2008年10月12日

ブラッディ・マンデイ 01

『日本最後の日!1人の命か!?4万人の命か!?
 最強ウイルステロの陰謀と伝説のハッカーの戦いが
 いよいよ今夜始まる!』


ネットに書き込む人々。
『今の日本ってなんか変だよね』(JACK)
『みんな死んじゃえばいいのに』
『今の日本ってなんか変だよね』(YUKI)
TETSU『マジ、ムカつく奴多すぎ!ぶつかっといて逆切れしたり、』
『こんな国滅んだ方がいいんだ。
 こどもの空っぽな脳みそで』
『みんなの願いはもうすぐかなうと思うよ』

クリスマスイブの夜、極寒の地・ロシアでは、あるウイルス取引が
成立していた…。

教会でしょうか。
幼い少女が男が女にアタッシュケースを渡すのを見ています。
〔約束の物だ〕(ロシア語で話す男の声)
〔やっと出会えた
 これが私達のキー〕(吉瀬美智子さん)
〔キー?〕
〔未来の扉を開くの〕
〔使い方を誤れば町ひとつ簡単に消えるぞ〕
〔あなたには関係ないわ〕
そして二人はキスを交わし・・・
彼女が去ったあと、男がその場に倒れる。
男だけでなく、集まっていた人々は鼻血を出し、咳き込み、次々と
倒れていく。

誰かがネットに書き込む。
『ゆうべ神様のお告げがありました。
 まもなくこの世に罰が下される。
 すべては一瞬で終わる』

防護服を着た捜査員が教会内を調べる。
〔こちらにも生存者いはいない模様〕
〔水・・〕
被害者の女性を助けようとする捜査員。
〔何をしている〕
〔生存者です〕
もう1人の捜査員は女性を射殺してしまう。

日本・東京
警視庁警備局考案特殊三課、通称「THIRD-i」

テリロズム対策機関として、警視庁に設置された
警備局直属の実働部隊である。
独自の調査権限を保有し
その超法規的な活動により
警察機構内でも非公式とされている。

「ロシアの確認が取れ次第成田をはじめ全ての国際空港に、
 レベル1発令を申請する。」と高木竜之介(田中哲司)

「ロシアのテログループのリストアップ、まだ出来ない?」
と宝生小百合(片瀬那奈)。
「すみません。もう少し掛かります。」
「急いで!」

「今度はロシアさんだよ。慌ただしいねー。
 ・・ね、聞いてる?」と加納(松重豊)。
加納を無視する南海かおる(芦名星)
「愛想ないねー。」

「ウラジオストック上空からの衛星写真です。
 全域が軍によって閉鎖されているようですが、
 町が消えてるんです。」と霧島(吉沢 悠)。
「町が消えた!?」と苑麻局長(中原丈雄)。
「住民が・・一瞬にしていなくなっているんです。」

数ヵ月後
〔東京であんたみたいないい女と出会えるとはな
 もっともっと君の事を知りたい〕
ロシア人の男は、女(マヤ)がベッドから離れた隙に
彼女のバッグからパスポートを取り出して調べる。
そこへマヤが戻ってきた。
〔知りたいからってせっかちな男は嫌い〕
〔お前がロシアから持ち込んだものは何だ
 東京で何をするつもりだ〕
銃を構えようとする男の胸に飛び込むマヤ。
「ブラッディ・マンデイ。」
マヤは男を見つめてそう呟き・・。

『最後のキーは東京に入った
 まもなく東京は消える
 この世の最後の月曜日』

密売組織の男から殺人ウイルスを手に入れた女・マヤ。
彼女の目的は日本でウイルステロを起こす事だった。
計画のキーワードは「ブラッディ・マンデイ」。
そして日本にやってきた女は、自分を追ってきたロシアの諜報員を射殺し、
行方をくらましてしまう。

サードアイ
「ユーリ・アレクセイエフ。
 この8ヶ月間、ロシア、ヤスリースクの事件で潜らせていた情報員。
 彼の体内から、このチップが発見されました。」と高木。
「そこに残されていたメッセージによると、
 ヤスリースクで何が起きたかは依然不明。
 ただしテロの可能性あり!
 次のターゲットは東京と思われる。
 結構は数日以内。」と霧島。
「とにかく、ロシアで何が起きたのか確かめないと。
 ロシアの沖田さんからその後どうよ?
 何か新しい情報来てる?」と加納。
「来てません。」と美姫。
「そう。てか愛想ないね!」
「・・・あの男なら出来るかもしれない。」と苑麻。
「・・・」黙り込む高木。
「あの事件の時の天才ハッカー。」
「ファルコン、ですか?」と霧島。
「ファルコンって・・」と小百合。

『最後の血の祝祭日はもうすぐだ』

「サードアイ」は、諜報員が残した暗号の解析のため、
弥代学院高等部に通う高木藤丸(三浦春馬)に、
ロシア軍用施設のコンピューターへのハッキングを依頼する。
藤丸は、見た目はごく普通の高校生だが実は"ファルコン"と呼ばれる
天才ハッカー。
これまでも高度のハッキング技術で数々の不正を暴いていたのだ。

監視カメラのついた部屋に連れてこられた藤丸。
「久しぶりだね、藤丸君。
 あれから、3年?」と苑麻。
「2年です。」
「2年かー。あー、そうかー。」
「俺、最近は大人しくやってますけど。」
「2年前まで君は伝説のハッカーだった。
 ファルコンというのが君のネット上での名前だった。
 その正体がただの中学生だと知った時我々は本当に驚いたよ。
 しかも、高木さんの息子だったとはね。」と霧島。

2年前、伝説のハッカーが自分の息子と知った高木は、
連行された藤丸を思いきり殴りつけた。

「ファルコンの、力を借りたい。
 東京が、日本が消えてしまう。」と苑麻。
「ロシアの極東で町がひとつ消えた。
 これと同じことがもうすぐ東京で起きようとしている。」と霧島。
「何が起こったか君に探ってもらいたいんだ。」と苑麻。
「この町にはロシアの重要な軍事施設がある。
 そこのコンピューターに進入してもらいたい。」と霧島。
「君なら出来るんじゃないかな。」と苑麻。
「俺に犯罪を犯せって言うんですか!?」
「犯罪なら2年前、君はとっくに犯しているよね。
 君の力で人が救われるんだ。
 なぜそれを使わないんだ。」
「断る。」
「ハハハ。もうよしましょうよ、局長。
 こんなガキに何が出来ます。
 これは子供の遊びじゃないんだよ。
 ねー、高木さん!」と加納。

別の部屋でモニターを見つめる高木。
父がどこかで見ていると知る藤丸。

「君も、君の友達も、君のきょうだいも、
 みんないなくなってしまうんだよ。
 東京がなくなるんだ。」と苑麻。
「・・・俺には関係ない。」

町を歩く藤丸と、マヤがすれ違う。

『ゆうべ神様のお告げがありました
 まもなくこの世に罰が下る
 すべては一瞬で消える

 最後のキーは東京に入った
 まもなく東京は消える
 この世の最後の月曜日

 最後の血の祝祭日はもうすぐだ』

ここで、カメラはパソコンにこう打ち込んだ人物、
またはメールを受け取った人物の視点となります。
事務所でしょうか?
5人ぐらいの男性、そして女性、鳥かごのオウム、
その向こうには金髪のがパソコンに向かっています。


私立弥代学園高等部
生物の授業中、隠れてパソコンのキーボードを叩く藤丸。
「またエロゲ?」後ろの席のあおいが聞く。
「うるさい。
 お前がうるさくすると日景にバレるだろ。」
次の瞬間、日景が目の前に立っていた。
パソコン画面をゲームに切り替える藤丸。
「高木、お前このままじゃ留年だぞ。
 ゲームなんかやってる場合か!」
「すみません・・」

授業が終わると、日景は安斉真子に声をかける。
「安斉、あとで私の部屋に来なさい。」
「・・・」

日景の部屋を訪れる真子。
「失礼します。」
「実は父兄からうちの生徒が駅前のコンビニでバイトしているのを
 見かけたという苦情があってね。
 君じゃないのか?」
蝶の標本を作りながら日景が言う。
「いえ・・」
「君にそっくりだったらしいんだけどなー。」
「・・・」
「君だね。」
「すみません!
 今月はどうしても学費が払えなくて。」
「このままじゃ私も立場上君の退学を見逃すわけにはいかない。」
「・・・」
日景は真子の髪に、そして体に触れ・・
「どうしたらいいだろうね。」
そう言いながら服を脱がそうとする。
日景を突き飛ばす真子。
「おいおい。いいのか?そんなことして。
 いいのかな。」
真子は泣きながら日陰の部屋を飛び出していく。
それを藤丸が目撃し・・。

