2008年12月16日

イノセント・ラヴ 第9話

『涙の最終』

佳音(堀北真希)は、殉也(北川悠仁)に別れを告げ、
故郷の長野へと向かった。
佳音の記事が、週刊時潮に掲載されたことが原因だった。
それは、週刊時潮の記者・池田(豊原功補)が、掲載を諦めて
破棄したはずの原稿だった。

佳音は保証人なしで入れる部屋を借りると、
少年刑務所に服役中の兄・耀司(福士誠治)に会いに行く。
「何で来たんだ。
 手紙読んだろ?
 もう俺とは縁を切ってくれ。」
「お兄ちゃん・・どうして今まで嘘ついてたの?」
「嘘?」
「やったのはお兄ちゃんじゃないよね。」
「・・・」
「私全部思い出したんだよ。
 池田さんの記事を読んで全部思い出した。」
「佳音?」
「私がお父さんを刺した!」
「違うんだ!それは違う、全然違う!」「聞いて下さい、監視さん。
 今までのこと、全部間違いなんです!
 兄が裁判に掛けられた事も、刑務所の中にいることも!
 本当は全部私なんです!」
「何言ってるんだ。
 藤堂さん、違うんです!」
「本当です!私の言っていることが本当なんです!」
「違う佳音!お前の記憶はメチャクチャなんだよ!」
「そうよ。確かにメチャクチャだった。
 だって忘れてたんだもん、お父さんにあんなこと、・・・」
「・・・」
「・・・思い出すと辛いから忘れてた。
 思い出すのは小さいときのことだけ。
 ・・・酷いよね。
 自分がしたこと全部お兄ちゃんに押し付けて、
 私一人だけ救われようとして・・。」
「違うぞ、そうじゃない!」
「お兄ちゃんは・・・お兄ちゃんだけはずっと優しかった。
 私を守ろうとしてくれた。
 そうでしょう?」
「・・・」

佳音が帰った後、藤堂に頼み込んでこっそり週刊時潮を手に入れた耀司は、激しい怒りに震えながら週刊誌を壁に投げつける。

出版社
「編集長!
 どういうことですか?これは。
 俺聞いてないですよ!」
編集長に詰め寄る池田。
「いいじゃないか。部数も減っているし、
 刺激的なことをしないと!
 わかってくれるよな?」
「部数って・・編集長これは・・。」
池田もまた、週刊誌を壁に投げつけ・・。

同じころ、殉也は、佳音を追いかけて長野に向かう準備をしていた。
そこに美月(香椎由宇)がやってくる。
「ミサに来なかったから心配になって。
 これ。義道神父の手作りロールキャベツ。」
「ありがとう。」
「あと、見せたいものがあるんだけど。いい?」

「どっか行くの?」
「うん、長野にね。」
「長野って・・あの子に会いに?
 どうして?
 長野まで追いかけていくなんてどうかしてるよ?」
「ごめん、早く行かないと電車に乗り遅れちゃうから。」
「・・・」
佳音が使っていた部屋に荷物を取りに行く殉也。
美月はその部屋に殉也を閉じ込めてしまう。
「美月?
 美月!
 美月開けて!美月!美月!何してるの!?
 美月!!」

夜、美月は殉也を閉じ込めた部屋の前に立つ。
「今ね、お茶入れて美味しいロールキャベツ食べようとしていたところ。
 お腹すいたでしょう。お気の毒さま。」
「・・・いるんなら開けてくれ。
 子供じゃないんだからふざけるのよそう。」
「私は子供じゃないしふざけてもいないわ。
 殉ちゃん、殉ちゃんって本当に想像力がないのね。
 人には悪意があるって思ったことないの?
 そんなだから聖花さんに裏切られるのよ。
 全部昴さんから聞いたの。
 かわいそうな殉ちゃん。
 でもいい気味だって思ったわ。
 私イジワルだから。
 ・・ねえ殉ちゃん!あの記事見た?」
「記事って?」
「昔あの子に何があったか。
 知ってる?」
美月はドアの隙間から佳音の記事が掲載されている週刊時潮を押し込み・・。

