけどー。」
「鼻くそ女に気を取られてたか。」
「何言ってるんですか!
 部長と私はもう、赤の他人だから。」
「最初から赤の他人だ。
 ほら。」蛍の荷物を渡す高野。
「赤の他人さん、助かりやした!」
「さっさと帰れ、赤の他人。」
「すいやせんでした。赤の他人。」
「気をつけて帰れよ。」
「はーい。」

手嶋家。
「今日お財布忘れてね。
 お昼は山田姐さんに奢ってもらって、
 帰りはコンビニで部長にお金借りたの。」
「・・・」
「仕事のことで頭いっぱいだったから、うっかりしちゃって。
 バカだよねー。」
「部長と会ったの?」
「会社の近くのコンビニでばったり会ったの。」
「どうしてそんなこと俺に話すの?」
「今日あった出来事を話しただけだよ。」
「部長のことだよ。」
「隠すのも変でしょ?」
「嘘つかれた方がいいよ。」
「え?」
「・・あ、ごめん。
 俺部長と暮らしてたこと、まだ吹っ切れてない・・。」
「・・わかった。ごめん、ごめんね。」
「こっちこそごめん。」

会社。
写真のレイアウトに、予算の見直し。
忙しい日々を過ごす蛍。

手嶋家の前。
「あー、疲れたー。」
鍵を開けようとすると、既に開いていた。
「あ・・マコト君帰ってる。
 はぁ・・。
 うん!?今何で私ため息を!?
 イカンイカン。」


「ただいまー!」元気に家に入っていく。

写真のレイアウトを考える蛍。
「俺がやってあげる。見せて。」とマコト。
「でも、私の仕事だから。」
「大変なんでしょ?」
「あ・・じゃあ、仕事はやめて、
 漫画でも読もうじゃないの。」
そう言いベッドに横になる。
「・・マンガ、読まないんだっけ?」
「気にしないで。蛍さんは読んでていいよ。」
「そう?」
「・・じゃあ俺も!」
「何読むの?私も一緒に。」
マコトが手にした本は、インテリア関係の本。
「・・・英語かよ!」
「つまんないでしょ?」
「ううん、そんな・・」
「つまんないかどうかもわかんない・・。」
「ロンドンで買った本だよ。」
「へー、そうなんだー!」
「・・・楽しまなきゃ。
 楽しまなきゃ。」

「このイスの形かわいいね!」
「でしょう?俺はこっちも好きなんだよね。」
「あー、それもいいねー!」

会社。
高野はエレベーターで一緒になった蛍が元気ないことに気付く。
別のフロアで社員が降りてしまうと、蛍が高野を見つめる。
「何。」と高野。
「・・・別に。」
「また私の横顔に見とれているのか。」
「あー、そういうことにしたかったらそうしといていいですよ。」
「あっそう。
 私も君の横顔に見とれて、目が腐りそうだ!」
「は!?」
「君の横顔に、脊髄も破壊されかかってる。」
「私も、部長の横顔で末端神経がやられました!」
「私も君の横顔で、神経細胞が腐敗したよ!」
「どうしてくれるんですか!?」
「どうしてくれるんだよ!」
「はぁ!?」
「はぁ!?」
にらみ合う二人。
そこへ、二ツ木が乗ってきた。
「・・雨宮。見積もり提出しろ。」
「はい。」
気まずい雰囲気が漂う中、エレベーターの戸が閉まる。

見積書を提出する蛍。
「具体的には会場スタッフの人件費、消耗品費を抑え、
 当初の予算に近い数字にしてみました。」
「まあ、この金額なら、何とかなるんじゃないか。」と二ツ木。
「よろしくおねがいします!!」
「プレス内覧会のパンフ、今日中に形にしないと間に合わないぞ。」
と高野。
「はい!
 よろしくお願いします!!」
高野と蛍が会議室を出ていくのを、心配そうに見つめる二ツ木。
「あなたが心配したってね、どうこうなるってことじゃないのよ。
 蛍の手嶋君に対する気持ちは揺るがないんだし。
 部長だってもうね、」と山田姐さん。
「心配したっていいじゃないか。
 あいつはさ、俺が女房と別れた時、
 毎晩飲んだくれる俺に付き合ってくれた。
 落ち込んでいる俺の横で、ただ黙って、一緒に酒を飲んでいるんだ。
 毎晩な。」
「ふーーん。」
「ま・・雨宮と上手くいってほしかったよ・・。」
「・・・きつい人かなーって思ってたけど、いい人ね。」
「ああ、あいつはそういうヤツだ。」
「二ツ木さんのことよ。
 部長は女運はなかったけどいい友達に恵まれて幸せ者ね。
 羨ましいわ。」
「・・・」照れる二ツ木。

