2008年05月11日

ROOKIES 第4回

『どん底からの出発』

用賀第一高校との練習試合まで、あと残すところ一週間というとき、
ついに 安仁屋 (市原隼人) もニコガク野球部へと合流。

『公認野球規則』を読む川藤(佐藤隆太)。
「ポジション選びは各選手の適正を踏まえ、
 効率的に・・・。」

そんな中、ニコガクナインはグラウンドで、誰がピッチャーになるかで
もめていた。
「俺がピッチャーだっつってんだろ!」
「おめーがピッチャーってツラかよ!」と桧山(川村陽介)。
「うるせーよ!おめーよりツラはマシだよ!」と若菜(高岡蒼甫)。
「俺だって元々ピッチャーやりたかったんだよ!」と関川(中尾明慶)。
「あのあの!じゃあ、順番に投げてみて決めようよ。」と御子柴 (小出恵介)。
「・・・・・」
部員たちが静まり返り、御子柴がにっこり微笑む。
と、その次の瞬間、みんなは又、自分が自分が、と主張しあい、
御子柴はがっかり。安仁屋は呆れ顔。

「やっぱりピッチャーは人気あるんだなー。」
笑顔をこぼす川藤。
「感心してないでよー。」とマネージャーの塔子(村川絵梨)。

「よし!誰かキャッチャーやれ。」
みんなの言い争いをよそに、安仁屋がマウンドに立つ。
「お前もともと外野だろうが!
 外野やっとけよ。」と湯舟(五十嵐隼士)。
「お前らよりマシだよ。」と安仁屋。
「な〜に〜!?」平塚、桧山、関川、湯舟が反発。
若菜はそれを静止して安仁屋に言う。
「じゃあ俺が受けてやるよ。
 但し!俺たちが納得出来るような球投げられなかったら
 そん時は!」
「は?」
「俺たちに女紹介しろーーっ!!」
若菜の言葉に沸き立つ部員たち。
「みんな真面目にやろうよ・・。」と御子柴。

「お前大丈夫なのかよ。」岡田(佐藤 健)が若菜を心配する。
「あいつ遠投はかなり得意だけどよ、球はそんな早くねーって。」と若菜。ピッチャーマウンドに立つ安仁屋と、キャッチャーミットを構える若菜
「来い!ションベンボール!」と若菜。
他の部員たちは女コール。
平塚(桐谷健太)はどさくさに紛れて「塔子ちゃんー!」コール。

次の瞬間、安仁屋から放たれた剛速球に、若菜たちニコガクナインは
度肝を抜かれる。

「早い・・」と御子柴。

「中学ん時にMAX135は出てたんだよ!」と塔子。
「なにーーーっ!!時速135キロ!?」

「誰が女紹介しろって?」と安仁屋。
「・・・」
誰も安仁屋に口答えすることなど出来なかった。

「ピッチャーは安仁屋で決まりだな。」川藤が呟く。
「9人、揃ったね!」と塔子。
「うん?」
「ブランクはあるから、勝ち負けは別として、
 なんだか戦えそうじゃん。来週の練習試合!」

「よし!ランニング行くぞー!」
グラウンドを笑顔で走る部員たち。

「俺の目には強そうなチームに見えるよ。」
川藤が誇らしげにそう言う。

校長室
窓からその様子を見つめていた校長(伊武雅刀)と教頭(浅野和之)。
「やりましたね!川藤君。」と教頭。
「あの不良どもに・・高校野球をする資格はない!」と校長。
「校長・・。」

部室
ピッチャー 安仁屋
キャッチャー 若菜
ファースト 湯舟
セカンド 御子柴
ショート 桧山
サード 平塚
ライト 今岡
センター 関川
レフト 岡田

「なんじゃこりゃーーっ!!
 何で俺がキャッチャーなんだよ!
 やったことねーっつーの!
 誰だよ、これ決めたの!」と若菜。
「俺だよ。」と川藤。
「は?おめード素人だろうが!」
「監督だぁぁ!」
「ノックも出来ねーようなやつがな、勝手に決めてんじゃねーよ!」
「ノック・・」
「キャッチャーは顔が隠れて見えねーじゃないか!なんだこれ!」
若菜は大激怒。
「だから言ったろ!おめーのツラなんか見たくねーよ!」と桧山。
「おめーのツラよりマシだぞ!」
「でも、キャッチャーってある意味ムードメーカーだから、
 若菜に合ってるんじゃない?」と御子柴。
「は!?」
「それに、関川は足が速いから、センター向いてると思うし。
 他のみんなもバランスすごくいいって。」
「・・・」
「・・お、俺は、思うけどね。」
「ほらみろ!キャプテンだってそう言ってるじゃないか。」と川藤。
「え!?」驚く御子柴。
「キャプテン!?」驚くみんな。
「異議アリ!」と平塚。
「先生・・」と御子柴。
「お前は野球部再開の発起人でもあるし、
 それにみんなのことを一番わかっていると俺は思う。」
「・・・」
「別にいいんじゃね?御子柴で、な!」と安仁屋。
「安仁屋・・」
誰ももう文句を言わなかった。
「よし!じゃあ頼んだぞ!御子柴キャプテン!」
川藤の言葉に、戸惑いながらも頷く御子柴。
「俺が・・キャプテン・・。」