佳音のアパート
野菜を切っていた佳音は、父にナイフを向けた時のことを思い出し、
包丁を投げ出す。

週刊誌を読む殉也。
「それでもまだあの子に会いたい?
 会って何て言うのよ。」
「美月!美月!開けてくれ!美月!
 あの子には味方がいないんだ。
 俺が行かなきゃ!
 美月!美月!!」
「まだ懲りないのね!
 あのね殉ちゃん!
 私このまま殉ちゃんにご飯もお水も与えずに10日間ぐらい放ったらかして
 殺すことだって出来るの!」
「・・・」
「殉ちゃんの筆跡を真似て、遺書を書いておくの。
 人生に絶望しました。死にます。
 今ならいいタイミングよね。」
「そんなことしないよ、美月は。
 ・・・する理由がない。」
「理由ならあるわよ。
 充分すぎるくらい。
 殉ちゃんが聖花さんに掛かりっきりだった3年間、
 私が全然苦しまなかったと思う?
 そして突然・・結婚を決めちゃった時・・
 私が泣かなかったと思う?」
「・・・」
「私が笑っておめでとうなんて言ったから、
 殉ちゃんはそれ以上何も考えなかった。
 何も言わない、お人形さんみたいな聖花さんの顔ばっか見て、
 私の顔は全然見てくれなかった!
 ・・・聖花さんを殺したいって思った!
 殉ちゃんに切り付けたいって思った!
 私が・・・私だって苦しんでいることに気が付いて欲しいって・・。」
「・・・」
美月は殉也を閉じ込めた部屋の鍵を開け、部屋に入ると、
きていた服のボタンを外す。
「殉ちゃん、私を見て。」
「・・・」
「ちゃんと見てよ。」
「・・・」
殉也にゆっくりと歩み寄り、抱きつく美月。
殉也は美月に手を回すと、服を羽織らせる。
「・・・」
「ごめん、美月。」
殉也は荷物を手に部屋を出ていく。

「殉ちゃんの筆跡を真似て、遺書を書いておくの。
 人生に絶望しました。死にます。
 今ならいいタイミングよね。」
美月のこのセリフに、聖花の遺書が浮かびました。
もしかして、あれを書いたのは
・・と妄想したくなりますが、やめておきましょう。(笑)


喫茶店
自分の名刺を握りつぶす池田。
パソコンの秋山家に関するフォルダを全て消去していく。

そこへ、佳音から電話が入る。
「もしもし。」
「秋山佳音です。
 お話したいことがあって・・」
「いや・・俺もあの記事について、君に謝りたいと思っていたんだ。
 すまない。あれは出すつもりじゃなかった。
 今となっては言い訳にしかならないが。」
「人は真実に復讐される・・前にそう言っていましたよね。」
「・・・」
「父を殺したのは兄じゃありません。私です!」
「何!?」
「兄はずっと私の罪をかぶってきたんです!
 兄の名誉の為に、そう書いてください!」
佳音はそう言い、電話を切る。
「もしもし?もしもし!?」

夕方、佳音が買い物から戻ると、アパートの前に殉也が立っていた。
「不動産屋さんに聞いて、教えてもらった。」
いつもと変わらない笑顔で佳音を見つめる殉也。
「・・・」
殉也は買い物袋を持とうと手を伸ばす。
「触らないで!」
「・・・」
「近寄らないで・・。
 帰って下さい。私は汚れてるんです。」
「汚れてるって・・あの記事に書いてあったこと?」
「・・・」
「僕はそんな風に思わない。
 全然思わないよ。」
「・・・それだけじゃないんです。
 私もっと酷い人間なんです。」
「酷いって?」
「・・・言えません。
 あなたには言えない・・。」
「・・・」
「もうすぐ、兄が出所してきます。
 これからは兄の為に生きるって決めたんです。
 ・・・帰って下さい!」
佳音は、そう言い残して、部屋へと走り出す。
「僕は待ってる!」
「・・・」
「ずっと待ってる。」
佳音は泣きながら部屋に入っていく。

「違うんだ!それは違う、全然違う!」
耀司のセリフの"全然"が耳に残っていたんですが
殉也の「僕はそんな風に思わない。全然思わないよ。」に繋がって
いるのかな・・と思ってみたり。


