2008年12月01日

SCANDAL 第7話

『秘密の部屋』

結婚式の夜、理佐子(戸田菜穂)が一緒にホテルに行った男は、ひとみ(長谷川京子)の仲人で夫・雄一(光石研)の上司・金沢(春田純一)だった。実は8年前、久木田(加藤虎ノ介)が傷害事件を起こした相手なのだ。久木田からすべてを聞いた貴子(鈴木京香)は、たまき(桃井かおり)たちにそのことを伝えた。

河合家に集まった4人は、家に戻った雄一に金沢のことを尋ねると「みんながおかしな騒ぎ方をしなければ、警察もマスコミも騒ぐことはなかった。つまらない出来事をスキャンダルにしてしまったことを自覚したほうがいい」とピシャリと言われ、貴子たちは何も言い返すことが出来なかった。

貴子、ひとみ、真由子、たまき…それぞれの家庭で、夫との不協和音が響き始めてきた。

ひとみは金沢に会うため、雄一に内緒で財務省に向かう。理佐子との関係を聞こうとしたが、雄一に見つかり家庭が壊れてもいいのかとひっぱたかれる。どうして雄一がそこまで金沢を庇うのか、どうして何も言ってくれないのか不安に駆られるひとみ。

一方、様子のおかしい哲夫(石原良純)を尾行したたまきは、あるホテルに夫が入ったのを知り確認を取ろうとしたが、そこへ勝沼(小日向文世)から電話が入り…。

公式HPより・久木田が貴子に、理佐子と金沢の関係を明かしました。
「やはりこの男だったんですね!」
「僕が留学する前に、傷害事件を起こしたことは話しましたね。
 彼はその時の被害者です。
 理佐子は僕がピアノに没頭できるように、
 代わりに示談金を払ってくれました。
 でも、金のやり取りをするうちに、相手と男女の関係に。
 何年も前に別れたと聞いていました。
 でも・・別れられなかったんですね。
 そのことを言い出せなくて・・失踪するしかなかったんでしょう。」

・たまきの情報からラブホテルを調べる勝沼刑事たち。
「痴話げんか。男が怪我したの。
 なんかよく知らないけど、グラスを割って、手だか足だかを切って、
 シーツに血が付いたとか。
 帰りに1万円置いていったよ。
 男は中年で、女も、30ぐらいだったような。」
防犯カメラはなし。
「信頼できるスジからの情報」と部下に言う勝沼。
「へー。そんなスジがいつの間にかね。」と甘利刑事。

・料理している夫に探りを入れるたまき。
「こっち来て、ねえ、ねえ!
 シチューがポタージュになっても私が全部食べるから。」
夫の哲夫は、ルー買ってくる、と逃げ出してしまいます。
ちゃんと準備されていたルーを鍋に入れながら、
「弁護士なんだからもっと上手い嘘つけないと。」と呟くたまき。

・真由子は携帯の履歴から鮫島が理佐子と連絡を取っていたこと、
鮫島が久木田に500万の小切手を切っていた事を知り、
動揺してたまきに電話をしてくる。
「新藤さんちはどうですか?」
「うちはそんなあれじゃない。」
「でも、高柳さんちのご主人だって隠し事していたんですよ。
 新藤さんちだって・・」
平然を装いながらも動揺するたまき。

・そこへ、貴子がやってくる。
「何よ!ずいぶん前のめりじゃない?」
「すみません。電話ではもどかしく・・。」
貴子はたまきに、理佐子とホテルに行った相手を知らせる。

・女たち三人はひとみの家へ。
金沢が妻子持ちだこと、以前はここに住んでいたが
何年か前に家を買ってここを出ていったことなどを情報を聞き出す。

理佐子に要求した示談金1千万は、マイホーム資金!?