安斉真子の停学処分が決まる。

新聞部 部室
「安斉真子は、両親を亡くして親戚に引き取られて生活しているの!
 学費や生活費のことで迷惑をかけたくなくて、
 仕方なくバイトをしていた。
 それをいきなり停学だなんて!
 絶対に許すべきじゃないでしょう!」そう怒るあおい。
「それで?今月号の新聞でそれを取り上げようって?」と立川。
「そう!生徒やみんなの世論を盛り上げれば、学校側も考えを
 変えると思うの。」
「規則一点張りの学校のやり方は俺も変えていく必要があると思う。
 だけどあまり大げさに騒ぎ立てて逆に安斉を傷つけてしまうって
 ことはないのか?」と九条。
「それに下手すると、僕らが学校から睨まれるってこともあり得る
 わけですよね。」と立川。
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょう!?
 ・・・ちょっと、高木君聞いてる!?」
「イテテテテ・・
 俺腹痛い・・ってわけで、さよなら。」
部室を飛び出していく藤丸。
「こら藤丸!まだ話し終わってない!」あおいが叫ぶ。

高木家
「ただいまー。」
「お兄ちゃん、お帰り!」
藤丸の妹・遥(川島海荷)が料理をしながら笑顔で答える。
「今日透析だったろ?大丈夫だった?」
「うん!いつものことだからね。」
「あれ?気合入りすぎ。」つまみ食いしようとする藤丸。
「コラ!
 お父さんね、今日早く帰ってこれそうなんだってさ!
 一緒にご飯食べるの久しぶりじゃん。
 だから」
「あんまり期待しないほうがいいよ。
 あいつが約束守ったことあったかよ。」
そう言いつまみ食いする藤丸。
「お父さんのこと、あいつなんて言わないで。
 あ、そうだ!
 この前お兄ちゃんからもらったゲーム、すっごく面白かった!
 ああいうの考えるのってすごいよね!
 売れば大もうけなのに。もったいないよね。」
「いい子にしてたらもっと面白いの見つけてきてやるよ。
 あ!
 俺は今からエッチな写真とか見なきゃなんないから、
 絶対部屋を開けんな!」
そう言いニコっと笑うと、藤丸は自分の部屋に向かう
「最低!」

そこへ、電話が鳴る。
「はい、高木です。
 お父さん!」
「ごめんな。急に仕事が入って帰れなくなった。
 夕飯は藤丸と済ませてくれ。
 すまん。」
「・・・わかった。」

「ほーら。言ったろ!」
「うるさい!!」
藤丸は寂しそうな妹の姿をしばし見つめ・・。

藤丸は自分の部屋に入るとパソコンを広げ・・。

日景に真子からのメールが届く。
『先生、お願いします。
 停学を取り消してくれるなら何でもします。
 その証拠に写真を添付しました。』
「何でもするね・・。」
うれしそうに呟きながら添付写真を開く日景。
『バカが見る』ファルコンからの贈り物に、
「なんだ、これは!!」

「捕獲完了!」
その後藤丸は、日景のパソコンにハッキングし
彼が集めた卑猥な画像を入手する。

翌日の学校
生徒たちが日景を見てクスクスと笑う。

職員室
「ひょっとして先生、まだご存知じゃないんですか?
 夕べこんなメールが送られてきたんですけど。」
同僚の教師に見せられたメールには、
『バカを見よ!』の文字と、変体プレーをする日景の動画。
学校から逃げ出そうとする日景は、藤丸とすれ違う。
「バッカが、見る!」
日景は藤丸に秘密を暴かれたと気づき・・。

『【お知らせ】
 長年に渡り、本学院の発展にご尽力下さった、
 生物の 日景潔先生が退職されることになりました。
 後任の教員については現在未定ですが、
 生徒諸君においては、安心して、引き続き高い目標に向かって
 学習に励むよう心掛けて下さい。』
『懲戒の減免
 対象者:安斉真子(2年A組)
 内容:停学取消』

「よかったね!真子!!」とあおい。
「神様っているのかも・・」と真子。
「そんなわけないでしょう。
 僕はちょっとばかりパソコンには詳しいので説明しますと、
 多分誰かが日景のパソコンにウィルス入りのメールを送りつけて
 乗っ取ったんだ。
 そいつは日景の恥ずかしい写真を見つけ出して、ネットに流した。」と立川。
「誰なんだろう、その人・・
 絶対この学校のどっかにいると思うの。」と真子。
「うん。」とあおい。
「そうかな。
 でもこれ、絶対記事になりますよね!」
3人の様子を背後から見つめる藤丸。
「藤丸君は?何か知らない?」と真子。
「え?」
「無駄よ、こんなやつに聞いたって!」といあおい。
「おい!こんなヤツって何だよ!
 あおい、あとで覚えてろよ。」
藤丸の隣にいた九条が、じっと藤丸を見つめている。
「・・何!?」
「何にも。」

その帰り道、藤丸の前に一台の車が止まる。
降りてきたのは、サードアイの小百合と工藤。
「またあんた達かよ!
 あんた達と俺は関係ないって言っただろ!
 いい加減にしてくれよ!」
「そういうわけにはいかなくなったんだよね。
 君夕べ学校のパソコンに侵入したろ。」
「・・・」
「あれは犯罪だ!」
「・・・エヘヘヘヘ。」
笑って誤魔化し逃げ出そうとする藤丸を、小百合が確保。
「痛いって!」
「じゃあ大人しく来てくれるわね?」

サードアイ
「はめたってワケですよね!」と藤丸。
「特殊三課にだけ支給される、モバイルパソコン。
 君へのプレゼントだ。」と苑麻局長。
「断ると言ったら?」
「君を逮捕するだけだ。」
「汚ねー!」
「汚いさ。それが我々の仕事だ。
 この国は、決して平和なんかじゃない。
 スパイやテロリストがウヨウヨしているんだ。
 真っ当な手段じゃ国を守れない。」
「・・・」
「君の力によって国が救われるんだ。
 なぜそれを使わない!」
「・・・親父と話をさせてもらっていいですか?」

屋上
「すまんな、藤丸。
 ハッカーから足を洗えと言いながら・・
 いざとなるとこのザマだ。」
「初めてだよ。犯罪を犯さなきゃ逮捕するなんて言われたの。」
「・・わかった。もうこの話はよそう。
 局長には俺から断っておく。」
「それは親父として?
 それとも職務として?」
「・・・」
「・・・もういいよ。
 こんなことでもなかったら、俺は一生あんたのことを知らずに
 終ってたよ。」
「もし何かあった時、俺はお前を最後まで守ってやれないかもしれない。」
「わかってるよ!
 いざとなったら、家族より国を守るんだろ?」
「・・・そうだな。
 俺はお前らにも死んだ母さんにも、何一つ家族らしいことを
 してやれなかった。」
「言い訳はもういいよ。」
「藤丸・・」
「引き受ける代わりに、ひとつだけ条件がある。
 明日の夜は、早く家に帰ってきて欲しい。
 遥のやつ、いっつもあんたの為に、料理作って待ってんだよ!
 俺はいいよ。
 だけど、遥にはもっと父親らしいことをしてやってくれよ!」
「わかった。明日は何があっても早く帰る。」
「約束だよ。」
「うん。」
タバコをくわえる高木。
「止めたんじゃなかったのかよ。」
藤丸にそう言われると、微笑みを浮かべながらタバコを吸うのを
止めるのだった。

教室
窓の外を見つめながら、局長が言っていたことを考える藤丸。
『君も、君の友達も、君の兄弟も、
 みんないなくなってしまうんだよ。
 東京が無くなるんだ。』
「東京が消える・・」藤丸が呟く。

局長から渡されたパソコンを開く藤丸。
「朝からエロゲ?その体力をもっと他のことに使ったら?」
あおいが声をかけてくる。
「・・・」
「無視かよ!」

パソコンのキーボードを叩き始める藤丸。
ファルコンが飛び立つ。

「ターゲットボックスはロシアの軍事施設。
 だが正面から行っても進入は不可能だ。
 まずはもっとセキュリティーの甘い、関連施設を狙う。
 パスワードを盗み出し、管理者に成りすまして、
 さらに上のレベルのボックスに入り込む。
 これを繰り返してターゲットに近づいていく。
 相手の監視システムに感づかれたら、アウトだ。」


