2008年06月22日

Around40 #11(最終話)

『40歳、幸せの決断』

聡子(天海祐希)が勤める病院が閉鎖になってしまった。
病院内では、患者たちが口々に不安を訴える。

会議室
「副院長!どういうことなんですか!?
 これじゃあ説明になってないでしょう!」
医師たちも川崎副院長(松尾貴史)に不満をぶつける。
「静かにして下さい。
 えー、今回このような状態に陥ってしまった原因は、
 医療機器や設備に、多額の予算を投入したにも関わらず、
 それが回収不可能になってしまったということです。」
「人事みたいに言わないで下さい!」
「誰の責任なんですか!」と医師たち。
「申し訳ない!本当に申し訳ない!」と川崎副院長。

受付には入院患者や外来の患者、家族らが詰め寄せる。

ナースステーション
「どうします?ここで働けなくなったら。」
「次の病院をすぐ探さないと。」
「車買わなきゃ良かったよ。ローン組んじゃったんだよなー。」
スタッフたちがそう話しているところへ、聡子が戻る。
「あ!緒方先生!」
「やっぱり、一ヵ月後に閉鎖するんですか?」
「うん・・残念だけど。
 今説明があった。
 みんなが不安になるのも仕方がないけど、
 まずは、患者さんが不安にならないように、
 ケアをよろしくお願いいたします。」
「はい!」
心配そうに話を聞いていた恵太郎(藤木直人)は、聡子と目が合い
力強く頷く。

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産婦人科
「おめでとうございます。
 6週目に入っています。
 これからも、気を抜かないで頑張りましょう。」
医師の言葉に愕然とする奈央(大塚寧々)・・。

竹内家
夕食をとる瑞恵(松下由樹)と洋介(木村遼希)。
「お父さん遅いの?」洋介が聞く。
「洋介・・お父さん今、大変なの。」
「どうしたの?」
「仕事で、いろいろあって、ちょっと、帰れないかもしれない。」
「え・・」
「でも大丈夫だから。心配しないで、ね!」
笑顔でそう言う瑞恵。

(回想)
結婚記念日の日のレストラン
「瑞恵。離婚してくれないか。」と彰夫(神保悟志)。
「離婚!?」
「ああ。」
「やだ。冗談やめてよ。」
「冗談じゃない。」
「・・・どうして?」
「リストラされたんだ。」
「え!?いつ・・」
「3週間前。」
「だって・・毎日会社、行ってたじゃない。」
「漫画喫茶で時間潰してた。」
「・・・」
「次の仕事が見付かったら話すつもりだったけど、
 40過ぎちゃさすがに厳しい。
 今までのキャリア生かした仕事になんか就けそうにない。」
「・・・だからって・・どうして離婚なの?」
「お前たちを養えないで・・何が夫だよ。
 何が親父だよ・・。」

瑞恵は一人考え込み・・。

病院
「この病院がなくなったら、私どうしたらいいんですか?
 やっといい先生見つけたと思ったのに・・」
不安を訴える患者に聡子は、
「いい先生紹介しますから、大丈夫です。
 何を不安に思っていらっしゃるか、全部書いておきますから。」と笑顔で答える。
「でも・・緒方先生じゃないと・・」
「・・・」

ナースステーション
「患者さんたち、とても不安がってるみたいね。」と聡子。
「どうしたらいいですか?」と看護師。
「とにかく、私達に出来ること一つ一つやっていきましょう。」
「はい!」

「緒方先生はここが閉鎖になったあとどうするんですか?
 よく、患者さんたちにも聞かれるんです。」と看護師。
「まだ何も考えてない。
 目の前のことで手一杯で考えてる余裕がない。」

恵太郎はそう語る聡子を見つめ・・。

屋上
「40になった途端、ほんっといろんなことが起こるわねー。」と聡子。
「緒方先生・・」
「うん?」
「実は・・僕に仕事の話があるんです。」
「岡村さんもう次探してたの!?」
「違います。今回の騒動の前にあった話です。」
「え?」
「僕の夢、覚えてますか?」
「もちろん!
 青空と緑に囲まれた、広々としたところで、
 心が傷ついた子どもたちと一緒に暮らせるような、
 場所を作ることでしょう?」
「はい!」
「もしかして、そういう話があったの!?」
「はい!」

(回想)
「実は、以前岡村さんがお書きになった論文を拝見し、
 心に傷を持った子どもたちに対する、岡村さんの姿勢に、
 大変共感いたしました。
 今回、この施設をオープンさせるにあたり、
 是非、岡村さんにもスタッフとして加わっていただきたいと思い、
 伺いました!」と平田(相島一之)。
『緑と子どもの町
 あすなろグリーンフィールド
 設立計画趣意書』
を手に取る恵太郎。

病院屋上
「そうだったの!」
「緒方先生・・僕と一緒に、そこで働きませんか?」
「え?」
「そこの施設、精神科医の先生も探しているんです。」
「・・ああ。」
「ただ・・場所が北海道の日高っていうところなんですけど。」
恵太郎が趣意書を渡す。
「北海道・・。」

グランポン
「北海道!?」とマーくん(筒井道隆)。
「まさか40になって、知らないところに住むなんて
 思ってもみなかったからさ。
 1から人間関係作らないといけないし、
 住み込みだからプライベートもないだろうし。
 父が倒れたばっかりっていうのも気になるし。」
「岡村さんと一緒に行った方がいいよ。
 ・・前の私だったら、そんな風に思わなかったけど。」と奈央。
「私も行くべきだと思う。
 岡村さんとだったら、いろんなこと乗り越えられるわよ。
 二人には、どんな時にも一緒にいてほしい。
 私には出来なかったけど・・。」と瑞恵。
「瑞恵どうした?」
「・・・」