二人は不倫の関係だった?と推測する4人。
「不潔!」と貴子。
「・・不潔とか言った?今。」とたまき。
「高柳さんって、おいくつですかぁ?」と真由子。
「だって、この方家庭がおありなのよ。
 理佐子には久木田さんていう婚約者がいるんだから、
 普通だったら踏みとどまりませんか?」
「踏みとどまれないから、みんな困ってるんじゃないですか。」と真由子。
「この世にね、不倫と二股がなかったら警察いらないのよ。」とたまき。
「ですよねー。
 結婚してても、恋に落ちちゃうことってあるんですよね〜。」とひとみ。
「恋に落ちるって、言葉は綺麗だけど、結局は情事じゃないですか!」
「高柳は、留まる自信があるの?
 絶対恋に落ちない自信。」とたまき。
「・・当然です!」
「だから白石に怒ってるのか。」
「何ですか?」

・貴子は帰ってきた河合に金沢と理佐子のことを聞いてみるが、
河合は妻には舌打ちし、少し考えたあと笑い出す。
「あり得ません!金沢は、財務省主計局長として、国家財政の中枢に
 いる人間です。女性問題なんか起こすはずがない。
 そんな暇はありません!」
「待ってください、私がこの目で見たんです。」
「いい加減にして下さい!
 はっきり言って、今回の件は、一人の身勝手な女が心変わりして
 逃げたというだけの話でしょう。
 うちのひとみも含めて、あなた方がおかしな騒ぎを起こさなければ、
 警察だってマスコミだって、騒ぐ事はなかったんです! 
 自覚した方がいいですよ。
 つまらない出来事を、あなた方が、スキャンダルに
 してしまったんですから!」

・娘の咲希のために仲直りする貴子と高柳。
貴子は高柳に、理佐子に付き合っていた男性がいたらしいと話す。
「そういうことかー。
 理佐ちゃんさ、結婚式の何日か前に会社に来たんだよな。
 俺会議中だったから電話で出たんだけど、
 有名人と結婚するのに金貸してくれだなんて何かおかしいと
 思ったんだよなー。
 なるほどなー。もう一人の男に金がいったんだ。」
「あなた!一度も理佐子がお金を借りに来ただなんて言わなかったでしょう!」
「だって今回貸してないもん。
 8年前の時は一人で困っているみたいだったから可哀想で貸して
 あげたけど、そんな人の女房になろうって女の子に金は貸さないよ。
 だから、きっぱりと断った。」
「何威張ってるの?」
「だって貸さなかったんだよ、俺。」
「そういうことじゃないでしょう!
 どうしていつも、隠し事ばかりするのかって話ですよ!」
「隠し事じゃないだろう!会ってないんだから! 
 アシスタントの浮田に確認してみろよ!」
「あなたのどこを信じろって言うんですか!?」
二人の言い争いに心を痛める咲希。

・真由子は鮫島に、小切手のことを追求。
「理佐子さん、クリニックに訪ねてきたんだよ。
 結婚式の、少し前だったかな。
 いくらでもいいから貸してくれって。
 断ったよ。金がないわけじゃないけどさ。
 昔の女に金なんて貸すことないからな。」
「・・」
「けど・・失踪騒ぎになったろ。 
 で、あの時、金を貸さなかったのが原因だってのは
 なんか目覚め悪いなと思ってな。
 小切手は、まだ使われてないみたいだけどな。」
「ケンちゃん理佐子さんと付き合ってたんだね。」
「え?」
「さっき昔の女って。
 私・・ただのホステスと客だと思ってた。」
「ただの客だよ。
 金がほしくて近づいてきたから相手した程度だよ。
 夜の世界じゃ当たり前のことだよ。」
「それぐらいで昔の女って言う?」
「何ヤキモチやいてんだよ、マユちん。
 女は、金に弱いんだよ。
 金の切れ目が縁の切れ目。
 誓って今は何もないよ。」
「・・・私もお金に弱いと思ってんの?」
「バカだなーマユちんは。」
「ね!赤ちゃん作ろうか!」
「うん?」
「もう私もそんなに若くないし。」
「・・・それはダメだよ。
 別れた娘との約束だからな。
 心配すんなって。一生不自由させないからさ。」
真由子の瞳には涙が・・。

