2008年06月17日

CHANGE 第6話

『恋愛スキャンダル 』

朝倉啓太(木村拓哉)、美山理香(深津絵里)の二人が新聞に
ただならぬ関係であると書き立てられる。

その新聞を読む啓太。
「相合傘で店から出てきた朝倉総理と、美山秘書官。
 どう見ても仕事だけの関係とは思えない雰囲気だった!?
 でも、これって・・
 あ、このスーツが出来た時にみんなで飯食いに行った時の、
 写真ですよね。」
「隠し撮りされてたんです!」と理香。
「パパラッチか?」と韮沢(阿部 寛)。
「韮沢さんもひかるちゃんも一緒に。」と啓太。
「二人の側にいました!」とひかる。
「あ!俺の足だ。」写真の端っこに自分の足を見つける韮沢。
「こんないい加減な記事!」と理香。
「でも、美人秘書官って。」と啓太。
「嬉しくない!」と理香。
「そうか?」と韮沢。
「どうして私じゃないんですか!」啓太に詰め寄るひかる。

「無視すりゃいいじゃないですか、そんな記事!」と郡司秘書官(平泉 成)。
「男女が一緒に仕事してりゃすぐそういうこと言われるんですよ。」
と西秘書官(矢島健一)。
「私も総理と一緒に仕事してます!」とひかる。
「ムキになっても仕方がありません。」と秋山秘書官(鈴木浩介)。
「ていうか一緒に住んでる!」とひかる。「私はお二人に責任があると思いますよ。」と百坂秘書官(西村雅彦)。
「え??」
「総理は公人中の公人です。
 女性秘書官と個人的に親密な関係があると噂されるだけで、
 政権にマイナスのイメージを与えかねません。」と百坂。
「個人的に親密な関係なんて!」と理香。
「なくても勘ぐられるんだよ。」と韮沢。
「なんで総理と私が!!
 あり得ない!
 ありえません!! 
 これからは、雨が降っても私に傘を差さないで下さい!」
「そういうことは、」
「そういうことなんです!!」
「・・・」
口では勝てそうにない啓太、その新聞を理香の机に置くと、
理香はそれを床へ落とす。

神林(寺尾 聰)が執務室に『平成20年度補正予算案 総合景気対策』を
持ってくる。
「補正予算案?」と啓太。
「補正予算というのは、年度途中に新たな財政需要が発生した時に
 編成する予算、」百坂が説明する。
「要は、お金が必要になっちゃったってことですね。」と啓太。
「・・失礼しました。」
「公共事業を増やすための総額1兆3千億です。
 既に、与党への根回しは終わっていますが、
 総理の承認をいただければ、閣議決定をして、
 国会へ提出します。」と神林。
「問題なく、可決するでしょう。」と百坂。
「でも、難しいですよね、やっぱりお金の問題は。」と啓太。
「政治というのは、一言で言えば、予算ですから。」
「はい・・。
 では、目を通させていただきます。」

カフェバー
「見たか!?総理と秘書官の2ショット!」
「あんな女のどこがいいのよ!
 彼女、福岡の補選の時からずっと総理にくっついてるんでしょう?」

「関係ないっつってんでしょ!」
隣りのテーブルから聞こえてくる声に、小さく呟く理香。

「彼女意外といい女だよ。」と連れの男性。
「私の方がいいに決まってんでしょ!」

噂話を聞いていられずに席を離れた理香は、そこで元同僚と再会する。
「松井さん!?」
「あら!」
「お久し振りです!」
「ほんと!
 美山さんが、退職して以来。」と松井(高橋由美子)。
「松井さんはまだ財務省に?」
「うん。
 ね、総理と付き合ってんの!?」
「あんなの信じないで下さい!」
「やっぱりね!
 美山さんは仕事と結婚したんだもんね。」
「仕事と結婚?」
「やだ。自分でそう言ってたじゃない。」
「そうでしたっけ・・。
 あれ?松井さん、何でこんな時間まで飲んでるんですか!?
 帰らなくていいの?」
「うん。旦那はまだ仕事。
 息子は・・・入院しているのよ。」
「入院?」

朝倉邸
スイカを食べながら話をする啓太たち。
「たらい回し!?」と啓太。
「救急車呼んだのにどこも受け入れてくれなくて、
 8つ目の病院でやっと見てくれたんですって。」と理香。
「でも、肺炎だったんでしょ?その男の子。」とひかる。
「だから処置が遅れて、腹膜炎併発して入院。」とひかる。
「何ですぐに病院見付かんなかったんですか?」と啓太。
「今は小児科医がいないんですって。」
「いない?」
「いろいろ問題があって、特に小児救急の医者は全然足りないらしいの。」
「そんなの政府がなんとかしなきゃダメでしょう。」と啓太。
「政府ってあなたでしょ!」と理香。
「・・・あ、そっか。
 ていうか美山さん遠すぎません?」と啓太。
みんなから離れた場所に座りスイカを食べる理香。
「総理の側にいたら、またパパラッチに狙われます。」
「ここ、大丈夫ですよ。」とひかる。
「むしろ不自然でしょう!」
そう言い立ち上がる啓太。
「あ、はい、もう1個。」
「来ないで!イヤ!!」
「イヤ??」
「こういうことは、徹底しなきゃダメなんです。
 書類をお持ちしただけですから、これを頂いたら帰ります。」

