2008年10月26日

ブラッディ・マンデイ 03

『裏切り者は誰だ!?味方に潜む敵の影!!テロ首謀者・現る』

藤丸(三浦春馬)と音弥(佐藤健)は、ロシアで起きたウイルステロ
「クリスマスの虐殺」の映像に映っていた女が、
生物教師の折原マヤ(吉瀬美智子)ではないかと疑う。
二人はその真偽を確かめるため、マヤの自宅マンションへと潜入。
自分の正体に気付いた藤丸に、マヤはついに本性をあらわし銃を向ける。
「逃げても無駄よ!」
「・・・」
マヤが引き金を引こうとしたその時、何者かが窓の外から
彼女の右腕を撃つ。

向かい側のビルには射撃班と加納(松重豊)の姿があった。

恐怖で動けずにいた藤丸は、マヤが落とした銃に手を伸ばそうと
しているのに気づき、慌てて銃を払いのける。
「・・・なんでだよ!
 何であんな酷いことが出来んだよ!!」
「・・・」マヤの傷の手当てをする警察官。
「驚いたよ。まさか学校の中にまでスパイがいたとはな。」と加納。
「どうして・・あなた達が?」とマヤ。
「さっきの電話だよ。」と藤丸。
「このガキ舐めた真似しやがってよ。」

藤丸が音弥にかけた電話。
『あ、音弥?バーーカ。
 折原先生なら待ってても無駄!
 今な、俺と二人でいるんだ。
 なんか、危ない雰囲気っていうか。
 俺、先生に襲われちゃうかも!
 じゃあな!』
実はあれは、THIRD-i本部にかけていたのだ。

「で、電話切ったふりして繋ぎっぱなしで。
 お陰でこっちは二人の危ない会話をずっと聞かせてもらったって
 わけだ。」と加納。
「・・・」
「お前らの組織のこと、本部でじっくり聞かせてもらおうか。」

藤丸がマヤのマンションを出ていくと、そこへ音弥(佐藤 健)が駆けつける。
「藤丸!」
「音弥・・」
「心配したぞ。
 何なんだよ、あの人たち。」
ほっとしたのかその場に崩れ落ちそうになる藤丸。
「おい!大丈夫か?」
「大丈夫・・。
 やっぱりあの映像に映っていたのは、折原先生だった。」
「・・・」
「あいつらこの国でもウィルスを撒こうとしていたんだ。」

マヤが連行されていく。

「先生・・」と音弥。

マヤは微笑みを浮かべながら二人の前を通り過ぎていく。

「おい!
 お手柄と言いたいところだがな、
 詳しい事情が聞きたい。
 一緒に来い。」
加納が藤丸に言う。

テロリストのアジト
鼻歌を歌いながらパソコンを操作する男。

今日の曲は『赤い靴』。

「つかまっちゃったみたいだ。」
「まあいいんじゃない?」
「そうそう。ほっとけば?」
「計画になんら支障はありません、J。」
Jと呼ばれる男はパソコンの画面に出したマヤの写真を見つめ・・。

パソコン担当の男が、マヤの写真を削除する。
すると、画面上に
南海、苑麻局長、霧島、高木、
工藤、宝生、加納、澤北、
8人の顔写真が現れる。
男は高木、加納、宝生、南海、霧島、苑麻、澤北、工藤と
写真を消していく。

「次の段階だ!
 鍵に抗う力を。」
男が研究員たちに言う。

Jはこの時はまだ顔を出していません。

THIRD-i研究室
2番目の感染者はまだ発症しないものの、発症の恐怖に怯えていた。

「これが山村ヨウコの細胞。
 安田ユキコと同様に感染し、ウイルスは細胞内で増殖を繰り返している。
 だが・・数時間後に採取された血液では、
 ウイルスの増殖は止まっている。」と敷村(神保悟志)。
「彼女が特殊な体質だということでしょうか。」と南海(芦名 星)。
「発症しないのは彼女の体質のせいではない。
 恐らく、彼女が感染したあとに行った何かが、
 発病を防いでいるんだ。
 それさえわかれば・・。」