そんな藤丸の前に、女・折原マヤ(吉瀬美智子)が弥代学院の教師として
姿を現す。

「みんな聞いてくれ。
 ご家族の事情で急遽お辞めになった日景先生に代わって今日から、
 新しい先生が、お前達に生物を教えてくださる。
 折原マヤ先生だ。」
「おーっ!」
「折原先生は、アメリカの大学院を出ておられる。
 専門は植物学。
 こんな偉い先生がこの学校に来てくださるなんてお前達!
 相当運がいいぞ!
 じゃあ先生、あとはよろしくお願いします。」
「はい。
 どうせあとで質問が出ると思うので、最初に言っておきます。
 現在彼氏はいません。」
「おー!」
「好きな男性のタイプは、花や木が好きな人。」
「俺オレ!」
「あとは、そうね。
 お金持ち!」
「なにそれ・・」とあおい。
「はいでは授業を始めます。
 第二章まで終っていると聞いていますので、今日から第三章。」
あおいは藤丸がマヤに見とれていることに気づき、
教科書で思いきり彼の頭を叩く。
「あー痛!」
「何見とれてんの!」

「どうしたの?そこ。」とマヤ。
「いえ・・」
藤丸の教科書の下にサードアイのパソコンを見つけるマヤ。
「えっと・・高木藤丸君。
 これ、見せて。」
「これはその・・」
「見ないほうがいいですよ、先生。
 どうせエッチなゲームですから。」とあおい。
「終ったら、来て。
 はい、気を取り直して、授業に入ります。」

サードアイ
「澤北です。
 うちの機密ファイルが、不正にコピーされた形跡があるんです。
 持ち出し禁止のファイルのはずなんですが。」
「外部からの進入か。」と高木。
「いえ。それがどうやら、内部の人間らしくて。
 ログを解析すれば何かわかるかもしれません。」
「このことは誰にも言うな。内密に調べろ。」
「内密。わかりました。」

高木は上司・沖田に連絡する。
「沖田課長。」
「今成田からそちらに向かっている。
 高木君、ロシアで気になる噂を聞いたぞ。
 ロシアの一部のヘッジファンドが、先物市場で密かに日本企業を
 売りに出しているらしい。
 近々日本の株が暴落する前触れだ。」
「テロの情報が本物だと?」
「ああ、恐らく。
 それから、ちょっと気になるものを手に入れた。」
「沖田さん、出来ればどこかで二人きりでお会いできませんか?」
「というと?」
「うちの課にスパイがいる可能性が。」

学校、マヤの部屋
「座って。」
「あの、先ほどはすみませんでした。」と藤丸。
「私、今から朝ごはんなの。
 1人で食べてもつまらないし。
 一緒にどう?
 はい、どうぞ。」
「いいんですか?」
「うん、どうぞ。」
「じゃあ、いただきます。」
マヤの足や胸をつい見てしまう藤丸。
「そうだ。コーヒー入れるね。
 どうぞ。」
「ありがとうございます。」
「これ、こっちに置いておくね。」マヤがパソコンを上に置く。
「はい。」
上に置かれたパソコンはずり落ち、水槽に水没!
「あ!!」
「うわぁぁ!!」
「ごめんなさい!どうしよう・・」
あわてて水槽から取り出すが、電源は付かなくなってしまった。
「ダメだ・・」
「大切なデータとか入ってたんじゃない?」
「大丈夫です大丈夫です。
 大切なデータとかちゃんとバックアップ取ってるんで。」
「必ず弁償するから。
 本当にごめんね。」

歩道を歩く高木を見張る、ギターケースを抱えた男。
手には蝶のタトゥー。
男の尾行に気づいた高木は角を曲がり、捕まえようとするが、
姿を現したのは沖田だった。
沖田が高木に『罪と罰』の文庫本を渡す。
「渡したいものはこれだ。」
本にはディスクが挟まれていた。

蝶の刺青の男は、出門という殺し屋だそうです。

町を並んで歩く二人。
「国際医科大の敷村教授に話してくれ。
 彼ならこれが何なのかわかるはずだ。」
「至急当たってみます。
 スパイの正体がわかるまでは、このことは内密に。」
その直後、沖田は何者かに撃たれてしまい・・。
「沖田さん!!」
「隠れろ・・」
撃たれた沖田を木の陰に運び、高木は急いで電話を入れる。
「大変だ!沖田課長が撃たれた!
 至急応援をよこしてくれ!
 場所は、新宿西口、」
沖田が高木の胸をつかむ。
「ブラック・・マンデイ・・」
西田はそう言葉を残し、絶命する。
「沖田さん!沖田さん!!」

鑑識が沖田の遺体を運んでいく。
「野次馬がこれだよ。
 おう!さっちょう(警察庁)だが公安だが知らねーけど、
 ウロチョロすんな、女!
 国家を救う皆様が、こんな騒動起こしちゃ困るんだよなー。」
捜査一課の船木が、彼とぶつかったかおるに絡む。
「テメーもう一回言ってみろよ!」
小百合がかおるを船木から引き離し連れていく。

加納が高木の隣に座る。
「足跡を残さず敵を始末する。
 恐らく、どこかの軍隊で訓練を受けた人間・・。」
「・・・」
高木が立ち上がると、加納がかおる、小百合に合図を送り、二人は高木を捕まえる。
「何だお前達!」
加納は高木をボディーチェックし、文庫本の中からminiSDを見つける。
「これは?」
「沖田課長から預かったものだ。私のほうで調べる。」
「そういう訳にはいかないんですよ。」
「何!?」
「高木さん。あんた今日ここで沖田課長と会うことを誰かに話しましたか?」
「・・・いや。」
「だったら沖田課長を撃った人間は何でこの場所を知ってたんですかね。」
「それは・・私か沖田課長のどちらかが、付けられていた。」
「だったらすぐ気づくでしょう。
 あんたも沖田課長も素人じゃねーんだ。
 あんた、沖田課長を殺そうとして犯人手引きしたんじゃねーのか?」
「何だと!?」
「機密ファイルをコピーした人間がわかったんです。
 高木さん、あなたです。」とかおる。
「そんなバカな!」
「来てもらいましょうか。」
「・・・」

爆発と共に、蝶の刺青の男がその場を立ち去る。

学校のパソコンルームにいる藤丸に、父親から電話が入る。
教室を出て話す藤丸。
「もしもし?」
「悪いな、藤丸。
 今夜は帰れそうにない。遥に謝っておいてくれ。」
「はぁ!?約束しただろう!」
「どうやらお前をとんでもないことに巻き込んでしまったようだ。
 今すぐハッキングは中止しろ!
 続ければ、お前も狙われる!
 それから・・遥を守ってやってくれ。」
人ごみに紛れて逃げながら高木がそう話す。
「何言ってんだよ。」
「もう会えないかもしれない。
 だけどこれだけは信じてくれ。
 俺はいつまでも、お前と遥の味方だ。
 周りが何を言おうとな。」
「もう会えないってどういうことだよ!」
「いいか、今から言う言葉をよく覚えておくんだ。
 一度だけ言う。」
高木が男とぶつかる。蝶のタトゥーの男です。
高木は人影の無い路地に入り、藤丸に言う。
「必要なときが来るまで人前では絶対に口にするな。」
「・・・」
「・・ブラッディ・マンデイだ。」
「・・ブラッディ・マンデイ・・。
 父さん!」
電話は切れてしまう。

『まもなくこの世に罰が下る』
 すべては一瞬で終る』

関東特殊拘置所
新しく配属されてきた職員(野間口徹)に、上司が忠告する。
「ひとつだけ言っておく。
 ヤツとは絶対に言葉を交わすな。
 交わせば、お前がヤツに操られる。」
担当の職員は独房の中で目を閉じたまま突っ立っている、
神島(嶋田久作)を見つめ・・。

藤丸が急いで帰宅すると、船木が待っていた。
「高木藤丸君だね。」
「・・はい。」
「警視庁のもんだ。
 お父さんから連絡あった?」
「いえ。一体何があったんですか?」
「実はね、人を殺して逃げちゃったんだよ。」
「・・それ何かの間違いじゃないですか?だって父は、」
「じゃあ連絡あったら、ここに連絡してもらえるかな。 
 警視庁捜査一課の船木だ。こっちは伊庭。」
「ここで待ってても無駄だと思いますよ。
 親父はあまり家に帰ってこねーから。」
藤丸はそう言い、家の中へ。

