2007年11月25日

SP Episode II−3

『元総理を救出せよ 』

外部から遮断された病院の中、井上薫(岡田准一)はテロリストへの
反撃を開始。
1Fで沼田(パク・ソヒ)を確保すると、ナース長の富永(深浦加奈子)と
共に、物理療法室に拘束されていた笹本絵里(真木よう子)を救いに向かう。

「大丈夫でした!?」富永ナース長が笹本に駆け寄る。
「あんた何やってんの!?
 何その髪型!」
「見たらわかるでしょ。任務遂行中っす。」
「私も参加したいからそこのイスの上の鍵取って。」
井上から鍵を受け取り、手錠を外す富永。
片方が外れると、笹本は自分でもう一つの鍵を外す。

気絶している沼田の両腕を手錠で手すりにつなぎ、
タオルで口をふさぎ、両足を結びつける。
「ここなかなかいいっすね。」と井上。
「うん?」
「加藤元総理の状況は?」
「オペ中です。
 予定通りなら、あと1時間半ほどで終わると思います。」と富永。
「この状況でマルタイの安全を確保するには、
 テロリストを排除していくしかないっすね。」
「そうだけど・・」と笹本。
「さっき奪った携帯で警察に連絡すればいいんじゃないの?
 そうすれば、何とかしてもらえるんじゃない?」
笹本の手を手当てしながら富永が言う。「加藤元総理という人質がいる限り、外の人間もなかなか手を
 出せないはずです。
 長期戦になれば、入院患者の衰弱も酷くなって、
 犠牲者が出る可能性もあります。」
「ロビーにいるみんなを、先に逃がせばいいじゃない。」と富永。
「今の切羽詰った状況で逃げられるってわかったら、
 パニック状態になるはずです。
 テロリストたちを刺激しても、加藤元総理に危険が増します。
 だから、ロビーのみんなには、もう少しだけ我慢してもらいましょう。
 ボクの推測では、テロリストはあと残り5人です。
 全員が軍人か元軍人です。
 俺と笹本さんなら余裕で倒せますよ。」
部屋の中を物色しながら井上が答える。
「そうなの?」と笹本。
「さっき奪った拳銃使えば、大丈夫よね。」と富永。
「拳銃はダメです。」
「どうして!?」
「音がするでしょ。
 その音を聞いて、テロリストが人質に銃を向けたら、
 その時点でこっちはもうお手上げになっちゃいます。
 だから、こっそりとすみやかに一人一人倒していかないと。
 出来ることなら、殺すのも殺されるのもなしにしましょう。」
「言ってることはわかるけど、その、こっそりとすみやかって
 どうやって倒すの?」
「そのための武器がここにはたくさんあるじゃないですか。
 この階に、除細動器と生理食塩水ってありますか?」

大和病院 5階
井上が動き出していることを知らないリーダーの金田(北村有起哉)は
5Fのナースステーションを拠点に、加藤元首相の秘書に株売買による
身代金の指示を出していた。

某所トレーディングルーム
担当者が秘書の言う通り、株の売買を続ける。
「テロリストの連中、多分ループトレーディングをやっているんですよ。
 初めから急騰するってわかっている株を買っておけば、
 損をすることはないですからね。」

加藤邸
「ネット証券を利用しているなら、口座への金の出入りを見張れば、
 犯人を追えるんじゃないんですか?」と警察。
「日本の証券サイトならな。
 海外の証券サイト使って取引してたら、追うのはそうとう厄介になるぞ。」
「SATの制圧に期待するしかないですかね。」
「病院の制圧は困難だからな。
 もし突入するなら、犠牲を覚悟しなければならないだろう。」

病院周辺は野次馬や警察車両でごった返し、SAT隊は四方から
狙撃体勢を整え強行突入の準備を始める。

警察庁本庁16階
エレベーターに乗り込む尾形総一郎(堤真一)。
15階で公安の田中が乗ってきた。
しばしの沈黙の後、田中が口を開く。
「大変ですね。」
「・・・」
「どこから情報が漏れたんですかね。」
「うちじゃない。」
「そうだといいんですけどね。」
「公安の中に犬が入るんじゃないのか?」
「・・・」
「たちの悪い野良犬みたいなヤツが。」
「・・・現場に行かれるんですか?」
「・・・」
「僕もあとで、警護課員の取締りの為に伺いますんで、
 その際はよろしくお願いします。」
「・・・」
エレベーターが1階に付く。
先に下りて歩き出す尾形を田中は見つめ・・・。