・新藤家
「シュン、お父さん遅いわねー。
 ・・もう食べちゃうか。」
ダイニングテーブルに向かってそう呟くたまき。
テーブルの上には三人分のシチュー。
そこへ、勝沼からの電話。
「もしもし。」
「おー!俺だ。」
「あんたに俺だって言われる筋合いないんですけど。」
「ダンナいるか?
 念のため、例の8年前の事件のことで聞きたいんだが。」
「今北海道にルー買いに言ってる。」
「ルー??」
「何でもない。出かけてる。」
「あっそう。じゃあ又。」
「おい!ちょっと!何よそれだけ?」
「他に何かあるのか?」
「この間私情報流してあげたでしょ。その後の報告はないわけ?」
「一般市民に捜査情報言えるか。」
「チッ!これから何も教えてあげない。絶対喋んない。さよなら!」
「おいおい。」
「なによー。」
「ダンナどこ行ったんだ?」
「知らないわよ、いちいち。
 急に出てったんだから。」
「この前もいなかった。大丈夫か?」
「大きなお世話よ。あんたの女房とは違うのよ。」
「・・・」鏡に映る勝沼の悲しそうな姿。
「ごめん。今の失言。忘れて・・。」
「女房が家出した時な、少し前から、突然出かけることが多くなった。
 俺は気にもしていなかったけどな。
 夫婦ってのは、見て見ぬふりしているぐらいの方が上手くいく。
 そう思っててよ。」
「何よ、関係ないでしょ。
 一般市民の家庭に口挟まないでよ。」
たまきは鏡に自分の姿を映しながらそう答え・・・。

このときのシーンが不思議でした。
まず、たまきと勝沼の姿を映すのに鏡が使われていました。
電話で話していたたまきは、鏡に自分の顔が映っていることに気づくと
イスの背もたれに座り、髪をくしゃっと触ったり、
Tシャツを顔に近づけるように引っ張って、キャラクターの笑顔を真似
してみたり。
それから、部下の刑事の様子も変でした。
勝沼の妻の秘密を何か知っているんでしょうか。
実は部下と一緒に逃げたとか!?


・咲希に謝りに行く貴子。
「パパとママ、もう本当に仲直りしたから、心配しないで。」
「離婚すれば?」
「え・・」
「パパのこと信じてないんでしょう。
 なのに誤魔化して一緒にいるなんて最低だよ。」
「さっきのは、売り言葉に買い言葉で本心じゃないのよ。」
「・・・ママに本心なんてあるの?
 ないよね。
 ママはいつだって、表面さえ上手くいけばそれでいいんだから。」
「・・・」
「私・・絶対にママみたいになりたくない!」

「どうして私は夫と一緒にいるのでしょう。
 愛しているから?
 生活のため?
 それとも・・
 これまで考えた事のなかった疑問が、
 心の中に浮かびました。
 薄々気づいてはいましたが、
 私は理佐子を探すことによって、
 もう一人の私を探しているのかもしれません。」


・朝、ソファーで目を覚ます哲夫。
「昨日はどこ行ってたのよ。」
「いや、ルー買いに行ったらさ、パチンコ屋で・・
 あ、シチュー美味しかった。ルーあったんだ。」
「そんな暇あったらさー、就職活動してよー!
 もう何もしないんだから・・」
「ごめんごめん。シュンの食事やっておくから。」
「・・・シュンのご飯は・・いいわ。
 私、帰ってから、あの・・作るから。」
妻が出かけていくと、動揺しながら皿を片付ける哲夫。
髪を直すしぐさに意味はあるのか?