「お兄ちゃんお帰り!
 今日はね、お父さんが好きな肉じゃが作ったの。
 味見してみて。」
「うん、美味い!」
「良かった!
 お父さん、何時くらいに帰ってくるかな。」
「・・そうだな。もう少しだと思うけど。」
「・・・」
「遥?遥・・」
「どうして嘘つくの?お父さん帰ってこないんでしょ!
 さっき刑事さんが来たの。
 父さん・・人殺して警察に追われてるんでしょ!」
そう言い泣き出す遥。
「バカ。何言ってるんだよ。何かの間違いだよ。
 父さんがそんなことするはずないだろ!」
「・・・」
「とりあえずそこ座れ。」
遥をソファーに座らせようとしたとき、藤丸はふと、
子供の頃の家族の写真に気づき、それを手に取る。
フレームの裏側に盗聴器が仕掛けられていた。
「どうしたの!?」
藤丸は自分の部屋に行き、盗聴器発見器で他に仕掛けられていないか
探していく。

家の前に止められた車では、船木が笑みを浮かべながら
ヘッドフォンで様子を伺っており・・。

パソコンのマウスの中、照明など、部屋中に盗聴器は仕掛けられていた。
それをひとつずつ外していく藤丸。
「よくもこんなに仕掛けたもんだよな・・。」

インターホンが鳴る。
モニターで確認すると、宅配業者だった。
「パソコンラック、お届けにあがりました。」
「注文してたんだった・・。」ほっとする藤丸。

国際医科大学を訪れるかおる。

沖田が残したデータを調べる敷村教授(神保悟志)。
「DNAの塩基配列だ。何かの遺伝情報だな。
 あー、解読に時間が掛かりそうだ。
 ところでー、高木に何があったんです?」
バナナを食べながら敷村が聞く。
「は?」とかおる。
「私に用があるときはいつもあいつが来ていましたから。
 座ってください。
 別にね、あなたが来たことが不満なんじゃないんですよ。
 食べますか?
 むしろ歓迎している。こんな若くてきれいな女性が来てくれたことに。」
「高木は現在行方不明です。」
「え?」
「機密情報を横流ししていた疑いがあります。」
「横流し!?何かの間違いでしょう!」
「高木から連絡があった場合は、必ずご連絡いただけますか?」
「・・わかりました。」

パソコンを操作しながら、藤丸は父にハッキングを中止するよう
言われたことを考えていた。

夜中、眠れずに1階へ降りていく遥。
その時、パソコンラックのダンボールの中から人が出てきて、
台所で水を飲む遥に忍び寄る。
口を塞がれ暴れる遥。
藤丸が気づき、遥を襲う人物に飛び掛る。
だが簡単に腕を締め上げられてしまい・・。
それは、小百合だった。

「ロシアへのハッキングは直ちに中止すること。
 これ、サードアイからの正式な通達。」
「・・親父にも同じことを言われました。」
「連絡あったの!?じゃあ、」
「だから続けることにしたんです。」
「・・・」
「この事件の裏には、ロシアのことが絡んでいるはずだ。
 だったら逆にそれを突き止めれば、親父の無実を証明できるかも
 しれない。」
「バカなことを言わないで。
 続ければあなたの命も危ないのよ。
 この事件、甘く見ないほうがいいわよ。」
「あなた達には関係ない。
 これはもう・・オレと親父の問題なんだ。」
「・・・」
「それに・・テロが起きたら何百万人も死ぬんだろ?」
「・・・」
「今逃げたって一緒だよ。」
「さすが・・高木さんの息子ね。
 苑麻局長に許可を取るわ。」

とある研究施設。
「最後のキーは受け取った。
 こっちは祭りの準備で大忙しだよ。」
「全て順調というわけですね。」
マヤが電話の相手に言う。
「マヤ以外はね。
 何のためにマヤをファルコンの所に行かせたと思ってる。
 ファルコンはロシアの軍事施設の周りをウロチョロしているぞ。」
「大丈夫です。サードアイから至急された、彼のモバイルマシンを
 壊しました。
 それに、あの子はただの、」
「ハハハハハ。ファルコンを甘く見ないほうがいいよ。
 盗聴マイクの存在もすぐに気づいた。
 ま、もっとも大事な情報はもう手に入れたけどな。」
「大事な情報?」
「ファルコンにとって一番大切な情報が何かわかったんだ。
 もしファルコンがロシアで獲物を捕まえたときは、
 罰が下る。」
「・・・わかっています。」

この研究所は、オウムが飼われたあの事務所とつながっています。

藤丸の部屋
「うちから支給されたマシンは?」と小百合。
「あー・・・壊れちゃいました。
 あ、でも、大丈夫です。
 かなりの所まで進んでいましたし、必要な手順は、ちゃんとバックアップ
 取ってますから。」
「あれ、その辺のサーバーより高いんだけど。」
「やっっっとターゲットのコンピューターにたどり着いたんですけど、
 変なんです。
 俺の前に侵入しようとしたヤツがいるみたいで。
 こいつ、BLUEBIRD。
 監視システムに捕獲されそうになって、ギリギリのところで
 逃げ出したようなんです。
 だから、防御システムに、あちこち傷を作ったみたいで。
 ぽっかり、裏口が出来てました。
 今から、ブレイクインします。」
藤丸は指の骨をポキっと鳴らし、キーボードを叩き始める。

「やったぞ、やった!」
「ただのシステムファイルばかりみたい。」
「・・何でしょう、これ。」
「ダウンロード、できる?」
「多分。でも、監視システムが、30秒ごとに怪しい動きがないか
 モニタリングしているみたいなんです。
 ダウンロードに許される時間は10秒。それ以上いたら捕まりますね。」「・・・」
「行きます。
 ダウンロード始まりました。」

ファルコンが入り込む。

「遅いわね、このボロマシン!」と小百合。

「捕獲完了!
 超危なかった・・
 ・・ダメです。このファイル、暗号化されています。
 まず、暗号化の方式突き止めないと。」
「ロシア語だわ。」
「意味は?」
「クリスマスの虐殺・・」
「・・・」

徹夜で解読を進める藤丸たち。
「どう?」
「かなり手ごわいです。」
「じゃあ続きはあとで。今日は学校に行きなさい。
 私は目立たないようにあなたを警護する。」
「僕は大丈夫です。
 それより、遥をお願いします。」

あくびをしながら学校へ向かう藤丸を見張る船木。
「父親が追われてるっていうのに、学校か。」

小百合は遥のマスコットに発信機をセット。
「可愛い!」遥が小百合のネックレスに触れる。
「いいでしょう。
 これでよしと。
 じゃ、遥ちゃん、先に行って。
 私は刑事に見つからないように、あとから追うから。」
「・・・」
「大丈夫。
 私が絶対に遥ちゃんを守るから!」
小百合の言葉に微笑む遥。

不安そうに玄関を出た遥は、兄の姿を見つけて嬉しそうに駆け寄る。
「よし、行こう!」

刑事の車が二人を尾行する。

遥に見せた藤丸の笑みが素敵!

生物の授業中居眠りする藤丸。
「高木君。高木藤丸君。」
「・・・」
「よほど私の授業が嫌いなようね。
 いい加減怒るわよ。
 終ったら来なさい。」

マヤの研究室
「はい、これこの間のお詫び。」
「え!?いいんですか!?」
「どう?気に入ってもらえた?」
「ありがとうございます!回る!!」
新しいパソコンに無邪気に喜ぶ藤丸。
「じゃあ聞かせて。
 藤丸君、何やってるの?」
「・・・」
「夕べ、徹夜だったんでしょう?
 私の授業で寝ている生徒はあなただけよ。
 せっかくサービスして、スカート短いの履いてきてたのに。」
「・・・」足に見とれる藤丸。
「実は・・人に頼まれた仕事がありまして。」
「うん?それ以上は言えないってわけ?」
「はい。でも本当に、とても大事な仕事なんです。急がないと。」
「じゃあここでやれば?
 次の授業の先生には、私から言っといてあげる。」
「え!?いいんですか!?」
「実を言うとね、なんだか面白そう!
 高木君って本当はすごい人だったんだ!」
照れる藤丸。
「あ、じゃあ、それ、借りていいですか?」
「ね、私がプレゼントしたのじゃダメ?」
「あー、無線LANは盗聴される恐れがあるんで。」
「ふーん。どうぞ。」

「何て子・・
 うちのハッカーが消去に失敗したファイルを、
 易々と盗み出すなんて・・。
 もしもこれが暗号化されていなかったら今頃・・」


「何だか難しそう!」
「暗号化キーでデータが変換されているんです。
 暗号化キーさえ見つけ出せれば元に戻せるんですけど。」
「どのくらい掛かるの?」
「高性能のコンピューターを使っても、1ヶ月は。」
「そんなに?」