「離婚!?家を、出てった?」驚くマーくん。
「笑っちゃうでしょ?
 6年後に離婚してやるって言ってた私が、
 離婚言い渡されたのよ。
 リストラされてたなんて・・
 私だって主人のこと、全く見ていなかったのよ。
 こうなって初めてわかった。
 主人がちゃんと仕事してくれてたから、
 私は好きに働けたんだと思う。」
「・・・」
「ごめんね。聡子がこれから結婚だって時にこんな話。」
「ううん。でも・・瑞恵どうするの?」
「よく考える。
 とにかく、聡子と岡村さんには、一緒にいて欲しいの。
 もし、子どもを持つことを真剣に考えているのなら、
 尚更。」
「・・・」
「先輩には好きな人の子供を産んで欲しい。」
「奈央!」とマーくん。
「うん?どうかした?」
「・・妊娠した。」
「妊娠・・」
「どうして・・離婚したところなのに。」と瑞恵。
「まだ、離婚届出してないの。」と奈央。
「え・・」
「仕事も辞めちゃったし、
 人生最大のピンチ・・。」と奈央。
「どうするの・・」と聡子。
「新庄さんのところに、戻るつもり?」と瑞恵。
「戻りたくはないけど・・子どものこと考えると・・
 何が大切なのかわかんなくなっちゃった。」
「・・・」つらそうなマーくん。
「でも・・私は大丈夫。
 今までだって、ピンチをチャンスに変えてきたんだし。
 ・・あ!ねえ!北海道に行くんなら、
 結婚のお祝いパーティーやろうよ。」
「いや・・でも・・」
「そうね!送別会も兼ねて、ぱーっと!」と瑞恵。
「その時は、食べたいものがあったら言ってよ。」とマーくん。
無理してはしゃぐ友人たちに聡子は複雑な表情を浮かべ・・。

聡子の部屋
あすなろグリーンフィールドの趣意書を読んだ聡子は・・。

病院屋上
恵太郎が屋上に行くと、聡子がスクワットをしていた。
「どうしたんですか!?」思わず笑ってしまう恵太郎。
「体力つけないとね!」
「え!?」
「子どもと生活したらきっと体力消耗すると思うのよ。」
「じゃあ!」
「北海道に行く!」
「・・そう言ってくれると、思ってました。」
「今までやってきた医療とは全然違って、
 最初は手探り状態だと思うけど、
 挑戦してみる。」
「はい!」

聡子は副院長に会議室へ呼び出される。
副院長と一緒に、神林(橋爪淳)がいた。
「緒方先生。その節は、息子が大変お世話になりました。」
「いいえ。」
「以前から私共のグループでは、病院事業に参入しようという計画を
 勧めていまして。
 それでですね、今回、こちらの病院の話を聞いて、
 是非、支援させていただけたらと考えています。」
「それは・・病院存続の可能性があるということですか!?」
「そういうことです。」
「そうですか!ありがとうございます!
 そうなると病院のスタッフも患者さんも、
 すごく安心すると思います!」
「緒方先生、これからが本題だよ。」と副院長。
「はい。」
「今や、医療もサービスの時代ですよね。
 ですから、どうせ再建するなら、患者の隠れたニーズに答えた、
 理想の病院作りをしてみたいんですよ。
 緒方先生、一緒に、新しい病院作りませんか?」
「え!?」
「院長として。」
「・・・院長・・ですか!?」
「はい。」
「・・・」

考え込みながらナースステーションに戻る聡子。
「副院長、何の話だったんですか?」と恵太郎。
「うん、あー、今後のことで話持ってきてくれて・・」
「え?どんな話ですか?」
「ううん。次の職場決めたこと話して断ったから。」
「そうですか。」
「紹介状書かなきゃ。」

定食もりおか
「その後、お客さんの反応はどうですか?」
「いいよ!すごく!」
「そうですか!」
「あーそうだ、あの、保険のこと、どうもありがとう。」
「いえ。」
「旦那さん、転勤でもしたの?」
「あ・・」
「保険の契約の時に、今後は、担当が代わりますって
 仰ってたから。
 移動か、転勤でもしたのかなって。」
「保険の契約の時?」
「ああ。」

その時瑞恵は、ある日のことを思い出す。
「今日、初めてお給料もらえたから、高いお肉買っちゃった!」
とはしゃぐ瑞恵に、
「何やってんだよ!!
 俺とお前の仕事を一緒にするなよ!」
と夫が大声で怒鳴りつけた時のことを。

「あの日だ・・。
 どうして気がつかなかったんだろう・・。」

奈央はある出版会社を訪ねていく。
「聞いたよ。パーティーの話。
 勇気あるよなー!」
「フリーのライターとして、一からやっていこうと思います。
 どんな仕事でも、やらせていただきます。」
「本出さない?」
「え?」
「新庄高文氏との結婚生活を赤裸々に綴った手記。」
「・・・申し訳ありません。そういうのは・・ちょっと・・。」
「そう・・。」