敷村の携帯が鳴り、敷村が席を外す。

「高木!お前何やってたんだよ!
 なぜ連絡よこさなかったんだ。」と敷村。
「すまん。
 うちの連中来たか?」繁華街を歩きながら話す高木(田中哲司)。
「とびきりのいい女が来てるよ。」
「南か。」
「ああ。
 そんなことはどうでもいいが、一体どうなってるんだ!
 お前が犯罪を犯すなんて。」
「俺ははめられたんだ。
 とにかく今は無実を証明出来る手がかりがほしい。」
「手がかり?」
「殺された沖田さんがロシアから持ち込んだファイルがあったはずだ。」
「あれならとっくに解析処理を終えた。
 中に何が入っていたかは、THIRD-iの連中に伝えたよ。」
「Bloody-Xの塩基配列。」
「ああ。」
「あのファイルを預からせてくれ。
 俺のほうでも調べてみたいんだ。
 それ自体に何か痕跡が残ってるかもしれない。」
「用意しておく。」
「今から会えるか?近くに、」

電話を終えた敷村に、南海が声をかける。
「どなたからですか?」
「あいや・・昔の女からで。しつこくて。」
「・・・」

THIRD-iでは、マヤにテロ組織についての尋問が開始される。
「いい男なのに。
 こんな風に出会いたくなかったわ。」マヤが加納に言う。
「・・・強がってるのは今のうちだ。
 ここからは大人の時間だぞ。」
「・・・」

THIRD-iに、S.S.Tというチームが到着する。
「FBIで最新鋭の尋問方法を学んできたチームだ。
 俺は昔ながらの殴ったり蹴ったりの方が好きなんだがなー。」と加納。
「我慢しようとなさっても無駄です。
 訓練を受けた張本人ですら、耐え切れる者はいません。
 どうなさいます?
 今すぐ組織についてお話になりますか?」
「・・・」
男がスイッチを入れる。
電流に苦しむマヤ。
「今のは一番弱いレベルです。」
「・・・」

THIRD-i本部に連れて来られた藤丸は、妹の遥(川島海荷)に連絡を入れる。
「遥?ごめん。今夜は帰れそうにもない。」
「ああ、そうなの。」
「そうなの?」
「こっちは大丈夫。
 THIRD-iの人たちが交代で見張っててくれるから。
 今ね、宝生さんが来て一緒にご飯食べるところなの。」
「ふーーーん。
 なんか俺といるより楽しそうだな。」
「まあね!」
「まあねって・・。
 じゃあいいよ。切るよーー。
 ・・・遥?」
「父さん・・どうしてるんだろう・・。」
「心配するな。
 親父はいつでも、俺とお前の味方だって言ったんだ。
 何があっても、俺たちは親父を信じよう。」
「・・うん!」
「うん。
 じゃあな。」
「・・おやすみ。」

そのままにされた高木の個室。
机のうえには家族の写真が置いてあった。

高木は、ある施設の鍵を解除し侵入する。
「高木。」
中で敷村が待っていた。
「すまん。こんな訪ね方しか出来なくて。」
「これだ。」
「悪いな。」
ディスクを受け取り立ち去ろうとする高木。
「高木、俺で力になれることがあったら、いつでも連絡くれ。」
「・・・」
「高木。」
高木は少し微笑み、そして出ていく。

倉庫を出ていく敷村を、蝶のタトゥーの男・出門(TET)が天井側から
見張っていた。

独房
「朝倉さん。」と石川看守(野間口徹)。
「うん?」
「あの神島って教祖、最近、外と連絡取ったことありましたか?
 面会人があったとか、手紙を書いたりとか。」
「いや。最近どころか、入所以来ない。
 ・・何でそんなことを?」
「あいつ、外にいる人間を殺してみせるって言って、
 あるヤツの名前と住所を俺に言ってきたんです。
 そしたら・・本当にそいつが死んで、」
「バカ!!何かの偶然だよ!!」
「・・・ですよね。」