「その頃には・・もう全ては終っている。」

「でも、これはあっという間に終らせる方法があるんですよ。」
「え?」
「ネットに繋がっているパソコン同士、ファイルを交換したりできる
 技術、まあ、ウィニーみたいなものです。
 これを利用して、ネットの向こうに、巨大なバーチャルコンピューターを
 作り出しておいたんです。
 ネットの向こうには、何千万台ものコンピューターが繋がっています。
 その全てが、いつもフルに自分の能力を使ってるわけじゃありません。
 そのコンピューターをネット上につなげて、
 同時に手分けをして、総当たり攻撃をやらせるんです。
 分散コンピューティングって感じですね。」
「・・・」
「来た!暗号化キーだ。これでデータをもとに戻せる!」
藤丸の背後からナイフを振りかざすマヤ。
だが、マヤはナイフを振り下ろすことをやめ・・。

廊下、携帯で話すマヤ。
「ファルコンは飛んでいるか?」
「それが、とうとうデータを見つけ出してしまいました。
 でもご心配なく。もし本物だったら、すぐに、」
「その必要は無い。」
「は?」
「方針が変わった。
 彼は殺すより生かしておいて利用する。
 ファルコンは我々の仲間になるべき人間だ。」

「解読完了。」と藤丸。

「わかりました。」マヤが電話を切る。

ロシアの教会を撮影した映像が現れる。
「なんだ。ただのホームビデオか。」
ところが、次々と人が倒れ始め・・
「何だよこれ・・」

「全ては2年前に始まっていた。
 ファルコン。もうあなたはこの迷宮から逃げ出せない。」


サードアイ
「ファルコンからヤスリウスクのデータです。」
藤丸が開いたファイルの動画にみなが言葉を失う。
「苑麻です。
 国家緊急テロ部隊を召集して下さい。」

国家緊急テロ対策合同特別部会
「何なんだ、これは・・」と内閣官房長官。
「恐らくこれは、天然痘とエボラを掛け合わせて作られたウィルス。
 BLOODY-Xでしょう。」と敷村。
「BLOODY-X?
 それは確か、2年前のテロで!」と大杉刑事部長。
「公安特殊三課の沖田課長がロシアから入手したデータに入っていた
 塩基配列が、BLOODY-Xのものと、一致しました。」と敷村。
「先生!もし実際にウィルスがまかれた場合、
 被害はどれくらいになりますか?」と池田公安調査庁部長。
「このウィルスは空気中を漂い、人から人へ簡単に伝染します。
 そのあまりにも凄惨な死に方と、伝染力の強さから、
 旧ソ連ですら、兵器としての開発を断念したほどです。
 ひとたびこれが人ごみに撒かれた場合、
 死者は最初の1週間で、800万人以上!」
「800万・・」
「あくまでも、予測の範囲です。」
「抗ウイルス剤は?
 2年前、あなたはその開発に、着手したはずだ。」
「BLOODY-Xは常に変異しています。
 それに、抗ウイルス剤の開発は難しく、
 膨大な資金と時間が掛かります。
 それを知って途中で開発を断念するよう決めたのは、
 あなた達じゃないですか!!」
「・・・」
「テロリストは・・今度それを日本で使おうというのか・・。」
「はい。その可能性は、かなり高いと思われます。」

富永医院
遥を尾行していた伊庭が無線で連絡を入れる。
「高木の娘が透析に入ったみたいです。」
「一旦署にもどれ。
 透析中の高木が接触することはないだろう。」
「了解です。」
刑事の車が去るのを見張る小百合。

ギターケースを抱えた男が病院に足を踏み入れる。

女性の悲鳴に小百合は病院の様子を伺う。

「どうしたの?あんなに驚いて。」と女医。
「・・・」
「何かあったの?」
「いや・・別に。」と遥。
「何か変なの。」

病院内に入った小百合は、手に蝶のタトゥーをした男を目撃。
男は小百合よりも早く銃を撃ち、小百合は倒れてしまう。

銃声に気づいた女医と遥は・・。

学校
藤丸の携帯がなる。
「遥どうした?」
「・・・」
「おーい。」

男が遥を抱え、女医を引きずりながら病院の廊下を歩いている。

「フハハハハハ。」
「誰だあんた。」
「言うとおりにしたら妹は返してやるよ。
 関東電力の、中央制御センターのシステムをハッキング。
 管理者パスワードをゲットしてきて。」
「・・・」
「聞いてんの?急いだほうがいいぞ。
 ファルコンの妹、早く透析を受けさせなくちゃならないしね。」
「・・・お前ふざけたこと言ってんなよ・・」
「あ、誰にも言っちゃダメだよ。
 警察なんて、もってのほかだから。」
電話はそこで切れてしまう。

藤丸はすぐに小百合に連絡をしてみる。
電話の音に意識を取り戻す小百合。

「何やってんだよ!!」怒って電話を切る藤丸。

防弾チョッキに食い込んだ弾丸をはずす小百合。
「宝生です。
 高木遥が誘拐されました。 
 私のミスです。」
「お前は一体何をやってるんだ!バカヤロウ!
 すぐに高木藤丸のところへ行け!
 犯人がコンタクト取っているはずだ。」と加納。
「わかりました。」

「俺が余計なことをしたからだ・・
 父さんの言うことを聞かなかったから遥が・・」

窓から藤丸を見つめて微笑むマヤ。

「どうした、藤丸。授業始まってるぞ。」と九条。
「・・ああ。あとから行くわ。」
「おい!藤丸!
 ・・・」

意味深な表情です。

学校を抜け出した藤丸の前に、小百合の運転する車が止まる。
「乗って!」
「お前何やってんだ!俺らを守るって約束しただろ!
 ふざけんなよ!」
「守りきれなかったことは謝ります。
 でも今は遥ちゃんの救出が先。
 発信機つけておいたの。GPSで居場所がわかるわ。
 行きましょう!」

道端に捨てられた遥のカバンを発見する二人。

「宝生です。敵は発信機に気づいたようです。
 現在表参道。追跡します!」
「いいか。必ずテロリストと関係あるやつらだ。
 最悪の場合人質の命より犯人確保を優先しろ。」と加納。
「わかっています。」

加納は引き出しに入れた高木一家の写真を見つめ・・・。

小百合から離れ、遥の行方を捜す藤丸。
その時、携帯の音が聞こえてくる。
振り返ると、男が携帯を差し出していた。
男から携帯を受け取る藤丸。
「警察に喋っちゃったでしょう。」
「・・・いや。」
「うそつき。一緒に来た女、警察じゃないの?」
あたりを見渡す藤丸。
「妹がどうなってもいいのね。」
「・・・」
「聞いてんの?」
「ハッキングは今からやるから、遥には何もしないでくれ!」
「10分間だけ待つよ。」
電話が切れると、男は携帯を奪い取りその場を去る。

いそいでハッキングを始める藤丸。
「あと5分・・お願いだ開いてくれ・・。」

東京電力・中央制御センター
「何だこれ。」
「武田君、ちょっと。」
「はい。」
担当者が席を外したその時、ファルコンが侵入。
「管理者パスワード捕獲完了!」
藤丸の携帯がなる。
「パスワード、ありがとな。
 それからさ、ちょっと立ってみなよ、はい起立!
 立ったら5歩前進。1、2、3、4、はいストップ!
 振り向いてみな。
 ハハハハハ。お前のよーく知ってる人間が待ってるぞ。」
藤丸はマネキンと一緒に並ばされた遥を発見。

店に駆けつけると、日景が注射器を手にしていた。
「日景!」
「ある人がお前に復讐する方法があると教えてくれてね。
 私はその人の為に働くことに決めたんだ。
 俺は、ずっと一生懸命に生きてきた。
 お前よりずっとな!!
 なぜ・・」
「遥無事なんだろうな!?
 答えろ!!」
日景につかみかかる藤丸。
「まあいいよ。
 パスワードをありがとう。
 お陰でこれから何百万人も死ぬことになる。」
「何百万人・・どういう意味だよ!
 遥!遥!遥!!」
遥に駆け寄る藤丸。
「遥・・もう大丈夫だから・・。遥・・ごめん・・。」

藤丸の携帯がなる。小百合からだ。
「勝手に何しているの!?今どこにいるのよ!」

病院で透析を受ける遥。
隣のベットには、女医が眠っている。

「ハロピレドールを打たれていたみたいだ。
 体には特に異常はない。」
医師の言葉にほっとする藤丸。
「妻ももうすぐ目が覚めると思うよ。」
「ありがとうございました。」
「いや、こちらこそ、お礼を言うよ。
 妻を救ってくれて、ありがとう。」