「試合まであと1週間!
 みんな死ぬ気で練習してね!」と塔子。
「はい!死にます!」と平塚。
「それと先生。試合用のユニフォーム作るけど、
 先生のも作る?」
「ああ俺はいいよ。もう持ってるから。」
「そう。」
「あ・・あの・・さ、
 ケンカとタバコは禁止にしない?」と御子柴。
「はぁっ!?」
「何急に偉ぶってんだよテメー。」と桧山。
「いや・・・だってあの・・もし問題を起こして、一人でも欠けたら、
 俺たち、また野球できなくなるだろ?」
「・・・」
ソファーにふんぞり返っていた安仁屋がすくっと立ち上がる。
思わず目を伏せる御子柴。
「あったりめーだよ、バーカっ!」
安仁屋はそう言うと、ポケットからタバコを取り出して握りつぶし、
それをゴミ箱に捨てた。
御子柴の笑顔が輝く。
他の部員たちも全員タバコをゴミ箱に捨てていく。
その様子を笑顔で見つめていた川藤、
「ワンフォーオール!
 一人はみんなの為にだ!」
熱い川藤を無視して部室を出ていく部員たち。
「おい!無視するなお前ら!!」
そんな様子に笑顔だった御子柴の表情が急に曇る。
御子柴は、安仁屋のロッカーの隣りの、まだ名前の入っていない
ロッカーを見つめていた。

その頃新庄 (城田優) は一人バッティングセンターのベンチに腰掛け、
部員たちと一緒に撮ったプリクラを見つめていた。

部活の帰り、ユニフォームの柄を考えながら帰宅していく部員と塔子。
「やっぱ、無地じゃね?心機一転っていうかさ。」
「でもさ、先生のストライプだよ。」と塔子。
「あいつ試合用のユニフォーム持ってるって言ったろ。」と安仁屋。
「そうだよ。あいつは気にしなくていいんだよ。」
「あー、俺キャッチャーやったことねーんだけどなー。」と若菜。
「まだ言ってんのかよ、トラブルメーカー!」と関川。
「バーカっ!ムードメーカーだっつーの!
 お!お前ら!俺の指示通りちゃんと動けよ!
 イェーイ!俺ムードメーカー!イェーーイ!」と若菜。

みんなの楽しそうな様子に、一番後ろを歩きながら微笑む御子柴。

朝、職員室
「御子柴君がキャプテンになったの?」と真弓りえ(吹石一恵)。
「ええ。あいつがいなかったら野球部は復活してなかったかも
 しれませんから。」と川藤。
「まあ・・そうね!」と微笑む真弓。
「使いっぱしりがキャプテンとはね。」と島野右京(平山広行)。
島野の言葉にムッとしながらも、川藤は微笑み、
「大切なのは、一歩踏み出す勇気ですよ。」と告げる。

「一歩踏み出す勇気か・・。よしっ!」
そう呟く掛布先生(天野ひろゆき)の手には、
『オペラ「ハムレット」』のチケット2枚。
「藤田先生!来週の土曜日なんですけど、」

「あっそうだみなさん!
 来週の土曜日の練習試合、是非見に来て下さいね!」と川藤。
「先生!私も行っていい?」と購買部の女の子。
「もちろん大歓迎!」
「私、レモンのはちみつ漬け持っていきます!」と藤田。
「いただきます!」川藤は笑顔で職員室を出ていく。
「・・・川藤!!」オペラのチケットを噛んで悔しがる掛布。

川藤が決めたポジションにそれぞれついて練習を始めるニコガクナイン。
キャッチャーに抜擢された若菜だが、バッターがスイングすると
目をつむってしまい、ボールがうまく取れないでいた。
「おい!ちゃんと取れよ。」と安仁屋。
「悪い悪い。もう一回!」
「行くぞ。」
安仁屋がボールを投げる。
「ニャーっ!」思い切りバットを振る湯舟。
次の瞬間、また若菜は目を閉じてしまう。
「何避けてんだよおめー!」と安仁屋。
「こいつがバットなんか振るからだろうが!」と若菜。
「振るだろ、普通!」と湯舟。
「打つなら打てよバーカ!」と若菜。
「・・あのバカ。
 何情けねーこと言ってんだ!」と桧山。
「そんなこと言うならおめーら取ってみろよ。」
「今日キャッチャー初めてやったんだから、なかなか慣れるまでに
 時間かかると、」御子柴が庇おうとする。

「おい!マスクつけてみろ。」と桧山。
「何だよ。」文句言いながらも従う若菜。
若菜がマスクを付けると、桧山はそれをグローブで払いのける。
「何すんだよテメー!」
「お前今目瞑ったろ!」
「あ?」
「こんなのが怖いのか?」
「・・・」
「そりゃあバット振ったら取れねーわけだ。
 情けねーな!」
「・・・もういっぺん言ってみろ!」
つかみ合う二人。
「ケンカは禁止だよ!」御子柴が止めに入る。

「人一たびして之を能くすれば
 己之を百たびす」
川藤がやって来た。
「は?」と若菜。
「人が一度する時は、
 自分はそれを100回繰り返して努力すれば、
 必ず向上するという意味だ。
 何事も努力あるのみ!」
「・・・アホくさ。やってられっかよ。」
若菜が立ち去ろうとする。
「早くも出たか。若菜スペシャル。」と桧山。
「何!?」若菜が振り返る。
「昔から出来ないことあるとすぐ投げ出すの得意だったよな。
 こいつよ、小6ん時逆立ちで鎌倉まで行くとか言って。
 あれ何メートルだっけ?即効ギブアップしたよな!」
「・・・」
「逆立ちで鎌倉!?」
「まさかそれ・・」と川藤。
「頼むから今度の試合だけは笑わせてくれんなよな。」と桧山。
その桧山を殴りつけると、若菜は防具を全て外して歩き出す。
「若菜!試合まで時間ないじゃん。ね!みんなで試合出るんだろ?
 練習しようよ!」必死に引き止める御子柴。
「うるせー!」
御子柴を振りほどこうとした若菜の肘が、御子柴の顔面を直撃、
御子柴はその場にひっくり返ってしまう。
「御子柴!!」「御子柴君!!」川藤と塔子が御子柴に駆け寄る。
若菜はそのままグラウンドを後にし・・
「あぁ・・勘弁しろよ。」安仁屋が呟く。

