2009年04月20日

ぼくの妹 第1話

『ただ一つの絆・・・・僕が守る』

1992年秋 広島
「子供の頃、事情があって僕達兄妹は貧しかった。
 秋、柿の実があちこちの家になっているのを見て歩き、
 柿を取る事が出来ないお年寄りだけの家を訪ねて、
 柿を取ってあげるので何個か下さいと頼むのだった。
 僕は高いところは苦手なので、妹が木に登った。
 そうやって柿を集めて八百屋で売ることを考えたのは、
 妹だった。
 妹はその頃からそういう智恵に長けていた。
 そのお金で僕は参考書を買ったりしたものだ。
 八つ離れた妹に、僕は頭が上がらなかった。

 あれから20年近く経った。
 今、僕は東京の医大にいる。呼吸器外科の医師として。」

 
カッコよくてエリートなのに、ちょっとトボけた外科医の兄・
江上盟(オダギリジョー)。
その妹・颯(長澤まさみ)はちゃっかりもので特技はお金儲けという
超リアリストだが、宿命的な"だめんず"好き。
正反対の二人は、会えばいつもケンカばかり。
 
ある日、颯が失踪したという連絡を受けた盟は、
自宅へ、職場へと彼女の行方を追う。
「妹が・・又消えた。」
盟のセリフから、颯はよく失踪するようですね。
彼女は池袋のキャバクラで働いていていました。
同僚の女性相手に金貸しのようなことをやっています。

「これが現在の妹だ。
 目下の僕の最大の悩みは、この妹と言って過言ではない。」


「過言でない」って聞くと『時効警察』を思い出しちゃいます。

家賃を払わず、会社を無断欠勤していた理由、
それは、颯曰く、夢実現の為。
「私お金欲しいの!
 30までに1億貯めるの!
 そのためには昼働いて夜バイトして、
 家賃分のお金あったら、人に貸して利子とって!
 お兄ちゃんは頭いいから・・。
 学校ずっと一番で、医大も授業料免除の特別奨学生で
 超スピードで講師になって。
 でも私は違う。
 学校はずっとビリで、お兄ちゃんに似ないアホだと言われて、
 ヨシエおばさんには、あんたは育てがいがない、
 死んだお父さんに申し訳ないって言われて。
 でも、私にだって出来ることはある。
 お金貯めて、昔お父さんと暮らしたような大きな家を東京で買って、
 おばさんたちをびっくりさせるの。」
「意味無いよ。」
「ある!それは私の夢なんだから!」

出来る兄と比べられた颯は辛いですね。
家を建てたいという彼女の夢は叶えられるのか?

盟は颯に、結婚を前提として付き合っている、弁護士の瀬川(田中哲司)を
紹介されます。

「妹の名前は颯。
 立つ風と書く。
 年中風を食らって走り回っているように見える。
 結婚が本当なら、こんなめでたいことはない。
 ようやく僕の手から離れるのだ。」


「たまの休日、僕は自転車に乗って過ごす。
 朝起きて、ロードマップを開き、その日行きたくなった所へ
 行ってみるのだ。
 子供の頃、自転車で新聞配達をしていた。
 父は町医者だったが、医者の不養生で早死にし、
 母もいなかったので、家計を助けるため、毎朝自転車に乗った。
 その感覚が今でも微かに残っている。」


そんな中、盟の唯一の趣味である自転車でのツーリング中、
ケータリングで結婚式場を訪れていた里子(ともさかりえ)に
ぶつかってしまう。


事故の翌日、里子からの電話。
「すみませんでした。」携帯なのに律儀にお辞儀して謝る
盟の人柄が表れています。

盟のいる病院で足の治療を受けた里子は、
「結局、ひっくり返った11人分のお料理がダメで、
 契約違反ということで、料理全部キャンセルになって
 しまったんです。
 会社としては信用問題もあるので、パーティーの主催者に
 弁償することになって、私に払えと。
 お金ないし、払えないと言うと、解雇すると。
 私、契約社員なので、立場弱くて。
 でも、私がよく注意せずに道路を渡ろうとしたので、
 全て私が悪いんですけど。」

全て自分が悪いなんて、里子は優しい人なのか、それとも?
45万、自分が弁償すると盟はお金を引き出しに行きますが、
残金、38万円。
お金を引き出して戻ると、里子は姿を消していました。
里子の目的は、本当に治療だけだったのか?