サードアイ、ロッカールーム
「わぉ。
 犯人逃したら意味ないんだよ、小百合ちゃん。」と加納。
「すみません。」
「高木は息子たちとコンタクト取ってたか?」
「ロシアのハッキングの件で一度連絡を取っていたみたいです。」
「それだけ?」
「はい。」
加納が出ていく。

病院の待合室でパソコンを広げる藤丸。

テロリストのアジト
「ようこそここへ、クッククック、私の青い鳥」
歌いながらハッキングするテロリスト。

サードアイ
「霧島さん、ファルコンからです。」と美姫。
「おい!勝手な真似ばかりしやがってどういうつもりだ!」
電話を横取りする加納。
「犯人に、関東電力の中央制御センターの管理者パスワードを教えた。」
「言ってる側からこのガキ何言ってんだよ。」
「俺の妹の命なんてあんたらにはどうでもいいことなんだろ。
 だけど・・俺にとっては大事な妹なんだよ!
 妹を救うにはやるしかなかった。
 今、犯人のやつらが、中央制御センターから、城南変電所のシステムに
 入り込んだ。
 プログラムを書き換えようとしている。」
「お前自分がやったことがわかってんのか!?
 そんなことをしたら東京中が大停電になっちまうじゃねーかよ!」
「停電にはならない。
 俺はあんた達みたいな間抜けとは違う。」
「何だと!?」
「システムの周りにジェイルを組み込んでおいた。」
「ジェイル?」
「檻だ。
 ヤツラが侵入できるのは、俺が構築した折の中だけ。
 あがくだけで何も出来ない。」

「制御システム、侵入成功。」とbluebird。

「その間に、あんたらが犯人を捕まえてくれればいい。」と藤丸。
「・・・」
「ね、わかってるでしょう?」

「城南変電所が電力を供給している地域を調べろ。」
加納が美姫に指示を出す。
「ガキの言うことなんか信用できねーぞ。」
「はい!」

テロリストの研究室
「さあ、パーティーに出かけよう。」

サードアイ
「城南変電所が電力を供給しているのは、江東区一体です。」と美姫。
「でも停電を引き起こして、敵は何をするつもりですかね。」と工藤。
「・・・ウイルスだ。」と霧島。
「・・・」
「澤北!エリア内にある駅や病院などの大型施設を洗い出してくれ。」
「はい!」

テロリストのアジトでは、5人程のテロリストたちが
それぞれトランクに兵器を詰め込んでいた。

サードアイ
「ウイルスを撒くとすれば、人が密集し、ある程度密閉された空間が
 必要・・。」と小百合。
「この時間帯の江東区の人口の分布は?」と霧島。
「今やってます。」と美姫。
「愛想ねーな、澤北。
 駅、地下鉄・・」と加納。
「確かにその可能性はありますが、列車用の変電所は管轄地区外です。」
「一応鉄道警察に警戒を当たらせろ。」と加納。
「はい!」

テロリストたちはスーツケースを運び出し・・

サードアイ
「有明のイベント会場もありますが、既に終了しています。」と美姫。
「停電が起きて空調が止まる。
 空調が止まれば、ウイルスは拡散しない絶好の環境。」とかおる。
「あ・・豊洲フロンティアが今日オープニングイベント行っていますね。」と美姫。
「・・・そこか!」

豊洲フロンティアにサードアイが駆けつける。
「警察庁公安特殊三課です。
 実はこのモールでウイルステロの危険性があるんですよ。
 ちょっと捜査員入りますね、よろしくお願いします。」

「全捜査官に告ぐ。
 捜査官は予定された配置に付き、不振人物の監視、及び、
 ゴミ箱、植物など、ウイルス兵器が設置されると思われる設備の撤去を
 速やかに行え。
 突入部隊は正面、第2ゲートより50メートル圏内で待機。
 指示を待て!
 3階フロアより、順次に、
 客に気づかれずに外に出す。
 客のパニックだけは、何としても避けなければならない。」

檻に迷い込むbluebird。
「ファルコン・・小細工しやがって!!」

藤丸も豊洲フロンティアに到着。
加納が藤丸に気づき捕まえる。
「何しに来たこのガキ!遊びじゃねーんだよ!」
「・・・」
「お前の仕事終ったろ!
 これから大人の時間だ。帰れ!」
「・・・」
藤丸は加納の腕を振り解き、店の奥へ。

関東電力・中央防御センター
サードアイの牧野が何者かに襲われる。

豊洲フロンティア
子供たちに風船を配るピエロが、藤丸に気づきしばし彼を見つめる。
ピエロは藤丸に歩み寄り、風船を渡そうとする。
差し出されたその手には、緑色の指輪。
藤丸が風船を受け取ろうとしたとき、ピエロの手から風船が離れ
天井へと飛んでいってしまう。
「おい!」
その時、会場は停電に。

「停電しねーってあのガキ!してんじゃねーかよ!」と加納。

「宝生。整備室の状況はどうなってる。」と霧島。
「こちら以上ありません。
 まもなく非常電源が作動すると思われます。」

「司令部より中央制御センター、牧野。」と霧島。
「・・・」
「司令部より牧野。」
「・・・」
「どうした?」と局長。
「応答ありません。
 工藤、牧野の応答がない。
 至急システム室へ確認に向かってくれ。」
「了解!」

工藤たちがシステム室に行くと、護衛についていた仲間たちも、
電力会社の社員たちもみな気を失っていた。
「やられました!城南変電所何者かにやられました!」
「工藤、無茶するな。」
「わかってます!」

豊洲フロンティア
非常電源が作動し、人々がほっとする。
藤丸はその場から逃走するピエロに気づく。
ピエロが置いていった風船が繋がれた箱に、子供達が群がっている。
箱から光が点滅していることに気づいた藤丸は、あわてて箱に駆け寄る。
「触っちゃダメだ!」
風船が箱のふたをゆっくりと上昇させていく。
箱にはウイルス兵器がくくりつけられており・・。
「離れろ!!」藤丸が叫ぶ。
タイマーがゼロになり、スプレーから白い粉が散布される。
何が起きたのかわからない人々は、ただ呆然とそれを見つめ・・。

「どうした・・」と霧島。

「やられちった・・」と加納。
「小型のスプレーから粉末が散布されました。
 ウイルスかもしれません。」とかおる。

「ウイルス・・」と藤丸。

「ただちに・・全館封鎖だ。」と局長。
「・・・全捜査官に告ぐ。
 プランA発令。メインゲート、第2ゲート封鎖。
 メインコート及び、ショッピングコートの客を誘導。
 モール内、A、B、C、Dブロックの防火シャッターを下ろす。
 東京消防庁ハイパーレスキュー到着後、自分、霧島が誘導する。
 ウイルスが本物かどうか判明するまでは、客を一歩も表に出しては
 ならない。」

人々は事態がわからぬままパニック状態に陥る。

関東電力・城南変電所
工藤に襲い掛かる出門。

豊洲フロンティアに消防隊が到着する。
「消防隊はこれから内部に進入して、物質を特定します。」
「お願いします。」と霧島。

霧島も防護服を着用し、消防隊と共に会場に入っていく。

城南変電所
出門に銃を突きつけられた工藤。
「ブラッディ・マンデイ。」
出門はそう言い、その場を去る。

夜道を1人歩くマヤ。
「ブラッディ・マンデイ。」と呟き微笑み・・。

独房に食事を届ける警察官。
「今夜はパーティーか。」神島が呟く。

豊洲フロンティア
1人の男が鼻血を出し、そして吐血する。
「・・・おい、みんな・・逃げろ!!」

別の場所では、二人の女性が吐血。

会場はますますパニック状態に。

「加納さん!」霧島が声をかける。
加納は人が吐いた血を見つめていた。
「・・・30分以内に洗浄を。
 抗ウイルス剤を打てば、まだ間に合うかもしれません!」
「あれだけの人数、この騒ぎじゃ無理だ。
 霧島!ウイルスの分析を急げ!」
「加納さん!」
「俺たちはいいから早く行け!」
「・・・」
「行けよ!」
「・・・」
「本物だよ・・。」