「読んだぜ。」と韮沢。
「何かわかりましたか?」
「これは点綴的なばら撒き型の予算案だな。」と韮沢。
「ばら撒き方?」とひかる。
「選挙で票を獲得するために、お金をばら撒くんです。」と理香。
「それで公共工事を?」と啓太。
「そういうこと。
 で、なんであんたそんな遠くにいるんだよ。」と韮沢。
「ここが好きなの。」と理香。
「でも神林さんがそんな予算組みますかね?」と啓太。
「別に悪いことじゃありません。
 公共工事によって助かる人はたくさんいますから。」と理香。
「ふーーん。」
「何に金を使うか政治家の、優先順位の問題だ。」
「ごちそうさまでした。失礼します。」
「美山さん。」
「近づかない!」
「・・・あの、さっきの話ですけど、」
「パパラッチ?」
「どこに入院しているんですか?その男の子。」
「え?」

国会議事堂
記者に囲まれる、野党革進党の野呂代表(高橋英樹)。
「政府が提出しようとしている、補正予算案ですが、
 こりゃ全く酷い内容です。
 政府与党は、国民の生活を、まるで考えていない!」
「野党として、革進党として、どのようにお考えですか?
 野呂代表!野呂代表!!」と記者。

神林、二瓶(神山 繁)、垣内(大林丈史)、小野田(中村敦夫)の4人がお茶を飲みながら話をする。
「野党は相変わらず、何でも反対反対!」と二瓶。
「彼らが何て言ってこようが、いくらでもひねり潰せますよ。」と神林。
「そりゃそうだ。」と垣内。
「今や、朝倉内閣の影の総理、ですからな。神林先生は。」
「・・・失礼。」
その場を去る小野田を神林は見つめ・・・。

308号室、松井亮介の病室を訪ねる啓太と理香。
「息子の、亮介です。」
眠っている亮介を見つめる啓太。
ベッドの脇には、愛犬との2ショット写真と愛犬のおもちゃ、
フリスビーが置いてある。

この少年は丁度啓太が受け持っていた生徒ぐらい。
啓太は生徒たちの元気な姿と重ねていたのかもしれません。


病院待合室
「小児科医の状況は危機的状況です!
 他の科と収入は変わらないのに、仕事はキツくて大変なので、
 みんなどんどん辞めていく。」と医師。
「じゃあ残されたお医者さんには相当な負担が掛かりますよね。」と啓太。
「結果、その人たちも、やめていくんです。
 もう、小児科医を目指す若者も、激減しています。」
「だから・・亮介君のようなことが・・。」と理香。

病院の窓の外を見つめながら考え込む啓太。
パジャマ姿の子どもたちが笑顔で啓太に手を振っている。
そして啓太は・・・。

パーティー会場の入口前
「僕、こういうの着るの初めてなんですけど・・
 これ前は?」
タキシード姿に落ち着かない様子の啓太。
「閉めて下さい!」と理香。
理香は黒いフォーマルドレス姿。とても綺麗!

「閉めるんですか?」
「ごそごそしないで!」
「はい。」
檀原(大倉孝二)らSPがドアを開ける。
拍手に笑顔と握手で答えながら部屋の奥へと進む啓太。
「総理。フランス大使です。」と理香。
「ようこそいらっしゃいました、総理。」とフランス大使。
「ありがとうございます。」
「私の妻です。」
「ボンソワー。」
「ボ・・ボンソワー。」
「ボンソワー、マダム。」と理香。
「ボンソワー。」
「なんと!素敵な奥様!」
理香の手にキスする大使。
「奥様!?いえノー!ノー!違います!
 私は、」
「あの僕の、秘書官です。」と啓太。
「これは失礼いたしました。では、ごゆっくり。」
「ありがとうございます。」
大使が去っていく。
「あー・・・緊張した。
 僕ウェイターっぽくないですか?」
「そうですね。」
「・・・」

パーティー会場には生演奏の音楽。豪華な食事が並び、色々な国の
セレブたちが集っていた。

会場の庭で風に当たる啓太。
「総理。ちょっと、よろしいですか?」と理香。
「はい。」
「やっぱり、あのことは忘れて下さい。」
「あ、ウェイター?あ、全然。」
「いいえ。小児科医の問題です。」
「あ・・」
「何とかしたいと、思っていらっしゃるんでしょう?」
「いけませんか?」
「私の話がきっかけだと知られたら、また誤解を招きかねません。
 あ、そろそろ戻りましょう。」
「いや、ちょっと!」
会場に戻ろうとする理香の腕を掴む啓太。

その時、カメラのシャッター音がしたことに二人は気づかなかった。

「総理!」
「いや。きっかけは関係ないじゃないですか。」
「マスコミは絶対そう書くんです!」
「書かせておけばいいじゃないですか。
 僕達別に、独身なわけだし。
 不倫してるんじゃないんですから。」
「なんてことを!」
「・・・あの美山さんって、恋愛絡みに異常な警戒心持ってません?」
「異常?」
「異常です。
 いやでもいたなー、担任したクラスにそういう女の子。
 あの、黒板に、相合傘で、誰かと名前書かれるだけで、
 すっごい怒るんですよ。
 でもそういう子に限って、実は、おませさんだったりするんですよね。」
プールの水に靴の先を着けながら啓太が言う。
「おませさん?」
「でも、本当は男の子とか恋愛とかすごい興味があるんですよ。」
「私もそうだと?」
「・・・」
理香がゆっくり啓太に近づいていく。

