2008年11月17日

ジャッジII 第4話

『二人』

恭介(西島秀俊)は母親が違う兄妹が、父の遺産をめぐって
争っている調停にあたっていた。

民法では内縁の妻との間に生まれた「非嫡出子」は、
婚姻関係にあった夫婦の「嫡出子」の半分しか相続できない。
この規定そのものが憲法14条の「法の下の平等」に違反する
のではないか、というのがこの裁判の焦点だ。

これまでの最高裁の判例では、すべて「違反しない」としている。

審判を迫られ注目を集める恭介に、親友の訃報が届いて…。

公式HPより10ヵ月前に事故で亡くなった男・陣義雄には、二人の子供がいました。
相続人は、この子供たちだけ。
一人は、離婚した妻との間に生まれた男の子・近藤空君。
そして、離婚後に知り合い、島で一緒に暮らしていた女性との間に
生まれた、玉木海ちゃん。
遺言はなし。
調停の申立人は、近藤空君。
死亡補償金3千万円を巡って、空君側は2千万と主張、
海ちゃん側は平等に1500万円ずつと主張。

弁護士の来栖栄子(根岸季衣)は、申立人、空君の母・近藤綾の声に
耳を傾けるタイプではなく、淡々と仕事を進めていきます。
海ちゃんの母・玉木有子の弁護人には、平先生。


遺産分割調停期日(第5回)も不成立となり、審判へ移行されることに。

調停後、海ちゃんの母親は空ちゃんの母親に、義雄が持っていた絵を
渡します。
それは、空が描いた父親の絵。
「あの人・・とても、大切にしていたようです。」

恭介はそんなやり取りをしっかり見ていて・・。

里美の店で話す平先生と海の母親。
「この子には何の落ち度もないって、先生がそう言ってくださったこと、
 私は忘れません!
 たとえどんな結果が出ようと、先生はこの子の恩人です。」
平先生を紹介したのは、里美だったんですね。
「子供を一人で育ていくっていうのは、並大抵の事じゃないっちば。
 頑張ってね。
 でも、親が子供を思う気持ちって、有子も、相手の方も、
 そう変わりは無いと思うんだよね。
 何でそんな二人が、争わなきゃいけないのかい?
 三沢さんは、どんな結論を出してくれるかねー。」

里美もシングルマザーだからこそ、有子の気持ちがわかるのでしょう。


恭介に、親友の塚本から電話が入る。
「修習生時代につけてた日記が出てきた。
 これが青臭くて笑えるんだ。
 どれ程指導教官の手を焼かせたかがよくわかる。」
「そうか。」恭介が笑う。
「ただ一つ、感動したことがあって。
 俺がどうして裁判官を志したのか、思い出した。
 裁判官は誰からも強制されず、自分の信じるところのみに従って
 生きていけるんだって。
 自分で書いて自分で感動しちゃったよ。」
「・・・そうか。」
「来年は転勤だな。
 お前がいるうちにまた島に行きたかったな。」
「くればいいじゃないか。今からだって。」
「・・・ああ。
 じゃあな、切るぞ。」
「あ・・塚本!」
電話は切れてしまっていた。

第一シリーズで塚本のことが描かれていました。
彼が病気で島に来られなくなったから、恭介が来ることになったんでしたね。


裁判所見学会に、島の人々がやってくる。
裁判所の雰囲気に飲みこかれる人々。
でも楽しそうに順番に裁判官の席に座ってみる。
そんな人々を笑顔で見つめる恭介。

「支部長さん。わんは、どこといって取り得ない、
 平凡な人間だ。
 それが裁判官と一緒とはいえ、
 人一人の人生を左右するような大切なことに、
 手出ししていいんかい?」と忠一。
「裁かれる方も、緊張するど・・」とマツ。
「ピンと張り詰めたものを感じるのは、私もみなさんと一緒なんです。
 そういう気持ちを共に持ちながら、
 みなさんと一緒に考えていく。
 それでいいんだと思います。
 犯罪を生み出す社会の、どこに問題があるのか。
 被告人の更正の道は、どうあればいいのか。
 そういったことまで、考えていただく、
 きっかけになればと思うんです。」と恭介。