その様子を校長が見つめ・・・。

部室
若菜の肘が当たった頬を冷やしながらポジション図の若菜の名前を
見つめる御子柴。
「ま、明日になれば、また部活に来るだろう。」と川藤。
「根性がねーからな・・あのバカ。」と桧山。
「平塚。お前キャッチャーやれ。」と安仁屋。
「ふん。お前ら結局最後は俺に頼るんだな。」と平塚。
「お前なら顔つぶれても平気だろ。」と安仁屋。
「呪い殺すぞテメー!」
「平っち!」平塚を止める今岡、なぜか平塚の髪にスプレーする。
「ポジションは今のままでいく。
 変えるのは簡単だが、それをしてたらキリがないだろ。」と川藤。
「じゃあ、どうするんだよ。」と安仁屋。
「明日、若菜と話してみるよ。」
「・・おめーはあいつの性格知らねーから。」と桧山。
「あんなことで投げ出すようなヤツじゃない。
 それに・・俺キャプテンだし。
 俺が話してみるよ。」
「じゃあ頼んだぞ。御子柴。」と川藤。

帰り道、御子柴と並んで歩く川藤。
「頼もしいぞ、キャプテン。」
「え?」
「桧山たちを放っておくと、またケンカしかねないからな。」
「一人も、欠けてほしくないからさ。
 だから本当は、新庄にも戻ってきてほしいんだけどね。」
御子柴がそう答える。

野球部のメンバーとケンカ別れの状態となってしまった新庄は、
その頃バッティングセンターのゲームコーナーで一人で遊んでいた。
すぐ側で、チンピラ風の男(山根和馬)が電話で大声で話している。
「外でやれよ。」新庄が男の前に立つ。
「あ?」
「出てけ。」
「わりぃ。即効こっち来て。全員で。」男が電話の相手に言う。

『バッティング1ゲームサービス券』を手に、スウィングスタジアムに
向かう川藤。
施設内に入ろうとしたとき、裏の方でケンカする声が聞こえてくる。
新庄が、大勢の男たちに殴られていた。

「何やってるんだお前ら!
 新庄!!」川藤が新庄に駆け寄る。
「お前・・」新庄が呟く。
「なあ、こいつが何をしたか知らんがもういいだろ!
 許してやってくれ。」川藤が男たちに言う。
男たちは新庄の財布にあったプリクラを取り出していた。
「返せ!」
新庄は川藤の肩を借りて立ち上がると、男たちに言う。
「触るな!」
男はプリクラを落とすと、わざとそれを踏みつける。
「悪い。足が滑ったー。」
新庄は男を睨みつけ・・
「ふざけるのもいい加減にしろ!」と川藤。
「なんだテメー。」
男が川藤に殴りかかる。
それを左手で受け止める川藤。
「天網恢恢!疎にして漏らさず!」
川藤が男を殴り飛ばす。
「お前・・もう殴らねーんじゃ・・」と新庄。
「それは全然話が別だ。
 俺の教え子は死んでも守る!」
新庄は男たちにそう言い放つと、プリクラを拾い、ゴミを払う。
その直後、男のカカト落としが川藤の頭を直撃!
「んーーーっ!!」
「川藤!!」

パトカ−のサイレンの音に、男たちが逃げ出す。
川藤は急いで自分のカバンと新庄のカバンを持ち、
新庄の腕を掴む。
「逃げるぞ新庄!」

河原
「新庄・・
 これ大事なものなんだろ。」プリクラを差し出す川藤。
「知るかそんなもん!」
そう言い立ち去る新庄。
川藤はプリクラの新庄を見つめ・・。
「もう少し楽しそうな顔をしろよ。せっかくみんなで撮ってるんだから。」
新庄が立ち止まり、振り返る。
「・・・お前さえ来なけりゃ、俺たちは上手くやってたんだよ!」
「ああ。
 いつ嫌われるかと怯えながらな。」
「・・・」
「わかってるんだろ?
 自分が人に心を開くのが苦手だから、
 相手も自分に心を開いてくれないってこと。」
「・・・」
「でも友達は欲しい。
 だから力で手に入れたんだ。」
「・・・」
「見せ掛けでも部室という居場所も出来た。」
「やめろっ!!」
「だから・・裏切り者は許せなかったんだろう。」
「テメーに何がわかるんだよ!」
川藤に掴みかかり、拳を振り上げる新庄。
「人に好かれたいなら、人を好きになれ。
 優しくされたいなら、優しくしろ。
 信じて欲しいなら、まず自分の方から信じてみろ。
 俺は、俺を信じて欲しいから、お前を信じるよ。」
「・・・」
「そして・・お前が俺を裏切らないことも知っている。
 誰よりも友情の大切さを知っている、
 お前だからな。」
「・・・」
「人に交わるには、信を以てすべし!
 おのれを信じて、人もまたおのれを信ず!
 人々相信じて、始めて自他の独立自尊を実にするを得るべし!
 BY福澤諭吉!」
「・・・バカヤロウ。」川藤を掴んでいた手を離し、新庄が歩き出す。
「勇気を出せば変われるんだぞ!」
川藤の言葉に立ち止まり、そしてまた歩き出す新庄。
「あいつらのところに戻ってくるなら、大歓迎だからな!!
 俺は信じてるからな!!
 忘れるな!俺はいつでも、お前の見方だ!」