その時、またシャッター音。

「セクハラで訴えますよ。」
「だからそういう所が、」
「恋愛にかまけてたら政治は出来ません。
 私は、仕事と結婚したんです。」
「何でそんなものと。」
「とにかく!小児科医の問題は忘れて下さい!」
そう言い立ち去ろうとした理香、プールサイドの淵に躓き、
プールに落ちそうになる。
啓太とSP檀原が慌てて理香に駆け寄り・・
啓太が理香を後ろから抱きかかえる形で支え、
檀原はプールにダイブ!
驚いてプールを振り返る二人。

そんな二人を又、カメラが狙う。

「落ち着いて!落ち着いて落ち着いて落ち着いて!」
啓太の言葉に手足をばたつかせていた檀原が立ち上がる。
「・・・浅い。」
必死に笑いをこらえる啓太と理香。

別の日
官邸に、神林が訪ねてくる。
「あの・・補正予算案を、変更したいんですけれど。」と啓太。
「は?」と神林。
「小児科の先生を、増やす対策費用を・・組み込めませんか?」
「しかしそれは、ほかを削らなくては。
 既に予算がつくと思っている省庁が、納得しません。」と百坂。
「なぜ、総理は、医療問題に興味をお持ちになったのかは知りませんが、
 地方からの陳情の中でもっとも多いのは、公共事業です。
 今更、変更は無理でしょう。
 お考え直しください。」と神林。
「・・・。」しばし考え込む啓太。
「いややはり、やって下さい。
 これは優先順位の問題です。
 僕は内閣総理大臣として、小児科医療対策を最優先したい・・・
 です。」
「・・・」

執務室を出てきた神林に、近藤(風間杜夫)が歩み寄る。
「予算案に、口出ししてきたんですか・・。」

その日から、百坂ら秘書官たちは各担当局長へ変更のための交渉を
始めるが案の定、激しい抵抗にあう。

担当者たちに頭を下げる百坂。
「予算を組むって、言ったじゃないですか!」
「申し訳ありません、局長。」
「こっちも、架線修繕工事計画に取り掛かってるんですよ!」
「本当に、申し訳ない。」

総理秘書室
関係者に予算組みなおしの連絡をして謝る百坂。
「何で俺がこんな目に・・。」


執務室に資料を届ける百坂。
部屋を出ると、
「わかりゃしないくせに・・。」と呟く。

他の三人の秘書官たちが、お茶を飲みながら話をしている。
「百坂さんも災難だなー。総理に振り回されて。」と西。
「総理の為に働くのが、俺たちの仕事だろう。」と郡司。
「郡司さん!?」
「二人とも子どもいたよな。」
「はあ・・」
「奥さんに聞いてみるといい。
 家の近くに、小児科医がいるか。」
「・・・」
「我々官僚だってね、生活者の目線に立つことが、
 大事なんじゃないのか?」

「奇麗事言ってんじゃないよ・・。」百坂が呟く。

総理の記者会見
「補正予算案を修正されるということですが。」
「すみません、お待たせいたしました。よろしくお願いいたします。
 すみません、もう一回お願いします。」
「補正予算案を修正されるということですが。」
「はい。
 あの、小児科のお医者さんが全然足りてないんですよ。
 なのでその対策費用途して300億、組み込もうと思っています。」
「それは野党に押し切られたということでしょうか。」
「は?」
「革進党の野呂代表も、公共工事の補正予算を組むくらいなら、
 小児科医療対策に使うべきだと。」
「??え?そうなんですか?」

「野呂先生が・・」少し離れた場所に立つ理香が呟く。

「同じ考えの人がいたんだ!
 よかった!やっぱりやるべきことなんですよね!」と啓太。
啓太の言葉に戸惑う記者たち。
「え?革進党の?」
「野呂代表です。」と記者。
「野呂先生。
 ・・あれ?なんか・・」
記者たちがなぜ戸惑っているのか啓太にはわからず。

電話で主計局長の説得にあたる百坂。
「財源がない?
 しかし、全体から見れば300億はたいした数字では・・
 わかりました。再検討します。」
電話を切った百坂が呟く
「少しは協力してくれよ・・。」

ひかるがお茶を運ぼうと執務室のドアを開ける。
「何度チェックしても同じだと思いますが。」と理香。
「無駄遣いがあったらまずいでしょう、
 大事な税金使ってるんですから。」と啓太。
啓太の一生懸命な様子に百坂は・・。

議員たちが廊下を足早に歩きながら会話する。
「小児科医療対策なんて票になりませんしね。」
「やるならうちに投票してくれる年寄りにするべきだ。」
「総理の予算案は、通りそうもありませんね。」
「万が一、閣議に出せたとしても、承認は得られないでしょう。」
二人を説得しようとしていた生方(石黒 賢)は・・。

秘書室
革進党・野路代表のインタビューが中継される。
「総理の指導力のなさを疑っているのは
 我々革進党ばかりではありませんよ。
 政府を支える官僚からもそういう声が出てるんです。
 朝倉さんは、総理の器ではないんですよ。
 一刻も早く、政権交代するべきなんです。」