・『薔薇姫の森』にコメントが5つ。
「いやーん。初めてコメント付いた!」
『くー
 姫ったら
 スパイ大成功ですね
 あたしも旦那の秘密を
 暴いてやろうと思います
 勇気が出てきたぞぉ
 隣の国の姫も早く見つかると
 いいですね!
 案外、近くンいいたりして・・・』
『ヘアカット王子
 姫、そろそろ髪を切りに
 きませんか?』
『ローズクイーン
 いなくなったお姫様は
 どこに行ったの?
 私も一緒に探しますわ』
川島からのコメントに、
「もう!その手には乗らないんだから!」

・念入りに紅を弾く貴子。
会う相手は・・夫の部下、浮田さん。
「どうも奥様!」
「すみません、お呼びたてして。」
「いえ、部長には内緒で参りました。
 その方がよろしいかと思いまして。」
「さすがよく気がつかれますわ。ウフフフフ。」
「オホホホホ。」
「・・オホホホホ。」

お上品なお笑い合戦に爆笑!

その頃、ひとみは財務省に、夫の上司・金沢を訪ねていく。
喫茶店で話す二人。
ここでは金沢の表情を映すのに鏡が使われています。
「今日は何か河合君のことで?」
「はい。最近、上手くいかなくて。」
「ほう。仲人としては心配ですね。
 ご承知のように、我々省庁の職員は、何を置いても信用が第一です。
 家庭がしっかりしていなくてはなりません。」
「でしたら、不倫なんてもってのほかですよね。」
「河合君に、その心配でも?」
「いえ、主人のことは心配していません。」
「ほう。というと?」
「あの・・お尋ねしたい事があります。
 私の知人に、白石理佐子という、」
「おい!!」河合が店に駆け込む。
「パパー!」
「何してんだ!」
「河合君、河合君、まーまーまーまー。」

「いいよいいよ、気にしてないから。」
「家内が誠に申し訳ないことを。失礼しました。」
金沢を笑顔で見送る河合。
金沢がいなくなると、河合は鬼の形相で妻を怒鳴りつける。
「非常識なことするな!」
「だって、あなたが本当のこと教えてくれないから。」
「家庭が壊れてもいいのか!?」
「何でこんなことで家庭が壊れるのよ。」
「壊れるんだよ!何もかもなくすんだよ!」
「大げさよー。」
ひとみの頬を叩く河合。
「何するの・・お母さんにも、叩かれたこと、ないのよ私!」
倒れたひとみを助け起こす河合。
「いいか。二度と、理佐子さんのことを、ほじくるな。
 名前を口にするな。
 もうこれ以上は言えない。
 わかるか?
 言いたくないんじゃなく、・・言えないんだ。
 最悪の場合・・財務省やめる事になる。」
「でもどうしてパパが?
 だって、理佐姉と一緒にいたのは、金沢局長なのよ!」
「・・言えないって言ったろ?」
そう言いその場から立ち去る河合・・。

・会社に行ったフリをしたたまきは、哲夫が車で出かけていくのを尾行。

・貴子VS浮田
「確かに1ヶ月ほど前、白石様というお客様がご面会に見えました。
 部長は会議中でしたので、白石様はお会いになれず、
 私が対応させていただきました。」
「その時の様子、覚えていらっしゃる?」
「ずいぶん、疲れておられるようでした。
 髪も乱れていたし、ストッキングも破れていたんです。
 私ならあんな姿で人を訪ねたりしません。
 駅でもコンビニでも買えますから。」
「そうですよね。」
「お聞きになりたかったのは、本当にお友達の事ですか?」
「は?」
「本当は、部長と私の関係についてお聞きになりたかったのでは?」
「別に、あなたと主人の関係なんて、興味ございません。」
「無理しちゃって。」
「無理なんかしていません。」と言いつつ、スプーンを落とす貴子。
「夫婦というものは、何十年と一緒にいるものです。
 そんな、つまらないこといちいち気にしていられませんわ。フフ。」
「そうですかー。
 結婚って、とてもつまらないものですね。」
そう言い立ち去る浮田。
「・・・」

・財務省に戻った河合を、金沢が杖で引き止める。
2階から河合が来たのを見ていた金沢、
次のシーンでは、一階で、河合を先回り。
本当はたいした怪我などしていない、という意味?


