2008年02月08日

3年B組金八先生 第16回

『3B生徒に霊能力者がいた!!』

人一倍受験勉強に力を入れていた詩織(牛山みすず)が、入試直前に疲労でダウンしてしまった。 保健室で意識を取り戻した詩織は、自分を心配する金八(武田鉄矢)の背後に見知らぬ女の姿を発見し、「あなたは誰ですか?」と語りかける。 だが、金八や本田(高畑淳子)の目にはその人が見えないようで、詩織はこの不思議な出来事を母・英子(歌川椎子)に告白。 すると英子は詩織に、「見えたのは金八の守護霊で、この家系の女性には霊能者の素質があるのだ」と話して聞かせるのだった。

翌日、学校でみなみ(菅澤美月)や美恵子(藤井真世)が渋谷で催されるパーティーイベントに行くと騒いでいると、みなみの守護霊が詩織に彼女たちを渋谷に行かせないほうがいいと忠告。 みなみと美恵子は詩織の警告を無視するが、後日、みなみたちの行こうとしていたイベント会場で火災事故が起こったため、詩織の能力はクラスメイトの知るところに。 ところがその直後から、何故か詩織は霊が見えなくなってしまい…!?

公式HPより=受験生にとって、推薦組は高校が決まっていき、
この時期は複雑な心境の時。
数年前、親として過ごしたこの時期が今は懐かしく思います。


「あなた、誰?」
金八の向こう側にいる誰かに語りかける詩織。

ひとりで教室に戻った詩織は、そこでまたその女性に会い、
頼まれる。
「花が好きだから教室に生けてくれ。」
家に帰り、そのことを母親に話してみると、
「その人はきっと、先生の守護霊ね。
 この神社に生まれた女は、代々、霊能者の素質があるの。」
そんなの見たくない、と怯える詩織。
母親は、このことは誰にも言わず、この能力を軽い気持ちで
使わぬよう釘を刺す。

翌日、詩織は教室に花を飾る。
「あの、こんな感じでいいですか?」
金八の守護霊に確認し、微笑む詩織。

その日詩織は、別の誰かを"見て"しまう。
推薦で合格して浮かれまくるみなみは、友達と渋谷のバレンタイン
パーティーに行こうと騒いでいた。
みなみの守護霊に頼まれた詩織は、みなみは自分の言うことを
聞いてくれないと訴えつつ、みなみに渋谷には行くなと忠告。

一方、乙女は坂本家を出て一人でアパート暮らしをすると
金八に報告。
金八は断固反対。

詩織の前に何度も現れるみなみの守護霊。
詩織は金八に助けを求め、金八がみなみとみーちゃんが
渋谷に向かうのを阻止。

翌日、先生にチクったとみなみとみーちゃんが詩織を問い詰める。
みなみたちに責められる詩織。
その直後、二人が行こうとしていた渋谷のクラブが火事になったと
知らされる。
みなみにどんな人が見えたのか聞かれ、ほくろのあるおばあさんと
答える詩織。
子供の頃の火傷のことまで言い当てられ驚くみなみ。
「あの・・もしかして、江原さんなんですか?」と孝志。
「はい。
 うちの神社の女には見えるんだって。」

みなみたち、クラスのみんなは詩織に謝り、今度は詩織を
持ち上げはじめる。
「私を見て。
 私の後ろの人はどんな人?」と千尋。
ところが詩織には何も見えなくなってしまっていた。
「ちーちゃんの後ろには、お金についた霊が沢山見える。
 その霊は悪霊なの。早くお金を使った方がいいと思うよ。
 そうしたら、その悪霊が離れて、今度はいい霊がついたお金が、
 沢山入ってくるはずだから。
 何かに投資するんだったら、今がチャンス。」
「すごいよ詩織!
 今ネットで新しいビジネス紹介してて、
 それに投資するかどうか迷ってたの!
 ありがとう詩織!」