「お!まとまったんですね、予算案。」
「主計局長は納得したんですか?」
「まさか。無理なものは無理なんだよ。」と百坂。

その時、啓太が電話をしながら部屋から出て来た。
「出来ないなんてやってもないのに簡単に言わないで下さいよ!
 小児科医の不足は、前から問題になってるんです!
 いや・・現場の医師たちは本当に疲れきっているんですよ! 
 今やらないと日本は子どもの命を守れない、」
各大臣の説得に当たっていた啓太だが、電話は切られてしまう。
「もしもし!?・・・。」
「総理・・」と理香。
「どうして動いてくれないんですかね。」
「少しお休みになって下さい。
 昨夜も寝ていらっしゃらないんでしょう?」
「大丈夫です。僕だけじゃないですから。
 百坂さんだって寝ずに頑張ってるんですから。」

その言葉に百坂は・・。

少しずつ、総理へと気持ちが動いてきているのがわかります。

百坂が部屋を出ていくのを、ひかるが笑顔で見送る。

財務省主計局会議室
「もう1度ご検討いただけませんか?主計局長!
 小児科医療対策に必要な300億、
 なんとか、捻出していただきたいんです。」と百坂。
「なんでお前頑張ってんだ?」
「国会王子とかおだてられて、秘書官と出来てるような総理なんか、
 相手にするな!」
「あんなの、神林先生に支えられているだけだろう。 
 あんた仕事が出来ないんだから、黙ってろって、言ってりゃいいんだよ。」と局長たち。
「あの・・あんなのというのは・・言い過ぎです。
 仮にもわが国の総理大臣ですよ。」と百坂。
「百坂・・どうしたんだよ。」
「それに・・朝倉総理は、ちゃんと仕事されています。
 誰よりも一生懸命働いていらっしゃる。
 それに、あの方と、美山秘書官とは、お二人が思っていらっしゃるような
 関係ではありません。
 総理を・・・侮辱するな。」
「百坂!お前誰に向かって・・」
「これは総理が真剣に取り組んでいる、予算案です。
 邪魔をするような真似は一切やめていただきたい!」

百坂さん、言ってくれました!

廊下を並んで歩く西秘書官と秋山秘書官。
「俺明日早く来るかな・・。」と西。
「僕もそのつもりですが。」

この二人も落ちた!(笑)

『平成20年度補正予算案
 総合景気対策及び小児科医療対策』
書類をカバンに入れ、啓太は執務室を出る。

「それじゃあ行ってきます!」啓太が秘書官たちに言う。
「予算が閣議決定されれば、次は国会だ。」と韮沢。
「国会で可決されれば、予算成立です!」と郡司。
「ゴールが近づきましたね。」と啓太。
「こうなったら、絶対成立させて下さい。」と理香。
「いってらっしゃい!」とひかる。
「うん。」
啓太が歩き出したその時、
「あの、総理。」百坂が呼び止める。
「はい?」
「いや・・何でもありません。」
「いやいや、何ですか?言って下さい。」
「いや・・あの・・閣議では、反対する大臣が出てくるかも。
 そうなれば全会一致を原則とする閣議決定は、」
「出来ないんですか!?」
「今言うなよ!」と韮沢。
「あ、でも・・そこで、反対されてしまったら、」と理香。
「どうすればいいんですか!?」とひかる。
「総理には人事権があります。
 反対された時はその人を指差してこう言うんです。
 あなたを、罷免します。」
「罷免・・」
「その場で大臣をクビにし、あなたが、そのポストを兼任し、
 署名する。
 そうすれば全会一致です。」
「はあ・・ありがとうございます!
 じゃあ行ってきます。」
「行ってらっしゃい!」

総理が出ていったあと、百坂に歩み寄る郡司。
「どうしたんだよ。」と言い肩を叩く。
「何がですか?
 ・・・美山さん。明日の総理の予定はを確認!」
「はい!」
みな、嬉しそうに百坂を見つめ・・・。

啓太を支えるチームが出来上がったようです。

会議室
「こちらの補正予算案を皆さんに承認していただきたいと
 思っています。」と啓太。
「総理は、この予算案に反対する意見は、与党内にもあるということを
 ご存知ですか!?」
「聞いてます。」
「わざわざ火種を作ることはないでしょうが!」
「革進党の野呂代表を喜ばせるだけだと思いますが!」
と大臣たち。
「今発言された方は皆さん反対だとおっしゃるんですね。」
「・・・」
「この予算案を閣議決定するのは、難しいようですね。」と神林。
「・・・
 わかりました。
 ではまず・・・小松崎総務大臣。
 あなたを罷免します。」
百坂が教えたのと同じ手つきで指差す啓太。
静まり返る会議室。
大臣たちに背を向ける啓太。
「言い方違ったかな・・。」
「罷免・・」と小松崎。
「はい。僕はこの予算案を通したいんです。
 でも賛成していただけたいならあなたを罷免して、
 僕が総務大臣を兼任します。
 他には?中村農水大臣。」
「いえ!私は・・」
「もしみなさんが、反対だと仰るのなら、
 僕が全ポストを兼任しても構いません。」
「・・・」
突然、神林が笑い出す。

啓太は戸惑いながらも一緒に笑っていましたが、
この笑いと、笑いをやめたときの険しい表情が怖い!