出門が、意識のない男を車の後部座席に運ぶ。
「何してるの?
 動かないで。」
男に銃を突きつける南海。
手を挙げた男にゆっくりと近づいていく。
すばやい動きで南海から逃れる男。
「次は撃つ!」と南海。
南海が車の後部座席に一瞬気を取られた隙に、
男は南海の銃から弾を奪い、首を締め上げる。
南海は意識を失ってしまい・・。

THIRD-i
「敷村教授が誘拐された!」
「どういうことですか!霧島さん!
 南がついていたはずじゃ?」と宝生((片瀬那奈))。
「現在病院で治療中だ。
 情報では、かなりのダメージらしい。」
「治療中って・・。」

「あーあ、やつらにやられっぱなしだ、こりゃ。
 で、犯人は?」と加納。
「間もなく。
 警備会社から映像が来ました!」と澤北。
「・・・こいつ!
 ふざけやがって。」と加納。
「でも、どうやって中に・・
 ここセキュリティー万全のはずですよね!」と工藤。
「おい、これより前の映像呼び出せるか?」と加納。
「はい。
 来ました。」と澤北。
「・・・高木さん?」
防犯カメラに、高木が男を招き入れる姿が映っていた!
「やはり・・高木さんはスパイ!」と霧島。
「くそ・・あの野郎!!」と加納。

執拗な拷問になかなか屈しないマヤに、加納の怒りが向けられる。
「おい!まだ吐かないのか!
 何てこずってる!」
「いいえ、きわめて順調です。
 いま少し休ませてるんです。」
「時間がねーんだよ!」
「続ければ体が持ちません。
 それに、休ませることで、証人は尋問が再開されることへの恐怖を
 抱きます。
 大丈夫。間もなく彼女は落ちます。」

『最後の希望は』ネットへの書き込み。

車を運転する出門。
後部座席には、意識を失った敷村。

『消えた』
『我々は力を手に入れる』
『鍵からの解放』

弥代学院高等部
「あー・・楽しみって、あっという間に過ぎるもんですね・・。」
撮影したマヤの写真を見ながら、彼女が学校を休んだことを悲しむ
立川(久野雅弘)。
「ほーんと嬉しいですね。エロ教師がお休みしてくれて。」
とあおい(藤井美菜)。
「ね、高木君も来てない。
 まさか学校辞めるなんてことないよね。」と真子(徳永えり)。
「・・・」
「藤丸なら腹壊して今日は休むって。
 夕べ食いすぎたらしい。」と音弥。
あおいは意味深に音弥を見つめる。
「・・何だよ。」
「何にも!」

THIRD-i
仮眠室で眠る藤丸に布団をかけ直す宝生。

部屋を出ると、加納が待っていた。
「父親のことをあいつに知らせるな。
 取り乱してまた何をするかわからん。」
「はい。」
「それと・・余計な同情もするな。」
「はい。」

独房
朝倉看守がトイレに立つと、石川看守は神島の前に立ち、
妻の愛人の写真を見せる。
「出来るんだろ?」

THIRD-i
「落ちる落ちるって全然落ちねーじゃないか!」と加納。
「予想以上に粘っています。」
「だったらもっとレベルを上げろ!」
「ダメです。これ以上やったら死んでしまいます。」
「構わん。」
「・・・死んでしまったら二度と手がかり、」
「やれ!
 やれって!!」
「・・・」
レベルを上げてスイッチを入れると、マヤは悲鳴をあげ・・。
「もう一度!
 やれ!」と加納。
「・・・」
「待って・・。」マヤはそう言い・・。