クラスでただ一人、ミカだけはそんな様子を冷ややかな目で見ている。
すると詩織は、
「ミカ!あなたには恐ろしい霊がついている!
 あなたの守護霊は、善良な市民を大量虐殺した、
 ヨーロッパの血塗られた暴君よ!」
と嘘を言ってしまう。
「あなたに何が見えようとそれはあなたの自由。
 でも私の人生とは関係ないから。」とミカはきっぱり。

3Bでは卒業遠足の行き先を決めることになり、
みんなは詩織に決めてもらおうと言い出す。
詩織に霊感があると聞き驚く金八。
詩織は、行き先を湯河原、と告げる。

「青嵐、合格出来ますでしょうか。」彩華が相談する。
「・・・今のままじゃ、厳しいかも。
 青嵐合格と書いた黄色い紙を、家の西に面した窓辺に
 貼って下さい。」

「イラク行ったお父さん、帰って来るかな。
 本当のこと言っていいよ。覚悟は出来ているから。」と紋土。
「・・・お父さんは、生きて帰ってくるよ。」
「ほんとう!?」

「先生の守護霊さまに聞いてくれないか?
 先生とその人が結婚出来るかどうか。」と遠藤先生。
「多分・・結婚出来るんじゃ・・」
「ほんとう!?」

一人になると、何も見えないことを悩む詩織。
そこへ、光哉がやって来た。
「どうしたら都立に受かるか教えてくれない?
 俺、応援してくれる親や先生の為にも、
 落ちるわけにはいかないんだよ!」
「光哉、私本当はそんな・・」
「お願いします!!」
「・・・お百度・・
 うちの神社で、お百度参りすれば受かる。」
「ほんとう!?
 ありがとう!詩織!!」

その日、光哉はお百度参りをしていた。

学校
千尋が、ネットビジネスにつぎ込んだら詐欺だったと
詩織に怒りをぶつける。
詩織は嘘つきなのか?とみんなが騒ぐのを、鎮めたのはミカだった。
「千尋!命よりも大事なお金でしょう?
 そんなもの人任せにする方が悪いんじゃない。
 詩織のせいにするなんて卑怯だよ。
 みんな受験で手一杯なんじゃないの!?
 こんなことやっているなら勉強しなさいよ!」

その日の夜、雨が降る中、お百度参りを続ける光哉。

詩織は光哉に、自分が嘘をついていたと告白。

二人は金八の家を訪ねていく。
光哉がお風呂に入っている間、金八が入れたココアを飲みながら
詩織が話しだす。
「嘘をつくつもりはなかったの。
 教室で倒れた時から、突然見えるようになって。
 そしたら、みなみのおばあちゃんが見えて。
 私に一生懸命訴えてくるんだ。
 みなみを渋谷に行かせないでくれ〜って。」
「うんうん。でも、良かったじゃないか。
 みなみもみーちゃんも、火事に会わずに済んだんだから。」
「うん。
 でも、そのことをみんなに言った途端、何も見えなくなっちゃって。
 そこで正直に言えばよかったんだけど・・つい。」
「ううん。」
「私ね、小さいときから、いつも目立たない子だったから、
 みんなに注目されてうれしくて。
 それで・・つい、いい気になってたのかも。」
「まあ、気持ちはわからないでもないけどな。
 で、どうだった?みんなに注目されて。」
「なんか疲れる。」
「そうか。」金八が笑う。
「先生、みんな許してくれるかな?」
「大丈夫だよ。
 詩織が今の素直な気持ちをみんなの前で言ったら、
 3Bのみんなはきっと、許してくれるよ。」
「だといいんだけど・・」
「心配すんなって。」

金八が光哉にバスタオルを持っていく。
その時、仏壇の写真に気付いた詩織、
写真に手を合わせ祈るのだった。

3Bのクラスで、茨木のり子さんの『倚りかからず』が紹介される。
『よりかからず

 もはや
 できあいの死相には 倚りかかりたくない
 もはや
 できあいの宗教には 倚りかかりたくない
 もはや
 できあいの学問には 倚りかかりたくない
 もはや
 いかなる権威にも 倚りかかりたくない
 ながく生きて
 心底学んだのはそれぐらい