田中のこの怪しいキャラ!
公式の音声解説だと、このキャラはあとで生まれたというので
真犯人、ということではないのかな。


5階ナースステーション
「最後はどこだ?」金田が聞く。
「アオイ電気工業を、50万株。額は、7千円で。」と吉野(趙a和)。
受話器を手に取る金田。
「最後だ。アオイ電気工業を50万株。買値は7千円。」

大和病院2階
物音で垣原(山根和馬)を階段におびき寄せる井上たち。
垣原は階段が水浸しになっていることに気付き、
銃を構え、注意しながら階段を登っていく。
踊り場に出来た水溜りに、そっと手を伸ばし・・・

垣原が手を水に伸ばした時、笹本が除細動器のスイッチを入れ、
手が水に触れた瞬間、井上が機械を床に押し付ける。
垣原の体に電気が流れ、階段を転げ落ちる。

階段の踊り場で向きを変えれば、そこに井上達は隠れていました。
どうしてここで垣原が足を止め、水溜りに手を伸ばしたのかが
偶然すぎて惜しい!
公式音声解説によると、食塩水は電流を通しやすいんだそうです


5階・ナースステーション
「我々の投資額600万円を除いて、約3億円減しました。」と吉野。
午後2時48分、金田が再び秘書に電話をする。
「終了だ。
 加藤元総理の解放については後ほど連絡する。
 そういえばさっき一つ言い忘れてたことがあった。
 病院の各フロアには大量のプラスティック爆弾を仕掛けてある。
 もし特殊部隊員などが突入してきた時、直ちに爆発させる手筈に
 なっている。
 加藤元総理を木っ端微塵にしたくなければ、
 病院の回りで指をくわえてじっとしてることだな。」
そう言い電話を切る金田。
「プラスティック爆弾なんて、いつ仕掛けたんですか?」吉野が聞く。
「いつだろうなぁ。」にっと笑う金田。

加藤邸
「主人は・・どうなるんでしょう・・」妻が呟く。

5階ナースステーション
「各階に報告を入れてやれ。」
金田に言われ、吉野が一斉メールを送る。
『身代金奪取成功。引き続き警護態勢をとれ』

二階の病室
垣原をベッドに拘束する井上たち。
その時、垣原と沼田の携帯が着信。
それぞれのメールをチェックする井上と笹本。
『身代金奪取成功。引き続き警護態勢をとれ』
「了解って返事出しておきましょうか。」と井上。
「うん。
 あいつらここからどうやって逃げるつもりかしら。」と笹本。
「マルタイを盾にするに決まってるじゃないですか。
 手術が終わり次第動く可能性もありますよ。」
窓の外を見つめ、シンクロする井上。
「どうしたの?」と笠原。
「SATが動き出してるみたいですね。」
「焦って突入してこないかしら。」
「それはないっしょ。命令を下す上の人間にそんな度胸があるはず
 ないですから。
 でも、一応連絡入れておきましょうか。」と井上。

犯人の携帯で尾形に電話をかける井上、
公式音声放送によると、これも井上の記憶力の良さを表しているそうです。


その時、現場に到着した尾形の携帯電話に井上から連絡が入る。
「はい、尾形です。」
「井上です。」
「・・大丈夫なのか!?」
「俺も笹本さんもピンピンしてますよ。」
「今状況を詳しく話せるか?」
「今はちょっと無理っすね。やりかけのことがあるんで。
 それが終わるまでの間、SATが動き出さないように
 係長から上に言ってもらえませんか?」
「俺が言うまでもないだろう。
 連中は墓石みたいに動かないよ。」
「そうっすよね。」
「もし動きそうになったら、西島理事官に掛け合ってやる。」
「よろしくお願いします。じゃあ、切りますね。
 これから暫く連絡が取れなくなると思うんで。」
「井上!」
「はい。」
「無茶をするな。
 といっても、もう遅いのか。」
「大丈夫ですよ。無茶はしてませんから。」
「わかった。頑張れよ。」
「はい、ありがとうございます。
 今のところマルタイは被害を受けていませんので、
 念のために。」
電話を切り病院を見つめる尾形。