お茶を飲みながら話す仁平、垣内、小野田。
「ほぅ。閣議決定されましたか。」と垣内。
「まさか、罷免をちらつかせるほど強い態度に出るとはなー。」と二瓶。
「神林先生も、想定外だったんでしょう。」と垣内。
「朝倉総理は、お飾り人形のはずじゃなかったのかね。」
「はっはっは。
 勝手に動き始めたようですなぁ。
 神林先生の手を離れて。」愉快そうに笑う小野田。

神林の事務室
「神林先生・・・」近藤が心配そうに声をかける。
「まだ国会がある。」
「え・・」

「お待ち下さい!」生方を追いかけるSP檀原。
「総理に緊急の用件が!」と生方。
「お待ち下さい!」
「総理に緊急の用件だ!」

執務室
「棄権する!?」生方の言葉に驚く啓太。
「政友党議員のほぼ全員が・・」と生方。
「国会を欠席!?」と韮沢。
「予算案はどうなるんですか!?」と理香。
「今の議席数は、与党が250。野党が230。
 本来なら、すんなり可決成立だが、
 噂が本当なら、230対2で否決される。」
「2?僕と?」と啓太。
「僕ですよ。」と生方。
「あ、ありがとうございます!」
「当然でしょう。」
「せっかく閣議を通っても、国会で否決されたら何もなりません。」と理香。
「考えられるのは、誰かが、圧力をかけている。」
「まさか!」と啓太。
「表だってやらなくても、無言の圧力ってやつか。」
韮沢、総理のイスに座っちゃってます。
「どうするんですか!?」と理香。
「議員一人一人を、説得していくしかない。」
「・・・」

「高倉先生!高倉先生!
 今度の国会、出席されますよね?」と理香。
「おぉ。」と高倉。フジテレビアナウンサーの笠井さん!
「予算案に、賛成されますよね?」
「あー・・それは・・
 朝倉総理の為?」
「え?」
「私は、対極に立って考える政治家ですから。」
「・・・」

「絶対不利と言われたあなたを当選させたのは僕ですよ!」と韮沢。
「あー、そうだったわねー。」
「補正予算案に賛成を!」
「でもー、あの選挙の勝因は、やっぱり私の涙よ!」
「・・・」

朝倉邸
「この補正予算案が否決されれば、総理の進退問題に発展するのは
 必至です。
 高い支持率でスタートした朝倉内閣に、早くも危機が訪れました。」
ニュース番組を消す啓太。
「・・・今の記者は好みのタイプだね。」と韮沢。
「いや結婚してますよ。」と啓太。
「いや、独身!」と理香。
「電話してみます?」とひかる。
「どうせ永田町でお前、ぱって会えるよ。」と韮沢。
「まあ!運命の出会い!」と理香。
「素敵!」とひかる。
「・・・・・」
「・・・元気出していきましょう!」と啓太。
「はぁ・・政治家って冷たい!私人間不信!」と理香。
「まったく恩知らずなヤツばっかだな。」と韮沢。
「でもまだほら、国会始まってないですから。」と啓太。
「そうですよ!だから元気出して!」とひかる。
「総理、電話です。」理香が携帯を渡す。
「生方先生?
 はい、朝倉です。」
「総理。会っていただきたい人がいるんです。
 今すぐお時間作っていただけませんか?」と生方。
「今?」

啓太と理香が官邸に駆けつける。
執務室で待っていたのは、生方と小野田だった。
「小野田先生・・。」
「35人。」と小野田。
「は?」
「与党議員で、私についてきてくれる者は35人います。」と小野田。
「朝倉総理の予算案に、賛成するグループですよ。」と生方。
「え・・」と理香。
「小野田先生が集めてくださったんですか?」と啓太。
「政治家はみんな、このイスを目指す。
 そしていつの間にか、最初の志をなくしてしまうんですよ。
 ・・・私もそうでした。
 でもあなたが、思い出させてくれたんですよ、昔の自分を。」
「我々は選挙の為に政治をやっているんじゃない。
 やりたい政治があるから、選挙で戦う。」と生方。
「そう!やりたい政治があるから、朝倉総理を応援する。」と小野田。
「小野田先生・・」小野田の言葉に感激する理香。
「力強い味方が出来ましたね、総理!」と生方。
「ありがとうございます!」
「しかし総理。
 35人じゃまだまだ足りないですよ。」
「・・・はい。
 わかってます。」

テレビ中継
「幹事長!政府予算案に賛成されるんですか!?」
記者たちが小野田に聞く。
「本来、与党が総理総裁の案に反対するということがおかしいんです。」

神林の事務室
「小野田さんが裏切るとは・・」と近藤。
「判断を、誤ったな。 
 たった35人で、何が出来る。」
勝ち誇ったようにテレビを見下ろす神林。

記者が続ける。
「小野田グループを味方につけても、予算案が可決する過半数には
 到底及ばず、このままでは政友党分裂の火種を作った・・」

野呂の事務室
「政権交代の大チャンスですよ、代表!」と秘書。
「あんな若造を、人気だけで総理にするからだ。」と野呂。
そこへ、電話が入る。
「はい。」
「あの、野呂先生でしょうか。朝倉と申しますが。」
「・・・朝倉?」
「はい!」
「総理!?」
「あの、すみません。あの、野呂先生は、カラオケとかお好きでしょうか。」
「カラオケ?」

カラオケボックス
「イェイイェイイェイイェイェイ」「ウォウォー ウォウォー」
TRFの『SURVIVAL DANCE』を熱唱する啓太と理香。
「篭脱けか・・。」と韮沢。
「篭脱け?」とひかる。
「マスコミの目を盗んで、店の中で別の人間と会う。
 歴代総理が使ってきた手だ。」
「へー。」
「普通は料亭でやるもんだけどな。
 大丈夫かホントに・・。」