出来上がったパンフレットを高野に見せる蛍。
「出来ました!
 すみません、お待たせしました。
 どうでしょう。」
「・・・まあいいだろう。
 これをクライアントに提出して、ダメなら再度見直しということで。」
「・・・」
「遅くなると、手嶋も心配するだろう。
 もういいから帰りなさい。」
「・・・妥協しないで、はっきり意見をおっしゃって下さい!」
「最終判断は、私ではなくクライアントが決める。」
「クライアントももちろんですけど、私は部長に認めて
 もらいたいんです。
 ダメならダメとおっしゃってください。」
「・・・ダメ。もうぜんっぜんダメ。
 ダメって言葉を使うのが勿体無いくらい、ダメだ。」
「・・」
「いいか。オープン前のプレス内覧会っていうのは、
 君の企画したシネマライブラリーカフェを、
 初めて世間にお披露目するってことだ。」
「わかってます。」
「単なるカフェの説明だけで、人の興味が引けると思うか?
 なんかこう、企画者独自の言葉で、
 そうだ。
 ここに、思わずそのカフェに出かけたくなるような、
 キャッチコピーを添えろ。」
「・・キャッチコピーですか・・。」
「難しく考えることはない。
 まずは・・・
 私に認めてもらいたいなら、まずは私の心を動かせ。」

家に戻った高野の携帯に、"アホ宮"からの着信。
「はい。」
「雨宮です。考えました!」
「まだ残ってやってたのか?」
「はい。
 部長が、新しい素敵な彼女と一緒に、
 思わず出かけたくなるような、
 シネマライブラリーカフェのキャッチコピーを考えました!」
「新しい素敵な彼女はまだいないが、
 ま、すぐにでも出来るだろうから聞いてやるろう。」
「あったらしい、スッテキー!
 レッツ!ラブラブライブラリー!」
高野、電話を切ってしまう。

「くっそー!!」
次のコピーを考える蛍。

高野の携帯が又鳴る。
「はい。」
「あなたとシネマとライブラリンコ!」
「切るぞ!切るぞ!!」
「待って!!
 アートな空間に出かけよう!
 アート驚くタメゴロウ!
 あ、切らないでー!」
「はぁ・・切る気力さえ失った・・。」
「部長、今どこにいるんですか?」
「家だ。縁側だよ!」
「縁側かー。
 ・・・いつ、取り壊されるんですか?」
「君にはもう関係ないだろ。」
「・・そうですけど・・
 こんな風に電話で話すの初めてですよね。
 私たち、いつも、縁側だったから。」
「・・・」
「一日の終りに、二人で並んで縁側に座って、
 いろーんな話をしましたよね。
 ついこの間のことなのに、なんだかすごく、
 遠い日の出来事みたい。」
「雨宮、仕事の話じゃないなら、切りなさい。」
「あ・・はい!」

蛍は電話を切ると、再びコピーを考え始める。

なかなかキャッチコピーが出来ない蛍のために、部長が会社に
来てくれた。
「部長!」
「近くを通りがかったら、まだ明かりがついてたから。」
「わざわざそんな・・」
「散歩だよー。ニャンコの散歩。近所だし。」
「・・わざわざそんな、服まで着替えて散歩ですか。」
「・・・」
「縁側でくつろいていたんじゃ、」
「いいから見せろ。出来たのか?」
「あ・・少しだけ。」
「どんなんだ?」
「部長が、いつか再婚して、新しい素敵な奥さんと、思わず、
 手に手を取り合って、」
「さっさと言え!」
「あ・・
 『妻は、映画を楽しむ。
  僕は、本を楽しむ。』」
「惜しいな。少しだけ、私の心は動いたぞ。」
「ほんと!?」
「ああ。」
「じゃあ・・
 ・・・
 以上です。」
「以上!?それだけ!?」
「それだけ。」
「他にもあるんじゃないのか?」
「いや・・そうですけど・・」
「照れてる、場合かよ!見せろ。
 『映画の数だけ愛がある』
 うん。
 『この贅沢な休日を、あなたと過ごす』
 悪くはないな。
 『ガラスの向こうに夢が映る』
 ちょっとキレイすぎだな。
 『晴れた日は映画館へ行こう』
 シンプルでいいな!
 おい、これにしろ。」
「・・・」
「何?」
「いや・・」
「何だよ。」
「その紙は、マコト君を思って書いたんです。
 ・・・部長じゃなくて。」
「・・・
 手嶋を思って考えたか。いいんじゃないか?
  『晴れた日は映画館へ行こう』」
「・・いいですかね。」
「さ、決まったらさっさと片付けて帰れ。」
「はい。」
「私はニャンコの散歩の途中だから。」
「わざわざ、すみませんでした。
 手間のかかる部下ですみません。」
「ほんっとだよ。」
「すみません!」
「じゃあ。」
「あ!!
 ありました、あと一つ。
 部長の心を動かそうと思って、必死に考えたコピーが
 ありました!」
「あったか!」
「ありました!」
「貸せ!
 『ぶちょお? シネマライブラリーカフェに
  来て下さいね。
  お願いしまーす。』
 これは・・」
「これは・・」
「これは単なるお願いだろ!」
「エヘ!」
「アホ宮!!」