エリート医師な盟は、受付時間外に来た患者を診てあげるなど、
患者に対してとても優しい先生です。
大河原理事長とその娘・春奈は盟のことを気に入っている様子。
だからなのか、病院内、盟のことをよく思っていない医師が
いるようで・・。
『医局の者を代表して
 江上に告げる。
 我々はお前が嫌いだ。
 すみやかに去れ。』
こんな嫌がらせをしているのは誰なのか?

盟に会いに来た颯。
「颯さ、子供の頃、俺の参考書買うために高い木登って柿とって、
 金作ってくれたろ?
 あれで俺は、颯に対して、間違った考え方を持った。
 俺は、高いところは苦手だ。行動力も颯に負けてる。 
 このお返しは、一生掛けてやろう。
 兄妹二人きりだし、颯は俺が幸せにするんだって。」
「そう。そこ間違ってる。」
「だな。
 俺はおせっかい焼きすぎた。」
「そうそう。私のすることいちいち口出して。
 結婚したいと思っている人会わせたら、目つきがどうとか、
 性格がどうとか。ケチばっかりつけて、5人もぶち壊した。」
「俺はぶち壊したことはないよ。」
「そうかもしれないと思わせるようにしたでしょ。」
「とにかく、俺は、死んだお母さんの代わりやろうとか、
 親父代わりやらなきゃとか、そういう風に思っちゃダメなんだ。
 俺達は対等なんだな。
 そう思えばお互い、気分も楽になれる。」
「だから何?」
「・・・俺さ、大学やめようかなって。」
「・・・」
「田舎に戻って、親父みたいに開業医やろうかなって。
 そしたら、颯は、東京で1人だけど、何でもやれるかなって。」
「・・・何それ。
 ははぁ。綺麗な看護師さんに振られでもしたか。」
「・・・あーあ。お前にこんな話するだけ無駄か。」
「何よ。ちゃんと聞いてあげるから、言ってごらんなさい。」
「お前何しに来たんだよ。」
「・・・さっきから、お兄ちゃんのポケットから、お金が覗いているんだけど。
 30万くらいはあるかな。」
「・・・」
「それ、貸してくれないかな。」
「は?」
「私ね、今日中に、400万作らなきゃならないの。
 御徒町の宝石問屋が倒産して、私の知ってるグループがそこの品物、
 2千万で買い取るんだって。
 その品物、売れば8000万はくだらないの。
 チャンスなのよ。私も5分の1資金出せば、その話に加えてもらえるんだけど。
 でも、手元に300万しかなくて、借りられるところはみんな借りた
 んだけど・・どうしてもあと40万足りないの。 
 残るは、お兄ちゃんしかいないと思って。」
「冗談じゃないね。」
「お願い!あさってには返すから。利子もつけるし!」
「そんなこと言って、返したためしないじゃないか。」
「返すから!絶対上手くいく話なのよ!このチャンス、逃したくないの!」
颯は盟の封筒を奪い、逃げてしまいました。

颯が二日戻らず、心配した盟は、颯の恋人の弁護士事務所を訪ねます。
出迎えたのは、瀬川の妻!子供もいる!
瀬川を連れ出す盟。
うつむいて、背中を小さく丸めてついていく瀬川。
田中哲司さん、最高!瀬川の背中が彼の心境を物語っています。

「張り倒してやりたい気分。
 しかし、僕の中で理性が働く。
 ひょっとしたら、妹は全て知っていて、
 僕に嘘をついたのかもしれない。
 だとすればこの男の罪は半減するわけだ。」