つわりと戦いながら、次の仕事を探す奈央・・。

仕事を終えた瑞恵は、彰夫が立ち寄りそうな場所を次々と探し続け・・。
あるインターネットカフェでやっと夫を発見する。
「やっと見つけた!」
「瑞恵・・。」

公園で話す二人。
「私、あなたのこと何もわかってなかった。
 自分のことばっかりで・・ごめんなさい。
 ずっと辛かったでしょう。」
「そんなんじゃないよ。」
「え?」
「俺は、お前に嫉妬してたんだ。
 会社じゃ、部下に上に立たれて、俺の立場はどんどん悪くなる
 一方だった。
 でも、家族を養ってるって思ってることで、
 プライドを保っていられた。
 それが、家でもお前に、上に立たれているような気がして・・。」
「私に嫉妬?光栄だなー。
 でも私は、働き始めて、あなたの大変さがわかって、
 あなたを尊敬し始めてたのよ。」
「何言ってんだ。」
「もう1度取り戻してよ、あなたのプライド。」
「・・・」
「あなたなら出来るわよ。
 私の夫だもの。
 洋介の父親だもの。」
「・・・」
「離婚はしない。」
「・・・考えさせてくれ。」
夫はそう言い瑞恵の下を離れていく。
「待ってるから!洋介と。」
瑞恵は夫の背中にそう言い、夫を見送る。

病院 副院長室
「ですからその件につきましては、お断りしたはずです。」と聡子。
「もう1度考え直してもらえないかな。
 神林さんが一番こだわっているのが、緒方先生が院長になるって
 ことだから。
 緒方先生が引き受けてくれないとね、病院を建て直す計画が
 進まないんだよ。
 大勢の患者さんが困っている。
 病院のスタッフもみんなここに残りたいと思っているんだ。
 私も含めてね。
 なんとか頼むよ!というよりお願いします!
 緒方先生!!」
「・・・」

廊下を歩く聡子。
「ここで手術が受けられなくなって、手遅れだなんてことは、
 ないですよね。」
「ここから一番近い総合病院って、産婦人科と小児科ちょっと前に
 なくなってますよね。私、どうしたらいいんでしょう。」
患者たちの不安の声が聡子の耳に届く。

「緒方先生!」
「はい。」
「うちの病棟、患者さんがかなり動揺してて、
 不安が広がっているんだ。
 悪いけどちょっと見に来てくれるかな。」
「わかった。外来終わったら行きます。」
「よろしく。」

副院長室
「本当ですか!?」と恵太郎。
「岡村先生聞いてなかったの!?
 病院の再建のことも、院長の話も?
 参ったな、こりゃ。
 緒方先生・・本当に院長やる気ないってことか・・。」と副院長。
「・・・」
「岡村先生!あなたからもね、緒方先生に引き受けてもらえるように、
 頼んでもらえませんかね!」
「・・・」
「頼みます!お願いします!!」

ナースステーション
「緒方先生。」恵太郎が声をかける。
「うん?」
「・・・」
「何?」
「いや・・
 あ、緒方先生って、夏休みの宿題は、最後に慌ててやるタイプでしたか?」
「え?そうだったかなー。」
「北海道行きの準備は、そうならないようにして下さいね。」
「そうよね。少しずつ準備しておかないとね。」
「はい。」

診察室
「この病院がなくなったら、治療を続けられないわ・・。」
「治療は続ける必要がありますよ。
 いい病院紹介しますから。」と聡子。
「下山さん、不安でパニック起こしてしまったんですよね。」と看護師。
「遠い病院へは行かれない。
 足が悪いし、嫁に頼るのも嫌だし。」
「どうすればいいのか、考えましょう。
 大丈夫ですよ、きっと。いい方法が見付かりますから。」
「一番いい方法は、この病院が、このままでいること!」
そう言い泣き出す患者に聡子は・・。

グランポン
「仕事見付かった?」
マーくんの言葉に首を横に振る奈央。
「大丈夫?」
「・・・もうどうしたらいいのかわかんない・・。」
「お腹空いてんだろ。何食べる?」
「いい。」
「ちゃんと食べなきゃ。」
「いらなーい。」
「・・・なあ奈央。」
「うん?」
「俺がなんでマーくんなのか、覚えてる?」

(回想)
グランポン
父親に教わりながらマカロニグラタンを作ったマーくん。
カウンターには、奈央が突っ伏している。
「ダイエットだか何だか知らないけど、
 そんなんじゃ体壊すよ。
 これ、大好物だろ?」マーくんがグラタンを差し出す。
「お父さんのマカロニグラタンと、随分違うじゃん。」
「初めて作ったから、見た目は悪いけど。」
「女の子は、見た目が勝負なのよ。」
「中身だよ。」
「嘘!
 太った私なんか、誰も相手にしてくれなかった。」
「・・約束する!
 どんな時でも、どんな奈緒でも、俺は、奈央の見方だから。」
「・・・」
「さあ、食べろよマカロニグラタン。」
マカロニグラタンを口に運び微笑む奈央・・。

「あの時から、マーくんって呼ぶようになったんだよね。」
「あの時の約束、ずっと有効だから。」
マーくんがマカロニグラタンを出す。
「・・・」
「食べろよ。」
マカロニグラタンを口に運ぶ奈央。
「どんな時も、どんな奈央も、俺は、奈央の味方だから。」
「美味しい!」
「当たり前だろ。俺が作ったんだから。」
「なんか・・元気出てきた!」
微笑みあう二人。

病院
紹介状を書いていた聡子を見つめる恵太郎。
聡子が突然誰かに電話をかけ始める。
「愛斉会総合病院の緒方です。
 神林さんに、ちょっとお話したいことがありまして。
 わかりました。では後ほど。
 よろしくお願いします。
 失礼します。」

