2008年10月24日

七瀬ふたたび 第3回

『悪魔のまなざし』

七瀬(蓮佛美沙子)と恒介(塩谷瞬)の働くマジックバーに、
透視能力の持ち主である西尾(今井朋彦)が客としてやってきた。
経営コンサルタントをしている西尾は表向きは紳士として振る舞って
いるが、実は能力を使って顧客の重要な情報を窃視し、
それを悪用していた。
西尾の隠された悪意に、七瀬は恐怖をおぼえる。

藤子(水野美紀)は七瀬の父・精一郎(小日向文世)が残した
研究ノートを元に子供たちを集めテストを行う。
また能力の謎を解明するため、恒介に研究への協力を求めるが、
予知能力に苦しむ恒介はそれをはねつける。

西尾は、店長の増田(北村総一朗)とその妻・尚子(伊藤榮子)の
おしどり夫婦を不幸のどん底に突き落とそうとする。
尚子が癌であると増田に信じ込ませ、手術費用をまかなうために
マジックバーを売却させるように追い込んだのだ。

いっぽう、恒介は自分の能力のことを調べようとしてかつて精一郎の
研究に参加した仲間たちと会っていたが、成果は上がらなかった。

開店前のマジックバーでヘンリー(郭智博)は七瀬と朗にマジックを
披露する。
しかしトリックを使わずにコインやシェイカーを動かしてみせた。
彼は念動力者だったのだ。

西尾にだまされている尚子に対し、七瀬は考え直してもらうように
訴えかけるが、答えはすぐに出ない。

西尾への怒りを募らせた七瀬は対決を決意。
たったひとりで彼の住むマンションへと向う。

七瀬がテレパスであることを知り、手を組もうと言い出す西尾。
しかし七瀬はその誘いを拒絶する。
「さみしいんでしょ?」
「見透かしたようなこというな!」
「わたしにはわかります。 
 でも、あなたの仲間にはならない。あなたの仲間だけには!」

西尾の元を走り去った七瀬は、心配して駆け付けた恒介の胸に
飛び込むのだった。

店に戻ると、店長が「店を売るのはやめた」と言う。
さらに、朗を家族として引き取りたいという店長夫妻。
夫婦の絆が西尾の悪意に勝ったのだ。

公式HPより西尾は増田店長のペースメーカーを透視し、
心臓が悪いことを言い当て、増田店長の信用を得ます。

七瀬から火田のノートを預かった藤子は、子供達を集めて
特殊能力の研究を始めました。

そんな藤子に対し、
「面白がってるだけだ!
 科学者なんて所詮、俺たちを面白がっているだけだ。」
と否定的な恒介。

恒介、七瀬を含めて7人の子供達が、火田の研究所に集められていた。
残りの5人、頭文字はK、S、G、N、T。
これからこの5人一人ひとりが集まっていくのかな。

ヘンリーこと岸谷直人も能力者だったんですね。
彼が、K?

西尾の次のターゲットは、増田と妻・尚子。
彼女が以前胃がんの手術したことを言い当て、
「再発した」と嘘をつく・・酷い男です。
目的は金もそうなのだろうけれど、それ以上に、
「仲のいい夫婦・・虫唾が走る!いたぶってやる!」
人の幸せを壊すことに喜びを得ているような・・。

「まとまった金が・・必要だ・・」
増田の心の声を聞いてしまった七瀬。

この一言が、冷たいな・・と最初は思ってしまいました。
お金のことよりも妻の体の心配する声が聞きたいと。

研究所で一緒にテストを受けさせられた仲間たちを訪ねていく恒介。
須藤タケシ(脇 知弘)はもうあの力を無くしてしまったそうです。
彼がS?
次に訪ねた武田雄司(長谷川博己)は、未知能力を株、競馬など
金儲けに利用していた。
彼がT?