「・・・またワケのわかんねーことを・・。」
涙ぐみながら立ち去る新庄・・・。

夜、一人で歩いていた若菜は、柄の悪い男にぶつかると、
その男を睨みつけ・・。

教室
「若菜・・」
御子柴たちは、若菜の顔の怪我に驚く。
「どうしたんだよその傷!」と御子柴。
「なんでもねーよ。」
「・・ケンカしたのか?」と安仁屋。
「・・・」
「頼むよ若菜!
 もし何かあったら俺たち全員、」と御子柴。
「だったらクビにしろよ。
 キャプテンなら出来んだろ?」
「何言ってんだテメー。
 お前マジで辞める気かよ!」桧山が掴みかかる。
「バーカ。冗談も通じねーのかよ。」
若菜はその手を振り払うと、教室を出ていく。
「若菜!」と御子柴。
「ほっとけ。あんな逆立ち野郎。」桧山が言う。

らせん階段の下
「人数足りねー?」と平塚。
「うん。」と今岡。
「だったら、俺と塔子ちゃんで、愛の三遊間かっ!」
「平っち・・バカだね。」

そこへ、藤田先生登場。
藤田先生は二人に気づき、
「土曜日の練習試合、頑張ってね!」とウィンク!

部室
練習試合まであと5日。
「来てないのか。若菜・・」と川藤。
「・・・やる気なくしたわけじゃ、ないと思うんだよね。」と御子柴。
「そんなこと言ってる場合かよ。
 一応他のメンツ当たった方がいいって。」と岡野。
「新庄のこと?」と湯舟。
「やめろよ、あんなヤツの話すんの。」と関川。
「けど・・この間、野球部の仇取ってくれたじゃん。」と御子柴。
「アイツ何考えてっかわかんねーよ。
 また殴られっぞ。」と関川。
「・・・」
「新庄ほど人間臭いやつはいないぞ。」と川藤。
「はぁっ!?」と関川。
「お前たちは、付き合い方が足りなかったんだ。」
「・・・」

安仁屋は新庄の言葉を思い浮かべる。
『お前はおとなしく野球やれ。』
そう言い、一人で野球部の為にケンカしてくれたことを・・。

「何アイツの肩持ってんだよ。」と関川。
「そうじゃない。
 けどいずれ本当のあいつがわかるよ。」
「・・・」
「ほら!それよりもう試合まで時間ないぞ!
 平塚と今岡なんかもう練習してたぞ!」

川藤の言葉どおり、平塚と今岡はグラウンドで素振りしていた。
二人の額には、『カオルLOVE』のハチマキ。

御子柴たちもグラウンドへ。
「よーし。じゃあランニングしようか。
 1、2、1、2、
 声出していこう!」
嫌々御子柴に従う部員たち。
「だらしねーな。」安仁屋が呟く。

「みんな乗ってないね。若菜君いないと。」塔子が呟く。

屋上
タバコを取り出す若菜。
吸おうと思ったが、それをゴミ箱に捨てる。

「ケンカか?その傷。」
川藤に声をかけられ、立ち去ろうとする若菜。
「俺も壁にぶち当たったことがあるんだけどさ。」
若菜が足を止める。
「いつもお前たちに夢はどうこう言っているけど、
 学生の時、教職課程に進もうと思ってたんだが、
 ちょっと迷った時期があってな。」
「何語り始めてんだよ。」
「お世辞でも出来のいい大学じゃなかったから、
 周りから教師になるなんて無謀だって言われてな。」
「・・説教なら聞かねーぞ。」
「その時だよ。
 俺に勇気をくれた人がいたんだ。」
「勇気?」
「ああ。
 たまたまテレビで見たんだが、
 40日間かけて、多摩川から鎌倉まで逆立ちで歩いていこうとした
 少年がいたんだ。」
「・・・」
「30キロもあるし、どう考えても無謀な挑戦だとテレビを見ていて
 思ったが、だからこそ、しっかり地面を掴んで、
 一歩ずつゆっくり前に進んでいくその少年が、
 俺にはキラキラ輝いて見えたんだ。
 あの時思ったよ。
 俺も負けてられないって。
 その少年がゴール出来たかどうかは知らない。
 けど俺は、あの少年から勇気を貰ったんだよ。」
「・・・」
「だから俺は、今ここにいられる。
 今でも感謝している。」
「・・・」黙って立ち去る若菜。
「今度はゴールして見せてくれないか?」
「・・・」若菜がまた立ち止まる。
「俺たちに又、勇気をくれないか。
 若菜。」
「・・・あのよ。」

スポーツ用品店でユニフォームを注文する塔子。
「早くしろよ。」と安仁屋。
「すぐ終わるって。」
バットを見ていた安仁屋は、御子柴が保守用のマスクを
見つめているのに気づく。

「あれ?御子柴先輩!」
「鹿取!」
声をかけてきたのは、中学の時の後輩、鹿取(浅利陽介)だった。
「久し振りっすねー!
 あれ?ひょっとしてまだ野球やってるんすか?
 懲りないっすねー先輩も。」
「・・・あ・・そういえば、鹿取って用賀だったよね。
 今度の練習試合よろしく。」
「何すかそれ。」
「やるんだよ、ニコガクと。
 な?キャプテン!」安仁屋が会話に加わる。
「・・・ああ。」
「キャプテン!?先輩・・球拾い大臣から大出世じゃないですか!
 でも・・ニコガクの野球部ってそんなレベルなんすか?」
「・・・」
「レベルが知りたきゃ教えてやろうか。あ?」と安仁屋。
「あ・・じゃ・・また・・」鹿取と友達が逃げ出す。