出口に殺到する人々。
「開けろ!」
「何見てるんだよ!出してくれよ!
 なぜ何もしないんだよ!
 開けてくれ!お前見殺しか!?」

「最悪の事態になったね。
 プランBだ。」
「・・・わかりました。」と局長。
「さあ、お手並み拝見。」

パニックに陥る人々を呆然と見詰める藤丸。

会場の周りをSATが取り囲む。

「全捜査官。
 国家監理からの通達を伝える。
 モール内は、ウイルス感染の可能性、強と判断。
 どんなことがあっても、外に出してはいけない。
 万が一、万が一・・外に出たものは・・・
 射殺も辞さない。」
「ちょっと待ってください、局長!」と霧島。
「命令だ霧島!
 ウイルスがBLOODY-Xだったら、800万人の命が奪われることになる!」
「しかし・・」
「私だってそんなことはしたくない!
 だが東京が消えるんだぞ。
 ロシアの・・ヤスリークスのように。」
「我々は、そうはさせません。
 最後まで諦めません!
 中にいるみんなだって、一緒に戦ってるんだ!!」

ドアから出ようと殺到する人々。
「出るな!」とかおる。
「出ないで下さい!
 出ようとする人は、撃ちます!」と小百合。
サードアイが必死にドアを守る。

「霧島・・命令は、絶対だ。」と局長。
悔しさを隠せない霧島。
その横で、消防庁がウイルスの特定を急いでいた。

パニックとなった人々を見つめながらその場に座り込む藤丸。
「パスワードをありがとう。
 お陰でこれから何百万人も死ぬことになる。」
テロリストの言葉を思い出していた。

加納が藤丸の肩を叩く。
「・・・俺のせいです。
 俺のせいでこの人たち・・」
「お前のせいじゃねーよ。
 やつら直接変電所を襲って停電引き起こしたんだ。
 お前は何をしようと関係なかったってことさ。」
「・・・みんな死ぬんですか?」
「お前も俺もあと数時間の命だ。」
「外の人何やってるんですか!何で助けに来てくれないんですか!」
「ここから出たやつは射殺される。
 1人でも外に出たらそいつが感染源となって、
 何百万人も死ぬことになるんだからな。
 ・・・何かを守るっていうのはこういうことだ。」
「・・・」
しゃがみ込むお年寄り、泣き叫ぶ子供を見つめながら
藤丸は悔しそうに涙をこぼす。

宣伝でも見た、この泣き方に惚れました。

「俺・・・俺・・風船を置いていったヤツ見たんです。」
「何?」
「停電する直前でした。
 ピエロの格好して、風船を置いていったんです。」
「バカだな何で早く言わないんだよ。
 風船置いていったやつどこ行ったんだよ。」
「・・・」
「思い出せよ!
 いいから思い出せよ!」
「ここのシステムに侵入すれば、防犯カメラの映像が手に入るはずです!」
カバンからパソコンを取り出しハッキングする藤丸。
「全捜査官に告ぐ。
 犯人らしき男はまだこの館内にいる。
 ピエロの格好をしている。探すぞ!
 死ぬ前の最後の奉公だ。」

入り口に集まった人々は、何とかドアを開けようとする。
「おい、何とかしろよ、助けてくれよ!
 全員で開けるしかねーぞ!」
「おー!」

藤丸はピエロを探しに食堂へ。
そこに、咳き込みながら倒れている人がいた。
「助けて・・」
助けを求める男の姿に、ロシアの映像での感染者の姿が重なる。
「大丈夫ですか?」
男に手を差し伸べる藤丸。
その男の指には、ピエロがしていた緑色の指輪があった。
男がいきなり藤丸に襲い掛かる。
「お前・・偽者・・」
男は藤丸を殴りつけて逃走。

ドアを突破しようとする人々を警察の銃が狙う。

人々の元へと急ぐ藤丸。
「どけ!どけ!!
 ウイルスは偽物だー!!
 偽物なんだよー!!
 やめろーー!」

「お前ら見てんじゃねー!」
先頭の男がドアから顔を出す。

警察が引き金を引こうとしたその時、
「ネガティブ!」「ネガティブ!」「ネガティブ!」
消防員のその言葉に、霧島が走る。

人々を押しのけ、藤丸がドアから外へと飛び出していく。
「局長!ウイルスは偽物です!」と霧島。

藤丸を取り押さえようとする加納。
藤丸を狙うライフル。
「中止!発砲中止!!」と局長。
だが命令を間に合わず、ライフルから一発発砲され、
藤丸の背後のガラスが粉々に割れ落ちる。

開放されたドアから逃げ出す人々。

局長の下に集まるサードアイ。

電話でテロリストと話すマヤ。
「お見事。」
「我々の力はこんなものじゃない。
 もうすぐ選ばれし者に、本当の罰が下る。
 そして・・ファルコンはもう我々の手の内にある。」

マヤの前に高木が立っていた。
マヤは微笑を浮かべ・・。

独房に食事を運ぶ職員。
「殺したい人間はいるか?」
男の声に足を止め・・。

『モールで爆弾だか毒ガスだかの騒ぎが』
『警察も間抜けだよね』
『でも誰も死ななくて、ちょっと残念。』
歯を磨きながらメールを打つ女性・安田由紀子(江口のりこ)。
宅配業者が荷物を届ける。

独房
「いるなら言いなさい。
 ここから殺してあげよう。」と神島。
「・・・」
「何やってるんだお前は!! 
 行くぞ!!」
別の職員があわてて新米職員を連れていく。

宅配で届いた荷物を開ける安田由紀子。
それこそがウイルス兵器で、彼女は煙を浴びてしまい・・。

帰り道、電話をしながら歩く藤丸。
「あ、高木です。
 遥大丈夫ですか?」
「心配ない。透析ももうすぐ終るよ。」
「じゃあ、俺今から迎えに行きます。
 遥に待っているよう伝えておいてください。」
「わかった。」

医師が女医の頬を撫でる。
女医が目を覚ます。
「・・・あなた、誰?」
「・・・」

病院へと走る藤丸をある男が見張っていて・・。


公式HPより


2時間スペシャル、面白かったです!

初回からいきなり主人公が感染!?と思ったら、偽装テロでした。
吐血した3人の人々は、テロリストの仲間、ということですよね。
ドアを蹴破ろうと煽っていた人も、テロリストの仲間なのかな。

今回の偽装テロは、テロリストたちにとってどんなメリットが
あるのでしょう。
警察の無能さをあざ笑うためなのか、
これから起こす本物のテロ行為を盛り上げるためなのか。
このテロリストグループ、はっきり姿が映し出されていないのですが、
どうやら普通の男女、という感じです。

冒頭のネットの書き込み、
JACKとYUKIは同じ人物なのか、仲間なのか?それとも偶然なのか?
ちょっと気になりました。


サードアイにいるスパイは誰なのでしょう。
美姫や沖田を見ていた加納が怪しいですが、ミスリードかな。

美姫を見ていて『アンフェア』の蓮見杏奈を思い出しました。
彼女がスパイという可能性だってありそうです。

高木一家の家族写真を見つめる加納。
ここにも何か理由が隠されていそう。
高木の妻の死はウイルスと関係しているのか!?

ハッキングする様子を、施設に入り込むファルコンで描いているのも
面白いです。

もう1人のハッカー、bluebirdはテロリストの中の誰かですね。
アジトで飼われるオウムの色から取った名前のようです。。

脇を固める俳優さんも好きな人ばかり。
ドラマ『SP』でファンになった野間口徹さん。
嶋田久作さんは人の心をコントロールできるのか?
最初のターゲットにされてしまった女性役の江口のりこさん。
『時効警察』での独特な雰囲気が大好きでした。
そして、吉瀬美智子さんの雰囲気が『ライアーゲーム』のエリー以上に
妖しく美しくて。
マヤと高木の関係は!?