民法900条4号但書前段
「民法の相続分の違いに、合理的理由があるとみるか、ないと見るか。」
恭介は二人の修習生に問います。
「私は・・ないと思います。」と関根。
「その根拠は?」
「えっと・・あの・・
 二人の子供は、何と言うか・・その・・」
「まあ、ゆっくり考えましょう。」
「子供は親を選べない・・ですよね。」と関根。
「確かに。
 子供は、婚姻関係にある夫婦を親として生まれることも、
 内縁関係にある男女を、親と呼ぶ場合も出てくる。」
「そうです!子供から見たら親は選びようがない。
 にもかかわらず、民法は相続分を違えている。
 そこに合理性はないんじゃないかと。」
「関根さんは、その点を根拠に、民法は法の下の平等をうたっている憲法に
 違反すると結論付けるのかな。」
「・・・」
「それだけ?」と六畳。
「はい・・。ただ他にも根拠となる点はいくつかあります。」
ノートを広げる関根。
「私は民法規定が憲法違反に当たるとは思いません。」と六畳。
「どうしてですか?」
「正式に婚約した、親の間に生まれた子供の立場を尊重するのは、
 日本が法律で結婚の方式を定める、法律婚主義を採用している以上
 当然です。
 正式な婚姻を保護するために、相続分を違えた民法の規定には
 合理性があると思います。」
「差があって当然ということですか。」
「・・・法律婚主義を捨てるなら、結果は違ってくると思いますが。
 でも、差をつけておかないと、誰もわざわざ面倒な
 婚姻届なんか出さなくなるんじゃないでしょうか。」
「・・・」
「法律というのは、全体の体系として辻褄の合っていることが
 大事だと思うんです。」
「・・・六畳さんの考えも、よくわかります。」
「それより一つ、質問していいですか?
 これは一身の裁判官の考えるべきことなんでしょうか。」と六畳。
「・・君はどう思う?」
「最高裁の判決があるなら、それを踏襲すればいいじゃないですか。
 というか・・違う結論なんか出しようがないでしょう?
 審判になったら民法通りせざるをえないから、
 なんとか調停で申立人側に譲歩させようと、
 半年も調停を続けられたんじゃないんですか?
 ・・もっと言えば、半年もその判断を避けてきた。」
「それは流石に、言い過ぎじゃ・・」と関根。
「そういう気持ちは、あったかもしれませんね。」と恭介。
「じゃあ、支部長は最高裁判決と同じ考えなんですね!」と関根。
「・・・」

夏海の事務所
「やはりこの裁判は、わんの出る幕じゃなかったや。」と平弁護士。
「なぜ、そう思われるんですか?」と夏海。
「うん?それを聞くかい?わかってるはずど。
 これは、わんの能力をはるかに超えた事案ど。
 この半年、まったくいい所なしの情けなさじゃ。」
「私が先生の立場でも、同じ無力感を感じたと思います。」
「それは違うや!
 夏海ちゃんなら、意地でも相手方から譲歩を引き出したはずだ。
 100万でも200万でも。」
「でも依頼人は平先生を選びました。
 ・・・幼い娘に、この先も、胸を張って生きてもらいたい。
 先生の依頼人が考えていらっしゃるのは、多分、それだけですよね。」
「・・・」
「人の心を動かすのは理屈じゃない、直感です。
 依頼人は、ベストの代理人を選択されたと、私は思います。」
「・・・ありがとう。」
「いえ・・」
「笑ってくれ。
 そうやって励ましてくれるのを期待して、
 ここに腰掛けてるんだな、これが。ハハハ。」
「承知しております。」
「あー、しかし、審判か・・。勝ち目はないや・・。
 どう考えてもや・・。うーーん・・・。」