「あなたに奥さんがいること、妹は知っていますか?」
「・・・言ってませんから・・ご存知ないはずです。」
瀬川を平手打ちしようとする盟。
つい、それを交わしてしまう瀬川。
そのあと、申し訳なさそうに殴って下さいと顔を突き出す瀬川!
「私、家内とは離婚します。
 そのつもりで目下身辺を整理しています。
 来週そう話を切り出すつもりです。
 妹さんと結婚したい!その気持ちに偽りはありません。
 本当です!」
「しかし許せない!
 妹と別れて下さい!」
「そうは、いかないんです。」
「なぜです!?」
「妹さんが私を必要とされているからです。」
「どう必要なんです!?」
「妹さんはお金稼ぎの為に結構危ない橋を渡っておいでです。
 それを助ける事が出来るのは、私だけです。」
「・・・ご存知かもしれませんが、僕達の母は、妹を産んですぐ死に、
 父は妹が4歳の時に、肝臓を患って死にました。
 父は自分の死期が近いと分かって、僕達にこう言いました。
 今日からお互いのこと、父親だと思い、母親だと思って生きろ。
 今お宅に命令しているのは父親なんです!
 颯に二度と会うな!
 会ったら・・ぶっ殺すぞ!」
その時、瀬川の携帯に颯から電話が入ります。
颯はヤクザに掴まってしまっていて・・。

颯が掴まっているホテルに向かう二人。
ヤクザにひるまず毅然とした態度の瀬川弁護士。
何とか妹を救い出そうとする盟。
結局、ヤクザの組長は盟に手術してもらったことがあり、
颯も颯のお金も無事に戻ってきました。
持つべきものは医者と弁護士・・と思ってしまうシーンでした。

帰り道。
「あの弁護士奥さんいるぞ。子供も。
 お前やっぱりドジだな。」
「・・・知ってたもん。
 いいんだもん。好きだし。 
 ほっといてよ。
 ・・あの人ね、砂漠の中の、ラクダみたいな人なの。
 黙っていても、背中に乗ってたら、水のあるオアシスまで
 連れていってくれる。
 そんな感じがする。
 東京へ出てきて、初めて、何でも話せる人だって。」
「バカだな・・。」
「そう。バカなんだ。
 利子、5千円つける。」
「いらないよ。」
「・・でもお兄ちゃんもバカだわ。
 大学辞めたいなんて言い出してさ。
 何でそういうこと思うわけ?
 あの親分だって、感謝してたじゃん。
 いい先生だって。
 病院の待合室でも、患者さんたちが言ってたよ。
 自分でも、楽しいって言ってたじゃん。」
「それだけじゃ大学ではやっていけないの。」
「何で!?」
「人間関係いろいろあるんだよ。めんどくさいの。」
「そんなのキャバクラだってあるよ。」
「一緒にするなよ。」
「するよ!」
「・・もういいよ。」
「よくないって。辞めて欲しくないもん。」
「・・・」
「小さい頃、柿の木登って、考えたんだから。
 お兄ちゃんにお医者さんになってもらおう。
 お父さんに負けない、お医者さんになってもらおうって。」
「・・・」
「柿取って、本読んでもらわなきゃって。
 お兄ちゃんが東京の大学行くって決まったとき、
 私は田舎に置いてけぼりだし、寂しかったけど、
 東京に行けばお医者さんになれるんだって、
 7年間、おばさんちに預けっぱなしにされてさ、
 うるさい事言われて、嫌になって、
 家出て東京行ったら・・帰れって!
 お兄ちゃん冷たく追い返そうとしたんだよ。
 高校中退したヤツなんか、人間じゃないみたいなこと言って。」
「そんなこと言わないよ。」
「言わなくても!そういう目で見てた!
 会いたくて来たのに、すぐ帰れって。」
「仕方ないだろ。家出してきたヤツに甘い顔できるかよ。」
「してほしいよ!兄妹なんだから・・。
 思い切り甘い顔してほしいよ。
 お兄ちゃんだもん・・。」
「それは・・」
「寂しかったよ・・。」
「・・もう、済んだことじゃないか。」

「こういう妹を見ていると、昔の事を思い出す。
 僕が東京に旅立つ日、妹はバス停まで、僕の服の袖を掴んで
 離さなかった。
 離すと僕が二度と帰ってこない気がすると言った。
 夏休みには帰ってくるからと何度も言わなければならなかった。
 夏なんてすぐ来るから。
 そう言っても離さなかった。」


夜桜の下で、素直に寂しかった思いをぶつける颯。
そして、旅立ちの日の回想シーン。
今は会えばケンカばかりの二人だけれど、こんな過去があったんですね。
こういうシーンには弱いです。