翌朝。
朝食の準備をする蛍。
「マコト君、そろそろ起きなきゃ遅刻しちゃうよ。」
「うん・・」
「おはよう。」
「おはよう。」
「コーヒー飲む?」
「うん。」
「昨夜遅かったのに元気だね。」
「うん。
 プレス内覧会で配るパンフの原稿が完成したの。」
「良かったね。」
「あとはクライアントにだめ出しされなきゃOK!」
「それを会社に残って考えてたの?」
「そう。
 そしたらわざわざ会社に来てくれて。」
「誰が?」
「・・・嘘ついて欲しいって言ってたよね。」
「優華さん。」

ところが、その嘘はすぐにマコトにバレた。
昨夜、優華は要と一緒にパチンコ屋で閉店まで粘っていたと
聞いてしまったのだ。

蛍は高野から新しい名刺を渡される。
『インテリア事業部
 プランニングディレクター
 雨宮 蛍』
「良かったー!アホ宮蛍って印刷されてなくて。」
嬉しそうに名刺に頬擦りする蛍。

その日、家に帰った蛍をマコトが不機嫌そうに待っていた。
「昨夜の話、嘘でしょう?優華さんが来てくれたって。」
「あ・・」
「本当は誰だったの?部長?」
「・・・うん。
 でも、仕事の話でだよ。」
「じゃあどうして嘘をついたの?」
「だって、嘘ついてほしいって言ったじゃない。」
「・・・矛盾してるね。ごめん。」
「ううん。私のほうこそ・・・。」

「マコト君が気にしてるんだったら、もう部長と電話で話すのも
 やめなきゃ!
 番号消しちゃえ。」

蛍は洗面所に篭ると、携帯のアドレス帳を開き、
目を閉じ、覚悟を決め、『ぶちょお(部長)』を削除した。

「あー・・ここが一番落ち着くなぁ・・。」

マコトは洗面所のガラス戸に映る蛍の寂しそうな姿に気づき・・・。

会社。
要に相談するマコト。
「ダメかもしれない?
 まだ暮らし始めたばっかりじゃろ?」
「一緒に暮らして、初めてわかったんです。
 俺の前じゃ、ありのままの彼女でいられないんです。」

手嶋の玄関の前。
「打破せねば。
 せっかく実った好きな人との楽しい筈の暮らしが、
 どんどん苦痛に向かっている。
 玄関のドアは、もはや鉛のように重い。
 ・・・いかん!このままじゃ・・
 今日こそは、打破せねば!!」

「よーし。 
 どっこいしょうきち!」
玄関の戸を開け、明るく「ただいま!」と挨拶する蛍。
「おかえり!遅かったね。」
「これ、一緒にやろうと思って買ってきたの!
 やろう!愉しいよ。」

Nintendo Wiiリモコンを操作する二人。
だが二人とも、少しも楽しそうでない。
ただぼーっとリモコンを握り締める蛍。
「クラシュしてるよ。」マコトが教える。
「あ!!クラッシュ!」
「・・・やめてもいいんだよ。」
「え!?」
「いいよ。無理しなくて。」
「無理してないよ。」
「してるでしょ。」
「してないよ!」
「してるよ。」
「・・・でも、大丈夫!
 二人ならきっと、大丈夫って言ったじゃない。」
「・・・」
「大丈夫だよ。・・・ね!・・・ね!!」

朝。洗面所。
「・・ヤベー。早くしないと、ウンコしてると思われる!
 ・・・いいや。ウンコしてると思われても。
 ちょっと休んでから頑張ろう・・。 
 ・・でも!!」

急いで化粧をする蛍。
鏡の中の自分に微笑み、元気よく洗面所を出ていくが、
マコトはもう出かけてしまっていた。
『先に会社に行きます』というメモを残して。

その時、蛍の携帯が鳴る。マコトからのメールだった。
『ごめん
 もう、終りにしよう。
 ジャージで寝転ぶ君も、
 ビールをグビグビ飲む君も
 俺は好きだけど、
 俺には君を、リラックスさせて
 あげることが出来なかった。
 結論を出すのは早すぎると、君は怒るかも
 しれないけど、
 ごめん。
 一緒に暮らすのはやめよう。
 終りにしよう。
 乗り越えられなくて、ごめん。
 幸せにしてあげられなくて、ごめんね。』