恭介にとっても、平先生にとっても、
とても難しい問題のようですね・・。

但書前段のあと、六畳と関根は二人で意見をぶつけ合います。

そして、夏海先生と来栖先生も、知り合いだったようで・・。


突然三沢家を訪れる六畳と関根。
そんな二人を快く迎える恭介と麗子。

風呂に入り、食事をしながら恭介と話す二人。
「今日来たのは、支部長に謝った方がいいのかな、と思って。」と六畳。
「あと、支部長は例の事案をどう考えていらっしゃるのか、
 聞きたいなって、二人で話して。
 私はやはり、最高裁判長の、」と関根。
「そういう話は、仕事の場でしたらええんちゃうの?」と麗子。
「はぁ・・」
「それで?
 六畳さんは、何で傷害弁護士になろうと思ったん?」
「あ・・金です。」
「わかりやすいね。」麗子と恭介が笑う。
「しいて言えば、うちは、親父も兄貴たち二人も、
 大学3年在学中に、司法試験に合格していて。
 俺は、ただの出来の悪い末っ子なんです。」
「親のコネも財力も使いたい放題で、罪悪感もコンプレックスも
 何もない男だと思ってた。」と関根。
「わるかったな。」
「で、関根さんは?何でこの道を選んだの?」と麗子。
「なんていうかその・・人と向き合う仕事がしたくて。
 でも、俺なんかが司法試験に受かったのは、
 彼女が支えてくれたからだと思います。」
「あら!恋人?」と麗子。
「来年・・結婚します!」
「おー!」「おめでとう!!」
「なあ、プロポーズ、何て言うたん?」と麗子。
「・・彼女から、そこに座れ、言え、って・・怒られて。」
「それで結婚!?」と六畳。
「はあ・・」
「信じられない!」
「私らが付き合い始めたんも、ちょうど、主人が司法試験の
 真っ最中やったの。
 若い頃はお金もないし。
 けど、苦しい時を一緒に乗り越えた思い出って、忘れへんから。」と麗子。
「はい!
 まあ・・法律ってとどのつまり、人を愛することなのかなって、
 思ったりもするんです。」
「そうかもしれないな。
 人を大切に思う気持ちが、法の原点なのかもしれないね。」と恭介。
和やかに笑いあう4人。

三沢家でお風呂に入り、一緒に食事をし、
それだけで、彼らの心の構えが取れたように見えました。


恭介は、花之島へ出張。
六畳、関根も同行する。

島での最初の事件、成年後見申立事件。
認知症や精神障害によって、判断能力を欠く状況にある人を、
保護するための手続き。
家庭裁判所は、事件本人・土岐梅子の成年後見人を選ぶことに。

「一番可愛がられたのはわんど!」と長男・貞夫。
「一番可愛がられて育ったのはわん!」と長女・光子。
二人は同じ話を繰り返し、話は平行線なまま。

そんな中、谷川家裁調査官は、梅子の様子がドクターが言うのと
違う症状のようだと感じ・・。

「あんた、秘密守れる?」と梅子。
「どんな秘密ですか?」と恭介。
「軍事秘密。」
「それはまた・・」
ポケットからなにやら取り出す梅子。
それは、ユリ球だった。
「持っているだけで、憲兵につれて行かれるど。
 早く隠さんば。」と梅子。
「・・はい。」
「土に埋めろ。
 1球、3セント・・・1ドル、360円のころは
 10円になったんど!」
「・・・この軍事機密は、大切な、生活の糧なんですね。
 ありがとうございます。大切にします。」
「うがっしゃん事、言ってくれた人は
 あんたがはじめてど!
 貞夫と、光子を、なんとかしてくりんしょり!
 ゆり球んおかげであの子たちを
 食わせていけた。
 ワンのひざに あの子たちを片方ずつのせて
 あれほど言って聞かせたのに
 とっとと、忘れてる」