病室を出た井上は記憶した案内板を思い浮かべる。
「この階に皮膚科ってありましたよね。」
「ええ・・」驚く富永。

階段から3階の様子を伺う井上。
3Fを見張る小林(佐久間哲)が銃を構えながら歩いている。
「ありましたよ。」
2階の皮膚科から材料を集めた富永と笹本が井上に声をかける。

階段の踊り場で何やら作り始める井上。
「何で液体窒素のこと知ってたの?」と笹本。
「昔足の裏に出来たイボの治療で皮膚科に通ってたんっすよ。」
「イボのウイルスのついた皮膚を、液体窒素で焼くんです。」と富永。
「へー。
 で、液体窒素をどうすんの?」
「お手製のスタングレネードです。」(音響手榴弾)
「うん?」
「富永さんはこれから先は別行動で。」
「えーーっ。」
「やっておいてもらいたいことがあるんです。」

「いねーっつーんだよ。
 何回見てるっつーんだよ。
 100回くらい見てるんじゃねーのか?
 いないかいないかー?
 いないよいないよー。
 いないかいないかー?
 いないよいないよー。」
独り言を言いながら3階を見回る小林。
井上が缶にドライアイスを入れて小林の前に滑らせる。
缶からドライアイスが飛び出し驚く小林。
その隙に井上は小林の銃目がけて飛び掛り、小林の胸に飛び込み、
両足で首を絞め、気絶させる。
力を緩めた小林を離し、脈を確認する井上。
笹本は銃を拾い、井上はネクタイを外して小林を拘束。
「ボスキャラまであと2階ね。」
「うぃっす。」
二人は気を失った小林を運んでいく。

物理療法室
浴槽に次々とエタノールの瓶を空けていく富永。

大和病院4階
赤城(西冬彦)の前にトラップを放る井上。
そのトラップに気付き足で止める赤城。
井上が赤城の銃を持つ手に襲い掛かる。
赤城に押さえ込まれた井上。
「何者だ?お前。」赤城が井上に聞く。
「今は何%位?」
赤城が振り返ると、笹本が立っていた。
笹本は消火器で思い切り赤城に殴りつける。
「助かりました。」
「こいつには借りがあったから丁度いいわ。
 どうする?最後の仕上げ。」
「ちゃんと考えてありますよ。
 せーの、」
赤城を運ぶ二人。

物理療法室
酸素ボンベのバルブを開いていく富永。
目を覚ました沼田と目が合うと、
「・・・ごめんなさいね。」と言い、部屋を足早に出ていく。

突然前線基地の動きが慌しくなり、尾形は西島理事官(飯田基祐)に
連絡を取る。
「動くんですか?」
「流は急激に強行突入に傾いていますね。」
「動きを止めてもらえませんか?
 私の部下が、中で動いているんです。」
「私の力では無理ですね。
 何しろ、朝田総理がイニシアチブを取り始めたそうですから。」
「・・・」
「ご存知の通り、朝田総理はテロの問題に関しては筋金入りの
 強硬論者ですからね。
 今すぐにでも突入しろと声を張り上げているそうですよ。」
「・・・」
尾形の脳裏に浮かび上がるシーン。
血の滴り落ちるナイフ、刺された女性の腹、
倒れた両親の前に呆然と立ち尽くす少年・・。
少年を庇うように抱き寄せる朝田。
その直後に浮かべた笑み。
それを見つめる高校生の自分。
少年と向き合う高校生の尾形。
「ちなみに、君の部下が動いている件、
 君が許可を与えたわけじゃないでしょうね。」
「・・・」
「今の我々に出来ることは、戦後処理を講じることです。
 君の部下の勝手な行動については口外しないようにお願いしますよ。」
「私に、部下を見放せと言うんですか?」
「見放す必要はないでしょう。
 口をつぐんで、ただ見守っていればいいだけです。」
「・・・」
「切りますよ、対策会議が始まるんです。
 くれぐれも軽挙妄動に出るような真似はしないで下さい。
 では。」
理事官が電話を切る。
尾形は病院を見つめ・・・。