「あいつ・・中学んときの後輩でさ。」と御子柴。
「だっせーキャプテンだな!」
安仁屋は御子柴を軽く突き飛ばして立ち去る。

そこへ塔子が戻ってきた。
「お待たせ!
 ・・あれ?安仁屋君は?」
「・・・」

ここで、一人野球の練習をする人物の影。
このシルエットは・・。


教室
机を蹴飛ばす桧山。
「若菜・・このまま試合まで休むつもりじゃねーだろうな。」と岡野。
若菜の席を見つめる安仁屋・・。

職員室にノートを届けにやってきた御子柴に、校長が声をかける。
「野球部のキャプテンは、慣れたかね?」
無言で頷く御子柴。
「チームの和を乱す者がいるのなら、よく考えた方がいい。」
「え・・」
「たった一人の為に・・部が崩壊することだってあるんだぞ。」
「・・・」

職員室を出た御子柴は、廊下を歩く若菜の姿に気づく。
顔には前以上に傷が出来ている。
「若菜!
 ・・またケンカしたのかよ!」
「・・・」
「何やってんるんだよ練習にも出ないで!」
その声に、安仁屋たちも廊下に出てきた。
「若菜・・」と安仁屋。
「またケンカか?
 お前もう野球やんねーのかよ。」と桧山。
「・・・何だよ。すっかり優等生だな。」と若菜。
桧山が若菜の頬を殴る。
「桧山!」と御子柴。
「テメー!また途中で投げ出すつもりか!
 今度は諦めずにやるんじゃねーのかよ!」と桧山。
「・・・」
「一度でいいから俺にスゲーって言わせてみろよ!」
「うぜーんだよテメーは!」
若菜が桧山を殴り飛ばす。
「やめろよ!」と御子柴。
「黙ってろよ!」
「・・やる気がないならもう野球部やめてくれよ!」
「・・・」
「約束の一つも守れないんじゃ野球やる資格ないよ!」
「・・・」
「若菜のせいでチームがバラバラになるだけだよ!!」
「・・・」
安仁屋が動く。そして殴りつけた相手は・・御子柴だった。
「安仁屋!」と関川。
「お前がいるから又みんな集ったんだろうが!」と安仁屋。
「・・・」
「お前がそんなこと言ってんじゃねーよ!!」
「・・・」
「本気でキャプテンやる気あんのかよ。
 なあっ!
 ・・だから後輩に舐められんだよ、バーカ・・。」
「・・・」
何か言いたそうな若菜。
「若菜?」その様子に今岡が気づく。
だが若菜は何も言わずにその場を立ち去る。
そして御子柴も、若菜とは逆の方向に立ち去るのだった。
安仁屋は軽く壁を蹴り・・・。

帰り道
「御子柴の練習来なかったなー。」と関川。
「どうする?」岡田が安仁屋に聞く。
「あ、そういえば坪井がよ、夜学校で若菜見たってよ。」と平塚。
「何で夜?」
「坪井美術部に入ったらしくてさ、
 なんか月一でセミヌードのデッサンがあって、
 その帰りに学校で若菜見かけたんだって。」と今岡。
「セミヌード!?」と湯舟。
「その話桧山にしたのか?」と安仁屋。
「したけど。」

バットを手に構内を歩く桧山。

職員室では、川藤が野球のルールを勉強中。
「フェアフライ、或いは、ファウルフライが正規に野手に・・」
そこへ、御子柴がやって来た。
「おぉ御子柴!」
「・・・」
「どうした?」
「先生あの・・
 キャプテンを・・やめさせて下さい。」
「え!?」

学校へと走る安仁屋。

バットを手にした桧山が見たものは・・
壁に近い距離からボールを思い切り投げ、キャッチの練習をする
若菜の姿だった。
ボールを顔にぶつけながら練習を繰り返す若菜。
あの怪我は、ケンカではなく、この練習で出来たものだったのだ。

若菜が桧山に気づく。
桧山は優しい笑みを浮かべて若菜を見つめていた。

職員室
「俺、中学の時、球拾い大臣と呼ばれてて・・。
 万年補欠で、後輩にもレギュラー取られて。
 わかるでしょ?笑っちゃうよ、俺がキャプテンなんて。」
「・・・」
「・・・ごめん。若菜のこと・・説得できなくて。」
そう言い立ち去ろうとする御子柴。
「・・・御子柴。ちょっと付き合え。」

駆けつけた安仁屋が見たものは・・。

そしてそこへ、川藤と御子柴もやって来る。
「うん?安仁屋?」
安仁屋が振り返り、そして御子柴に見てみろと目で合図を送る。

桧山が若菜の持つタイヤに向かってバットを振る。
タイヤの丸い穴の向こう側で、しっかりと目を開けている若菜がいた。
「ミズノだ!」と若菜。
「テメー適当に言ってないだろうな?」と桧山。
「今目つぶってねーだろ!バッチリ見えたぜ!」
「じゃあ次行くぞ!」
バットを変えて構える桧山。

「知ってたのかよ。」安仁屋が川藤に聞く。
「若菜から一人で特訓しているというのは聞いていた。
 試合までには必ず何とかするから、黙っててくれって言われたんだ。」
御子柴は二人の特訓する姿を見つめ・・。

「余裕だよ!
 もう瞬き一つしねー!」と若菜。

「若菜・・。」御子柴が呟く。
「若菜!!」
「御子柴・・」
「何で教えてくれなかったんだよ。」
「・・・ムードメーカーな俺が、下手なところ見せて、
 お前らのテンション下げるわけにいかねーだろ?」
「・・・」
「・・・試合の前にケンカなんかするかよ。もったいねー。」
「・・・」
「今はもう・・これしかねーって感じだよ。」
「・・・」
「やめろって言われても、やめねーからな!」
御子柴の瞳から涙が溢れる。
「いちいち泣くな。バーカ。」
「・・うん。」そう言い泣きじゃくる御子柴。