『百合は捨てぃるなよ
 島ぬヨー宝
 百合は島育ち
 私達む島育ち ヤリクヌ』

「百合球は・・希望なんですね。」と恭介。
貞夫と光子は母が泣き崩れる姿を見つめ・・。

「その後、身の回りをしている光子さんが後見人となって、
 兄妹納得して、土岐梅子さんの後見は開始されました。」


恭介が帰宅すると、麗子が血相を変えて待っていた。
「塚本さんのお母様から電話・・」
「もしもし。」

「主人の親友が、命尽きたという知らせでした。

 夫は、この島のたった一人の裁判官です。
 親友の葬儀には、出席できませんでした。」


遺産分割事件の審判について、恭介の考えを聞きに来た六畳と関根。
「やはり、最高裁と同じ判断をされるんですか?」と関根。
「考えれば考えるほど、難しくてね。」と恭介。
「最高裁と違う判断をすることもある、ということですか!?
 それって、一身の裁判官が、最高裁に楯突くってことですよね。」と六畳。
「楯突くって・・」
「違うんですか?
 出世に響きませんか?」
「そういうことはないと思うけどな。」
「けど!」
「いたずらに、最高裁と違う判断をすれば、
 高等裁判所で、その判断をひっくり返されるだろう。
 そうなればかえって、当事者を振り回し、迷惑をかける。」と恭介。
「そうならない方法なんてありますか?」と六畳。
「決まった方法なんてないと思うけど、
 まずは今、目の前にある事案について、丁寧に見ることだと思うんだ。
 どんな判決も、その時代の、社会状況が基礎になっていることに
 変わりは無い。
 だから、過去出された最高裁判決があっても、
 その基礎となっている、社会状況が変化していれば、
 判断は、違ってきていいんだと思う。」
「じゃあそういうことを考えて今回の事案では、
 最高裁と違う判断・・違憲判断をするってわけですか?」と六畳。
「偉そうに言いましたけど・・正直、まだ考えている途中です。」

屋上
百合球をプランターに植える恭介。
「支部長、何やっているんですか?」と谷川。
「軍事機密です。」
「え!?
 ああ、この間の!
 梅子さん、喜びますよ。」
「なら、いいんですが。
 ・・・塚本ならどう考えるかな・・。」

事務室で書類に目を通していく恭介。
空、そして海の母親が提出した、父親との2ショット写真。
「可愛いな。
 父親ががどれだけわが子を思っていたかを示そうとして、
 それぞれ提出されたそうです。」と泉。
恭介は、同じような写真があることに気づく。
「これは?」
「ああ、これは、島に古くから伝わるお祝い事で、
 2歳の誕生日に、わらじを一組、色鮮やかな島魚、
 絣の浴衣に、名前を朱色で書いた半紙、
 それを飾って、幼いわが子の長寿を祈るんです。」
「・・・同じだね。」
「え?」
「この父親は、全く同じ祝いの席を、二人の子供達に残したんだ。
 空と・・海ですか・・。」

塚本から恭介に荷物が届く。
それは、塚本の仕事の資料と、修習生時代につけていた日記だった。
涙を流しながらページをめくっていく恭介。
箱の中に入った本の、しおりが挟まったページを開けると、
『平等原則』について書かれていた。

そこへ、麻衣子がやって来た。
父の涙に驚く麻衣子。
「・・これ、わかるかい?」恭介が本を見せる。
「法の・・下の、ヘイトウ?
 ちょっと難しい。」
「そうか。」
「どういう意味?」
「人はみな尊い。
 分け隔てなど、してはならないってことかな。」
「それならわかるよ。
 大切な事ちば!」
「そうか。」
「うん!」
麻衣子は自分が描いた大運動会のポスターを父に見せ・・。