今にもSAT隊が突入しようかという一方、
取引を終えて身代金を手に入れた金田と吉野。
「3億!  
 今日の夜中には、スイスの例の口座に転送されます。」と吉野。
「ご苦労だったな!」
「政府の連中を出し抜いてやりましたね!
 みんなこの計画に全財産を投資しているから、
 今頃ほっとしていますよ。
 あとは、ここを出るだけですね。」
「・・そうだな。」
「そろそろ、ヘリコプターの要求を出しておきますか。」
「加藤の手術が終わってからでいいだろう。 
 そんなに急ぐ必要は無い。
 夜に飛んだ方が逃げやすいしな。」
「そうですね。」
そこへ、沼田からメールが届く。
『人質の中にSPらしき男。来て確認を求む』
「5分以内に俺から連絡がなかったら、パソコンを廃棄して
 手術室の占拠に向かえ。」
「・・はい。」
「気を抜くなよ。」

金田な逃げる気がないようにも見えます。

金田がエレベーターで1階に降りてきた。
辺りを見渡していると、人影が走っていく。
そちらの方へ銃を構えながらゆっくりと進む金田。

金田が出ていった5Fナースステーションに忍び込む笹本。
緑色の石鹸水を床に塗り、咳払いで吉野をおびき寄せる。
銃を手に様子を伺う吉野、石鹸水で足を滑らせ、転倒。
笹本は銃を持った手をひねり、股間を蹴り上げ、吉野を倒す。

1Fの物理療法室
銃を構える金田。
カーテンの向こう側に人影が見える。
「お前がもう一人のSPか?」
「あんた軍人さんだな。」
「どうしてわかった。」
「動きでわかるよ。」カーテンの隙間から沼田を盾に顔を出す井上。
「元軍人さんだがな。
 それも一度も戦ったことの無い軍人だよ。
 政治家のお飾りって言われているお前らSPなら、
 俺たちの気持も少しは理解出来るだろう。」
「ここから無事に逃げ出すことは不可能だ。
 おとなしく投降しろ。」
「無事に逃げ出そうなんて思っちゃないさ。」
「じゃあ何でこんなことしてる!」威嚇する井上。
サングラスを外し銃を構える金田。
「戦うことに意味があるんだよ。
 その後のことは知ったこっちゃない。
 逃げ切れない時は加藤を盾にして雄雄しく死んでやるよ。」
そう言い撃鉄を引き起こす金田。
金田の本気に、沼田を床に寝かせる井上。
「引き金を引かない銃に、一体何の存在価値があるんだ。
 あ?」
「・・・やめろ。撃つな。」
「一度、人に向けて引き金を引いてみたかったんだよ。」
金田が引き金を引く。
その瞬間、物理療法室が爆発。
それを計算していた井上は瞬時に浴槽に飛び込み炎と爆風から身を守る。

突然の爆音にロビーの人々から悲鳴が上がる。

手術室でも、小さな揺れを感じるが、元総理のオペは順調に進む。

病院の回りが慌しく動き出す。

浴槽から出た井上は、自分のシャツを脱ぎ沼田の体を冷やし、
廊下に吹き飛ばされた金田の銃から銃弾を抜く。
安否を確認する井上。
「だから撃つなって言ったんだよ。」
金田の目が小さく動き、かすかに微笑を浮かべる。