暗い会議室で話す二人。
「奥さんに、話したのか?」
「いえ・・私は何も言っていません。
 ただ・・家内はご存知のように、白石理沙子と同郷です。
 結婚式に出席した中に、局長とあの女が一緒にいるところを
 見かけた者がおりまして。
 申し訳ございません、とんだ、」
「河合君。」
「はい。」
「8年前の一件はね、もともと君が画策したんだ。
 いいか、私と君は同罪だ。
 忘れてるんじゃないよ。」
金沢が立ち去ると、河合はその場に崩れ落ち・・。

・水谷と会う真由子。
「私って、お金だけの女かな。
 あなたもそう思ってるの?」
「わかんない。
 君の事まだよく知らないからさ。
 よく知ってるから、好きになるわけじゃないし。」
「・・・私もわかんない。
 主人が貧乏だったら結婚してないけど・・
 それだけじゃない。
 そんな単純じゃない。」
「・・うん。」
「・・ねえ、どっか遠いところに行っちゃおうか。」
「・・・」
「嘘。」
「いいよ。」
「・・・」
「俺・・君さえ良かったら、旦那にだって会うし。」
「何言ってんの・・」

・平和プラザホテルに哲夫の車が止められている。
ホテルの従業員に、哲夫のことを聞きだそうとするたまきだが、
「お答えできません」の一点張り。
「どうして・・私の夫よ。」

・ひとみは美容院で一人でカットの練習をしている川島を訪ねていく。
「いいの?」
「どうぞ。明日試験だから、相手できねーけど。」
「もう・・来るつもりはなかったんだけど。」
「そう。」
「知ってたんでしょう?」携帯を見せるひとみ。
「いつもコソコソやってたじゃん。」
「どうせ笑ってるんでしょう。自分のこと薔薇姫だなんて。」
「いや。すっげー面白かった。
 才能あるんじゃねーの?物書きの。」
「そう?まあ・・最近アクセスもコメントも増えてるんだけどね。」
「今日は何書くの?教えてよ。」
「うん。
 いなくなったお姫様には、よそに恋人がいることがわかりました。
 その恋人とは、なんとあろうことか、姫のダーリンのボスだったのです。」
「受ける!」
「姫がそのことを確かめようとしたら、
 ダーリンは必死になって隠そうとして・・
 姫を殴りました。」
「・・・一応聞くけど、そのブログ、フィクションだよね。」
「ダーリンは、こう言いました。
 これ以上、いなくなったお姫様を探したら・・
 お前は・・何もかもなくすぞって。」
「大丈夫?」
「姫は・・・怖いです。
 誰か・・助けて・・。」
川島の胸で泣き出すひとみ。

・平和プラザホテルに勝沼がやって来た。
「何だよ、人を呼びつけてー。」
「あー、行ってさ、早く調べてきてよ。」
「何であんたの旦那の不倫現場を抑えなきゃなんないんだよ。」
「不倫ならまだいいんだけどさー。
 部屋ね、いつから借りてるかだけは聞き出せたんだけど。」
「いつからだ?」
「22だって、10月の。」
「・・・」
「白石が、いなくなった頃だなーと思って。」

ホテルの部屋の窓から外をうかがう哲夫。
部屋で口紅を引く女性・・理佐子だ。

「早く言え!」
勝沼がホテルに入っていく。

・平和プラザホテル
「部屋には女がいるらしい。」
「・・女。そう。」
「顔はよくわかんなかったらしいが、30代の細身の女だそうだ。」
「・・・それって・・うちのダンナが白石を庇ってたってこと?」
「あ、俺だ。横浜の平和プラザホテルまで来てくれ。
 白石理佐子らしき女が宿泊している可能性が高い。
 踏み込んで事情を聞く。はい。」電話を切る勝沼。