「緒方先生!」恵太郎が声をかける。
「ああ・・。」驚く聡子。
「まだ掛かりそうですか?」
「うん、あと少し。」
「じゃあ待ってます。」
「うん、私・・もうちょっと残るから。」
「そうですか・・。」
「うん、ごめんね。」

聡子の決心に怯える恵太郎・・。

竹内家
「お父さん、本当に帰ってくるかな。」
「大丈夫!いつか絶対帰ってくるから!
 食べよう!いただきます。」
「いただきます。」
その時、玄関で物音が。
急いで玄関に駆け出す洋介。
「お父さん!」
「・・・ただいま。」
「お帰りなさい!」
「お帰り!」
「今日の晩御飯は、鯖の塩焼きよ!」
自分の食事が用意されていたことに驚く彰夫。
「いただきます!」と瑞恵。
「いただきます!」と洋介。
「・・いただきます。」
彰夫が味噌汁に手を付けるのを嬉しそうに見つめ、
嬉しそうに微笑みあう三人。
瑞恵の瞳に涙が光っていた。

神林と会議室で話す瑞恵。
「考え直していただけましたか?」
「どう考えて見ても、一精神科医の私に、院長が務まるとは
 思えないんです。」
「そうですか・・。」
「どなたか、適任の方探していただけませんか?
 どうしてもこの病院を存続させたいんです。
 お願いします。」
「いえ。私も、息子が病気になって、初めて気づきました。
 精神医療の大切さを。
 どんなに、体が健康でも、心が健康じゃなかったら、
 生きていくのはとても不安だし、辛い。
 苦しんでいるのは、息子だけじゃないんです。
 多くの人たちが、心に不安を抱いて、生活しているんですよね。」
「仰るとおりです。
 精神科の患者さんだけじゃありません。
 みなさん、心に不安を抱えているんです。
 手術を控えた方、出産前の女性、リハビリ中の方、ターミナルの方、
 100人の患者さんがいらっしゃったら、100通りの不安や悩みが
 あると言っていいでしょう。
 全ての患者さん、全ての科に、精神医療が行き届いた病院というのが、
 私の理想です。」
「やはり、思った通りの方だ、あなた!」
「・・・」
「僭越ながら、先生がお書きになった論文を読ませていただきました。
 それから、先日の講演も。
 もちろん専門的なことは全くわかりませんが、
 緒方先生は、ただの精神科医以上の、高い理想をお持ちの方だと
 いうことが、よくわかりました。」
「いえ、そんな・・。」
「緒方先生、一緒に作りませんか?理想の病院!」
「・・・」

グランポン
「離婚届けは出した。」と奈央。
「ああ。」と高文(丸山智己)。
「それから、子どもが出来たの。」
「子ども!?」
「私の子どもとして育てるから、親権を下さい。」
「・・・彼と、結婚するのか?」
「ううん。結婚しない。
 自分ひとりの足で、立てるようになりたいの。」
「・・・わかった。」
「いいの?」
「母親を信頼できない子どもは、全ての人間が信じられなくなる。
 養育費は毎月振り込むから。」
「それは、受け取る気ないから。」
「その子の為だ。」
高文はそう言い、帰っていく。

その後高文は、別のバーへ。
彼を待っていたのは、中山美智子(大場久美子)と南ゆかり(吉瀬美智子)。
二人は高文に企画書を渡す。
『Cheri特別企画
 「今、バツイチ男性がモテるワケ!」』
「新庄高文ブームは、まだ終わらせたりしませんよ。」と美智子。
「今最も旬な男は、バツイチ男性ですから。」とゆかり。
「いいんじゃないかな。」と高文。

美智子たちが言っていた別の企画って、
これだったんですね。


グランポン
「ねえマーくん。
 もし私が、自分の足で立てるようになったら・・」
「うん?」
「・・ううん!
 私、頑張るから!マーくん見ててね。」
「当たり前だろ。」
「乾杯!」

聡子の実家
仏壇に手を合わせる聡子。
「私北海道って行ったことないから、絶対遊びに行こうね!」とマキ(さくら)。
「よし!瑠花!飛行機だぞ!」と達也(AKIRA)。
「飛行機ー!」と瑠花(松本春姫)。

「あ、親父。大丈夫?寂しくなるんじゃねーの?」と達也。
「何を言うか。
 やっと嫁に行ってくれて、清々してんだよ。」と友康(林 隆三)。
「私達も行きましょうね、日高!」と晴子(加賀まりこ)。
「そうだね。」

食事の後、食器を片づける聡子たち。
「あーあ、もう今までみたいに、ご飯食べに来たり、
 話聞いてもらいに来たり、出来なくなっちゃうね。」と聡子。
「寂しくなるね。」と晴子。
「そう?
 ・・そうかな。」
「・・・どうかした?」と晴子。
「ねえ、今まででさ、あの時、別の選択をした方が良かったかなって、
 思ったことある?」
「え?」と晴子。
「ちょっと、聞いてみたかっただけ。」
「そうね・・。」と晴子。
「まあ、あるって言えば、あるし・・ないって言えばないかな。」と友康。
「どういうこと?」
「選ばなかった道を後悔しても仕方がないからな。」
「そうね。
 どんな道を選んだにしろ、後悔する人は後悔するし、
 まあ、気の持ちようじゃないの?」と晴子。
「・・そうだよね。
 ・・さて、帰ろうかな。」
「もう?」と晴子。
「ご馳走様。」
聡子は父と母にタッチし、帰っていく。