怒りながら出社した蛍は、マコトを屋上に呼び出した。
「どういうこと!?
 私言ったよ。
 幸せにしてもらおうなんて思ってない。
 幸せかどうかは、私が決めることだから。
 私はただ、一緒にいられるだけでいいんだから。」
「一緒にいても、楽しくないでしょう?」
「・・・それは・・まだ、これからじゃない。
 これから頑張って、楽しくやっていけるように、
 頑張ればいいじゃない。」
「部長とは、頑張らなくても楽しかったんじゃないの?」
「は?」
「俺といるより、部長と暮らしている時の方が、
 楽しかったんじゃない?」
「・・・マコト君、私が好きなのは、マコト君だよ。」
「気付いてないだけだよ。自分の気持ちに。」
「ちょっと・・誤解だよ、それ。」
「俺は、これでも君の事わかってるつもりだよ。
 君だって、本当はわかってるんじゃないかな。
 俺といると、蛍が蛍じゃなくなる。」
「・・・」
「君は、俺じゃ、ダメなんだよ。」
「マコト君!待って!マコト君!」立ち去るマコトにすがる蛍。
「・・・これ以上、一緒にいるのは、辛いから。」
「マコト君・・」
「ごめん。」
マコトはそう言い、立ち去った。

落ち込む蛍に、部長が声をかけた。
「雨宮、君のがOKになった。
 すぐに印刷に回して準備に入れ。」
「・・・」
「雨宮、何かあったか?」
「・・・いえ、大丈夫です。」
「チーフの指示を、みんなが待ってるぞ。」
「はい。」
「ほら、さっさと仕事にもどれ!」
「はい!」
去っていく蛍の背中を、心配そうに見つめる高野。

仕事に打ち込む蛍。
そんな蛍を寂しそうに見つめるマコト。

残業を終えた蛍は、マコトのデスクを寂しそうに見つめ、
そこにマコトの姿を想像してみる。

「お疲れ。」高野が声をかける。
「部長。」
「クライアントが褒めてたぞ。
 手嶋のことを思って考えた、あの君のキャッチコピー。」
「・・・」
「君が元気ないようだったから、君の仕事ぶりが好評だったことを
 伝えておこうと。
 大丈夫か?」
「・・・」
「手嶋と、何かあったのか?」
「・・・」
「ああ・・あの君のキャッチコピーな、
 君と一緒に暮らし始めた頃、
「君は恋愛なんかより、家で寝転がってるような子だったろ。
 あの頃の君だったら、思いつくことはなかったかもな。
 『晴れた日は映画館へ行こう』
 手嶋と出会って、好きになって、
 今の君だから出来た仕事じゃないのか?
 だから、なにがあったか知らないけど・・・
 雨宮、恋をして、良かったな。」
「・・・」
「じゃあ、お疲れ。」
「・・・ぶちょ・・部長!!部長!!部長!!」
目に涙を浮かべて叫ぶ蛍。
「うるさいな。午後9時以降は大きな声を出しちゃダメだ。」
「はい・・」
「何?
 どうした?」
「・・・いえ!
 仕事、私、仕事頑張ります!
 部長も頑張って下さい!」
「私はいつも普通に頑張ってる。」
「失礼します!!」
蛍はそう言い、走り去る。

マコトに言われた言葉を思いながら夜道を歩く蛍。
「君の隣りには、いつも部長がいたんだよね。」
「俺たち、部長がいなかたら、始まらなかったのかな。」
「気付いてないだけだよ。自分の気持ちに。」
「部長とは、頑張らなくても、楽しかったんじゃないの?」


マコトの部屋。
テーブルにメモが置いてあった。

『荷物はゆっくりまとめていいから。
 俺は今日からホテルにでも泊まります。
 P.S.これからは仕事仲間として
 宜しくお願いします。
 手嶋マコト』

すぐに荷物をまとめ始める蛍。
引き出しには、マコトから貰ったイスのキーホルダー。
それを貰ってはしゃいだこと。
「恋をして、良かったな。」部長の言葉。
マコトに告白したこと。
一緒にプリクラを撮ったこと。
ヘリコプターから花火を見たこと。
川沿いで交わしたキス。
蛍は泣きながら荷物をまとめ・・・。

バーで飲む要とマコト。
「好きってだけじゃ乗り越えられんかったか。」と要。
「本当に好きだから・・・
 本当に好きだから、乗り越えられなかったんです。」
「一度はちゃんと受け止めようと頑張った、
 お前を俺は、偉いと思うで。」
「・・・」