殉也の家を後にした美月は、公園で昴と聖花の姿を見かける。
昴が飲み物を買いに行くのを見た美月は、聖花に近づいた。
美月に微笑む聖花。
「あなた・・本当に何もわかってないの?
 わかっているけどわからないふりしているだけなんでしょう?
 違う?
 殉ちゃんのこと・・忘れたわけじゃないんでしょう?」
聖花の髪をかき上げる美月。
「殉ちゃんはね、こうやって、あなたの髪の毛洗っていたの。
 毎日着替えさせて、シーツも変えて、
 側にいる時はいつも話して、
 そばに入れないときも、いつもあなたのことを見守ってた。
 動けないあなたの身体を毎日拭いて・・
 オムツも替えてた。」
そう言いながら、爪を立てて聖花の手を握る美月。
「そんな人をあなたは裏切ったの。
 わかる!?」
「・・・」
聖花は、恐怖を感じながらも、動くことができないようすだった。
「・・・やっぱりわからないか。
 いいわね、気楽で。」
美月はそう言い、その場を去る。

聖花の下に昴が戻ってきた。
「聖花、コーヒー買ってきたよ。」
「・・・」
「・・聖花?」
聖花は震えていた。
そして、彼女の手のひらには血がにじんでいて・・。

長野少年刑務所
「実は・・妹さんが父親をやったのは自分だと言ってきた。」と池田。
「それは嘘だ!
 妹は動揺しているんだ。普通じゃないんだよ!
 あんたのあの記事が妹をめちゃくちゃにしたんだよ!」と耀司。
「じゃあ妹さんが言っているのは、君の名誉を取り戻すためだけの
 作り話?」
「妹の言ってることは本当じゃないんだ!」
「本当じゃないんなら真実はどこになる!!」
「・・・」
「真実を隠したまま、人は幸せになんかなれない。
 君は、そうやって、頑なに、妹を守っているが、
 君のやってる守り方が正しかったと言い切れるのか?」
「・・・」
「本当の意味で彼女が立ち直るチャンスを、
 奪ってきたことにはならないのか?」
「・・・」
「しっかりと真実と向き合うためにも・・
 妹さんと会って話して欲しい。」
「・・・」
「俺は二度とこんな事件は起きて欲しくないんだ!」
「これ以上俺たちに関わらないでくれ!
 俺自身が何とかするから。」
「・・・」

殉也は、佳音のアパートの前で夜を明かした。
佳音は、そんな殉也のことを気にしながらも、
殉也を無視して出かけようとする。
「待ってるから。」
「・・・」
黙って立ち去る佳音。

佳音が向かった場所は、少年刑務所。
「秋山君の、妹さんですよね。」と藤堂。
「そうです。」
「藤堂です。以前電話した。
 秋山君なら、今朝、出所しましたよ。」
「え・・」

アパートに戻った佳音に殉也は微笑むが、
佳音は殉也を無視して部屋に入った。

その夜、佳音が洗い物をしていると、ふいにオルゴールの音が
聞こえてきた。
それは、佳音が殉也にプレゼントしたオルゴールの曲
『いつくしみ深き』だった。
「この歌の歌詞・・・ちゃんと聴いたことある?
 いつくしみ深き 友なるイエスは
 神様は友達だって歌ってるんだ。
 だから何でも打ち明けてごらん。
 重い荷物を降ろしてごらんって。
 人間のやることなんてきっとたかが知れてるんだよ。
 自分じゃ取り返しの付かない大それたことをしたと思ってても、
 神様から見たら大したことないんだ。」
「神様なんて・・・本当にいるんですか?」
「・・そうだね。
 僕も本当はよくわからない。
 でも・・好きな人の事は、何でも許して、受け止めてあげたいって思う。
 もしもこの世界が真っ暗で、何の救いがないとしても、
 それでもその人のことは、守ってあげたいって思うんだ。」
「・・・」
その言葉を聞いていた佳音は、ためらいがちにドアを開け・・・。

佳音は、勇気を振り絞って殉也にすべてを告白しようと決心する。
「私・・・私・・・本当は・・・」
言葉に詰る佳音の手を握り締める殉也。
「大丈夫。
 僕は何を聞いても驚かないから。」
「・・・最初は・・クリスマスイブの夜だったんです。
 12才の時の・・。
 それからそういうことが何度かあって・・。
 お兄ちゃんは気づいて、お父さんにはむかうようになった。
 お母さんはわかってたけど・・気づかないふりをしてた。
 昼間は普通に、笑ったり、話したりしてて・・。
 でも夜になると・・あの時間が来るのが怖くて・・。
 お父さんがやめてくれれば・・
 お父さんさえいなかったら・・
 またもとの家族に戻れるんじゃないかと思って・・。
 ナイフを持って・・待ってたんです。」
「・・・」
「それで・・・この手で・・・お父さんを刺したんです。
 お母さんのことはわからない。
 気が付いたら家が火事になってて・・
 お兄ちゃんがナイフを捨てて、一緒に逃げたんです。
 私だったんです。罪を犯したのは。
 幸せになりたいなんて思ったらいけなかったんです・・。」
「・・・そんなことない。
 幸せになりたいって、思ってもいいんだよ。」
「でも私・・・」
「大丈夫。
 僕はこの手を離さないから。」
「・・・」
「ああ、温かいな、幸せだなって思えるまで、
 ずっと一緒にいるよ。
 温めてあげる。」
殉也の優しい言葉に涙する佳音。
殉也はそんな佳音を抱き寄せる。
佳音は殉也の胸で泣きじゃくり・・。