・バーで久木田と会う貴子。
「こんなところですみません。
 NYに帰ったことになっていますから。
 人の多いところに出れなくて。」
「私、考えてみたんですけど、腑に落ちないことがあって。
 結婚式で理佐子、私たちに、勝ったわって言ったんです。
 他の人と別れられない花嫁が言う言葉でしょうか。」
「・・・人の気持ちは本当にわからないから・・。」
「あ・・ごめんなさい、あの・・
 久木田さんを傷つけるつもりじゃなかったのに。
 いやだわ私・・。どうして来ちゃったんだろう・・。」
「・・・僕に会いに来てくれたんじゃないんですか?」
「え・・」
久木田の手が貴子の手にぶつかり、びっくりする貴子。
「僕も・・高柳さんにお会いしたかったから・・
 あ・・すみません、失礼な事を。
 ただ・・」
「ただ・・」
「あなたと・・他愛のない話をしてみたかった。
 理佐子がどこに行ったとか、警察がどうとかいう話ではなく・・
 何でもない話を・・したかった・・。」
「・・・」
貴子の気持ちが揺らぐ。

その時、貴子の電話が鳴る。
「もしもし。
 新藤さん・・
 え!?理佐子が!?」
たまきから、理佐子らしき人物が宿泊するホテルの部屋に
勝沼たちが踏み込むと聞いた貴子、
「私今から行きます!待ってて下さい!」
「こなくていいから・・」

「いいわけないです!
 理佐子が見つかるかもしれません。
 横浜のホテルにいるかもしれないって、今。
 あ!待ってください。警察が一緒です。
 久木田さんは来ないほうがいいです。
 理佐子がいたら、必ず会えるようにしますから!
 私も、けじめをつけてほしいと思っています。
 !!
 では・・。」

部屋に向かう刑事たち。
「おい、あんた来ないほうがいい!」
「私も一緒に行くわ!」
「いけません!」
「どうして?私の主人が借りてる部屋なのよ。」
「何があるかわかんないだろ。」
「どうしてよ。主人も白石も被疑者じゃないわよ。」
「そうとは限らない。」
「・・・どういうこと?」

そこへ、貴子が駆けつける。
「何来たの!?」
「大丈夫でしたか?」
「大丈夫よー。」
「あの、」
「わかってる。」
「理佐子は!?」
「わかってる。」

「これから確認します。下がっていてください。」と甘利刑事。
315号室のドアをノックする勝沼刑事。
「すみません。開けてもらえますか?
 お客さん?
 ちょっと、緊急事態なんです。」
返事はない。
「失礼しますよ。」
鍵を開ける勝沼。
部屋の中は・・誰もおらず、カーペットに口紅が落ちていた。

新藤家
たまきのコーヒーに砂糖を入れてかき混ぜる勝沼。
「何勝手に入れてんのよ!」とたまき。

「いたのは、理佐子さんで間違いないんですよね。」と真由子。
「まだ、わかりません。」と貴子。
「でも・・どうして新藤さんのご主人が?」とひとみ。

「奥さん、だんなに電話してくれないか?」と勝沼。
「・・・」
「あんただって、何があったか知りたいだろう?」
「・・・ちょっと電話してみっか。」

その時、哲夫は港に停めた車の中にいた。
「もしもし。」
「・・あ、私。
 今どこ?」
「たまき・・」
「今日私、ホテルにいたのよ。」
「・・そうか。」
「驚かないんだ。」
「たまきがつけてるの、わかってたから。」
「・・・ハハ。」
「え?あの・・私が聞きます!」と貴子。
「もしもし、私高柳です。
 あの、理佐子と一緒なんですか?」
「はい。
 失踪した夜から、理佐子さんをかくまっています。」
「失踪した夜からって・・どういうことですか!?」
勝沼が電話を代わる。
「警察です。
 はい。」

「どうして・・新藤さんのご主人が理佐姉といるの?」
「いや、わからん。」とたまき。
「失踪してからずっとって・・」と真由子。
「ホテルを取ったのは、3日後からって・・」と貴子。
「じゃあ・・最初の3日間はどこへ?」とひとみ。
「ちょっと待って。
 失踪してからって・・え?哲ちゃん3日間ずっとうちにいた。
 どこにも出かけてない。
 え!?哲ちゃん出かけてない!」
電話を終えた勝沼は言う。
「2階の、息子さんの部屋にかくまってたんだと。」
「・・・」
「ご主人な、失踪した夜に、白石理佐子に会い、
 連れてきたらしい。
 で、3日後に、ホテルを取ってやったそうだ。」
「どうして・・どうしてそんなことしなきゃなんないの・・。」
「あんたに申し訳ないと伝えてくれと言って、
 電話は切れた。」