午後3時45分
人質が開放される中、病院から出て来た井上が尾形の元へ駆け寄る。
「マルタイは?」
「無事です。まもなく手術が終わると思います。」
「笹本は?」
「マルタイの警護中です。」
「ご苦労だったな。すぐに交代要員を、」
「いえ、手術が終わるまで任務に就かせて下さい。」
「・・・わかった。引き続き、マルタイの警護につけ。」
「はい!」
「ちょ、ちょっと待て。
 替えが必要だろ。」
尾形が自分のしていたネクタイを外して井上に渡す
「ありがとうございます。」
井上が病院の中に戻っていく。
尾形は何か考えながら病院を見上げ・・・。

午後4時20分
病院の周りを取り囲む記者たち。
警官が車を誘導していく。
「停まらないで下さい。」
「何があったんですか?」
清掃道具を持った4人のイラストが入った車の運転手が聞く。
「いいから早く発進させなさい。」
「市民には知る権利があると思うんですけど。」
「ガス漏れが原因の爆発事故が起きたんだよ。もういいだろ?」
「被害はどれくらい出たんですか?」
「いい加減にしないとキップ切るぞー。」
「はいはい。ご苦労様ー。」
『LIVERPOOL』と書かれた車が走り出す。

ラジオからBEATLESの『愛こそすべて』が流れている。
「どう見たってガス爆発じゃないですよね。」
「僕達みたいな善良な市民には、本当のことは何一つ伝わってこないんだよ。」
クスっと笑う男たち。
「お前、バスガス爆発って3回続けて言ってみ。」
「は?」
「いいから。」
誰もちゃんと言わずに大笑い。

予告によるとこの人たちはモップガール!?
清掃会社?


病院に中尾課長が到着する。
「ご苦労様でした。
 公安の取調べはまだ始まってませんよね。」
「はい。」と尾崎。
「今回の一件も、緘口令がしかれることになりました。」
「・・・」
「爆発事故が起きた病院に、定期健診に来ていた加藤元総理が、
 たまたま、居合わせたというだけのことです。」
「いつまで、真実を隠しとおすつもりなんですか。」
「私に世論を説いても仕方ないですよ。
 私が決めたことじゃないんですからね。
 ま、少々やり過ぎのきらいはありましたが、
 君のお気に入りが、手柄を立てたことは間違いないです。
 必然的に、君に対する上の声も、めでたくなっていますよ。
 良かったじゃないですか。」
立ち尽くす尾崎に、子どもがぶつかる。加藤元総理の孫だ。
「ごめんなさい。」
両親と共に病院に入っていく。
その背中を見つめ、そして上司の背中を見つめる尾形。

あの親子に、子供の頃の井上の姿が重なります。

大和病院 特別個室
「あなた・・」
「どうした。
 ちゃんと生きてるだろう?」
妻が涙をこぼしながらうれしそうに頷く。

加藤の病室の前に立つ井上と笹本。
そこへ、同僚SPの山本と石田がやって来る。
「交代だ。お前たちは取り調べの次官だ。
 公安の皆さんが、てぐすね引いて待っていらっしゃるぞ。」
「ご愁傷様!」
山本とタッチをしてその場を去る井上、そして笹本。

病院の廊下で井上は加藤元総理の孫たちとすれ違う。
加藤の娘が井上に気付き、感謝を込めてお辞儀をする。

孫の愛らしい声を聞きながら、井上らはエレベーターに乗り込んだ。
微笑を浮かべながら。


※一部公式HPあらすじを引用しました。


犯人の目線のカメラワークにハラハラ。
うまいな〜!音楽もいい!

「元軍人さんだがな。
 それも一度も戦ったことの無い軍人だよ。
 政治家のお飾りって言われているお前らSPなら、
 俺たちの気持も少しは理解出来るだろう。」
「戦うことに意味があるんだよ。
 その後のことは知ったこっちゃない。
 逃げ切れない時は加藤を盾にして雄雄しく死んでやるよ。」
「一度、人に向けて引き金を引いてみたかったんだよ。」

言葉は濁していましたが、彼らは6人とも自衛隊だったのでしょう。
金田の「懐かしい匂い」というのは、そういう意味だったんですね。

自衛隊という名前の元、彼らはお飾り的な自分たちの存在に
嫌気が差していた。
そんな彼らに目をつけた何者かが、彼らを煽り、
テロリストに仕立て上げた。

結局、今回も事件はなかったことにさせられました。
都知事、そして元総理を襲わせた人物が、自分の存在を隠すために
井上の二つの事件の活躍を、なかったことにさせたんでしょうか。

SATが上の命令が下りない為に動けないとか、
SPは要人の壁でしかないとか、
戦場に出たことの無い軍人とか。
日本の警察、防衛庁、もしくは国そのものを批判するような内容が
織り込まれています。
これはテロリストたちを動かす本当のラスボス?

