2008年04月21日

ロス:タイム:ライフ 延長戦 特別編 

『延長戦 特別編・前編』

『昨日のミスの言い訳のためにする練習などない
 明日の試合のためにする練習なのだ
 元ブラジル代表 ジャニーニョ』

職もなく住むところもなかった尾元勇蔵(温水洋一)は、
ショーパブで住み込みの仕事を見つけ、なんとか雨風をしのいでいた。
同僚の真理子(酒井若菜)らにも慕われて、それなりに平和な日々。

一方、ある病院では1人の男・黒崎幸三(田村亮)が24時間の
ロスタイムに突入していた。
病気で体が動かない黒崎は、娘の彩香(栗山千明)を呼び出して
尾元を探し出して連れてきて欲しいと頼む。

同じ頃、尾元の行方を追って1人の男・石田修吾が警察を訪ねていた。
日本の将来を左右するかもしれないとの警官に詰め寄る石田。
そして、その言葉を聞きつけた新聞記者・古橋典孝(梶原善)も
動き出した…。

ショーパブで閉店後の片づけをしていた尾元のもとへ彩香がやってきた。
彩香は黒崎の娘であることを告げ、父親がひどいことをしたと頭を下げる。
黒崎は、戦闘機購入を巡る国家レベルの贈収賄疑惑の中心人物として
今世間で騒がれている、道波商事社長だった。

黒崎は元上司ではあるものの謝罪の意味がわからないと恐縮する尾元に、
彩香は説明を始めた。
尾元のリストラは黒崎が仕組んだもので、書類上では尾元は道波商事の
専務になっていてその給与が賄賂として使われているというのだ。

あまりの事実に驚くもやがて笑顔になった尾元は、彩香と共に黒崎の
病院へ向かう。
尾元に謝罪をし、彩香と和解して黒崎の試合終了のホイッスルが鳴った…。

閉店後のショーパブに再び彩香がやってきた。
黒崎が亡くなったことを告げ、父親の意思だと道波商事の裏帳簿を
尾元に差し出す。

そこへ古橋がやってきた。あっさりと古橋に裏帳簿を渡そうとする尾元。
その瞬間、黒尽くめの2人組の男が現れ、尾元らに銃口をつきつけた。
その頃、石田から尾元の居場所を聞きだした女性国会議員(岸本加世子)が
ショーパブに向かい走っていて…。

公式HPより=


B001AQWRVIロス:タイム:ライフ Life in additionaltime瑛太, 小山慶一郎(NEWS), 友近, 上野樹里ポニーキャニオン 2008-08-20by G-Tools
『延長戦 特別編・後編』

『あなたが出したパスなら
 私はどこまででも追いかける』

道波商事の裏帳簿をめぐり、怪しい男たちに拳銃を突きつけられた
尾元勇蔵(温水洋一)らだが、間一髪のところで新聞記者・
古橋典孝(梶原善)が帳簿を持ち出し危機を免れた。
しかも、その帳簿は偽者で本物はCD-Rにして黒崎彩香(栗山千明)が
持っていたのだ。

安心したのも束の間、そこへカズ子(岸本加世子)が駆け込んできた。
カズ子は彩香の父親の絡んだ汚職を国会で追及していた議員だったが、
そのことで乗り込んできたのではなかった。
実は2人は幼なじみであり、夫婦だったのだ。

十年前に尾元が離婚届にサインをして家出して以来の突然の
再会だったが、カズ子は離婚届を提出しておらず、離婚して
いないことを知る。
離れ離れだった時間を埋めるように語り合う2人。
しかし、カズ子の背後には審判団が。カズ子はロスタイム中だったのだ。

やがて、カズ子は尾元を連れ部屋に行くと思い出の手打ちそばを
作るようにお願いする。
カズ子がロスタイム中であることを知らない尾元は、わけもわからず
そばを作り出す。
そばを食べらながら愛の告白をするカズ子。
そして2人はキスを…。

残り時間がわずかとなり、尾元に手紙を渡すと1人奥の部屋へ入る
カズ子。そこに試合終了のホイッスルが。

1ヶ月後、尾元は亡きカズ子の意思をついで選挙に立候補していた。
結果は落選。
気を取り直しハローワークに入ろうとする尾元の足元には審判用の
ホイッスルが。
直後、尾元が吹いたホイッスルの音が響き渡り…・

公式HPより=

アップがすっかり遅れてしまいました。
時間に余裕がないので、2話同時に感想のみ書いてみます。

第10話、病死した黒崎幸三の24時間のロスタイム。
病気でベッドから起き上がれない黒崎は、看護師に娘の彩華を
呼んでもらい、なぜか尾元を探してきてほしいと頼みます。
「頼めるのはお前だけ。」
その言葉に、娘は渋々引き受けます。

主審は黒崎の元に残り、副審たちは娘の後を追います。

尾元の足取りを辿る彩華。
第6節ヒーローショー編や、第4節看護師編の影像が流れます。
看護師・由紀子(上野樹里)は患者のサッカー選手と結婚!