荷物をまとめた蛍は、部屋を見渡す。
「・・・あっけないなー。
 終わる時は・・・。」

部屋の明かりを消し、玄関の鍵を閉めると、
合鍵を新聞受けに落とした。
短い手紙をテーブルに残し、ホタルはマコトの下を去った。

『これからも、仕事仲間として
 宜しくお願いします。
 PS.大好きだったよ。
 ホタル』

1ヵ月後ー秋。

「それで?蛍はどこに移ったの?」山田姐さんが聞く。
「とりあえず、ウィークリーマンションに。」
「そう・・。
 しかし早かったわねー。」と山田姐さん。
「はあ・・ひと夏の恋で終わっちゃいました。」
「私のもっとも短い恋愛はね、出会ってから別れるまで
 4時間っていうのがあるわ。」
「え・・それはただ・・」
「それも立派な恋愛よ。
 どんな恋愛でもね、その後の人生にどう生かすかは
 その人次第なの。」
「・・・」
「確かな答えにたどり着くまで、どんどん寄り道すればいいの。
 マコト君と寄り道なんて、私がしたいぐらいだわ。
 私なんか、いまだに寄り道してるんだから。」
「山田姐さん・・」
「そういう時はね、仕事が救ってくれるもんなの!
 仕事頑張んなさい!」
「はい!!」
「行こう!!」

プレス内覧会会場。
チーフとして立派に務める蛍を見つめる高野。

その日の夜、打ち上げをする社員たち。
優華の携帯に要から連絡が入る。
「ね、あんた達どうなってんの?」山田姐さんが聞く。
「どうもなってないですよ。」
「男と女の関係じゃないわけ?」
「いつかそうなると思います。
 そうなるだろうなーって思ってるし、
 そうなりたいなって思ってます。
 私のこと一番わかってくれている人だから。
 要さんには、自分の嫌なところも見せられるの。
 ドキドキする恋じゃないけど、一緒にいてほっとするんです。」
「それも恋よ。優華も大人になったわね〜!」
二人の会話に微笑む蛍。

二ツ木と高野が会場に現れる。
「二ツ木さん、お疲れ様でした。
 部長、お疲れ様でした。」
「ああ、よく頑張ったな。お疲れ。」
「あ、そういえばお前、あの家、取り壊しになるなんて嘘だろ。」
蛍を意識しながら二ツ木が高野に言う。
驚く蛍。
そっぽを向く高野。
「・・・ああ、嘘。」
「まだあの家に住んでんだもんな。」
「住んでるよ。」
「一人だろ?」
「今のところはな。」
「部屋、空いたまんまなんだよな・・・。
 俺と暮らす?」
「何言ってんだ、お前。」

夜、蛍が会社に戻ると、マコトが仕事をしていた。
「・・・手嶋さん、まだお仕事?」
「あ・・お疲れ様!内覧会、どうでした?」
「おかげさまで、成功です。好評でした!」
「そう。良かった!」
「・・お先に失礼しますね。」
「お疲れ様でした!」
「お疲れ様です。
 ・・・
 あの、いつだったか、私に言いましたよね。
 俺たち、部長がいなきゃ何も始まらなかったのって。
 あれね、本当、その通りなの。
 部長がいなきゃ、遠くから、あなたのことを見ているだけで
 終わっていたかもしれないんです。
 部長がいなきゃ、私はきっと、何も出来なかった。」
「・・・」
「だから、今の私に必要なのは、一人で、生きていくことだと
 思うんです。
 私、恋をして、
 あなたに恋をして、少しは、ほんの少しは変われたんです!」
優しく頷くマコト。
「ありがとうございました!」
蛍は晴れやかな顔で手嶋にそう言った。

蛍は、きれいな水と流れる川とありのままの自然がなければ
生きてはいけない。

アパートに引っ越す蛍。

クリスマス。
「あれから雨宮、一人で暮らしているんだって?」と二ツ木。
「ああ。」
「お前んとこにすぐに戻ってくるかと思ったんだけどなー。」
「俺も、そう思ってました。」とマコト。
「思ったか、若者。」
「それ願ってこいつ身を引いたんですよ。」と要。
「そうなの!?」と二ツ木。
「本当にそうなったら、許せなかったろ?」と高野。
「え?」
「上手くいかなかったからといって、またすぐ私のところに
 転がり込んでくるような女だったら、
 君は好きにならなかった。」
「・・・」
「雨宮はそういう女じゃない。
 まあ、恋愛には疎いが、自分の生き方はしっかり持ってる。」
「幸せかどうかは、自分で決めるって。」
「だろ?あれは、わがままでやっかいな女だ。 
 そういう女を、私に押し付けるな。」
「すみません。」微笑むマコト。
「しょうがないの。
 そこに男は惚れるんじゃけ。」
「まあ飲め!」と二ツ木。
「じゃ、改めて、乾杯!」「乾杯!」
そこへ、山田姐さんら他の社員たちも駆けつける。
「メリークリスマス!」
その日のクリスマスパーティー、蛍は家で寝ている方がいいと
不参加。