今のところ警察トップに批判的なのは井上と尾形。
井上の両親を殺された復讐劇?
それとも尾形?

なんとなく、尾形がテロリストを操っているのではと、
怪しんで見てしまいます。
彼が朝田総理の息子って可能性はあり?
井上の父親も政治家だったのでしょうか。



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井上の覚えている過去
苦痛に顔を歪ませて倒れる母。
井上少年を抱きしめるスーツ姿の男(多分現総理ですね)。
呆然と立ち尽くす父。
4人の前に雨合羽を来た人物。手にはナイフ。
5人を取り囲む人々。
妻か犯人に駆け寄ろうとする父。

道路に倒れた両親の姿を呆然と見つめる少年、そして人々。
すぐ側には制服を着た学生。これが尾形かな。
スーツ姿の男の微笑み。


尾形の覚えている過去
血の滴り落ちるナイフ、刺された女性の腹、
倒れた両親の前に呆然と立ち尽くす少年・・。
少年を庇うように抱き寄せる朝田。
その直後に浮かべた笑み。
それを見つめる高校生の自分。
少年と向き合う高校生の尾形。


井上の妄想シーン
本人が演じているそうです。
もしも自分が犯人なら・・とシミュレーションし、
警護を考えているんでしょう。

第一話
ビルの屋上からライフルで都知事の心臓を狙う

第二話
手術中に押し入るテログループ。
その中の一人(井上本人)は麻酔で眠る元総理に銃を突きつける。


犯人の主張
・エピソード1
標的は女性都知事。
犯人は単独行動の男2名。

一人は武器マニアの男、彼女を襲った理由は不明。
再登場の可能性あり。その時に動機が描かれるのかな?

もう一人は気弱なエリート記者、
「・・・僕は東大の、法学部を出てるんだぞ。
 バカじゃないぞ・・。
 ・・・女の癖に・・・。」
メール相手から茶色い油紙に包まれたマカレフを仕入れる。
(トランクの鍵を貼り付けたシールはピーポ君)

・エピソード2
6人グループ。
金田(北村有起哉)
赤城(西 冬彦)
吉野(趙a和)ネット担当
沼田(パク・ソヒ)病院内に潜入
垣原(山根和馬)
小林(佐久間 哲)
茶色い油紙に包まれた銃を購入。
「我々は、日本の行く末を愁(うれ)いている、
 テロリスト集団だよ。」
「お前の貧弱な脳みそで」(金田が秘書に)
「懐かしい匂いだなぁ。」(金田が病院を取り囲む警察を見て)

「元軍人さんだがな。
 それも一度も戦ったことの無い軍人だよ。
 政治家のお飾りって言われているお前らSPなら、
 俺たちの気持も少しは理解出来るだろう。」
「戦うことに意味があるんだよ。
 その後のことは知ったこっちゃない。
 逃げ切れない時は加藤を盾にして雄雄しく死んでやるよ。」
「引き金を引かない銃に、一体何の存在価値があるんだ。」

気になるセリフ
・検索と消毒
 SP用語。
 検索=異常が無いかどうか調べる 消毒=それを排除する。
 井上の場合はそれを能力を使ってする。

「刻一刻と変わる現場の状況に、臨機応変に対応できる人材を
 そろえるのが、警護側の急務なんです。
 今がテロの時代であることを認識して下さい。
 誰でも拳銃を手に入れることが出来るし、
 誰でも要人に向けて、引き金を引ける時代なんです。」
「SPはいつまでも、動く壁のままでいろということですか!?」
「殉職者が何人も出ないと、変わらないってことですね。」
「でも、定年退職までは、口を開かないわけですね。」
(第一話・尾形)