佳音と殉也は、1枚の毛布に包まって眠りについた。
するとそこにやってきたのは耀司だった。
耀司は、いきなりナイフを取り出して叫び、殉也に襲いかかった。

それに気づき、耀司と激しく争う殉也。それを見ていた佳音の脳裏に、
事件の夜のことが鮮明に蘇った。
父親の誠太郎(平田満)を刺そうとした佳音から耀司がナイフを
奪ったことを。
耀司が、誠太郎を庇おうとした母・順子(辻千春)を誤って刺して
しまったことを。
そして、再び誠太郎ともみ合いになった耀司が、
ついに彼を殺害してしまったことを…。

耀司は殉也に襲い掛かるふりをしただけだった。
「・・・思い出したか?
 思い出したか?佳音。」
耀司の言葉に佳音が頷く。
「そうだよ。俺がやったんだ。
 父さんと、母さんを。」
「・・・」
「だからこれでいいんだ!
 ・・これでいいんだ。」
耀司はそう言うと、ナイフを自分の喉元に向けた。
殉也は、咄嗟に耀司の手を抑えてそれを制し、ナイフを振り落とした。
「どうして!どうしてこんなことを!!」
「佳音が俺の全てだからだよ!
 俺は父さんを許せなかった・・。
 母さんのことは辛いけど・・仕方がないって自分に言い聞かせた!
 全部佳音のためだったんだ!
 俺は悔やんでなんかいない。
 7年間塀の中にいたことも・・
 その間も・・その前も・・佳音は俺の全てだったんだ!
 けど俺の役割はもう終わった。
 未来に何があるんだよ!死ぬしかないんだよ!!」
「死なないで下さい。
 佳音ちゃんのためにも・・生きてください。
 彼女は・・あなたが死んだら幸せになれない。
 生きているだけでいいんです。
 生きてるってことが・・大事なんです。」
「・・・」
「お兄ちゃん・・・」
佳音に触れられた耀司は、思いを吐き出すように号泣する。

ベンチに座り、バスを待つ二人。
二人の手はしっかりと繋がれていて・・。

佳音は、殉也とともに彼の家に戻った。
佳音と殉也は、初めて唇を重ね…。

2008年10月。
昴のもとを訪ねた殉也は、聖花との思い出がつまったアルバムを昴に託す。
「お前に預かっておいてほしいんだ。
 俺・・・佳音ちゃんと一緒になるって決めた。」
「・・そっか。」
「やっと、少しずつだけど、傷口が塞がってきた気がするんだ。
 そのアルバム燃やそうとした時佳音ちゃんに言われたんだ。
 いつか見返したくなる気が来る。
 懐かしい大切な思い出じゃないですかって。
 だから・・・そうなる日まで預かっておいてほしい。」
「わかったよ。」
「じゃあ・・行くわ。」
「うん。
 ・・・殉也。聖花に会っていく?」
「・・いや、やめておくよ。」

昴の家を出た殉也は、立ち止まり・・そして振り返り・・
「さよなら・・聖花。」
そう呟き、歩き出す。

幸せそうに百合の花に触れる聖花。
「聖花。今の話、聞こえてた?
 ・・・殉也がさ、結婚するんだってさ。
 ・・・結婚式が終わったらさ、一緒に遠くに行こうか。
 そうしよう!ね!」
嬉しそうに微笑む聖花。

その日、聖花は空港に向かう支度をしていた。
お手伝いさんが本棚にぶつかり、アルバムと、結婚式の招待状が落ちる。
聖花をアルバムの殉也の姿を見つめ・・。

その頃、昴はどこかで誰かを待っていて・・。

そして、耀司も結婚式の招待状を見つめていて・・。

ビルの屋上で考え込んでいた美月が歩き出す。

教会
義道神父(内藤剛志)は聖書を閉じ、祈り始める。

昴の家
アルバムを見ていた聖花は、殉也の笑顔を見ながら
聖花の言葉を思い出していた。

"殉ちゃんはね、こうやって、あなたの髪を洗ってた。
 毎日着替えさせてシーツも取り替えて。
 側にいる時はいつも話しかけていた。
 側にいないときも、あなたのことを見守っていた。"

