2008年06月11日

無理な恋愛 第10話

『男の引き際、最後のデート』

正午(堺正章)は新人バンド・ZUKAN(ZUKAN)のCDが売れなかったことで、社員たちから現場を離れるよう言われてしまった。
自らの責任を感じる文平(田中圭)に檄を飛ばし、ライブ前にもZUKANに率先して声をかける正午。
しかし、ライブの様子を袖から見ていた正午は、祥子と文平に「あとはよろしく」と声をかけ、その場を立ち去る。
その様子から、祥子(青木さやか)は正午が会社を辞めようとしているのだと気づく。

かえで(夏川結衣)は、脚本の研究を始めて楽しそうな龍彦(徳井義実)に、映画のシナリオ募集のチラシを渡す。
かえで自身は、オーディションや営業活動を事務所の村上社長(不破万作)と共に続けるが、やはりどこでも36歳という年齢がネックになってしまう。

正午はケンちゃん(ムッシュかまやつ)の店に寄り、「必要とされてないのにいるのは辛い」と本音を洩らす。
そして「何もなくなった60歳に恋は厳しい」と自嘲する。
そんな時、丁度かえでが店にやって来た。かえでは女優業を頑張る気になったのは、頑張っている正午に負けたくないと思ったからだと話す。
それを聞いた正午は、今の自らの境遇が切なくなる。後日、正午は最初に会社を始めた街を歩いていると、偶然朝子(小嶋陽菜)に出くわす。
2人でカフェで話すうちに朝子は、大学卒業後への不安を語る。
そんな朝子に正午は、職業に選ばれるのではなく、自分のために自分が職業を選ぶのだと励ましの言葉を掛ける。

かえではダメもとで受けた映画のオーディションで、ヒロインの叔母さん役で起用を検討しているので、もう一度会ってみたいと連絡を受ける。

正午は遂に会社に辞表を提出し、名残り惜しむ祥子や矢代を置いて、会社を去って行く。
そして自分から誘って光代(夏木マリ)と圭介(尾美としのり)と朝子と4人で食事をする。
そんな正午を見て光代は、正午がどこかへ消えようとしているのではないかと問い詰める。
言い当てられた正午は、かえでの前からも何も告げずに姿を消そうとしていることを認める。

しかし、正午は最後に龍彦(徳井義実)にだけ会って、遠回しにかえでを幸せにするよう伝えておこうと電話を掛けるが、成り行きで、かえでや律子(鈴木砂羽)、水田(福田充徳)と一緒に居酒屋で酒を飲むことになる。龍彦はパソコンを購入して、脚本の執筆に本格的に取り組み始めていた。
かえでは村上社長から電話が掛かってきて、ヒロインの叔母さん役が決定したと聞かされる。
そんなふうに、皆がそれぞれに頑張っている姿を見て、正午は龍彦、律子、水田がいる前で公然とかえでをデートに誘う。

最初で最後のデートだと張り切った正午は、かえでと遊園地に出かけ、若者たちに交じってはしゃぎまくる。
自分たちがどういう関係に見えるだろうか、と問い掛ける正午に、「恋人じゃないですか?」と答えるかえで。
正午は別れを告げないまま、閉園時間ギリギリまで思い出作りを楽しんだ。

やがて、かえでが出演する映画の撮影が始まった。
龍彦は脚本の執筆に力を注ぎ始める。
そして正午の部屋からは家具が消え去り、正午は古ぼけた革のトランク1つを持って部屋を出て行くのだった…。

公式HPより=


自分よりもずっと年下の役員たちからの突き放すような言い方を、
正午はどんな気持ちで聞いていたのでしょう。
ものすごくショックを受けたはずなのに、文平や祥子の前では
いつものように明るく振舞う正午。
正午が言っていたように、会社は利益を生み出すためにある。
それはわかっているけれど・・。
「でも立木さんは今までずっと沢山成功させてきたじゃないですか!」
文平の半べそかきながらのこの言葉に、正午は救われたんじゃないのかな。