蛍の部屋。
ホールケーキにシャンパン、ビール。
ジャージ姿で抱き枕を抱え、気持ち良さそうに眠る蛍。

「ずっと昔。
 遠い夏の記憶。

 おばあちゃんは言った。
 ホタルはね、綺麗な水と、流れる川と、
 ありのままの自然がなければ、
 生きていけないんだよ。

 あの日、幼かった私の手の中にいた、
 小さなホタルを思い出す。
 小さな小さな、今にも消えてしまいそうな、
 はかない、小さなヒカリ。

 そして・・・夏が来た。」


蛍を指名するクライアントも出てくるほど、蛍は仕事を頑張っていた。

「書類、間違ってるよ。」
田所(渋江 譲二)が美奈子に渡した書類には、
『サイテー女』のメモが貼られている。

「二ツ木さんー!昨夜はごめんね。」と山田姐さん。
「やあ!7時間35分しか僕待てないから。」
「今夜は、必ず行くから。」
「今日は、8時間5分しか、僕待てないよ。」
楽しそうに笑いあう二人。

高野にコーヒーを出す蛍。
「ありがとう。」
「夏が来ましたね。」
「ああ。」
「ビールの美味い季節がやってきましたね!」
「ああ。」
「失礼します。」
「???」

その日、高野が家に戻ると、玄関に女性物の靴が脱ぎ散らしてある。
そして縁側にはちょんまげにジャージ姿の蛍がいた。
「雨宮・・」
「お帰りなさい!」
「お帰りなさいじゃないだろ。何しに来た。」
「帰ってきました。」
「何しに帰って来た。
 君は一つの恋を終えて、少しは、
 ほんの少しは変わったと言ったんじゃないのか?
 颯爽と自分の人生の階段を、一人で登ってったんじゃないのか?」
「登りましたよ。二つほど。」
「君の人生の階段は、二つしかなかったのか?」
「二つ登ったところで、夏が来ました。」
「夏が来たから何なんだよ。」
「・・・縁側は、どうしてるかなァって」
「どうしてるかなあって・・。」
「部長に逢いたいなァって。」
「・・・」
「私、この家を出た時、ボロボロ泣きました。
 好きな人と一緒に暮らすことが決まって、
 最高に嬉しい気分のはずだったのに。
 この家の玄関を出た途端、涙が止まりませんでした。
 泣けて泣けて、仕方が無かった。
 好きな人と一緒に暮らしている時も、
 一日の終りには、どうしてかな・・
 部長と話がしたかった。
 振られて終わってしまったときも、部長に会いたかった。
 一人で暮らし始めた時も、やっぱり一日の終りには、
 この縁側で、部長と話がしたかった。
 部長のことが、忘れられなかった。
 ジャージにちょんまげで、もう1度、部長に会いたかった。」
「・・・」
「部長に会いたくて、だから来ました!」
「・・・」
「自分の人生だから、自分で決めてきました!」
「雨宮・・・」
「会いたかったんです!!
 ・・・会いたかった。
 会いたかった・・・
 どうしてかな・・。」
「どうしてかなって・・
 それは君が私のことを好きだからだよ。」
「・・・」
「私も、君が好き。」
「・・・」
「・・・どうしてかな・・。」二人同時に呟き、一緒に首をかしげる。
「しかし雨宮。」
「はい!」
「好きだというだけでは乗り越えられないこともある。」
「・・・」
「君は・・・」そう言い席を外す高野。
ビールを手に戻ってくると、蛍は座り込んでいた。
「立ちなさい。」
「・・」
「いいから立ちなさい。」
「はい・・」
「勝手に上がりこんで、勝手に座り込むのは間違っている。」
「・・すみません。」
「これやるから。」
高野がビールを渡す。
「そっちに移動しなさい。」
「は?」
「・・だから、私の、こちら側に来なさい。」
「??」
「はぁ・・」
部長は蛍を縁側に座らせる。
「・・・」
「は?」戸惑う蛍。
「・・・私はここで、君はいつもそこだった。
 そこが君の座る場所だ。
 そこが、君の居場所だ。」
「・・・」
「お帰り。」
「・・・部長!!
 ありがとうございます!
 お待たせいたしました!
 いただきます!」
泣きながらビールを飲む蛍。
「やっぱ・・やっぱ・・部長が一番!!」
嬉しそうに微笑む高野。
「新しい二人暮し条約を決めなきゃな。
 一つ、浴室に一人ぼっちで、閉じ込めない。」
「一つ、体脂肪率は、ほどほどに!」
「一つ、テーブルは平等に。」
「一つ、年金も、平等に!」
「君は老後も、ここで暮らすつもりか!?」
「一つ、寝たきりになっても、介護は楽しく!」
「一つ、私に女が出来たら、ここ出てってもらう。」
「・・・は?」
「考えてみれば、私はここで人生を、台無しにしたくないからな。」
「はぁ!?」
「私が恋に落ちたら、今度は君が私を応援する番だ。」
「はぁぁ!?」
「君と違って、私にはこの先、まだまだ素晴らしい未来が
 待っているはずだ。」
「はぁぁぁぁ!?」
「しかし、君は恐らく、この先もう恋に落ちることはないだろう。
 私以外に好きな男は出来ない。
 死んでも出来ない。生き返っても出来ない。
 生まれ変わっても、君は私を好きだ!」
縁側の下から新聞紙を引っ張り出し、新聞紙を布団代わりに寝転ぶ蛍。
「おい!話を聞け!何寝てんだよ。
 起きろ!」
「・・・」
「起きないと、チューするぞ!」
びっくりして飛び起きると、また横になる蛍。
「おい!起きろよ。起きて私の話を聞け!」
横になり目をぎゅっと瞑る蛍。(チューを待ってる!?)
「アホ宮!!」
怒鳴られた蛍は新聞で顔を隠す。
「あ!!山口百恵引退だって!」
「いつの新聞だよ!!」
「エヘ!」