 じぶんの耳目
 じぶんの二本足のみで立っていて
 なに不都合のことやある

 倚りかかるとすれば
 それは
 椅子の背もたれだけ』

この詩の訴えることは、と聞かれたミカ、
「何事にも頼らずに、自分の力だけで生きている。」
「そのとおりです。
 私達は何か苦しくなったり不安になったりすると、
 何かにすがりついたり、よりかかったりしてしまう。
 これは、どうしてだろう。駿。」
「そっちの方が、楽だからかも。」
「うん。
 しかし、詩人ははっきり言っています。
 自分がニ本の足で立って、何の不都合があるか、と言っています。
 受験を前にして、私達は、本当に自分の二本の足でしっかり立って
 いるだろうか。
 やっぱりこの、受験への不安で私達は何かに頼ろう、
 そう、椅りかかろうと、していないだろうか。」
「先生、人間だもん、普通じゃね?」
「普通だよ。入試の答え知ってたら誰でもすがりつくもん。」と生徒たち。
「なるほどね。
 それでは、ここにすごい霊能力者がいるとしましょう。
 未来のことは何でもわかる。
 で、君たちが、高校受験とても不安になって、
 霊能力者のところに行きます。
 そして、尋ねると、霊能力者は答えてくれます。
 あなたは○○高校に行きなさい。
 試験問題はこういう問題がでますよ、答えはこれです。
 全部教えてくれる。
 それを聞いて君たちは高校を受験する、見事合格です。
 どう思う?チャラ。」
「普通にうれしいっしょ!」「超ラッキーじゃん。」
「まあ合格発表のときは超ラッキー、超うれしいでしょう。
 でもよく考えて下さい。
 この高校入試、一体、合格したのは誰ですか?」
「・・・」
「そういうことになるじゃない。
 受験したその人が合格したわけじゃない。
 合格したのは敢えて言うならば、超能力、霊能力が
 受験に成功した。それだけのことです。
 さあ、イガピーがいいこと言いましたね。
 普通。
 じゃあ今度は、普通の人で考えてみよう。
 みんなが一番よく知っているこのクラスの普通の人、
 タマちゃん。
 タマちゃんに質問します。
 今日も朝練で、四股しっかり踏んできましたか?」
「踏んできました。」
「そうか。
 君は桜中学たった一人の相撲部です。
 監督もコーチもいません。
 だからサボったって、怒られないのに、
 この寒い朝、なんでたった一人で朝練で懸命に、
 四股踏んでいるんですか?」
「強くなりたいから。」
「強くなりたいから。
 はい。
 このクラスにもう一人普通の人がいまs。
 はい、悠司。
 悠司はサッカー部です。
 数少ない部員を連れて、今日も走り込みやってきたのか?」
「やりました。」
「タマちゃんと全く同じです。
 サボったって怒る人だーれもいません。
 なのに、何で朝から?
 こんな寒いのに、朝練でしっかり走りこむんだ?」
「やっぱサッカー好きだし、うーん、強くなりたいから。」
「さあじゃあこの二人の前に、霊能力者が現れました。
 そして二人の未来を見通してくれる。
 タマちゃん、君はすごい!
 君は高校入学と同時に、相撲部に入って連戦連勝!
 高校2年生でなんと驚くなかれ!
 どすこい部屋からスカウト!
 本当のお相撲さん!力士に、なれます!拍手〜!
 はい、悠司はもっとすごいぞ。
 高校入学と同時にな、もうハットトリック連発!
 高校2年生でなんと全国の注目の的!
 ついに、Jリーグからスカウトが来ました!
 Jリーガーになれます!夢はかないます!おめでとー!
 さあかくのごとく、二人は、もう間違いなくそれぞれの夢を
 手にすることができます。
 じゃ、タマちゃん、明日の朝練、四股踏み、どうしますか?」
「やります。」
「悠司はどうしますか?明日の走り込みは。」
「俺もやる。」
「どうして?寒いだろ。」
「いやぁ、楽してJリーガーになっても面白くないでしょ。」
「あれ?
 悠司面白いこと言いましたね。
 楽したいから一生懸命椅りかかっているのに、
 霊能力者がいて、Jリーガーになれると、言ってくれているのに、
 楽してJリーガーになっても、面白くないって。
 楽するって面白くないってさ。
 さ、これを、下敷にして、今度は私達の受験の問題を
 考えてみましょう。
 私達は一生懸命、合格するために努力している、頑張っている。
 合否はとても大切だがね、 
 でもね、実は、もっと大切なものがあるんじゃないのかな。
 もっと大切なもの。
 先生この話はね、千尋と、お金の話をしたときに、しました。
 先生千尋に言った言葉、覚えている人いるかな?
 はい、孝志。」
「はい。お金が欲しい。
 でも、本当に欲しいものは、お金では買えないものである。」
「この考え方で、高校受験を考えてくれませんか? 
 つまり、合格を目指して頑張る。
 合格したい、だから一生懸命今努力している。
 でも、本当に私達が今欲しいものは、
 合格ももちろん大事ですが、
 それよりもっと、私達が欲しいものは、
 努力した、私・・じゃないかな。
 私達は、努力する自分になりたいから、
 毎日、努力してるんじゃないかな。
 これはね、先生の考え方ですが、
 運命の神様ってきっとね、無口な人だと思うんだ。
 だって、ベラベラ喋る神様なんて、いないでしょう?
 ありがたくもないしね。
 無口な運命の神様は、黙ってこつこつ努力する人が
 好きなんじゃないのかな。
 そして、そういう人だけに、こっそり、話し掛けてくるんじゃ
 ないのかな。
 受験を前にして、君たちの目にしっかり刻んでほしいこと、
 たった一つ。
 運命の神様に聞くな!
 運命の神様に答えなさい!
 ・・・いいね。」
「はい!!」
「よし!!」