自分の髪に触れてみる聖花。
髪を洗ってくれる殉也の笑顔。
クリスマス、クマのぬいぐるみで登場した殉也。
自分の為にプールに飛び込んでくれた殉也。

殉也の写真を指でなぞりながら、聖花は
「殉也・・」と呟くと、車椅子から立ち上がり・・。

佳音と殉也の結婚式が行われた。
ウエディングドレスを着た佳音は、輝くように美しかった。
ふたりは、義道神父の前で永遠の愛を誓った。

「お兄ちゃん、私は幸せでした。
 愛がどんなに脆く、儚いものであったとしても、
 全てが、愛の記憶さえもが、
 いつかは泡のように消えてしまうとしても、
 愛は、確かにここにあったと思うから。」


教会には、昴だけでなく、子ども聖歌隊のメンバーらもかけつけ、
ふたりを祝福した。

ほどなく、披露宴が行われる。
ところがそこに、何故か聖花が姿を現す。
幸せそうな殉也の姿を、聖花は泣きそうな表情で見つめ・・・。


※あらすじは一部公式HPを引用しています。


池田の意思に反して掲載されてしまった秋山家の記事。
でもそのことが、佳音に真実を思い出させるきっかけとなりました。

予告ではなぜ耀司が殉也に襲い掛かるのか不思議に思っていたのですが、
佳音の記憶を呼び覚ますためでしたか!
鬼の形相。福士さん、ものすごい迫力でした!

妹の手からナイフを奪った耀司は、父と揉み合っているうちに
止めに入ろうとした母親を誤って刺してしまった。
その後、掴みかかってきた父の腹にもナイフは刺さり・・。

でも、新聞記事には母親には複数の刺し傷があったと。
もしかして、耀司の記憶も間違っているとか?
それとも、真実はまだ隠されているのか?

それにしても、父が娘に・・とは。
こういう事件とは思いたくないから他人を引き込んで想像してきたのに。
佳音は秋山家の本当の娘なのか、まだはっきりしていませんよね。
実の娘に性的暴行する父親と、それを見て見ぬふりをする母親って
あり得ない・・。

殉也は佳音の全てを受け入れました。
過去を断ち切り、一緒になろうと決めた佳音と殉也。
一緒になる、というのが結婚する、という意味だったとは!
2008年10月の前のシーンって、いつでしたっけ?

その報告に、「結婚式が終わったら一緒に遠くに行こう」と聖花に言う昴。
死ぬ・・という意味では・・
と思っていたら、ちゃんと空港に向かおうとするシーンがありました。

そして、結婚式。
殉也は、佳音ちゃん、ではなく、佳音、と呼ぶようになっていました。
佳音の美しいウエディンスドレス姿。
幸せそうな佳音と殉也。

そこへ、聖花登場。
アルバムを見たことと、美月の言葉が、彼女に忘れていた過去を
思い出させたんですね。
聖花は殉也を愛していた。

過去を忘れていた佳音、過去を忘れていた聖花。

次週予告・・・彼女はなぜ飛び降りたのでしょう。

佳音の最後の語り、過去形なんですよね。
佳音は殉也と幸せにはなれないのでしょうか・・。

次週最終回!



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(流れ)

1988年8月12日 
 佳音誕生日
1992年4月 
 殉也、横浜市立大に中学に入学(平成4年度)
?年12月 
 殉也、美月と一緒にクリスマスパーティー
19??年
 殉也の両親亡くなる
 その後、美月や教会での写真がアルバムに貼られる。
1998年4月 
 横浜芸術大学入学(平成10年)
 美月の父や教父のサポートで大学へ
2000年12月24日
 佳音、父親に性的暴行を受ける。  
 耀司、引きこもるようになる。
 殉也、聖花の家に着ぐるみで訪ね、交際申し込む  
2001年12月24日(佳音13才、耀司18才、殉也22才)
 深夜、近所の人が秋山家で争う声を聞いている。
 秋山家の事件
 耀司、逮捕後両親の殺害を自白したが、裁判では無罪を主張
 (妹にとって信じられる唯一の存在であるため?)
 事件後佳音は高校を卒業するまで親戚の世話になる。
2002年
 佳音、山本医院で治療を受ける。
2004年
 結婚式前日、聖花、昴を訪ね、何かを告白。    
 聖花、殉也との結婚式前日に薬を飲み過ぎて植物状態に
2007年12月  
 佳音、横浜に上京