※一部公式HPあらすじを引用しました。



蛍が高野家を出ていってすぐ、部長は家にやって来た二ツ木に、
自分の蛍への思いを認めたのが意外でした。
高野部長は本当に大人ですね。
自分の想いに気付きながらも、愛しい蛍の恋を応援し、
見守ってきた。
好きな女性が他の男と暮らすことが決まり、切ないはずなのに、
引越の手伝いまでして・・・。


「そういうこと、しなくていいよ。
 いつもはご飯とか作ったりしないんでしょう?」
「俺が幸せにするから。
 頑張って、幸せにする。」
マコト君は、蛍と部長の生活をどうしても持ち出してしまう。
これも、蛍を愛しているからこそでしょう。

「私はただ、一緒にいられるだけでいいの。
 一緒に・・一緒に、楽しく暮らそうね。」
頑張って、マコトと楽しい時間を過ごそうとする蛍。
でも楽しい時間って、頑張って作るものじゃないんですよね。

二人とも、一生懸命歩み寄ろうとしたのだけれど、
頑張れば頑張るほど、二人の距離は離れてしまう。

そして、マコトは蛍が自分でも気付いていない想いに
気付いてしまった。
本当は、部長が誰よりも好きだということに。

二人の恋は、あっという間に終わってしまいました。
こういう時、同じ会社だと辛いですね・・・。

マコトの家を出た蛍が、すぐに高野の元に戻っていかなくて
良かった。
高野も、蛍はそういう子だと、ちゃんとわかっていた。


二ツ木さんは、高野家が取り壊されるというのが嘘だということ、
あの部屋は今でも空いている、ということを、わざとあの場で
持ち出したんですね。蛍に教えるために。
蛍と高野が上手くいくことを、友達として願いつつ・・。
いい人だ〜!
そんな二ツ木さんも、山田姐さんと上手くいっているようで!

最後の縁側での二人の会話。

「君は老後も、ここで暮らすつもりか!?」
「一つ、私に女が出来たら、ここ出てってもらう。」
「私が恋に落ちたら、今度は君が私を応援する番だ。」
高野は蛍を怒らせて面白がっていたのかも!?
それとも、照れ隠し?

「君は恐らく、この先もう恋に落ちることはないだろう。
 私以外に好きな男は出来ない。
 死んでも出来ない。生き返っても出来ない。
 生まれ変わっても、君は私を好きだ!」」
このセリフ、君=僕、私=君に置き換えてみると・・・!!
高野が遠まわしに、蛍に一生の愛を誓っているように思えてきました。

何より、一年間離れて暮らしていた二人なのに、
一緒になると以前と同じ様な雰囲気にすぐに戻れてしまうところが、
二人の絆の強さを物語っていました。
飾らない自分をさらけ出し、本音でぶつかり合い、
そしてお互い心の休まる場所を見つけた二人。
ハッピーエンドとなって嬉しいです。

楽しいドラマでした!
綾瀬さんと藤木さんのやり取りが楽しくて楽しくて、
また二人に会いたいです。



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干物女、七変化!?
第一話・干物女
第二話・ヘビ女
第三話・カメ女
第四話・タイヤ女 オオカミ女
第五話・顔なし女
第六話・普通の女

第?話・アホ宮
第九話・ちょっと頑張るホタルさん
    アホ宮蛍(仮名)

最終話・赤の他人


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キャスト
雨宮 蛍 ◇ 綾瀬 はるか 

三枝 優華 ◇ 国仲 涼子
手嶋 マコト ◇ 加藤 和樹(新人) 
神宮司 要 ◇ 武田 真治
山田 早智子 ◇ 板谷 由夏
二ツ木 昭司 ◇ 安田 顕
曽野 美奈子 ◇ 浅見 れいな
沢木 瞬 ◇ 渡部 豪太 
田所 潤平 ◇ 渋江 譲二  美奈子と恋人同士!?
室田 鈴子 ◇ 松本 まりか
香住 初子 ◇ 松下 さら 
豪徳寺 賢 ◇ 丸山 智己
山口 隆俊 ◇ 松永 博史

高野 誠一 ◇ 藤木 直人


スタッフ

脚本 ◇ 水橋 文美江

原作 ◇ 「ホタルノヒカリ」 ひうらさとる(講談社「Kiss」連載中)

音楽 ◇ 菅野 祐悟

プロデューサー
 ◇ 櫨山 裕子
◇ 三上 絵里子
◇ 内山 雅博


演出
 ◇ 吉野 洋
◇ 南雲 聖一
◇ 茂山 佳則






綾瀬 はるかさんの主な出演作品





藤木 直人さんの主な出演作品


この記事へのコメント
ちーずさん こんばんは!