「非嫡出子の相続分を、嫡出子の2分の1とする、民法900条4号
 但書の規定は、憲法14条に違反して無効であると言わざるを得ない。
 本件の事実関係の下における、差別の不平等は、
 立法の手当てを待つ事は許されないものであり、
 近藤空と、玉木海の相続分は、
 平等とするほか、考えられない。
 陣義雄が、嫡出かどうかに関わらず、
 二人の子を、等しく扱いたいと考えていたことも、
 広く一般の理解を得られるものである。
 このように、社会状況や、国民感情等の変遷を踏まえれば、
 民法の右規定は、憲法14条と反することになっていたと、
 言わざるを得ない。」

海を見つめる夏海と恭介。
「もう一つ、あとで聞いて驚きました。
 空と、海の話。
 子供達の名前は、父親が、この島で一番美しく清らかなものを
 二つ、わが子に等しく、分け与えたんじゃないかって。
 三沢さん、そう思ったらしいって。」
「修習生たちですか?」
「ええ。
 幼い子供を残して命を落とした父親の無念を、
 深く救い上げた審判書と思います。
 感激しました。」
「・・・」
「来年の春、次の任地はどこですか?」
「・・・」

麻衣子が友達と絵を書くのを見つめる恭介と麗子。
「鹿児島の所長から電話があってね。」
「転勤のこと?」
「任地希望カードに書かれてる希望地へ変更ないかって
 念を押された。」
「いいですって、言うたの?」
恭介が頷く。

「パパ、ママ!」
子供達が書き上げた国旗を見せる。

恭介の事務室
「例の、遺産分割の審判の件ですが、
 確かにいろいろ問い合わせは来ていますが、
 これといって、ご報告するようなものでは。
 ここからは我々の仕事ですので、どうか、お任せ下さい。
 あ・・運動会は、我が裁判所チームに、ご期待下さい!」と野辺山主任書記官。
「はい?」
「綱引きの練習、みんないつになく力入っています!」
「そうですか。」
「念願の初優勝、今年こそ飾れそうな気がして。
 失礼します。」

夏海の事務室
「八つ当たりなら電話切りたいんだけど。」と夏海。
「勘違いしないで。10年ぶりに、旧交を温めようと思っただけよ。」
丸の内のオフィスから電話をしているのは、来栖弁護士だ。
「見たわよ。インタビューの記事。
 相変わらず人に顰蹙かって歩いている様子が目に浮かんでさ。
 なんだか、とっても嬉しかった。」
「それはありがと!」
「どうして儲からない仕事を今回は引き受けたの?
 この事案がどう転ぶのか自分の目で確かめたかった。違う?」
「・・・わかったようなこと言うじゃない。」
「人の心を動かすのは理屈じゃない。直感でしょ?
 修習生だった時、アンパンかじりながら私に偉そうに言ってのけたのは、
 あなただったと思うんだけど?」
「・・覚えてるの?」
「忘れないよ。同期と一緒に過ごした時間は。」
「・・・」

運動会の日。
恭介は、海岸で綱引きの特訓をする六畳と関根に気づき、声をかける。
「明日の飛行機だったね。
 運動会にまで参加してくれて、どうもありがとう。」
「いえ・・。」
「あの、これからの進路、もう少し考え直したいと思っています。
 東京から、相談の電話をかけてもいいでしょうか。」と六畳。
「いつでも。」
「私も!もう少し考えてから、手紙書きます!」
「私が修習生の時、本当に気の合わない男と一緒にされてね。
 一方的でマイペースで。
 不愉快だった、あの時は。」
「・・・」
「彼が、私を助けたこともある。
 私が彼を助けたこともある。
 私たちは二人とも、裁判官に任官した。
 気がつくと、私達は親友になっていた。」
「・・・」
「不思議なものです。
 ・・・元気で。
 体に気をつけて。」
恭介はそう言い、二人と握手を交わすのだった。

運動会、裁判所チームは綱引きで負けてしまうが、
恭介の笑顔は輝いていた。


二人の子供に空、海と名づけた義雄。
離婚した妻との間の子、そして内縁の妻との間の子。
義雄は、子供たちのことを同じように、分け隔てなく愛していた。

塚本から届いた本、しおりがされていたページには『平等原則』。
「人はみな尊い。
 分け隔てなど、してはならないってことかな。」
娘にわかりやすく説明する恭介。
「それならわかるよ。
 大切な事ちば!」
麻衣子の屈託のない笑顔。