気になる点:
第一話
・殉也のアルバム
 クワガタを捕まえたときの写真。
 大勢の子供達と一緒にジャングジルムでポーズする写真。
 父親に買ってもらったサッカーボールを抱え、両親と共に微笑む写真。
 平成4年度横浜市立第二中学校 入学式の写真。
 クリスマス、美月と一緒にクリスマスツリーの前でポーズをとった写真。
 そして・・両親の遺影を抱えた写真・・。
 神父様と一緒の写真。隣には美月。
 ピアノを弾く写真。隣には美月。
 シスターと一緒の写真。
 横浜芸術大学入学式の写真。
 そして、ピアノの前で微笑む写真。

・「6年前、平成13年12月24日、深夜。
 君のお兄さんとお父さんの言い争う声を聞いたって、
 当時隣に住んでいた、主婦の高橋ユウコさん、
 その人、そう証言している。
 お兄さんが引きこもるようになってから、お父さんとお兄さん、
 あまり仲が良くなかったんだよね。」

・「・・・あの日・・・兄は私をたたき起こして救い出してくれたんです。
 火事だ、逃げようって。
 両親がまだ家の中にいるって聞かされて・・ 
 兄は震えながら火を見つめていました。
 すごく優しい兄なんです。」

・「人は見かけによらない」春江の言葉

・「あの日の夜も、本当に楽しかったんです!
 父がいて母がいて、兄がいて。
 みんな笑ってた。
 あの頃は一人ぼっちじゃなかった。
 ・・・兄が二人を・・
 父と母を殺したなんてあり得ません!」(佳音→池田)

事件を伝えるネットの記事
『長野両親殺害放火事件とは、2001年12月24日長野県下高井郡で
 発生した、公務員の秋山誠太郎さん(46)、妻の順子さんが 
 刃物で殺害され、自宅が放火された事件。
 事件発生時、長男の耀司さん(18)と長女の佳音ちゃん(13)は 
 駆けつけた消防隊員によって無事保護された。
 しかしその後の調べで、同県警は長男の秋山耀司を事件の容疑者と
 断定し、殺人および放火の容疑で逮捕した。
 逮捕後、秋山容疑者は両親の殺害と放火を自供した。

 警察の調べによると、遺体の損傷が激しいことと、
 発見された居間に灯油がまかれたような跡があったことから、
 失火ではなく故意の放火であると断定。
 また、司法解剖の結果、誠太郎さんの胸部、順子さんの腹部に、
 ナイフによる複数の刺し傷があり、火災発生時にはすでに
 死亡していたことがわかった。
 凶器になったナイフは、事件の二日前に長男の耀司さんが
 近くの量販店で購入したもの。その後警察は、量販店の店員の証言と
 防犯カメラの記録、隣に住む主婦の「事件発生時に、誠太郎さんと
 耀司くんの言い争う声が聞こえた」という証言を得たことなどから、」』

家族写真と佳音の記憶:
佳音=白い服
兄=紺に黄色い文字のトレーナー
母=白いアンサンブルにグレーのスカート
父親=グレーのカーディガンに茶のパンツ

父親が耀司を叱っているときの記憶
父=グレーのカーディガン
兄=黒系フード付きTシャツ

耀司の事件当日の記憶:
兄=紺無地のTシャツ+白いシャツ、黒に白ラインのジャージ
父親=ベージュのカーディガン、ストライプのシャツ、茶系のパンツ
母=ピンク系のトップ、グレー系のスカート

佳音が思い出しかけた記憶:
グレー系のセーター、黒系のパンツの男が佳音のベッドの布団を
剥ぎ取り・・


第2話
・「時々思うんだ。
 聖花の体は確かにここにある。
 けどもし心がここに無いとしたら・・
 だとしたら俺は聖花の何を愛しているのかなって・・。」(殉也→昴)
・「うーん。聖花は、そんなにいい女じゃなかったよ。
 優しくもなかったし、誠実でもなかった。
 いい奥さんになるようなタイプじゃなかった。
 そういう女だからこそ・・好きになるってことも
 あるんじゃないかな。」(昴→美月)
・「事実を・・暴くのが記者の仕事だからね。
 それが事実なら、そうしますよ。」(池田→佳音)