職員室
紋土と裕美が学級日誌とノートを持ってきた。
「あの、卒業遠足のことなんですけど、
 湯河原温泉じゃなくて、やっぱりディズニーランドに行くことに
 なりました。」と裕美。
「でも、詩織のお告げじゃなかったのか?」
「詩織に霊が見えるって、あれ、嘘だったんです。
 詩織がみんなにそう言って謝ったんです。」
嘘と聞いて、遠藤はショック!
「それで、みんな詩織のことを怒ってないのか?」と金八。
「あー、ちょっとわだかまっている人はいます。
 でも、誰も怒ってないです。」
「うん!」
「でも、僕は詩織のことを信じています。
 詩織言ってくれたんです。
 僕のお父さんは生きて帰ってくるって。」
「うん。良かったな、紋土。」
「はい!」
「はい、ご苦労様。」
「それじゃあ失礼します。」

ノートは、詩織のものだった。
「おう・・詩織。」

3B
クラスメートの借金の返済を待ってあげることにした千尋。
「困ったときはお互い様だよ!
 バイバイ。」
「ありがとう、千尋さま!!」

「なんかさ、最近ちーちゃんちょっと変わったと思わない?」
「うん、本当。」
「やっぱさ、お金についた悪霊が落ちたのかな。」
「悪霊退散だね!」
「詩織、私ね、詩織に言われてから、本当に青嵐合格出来る
 気がしてきた。ありがとね!」と彩華。
「詩織!一緒に帰ろう!」「帰ろう!」
「うん!」
詩織は教室に飾った花を見つめて微笑み、そして友達と出ていく。

『教室に毎日花を生けていたのは私です。
 どうしてかというと、金八先生の守護霊様が
 私に3Bのみんなのために毎日花を生けて欲しいと
 おっしゃったからです。
 先生は絶対に信じてくれないだろうと思って黙ってたけど、
 おととい倒れたとき、保健室で先生の後ろに女の人が
 立っているのが見えました。
 その守護霊様から先生に伝言を頼まれたのでお伝えします。

「坂本金八さん。あなたは素晴らしい父親よ。
 でも、子供達はそろそろ巣立ちの時を迎えたようです。
 これからは子供のことよりも自分のことを大切に
 考えてあげてね。」』