里子にお金を渡しに行った盟。
里子はケータリング会社を辞めたと晴れやかな表情で
お金を受け取らず。
「そんなことより、今ちょっと困っていることがあるんです。
 私が住んでいるアパートに、親しくしているおじいちゃんが
 いるんです。さっき、おなかが痛いと苦しみだして。
 救急車を呼ぼうとしたら、お金がないから嫌だって。
 可哀想なんです、1人暮らしで。
 こんなこと、お願いしてはどうかと思いましたが、
 せっかく来ていただいているし、診てあげていただけないかと。
 すぐ、そこなんですけど。」

そのおじいさん・忠治(大滝秀治)を診察していると、
アパートに住むおじさんたちが心配そうに集まってきます。
忠治さん、セリフの中では79歳でしたが、公式HPだと72歳。
どっちが正しいのかな。
忠治さんの腹痛の原因は、冷えと、ガスが溜まって。
体を温めて、おならをして、すっきり!

すっかり元気になった忠治を囲んで大笑いするアパートの住人たち。
温かい雰囲気です。
盟は住民たちとお酒を飲む事になり・・。

「しまったと思った。
 結構飲んでしまった。」


「少し、酔いを醒ましてからお帰り下さい。」と里子。
「いえ・・あの、僕は、もう。
 あなたに、これを渡さないと。」
「どうぞ、ここ、私の部屋なんですけど。
 ちょっと散らかってますけど。」
「いえいえ・・もう、本当に僕は、
 あの、これを。」
「いや、やっぱり受け取れません。悪いのは私だったんですから。」
「悪いのは僕です。」
「私です。」
「・・・あの・・悪いのは・・」
「私・・なんです・・悪いのは・・。」
里子はそう言うと、盟にキス。

里子が積極的なのは、彼が医者だからなんだろうなぁ・・。

同じ布団に包まり語り合う二人。
隣の部屋からは楽しそうな笑い声。
「あの人たちを見ていると、昔を思い出すな。
 おじいちゃん、おばあちゃんが、いつも家にいて、
 あそこが悪い、ここが悪いって親父に相談しているんです。
 毎日同じ人たちが、何十人って。
 親父は、いちいちみんなの悩みを聞いて、
 往診に行くと、近所の人たちと、花見酒を飲んで。
 真っ赤な顔して戻ってきて。
 でも、それが、嬉しい親父で。」
「お医者さまだったんですか?」
「小さな漁村の。」
「赤ひげ先生。」
「24時間働いていましたよ。
 夜中に叩き起こされて、母が早く死んだんで、
 僕らの食事、朝から作って。
 大車輪で暮らしてた。」
「今も?」
「いえ、もういません。
 僕が、中学生の時に、台風が来て。
 高波に沢山の人が巻き込まれて、そのけが人や病人を診て回って。
 10日間位寝ないでやって、夜中、道端で倒れて。
 葬式には、ほとんど町中の人がいて、
 大声で泣いて。
 でも、僕は思ったんです。
 親父は、他人の為に死んだんだって。
 もっと、僕たちの為に生きてほしかったって。
 しばらくは親父を恨みました。
 でも・・不思議です。
 最近そんな親父の生き方が羨ましいと思う。」
「あなたも、同じ事していらっしゃるわ。
 みんなに感謝されて。」
「そうかな・・。」
「嬉しかったです。いい方にめぐり合えたって。
 でも、江上さんにはご迷惑だったと思う。」
「そんなことは・・
 僕も、いい方に・・・」
「私の父も、あなたのような方に診ていただきたかった。」
「え?」
「父は、山梨で小さな工場をやっているんですけど、
 去年、肺がんが見つかって。」
「肺がん・・」
「大分進行していると言われて。
 それなのに、工場が危なくて。借金があって。
 だから、ちゃんとした治療も受けられない。」
「山梨ですか・・」
「私が治療代出すからって仕送りしてたんですけど、
 もう、それも出来ないし。」
「・・・」