そんな二人を笑顔で見つめる川藤。
そして安仁屋は、叫びながら駆け寄ると、御子柴と若菜の肩に腕を回す。
「何だよ気持ち悪いな。」
「お!うるっせーよバーカ!」
そしてみんな、嬉しそうに、楽しそうに笑いあう。

野球部の練習
マウンドには安仁屋。
キャッチャーボックスには、若菜。
安仁屋の投げたボールを、若菜は瞬きせずに受け止める。
「うぉーー!」喜ぶ部員たち。
「今のスローボールか?」若菜が安仁屋に言う。
「うるせー。」にっと笑ったあと真顔で言う安仁屋。
川藤に、みんなに拍手され、若菜は照れ笑い。
「・・バーカテメーラ殺すぞ!
 早く散れ!練習するぞ!ほら!」
若菜に追われてみんながポジションに着き・・。

川藤はジャケットを脱ぎ、ボールの入ったカゴとバットを手に
バッターボックスへ。
「おい!ちょっとやめとけって初心者!」と若菜。
「行くぞ!平塚!」
川藤がノックする。
「おーっ!」ちゃんとボールが飛んできたことに驚く平塚。
「おーっ!じゃないだろ!取れよー!」
部員たちが今度は川藤に拍手を送る。

「ノックできんのかよ、あいつ。」と若菜。
「夜一人でバッティングセンター通って特訓してたんだって。
 もしかしたら一番努力しているのは先生かもよ!」と塔子。
塔子の言葉に微笑む若菜。

「よしショート行くぞ!」川藤が打つ。
「桧山ゲッツー!」と若菜。
ボールを取った桧山は御子柴へ、御子柴から湯舟へ。
「ニャー!取ったー!」と湯舟。
「うぉーーーっ!ゲッツーーー!」踊り出す川藤。
「ゲッツーだってーの!」と若菜。
「そうかー!ゲッチューか!ゲッチュー!」と川藤。
安仁屋も楽しそうに微笑み・・。

私立用賀第一高等学校の前に立つ川藤と御子柴。
「普通しないよ前もって挨拶なんか・・。」と御子柴。
「何言ってるんだ。
 去年事件を起こした問題校とわかってながら、
 練習試合を受けてくださるんだぞ。
 前もって挨拶するのが礼儀だろう。
 さ、行くぞキャプテン!」
「・・・」

「キャンセル!?
 いやちょっと待って下さい。どういうことですか!?」
「試合をキャンセルされたのは、そちらですよ。」
用賀第一高校の監督・水原(山本龍二)が言う。

校長室
「どうして辞退なんかしたんですか!校長!」と教頭。

用賀高のグラウンド
「水原先生!お願いします!
 みんなこの日の為に一生懸命練習を積んできてるんです!」と川藤。
「そう言われましてももう・・よそと試合を組んでしまって。」
「しかしそこを何とか!」
「すみません。
 我々も一応、真面目にやっているんですよ。」
「真面目・・」
「そんな・・」と御子柴。
「もう決まっちゃったもんはしょうがないっすよ。」鹿取がやって来た。
「鹿取・・」
「こら。失礼だぞ。
 わざわざ挨拶に見えたのに。」と水原。
「中学んときの先輩なんすよ。
 俺たちの為に毎日球拾いやってくれたんすよ。ね!」
「言葉を慎め!」と水原。
「あ、そうだ。鹿取。
 お前たち1年が、こちらと練習試合をして差し上げろ。」
「え・・」
「それで、いかがですか?川藤先生。
 せっかくいらしてくださったことですし。
 明日の試合は、顧問の国松という者を同行させますんで。」
「その前に君!
 御子柴に謝ってくれ。」と川藤。
「はぁ!?」
「あの、川藤先生。」と水原。
「我々はバカにされるために来たわけじゃありません!
 うちのキャプテンをバカにしたことを謝罪してくれ!」
「・・・いいよ、先生。」と御子柴。
「よくない!!」
「いいんだって。
 ・・俺、球拾い専門だったけど、好きだから頑張ってやったんだ。」
「好きだけで上手くなれたらいいっすよね!」と鹿取。
「やめろ!」と水原。
「なれるよ。
 好きだけでも上手くなれるんだよ。」と御子柴。
「御子柴・・」そんな御子柴を誇らしげに見つめる川藤。
「先生。なんか俺、今のチームだったら、
 こんなヤツに負ける気しねーよ。」
「水原先生。」そして川藤は・・。

校長室
「1年生と試合をする!?」驚く教頭。
「はい。レギュラーじゃありませんが、
 予定通り!
 用賀第一高校と練習試合をすることになりました。」
川藤が校長に言う。
「・・・」

教室
「1年とやんのかよ・・。」と安仁屋。
「・・それでも、いいかな。」と御子柴。
「で、お前・・あのクソガキにぶちかましてやったんだろう?」
「・・ああ!ぶちかましてやったよ!」
「だったら文句ねーよな。」安仁屋が微笑む。
「よーーーし!」「試合だ!試合だ!試合だ!試合だ!」

「新しい試合用のユニフォームに背番号つけたよ!」
塔子がダンボールを抱えてやってきた。
「うぉーっ!」

校長室
「相手は1年生と言えども、推薦入学してきた選手ばかりなんだよ。」と校長。
「こっちには、どん底から這い上がってきた者同志の、
 固い絆がありますから。」
「ふん。ただの不良だ。」
「不良だってやる時はやるんですよ。」
そう言い満面の笑みを浮かべる川藤。