第3話
「作曲の仕事は、もう辞めてしまったのか?
 こんなこと・・言いたくはないけど、
 ご両親が亡くなってから、お前が大学を出られたのは、
 美月のお父さんや、教父の皆様の、ご好意に助けていただいたからだ。
 私としては、君の将来に責任を感じるんだよ。
 教会や日曜学校の為に、奉仕してくれるのはありがたいが、
 ここの教会と、家を行き来しても、」(神父→殉也)

「・・兄は、体が弱くて、家にいることが多かったので、
 いつも遊んでもらっていました。
 兄が一番の友達でした。」(佳音→池田)

「あんなことがあった晩だもんな・・。
 ほら、あの、サンタクロースって、いつ頃まで信じてた?
 クリスマスプレゼントって、夜中に、親がこっそり、
 枕元においていくだろう?
 親は騙したつもりでも、子供は案外、薄目開けて見ててさ。 
 気づかない振りしたりして。」(佳音→池田)

「お前の人生がこの女に食いつぶされていくのを見たくないんだ。
 お前には・・お前の人生を生きて欲しいんだ!」(昴→殉也)

第4話
・「中学を卒業するまでは親戚にお世話になって、
 それからは、色々バイトして。
 でも働くの好きだから。」
「偉いんだね。
 僕は、父が教会のパイプオルガンの職人で、
 周りの人が良くしてくれて、
 音楽学校を出られたんだ。
 あまり恩返しできてないけどね。
 でも・・一人で頑張れるなんて、本当に偉いね。」(佳音&殉也)

・「もしかして、恋人いるの?
 それまさか女ってことないよね。」(ユキオ→昴)

・「あの事件が起きた時、マスコミの論調は、引きこもりの青年が
 親を逆恨みした不幸な事件って感じだった。
 でも、君は、芯の有る、しっかりとした男だ。
 大切に育ててくれた親を逆恨みするようなひ弱な人間とは思えない。
 ・・・誰か庇ってんじゃないのか?」(池田→耀司)

・「彼には、聖花さんていう大きな十字架があります。
 これ以上余計なものを背負わせるわけにはいかないの。
 彼の純粋で綺麗な世界を、
 あなたの存在で汚して欲しくない。」(美月→佳音)

『長野両親殺害放火事件に新事実!
 「週刊時潮」編集部 池田次郎
 兄の歪んだ愛情
 耀司元受刑者と妹・佳音の仲の良さは近所でも有名で、
 2人はどんな時も一緒にいたという。
 耀司元受刑者は佳音を誰よりも可愛がり、佳音が道に迷った時には
 何時間も名前を叫び続け、町中を探し回っていたと近所の人が
 証言していた。耀司元受刑者にとって妹・佳音は特別な存在で
 あった事は周知の事実であった。
 誰の目から見ても仲の良い兄妹であった2人だが、耀司元受刑者の
 佳音に対する愛情はいつしか兄妹愛を超え、兄の妹への
 歪んだ愛情へと化していったのだった。
 そんな耀司元受刑者がひきこもるようになったのは、
 事件発生の1年前、誰よりも愛している妹・佳音を一時も
 自分の目から離したくなかったと考えると納得がいく。
 やがてこの耀司元受刑者の歪んだ愛情が両親殺害という、
 見るも無残な』


第5話
・「思い出したくない事は、無理に思い出さなくても
 いいんじゃないのかな。」(殉也→佳音)
・「そうだよ佳音。
 俺が・・父さんと母さんをやった。」
 二人を殺して・・あの家に火をつけたんだ。
 フッ。
 よく思い出したな。
 ・・・けど、もうこれ以上は何も思い出すな。」(耀司→佳音)

第6話
・「覚えてないか?
 俺が学校にも行かず、閉じこもるようになってから、
 親父はいつも苛立ってたろう。
 ちゃんとしろって言われるのに、うんざりしてたんだ、俺は。
 カーっとなったんだよ。」
「佳音・・ごめんな。
 お前が思っているような立派な兄貴じゃなくて・・。
 俺のことはもう忘れろよ。
 この世にいないものだと思ってくれ。」
「お兄ちゃん・・」
「いい人そうじゃないかあの人!」

・「隠しても無駄だよ!
 真実ってのは人を追いかけていく。
 隠したつもりでもいつかきっと露になる。
 人は真実に復讐されるんだ。」(池田→佳音)




謎:
・殉也の両親の死
 父親はパイプオルガン職人。周りの人が殉也を音楽学校に入れてくれた。
・秋山家両親刺殺事件
・逮捕後両親の殺害を自白し、その後裁判では無罪を主張した耀司
・聖花が植物人間になってしまったこと=結婚式前日に薬を飲む
・聖花の身内は?
・聖花の裏切りとは?
・昴の好きな人とは?