最終回だというのに、寝てしまって見逃した私。
もう今日ほどちーずさんのあらすじを心待ちに
していたことはありませんですぅ。
映像は見れないけど、文字だけで蛍と部長の様子が
想像出来てしまう、すごいですね。
部長と蛍の縁側でのひとときが良かったなぁ。。。
Posted by アンナ at 2007年09月13日 20:33
ちーずさんこんばんは、パーフェクトでした!ラストも嫌味がない終わり方、マコトとの別れや高野のもとへ夏に帰る設定もステキでした。

部長との事を隠して欲しいと言うマコトに二回目はドキドキしながら嘘をついてしまう蛍、マコトの帰りを待ちながらカレーを作る蛍、たまたま入れすぎたカレー粉で美味しくなったのだけれども、マコトはそんな事を期待していなかったのですね!蛍の本当の姿が見れないことが一番の理由、ちょっと冷たいけど蛍の気の抜ける場所が作れなかった自分を責めての行動は男らしかったです!別れたあとの会社での対応も綺麗にみえました!

二ツ木さんも最初はアッチに走っていると思いましたが離婚したときの気持ちを支えた高野の力になりたいと思っただけでした!山田姉さんと上手くいくといいですね!

やっぱり高野と蛍の掛け合いは最高!縁側の位置を指定する高野に槙原敬之の歌詞が、かぶってしまいました!「起きないと、チューするぞ!」がリアル過ぎていました!コッチが照れる、チャーミーグリーンの宣伝みたいに年を重ねても手を繋いで歩く二人が見たいかも!
Posted by けた at 2007年09月13日 21:05
ちーずさん、こんばんわ!

最終回の前までが面白くて、最終回はつまらなかったなって思う事が結構ありますが、このドラマは最終回もすごく良かったです。
蛍と部長の掛け合いがもう見られないなんて、ほんとに残念;;
部長の「生まれ変わっても、君は私を好きだ」ってセリフも部長らしくて良かったです。
ちーずさんも仰ってる様に、部長の気持ちなんだろうなって思うとキュンとしました。
好きだと言う所で、どうしてかな?って二人で首を傾げるシーンもとっても良かった。
こんな2人っていいなぁと思えるシーンがいっぱいのドラマでした。
山田姐さんの助言もいつも心に沁みます。
こんな人が先輩だったらいいですね。
要も二ツ木さんも優華も皆素敵な人ばかりでちょっと出来すぎだけど、それもまた良かったです。
ほんとに色々語りたくなっちゃうドラマですね。
Posted by りの at 2007年09月14日 02:57
部長と蛍は、何だかのだめと千秋に似ている気がします。
Posted by at 2007年09月17日 20:48
こんにちは。コメントありがとうございます!

★アンナさん★
楽しみにしていたドラマを見そびれてしまうのって、
本当にショックですよねーっ!!
少しはお役に立てましたでしょうか。
蛍が縁側に帰ってきてくれて嬉しかった。
最後の二人のやり取りも可愛かったです。
SPなどで又二人に会いたい!!

★けたさん★
マコト君は男らしかったですね。
蛍のいる場所は自分ではないと、蛍が部長の元に戻るのをわかっていて
帰してあげた。
私は一時期二ツ木さんが高野部長の妻と一緒になったのではと
疑ってしまっていました。二ツ木さん、ごめんね。(笑)
山田姐さんとハッピーエンドっぽくて嬉しかったです。
続編で又二人に会いたいですね〜!

★りのさん★
このドラマは本当についつい色々と語りたくなるドラマでした。
それだけ共感出来る部分が多かったんだと思います。^^
高野部長も蛍も、二人一緒のときが一番イキイキとしていましたね。
また二人の夫婦漫才が見てみたいです。
周りの人たちもみんな優しくて、それも素敵でした。

★ 2007/09/17 8:48 PM さん★
俺様タイプの千秋と部長。
干物系ののだめと蛍。
設定は違いますが、タイプは似ていますね。
どちらも漫画原作。どちらも大好きなドラマとなりました!
Posted by ちーず at 2007年09月24日 15:18
谿コ縺励※縺?↑縺?ァ√◆縺。
Posted by 302853 at 2008年12月02日 15:55
谿コ縺励※縺?↑縺?ァ√◆縺。
Posted by 940143 at 2008年12月02日 15:59
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