恭介は、平等、という答えを導き出しました。

タイトルの『二人』が、
空と海、
綾と有子、
貞夫と光子、
恭介と塚本、
六畳と関根、
夏海と来栖弁護士、

恭介は塚本ともう会えなくなってしまったけれど、
それでも、どの『二人』も、困った時には支えあえるような関係で
あってほしい。

『人を大切に思う気持ちが、法の原点なのかもしれないね。』
この言葉、大切にしたいな、と思いました。



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キャスト

三沢恭介…西島秀俊
三沢麗子…戸田菜穂
三沢麻衣子・・・桝岡明

野見山修…小野武彦(大美島支部の主任書記官)
谷川淳一…的場浩司 (家裁調査官)
鈴元久美子…市川実和子(書記官)
斉藤涼子(酒井彩名)

泉 孝之・・・松尾敏伸(書記官)
瀬戸幸彦・・・橋爪 遼

塚本隆史・・・北村有起哉
水谷恵子・・・安 めぐみ(小学校教師)

島谷マツ・・・菅井きん
池端忠一・・・梅津栄

牧竜一・・・森田直幸 (黒糖焼酎工場で働く)

平田  透・・・博多華丸
平田かおり・・・重泉充香
平田  悟・・・堺 翔太
悟の祖母 ・・・路井恵美子

添田 博・・・藤木勇人
添田美那・・・八田麻住
添田翔太・・・土井洋輝

検事・・・村上かず
紬工場社長・・・南条好輝

大阪地裁・裁判長・・・山西 惇
大阪地裁・所長・・・芝本 正

夏海の父(写真)・・・鈴木瑞穂

池田里見(40歳)…国生さゆり(居酒屋『里美』の女将。官舎の町内会長)
池田結・・・坂口あずさ

平正明(68歳)…寺田農(島の弁護士)

畑夏海(43歳)…浅野温子(敏腕弁護士)


第一話ゲスト
小林章ニ(保阪尚希)
小林加奈子(佐藤藍子)

第二話ゲスト
稲村(柄本佑)
森(中村倫也)
沙耶(柳沢なな)

第三話ゲスト
工藤勲(嶋田久作)
工藤紘子(美保純)
工藤由佳(柳生みゆ)

第四話ゲスト
来栖栄子(根岸季衣)

近藤綾(押元奈緒子)
近藤空
玉木有子(中村優子)
玉木海

陣義雄(田村ツトム)

土岐梅子(平良とみ)
土岐貞夫(亀井賢二)
土岐光子(朝比奈潔子)

六畳貴章(須賀貴匡)
関根充(松尾 諭)

塚本隆史(北村有起哉)


スタッフ
脚本:中園健司
音楽:羽毛田丈史



西島秀俊さんの主な出演作品



浅野温子さんの主な出演作品
この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、今回も充実した内容でした!「非嫡出子」と「嫡出子」に財産分与の規定なんてあったのですね、どんな事情があって婚姻届を出さなかったのかは分かりませんが実際に一緒に暮らしている女性との子供でも適用されるのですねシングルマザーの道を選び後に父親の事を知らされたなら分かるような気がしますが…

二人の修習生、特に六畳のほうは恭介のやりかたに反発するのかと思っていましたが恭介の家を訪ねて島のやり方に拍子抜けしたようですね!都会では考えられない人との付き合い方に迷ったときには相談してもいいですかに変わったのが良かったです!最高裁の判例があっても社会状況が変われば、判断は変わっていいと思うに納得でした!

美しい島を舞台にして子供の名前を空と海にする脚本、本当に安定感がありますね!来週早すぎる最終回が残念です、もう少し観ていたかったです!
Posted by けた at 2008年11月18日 19:00
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