目を覚ました高木の下に宝生がやってくる。
「高木君!」

宝生が高木を苑麻局長の下に連れていく。
部屋には霧島もいた。
「正直に言おう。
 我々は君の事を諸刃の剣だと思っている。
 使い方次第で君は、大きな助けにもなるし、
 障害にもなる。
 だから・・もうこれ以上この件で君を関わらせることは、
 本当に避けたいんだが・・」と霧島。
「折原マヤが、アジトに案内すると言ってる。
 ただし、君が同行することが条件だと言っている。」と局長。
「俺が?」
「自分の正体を暴いた君には、全てを知る権利があると。
 そんなザルごと、もちろん信じちゃいないがな。」と霧島。
「・・・」
「もとはと言えば、君をこの件に巻き込んだのは我々だ。
 ・・・断るなら、断ってくれて構わない。」と局長。
「行きますよ俺。」
「相手は何をたくらんでいるかわからないんだぞ!」と霧島。
「あいつらを捕まえるチャンスなんだろ?
 俺も妹も、あいつらに散々酷い目に遭わされてきたんだ!」
「いいのか?」と局長。
「行かせてください。」
「君の安全は、何があっても、我々が守る。」
「・・・」

廊下を歩く加納と藤丸。
「苑麻局長がどう言ったか知らねーけどな、
 お前だけを守ってやる余裕なんて俺たちにはない。
 いざとなったらお前を切り捨てるかもしれない。」と加納。
「わかってます。」と藤丸。

「さっきの件、間違いないんだな?」局長が霧島に聞く。
「残念ですが・・」
「ならば絶対にあの息子から目を離すな。」
「はい。」
「テロリスト確保の際に何かあった時は、」
「承知してます。」
「輸送車が犠牲になっても構わん。」
「・・・」
「国を守ることが最大優先だ。」
「・・はい。」

地下駐車場
「これを着ろ。」
加納が藤丸に防弾チョッキを投げる。
「なーに頭さえ撃たれなければ大丈夫だよ。」
「・・・」

藤丸が防弾チョッキを身に着けていると、
宝生と工藤に連れられマヤがやってきた。

「やつが何を言おうと信用するなよ。」と加納。
「・・はい。」と藤丸。

ハンバーガーショップ
「絶対何か隠してる!」とあおい。
「え?」と真子。
「音弥よ!
 何かあったのよ、あの顔は!
 ね、あとで藤丸の家に行こう!」
「うん。」
「それにしても悔しいな、今日の100メートル走。
 13秒0!
 私どうやっても12秒台が出ないの・・。」
真子と話ながらトレーに乗せたジュースを運んでいたあおいは、
ある男にぶつかってしまう。
「すみません!!どうしよう!!」
「大丈夫。すぐ落ちるから。」
「でも・・」
「僕の方こそぼーっとしててごめん。
 それ・・お詫びにおごるよ。」
それは・・Jだった!

「へー。100メートル13秒0か。
 僕より全然早い!」
「私なんて15秒8だよ。気にすることないよ。」と真子。
「でも、どうしても12秒台を出したいんです。」
「じゃあ、僕が君に12秒台を出させてあげる。」
「え?」
「いいかい?
 まず、X=12.999、これは間違いなく12秒台だ。」
「はい。」
「次に、10倍する。
 10X=129.999
 上から下を引くと、9X=117、
 ということは、X=13.
 これと、これ。
 13=12.999、
 つまり、13秒0は、12秒台ってことになる。」
「へー!面白い!」と真子。
「何だか騙されたみたい・・。
 でも、ちょっと元気出てきました。」
「神崎さんって数学の先生なんですか?」
「あー、以前は大学で教えてた。
 ごめん、僕はこれで。」