教室
ユニフォームを手に嬉しそうな部員たち。
「番号間違えないでよ。」と塔子。
「2番かよ。でも塔子ちゃんの手縫いだからいい!」と平塚。
「あ!俺も2番だ。」と若菜。
「テメーかぶってんじゃねーよ。」と平塚。
「かぶってねーよ、2番だろうがよ!」と若菜。
「平っち・・どう見ても、逆じゃない?」と今岡。
「あ!!ごめん間違えた!」と塔子
5をさかさまに縫ってしまったのだ。

「お!出来たのか!
 いいじゃないか。俺のはどこだ?」と川藤。
「え!?先生試合用の持ってるって言ってたじゃん。」と塔子。
「で・・え!?じゃあ俺だけ、ユニフォームのデザイン違うのか!?」
「・・・ワハハハハ!」みんな、大笑い。
「おい!まだ1枚あるぞ。
 10番・・誰!?」と平塚。
川藤が微笑む。
「・・・うん。新庄君の。」と塔子。
「・・・」
「部室来てって言っといたんだけど・・新庄君も野球部だし。」と塔子。
関川は新庄に酷い暴力を受けたことを思い浮かべる。
「じゃあ、俺渡してくるよ。」と御子柴。
関川は御子柴の手からそのユニフォームを奪い・・
そして教室を飛び出していく。
「関川!!」

部室の前
新庄の顔を見ずに、ユニフォームを差し出す関川。
「試合はあしたの午後1時半。
 このグラウンドだからな。」
新庄がユニフォームを受け取る。
「・・・に会うかよ。俺にこんなもんが。」と新庄。
「馬子にも衣装ってやつだよ!」と関川。
無言で立ち去る新庄。
「きっと似合わねーけどなー!
 ・・・川藤みてーなこと言っちまったな。」
関川が微笑む。

校長室
「どん底から這い上がってきた、固い絆。
 40年前にも、いろいろありましたね。」と教頭。
「・・・あんな不領土もと一緒にするな。」と校長。
校長室に飾ってある写真は、
『祝 甲子園出場 二子玉川学園高校野球部一同』
その中に、池辺駿作と村山義男の名前があった。

夜の教室
野球部員たちの席を見渡す川藤。そこへ真弓がやって来た。
「夢にときめけ!明日にきらめけ!
 あなたの言っていた言葉、今は・・あの子たちが一番
 噛み締めているんでしょうね。」
真弓の言葉に微笑む川藤。
「明日は頑張ってね。
 学校に、あの子達の本当の姿見せてあげて。」
「はい!」

そして翌日。
部室でユニフォームに着替えた部員たちに川藤が言う。
「みんなちょっと聞いてくれ。
 はっきり言って、今日という日を迎えられるかどうか、
 俺自身もわからなかった。
 過去の過ちは決して消え去るものじゃない。
 だが、止まってしまった時間を、こうしてもう1度
 動かすことが出来た。
 俺は何もしていない。
 お前たち自身が、考え、行動し、
 野球部を蘇らせたんだ!」
「・・・」
「だから、今日の日を迎えられたことを誇りにして欲しい。
 俺は、そんなお前たちを誇りに思う。
 お前たちは立派な高校球児だ!
 自信を持って戦ってくれ!」
真剣な眼差しで川藤を見つめる部員たち。
平塚も塔子をちら見しながら、川藤を真剣に見つめる。
湯舟、桧山、若菜、関川、今岡、岡田、御子柴。
「夢にときめけ!
 明日にきらめけ!
 めざせ甲子園!はい!」
「夢にときめけ!
 ・・あ。」
川藤に続いたのは御子柴だけだった。
みんなはさっさと準備に入り・・。
「おい!あとに続けよ!!」と川藤。
「おめーはやることがいつもこっ恥ずかしいんだよ!」と若菜。
「なにーーっ!」
楽しそうに部員を見渡す川藤。

用賀第一高校一年生がやって来た。

「行くぞー!」と安仁屋。
「おーーっ!!」雄たけびを上げながらグラウンドに向かう部員たち。

みんなの背番号をしっかりと見つめる塔子と川藤。

その頃、新庄は河原に腰掛け、ユニフォームを見つめ・・・。


※一部公式HPあらすじを引用しました。


誤解、ケンカ、仲直り、みんなの笑顔。
男の友情っていいな〜って、毎回、そう思わせてくれます。
男だからとか、女だからとか、そんなの関係ないのかもしれないけれど、
でもなぜかそう言いたくなる。(笑)

逆立ちで鎌倉を目指した少年の話を聞いた時の川藤の「まさかそれ・・」。
そして、「今度はゴールして見せてくれないか。」
川藤は小学生の頃の若菜に勇気付けられたのですね。

桧山は若菜の幼なじみだったんですね。
子供の頃から若菜のことをよく知っている桧山は、
若菜の弱さを人一倍心配していたのでしょう。
「・・あのバカ。」という呟きに、そう思いました。
「一度でいいから俺にスゲーって言わせてみろよ!」
このセリフからも、桧山の若菜への友情が篭っています。

校長先生の入れ知恵で、若菜に野球を辞めろと言ってしまった御子柴。
キャプテンとしてチームをまとめなければという、
そういう思いからだったのですが、
まさか彼が仲間にやめろと言うなんて・・。

その間違いを正したのは、安仁屋でしたね。
彼の口癖、「バーカ」が今回はとても悲しげに聞こえました。
毎回安仁屋の「バーカ」にはその時の感情が篭っているんですよね。
いつも愛情が篭っているように感じます。