今後、いろいろと話が広げられていきそうで、面白くなりそうです。



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主題歌
B001GM73JCunrealflumpoolA−Sketch 2008-11-19by G-Tools



原作
BLOODY MONDAY 1 (1) (少年マガジンコミックス)
BLOODY MONDAY 1 (1) (少年マガジンコミックス)恵 広史講談社 2007-08-17売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools
BLOODY MONDAY 2 (2) (少年マガジンコミックス) BLOODY MONDAY 3 (3) (少年マガジンコミックス) BLOODY MONDAY 4 (4) (少年マガジンコミックス) BLOODY MONDAY 5 (5) (少年マガジンコミックス) BLOODY MONDAY 6 (6) (少年マガジンコミックス)


キャスト

高木藤丸 … 三浦春馬 (弥代学院高等部2年)
高木 遥 … 川島海荷 (弥代学院中等部2年。週三回透析治療を受ける)

●私立弥代学園高等部新聞部
立川英 … 久野雅弘(カメラ小僧)
安斎真子 … 徳永えり(両親を亡くし、親戚の家に住む)
朝田あおい … 藤井美菜(新聞部副部長。マヤにやきもち)
九条音弥 … 佐藤 健 (藤丸の幼馴染。祖父は法務大臣)

●THIRD-i
工藤明 … 久保田将至(情報分析官)
南海かおる … 芦名 星(元警視庁公安部外事第三課、国際テロ担当)
加納生馬 … 松重 豊(現場捜査官チーフ。元警視庁刑事部)
霧島悟郎 … 吉沢 悠(エリートキャリア)
高木竜之介 … 田中哲司(藤丸、遥の父。沖田殺人の罪を着せられ逃亡)
澤北美姫 … 阿南敦子(情報分析官、シングルマザーらしい)
宝生小百合 … 片瀬那奈(現場捜査官。元は自衛隊特殊部隊にいた)
沖田耕一 … 工藤俊作 (国際派の情報捜査官。何者かに射殺)
苑麻孝雄 … 中原丈雄(局長)

● 警視庁捜査一課
船木勘介 … 蛍雪次朗(警視庁捜査一課の課員)
伊庭刑事 … 尾崎右宗(警視庁捜査一課の課員)

●テロリスト集団
折原マヤ … 吉瀬美智子
J … 成宮寛貴(特別出演)(テロリスト集団の参謀)
出門丈一 … TET(殺し屋。左手の甲に蝶の刺青)


日景潔 … 並樹史朗 (弥代学園の生物教師)
敷村壮介 … 神保悟志(竜之介の大学時代の同級生、ウイルス学者)
神島紫門 … 嶋田久作(独房に拘束中)
… 野間口徹(独房の職員)
安田由紀子(江口のりこ)


スタッフ

製作 … 東宝・TBS
原作 … 「ブラッディ・マンデイ」龍門諒×恵広史
(講談社「週刊少年マガジン」連載)
脚本 … 蒔田光冶
渡辺雄介
演出 … 平野俊一
波多野貴文
宮下健作
音楽 … 井筒昭雄
音楽プロデュース … 志田博英
プロデューサー … 蒔田光冶
神戸明
樋口優香
主題歌 … 「Over the rain 〜ひかりの橋〜」flumpool
(A-Sketch)



三浦春馬さんの主な出演作品



吉沢 悠さんの主な出演作品


この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、前半のCMやCMバックの多さに閉口しましたが編集したDVDにどっぷりハマリました!一話だけでも続編をにおわす映画を観た気がします、毎回がこのクオリティーだと嬉しいです!

腕っ節も精神力も少し足らないPCオタクでマヤの魅力に翻弄される高校生の主人公の藤丸が妹や自分の行動で多くの犠牲者を出さない設定が好きです!全て兼ね備えると魅力が半減したかも?

番宣を見るまではサイバーテロ、コンピューターウィルスの話だと思っていましたが色々な要素が入っていますね!昔のキンキキッズのドラマの「僕らの勇気未満都市」で隔離された町や思い出せないけど囚人が看守をコントロールするドラマだか映画(誰か知っていたら教えて下さい気持ち悪くって…)そして「アンフェア」での細菌テロで警察機構を脅かす成宮が重なります!

今回の偽装テロは警察に民間人を撃たせて信用を失墜させる為とテロ集団の力を見せ付ける為なのかな?当然ですが加納の態度や霧島が外で式をとるのが怪しいけれど自分はスパイは南海が怪しく見えています、今回の犠牲者の安田はどこかでヒントを得たのかな?

DOSの画面でハッカーする藤丸に憧れます!違法ではないけれど個人の見ているサイトを送信するトラッキングクッキーに頭にきますし受信拒否しても無くならない迷惑めーると闘っている自分は彼のような知識が欲しいです!
Posted by けた at 2008年10月12日 21:15
ちーずさんレビューお疲れ様です♪

面白かったですね
ファルコンの映像もどういう事かというのがわかりやすくてよかったです

血を吐いた人達は皆グルだったんですね
なのに誰一人捕まえなかったのは何ででしょう、逃げられただけ?

宝生がダンボールから出てきたのにはびっくりw
妹の口を塞いだのは騒がれたら困るから?

誰が敵か味方かわからないのでハラハラドキドキ

ラストが怖かった
最初の犠牲者でしょうか…
Posted by 麻由 at 2008年10月12日 21:34
やばい、このクオリティの高さは予想してなかった・・・。しかも出演者をあまり承知してなかったが結構豪華ですね・・・。これは見なきゃならなくなったな。三浦春馬に主演は荷が重すぎないか?と思いましたがイケますね。がんばってほしいです。「フルスイング」の徳永えり、「鹿男あをによし」の藤井美菜も見られるとはうれしいかぎり。
風船を使ったウイルスの散布方法はやりかたは違うけど松本サリン事件を想起させ、宅配で送られるウイルスはアメリカの炭素菌テロを思い出しました。非現実的なSFかと思いきや、わりと現実にありうる題材なのかな。引き込まれました。
Posted by マンデリン at 2008年10月12日 21:50
面白い!その一言に尽きます!

改めて、ちーずさん、こんにちは。
2時間分のレビューお疲れ様です。

本当にスケールが大きいドラマでした。
映画レベルにもある程度達してると思います。
藤丸が自分のせいだと悔し涙を流したシーン、
とても良い表情の演技でした。
それ以上に、父親と屋上で話した後の
一瞬見せた柔らかい笑顔、そのすぐ後に
少し照れて平静を装ったときの藤丸にやられました。
三浦君、とても魅力的な演技です!

豊洲フロンティアに人々が閉じ込められるところは、
(けたさん同様)KinKi Kids主演の『僕らの勇気〜未満都市〜』を思い出しました。
あれも好きなドラマの一つです。
「守るって言うのはこういうことだ」という加納の言葉も印象的。

大好きな俳優さんでもある(笑)、吉沢さんが演じる霧島も好きですね。
エリートキャリアで冷静な男という紹介文でしたが、
上司に叫んで人を守ろうと必死になる姿に好印象。

ほんとに誰が味方で誰が敵かわからない。
みなさんの挙げた『アンフェア』に納得。
鷹や青い鳥のCGでのハッキング時の表現は効果的ですね。
難しい内容なだけに、わかりやすく丁寧に
視聴者に教えてくれようとする姿勢が嬉しいです。
ダンボールから宝生が出てくるシーンは
片瀬さんのあの手の動かし方がとても素敵でした。
陰のある人たちを役者さんたちが上手く表現してて素晴らしいです!
来週もとても楽しみです。
Posted by SHIYU at 2008年10月12日 23:51
ちーずさん、お久しぶりです

このドラマは、かなり期待できそうですねぇ!
すごく力が入ってて、作りこんでるなぁ!と感じました

来週から、楽しみです
Posted by KBKW at 2008年10月13日 00:03
ちーずさん、レビューお疲れ様です!!

一話すごかったですね!!!
映画並みのスケールにすぐに引き込まれてしまいました。
ウイルスやハッカー関連のドラマは、難しいかなと思っていましたが、非常に分かりやすく面白かったです!!

私は、Rookiesの岡田役で出ていた佐藤健くん目的で、軽い気持ちで見始めたのですが、、、
見終わった今もまだ心臓がどきどきするくらい興奮しました。
でも、その展開の中にある三浦くんの優しい笑顔と涙に癒されましたねーw


まず、皆さんも仰っているように、私もアンフェアを思い出しました。
誰が敵か分からないので、言っていること全てが怪しく聞こえてしまいます。
それに、成宮くんは映画版で同じような役(今回のほうがリーダー格ですが)で出ていたり、身内が人質にされて、国を守るか家族を守るかの判断があったりしましたしね。


そして、Third-iにいるスパイは誰なんでしょうね。完全に話にのまれて、現時点では私は全くわかりませんが。。。
藤丸と加納のやり取りを見ていて、加納ではあってほしくないなぁと思いました。そう思わせる所に何かがあるのかもしれませんが。

私が注目している佐藤君が演じる九条も、なにか意味深ですね。
彼の笑顔も好きなのですが、Rookiesとはまた違う表情も魅力的だなーと思いました。


小心者の私には怖いシーンが多く、びびりまくりですが、来週が楽しみです!!
Posted by かみこ at 2008年10月15日 02:34

はじめまして 私は韓国で日本語を勉強しているひとりです.

こんな感じ初めてですね.


このドラマは多くの秘密たちが隠されているようですね.

春馬君の延期がすごく印象的です.

なんだか好きになろうとする感じ..

今後ともよく頼みドリルキェです.
Posted by BO YOON at 2008年10月26日 01:25
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