「カッコイイ!あの人!」とあおい。

意を決し、加納・宝生・工藤・マヤと共に車に乗り込む藤丸。

マヤたちを乗せた車をTHIRD-iの監視システムが追跡する。

車内
「ねえ、高木君。
 私があなたを呼んだ本当の理由・・わかる?」
「・・・」
「話を聞くな、高木。」と加納。
「あなた、会いたい人がいるでしょう?」とマヤ。
「・・は?」
「その人に会わせてあげる。」
「え・・」
「あなたのお父さん・・私たちの仲間だから。」
「・・・」
「黙れ!」と加納。
「嘘だ・・」
「嘘じゃない。
 二人に聞いてみれば。」
「・・・」
「おい何とか言えよ!」と藤丸。
「信じちゃダメ!
 この人、あなたを惑わそうとしているだけ!」と宝生。
「本当なのか?
 父さんがスパイだって・・本当なのかよ!」
「高木!」と加納。
「今から行くところでね、お父さん、あなたのこと待っているのよ。」
「嘘だ・・」
「高木!この女の言うことはでたらめだ。
 俺を信じろ!」と加納。
「・・・」
「信じられなきゃ今すぐこの車を降りろ!」
「・・・」
「そうだ、高木君。
 もうひとつ大事なこと教えておいてあげる。
 この二人のうちひとり・・私の仲間よ。」
「バカなこと言うな。」と加納。
「何で私たちが!
 騙されちゃダメよ!」と宝生。
「わかってます。」と藤代。

もはや、誰を信じていいのかさえ分からない、不穏な空気が車内を包む…。
車がトンネルに入る。
「間違いない。この車さっきから付けられてます!」と工藤。
「何?」と加納。
「あの青い車?」
「はい。」と工藤。

「霧島、どういうことだ。尾行されているぞ。」と加納。
「そんなバカな!
 少し待ってください。
 いいか工藤。」
霧島は車を運転する工藤に指示を出す。
「・・・了解!」

マヤを乗せた車は尾行する青い車を振り切り、ビルの駐車場へ。
工藤以外の人間は別の車に乗り換え、追跡を逃れる。

「さあ、行くぞ。」と加納。
「変だと思いませんか?
 何でやつらは、俺らがあの車に乗ってたって
 わかったんでしょうか。」と藤丸。
「・・・」
「だからこの中にスパイがいるって言ったじゃない。」とマヤ。
「高木君!」と宝生。
「いい加減にしろ!
 さっきの青い車を捕まえてみればわかるんだよ!」と加納。
「加納さん・・今何て言いました?」
「え?」
「・・・」
「何だよ・・。」
「いや何も。」

THIRD-i
「霧島さん・・ちょっと・・」
S.S.Tの男がやってくる。

「実は・・ひとつ気になったことが。
 あの、加納っていう人のことです。
 もう少しで、大切な証人を殺してしまうところだった。」
「申し訳ありませんでした。
 あの人は、少々強引なところがありまして。」
「それだけでしょうか。
 私には、あの人が本当に証人を殺したがっているにしか見えなかった。」
「え?」
「もしかしたら・・証言してほしくなかったのかも。」
「・・・」
「ま・・気のせいかもしれませんが・・。」
「・・・」

工藤の運転する車に青い車が並ぶ。
運転席の様子を伺う工藤。
すると青い車が急発進して走り去る。
「くそ!気づきやがった!」

加納が運転する隣でパソコンのキーボードを叩く藤丸。
「何やってる。」と加納。
「すみません。何かいじってないと落ち着かなくて・・。」

宝生の携帯が着信する。
『宛先:宝生小百合
 送信者:高木藤丸
 
 ほぼまちがいないと思
 う。裏切り者わかりま
 した。本当は、もうち
 ょっとだけ確証を得よ
 うと思いましたが、今
 は時間がないので待っ
 てられない。ここに書
 きます。加納はスパイ
 です。協力お願いしま
 す。
 
 これを霧島さんにも送
 信します。』

目立たぬよう顔を見合わせる宝生と藤丸。

THIRD-i
霧島の携帯に、藤丸のメールが届く。

ごみ処理場に、男の遺体が発見される。

石川家
「ただいま。」
妻・松子(三原伊織奈)は、帰宅した夫を見ようともせず、
今にも泣き出しそうな表情で、二階へとあがっていく。
「どうした?」
居間では付けっぱなしのテレビから、ニュースが流れていた。
『今日未明、東京のごみ処理場で、男性の遺体が発見されました。
 死亡が確認されたのは、自動車販売会社に勤める、
 会社員・吉岡ケイスケさん。
 現場に争った形跡がなかったことから、
 警察では、死因の特定を急ぐと共に、
 事件と事故の両面で捜査を進めています。』