SP檀原が合図を送る。
「総理!」と理香。
「はい!」
「あとよろしく。」
理香はひかるに、啓太は韮沢にマイクを渡し、二人は別室に向かう。

啓太たちが出ていったあと真剣に曲選びする韮沢とひかる。

「失礼します。」
啓太と理香は、野呂代表の待つ部屋へ。
「こんなところで、すみません。」
「なかなか面白いところを選ばれますな。」と野呂。
「他に、なかったもので。」と理香。
「失礼します。」
野呂の前に座る啓太。
「あの・・野呂先生。
 単刀直入に言います。
 僕に、協力していただけませんか?
 先生は、最初の補正予算案を、批判されましたよね。
 公共工事よりも、国民生活に直結した問題、
 例えば、小児科医の不足を、何とかするべきだと。」
「ええ。」
「僕も、そう思ったんです。
 それで、小児科医療対策に、僕も、取り組もうと思っているんですけど。
 つまり、意見が一致したわけです。
 政友党35人と、革進党が一つになれば、
 予算案が成立するんです。
 なので・・お願いします。」
頭を下げて頼む啓太。
「・・・総理。あなたは与党を裏切るつもりですか?」
「裏切る?」
「そして野党と手を組むと。」
「手を組む?」
「それとも・・実は我々を取り込もうと?」
「取り込む?」
「甘く見られたものだ。
 我々の目的は、まずは政権交代です。
 政策の実行はそのあとだ。」
「・・・」
「話がそれだけなら、失礼します。」
「いや、ちょっと待って下さい!
 小児科医の不足は、早急に取り組むべき大事な問題だと
 おっしゃいましたよね?
 僕はそれを、一緒に解決したいと思ってるんですけど・・。
 あれは、嘘だったんですか?」
「・・・総理。
 あなたは政治という物をよくご存知ないようだ。」
「政治・・はい。仰るとおりです。
 いまだによくわかっていません。
 でもこの国は今、小児科医が不足していてそのせいで、
 病気の発見が遅れて深刻な状態で入院している子どもがいるって
 いうことは、知ってます。
 そして今すぐ取り掛からないと、解決できないということも、
 わかります。
 いや・・党や派閥が大事だっていうことは、何となくわかるんですけど・・
 でもそれが邪魔をして、同じ気持ちの人間同士が、
 協力し合えないのは・・
 おかしい!」
「・・・」

どこからか、『天城越え』が聞こえてくる。
「天城越え・・」と呟く理香。

野呂代表はじっと啓太を見つめ・・
「あ、先生も何か、お歌いになりますか?
 何系がよろしいですか?」
野呂の隣に座り、歌の本をめくる啓太。
「あの、洋楽とか・・」
野呂が立ち上がる。
「あなたにもメンツはおありでしょうから、
 この場で返事はしないでおきましょう。」
「あの、先生!」
「一つだけご忠告を。
 裏切りや、手を組むという言葉は知らなくても、
 せめて・・
 根回しや、駆け引きという言葉だけは、
 覚えておいた方がよろしいかと。
 失礼します。」
野呂が部屋を出ていく。

カラオケルームの廊下を歩く野呂。
一瞬立ち止まり、考え込む。

週刊誌に啓太と理香のパーティーでの写真が掲載される。
『国会王子に熱愛発覚!
 パーティー会場で見せたラブラブ姿
 朝倉啓太総理大臣と主席秘書
 熱い抱擁
 総理を色気で操る美人秘書官』

「何これ・・まぁ!」と女医。

「美山秘書官がプライベートの関係で総理を操っているとか、
 総理が彼女の気を引こうとして予算案を変えたとか、
 そんなのはデタラメですよ!!」
議員たちに必至に訴える生方。

神林の事務室
「インターネット調査の内閣支持率が、早くも5%と落ちました。
 国民が離れだしたら、もう総理は動けませんよ。
 写真を持ち込んだあの男には、充分な金を渡しました。」
近藤が神林に言う。

野呂代表の事務室
「スキャンダルが、一人歩きしていますな。
 こうなったらもう、挽回は無理でしょう。
 あんな素人総理!」と秘書。
「・・・」考え込む野呂代表。

執務室
週刊誌の記事に呆然とする啓太。
「お前は気づかなかったのか!撮られた事!」と韮沢。
「はい・・」と理香。
「いいなー、二人!お似合いで!」とひかる。
「申し訳ありませんでした。」と理香。
「美山さんが謝ることじゃないですよ。」と啓太。
「こんな大事なときに、総理の足を引っ張ってしまって・・。」と理香。
「ここに書いてあること全部嘘ですよ!」とひかる。
「うん。」と啓太。
「それは通じないよ。
 これを読んだヤツはこれを信じるんだから。」と韮沢。
「私、辞めます。」と理香。
「え!?」
「私がいたら、総理に迷惑がかかるばっかりです。だから・・」
「いや、逆ですよ。」
「はい?」

秋山秘書官が記者会見の時間を知らせにくる。
「今日はキャンセルしますか?」と秋山。
「そうして下さい。」と理香。
「いや。行きます。」と啓太。
「総理・・。」
「これで、やめたら・・認めることになるでしょう?」と啓太。
「でも・・」
「確かに。」と韮沢。
「そうですよ。」とひかる。
「大丈夫か?」と韮沢。
「うん?・・・はぁぁ・・。」大きく息を吐く啓太。
そんな啓太の背中を思い切り叩く韮沢。
啓太は覚悟を決めて記者会見に向かう。