道波商事社長、国会議員、そして新聞記者が追う尾元。
尾元が今までずっと大切に道波商事の名刺を持ち続けていたのは、
ここに繋がっていたんですね。
尾元は書類上社員のままで、しかも専務!年収5千万!
その給料は、全て官僚への賄賂として使われていた。
でも尾元は怒るどころか、会社が厚生年金を払い続けていてくれたと
感謝する、この人の良さ・・。
父を責める彩華に、尾元は昔専務が愛する娘のために白いたまごっちを
徹夜して購入したというエピソードを聞かされる。
自分は父親に愛されていた。
知らなかった父の思いに初めて触れることが出来た彩華。
そして尾元は、父親のことで恋人の両親に結婚を反対された彩華に、
「結婚するのはあなたと彼です!
 幸せになれるかどうかはあなた達次第でしょう!
 あなたのお父さんが犯した罪は別問題。
 それどころか、家族である彩華さんが補って当たり前の問題です!
 昨日のミスの言い訳の為にする練習などない。
 明日の試合の為にする練習なのだ。
 ワールドカップカナダル大会で敗退した、ブラジル代表の首相、
 ジャニーニョの言葉です。」
尾元に励まされ、彩華は前向きになることが出来ました。

尾元がいなければ、理解しあえないまま終わってしまった彩華と父親。
親子にも、ちょっとしたすれ違いで生じてしまった親子の関係を
修復できて良かったです。
そして、ロスタイム終了の笛を吹くのを待ってくれた主審。
黒崎が娘に思いを告げ、審判にありがとうと言うと、
主審は黒崎に一礼し、背を向けてホイッスルを鳴らし・・。
感動しました!

真理子役の酒井若菜さんがとっても可愛かったです!

そして、後編。
前編が親子の絆を描いたのに対し、後編は夫婦の絆。
国会議員のカズ子はずっと彩華の父親の会社の汚職事件を
追いかけていたのだけれど、その証拠の裏帳簿を差し出されても
受け取ろうとしません。
カズ子は彩華に裏帳簿を秘書に届けるよう頼み、
残されたロスタイムを夫と過ごすことに。
最後は、仕事よりも家族の愛を選んだのですね。

楽しそうに思い出を語り合う二人。
最後のときをこうやって過ごせる人は、幸せな結婚生活を
送れた人なんだろうなー。

夫に思い出のお蕎麦を作ってもらい、
他の人に食べさせてはダメ。これは私だけのお蕎麦だからと
涙目で言うカズ子さん。
胸にくるセリフでした。
「6人の男と付き合ってきたけど、
 私が本当に愛した男は、勇ちゃんだけ。」
残り時間を気にしながら告白するカズ子。
二人のキスに背を向ける審判団。

「私達、お互いの勝手な思い込みで、
 これまでずっと誤解しあってきたけれど、
 昔から今日みたいにちゃんと話し合って、
 ちゃんとコミュニケーション取れていれば、
 離れ離れだった10年間も、一緒にいられたかもしれないね。
 でもね、今日会えただけで、もう満足。
 思い残すことはこれっぽっちもない。
 ちゃんと話し合えたし、告白も出来た。
 それで最後の晩餐に、勇ちゃんの手打ち蕎麦も食べられた。」

ありがとう、ごめんなさい。
伝えなくてはいけないことは、後回しにせずに伝えなければ。
そんな風に思わせてくれるセリフでした。

それにしても尾元さん、会社も辞めたはずが未だに社員、
夫婦関係も離婚したと思っていたのに、未だに夫婦。
不思議な人生だ〜。
そして最後にホイッスルを拾った尾元さん。
ああやって審判は増えていくのでしょうか?