グリッド・・・画像を並べて見せる手法



登場人物

井上 薫(25)
警護課第4係 機動警護班隊員。階級は巡査部長。 
幼い頃、テロの巻き添えで両親を亡くし、警察のキャリア官僚に引き取られて育つ。その時の標的だった政治家は現在の総理大臣となっている。両親の死の場面に遭遇するという過酷な体験を経たことにより、五感が異常に鋭くなり、“フォトグラフィック・メモリー”(一瞬で物事を映像として記憶できる)や、インディアンが駆使する特殊能力“トラッキング”(残された足跡などから情報を得る)能力を備えている。そのため、普段は普通のSPとして勤務しているが、実験的な意味を含め臨機応変に現場を動くことを黙認されている。そして井上薫にとって、テロを防ぐ現場にいるということは、自らの深層心理へと入っていきトラウマと闘う場でもあるのだった。

尾形総一郎(38)
警護課第4係 機動警護班係長。階級は警部。 
東大法学部出身で、キャリアとしての能力を持ちながら、あえて一般採用で入庁し、現場に出るために昇進試験も受けずにいる。実は、井上が両親を亡くしたテロの現場に遭遇しており、その経験からSPになろうと決意する。シークレット・サービスでの研修経験を持ち、警察組織の急先鋒の改革論者であり、井上の能力をいち早く認め、部下に引き入れる。しかし、そうした行動の真意は明かさない、少し謎めいた人物。

笹本絵里(26)
警護第4係 機動警護班 隊員。階級は巡査部長
容姿端麗で情熱家。射撃の元オリンピック選手で、拳銃の腕前は男性をはるかに凌ぐが、両親からはSPをやめるように懇願されている。井上の同僚で、新しい警護方法に否定的な隊員が多い中、井上の能力を認め評価している。


※警護課第4係「機動警護班」は警護の増員時や、第1〜4係の担当者が欠員した場合の補充要員。新人SPはまずここに配属され、遊軍として各係に助っ人として勤務しながらSPの仕事を学ぶことが多い。外国VIPの警護も短期勤務のため、この機動警護班から組織される。



第4係機動警護班 装具
・拳 銃 :
SIG SAUER P230JP。最後の2文字、JPはJAPANPOLICEの略であり、SIG社(スイス工業社)へ日本警察がより安全性を重視した機種を特注したといわれる。実際に持つとずっしりとした重さがある。装弾数は7発。
※過去に銃を抜いた警護員はいなく、原則的に発砲はしない。
・無線機 :
高性能で5kmほどの範囲で交信することが可能。独自の用語を使って情報交換する。イヤホンとつなぐコードは袖を通すため、通常のものよりもかなり長い。
・SPバッヂ :
SPの証。実際のSPは数種類のバッヂを使い分けるという。
・警察手帳 :
警察官であるSPの制服姿の写真入りID。
・手 錠 :
SPは逮捕行為を行わないため、井上は「使用しないから」と、いつも持ち歩かない。
・携帯電話 :
仕事専用。勤務中は私用の携帯をデスクに置いていく。
・防弾チョッキ :
ベスト型のものや、コート型のものが配布される。通常はYシャツの下に薄手のものを着用するが、実際に着用する人は少ない。
・警 棒 :
3段式の特殊警棒。伸ばすと30cmくらいの長さになる。
・マグライト :
支給はされないが必需品のため、それぞれが違うものを持っている。
・腕時計 :
チーム全員で時間を合わせた時計を持つ。本広監督のこだわりでG-SHOCKが選ばれた。

用 語
・「同行」と「先着」 :
警護対象者に対し「同行」と「先着」という役割で分担する。「同行」は警護対象者の側で周辺に気を配る。「先着」は先だって訪問先に向かい、現場の状況把握や導線の確認を行い出迎える。
・「検索」と「消毒」 :
先着は、「検索」といって導線や会場の安全、不審者、抗議団体の有無、関係者との打ち合わせなどを事前に確認する。トラブルがあった場合は先々の問題を解決していくのが先着の仕事であり、全ての問題点が改善でき対象者が迎えられる状態を「消毒」と呼ぶ。
・「イチバン」 :
無線では、先着のことを「イチバン」、同行のことを「ニバン」、警護対象者のことを例えば「ブルー」といった特別な呼称をつけるなどして、固有名詞を出さずに個人を識別する。