「お待たせしました。」と啓太。
「総理と、美山秘書官の関係に、国民の注目が集っていますが。
 美山秘書官との会話がベッドの中で交わされたというような報道に
 どう思われますか?」

記者会見のテレビ中継を見つめる野呂代表。

百坂ら秘書官たちが会見を見守る。

「あ、この記事のことですよね。
 ちょっと、見せてもらってもいいですか?」
啓太は記者が持っていた雑誌を手に取る。
「あ、これは、
 "もう誤解されるようなことは一切しないで下さい"
 って言われたとこです。
 で、こっちは、
 "私は仕事と結婚したんです"
 と言われて僕がドン引きしたところです。
 それで、こちらなんですけれど、
 こちらは、美山さんがプールサイドで転びそうになったのを、 
 SPの檀原さんって方が助けようとしてプールに落ちちゃったところを
 見ているところです。
 あ、あの人です。」
あの一件で風邪を引いてしまった檀原、大きなくしゃみ!
「なので、残念ながら、これはロマンチックな写真じゃないんですよ。
 いや、皆さんがいろいろ、想像するのは自由です。
 何を書いても構いません。
 でも、批判するのは僕だけにしていただけませんか?
 いや、あの、僕はみなさんに選んでいただいた公人ですので、
 何を書かれても構いません。
 でも、美山さんは違います。
 彼女は、お給料を貰って、自分の仕事に一生懸命打ち込んでいる、
 普通の女性なんです。
 あなたみたいに。
 だから、もし今後、彼女が本当に非難されるようなことがあったら、
 いやあの、彼女だけではなくて、官邸の誰かに、もしそういうことがあったら、
 僕が、全て責任を取ります。
 みんな、これからも一緒に、やっていきたい尊敬すべき仲間だと、
 勝手に思ってるんで。」

啓太を見つめる理香、韮沢、ひかる、檀原、西、秋山、そして百坂。
百坂はそっとその場を後にする。

中継を見守る郡司が嬉しそうに微笑む。

「今後、もしですよ、もし、美山さんと僕が、
 本当にそういうロマンティックな関係に、なったとしたら
 その時は、また皆さんに報告します。
 なので、もう、これはもう今日で、終わりにして下さい。」
「・・・」
「僕達には、やらなきゃいけないことが山ほどあるので、
 こういうスキャンダルに構ってる、贅沢は許されないんです。」
「・・・それでは最後に。
 総理は、事情が許せば、美山さんとロマンティックな関係になりたいと?」
「・・・・・
 いやもちろん。
 いや、あんなに魅力的な女性とそうなりたくない男が
 どこにいるんですか?ね!
 あ、ねーって、ごめんなさい。」

口笛を吹く韮沢。

「今日は、これで失礼します。」
「ありがとうございました。」と記者たち。

「見事です。総理。」
檀原が啓太にそう言うと、啓太は檀原の背中をつつく。

「日本中の注目を集めている朝倉総理と、美山秘書官との熱愛報道。
 しかし、今日の記者会見で、朝倉総理から秘書官との関係について
 はっきりとした答えを聞くことは出来ませんでした。」
テレビ中継を見ていた野呂代表が愉快そうに笑い出す。

執務室
「失礼します。
 総理!革進党の野呂代表が、お会いしたいと。」と理香。
「え!?ここに!?」

野呂代表が険しい表情を浮かべてやって来る。
「わざわざ、ありがとうございます。
 ・・・コーヒー、飲まれますか?
 場所、変えた方が、よろしいでしょうか。
 あの、空気がやっぱりちょっと、」と啓太。
「結構!」
「・・・」
「先日の、総理のご提案へのお返事ですが。」
「はい・・。」
「・・・・あなたの仰るとおりだ。」
「え?」
「苦しんでいる人たちを助けることに、党は関係ない。
 我々革進党は、この度の補正予算案を指示します。」
「・・・」
「一緒に小児科医療問題に取り組みましょう!」
握手をかわす二人。
「ありがとうございます!
 え・・でも、どうして?」
「あなたを見ていると、初当選した頃の自分を思い出すんですよ。」
「・・・」

「小野田先生と同じこと言ってる。」と理香。
「これだ。あいつの良さは。」と韮沢。
「決まったな。」と百坂。

二人はがっちりと握手を交わし、
そして野呂は帰っていく。
「あ・・それから。」野呂が立ち止まる。
「はい。」
「ウルフルズです。」
「ウルフルズ?」
「カラオケでは私、ウルフルズを歌います。」
「あ!あの、ガッツ!あ、マジですか!」
野呂は笑顔でガッツポーズを作り、帰っていく。

啓太を笑顔で見つめる理香。
啓太はそれにガッツポーズで答えると、
理香もガッツポーズ!