西尾が紹介した海外の病院に妻を入院させるため、
店を売ることに決めた増田。

藤子の元を訪ねた七瀬は、西尾のことを聞いています。
西尾は子供のころ超能力者とマスコミに持てはやされたが、
緊張で力が発揮出来ず、一度だけトリックを使ってしまった。
その後マスコミ、世間にバッシングされ、
彼は今人々にその復讐をしている。
火田のノートには
『未知能力は、その人が生きる社会、モラルに
 無意識に縛られる。』
「暴力が禁じられた社会では、人は能力を使って他人を傷つけることは
 出来ないなずなの。
 西尾のような、モラルの壊れた人間も存在する。」
藤子の言葉に七瀬は、水族館で考えます。
「モラルが壊れる・・
 人が・・壊れる・・。」

七瀬は尚子の元を訪れ、病気は大丈夫と説得しようと試みます。
ですが理由を説明できず・・
尚子は夫の優しさに感動。
「あの店は、主人の長年の夢だったの。
 みんなでワイワイ楽しめる店を持ちたい。
 コツコツお金をため、借金をして、やっと持てたあの人の城。
 その城を、私のために・・」

店長さんはお金ではなく、妻のことを心から心配していたのですね。

西尾のマンションに一人で向かう七瀬。
(「何しに・・来た。聞こえてるんだろ?」)
(「心の声だ・・。答えちゃダメ!」)
「こんにちは。」と七瀬。
(「お前も、俺と同類か。」)
「お店の売却の話、中止していただけませんか?」
(「答えろ!聞こえてるんだろ!」)
「店長が言い出したことだよ。私は相談に乗ってあげただけ。」
「騙すのはやめてください!」
「人聞きが悪いな。何を根拠に騙してるだなんて。」
(「店長とババァ、追い込んでやる!
 自殺するまで!」)
「やめて!!」
「お前テレパスだな。
 素直に認めたらどうだ?」
「・・・その通りです。
 あなたの過去は聞きました。
 だけど、店長は関係ないじゃないですか!」
「あいつらだって俺をあざ笑った。
 そしてあざ笑ったことさえ忘れてる。」
「そんなことないです。」
「お前はまだ人間を知らない。
 男も知らないんだろ?」
「・・・」

七瀬の危機を察知して走る恒介。

七瀬にキスしようとする西尾。
西尾から逃げる七瀬。
「一緒に組まないか?
 物を透視できる俺、人の心を覗けるお前。
 二人が組めば最強じゃないか。」
「それで、何をやるんですか!?」
「何でも手に入る。
 金、地位、名誉。
 選り取りみどりだ。」
「欲しくありません!」
「じゃあお前は何のためにその力を使う。」
「・・・あなたも、能力の聖で酷い目にあったんですよね。
 能力なんか捨てて、普通になりたいって思ったこと、
 ありますよね!?」
「俺たちは選ばれた人間なんだ。」
「誰が選んだんですか!?」
「知るか。
 俺の仲間になるんだ。
 無知で無能なブタどもを、服従させるんだ!」
「あなたは、人間じゃない!」
「ああ。そんな下等な生き物じゃない。
 俺たちは、仲間なんだ。」
キスしようとする西尾の足を踏みつけ逃げ出そうとする七瀬。
「ばらすぞ!
 お前がテレパスってことを。
 心を覗かれてると知ったらどう思うかなー。
 心優しい店長さん、従業員仲間、太ったお友達。
 お前の居場所は無くなっていく。
 それでもいいのか?」
「・・・寂しいんでしょ。」
「何だと!」
「だから私を誘った。
 一人が寂しくて仲間がほしい。」
「見透かしたようなこと言うな!」
「私にはわかります。
 でも、あなたの仲間にはならない!
 あなたの仲間だけには!!」

そう言い飛び出した七瀬は、駆けつけた恒介の胸に飛び込みました。
「怖かった・・・」
(「キス・・されたのか?」)
「されてません!」
「心を読むな・・」
「だって・・・
 ごめん・・なさい。」

店に戻った二人は、店長を説得しようとすると、
店長は既に店を売るのをやめていました。
「妻にね、店を売るなら離婚するって言われてね、
 で、目が覚めたんだ。
 お騒がせしました!」

そして、朗君の状況を知った店長夫妻は、朗君を引き取ることに
してくれました。

このマジックバーが、未知能力者たちの隠れ家的な存在になるのかな。
西尾はまだ能力を悪いことに使うことを止めていないようです。



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主題歌
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キャスト