「聡子さん、迷ってるわね。」と晴子。
「まあ聡子は、どんな人生選んでも、ちゃんとやっていくさ。」
「そうね!
 先生の娘だから。」

『あすなろグリーンフィールド』の担当者と会う恵太郎と聡子。
「急でしたのに、日高に来ていただけるなんて、
 本当にありがとうございます!」
「いえ。」と聡子。
「お二人の連携プレー、素晴らしいそうじゃないですか。」
顔を見合わせる恵太郎と聡子。
「大変心強いです!
 緒方先生、岡村先生、日高で、お待ちしております!」
「はい。
 こちらこそ、よろしくお願いいたします。」と聡子。

帰り道
「パーティー、明日ですね。」
「ああ、うん。
 マーくん、美味しいもの作るって張り切ってる。」

恵太郎の部屋
荷物をまとめていた恵太郎は、緒方家で取った家族写真を見つめて
考え込み・・。

聡子の部屋の机の上には、
『あすなろグリーンフィールド趣意書』と、
『愛斉会総合病院における経営再建計画書』。

グランポン
「聡子!岡村さん!おめでとう!」
乾杯する一同。
「ありがとうございます。」
「あー、本当に良かったわね!
 北海道に行っちゃうのはちょっと寂しくなるけど。」と瑞恵。
「環境変わって大変だと思うけど、頑張ってね!」と奈央。
「奈央も、体大事にしてね。」
「ねーねー、結婚式はどうするの?」と瑞恵。
「新しい生活が落ち着いたらゆっくり考えようと思ってます。」と恵太郎。
「入籍は?」と瑞恵。
「出来るだけ早くって思ってるんですけど、
 とにかくバタバタしてて。」と恵太郎。
「うん、そうなの。」と聡子。
「そんなことだろうと思ったわよ。」と瑞恵。
「ダメよー。
 いっつも先輩はそうのうちにって後に回すんだから。」と奈央。
「じゃーん。
 婚姻届です!」とマーくん。
「瑞恵先輩と私が証人になっておいた!」
「ちょっと!おせっかいなんじゃない?」と聡子。
「いいじゃなーい。ただのイベントだと思って!」と奈央。
「別にすぐに出さなくたっていいんだから!」と瑞恵。
「これだけ盛り上げてるんだから、空気読めよ。」とマーくん。
「そうですね。」と恵太郎。
聡子も照れたように笑い・・。

まずは恵太郎が記入していく。
「はい。」
恵太郎から婚姻届とペンを受け取った聡子。
だがペンを持ったまま、動きが止まってしまう。
「先輩?」
ペンを置く聡子。
「ごめんなさい。
 私やっぱり・・北海道には行けない。」
「ちょっと!何言い出すの!」と瑞恵。
「岡村さん、私病院に残る。」
「本気かよ・・」とマーくん。
「聡子・・これが最後のチャンスかもしれないのよ。」と瑞恵。
「そうよ先輩。もう1度よく考えて。
 どうしたら、幸せなのか。」
「私が幸せかどうかは、私が決める!
 実は・・・院長として、病院を建て直さないかって言われて、
 ずっと悩んでたの。
 岡村さんと一緒にいたいから、北海道に行くって決めたんだけど、
 自分が、本当はどうしたいのか、
 今やっとわかった。
 岡村さん、私、今は目の前で困っている患者さんを、
 病院を助けたい。
 自分に出来る限りのことをして、理想の病院を作りたい。」
「・・・」
「本当に・・本当に・・ごめんなさい。」
「・・・そう言うと思ってました。」
「え・・」
「謝らなきゃいけないのは、僕の方です。
 知ってたんです、緒方先生に、病院を建て直す話が来ているって。
 緒方先生は病院に残るって、わかってました。
 そういう緒方先生だから、僕は好きになったんだと思うし。
 でも・・一緒に、行ってほしくて・・黙ってました。
 緒方先生、僕は、日高に行きます。」
「約束する。絶対、私にしか作れない病院を作るって。」
「僕も北海道で、自分にしか出来ない仕事をするって、約束します。」
「うん!」
「・・・それと・・もう一つ、約束してもらえませんか?」
「なに?」
「何年後になるかわかりませんが、必ず戻ってきます。
 その時は、僕と結婚して下さい。」
「・・・
 約束は出来ない。
 だって岡村さん、そのまま北海道に残りたいって思うかもしれないでしょう?
 それに、戻ってきたとしても、その時私、
 岡村さんの子ども産めるかどうかわからないし。」
「僕は子どもが欲しくて結婚するんじゃありません。
 緒方先生と、結婚したいんです!」
「今はそう思ってても、この先ずっとそう思うかどうかなんて
 わからないんじゃない?」
「・・・」
「子どもが持てなくなるかもしれないのよ。
 あとで、後悔しない?」と瑞恵。
「今はわからない。
 でも、今、病院を立て直さなければ後悔するってことだけは
 わかってる。
 将来、後悔するんじゃないかなんて、悩むより、
 今を、後悔しないように生きていきたい。
 それが私。
 私らしいってことなんだと思う。」
「・・僕もそう思います。」
「先輩。」
「うん?」
「今幸せ?」
「・・・私には、すごくやりがいがあって、自分を必要としてくれる、
 仕事がある。
 いつも側にいてくれる家族もいる。
 何でも話せる友達もいる。
 離れてても、私のことをわかってくれる岡村さんがいる。
 岡村さんも、夢に向かって頑張ってるんだって思うだけで、
 私も頑張れる!
 うん。私は幸せ!
 すっごく幸せ!」
「私も!」と奈央。
「私も!」と瑞恵。
「さ、パーティーやろうぜ。」とマーくん。
「そうよね!盛り上がるわよー!」と瑞恵。
「ほらマーくん、もっとジャンジャン盛ってきてよー!」と奈央。
「手伝うわよ。」と瑞恵。