マヤに案内され、人気のない倉庫へと連れて行かれた藤丸、加納、宝生。
「ずいぶん辺鄙なところだな。」と加納。
「ウイルスを隠しているんだから、当然でしょ。
 ここからは歩きよ。」とマヤ。

先頭を歩く加納。
宝生はマヤを捕まえながら、藤丸に聞く。
「さっきの話・・確か?」
「はい。今理由は言えませんが、間違いありません。」

「あそこか。
 俺が見てくる。」と加納。
「いいの?」とマヤ。
「え?」と宝生。
「この人がスパイだったら、仲間を引き連れて戻ってくるかもよ。」
「宝生気にするな!」
「・・・」
「お前が行くか?」
「こっちが裏切り者だったら?」とマヤ。
「・・・」
「そうかい。下手な心理戦仕掛けやがって。 
 これがこいつの作戦だ。
 あえて一人がスパイだと教えて俺たちに何も出来なくさせる。」
「加納さん、察しがいいんですね。」と宝生。
「何だその言葉。ずいぶんトゲがあるじゃないか。」
「・・・
 あなたをここに拘束させてもらう。
 偵察には私と加納さん二人で行く。
 いいですね?」と宝生。
「ああ。」と加納。
宝生はマヤの手錠を柵に繋ぐ。
「しっかり見張ってて。」宝生が藤丸に言う。
「はい。」

「行くぞ!」
先に歩き出す加納。
宝生が銃に手をかけたその時、加納が銃を宝生に突きつける。
「銃を捨てろ、宝生!」
「・・・」
宝生が銃を藤丸の方に捨てる。
「高木君!スパイに銃を向けて!」
藤丸は銃を拾い・・・それを宝生に向ける。
「何やってんの!そっち!」と宝生。
「スパイに銃を向けているんです!」と藤丸。
「・・・」

「霧島、スパイを捕捉した。」加納が無線連絡する。
「了解!周囲に仲間は?」と霧島。
「今のところ見当たらない。」
「突入班がそちらに向かっています。
 約10分で到着の予定。」

「どうして・・」と宝生。
「さっき宝生さんと霧島さんに送ったメール・・
 縦に読むと、あんたが犯人だってわかるようになってるんです。」と藤丸。
霧島あてのメールの一番最初に、藤丸は一箇所付け加えていた。
『↓』
そのラインを縦に読むと、
『ほうしょうはてきです。』
と書かれていたのだ。

そして加納には霧島からメールが届いていた。
『宝生はスパイの可能性
 あり。』

「私がスパイだっていう根拠は何?」と宝生。
「気づいたきっかけは・・加納さんの言葉です。」

『いい加減にしろ。そんなもんさっきの青い車捕まえてみれば
 わかるんだよ。』

「尾行してくる車を見て、最初に青い車と言ったのは、
 宝生さんでしたよね。」
「・・・」
「車がトンネルの中を通っているときでした。
 でも、ナトリウム灯に照らされた、あのトンネルの中で、
 車の色がわかったはずがないんです!
 あんたはあらかじめ仲間から、青い車が行くと聞いていたんじゃ
 ないんですか?
 だから思わず・・見えるはずのない車の色を言ってしまったんだ。」
「たったそれだけのことで?
 私は殺されかけたのよ。胸を撃たれて。」
「おっとー。それも証拠のひとつだ。
 俺としたことがもっと早く気づくべきだった。
 なあ宝生。プロの殺し屋なら俺たちが防弾チョッキを着けてること
 ぐらい知ってる。
 胸じゃなく頭を狙って撃つだろう。」
「そんなの・・たまたまでしょ。」
「まあいいや。あと10分で突入班が来る。
 言い訳は本部でゆっくりしろ。」

つながれたはずのマヤが姿を消していた。

銃を突きつけながら宝生へとゆっくり近づいていく加納。
その時!
「加納さん!」藤丸が叫ぶ。
加納はマヤに頭部を叩かれ銃を落としてしまう。
その銃を拾い、今度は加納に突きつける宝生。
「・・・宝生を撃て!」加納が藤丸に言う。
裏切り者の宝生へ銃を向ける藤丸。
「撃て!!」と加納。
だが藤丸には撃つ事が出来ない。
すると突然、宝生が加納に向けて銃を撃ち放った。


※あらすじは一部公式HPを引用しています。

二人のうちのどちらかはスパイ。
これはマヤの心理戦かと思っていました。
本当に宝生がスパイだったとは!