若菜の顔の怪我は、多分練習をしているんだろうなと思っていました。
桧山も安仁屋たちも、若菜は美術部のセミヌードデッサンに
参加しているとでも思ったのでしょう。
桧山はバットを手に若菜の姿を探し、
安仁屋も桧山、若菜を心配して学校に駆けつける。

若菜の秘密特訓を知った桧山の笑みがとても温かかった。

『ライフ』のアキラ先輩は、今でもあのままでした。
山根和馬さん、こういう役がハマっていますね。

用賀高校の監督さんを演じていらっしゃるのは山本龍二さん。
『セーラー服と機関銃』では、中尾明慶さんと叔父、甥っ子の間柄でした。

校長先生と教頭先生は、高校の頃一緒にこの学校で甲子園に出場した
仲だったんですね。
校長がどうしてこれほど嫌がらせをするのか、わかったような気がします。
彼も野球を愛しているのですね。
優勝記念の選手たちのユニフォームは、今川藤が着ているのと
同じストライプのようです。



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キャスト

川藤幸一 … 佐藤隆太
安仁屋恵壹 … 市原隼人
御子柴 徹 … 小出恵介
新庄 慶 … 城田 優
関川秀太 … 中尾明慶
若菜智哉 … 高岡蒼甫
平塚 平 … 桐谷健太
岡田優也 … 佐藤 健
湯舟哲郎 … 五十嵐隼士
桧山清起 … 川村陽介
今岡 忍 … 尾上寛之

八木塔子 … 村川絵梨
掛布光秀 … 天野ひろゆき
藤田先生・・・(養護の先生)

島野右京(平山広行)陸上部顧問
辻先生()サッカー部顧問 

池辺駿作 … 浅野和之
真弓りえ … 吹石一恵
村山義男 … 伊武雅刀

< 友情出演 >

張本琢己 … 森山未來
御子柴響子 … 綾瀬はるか


スタッフ

原 作 … 「ROOKIES」森田まさのり 著 集英社 刊
企 画 … 石丸彰彦
脚 本 … いずみ吉紘
演 出 … 平川雄一朗
プロデューサー … 津留正明
放 送 … 土曜8時枠 4月19日スタート
制 作 … TBSテレビ
製作著作 … TBS


佐藤隆太さんの主な出演作品


この記事へのコメント
ちーずさん、こんにちは。
若菜の秘密の特訓、桧山との友情には、ベタなんだけど泣けましたね。
用賀高校の鹿取、いやなやつですね〜。「僕の歩く道」での小日向さんの息子役がいまだに印象深い浅利陽介くん、嫌味な役もこなしますね。と思ったら「トップセールス」にも出てきましたw 重なるときは重なりますね。
で、ノックでのゲッツーの場面ですが、二塁ベースカバーに入りボールを受け取ってジャンピングスローしたのは、走ってきた方向から見てもセンターの関川ではなくセカンドの御子柴じゃないかな?もちろんセンターがセカンドベースカバーに入ってもおかしくないし、練習だからポジション通りの配置じゃないかもしれないから関川の可能性もありますが。画面では誰なのか判断できないけど、あの張り紙通りポジションが決まったとするなら御子柴ですよね?いわゆる6-4-3のダブルプレーではないでしょうか?
Posted by マンデリン at 2008年05月11日 21:37
マンデリンさん、こんばんは!
『トップセールス』で浅利陽介君、バット振り回してましたね!

あれは御子柴でしたか!
野球はあまり良くわからないので、これから試合メインに
なった時のレビューが不安です。
また教えて下さいね!
Posted by ちーず at 2008年05月12日 00:36
ちーずさんレビューお疲れ様です♪

うんうん
本当に男の友情っていいなぁって毎回思いますw
細かいやりとりも楽しい♪

アニヤの事を自分のことのように自慢するトウコが可愛かったです
トウコもまたアニヤが野球をやってくれて本当に嬉しいでしょうね

アニヤのミコシバとワカナにかけよっていった時のバカは今までとは違って可愛かったです
テンションが高いというかw
ワカナの特訓で泣いていた後だったので泣き笑いしてしまいました

最後の背番号の並びがかっこよくてわくわくしました
(シンジョウが入れば完璧ですが…)
来週ぶちかましちゃってほしいです(笑)
Posted by 麻由 at 2008年05月12日 00:58
麻由さん、おはようございます。
コメントありがとうございます!

つい、思っちゃうんですよね。男の友情っていいな〜って。(笑)
派手にけんかしてもすぐに仲直りして、絆はますます深まって。

安仁屋を自慢する塔子、すごく嬉しそうでしたね。
この日を彼女は誰よりも待っていたのかもしれません。

安仁屋の「バーカ」はいつも感情が表れていて、
あまりいい言葉じゃありませんが、でもダイスキです。

最後の背番号のシーン、カッコ良かった!
背中だけで彼らの喜びが伝わってきましたね。
スロー影像になったところもお気に入り!

新庄はあそこで現れるか!?と思っていたけれど、
彼はまだ迷っていました。
試合が始まり、ピンチで登場か!?
ぶちかましちゃってほしいですね!(笑)
Posted by ちーず at 2008年05月12日 08:54
いやぁーーー。
新庄チームに入るかとオモってたのになぁ・・・
来週は試合・・・
だけどさぁ、きっと負けるんだ・・・
予想。それでみんなの友情みたいなものが
深まってどんどんチームが1つになって
いくんだとオモってます。
いや、でも勝ったらいいですけどねぇ^^
やっぱり安仁屋最高ですねぇ^^
かっこいいwww
安仁屋が言う「バーカ。」が
いいですねぇ^^
あの独特な声!何か忘れられないです!!
毎週毎週市原くんが楽しみでたまりません!
Posted by さおり at 2008年05月12日 20:47
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