火田七瀬:蓮佛美沙子 (人の心を読むテレパス)
(少女時代:奥森皐月)
岩渕:塩谷瞬   (予知能力)
漁藤子:水野美紀
真弓瑠璃:柳原可奈子
ヘンリー(岸谷直人):郭智博 (念動力)
広瀬朗:宮坂健太   (テレパス)
江藤亮太:載寧龍二  
増田店長(バー):北村総一朗
火田精一郎(七瀬の父):小日向文世
高村刑事:市川亀治郎

田中静子(七瀬の母):中村久美
八百屋のおばさん:阿知波悟美
老人ホームの院長:伊沢弘
西尾正人:今井朋彦 (透視)


スタッフ

脚 本
 伴一彦
演 出  
 笠原友愛
 吉川邦夫
 松浦善之助
 陸田元一
制作統括
 谷口卓敬
 遠藤理史
音 楽
 川井憲次
制作協力
 NHKエンタープライズ
制作・著作 
 NHK
 テレパック


蓮佛美沙子さんの主な出演作品


00:06 | CM(2) | TB(1) | 七瀬ふたたび | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、いまだに自分はマリックさんとか見るとマジックだけではなく能力があるのではないかと疑ってしまいます!

ヘンリーはまだ自分の能力に半信半疑みたいですね、敵対する人に対して攻撃力があるのは彼だけなのでどのくらいの力がでるのか楽しみです!

ギャンブルや株で儲けるために能力を使う武田、能力を無くしてしまった須藤、二人の違いはどこにあるのでしょうか?使うことが関係しているのなら恒介は突然予知が見えるので能力を無くすことは無理なのかな?能力と向き合って生きていくのでしょうか!

西尾は悪意の塊ですね!そして賢い!七瀬に読ますためにわざと心を露にする、七瀬はその裏まで読める能力を身につけるのでしょうか?実際にもスプーン曲げの少年をマスコミが持ち上げるだけ持ち上げてインチキだとVTRで暴いたことがありましたね!今はマジックでもスプーン曲げは定番なので検証できませんが、少年が本物なら西尾と同じ悔しい気持ちになったのかも知れませんね!それにしても幸せな老夫婦を妬むなんて…

店長の奥さんは七瀬の真剣な訴えに心を動かしたと考えて良いのでしょうか?これも彼女の能力の一つなのかも!朗を店長夫妻が引き取るのは意外な展開でした!

瑠璃を連れてきた西尾、高村の居るまえでどういう行動にでるか楽しみです!
Posted by けた at 2008年10月24日 18:18
ちーずさん,こんばんは。
 完璧なレヴュー,ご苦労様です。いつもながらのご努力に頭が下がります。
 私も,第1回からずっと観ています。もともと「超能力もの」が好きですが,このシリーズは扱い方が地味ながらもリアルで,好感を持って観ています。
 丸暗記,透視,予知,読心,念動力などの能力は,多少の差はあれ,乳児・幼児の多数が持っていて,言葉やルールや社会的常識を覚えるに従って,どんどん失って行くようですね。稀に失われずに,成人になっても保持している子が居る。それも,結婚したり,子供が出来たり,日常生活に忙殺されたりしていると,結局は無くなります。凡人には無用の能力だから。
 七瀬の周囲に群がって来た子たちは,何かに導かれるように集結しています。そして,いま様々な試練を受けているように見えます。能力が,ますます研ぎ澄まされています。今後,彼らに何か特別の使命が与えられるのではないでしょうか。
 悪意の固まりである西尾も,その試練の一つです。でも,七瀬に積極的に絡んできますよね。彼は,最終的には,7人の騎士の1人になって,皆に協力するようになるのではないかな。そんな予感がします。
 試練に自分から立ち向かおうとする七瀬の勇気が素晴らしい。ますます眼が離せなくなって来ました。
  摂田寛二:チャングム評論家
Posted by ゴンゾウ評論家 at 2008年10月25日 16:34
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七瀬ふたたび 第3話「悪魔のまなざし」
Excerpt: 第3話「悪魔のまなざし」
Weblog: Happy☆Lucky
Tracked: 2008-10-24 13:37
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