いくらスーパー高校生でも、銃で人を撃つことなんて出来ないですよね。
あの状態で躊躇してしまう気持ち、わかります。
そして、加納は撃たれてしまいました・・。
宝生がどこを狙ったのか気になります。

テロリストのボス、Jがやっと登場しました。
あおい達に接触してきたのは、彼女たちが藤丸の友人だからですよね。
神崎と名乗っていましたが、独房の神島とのつながりは?

高木と出門は本当に繋がっているのか?
それともあのビデオが細工されたものなのか。

石川の妻・松子の愛人の死。
本当に神島が力を使ったのでしょうか?
それとも、神島は外の世界と何らかの方法で繋がっているのか?

テロリストの言葉が気になります。
「鍵に抗う力を。」
そして、ネットの書き込み。
『最後の希望は消えた』
『我々は力を手に入れる』
『鍵からの解放』
これらの言葉が意味するものは?

鍵って何でしょうね。国・・国家・・何か大きな力のような気がします。
実はテロリストは、国から人々を守ろうとしていたり?



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主題歌
B001GM73JCunrealflumpoolA−Sketch 2008-11-19by G-Tools



原作
BLOODY MONDAY 1 (1) (少年マガジンコミックス)
BLOODY MONDAY 1 (1) (少年マガジンコミックス)恵 広史講談社 2007-08-17売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools
BLOODY MONDAY 2 (2) (少年マガジンコミックス) BLOODY MONDAY 3 (3) (少年マガジンコミックス) BLOODY MONDAY 4 (4) (少年マガジンコミックス) BLOODY MONDAY 5 (5) (少年マガジンコミックス) BLOODY MONDAY 6 (6) (少年マガジンコミックス)


キャスト

高木藤丸 … 三浦春馬 (弥代学院高等部2年)
高木 遥 … 川島海荷 (弥代学院中等部2年。週三回透析治療を受ける)

●私立弥代学園高等部新聞部
立川英 … 久野雅弘(カメラ小僧)
安斎真子 … 徳永えり(両親を亡くし、親戚の家に住む)
朝田あおい … 藤井美菜(新聞部副部長。マヤにやきもち)
九条音弥 … 佐藤 健 (藤丸の幼馴染。祖父は法務大臣)

●THIRD-i
工藤明 … 久保田将至(情報分析官)
南海かおる … 芦名 星(元警視庁公安部外事第三課、国際テロ担当)
加納生馬 … 松重 豊(現場捜査官チーフ。元警視庁刑事部)
霧島悟郎 … 吉沢 悠(エリートキャリア)
高木竜之介 … 田中哲司(藤丸、遥の父。沖田殺人の罪を着せられ逃亡)
澤北美姫 … 阿南敦子(情報分析官、シングルマザーらしい)
宝生小百合 … 片瀬那奈(現場捜査官。元は自衛隊特殊部隊にいた)
沖田耕一 … 工藤俊作 (国際派の情報捜査官。何者かに射殺)
苑麻孝雄 … 中原丈雄(局長)

● 警視庁捜査一課
船木勘介 … 蛍雪次朗(警視庁捜査一課の課員)
伊庭刑事 … 尾崎右宗(警視庁捜査一課の課員)

●テロリスト集団
折原マヤ … 吉瀬美智子
J … 成宮寛貴(特別出演)(テロリスト集団の参謀)
出門丈一 … TET(殺し屋。左手の甲に蝶の刺青)