井上薫の特殊な能力
幼い頃のトラウマにより自分の五感を使った特殊な能力を発揮する。また、トラッキングなどをアメリカで独自に学んでいる。もちろん、SPの基本としての武道や実務経験、そして射撃の腕を持つ。
・シンクロ :
幼い頃にテロに巻き込まれ両親を亡くしたトラウマが原因で【神経成長因子(NGF)】というタンパク質が異常に分泌されるようになった。そのため脳(感覚)が鋭敏となり、記憶機能が高まったり、音や空気などに同調(シンクロナイズ)して、その場の異物や違和感を察知する。特に緊張下では、アドレナリンやドーパミンなどにより一層NGFが促進されるため、その能力が高まる。
・トラッキング :
ネイティブアメリカン(インディアン)が駆使する能力で、誰でも習得可能。残された足跡から、その人物の身体的特徴や状態などの情報を読み取る事が出来る。
・フォトグラフィック・メモリー :
写真を撮るように映像で物事を記憶する能力。幼少の時には誰しも持っているが、年を経ると常識にとらわれてだんだん失っていくという。NGFの増加により記憶力の高い井上は、過去の記憶さえも鮮明に引き出すことができる。
・予知、妄想:
テロについて研究を積み重ねた上に、様々な能力が加わり、井上には“妄想”という形で、テロが起こりうる状況を的確にシュミレートをすることができる。その妄想は度々ドラマ内に登場するが、実は井上の深層心理にある“テロを憎み”ながらも、その “強さという魅力”に取りつかれそうになる、表裏一体な部分である。

*これらはドラマ『SP(エスピー)』制作にあたって考えられたものである。


キャスト
井上 薫  ……  岡田准一 (第4係)
笹本絵里  ……  真木よう子 (第4係)
山本隆文  ……  松尾論(第4係)同僚SP
石田光男  ……  神尾佑(第4係)先輩SP

中尾義春  ……  江上真悟(課長)
西島勇司  ……  飯田基祐(理事官)笑みの裏に何かが!?

原川    ……  平田敦子(庶務係)

田中一郎  ……  野間口 徹(公安部公安第1課)

大川優子(大場久美子)都知事
大男(三代目魚武濱田成夫)
郷田(夏目慎也)新聞記者

高島(近江谷太朗)総理秘書
朝田雄三  ……  山本 圭(内閣総理大臣)

尾形総一郎  ……  堤 真一 (第4係・係長)


第2話ゲスト
加藤元総理(露木茂)
加藤君枝(島かおり)
富永(深浦加奈子)ナース長

金田(北村有起哉)
赤城(西 冬彦)
吉野(趙a和)ネット担当
沼田(パク・ソヒ)病院内に潜入
垣原(山根和馬)
小林(佐久間 哲)


スタッフ
原案/脚本  ……  金城一紀
総 監 督  ……  本広克行
プロデュース  ……  高井一郎
制   作  ……  フジテレビドラマ制作センター
制作著作  ……  フジテレビ



岡田准一さんの主な出演作品



堤 真一 さんの主な出演作品


この記事へのコメント
薫の特殊能力は今まで見てきましたが、戦略でも凄い能力をもっているのですね!

今回のテロリストの目的がいまいち理解出来なかったけど、自衛隊だったのかな?一番躊躇したらいけない立場の対人間を経験してない自衛隊員と要人のまえに命を投げ出すSPの立場が上手く描かれていました!皮肉に近いメッセージも面白いです!

元総理がペルーのフジモリさんと同じテロに対して強硬派の立場が面白そうです!パフォーマンスが高ければ高いほうが盛り上がりそうですね!
Posted by けた at 2007年11月27日 00:05
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