車を出す哲夫。
後部座席には、生気をなくした理佐子の姿があった。

「どういうこと!?
 新藤さん同じ家の中にいたのに気づかなかったの?」と真由子。
「息子さん、その間どこにいたんですか?」とひとみ。
「・・・」
「息子さんの部屋に入らせてもらうよ。」
「ダメ!」
「何らかの事件の可能性もある。見せてもらう。」
「やだ!やだ!だめーーーっ!!」

「女は天使であり、悪魔だと言います。
 だとしたら、妻は何でしょう。
 その答えに、私たちはたどり着こうとしていました。」


哲夫の運転する車の後ろに一台のタクシー。
その後部座席には、久木田が険しい表情を浮かべて乗っていて・・。



あの部屋に子供はおらず、哲夫はそこに理佐子をかくまっていた。
これ、たまきにとってショックですよね。
大切な子供の部屋に、自分の知り合いとはいえ女をかくまうなんて。
でも哲夫にも何か考えがあるようです。
たまきを裏切っているようには思えません。

理佐子は結婚直前にお金が必要だったことも、久木田には話していません。
となると、理佐子と金沢との交際も、金のことも、
久木田のため、という気がしますよね。

8年前、何があったのか。
今わかっているのは、久木田が客である金沢を殴ってしまい、
久木田の恋人の理佐子が示談金1000万を払い続けた。

理佐子はそのために、金沢と関係まで持ったのでしょうか。
そして金沢はその示談金1000万をマイホーム資金に?

河合と金沢の8年前の密約。
河合が恐怖で崩れ落ちるような真実。
それこそが、このドラマのタイトルのSCANDALなのかも。
一体何があったのか!?裏金?横領?

結婚式直前に、再び金が必要となった理佐子。
きっと理佐子は8年前の真相を全て知っているのでしょう。
何も知らない久木田のピアニスト生命を脅されて、
理佐子はコマとなって動いているんでしょうか。
そして理佐子はホテルで金沢を刺してしまい・・逃走。

そんな理佐子を哲夫はかくまっていたんですね。


結婚式での「私、勝ったわ!」発言の意味は、
浮田の「結婚って、とってもつまらないものですね。」と
つながっているような気がします。

4人の女性たちは一見幸せな結婚をしたけれど、
実は夫の嘘にも気づかないで、お互いを誤魔化しあい、
愛情も冷めつつあり・・。
理佐子は、結婚式という最高に幸せなシチュエーションで、
美しい思い出のまま、最愛の人の前から姿を消す・・・
その愛を永遠のものにした、という意味の勝利宣言だったのか?


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気になる点
第3話
・秀典は貴子と付き合う前、理佐子とデートしていたことがある。
・「私・・あのことは誰にも話してないわ。信じて。」
 貴子と理佐子の秘密とは?
・「たまきさ、出来ないことだってあるんだよ。」
 俊介を追い詰めたのはたまき?
・「おーい。たまき出かけたぞー。」
 俊介はたまきがいないと部屋から出てきている?

第4話
・理佐子は失踪する1ヶ月前、鮫島に借金を申し込んでいた。
・8年前、たまきは久木田を知っていた。
・久木田が関与する、8年前の事件とは?
・俊介の部屋をノックせずに開ける哲夫。
・「ねえ、白石は、どうだったのかな。
 ちゃんと旦那の前で化粧落とせてたのかな。」
 「・・・私、理佐子は素顔になれなかったと・・思います。」
・子供から目を逸らすたまき