女性A(恒吉梨絵)制服を来た若い女。富永発見。モールで二番目に吐血?
女性B 長い髪の女性。モールで三番目に吐血?
男性A(谷口翔太)ピエロの男。モールで一番最初に吐血。
男性B(永倉大輔?)携帯で話していた男。
金色短髪の男(山口龍人)ハッカー(ブルーバード)

ブロンコ急便

・日景潔 … 並樹史朗 (弥代学園の生物教師)
・城田学 … 滝藤賢一 (富永の夫に成りすました男)



敷村壮介 … 神保悟志(竜之介の大学時代の同級生、ウイルス学者)
神島紫門 … 嶋田久作(教祖。独房に拘束中)
石川看守 … 野間口徹

石川松子 … 三原伊織奈
浅倉看守 … 佐伯新

安田由紀子(江口のりこ)最初の感染者

山村陽子 … 小山田サユリ
吉岡 … 和田サトシ


安部魔凛碧
金子貴伸
斗澤康秋
浅里昌吾
澤山薫



スタッフ

製作 … 東宝・TBS
原作 … 「ブラッディ・マンデイ」龍門諒×恵広史
(講談社「週刊少年マガジン」連載)
脚本 … 蒔田光冶
渡辺雄介
演出 … 平野俊一
波多野貴文
宮下健作
音楽 … 井筒昭雄
音楽プロデュース … 志田博英
プロデューサー … 蒔田光冶
神戸明
樋口優香
主題歌 … 「Over the rain 〜ひかりの橋〜」flumpool
(A-Sketch)



三浦春馬さんの主な出演作品



吉沢 悠さんの主な出演作品


この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、先週うしろ手で携帯をいじっているシーンがあったけど銃を突きつけられた状態からサードIが踏み込んでも上手く救出できるのか心配でしたが他のビルからの狙撃とは〜マヤに対する拷問などかなり強引なやり方も許されている組織なのですね!そうじゃないとテロや凶悪犯と闘うことができないのですね!

高木の行動が分かりませんね、暗証番号を打ち込むのが左手だったので偽者の可能性に前のビデオを見直しましたがよく分からなかったです、藤丸や遥をガードしているのが宝生なので脅迫されたのでしょうか?南海が闘うシーンは意外と迫力がありましたが監視カメラの存在は分かるはずなので高木を疑わせたり殺されなかった南海を信用させるためだと疑ってしまいました!

神島に頼んだ男が殺されましたね!ここまでシリアスに作っていて超能力は出てこないと思いますがトリックが分からないですね〜看守は写真だけを見せたので体に送受信機を埋め込んで外の信者にやらせるのも突拍子すぎるしな〜『七瀬ふたたび』のコメントにゴンゾウ評論家さん書いていたように超能力の存在を否定して考えなくてもいいのかも、もしそうでもこの脚本家なら上手に描いてくれるかな?Jもなにか人を操る術を持っていそうですね一瞬あの方程式はあっているように見えますが10倍ではないですね!ここに繋がりやヒントがあるのかも?「鍵に抗う力」が牢獄の神島の解放に思えてきました!

スパイは完全に加納だと思っていました!S.S.Tの言葉や藤丸の加納を気にしながらの打ち込みにやられましたよ縦に読むとほうしょうはてきは気がつかなかったです緊迫したシーンに良い意味で裏切られました本当に上手いですね〜宝生が撃たれたときに防弾チョッキを着ている事まで描いて加納が助かる道がないようにしての来週へつづくはまた一週間考えてしまいそうです!
Posted by けた at 2008年10月26日 19:58
ちーずさんレビューお疲れ様です♪

今週もハラハラドキドキ

加納さん死んじゃったんでしょうか…
生きていてほしいです…
お父さんが仲間というのも嘘であってほしい…

神島はこの先どういうふうに関係してくるのか…
浮気相手をどうやって殺したのか…

これからはJの出番も多くなるようですね

気になることだらけで毎週本当に楽しみですw
Posted by 麻由 at 2008年10月26日 20:36
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