盟を見送る里子。
「もう、結構です。
 駅まで、すぐですから、ここで。」
「・・・楽しかったです。」
「僕も。」
「・・では。」

「あの!!
 あの、・・・初めてお会いした人に、こんなこと頼めることでは
 ないとわかっています。
 でも、父が生きるか死ぬかなんです。
 会社が倒れそうで。
 借金が300万あるんです。
 300万円、お貸し願えないでしょうか。」
「・・・300万。」
「7日までに必要なんです。何とかしてあげたいんです。」

盟は颯に、270万貸して欲しいと電話をします。
颯はなぜお金が必要なのか聞きだし、
一緒にいた瀬川に里子のことを調査するよう頼みます。

病院
「お金。」と颯。
「ありがとう。毎月きちんと返すよ。」
「受け取る前に・・瀬川さんの報告聞いて。」
「えー、早速ですが、お兄さんがお金をお貸しになる、
 桐原里子さんについて、わかったことを申し上げます。
 桐原ということは、ビー・デリバリーというケイタリング会社を
 解雇されたというお話でしたが、調べるとまだ在籍していますし、
 契約社員ではなく正式な社員です!」
「・・・」
「それから、山梨にいるという父親ですが、
 これは嘘です!
 父親は10年前に亡くなっていて、彼女の出身地は、福井県神中町。
 母親も7年前に亡くなり、たった一人の兄も、2年前に死んでいます。」
「・・・」
「そうなんだって。
 お兄ちゃん、その人といつ知り合ったの?」と颯。
「・・・とりあえずお金は借りるよ。ありがとう。」

「僕は半信半疑だった。
 会って、事実を確かめたかった。」


盟は、里子をビルの屋上にあるカフェに呼ぶために電話をします。
その時、里子の部屋には男がいて・・。

ビルの屋上のカフェは、その日、閉店でした。
「今日はお休みのようですね。」と里子。
「すみません、あの、確認もしないで。」
「ここ、景色いいですね!
 今日は、富士山が見えますね。
 あれが富士だから、父のいる町は、あっちの方かな。」
「・・・山梨?」
「ええ。」
「・・・あなたの、お父さんがいらしたのは、
 福井県じゃありませんか?」
「・・・」
「しかも、10年前に亡くなられた。」
「・・・」
「・・・そうですか。やっぱり。」
盟はそう言い、屋上を立ち去る。

8階のエレベーターのボタンを押すが、エレベーターは2階から
3階へと移動中。
待ちきれず、階段を駆け下りる。
7階、6階、5階、4階・・。

「ふいに僕は、自分が残酷なことをしたのではないかという気持ちに
 襲われた。
 僕は、彼女に何の弁明の余地も与えないまま、逃げてきてしまった。
 一言でも彼女の話を聞くべきではなかったか。」


今降りてきた階段を上っていく盟。
屋上に出ると、里子の姿がない。
アンテナには、彼女が身に着けていたスカーフがはためいていて・・。
嫌な予感がし、下を覗くと・・・
歩道に里子が倒れていた。

「僕は、取り返しの付かない失敗をしたと、
 初めて気づいた。」


里子の周りを取り囲む人の輪の中にいた颯は無言でその場を
立ち去り・・。

 
まったりと話は進んでいくのかと思ったら、
人が死んでしまう展開があるとは!
ラストに衝撃的な展開にびっくりしました。
これ・・盟は自分のせいと、一生自分を責めてしまうかも。

弁護士のことを殴ろうとする一瞬の間に色んなことを考えたり、
里子に酷い事を言ってしまったのかも、と戻ろうとする。
盟という人物が、こういう行動でものすごく伝わってきます。

公式HPによると、九鬼は盟と颯を付けねらっているとのこと。

彼女は自殺したのか?それとも殺されたのか?
エレベーターがあがってきていましたが、そこに九鬼が乗っていたとか?
颯は里子が落ちた場所にいるので、屋上から戻ってこられるとは
思えません。
でも、盟を尾行してその場に来ていたのだとすれば、
屋上で何があったのか、見ているかも。
もしかしたら、里子は風に吹き飛ばされた大切なスカーフを取ろうと
して、誤って落ちてしまったのかな。