神林の事務室
「野党が総理を支持するなんて・・前代未聞です!」と近藤。
「面白いね。
 そうじゃないか?
 我々は歴史的瞬間に立ち会おうとしているんだよ。」
神林はそう言うと、険しい表情のまま立ち上がり・・。

病院
「この子の、名前は?」
亮介に、写真の愛犬の名前を聞く啓太。
「ラッキー。」
「きっとラッキーも亮介君と外で遊びたいって待ってるよ。」
「うん!
 これ、ラッキーの歯型!」フリスピーを見せる啓太。
「えー!」

息子の楽しそうな笑顔を見つめる母・・。

病院の玄関で啓太を待つ理香。
その時彼女の携帯が鳴る。
「あ、はい。美山です。
 え・・は、はい。わかりました。」

「美山さん。行きますよ。」と啓太。
「先にお帰りになって下さい。私はあとから。」
「はい。わかりました。
 お願いします。」
啓太を乗せた車を見送る理香。

神林の事務室
「失礼します。
 遅くなって、申し訳ありません。」と理香。
「・・・彼の総理の役目は終わりだ。」
「え・・」
「朝倉内閣には総辞職してもらう。
 新内閣作りには、君にもいろいろと働いてもらうよ。」
「・・・」

※一部公式HPあらすじを引用しました。


なんだか急に味方が増えちゃったような気もしますが、
でも啓太に影響される気持ちはわかります。

自分よりもずっと年上で、経験もある議員たち相手に、
啓太は総理として自分の意思をまげずに貫き通そうとします。
これがドラマだというのはわかっているけれど、
もしもこういう総理だったら、
もしもこういう議員が実際にいたら、
この国はどのように変わるのだろう。
そんな風に考えてしまいます。

「我々は選挙の為に政治をやっているんじゃない。
 やりたい政治があるから、選挙で戦う。」
生方の言葉を、今の議員さんたちはどう聞いていたでしょうね。
とても心に残る言葉でした。

啓太の一生懸命な姿に、昔の自分の姿を重ね、
忘れてしまった大切なことを思い出し、
啓太に力を貸していく。
秘書官たちだけでなく、啓太は心強い味方を得ることが出来ました。

啓太は、総理大臣という職ではくても、
きっと同じ姿勢で物事に立ち向かってきたのでしょうね。

何かを変えることって、こんなことなのかもしれない。
一人では無理だと諦めてしまわずに、自分が何か動いてみれば・・
諦めずに一生懸命頑張っていれば、
その姿を見た誰かが手を貸してくれるのかも。



フランス大使が間違えたように、理香はまるでファースト・レディの
ようでした。
お似合いの二人です!



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キャスト

木村拓哉 … 朝倉啓太
深津絵里 … 美山理香
寺尾 聰 … 神林正一
加藤ローサ … 宮本ひかる
堀内敬子 … 月丘瑠美子(女医)
   ○
風間杜夫 … 近藤光輝 (神林の首席秘書)
   ○
   ○
西村雅彦 … 百坂哲也 (事務秘書官)財務省
平泉 成 … 郡司敏夫 (事務秘書官)経済省
矢島健一 … 西 誠二 (事務秘書官)外務省
鈴木浩介 … 秋山太郎勘助 (事務秘書官)警察庁

大倉孝二 … 檀原 段 (SP)
  ○
伊東四朗 … 鵜飼武彦   内閣総理大臣
(特別出演)
   ○
中村敦夫 … 小野田朝雄  幹事長
神山 繁 … 二瓶 栄   二瓶派会長
大林丈史 … 垣内達彦   外務大臣

石黒 賢 … 生方恒男
 … 高柳
 … 鴨志田

森重()秘書
朝倉昌也()啓太の兄
   ○
富司純子 … 朝倉貴江
阿部 寛 … 韮沢勝利


スタッフ
■演出
 澤田鎌作
■プロデュース
 後藤博幸
 清水一幸
■アソシエイトプロデュース
 石原 隆
■音楽
 延近輝之
■制作
 フジテレビドラマ制作センター
■制作著作
 フジテレビ


木村拓哉さんの主な出演作品



深津絵里さんの主な出演作品


09:27 | CM(2) | TB(12) | CHANGE | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、百坂たち秘書官の心も掴んだ啓太の言葉は柔和のなかにひとつ芯が通っていて浸み込んできます!

あなたを罷免しますのやり方が違っていたかと後ろを向いて復習する啓太が可愛いし記者会見で理香や皆を尊敬する仲間と話し今後理香とのロマンスを期待したいと言っちゃう透明感は素晴らしいです!スキャンダルを報道しても国民は興味より幸せを願って応援してくれそうです!それにしてもお似合いの二人ですね〜

小野田も初当選の頃の熱い気持ちを啓太に思い出させられ少ないけれど力を貸してくれました、野呂は啓太の予算案に最初から賛同してくれると思いましたが、やはり自分は甘ちゃんでした、政党としてだした予算案が一国の首相と意見が合えば当然応援するものだと…でも政権が大事になってしまっているのですね〜現実もそうなのかな、揚げ足をとる野党に長期政権にあぐらを組む与党たしかにいろいろな癒着や政権をとったときに何ができるか見えてこないです!政党に拘らない啓太の姿勢が野呂の気持ちを変えたのでしょうね!面白かったのはカラオケ屋の篭脱け、もし税金から支払われても許してしまいそうです数代まえ首相の高級料亭での会談は酷かったらしいですから!

来週は啓太の最大のピンチになりそうですね、民意を問う選挙になるのか今まで気持ちを動かされた議員たちがフォローしてくれるのか!いっそ野呂と小野田で啓太を担ぎ上げれば215対265になって政権交代も面白そうですね、まだ神林を信じている啓太の涙や理香の行動が気になりますね!
Posted by けた at 2008年06月18日 18:17
今日の放送で美山首席秘書官が持っていたバッグ、なにかおわかりになりますか?
ぶしつけですみません。
いやー、いいバッグだなと思いまして・・

ドラマに対する愛がブログから感じられます。
がんばってくださいね〜
Posted by uri at 2008年06月23日 22:12
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