オープニング:
佳音=destiny(運命・宿命)
殉也=memory(記憶・思い出)
聖花=betrayal(裏切り)
昴=denial(否定)
耀司=sacrifice(犠牲)
手帳に書き込まれるTRUTHの文字
池田=disclosure(暴露・発覚)
美月=jealousy(嫉妬)


フジテレビ公式HP
クロスネックレス劇中使用モデル





イノセント・ラヴ×ヴァンドーム青山コラボジュエリー






ピアノオルゴール





北川悠仁 in イノセント・ラヴ
北川悠仁 in イノセント・ラヴ『1週間』編集部 講談社 2008-11-15売り上げランキング : 357Amazonで詳しく見る by G-Tools



4063527522堀北真希 in イノセント・ラヴ『1週間』編集部 講談社 2008-11-15by G-Tools



4344015940君が笑ってくれるなら―もう一つの「イノセント・ラヴ」前川 奈緒幻冬舎 2008-11by G-Tools




主題歌はアルバムの収録曲
B00005HV8JDistance宇多田ヒカル 河野圭 村山晋一郎 EMI MUSIC JAPAN(TO)(M) 2001-03-28by G-Tools



B001I1D6GKフジテレビ系月9ドラマ 「イノセント・ラヴ」 オリジナル・サウンドトラックTVサントラ EMI MUSIC JAPAN(TO)(M) 2008-12-03by G-Tools



B001GXR0WQイノセント・ラヴ (堀北真希、北川悠仁 主演) by G-Tools



キャスト

秋山 佳音(19) … 堀北 真希 (子供時代=沢木ルカ)
長崎 殉也(28) … 北川 悠仁
桜井 美月(23) … 香椎 由宇  父親が殉也をサポート
秋山 耀司(24) … 福士 誠治

秋山誠太郎(平田 満)
秋山順子

由香里(須藤理彩)
美代子(筒井真理子)
春江(宮崎美子)

ルリコ … 八木優希
勇 … 澁谷武尊 

松下保護司 … 浅野和之
東野 晋 … 中原丈雄 医師
宮川(矢島健一)店長
卓夫(浅利陽介)
ユキオ(中村倫也)昴のパートナー
岩崎(有福正志)工場長
藤堂刑務官

瀬川 昴(28) … 成宮 寛貴
義道神父(53) … 内藤 剛志(特別出演)
遠野 聖花(28) … 内田 有紀
池田 次郎(43) … 豊原 功補

Bar Primo Piano

スタッフ

脚 本
 浅野妙子
音 楽
 菅野祐悟
MAYUKO
主題歌
 宇多田 ヒカル「Eternally - Drama Mix -」
プロデュース
 中野利幸
演 出
 加藤裕将
松山博昭
制 作
 フジテレビドラマ制作センター



堀北 真希さんの主な出演作品



『ゆず』の音楽


この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、佳音の思い出した真実に矛盾が多いですね〜ネットの記事の母親は複数回刺されたとか、母親を刺した事を悔やむなら、あの状況では救急車を呼ぶのが普通だし睡眠薬の服用も生きてこないですね!

近親相姦を初めから臭わしていたのにヒネリませんね〜予告でのシーンも見せてしまっていいのでしょうか?視聴率に響くのでは?

美月の存在も生きてないですね〜鍵を外から掛けてもドアくらい壊せるし高層ビルの一室ではないので二階から飛び降りることくらい出来るハズ、記憶をなくした聖花への攻撃や佳音の言葉でアルバムを昴に預ける伏線が雑に感じました、今期は脚本がしっかりしているドラマが多いのと最初の頃に推理性があると勘違いしたせいかもしれませんが!
Posted by けた at 2008年12月17日 18:17
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Excerpt: 第9話「涙の最終」
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イノセント・ラヴ 第9回 感想
Excerpt: 『涙の最終』
Weblog: ぐ〜たらにっき
Tracked: 2008-12-17 00:28
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