聡子の手に自分の手を重ねる恵太郎。
その手の上に聡子が反対の手を重ねる。
二人は頷き、微笑みあい・・。

一年後
病院内を歩く聡子。
彼女の胸には、
『院長
 精神科 医長
 緒方 聡子
 医療法人
 愛斉会総合病院』
のバッチ。

聡子は待合室にいる患者に声をかけて歩いていく。

ナースステーション
「外来は中田先生、往診は岡崎先生、お願いします。
 本日私はグループセッションに入りますが、
 受診が多い場合には、ヘルプに入りますので。
 今日も1日、よろしくお願いします!」
「お願いします!!」

待合室のモニター
『ECHOはケチではなく、
 みんなの地球のためです。』
『今週のこころに効く名言集
 二十代の恋は幻想である。三十代の恋は浮気である。
 人は四十代に達して、
 初めて真のプラトニックな恋愛を知る。
 ヨハン・ゲーテ』

「院長!」と副院長。
「はい。」
「あの、来月のスタッフの親睦会の件なんですが、」
「副院長に全てお任せします!」
「はい、院長!」

グループセッション
「いい母親になれるかどうか不安で仕方ないんです。」
「うーん、そうですか。
 じゃあ皆さんの中で同じ様なことを抱えていらっしゃる方は?」
聡子の問いに、多くの妊婦が手を挙げる。
「じゃあ質問。
 いい母親ってどういう母親だと思います?」

ベビーショップ
「ベビーショップ特集で取り上げたいって思います。
 写真撮ってもいいですか?」と奈央。
「はい!」
「うわー、うちの子にも着せたいー!」

グランポン
赤ん坊をあやしながら料理の下ごしらえをするマーくん。

聡子の実家
マキは第二子を妊娠中。
「瑠花、弟と妹とどっちがいい?」と晴子。
「弟と妹がいい!」
「息子と一緒にここで美容室をやるっていうのが夢なんだよねー。」と達也。
「あ、あのね!僕は、引退しませんから!」と友康。
家族と共に楽しく食事をする聡子。

竹内家
朝食の片付けをする彰夫と瑞恵。

出かける支度をする二人。
「あ、ネクタイ!」
「ありがと!」
瑞恵がゴミに手を伸ばすと、
「あー、いいいい!やるやる!」
彰夫は一つは自分が、一つは洋介にゴミを渡す。
「さー、今日も頑張るわよ!」
「ウイーッス!」
三人が笑顔で出かけていく。

初台駅
「竹内さんは正社員になるつもりはない?」と上司。
「せっかくのお話ですが、家のこともありますし、
 今の働き方が一番自分にあってるんです。」

グランポンに寄る聡子と瑞恵。
店を手伝う奈央。店は客で溢れていた。
「大きくなったねー!」
聡子と瑞恵が赤ちゃんをあやす。

そして北海道。
あすなろグリーンフィールド専用農地で子どもたちととうもろこしを
収穫する恵太郎。
「先生!こっち来て!先生、こっちこっち!」
「どうした?どこ行った。」
「先生こっち!」
鬼ごっこを始める子どもたち。
「ちょっと待って、どこ行った?
 あれ?」

「誰か来たー!」
子どもの声に、恵太郎がとうもろこし畑から顔を出す。
「あ!」
訪ねてきたのは、聡子だった。
「恵太郎さん。」
「聡子先生!」
「何しに来たの?」と子どもたち。
「それは、」と恵太郎。
「大切な人に、会いに来ました。」と聡子。
にっこり微笑みあう二人。
「先生、とうもろこし見せてあげる。」
子どもたちが聡子の手を引きとうもろこし畑に入っていく。
「岡村先生はこっち!」
子どもたちは恵太郎を別の方へ。
「いや、先生、聡子先生とお話があるんだ・・」

それぞれが自分らしい幸せのカタチを目指して、新たな一歩を踏み出した。


※一部公式HPあらすじを引用しました。


『ラスト・フレンズ』そして『Around40』と続けて最終回を迎えました。

聡子も恵太郎も、自分の夢をかなえるために離ればなれとなりましたが、
お互い行き来があるようです。
恵太郎さん、聡子先生と呼び合うようになった二人。
離れてしまっても、二人の距離は近づいている。
そう受け取れたのが嬉しかったです。

竹内家。
夫は自分のことを見てくれていない、と嘆いていた瑞恵でしたが、
瑞恵も、夫のことを見ようとしていなかった。
私も瑞恵に同情してばかりで、彰夫があんなに怒鳴った背景に
そんなことがあったとは全然気づかなかった。
これって夫婦ではよくあることなのかもしれないなー。
自分の過ちに気づき、素直に謝れる瑞恵は可愛い奥さんだなぁと
思いました。

夫の帰りを信じて待つ瑞恵。
いつ帰ってきてもいいように、食事をちゃんと3人分作って
待っていましたね。
感激して言葉を失う彰夫。
そんな夫を見つめて涙ぐむ瑞恵。
涙を光らせる松下さんの演技が素晴らしい!