里子には亡くなった兄がいるんですね。
家族構成や年齢が、颯と重なります。
彼女が守りたかったものは、何なのか・・。

ケータリングを押していた時の事故、ひっくり返ったのは
上の二段だけで、ちょっと不思議に思いました。
内縁の夫・九鬼に貢いでいて、当たり屋をしていたとか?
それとも、盟がその道を通るのを知っていて、盟を狙った?
ただ、サイクリングは気分次第でコースを決めているようなので
それは不可能かな。

盟と颯、どんな結末が待っているのでしょう。気になります。


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公式HP

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【キャスト】
江上盟(32) ・・・オダギリジョー
江上颯(24) ・・・長澤まさみ
九鬼研次(38)・・・千原ジュニア
桐原里子(27) ・・・ともさかりえ
瀬川欽也(39) ・・・田中哲司
瀬川茂子(36)・・・鈴木砂羽
大河原龍三(62)・・・若林豪
大河原春奈(26)・・・笹本玲奈
櫻井忠治(72) ・・・大滝秀治


【スタッフ】
製作著作 ・・・TBS
脚本 ・・・池端俊策
制作プロデューサー・・・八木康夫
プロデューサー ・・・高橋正尚
演出 ・・・金子文紀
清弘 誠
加藤 新


オダギリジョーさんの主な出演作品



長澤まさみさんの主な出演作品


00:42 | CM(2) | TB(3) | ぼくの妹 | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、HPのイントロダクションを見たときの印象と大きく変わっていてビックリ!少しサスペンスの要素が入っていると書いてあったので、自由で自分中心の妹が兄を振り回し今回あったヤクザに拉致られたりしながらの兄妹愛ありとぼけたシーンありのソフトコメディーだと思っていました!初回から里子の死をもってきて盟の気持ちを揺るがす展開になるとは…

颯を追う盟の走り方や瀬川にビンタしようとした時の空振り、運動おんちでも妹のために瀬川の事務所へ行ったり無事に帰ってきましたがヤクザの事務所に乗りこむ勇気は兄としての責任感が感じられたかな!どこか憎めない兄貴を好演しています!里子とのキスなども自然に感じられました!医者の口座の残金も少し気になるところ、忙しくて寝る暇もない盟が、どこに使うの?颯役の長澤さんの魅力が惹き出せていないのが辛い!初回だからかな〜さんまさんとのドラマのようにならないで欲しいです!

ジュニアさんはストーリーとまったく関係のないところで動いていたオチも考えていたけど、どっぷりハマるみたいですね!
Posted by けた at 2009年04月20日 20:40
ハチャメチャな妹と振り回される兄の兄妹愛を描くホームコメディかと思ってたら違いましたね。まさか里子が死ぬ展開になるとは。
オダジョーと長澤まさみのふたりのシーンが多かったですが、けっこう兄妹という雰囲気は出てましたね。颯の子供時代を演じる子役も可愛くてなかなかの演技派でしたね。
里子のスカーフはとても風で吹き飛ばされそうな感じではなかったので、里子が外したか誰かに外されたかどちらかでしょうね。スカーフを取ろうとして誤って落ちたという事故の線はないと思います。なぜなら「わたしたちの教科書」とかぶるからです(そしてあのドラマに向田賞を贈った選考委員が池端俊策ですから)。とすると自殺か他殺。どのみち穏やかには収まりそうもありませんね。
まさかの展開でしたけど、これで日曜の楽しみができました。
Posted by マンデリン at 2009年04月20日 20:53
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ぼくの妹(1)
Excerpt: <br /><br />視聴率は 12.2%<br /><br /><br />「ただ一つの絆・・・僕が守る」<br />
Weblog: ドラ☆カフェ
Tracked: 2009-04-20 19:43

ぼくの妹 第1話「ただ一つの絆・・・僕が守る」
Excerpt: 第1話「ただ一つの絆・・・僕が守る」
Weblog: Happy☆Lucky
Tracked: 2009-04-20 22:34

ぼくの妹 第1話:ただ一つの絆…僕が守る
Excerpt: これまたキツぅ…( ▲ ;)ゲェェ・・・<br />ともさかちゃんがいきなり死んじゃうなんて・・・{/face2_lose_s/}<br />彼女、悪い人には見えなかったのに、何故盟からお金を騙し取ろうとしたんだろ?<br /><br />医者とし..
Weblog: あるがまま・・・
Tracked: 2009-04-21 16:06
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