「お母ちゃんだ!
 里美だ!
 お母ちゃん!里美!
 俺の側にいるんだろ?
 え?
 俺の側にいるんだろ!?
 なんだよ・・詩織んとこなんか出ないで、
 俺んとこに来てくれよ!
 お母ちゃんのこと、里美のこと、ぎゅーって、抱きしめるのに!」
金八が振り返ると、孝志が不審そうな顔を浮かべて立っていた。
「孝志!違うんだ!」
金八が歩み寄ると、孝志が逃げ出す!
「孝志!孝志!!」

『先生、先生の守護霊様はとっても美人でした。
 いつまでも先生と、3年B組を見守っています。
 そう仰っていました。』


金八の亡き妻・アマゾネスこと里美先生がこういう形で登場
するとは。
でも見えたのは詩織にだけですが。

ウィキで調べてみたところ、
金八先生はスペシャル1の時に養護教論・天路里美(倍賞美津子)と
結婚、第4シリーズでは3回忌となっています。
亡くなられた経緯については、描かれていませんでした。

詩織の霊感は本当に消えてしまったんでしょうか。
また誰かの危機の時に、誰かに語りかけられるのかも!

最初に霊感というものを否定した現実派なミカは、
詩織が矢面に立たされた時、彼女を庇うような発言をしました。
すごく真っ直ぐで、自分というものをしっかり持っていて
魅力的です。

詩織のついてしまった嘘を、3Bの子達はちゃんと許してくれました。
みんないい子たちですね。

卒業式には、大将のお父さん、そして紋土のお父さんにも
出席してほしいです。



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4652038410落ちこぼれ―茨木のり子詩集 (詩と歩こう)茨木 のり子 水内 喜久雄 理論社 2004-01by G-Tools



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3年B組 金八先生 オリジナル・サウンド・トラック城之内ミサ TVサントラ ボールヴェルレーヌ 3年B組 金八先生 オリジナル・サウンド・トラック3年B組 金八先生 ― TV オリジナル・サウンドトラック 3年B組金八先生 光陰矢のごとし-3年B組金八先生主題歌集- 3年B組金八先生第7シリーズ 「未来へつなげ 3B友情のタスキ」 by G-Tools



3年B組のホームページ
第一話:江藤清花
『私は何を言われても別にいいって行ったけど、それはウソです。
 私は人一倍周りのことが気になってしまいます。
 誰かに何かを言われるたびに、平気な顔をしてても
 本当はすごく傷ついています。
 それは私が弱いからです。
 弱いから、母から逃げ出していたんだと思います。
 私は強くなりたいです。
 誰に何を言われても、どんな仕打ちに合っても、
 傷つかない強い心が欲しいです。
 私は本当に生きてみたいです。』

第二話:長谷川孝志
『立花先生は自画像を描くのは自分を見つめる作業だと
 言いました。 
 金八先生は自分の知らない自分、本当の自分が見えてくると
 言ってました。
 僕は、自分の顔を描くのがすごく怖かった。
 何度描いても、まるでおばけの顔みたいになってしまって、
 何度も何度も描き直したけど、描けませんでした。
 それはどうしてか、自分でわかっています。
 だから昨日、僕は親に本当のことを言いました。
 何が変わったかわからないけど、
 とにかく僕は、本当のことを言えました。』

第二話:大西悠司
『俺は、部活を絶対に止めない。
 校則を読んだら、3年の夏で部活を引退しなきゃいけないとは
 どこにも書いてなかった。
 だから、部活を続けるのは、校則違反じゃない。
 俺は、この学校を卒業するまで、部活を続けるつもりだ。
 それで、あのクソコーチと勝負してやる!
 もちろん、受験勉強も、頑張るぞ!』

第七話:漆田 駿
『私は、高校へ行きたい。
 私の音楽で、世界中の人を勇気付けたいという夢は変わらない。
 でも、女形だって、立派な仕事だと思う。
 正直言うとね、舞台で踊っていた時、すごくいい気分だった。
 なんか、マジ充実した感じだったよ!!
 追伸、先生ンの女形の才能・・・・・ゼロ!』