マーくんのあだ名の由来は、マカロニグラタンから来ていたとは。
「ねえマーくん。
 もし私が、自分の足で立てるようになったら・・」
この続きは、結婚して下さい・・だったのかな。

店を手伝う奈央は、まるでマーくんの奥さんのよう!
奈央のお陰なのか、店も繁盛!
この二人+赤ちゃんも幸せそうで良かった。

高文は
「母親を信頼できない子どもは、全ての人間が信じられなくなる。」
と言っていましたが、母親と上手くいっていなかったのかな?
確か奈央を田舎に連れて行ったとき、お母さん登場していましたが
とても優しそうなお母さんでした。
父親としての責任は果たしていってくれそうなので、一安心。

様々な立場の40代の女性たち。
それぞれの生き方が興味深かったし、
アラフォーという新語も生まれ、
私の周りでも普通に使っている人がいて、
このドラマの注目度を感じました。
盛りだくさんでしたがいいドラマでした。
その後の彼らを見てみたいかも!



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キャスト

緒方聡子(39)・・・天海祐希
岡村恵太朗(33)・・藤木直人
森村奈央(35)・・・大塚寧々
大橋貞夫(39)・・・筒井道隆 洋食屋グランポン店主。通称マーくん。
竹内瑞恵(39)・・・松下由樹

竹内彰夫(神保悟志)
竹内洋介(木村遼希)
*   *   *
南ゆかり・・・吉瀬美智子
中山美智子・・・大場久美子 編集長
川崎謙吾・・・松尾貴史 副院長
新庄高文・・・丸山智己

神林昭三(橋爪淳)
神林博義(郭 智博)

佐々木(デビット伊東)

槇原和子(片桐はいり)

緒方達也(28)・・・AKIRA
緒方マキ(24)・・・さくら
緒方瑠花(3)・・・松本春姫
緒方友康(69)・・・林 隆三
緒方晴子(61)・・・加賀まりこ

金杉和哉(加藤雅也)

ほか



スタッフ

製 作
 TBS
制 作
 TBSテレビ
プロデューサー
 瀬戸口克陽
 成麻畝子
脚 本
 橋部敦子
演 出
 吉田健  
 ほか
音 楽
 山下康介


天海祐希さんの主な出演作品



藤木直人さんの主な出演作品


この記事へのコメント
いろいろあったけど、最後は爽やかな感じのドラマでおわりましたね。結婚よりも夢を選んだことはちょっぴり切ないけど爽快でもあります。アラフォーの周囲を描きながらじつは温かい家族・恋人・友人を描いた秀作だったと思います。緒方家やグランポン、北海道のシーン、どれも好きです。マーくんと奈央の回想シーンもよかった(このドラマの回想シーンはどれも良かったです)。
あと、高文役の丸山智己さんは「ホタルノヒカリ」や「あしたの、喜多善男」での憎めない軽い役とは違い嫌な奴を深みをもって演じてたと思います。
Posted by マンデリン at 2008年06月22日 20:09
ちーずさんこんばんは、二本のレビューお疲れ様です!今までのストーリーを上手く伏線において丁寧に作られた良いドラマでしたね!

瑞恵と彰夫も洋介の話があったから親子や夫婦の絆が深まりましたね、帰って来ることを信じて食事を用意してあったのにはヤラれました〜これが初めの頃の友人たちの社会進出に焦りを感じて仕事のために家事が疎かになっただけだと感動もうまれないし夫婦の仲も壊れていたのでしょうね、笑顔で出かけていく三人や正社員の件を断る瑞恵が一話目と違って輝いてみえました!

新庄と編集長の話は平行して進めてきた企画でしたね!奈央に対する悪あがきだと思いましたが最後は子供の事を心配する姿があったので安心しました、一時奈央が嫌いなタイプの女性になっていましたがマーくんの変わらない愛で立ち直り自立を目指すのは嬉しいです、きっとあの言葉のあとは「お嫁さんに貰ってくれる」でしょうね…一度迷子にはなりましたが三人でしあわせになっていく未来がグラタンの優しさに重なりました。

ここで神林が息子の治療に感銘を受けて、閉鎖になりそうな病院を救いにくるとは…聡子の夢と恵太朗の夢がぶつかるとは!聡子の結論はみえていましたが恵太朗の気づかないふりが切なかったです、それでも本心の言い合える関係が素敵で晴子と友康のように心が繋がっていれば離れていても愛は深まっていくのかな?

アラフォーと銘うったドラマで確かに40歳前後は結婚出産出世など一番の岐路なのかもしれませんが、きっと岐路なんて10代でも20代もありますから!友康の「選ばなかった道を後悔しても仕方がないからな。」が一番大きく響いた言葉でした、そして聡子と恵太朗の溝を埋める修正の仕方が好感をもてたドラマでした!
Posted by けた at 2008年06月22日 20:39
確かに「選ばなかった道を後悔しても仕方がない」のですが、私としては少々不満なラストでした。
仕事人≠ヘ代わりがいるけど、共に人生を歩む人≠ノは代わりはきかないと思うんですよね。

「目の前に与えられた仕事を全うしていく」というだけでは、人生としては平凡なんじゃないか。聡子さんに対する周囲の信頼や期待はわかるけど、聡子さんが同じ考えを持った、それなりのキャリアのある精神科医を院長として紹介して、自分は日高に行く・・・という展開を最後まで期待していました。東京の院長先生なら必ず代わりの人もいる。でも、恵太朗さんのパートナーとして日高に行くのは聡子さんしかいないんじゃないか。いや、何より「今までの延長で生きる」のでは夢がない。
これはドラマなんだから、夢がほしかった。