第5話
・ひとみは理佐子に家庭教師してもらっていたとき、
 兄にアプローチする理佐子に嫉妬し噂をばら撒く。
 そして、夫の上司の行きつけのクラブでホステスしていた理佐子に
 勝利宣言。
・真由子は当時理佐子と付き合っていた鮫島を略奪婚。
・久木田(偽名)が8年前に事件を起こした事件について
 理佐子はたまきに新藤に弁護してほしいと頼みにきていた。
・8年前、同じクラブで働いていた久木田は客の男に暴力。
・結婚式の夜、貴子は男とホテルに消える理佐子を目撃。

第6話
・新藤家、無造作に立てかけられたプレイステーション。
 たまきと勝沼刑事の会話、
「でもあまり昔の亡霊に縛られない方がいいと思うわよ。」
「それはお互いさまだ。」
「何それ!」
「・・・俺は刑事だぞ。」

「言いたくなったらあんたが言えよ。俺が聞いてやる。」
「何それ。さっぱりわかんない。」
「失礼する。出来た旦那によろしくな。」


8年前
・久木田と理佐子は同じクラブで働いていた。

・河合は上司に連れられて偶然理佐子のいるクラブへ。
・それを知ったひとみ、幸せを見せ付けに夫とクラブへ。

・鮫島も理佐子の客だったが、真由子が略奪して結婚。

・久木田、客を殴り傷害事件に。
 河合はその時の目撃者。(ということは、被害者は上司?)
・たまきを通じてその時の弁護を引き受けたのが、新藤。

・事件後も河合は店に通っていた。

・高柳と理佐子、鮫島と理佐子は過去に付き合っていたことがある。

失踪1ヶ月前
・理佐子、鮫島に借金を申し込むが断られる。

失踪した日
・理佐子、腕時計の男(河合の上司?)とホテルへ。


キャスト

高柳貴子 ・・・ 鈴木京香
河合ひとみ ・・・ 長谷川京子
鮫島真由子 ・・・ 吹石一恵
新藤たまき ・・・ 桃井かおり
***
高柳秀典 ・・・ 沢村一樹
河合雄一 ・・・ 光石 研
鮫島賢治 ・・・ 遠藤憲一
新藤哲夫 ・・・ 石原良純

浮田夏子 ・・・ 滝沢沙織
甘利俊樹 ・・・ 小浜正寛
高柳咲希 ・・・ 荒井萌
河合晴彦 ・・・ 平野心暖
河合奈々 ・・・ 松本春姫
新藤駿介

川島礼二 ・・・ 植田浩望
水谷隼人 ・・・ 細田よしひこ
甘利俊樹・・・小浜正寛(勝沼刑事の部下)

金沢(春田純一)河合の上司。財務官僚

久木田慶介 ・・・ 加藤虎ノ介
白石理佐子 ・・・ 戸田菜穂
***
勝沼龍太郎 ・・・ 小日向文世


スタッフ

製作 ・・・ TBS
制作 ・・・ TBSテレビ
脚本 ・・・ 井上由美子
プロデューサー ・・・ 生野慈朗 植田博樹
演出 ・・・ 生野慈朗
成麻畝子
山本剛義
主題歌 ・・・ 福原美穂「LOVE〜winter song〜」



鈴木京香さんの主な出演作品



長谷川京子さんの主な出演作品



吹石一恵さんの主な出演作品



桃井かおりさんの主な出演作品
11:28 | CM(1) | TB(0) | SCANDAL | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、全然見えてきません!

8年まえの事件で怪我をしたのは金沢で示談金を払うために理佐子が奔走したのはわかりました、しかしまだクラブで弾く無名のピアニストに一方的な暴力だったとしても1000万円もの示談金を要求するのかな?ここが雄一がした画策で、ちゃんとした弁護士事務所に所属していない哲夫が代理人として出てきたので法外な慰謝料を理佐子に提示するのを手伝わしたとか?哲夫はその事がバレると事務所をクビになるので本当は採用されるのに就活を続けているフリをしているなんて想像も…

ピアニストの久木田が大事な手で人を殴るのも違和感を感じています!貴子との関係にも嘘っぽいところがあるようで〜

結婚をまえに理佐子が金策に走った理由が思いつかないです〜
Posted by けた at 2008年12月02日 18:50
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