第八話:金井亮子
『私はあの時,紋土のことを「黒人」と呼んだ自分が
 今も信じられません。
 紋土のことはみんなと同じクラスメイトだと思っていたし
 海外で長く生活したことがある自分が
 黒人に対して差別意識があるなんて思わなかったから・・・
 でも先生がやったあの差別ゲームで
 私の心の中にもそういう気持があることに気付いたのです。
 紋土を差別したことで,私はモンドを傷つけ
 そして自分自身も傷つけました。
 先生が言ったように差別は不当で恥ずかしいことです。
 私は自分自身の心の中から差別を無くし
 自由な心で生きていきたいです。』

第八話:茅ヶ崎紋土
『僕は今まで、お母さんと二人きりで、
 生きてきたと思っていました。 
 信じられるのは、自分とお母さんだけ。
 周りは、みんな敵だと思ってきました。

 だけど、今は違います。金八先生が言うように、
 僕の人生いはたくさんのやさしい手に守られていた。
 それの僕は気付いてなかった。
 
 お父さんは大きくてあったかかった。
 先生とみんなのお陰で
 僕は父さんを話すことができたと思います。』

第九話:五十嵐雅迪
『今日の授業で、僕は、自分の誤りに気付きました。
 将来は一人で、4LDKに住んで、
 ハーレムを作りたいと思います。
 僕の趣味は、女子フィギュアスケートを見ることです。
 以上。』

第九話:佐藤千尋
『先生の言うように、お金で買えないものってあるんだよね。
 私が本当に欲しかったの、両親の笑顔だったのかもしれない。
 でもね、先生、私はやっぱりお金が大事。
 なんだかんだ言っても結局最後はお金で人生決まると思う。
 だから、これからもお金を貯めることにした。
 ケチとかセコイとか、みんなに言われても嫌われてもいい。
 先生知ってる?お金って寂しがりやさんなんだよ。
 だから、仲間がいるほうへいるほうへ集まるの。 
 これからも、私の大事なお金たちに、仲間を沢山増やしてあげようと
 思っています。
 以上。』

第十二話:サトケン
『喪中なので年賀状は書きません。
 僕はあれからずっと父が僕に送ってくれたメールを
 読んでいます。
 くり返し、何度も何度も読んでいます。
 今では、父の言葉は全部頭の中に入っています。
 父は、昔のお父さんのままでした。
 河原でキャッチボールをしてくれたときのお父さんのままでした。
 だから、父は僕の中でこれからもずっと、生き続けてくれると思います。
 今からじゃ遅すぎるかもしれないけど、高校受験頑張ります。
 お父さんが望んでいた青嵐を受けてみようと思います。』

第十二話:彩華
『私は逃げません。
 卒業するまで3年B組にいます。 
 この場所で私は初めて人を好きになりました。
 そのことを後悔したくありません。
 だから私はこの場所に踏みとどまり、果敢に闘います。

 先生、あの時迎えに来てくれてありがとう。
 正直言うとね、逃げるのってとっても怖かった・・・。
 だから誰かが迎えに来てくれるのを
 ホントは待ってたのかもしれません。
 あのココアの温かさ、一生忘れないよ。
 ありがとう、先生。』

第十三話:廣野智晴
『先生ごめん
 大将を助けて』

第十四話:安藤みゆき&和田順子
『先生』『ありがとう』

第十五話:川上詩織
『教室に毎日花を生けていたのは私です。
 どうしてかというと、金八先生の守護霊様が
 私に3Bのみんなのために毎日花を生けて欲しいと
 おっしゃったからです。
 先生は絶対に信じてくれないだろうと思って黙ってたけど、
 おととい倒れたとき、保健室で先生の後ろに女の人が
 立っているのが見えました。
 その守護霊様から先生に伝言を頼まれたのでお伝えします。

「坂本金八さん。あなたは素晴らしい父親よ。
 でも、子供達はそろそろ巣立ちの時を迎えたようです。
 これからは子供のことよりも自分のことを大切に
 考えてあげてね。」