40歳になると、捨てられないものがたくさんできてくる。でも、それを颯爽と捨ててみせる聡子さんが見たかった気もするのです。
Posted by やすこ at 2008年06月22日 21:49
初めまして(^^)最終回なのに前半見逃して、途方に暮れてた所、検索でこちらを見つけ、読ませていただきました(^o^)
あらすじを分かりやすく書かれていて、ホント感激しました(^v^)ありがとうございましたm(__)m
マー君は、女性の理想デスね〜(^-^)bあんな素晴らしい人、そうそういないと思いますけどね(^^;
では、またこれからも拝見させていただきま〜す(^^)
Posted by ヴィヴィアン at 2008年06月23日 11:09
なるほど、いろんな感想があるものですね。
やすこさんのコメントの通り、聡子には恵太朗といっしょに北海道に行ってほしいと思いながら最終回を見ていました。でも、恵太朗が理想郷を思い描いていたように、聡子にも理想の病院というのがありましたよね。思いがけず神林の申し出を受け、絵空事でしかなかった理想の病院というものが、ひょっとすると自分の力で実現できるかもしれない。恵太朗の夢に乗っかるより自分の夢を追うことにより強い魅力を感じたんじゃないかな?そしてそれは今までの延長ではなく、それまでの勤務医とはまったく違う生き方になると思います。わたしは聡子も恵太朗も切ない選択だったかもしれないけど、それぞれが夢に向かって一緒に歩き出したように見えて、とても夢のある最終回に思いました。
Posted by マンデリン at 2008年06月23日 21:32
初めてコメントさせて頂きます。
アンフェアの時からずっとこちらを拝見させて頂いています。ちーずさんのコメントを挟んで読むのが大好きです。
今回のこのドラマのレビューが私をいつも元気づけてくれました。
自分自身も日々迷いながら、生活をしていますが、素直な心をもって一生懸命生きている彼女たちにとても魅力を感じました。

結婚や仕事がメインになってしまう世の中で、本来はそこがメインになるべき夢や理想を無理なく描いてくれた事がとても嬉しかった。
なぜ働くのか、何故結婚するのか。それを考えずにただいきてるだけになってしまいがちなので、とても考えさせられました。

ドラマだから、有り得ない設定とも最初は思ったけれど、自分の心に正直になれば、聡子のようなやりがいのある仕事や、周りに感謝する気持ちを思い出せば、奈央とまーくんのように、自分を思ってくれる人や、瑞江のように諦めずに努力すれば家庭も仕事も両立することも出来るんだなと、思いました。

主人公だけを中心に進むドラマじゃなくて良かったです。
これからもレビュー頑張って下さい(^-^)/
Posted by ゆきわ at 2008年06月29日 17:26
ちーずさん、はじめまして。
普段、ゆっくりドラマを見る時間がなかなか取れない私にとって、気になるドラマはちーずさんのレビューが頼りです。
読んだだけで場面が目に浮かぶような詳細な描写には、いつ見ても頭が下がります。
いつも本当にありがとうございます。

さて、今回の聡子の決断ですが、私は非常に嬉しく思いました。
私も医療職者(医者ではありません)の端くれですが、やはり、自分の幸せのために目の前の患者さんを放り出す気には到底なれません。
患者さんとしても、患者さんより自分を優先するスタッフは信用できないのではないでしょうか。
「他のスタッフでもいい」と思えるようなスタッフから医療を受けるのでは、満足できませんよね。

「緒方先生じゃないと」と患者さんに言われる聡子は、患者さんにとって、代わりのきかない人材だと思います。
精神科の患者さんであればなおのこと、信頼できる医師が交代してしまうというのは深刻な問題でしょう。
最後のシーンを見るに、聡子と恵太郎は、物理的な距離は離れていても、心の距離を縮めながら一緒に生きているのではないでしょうか。
誰にとっても幸せな結末だったと感じたので、見終わった後は、なんだか晴れ晴れとした気持ちになりました。

偉そうに語ってしまってすみません。
これからもお世話になりますので、よろしくお願いします!!
Posted by cotton at 2008年06月30日 03:46
こんにちは。
みなさんコメントありがとうございます!

はじめましての方々のコメントが多いのは、
このドラマがそれだけ魅力があったということなんでしょうね。
私もはじめましての方々にご挨拶を!

★ヴィヴィアンさん★
はじめまして!
お役に立てて何よりです。
マー君はとても大きな愛でいつも奈央のことを守って
くれていて、本当に素敵な人でしたね!
また遊びにいらして下さい。

★ゆきわさん★
アラフォーな私は三人の女性たちの生き方それぞれに
共感を覚え、そして私も元気を貰っていました。
>なぜ働くのか、何故結婚するのか。
本当にそうですよね。
その理由をつい忘れてしまいそうになる。
私も自分の幸せについて、しっかり考えていきたいです。
また遊びにいらして下さい!

★cottonさん★
ありがとうございます。お役に立てて光栄です。

そうですよね。聡子の決断はとても立派でした。
自分の幸せは自分で決める。
そう言っていた聡子でしたが、恋ではなく夢を選んだ。
それが自分の幸せだけでなく、人の幸せにも繋がるなんて
素晴らしいことですよね。
そんな聡子のことを理解ししっかり受け止めている恵太郎も
素敵です。
あのラストは、二人の結婚を予感させる素敵な終わり方でした。

また遊びにいらして下さい!
Posted by ちーず at 2008年06月30日 12:48
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