もしも自分がロスタイムを迎えたら、どのように過ごすのだろう。
いろいろと考えさせてくれるドラマでした。



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キャスト
第1節『カメラマン編』
 瑛太(イエローカード1枚)
 吹石一恵  
 小市慢太郎  
 大島蓉子  
 温水洋一

第2節『刑事編』
 小山慶一郎(イエローカード1枚)
 平泉成  
 脇知弘(立川巡査)  
 山口美也子  
 温水洋一
 田中哲司(遠藤警部)
 矢沢幸治(相沢陽一)

第3節『スキヤキ編』
 友近
 松澤一之  
 田島ゆみか  
 永嶋柊吾
 森崎博之  
 温水洋一

第4節『看護師編』
 上野樹里
 設楽統

第5節『幼なじみ編』
 伊藤淳史
 美波

第6節『ヒーローショー編』
 田中直樹
 原田篤
 安田美沙子
 田中圭 
 畑野ひろ子
 片桐はいり

第7節『極道の妻編』
 常盤貴子
 濱田岳
 吹越満
 三上市朗
 宅間孝行
 野間口徹


第8節『部長編』
 真木よう子
 矢島健一
 岩佐真悠子
 

第9節『ひきこもり編』
 大泉 洋
 小出早織
 田島令子

尾元勇蔵(温水洋一)
主審(犬飼若博)
副審(中村靖日)
副審(四井博善)
第4審判(幸野友之)
解説(西田征史)
実況(青嶋達也)(フジテレビアナウンサー)

スタッフ

プロデュース
 中島久美子
演出
 筧 昌也 / 鈴井貴之 / 大木綾子 / 冨士川祐輔 / 永山耕三
音楽
 屋敷豪太
主題歌
 ORANGE RANGE『君station』
脚本
 第1節「カメラマン編」… 筧昌也 / 森ハヤシ
 第2節「刑事編」… 橋本博行(新宿ミサイル)
 第3節「スキヤキ編」… 矢沢幸治
 第4節「看護師編」… 鈴木智尋(新宿ミサイル)
 第5節「幼なじみ編」… 土田英生
 第6節「ヒーローショー編」… 上田誠(ヨーロッパ企画)
 第7節「極道の妻編」… 吉田智子
 第8節「部長編」… 渡辺千穂
 第9節「ヒキコモリ編」… 鈴木智尋(新宿ミサイル)
制作著作  ……  フジテレビ


温水洋一さんの主な出演作品


この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、衝撃的な尾元の人生でしたね!リストラされて裏金作りの工作に使われていたなんて…それでも厚生年金を払ってくれていた専務に感謝して彩華と父親の仲を心配するなんて〜ロスタイムを過ぎてもホイッスルを吹くのを待った主審、あの僅かな時間が二人の後悔をどれだけ救ったか…

カズ子との思い出がことごとく勘違いだったのが面白い!岸本さんのツッコミも的確で今までの話とリンクさせながらのストーリーも楽しめました!最後に食べたかったのが勇蔵の蕎麦そして本当に愛した勇蔵の傍で息を引き取るロスタイムがあればこそ幸せで後悔のない最後を迎えられるのかな!

最後に死んでしまうという設定は切ないけれど、解り難いルールや審判団の登場の新鮮さに楽しめました!ラストのホイッスルと審判団に加わっていた尾元の謎は残りましたが…
Posted by けた at 2008年04月21日 18:33
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ロス:タイム:ライフ 特別版 後編 最終回 「神の手ホイッスルを吹く!?夫婦で決めたゴール!」
Excerpt: 裏帳簿を持って逃げてしまった古橋(梶原善)を追いかける黒服たち。<br />でも本物のCDロムは彩香(栗山千明)が持っていた。<br />
Weblog: テレビお気楽日記
Tracked: 2008-04-21 17:12

ロス:タイム:ライフ 特別版‐後編:神の手ホイッスルを吹く!?夫婦で決めたゴール!
Excerpt: あたしゃあなたのソバがいい…<br />ってか( ▽ ;)ハハハ<br />カズ子は尾元さんの元妻では無く、現在も籍が入ったままだったんですね〜{/ase/}<br />ロスタイム中のカズ子が尾元さんの元に駆け込んできたのは<br />尾元さんの手..
Weblog: あるがまま・・・
Tracked: 2008-04-22 10:24

役者・温水洋一、まさに玉露の味(ロス:タイム:ライフ〜延長戦・特別版・最終回)
Excerpt: 人生の無駄を清算する生涯最後の一時、それがロス:タイム:ライフ。“ぬっくん”温水洋一が、「恋から」の1%の選ばれし男・草柳明@北村一輝の如く毎回出てくるドラマ(爆)第1節「カメラマン編」:瑛太 第2節..
Weblog: |あんぱ的日々放談|∇ ̄●)ο
Tracked: 2008-04-23 16:16
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