『先生、先生の守護霊様はとっても美人でした。
 いつまでも先生と、3年B組を見守っています。
 そう仰っていました。』


キャスト

坂本金八 : 武田鉄矢
坂本乙女 : 星野真里
立花かおり : 藤澤恵麻 (美術)
坂本幸作 : 佐野泰臣
木村 正 : 瀬川 亮 (体育)
矢沢 亮 : 山田純大 (英語)
川口菫子 : 明星真由美 (社会)
大森巡査 : 鈴木正幸
遠藤達也 : 山崎銀之丞 (理科・3年A組担任)
鹿島田浩二 : 浅野和之 (校長)
乾 友彦 : 森田順平 (学年主任・数学)
北 尚明 : 金田明夫 (副校長・社会)
本田知美 : 高畑淳子 (養護)

《 3B生徒(出席番号順) 》

安藤みゆき : 梶尾 舞
五十嵐雅迪 : 田辺修斗 (イガピー)
岩崎浩一 : 真田佑馬 (チャラ)
漆田 駿 : 坂井太陽 音楽を志す。父親は大衆演劇一座の座長
江藤清花 : 水沢奈子 エコノミー症候群
大西悠司 : 布川隼汰 サッカー少年[シブがき隊フっくんの長男]
金井亮子 : 忽那汐里 帰国子女
金輪祐樹 : 植草裕太 3歳からネット[少年隊植草さんの長男]
川上詩織 : 牛山みすず がり勉
川瀬光也 : 高橋伯明  父、入院中。教師になりたい!
北山大将 : 亀井 拓 (タイショウ)
佐藤千尋 : 森部万友佳 お金にシビア
里中憲太郎 : 廣瀬真平 (サトケン)
諏訪部裕美 : 山田 麗  寿司屋の娘
田口彩華 : 高畑充希
田 透 : 米光隆翔  (タマちゃん)
茅ヶ崎紋土 : カミュー・ケイド ダンスが趣味。父親は米兵
塚田りな : 萩谷うてな
中村美恵子 : 藤井真世 (みーちゃん)
長谷川孝志 : 坂本優太
平野みなみ : 菅澤美月 ナルシスト、顔が命
廣野智春 : 菅野隼人 悠司と仲良し?
森月美香 : 草刈麻有 転校生[草刈正雄さんの次女]
渡部剛史 : 岩方時郎 (ニコラス)いつもニコニコニコラス
和田順子 : 井本杏子


スタッフ
製作 : TBS
制作 : TBSテレビ
原作 : 小山内美江子
脚本 : 清水有生
音楽 : 城之内ミサ
主題歌 : 「いつか見た青い空」海援隊
(NAYUTAWAVE RECORDS)
プロデューサー : 柳井満
演出 : 今井夏木、加藤新、生野慈朗、大岡進



この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、らしくない脚本でしたね!ストレスに追い込まれた詩織の狂言だと思いましたが思春期に特有な妄想ではなかったのですね!CMにはいるフェードアウトがホワイトからワイプの使い方が変わっていたので違う演出家なのかな?

みなみと美恵子を助けたまでは良かったけど、嘘はまずかったですね!周りの生徒たちも持ち上げすぎでしたが!

彼女が見たのは守護霊となった奥さんだったのですね、子離れの時期を迎えている金八には、良い指針になったのかもしれませんね!

ミカは周りに流されない強い意志もった少女ですね!素敵な魅力ですが一歩間違えると空回りする時がくるのかな?
Posted by けた at 2008年02月09日 17:28
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3年B組金八先生 第16回 感想
Excerpt: 『3B生徒に霊能力者がいた!!』
Weblog: ぐ〜たらにっき
Tracked: 2008-02-09 17:23

3年B組金八先生 ~不思議ストーリーはアマゾネス登場のため?!~
Excerpt: 視聴率大苦戦中の「3年B組金八先生」も佳境。 第16話は過去の作品から見てもかなり異質なものに仕上がっている。 だけど、重要な話になってきそう。 それは、金八先生の妻が第3シリーズ以来登場したからだ..
Weblog: ドラマ!テレビ!言いたい放題
Tracked: 2008-02-11 02:24