立木さんに負けたくないから頑張っている。
かえでは正午のことを尊敬しているんですよね。

自分が最初に会社を始めたマンションを見上げる正午。
もう一度、初心に帰って・・ってことなのでしょうか。
そこで正午は偶然朝子と会います。
就職の不安を口にする朝子に、
「同じだな。僕も、今怖くて仕方がない。
 ・・・こう考えてみたら?
 何かになるとか、何かにならなくちゃなんて思わなくていいんだよ。
 会社員でも、医者だろうと、学校の先生だろうと、歌手だろうと。
 どんな仕事に就こうと、君は、君だ。
 会社員なんて名前の人間になるわけじゃない。
 そんな人間はどこにもいないんだよ。
 簡単に、そう思えないかもしれないけど、
 職業に、選ばれるんじゃない。
 君が、選ぶんだ。
 君の為にね。」
そうアドバイスする正午。素敵な言葉でした。
娘にアドバイスすることで、正午は自分のこれからを、
切り拓くことが出来たのかも。

おっと!龍彦が質屋のパソコンを手に入れるために、
工事現場で働き始めました!かなり本気ですね!

会社に辞表を提出した正午。
そのことを祥子と文平に問い詰められ、
「とにかくさ、一回、ゼロになってみようと思ってさ。
 ずーっと頑張ってきたから。」と正午。
「俺も辞めます!俺ついていきます、立木さんに。」
「なーに言ってんだよ、文平。
 お前がゼロになってどうすんだよ。
 お前たちはな、まだゼロになる資格はないの。」
「だって俺・・立木さんのこと本当に・・・
 俺父親早くに亡くしてて・・
 だから立木さんのこと本当の父親だと思って・・
 だから・・」
「泣くな!文平。
 わかってるよ。
 ごめんな。
 上の世代としては、もっとカッコよく終わりたかったっていうか、
 お前たちに、夢与えるような、仕事の終え方見せたかったんだけど。
 それが俺たちの義務だろうって、そう思ってたんだけど。
 なーんか、カッコ悪くて、ごめんな。」
「そんなことないですって!」
「祥子。」
「・・はい。」
「ありがとうな、本当に。
 お前はさ、本当に、いい女だ。俺はそう思う。」
祥子と文平を抱きしめ、正午は会社を去りました。
「団塊世代の、特徴ですね。
 やせ我慢がカッコイイと思ってる・・。」と祥子。

いいシーンでした。
たとえやせ我慢でも、上司としての正午がすごくカッコよかった。

その後正午は、光代、圭介、朝子と4人で食事。
昔の夫と今の夫。血の繋がった父子、血の繋がらない父子。
正午と圭介、朝子が笑いあっている。
そんな状況に、いつもハチャメチャに明るい光代が涙しました。
この涙にじ〜んときました。
正午と別れたあと、光代だって苦労したはずです。
妻として、母として。
今の自分を幸せだと思えたんですよね。
鋭い光代は、「死んだりしないよね。」と正午に直球の質問。
祥子や文平だって、心配したはずです。
この問いを正午は笑い飛ばしていました。

龍彦、念願のパソコンをゲット。
律子に調子を聞かれると、今までのように大口を叩いたりしません。
脱・口先だけの男!ですね。好感度アップ!

居酒屋に合流した正午。
「自分の為に頑張る。
 頑張れることがあるっていうのは素敵なことなんだよ。
 みんな、頑張れ!」
光代や朝子と別れたあとも、正午は仕事一筋で頑張ってきたんでしょうね。
がんばってきた仕事を失ってしまった正午の、この言葉が染みてきます。
今の正午にとって、映画の役を射止めたかえでは眩しすぎたかも。
「あのさかえでさん!
 デートしてもらえませんか?」
突然のデートの誘いに、二人の別れを感じます。

正午にとって思い出作りのためのデート。
豊島園!子供の頃よく行きました。
子どものようにはしゃぐ二人。
満面の笑みも、最後のデートだと思うと切なくなります。
メリーゴーランドで微笑むかえでの横顔を見つめる正午。
まるでその笑顔を胸に焼き付けるように・・。

閉園時間のアナウンスに、
「もう1個乗ろう!もう一つだけさ。まだ間に合うから!」
正午はそう言うと、かえでの手を取り走り出します。

龍彦はシナリオグランプリ目指して頑張っていて、
かえでは映画の撮影が始まり。

そして、正午は荷物を引き払い、トランク一つでどこかへと行ってしまいました。
正午の表情は、新たな一歩を歩き出すのだ、という決意のようなものが
見えたように思います。

次週予告。
律ちゃんと水田、結婚!
正午は菊原(坂口憲二)と再会!
祥子さんは?文平君は?
龍彦が応募したシナリオグランプリは?
そしてかえでのハートを射止めるのは!?

次クールドラマのCMもありました。
米倉涼子さん主演『モンスターペアレント』。
題材としては、仕事柄とっても興味があります!



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キャスト
立木正午・・・堺 正章
長野かえで・・・夏川結衣
東海林龍彦・・・徳井義実
水田一郎・・・福田充徳(チュートリアル)
門田祥子・・・青木さやか
矢代文平・・・田中圭
久保律子・・・鈴木砂羽
小川圭介・・・尾美としのり
小川朝子・・・小嶋陽菜
姫野まどか・・・スザンヌ
田代和也・・・永田彬
ケンちゃん・・・ムッシュかまやつ
小川光代・・・夏木マリ
菊原・・・坂口憲二
ほか

沖縄インディーズバンドZUKAN公式ブログ

スタッフ

脚本
 岡田 惠和
音楽
 仲西 匡
 瀬川 英史
主題歌
 堺 正章「忘れもの」
 (ビクターエンタテインメント)
演出
 塚本 連平
 小松 隆志
プロデューサー
 安藤 和久(関西テレビ)
 東城 祐司(MMJ)
 浅井 千瑞(MMJ)
制作
 関西テレビ
 メディアミックスジャパン



堺正章さんの主な出演作品



夏川結衣さんの主な出演作品


22:09 | CM(1) | TB(2) | 無理な恋愛 | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、会社の対応は少し冷たすぎたように感じましたが、やせ我慢でも祥子や文平に会社の立場を教え説く姿は潔くみえました!朝子への助言も会社を離れる怖さを置いといて父親として人生の先輩として経験を積んだ良いアドバイスでしたね!

正午に負けないように無理のある役でもオーディションに挑戦していくかえでや脚本家として目覚めパソコンを買うためにバイトまでこなす龍彦、居酒屋で映画決定やシナリオグランプリに目をきらきらさせて夢を追う姿に今まで悩みを聞いていた立場の正午は少し辛そうでした…

光代の感も鋭いですね、三人を招待して食事をしたときの死を選ぶは冗談まじりでしたが消えてしまうつもりは当たっていましたね!別れても良い関係を保てる二人も微笑ましいです。

かえでに内緒で居なくなるのは正午らしくないですね、『さらば恋人』の歌詞を思い出してしまいました、そして古びたトランクが『忘れもの』の歌詞に重なって…

最終回には坂口さんが出てくるみたいですね!リタイアには早すぎる正午、まだいくらでもやり直すことができるところを団塊の世代にみせて欲しいです!

菊原と出直して文平や祥子も合流するのかな?恋の行方は、かえでや龍彦そして正午も忙しくなり、もう一度スタートラインからやり直しかな?三人の同居(かえでが女優として売れてくると龍彦との同棲がスキャンダルになるので)もあるかななんて予想です!
Posted by けた at 2008年06月12日 19:15
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無理な恋愛 第10話:遊園地でデート
Excerpt: 坂口くんだ〜{/heart/}(≧∇≦)キャー♪<br />初回の感想で、第1話のみの出演をめっちゃ残念がってたわりには<br />すっかりその存在を忘れてましたわ〜{/face_tehe/}<br />だけど、再度お目にかかれるとは、..
Weblog: あるがまま・・・
Tracked: 2008-06-12 15:06

無理な恋愛 第10回 感想
Excerpt: 『遊園地でデート』
Weblog: ぐ〜たらにっき
Tracked: 2008-06-12 19:41
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